JPH0837612A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH0837612A
JPH0837612A JP6171077A JP17107794A JPH0837612A JP H0837612 A JPH0837612 A JP H0837612A JP 6171077 A JP6171077 A JP 6171077A JP 17107794 A JP17107794 A JP 17107794A JP H0837612 A JPH0837612 A JP H0837612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
image pickup
cooling
pickup device
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP6171077A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Yamazaki
達郎 山崎
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH0837612A publication Critical patent/JPH0837612A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮像装置の動作停止後も、撮像素子が保存温
度を越えないようにする。 【構成】 撮像素子1を冷却する冷却手段2、該冷却手
段2により吸収した該撮像素子1の熱を放出する放熱部
3、及び該撮像素子1と該放熱部3の温度をそれぞれ検
出するための温度検知手段6,7を有する冷却処理系
と、該冷却処理系による前記撮像素子1の冷却動作以外
の動作を行なう撮像処理系と、該撮像処理系の動作を停
止させた後、前記温度検知手段6,7からの検知信号に
基づき、前記放熱部3の温度が所定の制限温度以下に下
がるまで前記冷却処理系を動作させる制御手段8,9,
10と、を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は撮像装置に関わり、特に
撮像素子を冷却するための冷却手段を備えた撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】撮像管やCCDなどの固体撮像素子は、
温度による暗電流増加のためのS/N悪化の防止や光電
変換部の保護のため、動作温度範囲や保存温度範囲が制
限されているものがあり、ペルチエ素子やファンなどの
冷却装置で撮像素子の温度が所定の制限温度以上に上が
らないように制御する撮像装置がある。
【0003】従来においては、図3に示すように、撮像
素子1は、熱容量の大きい、放熱部3(プリズムなどの
光学ブロックや偏向ヨークのシールド金具などで代用さ
れる場合もある。)に、冷却装置2を介してもしくは直
接に接続され、放熱される。撮像素子1の温度は、温度
センサー6にて検知され、冷却制御部5において撮像素
子1の温度が所定の制限温度以下になるように冷却装置
2が駆動され、温度制御がなされていた。
【0004】例えば冷却装置2にペルチエ素子を使用し
た場合、ペルチエ素子に流す電流に応じた冷却効果を実
現することができ、この電流を制御することで、放熱部
の温度から必要な温度差を撮像素子に与え、撮像素子が
所定の制限温度を越えないように制御することができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の撮像装置に
おいて、放熱部の温度は、撮像装置内部の例えば、電源
部、信号処理部、素子駆動部などの発熱により上昇し、
素子の制限温度より高くなる場合がある。この場合に撮
像装置の電源がONしている間は冷却装置により温度差
を発生して素子温度を制御できるが、撮像装置の電源を
OFFした後は、冷却装置もOFFされ、放熱部の熱容
量が大きいために撮像素子の温度は急激に放熱部の温度
近くまで上昇し、その後放熱部と同じペースでゆるやか
に下降していくこととなる(図4)。
【0006】つまり、従来の撮像装置の構成において
は、上記の様に電源をOFFした後からしばらくの間撮
像素子の温度が上昇し、素子の保存温度を越えてしまう
恐れがあった。また、電源OFF直後に再びONした場
合、電源OFF後の素子温度の上昇の後に冷却が開始さ
れるため、定常状態に落ちつくまでの間、暗電流が増加
しS/Nの悪い信号しか得られないという問題もあっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、撮
像素子を冷却するための冷却手段、該冷却手段により吸
収した該撮像素子の熱を放出するための放熱部、及び該
撮像素子と該放熱部の温度をそれぞれ検出するための温
度検知手段を有する冷却処理系と、該冷却処理系による
前記撮像素子の冷却動作以外の動作を行なう撮像処理系
と、該撮像処理系の動作を停止させた後、前記温度検知
手段からの検知信号に基づき、前記放熱部の温度が所定
の制限温度以下に下がるまで前記冷却処理系を動作させ
る制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明は、撮像処理系の動作停止後、温度検知
手段からの検知信号に基づき、放熱部の温度が所定の制
限温度以下に下がるまで冷却処理系を動作させるもので
あり、例えば電源スイッチがオフされた場合、映像信号
処理部や撮像素子駆動部などの素子冷却に関わらない部
分の動作は停止させ、放熱部の温度が所定の制限温度以
下に下降するまで冷却動作を続け、放熱部の温度が所定
以下になってから撮像装置の動作をすべて停止させるよ
うにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の撮像装置の一実施例の構成
を示すブロック図であり、本発明の特徴を最もよく表わ
す図である。同図において、1は撮像素子、2は撮像素
子1を冷却するためのペルチエ素子などで構成される冷
却装置である。例えばペルチエ素子を使用した場合、ペ
ルチエ素子に流れる電流に比例した熱量を撮像素子1か
ら吸収し、放熱部3に放出する。従って、電流量に応じ
た温度差を撮像素子1と放熱部3との間で与えることが
でき、撮像素子1の温度制御が可能となる。
【0011】また、9はシステム制御部8からの信号に
よりON/OFFコントロールされる電源供給部であ
り、映像信号処理部/撮像素子駆動部4へ給電する。1
0は同じくシステム制御部8からの信号によりON/O
FFコントロールされる電源供給部であり、冷却制御部
5及びシステム制御部8に給電する。6,7は温度セン
サーであり、それぞれ撮像素子1、放熱部3の温度を検
出する。
【0012】8はシステム制御部であり、後述するよう
に電源スイッチON/OFF検出部11からのON/O
FF信号を受け、電源供給部9,10にON信号又は電
源供給部9にOFF信号を与え、撮像装置の全体へ給電
又は撮像装置の一部への給電を停止させる。また温度セ
ンサー7からの信号により電源供給部10にOFF信号
を与え、撮像装置の冷却処理系への給電を停止させる。
【0013】なお、冷却装置2、放熱部3、温度センサ
ー6,7、システム制御部8、冷却制御部5は冷却処理
系を構成し、映像信号処理部/撮像素子駆動部4は撮像
処理系を構成し、システム制御部8、電源供給部9,1
0は制御手段を構成する。
【0014】電源スイッチがONされ、電源スイッチO
N/OFF検出部11からON信号が出力されると、シ
ステム制御部8は電源供給部9,10両方にON信号を
与え、撮像装置全体に電圧が給電される。その後、内部
回路の発熱により、放熱部3、撮像素子1の温度が上昇
していくが、温度センサー6によって検知される撮像素
子温度が所定の温度を越えないように、システム制御部
8が、冷却制御部5にフィードバック信号を与えること
により、撮像素子1の温度制御がなされる。
【0015】一方、電源スイッチがOFFされ、電源ス
イッチON/OFF検出部11からのOFF信号が出力
されると、システム制御部8は電源供給部9にOFF信
号を与え、撮像装置内の冷却に関わらない部分(内部発
熱源)の動作を停止させる。この時、電源供給部10に
はOFF信号が供給されず、システム制御部8は撮像素
子1と放熱部3の温度を監視し、放熱部3の温度が所定
以下になるまで撮像素子1の温度制御を継続する。放熱
部3の温度が所定以下になった時点で、電源供給部10
にOFF信号を与え、撮像装置すべての動作が停止す
る。
【0016】図2は上記撮像装置の制御手段の構成をさ
らに具体的に示すブロック図である。同図に示すよう
に、電源供給部9、10はDC/DCコンバータであ
り、それぞれ入力電圧を供給電圧Vcc1,Vcc2に変換し
て回路ブロックA,Bに供給する。電源供給部9,10
はマイクロコンピュータ等からなるシステム制御部8か
ら出力されるパワーコントロール信号1,2により制御
され、回路ブロックA,Bへの供給電圧Vcc1,Vcc2
供給の停止、開始が制御される。
【0017】なお、上記実施例では、電源スイッチON
/OFF検出部11からOFF信号が出力された場合
に、装置の動作を停止させる動作を開始したが、本発明
はかかる実施例に限定されるものではなく、例えば、装
置の動作を停止させる動作の開始はシステム制御部8
(マイクロコンピュータ)に予めプログラムされていて
もよく、また撮像素子の対象物の有無を光センサで検知
し、この検知信号がOFFとなった場合に装置の動作を
停止させる動作の開始を行なうことも可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮像処理系の動作停止後も、放熱部の温度が所定以下に
なるまで冷却動作を継続するため撮像素子の保存温度を
越えることはない。また、装置の動作を停止させ、その
後すぐに再び装置を動作させる場合も撮像素子の温度は
所定の制限温度以下に制御されているため画質が劣下す
ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮像装置の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の撮像装置の制御手段の構成をさらに具体
的に示すブロック図である。
【図3】従来の撮像装置の構成を表わすブロック図であ
る。
【図4】従来の構成における撮像素子及び放熱部の温度
遷移を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像素子 2 冷却装置 3 放熱部 4 主に映像信号処理部、撮像素子駆動部から成るカメ
ラ主要部 5 冷却制御部 6,7 温度センサー 8 システム制御部 9,10 電源供給部 11 電源スイッチのON/OFFの状態検出部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像素子を冷却するための冷却手段、該
    冷却手段により吸収した該撮像素子の熱を放出するため
    の放熱部、及び該撮像素子と該放熱部の温度をそれぞれ
    検出するための温度検知手段を有する冷却処理系と、 該冷却処理系による前記撮像素子の冷却動作以外の動作
    を行なう撮像処理系と、 該撮像処理系の動作を停止させた後、前記温度検知手段
    からの検知信号に基づき、前記放熱部の温度が所定の制
    限温度以下に下がるまで前記冷却処理系を動作させる制
    御手段と、を備えた撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段の動作を電源スイッチのオ
    フ切換え後に行なうことを特徴とする請求項1記載の撮
    像装置。
JP6171077A 1994-07-22 1994-07-22 撮像装置 Pending JPH0837612A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002354463A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Mitsubishi Electric Corp 画像処理装置
JP2009181411A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Toyota Motor Corp 作動制御マップ、表示装置、および白線認識装置

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