JP2677034B2 - 赤外線撮像装置 - Google Patents

赤外線撮像装置

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JP2677034B2
JP2677034B2 JP3070930A JP7093091A JP2677034B2 JP 2677034 B2 JP2677034 B2 JP 2677034B2 JP 3070930 A JP3070930 A JP 3070930A JP 7093091 A JP7093091 A JP 7093091A JP 2677034 B2 JP2677034 B2 JP 2677034B2
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infrared
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cooler
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隆司 石垣
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、赤外線撮像装置の赤
外線検出素子の冷却時間の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種赤外線撮像装置の
1例を示す図である。図において、1は光学系、2はデ
ュワ、3は赤外線検出素子、4はクーラ、5はクーラ駆
動回路、6はDC電源回路、7はタイミング発生回路、
8はクロック駆動回路、9は信号処理回路である。
【0003】図6において、光学系1は赤外線を赤外線
検出素子3に結像させ、その出力を信号処理回路9で感
度補正、暗電流補正等を行ないビデオ信号として出力す
る。DC電源回路6は、赤外線検出素子3に各種のDC
電圧を供給する。タイミング発生回路7は、水平転送ク
ロック、垂直転送クロック等の各種のタイミングを発生
しクロック駆動回路8に供給し、クロック駆動回路8は
赤外線検出素子3を駆動する。
【0004】デュワ2は赤外線検出素子3を外気から断
熱するための真空容器であり、赤外線検出素子3はクー
ラ4によって極低温に冷却される。クーラ駆動回路5は
赤外線検出素子3の温度が一定になるようにクーラ4の
入力電力を制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の装置
は電源投入時に、赤外線検出素子にクロック及びDC電
圧を印加し、発熱した状態でクーラで冷却していた。こ
のため、赤外線検出素子の冷却完了するまでのクールダ
ウンタイムが長いという問題点があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、クールダウンタイムを短縮で
きるとともに、消費電力の少ない赤外線撮像装置を得る
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る赤外線撮
像装置は、赤外線検出素子の冷却温度を検出する手段
と、赤外線検出素子に印加されるクロックまたは、電源
電圧をON、OFFできる手段とを用いたものである。
【0008】
【作用】この発明の赤外線撮像装置は、赤外線検出素子
の冷却温度が常温から定常値の間、赤外線検出素子の発
熱を抑えることができるため、クールダウンタイム及び
クーラの消費電力を改善できる。
【0009】
【実施例】実施例1.図1は、この発明の1実施例を示
す図である。10はスイッチ回路、11は温度検出回路
である。温度検出回路11は赤外線検出素子3の温度を
モニタし制御信号をスイッチ回路10に出力する。スイ
ッチ回路10は、前記制御信号がOFF時、赤外線検出
素子3にはDC電圧が印加されず、赤外線検出素子3の
発熱量は低減される。
【0010】図2は、温度検出回路11の動作を説明す
るための図である。図2(a)において、クーラ4に電
力が印加されると赤外線検出素子3の温度は徐々に定常
値T1 まで下がる。温度検出回路11は、赤外線検出素
子3の温度がT1 に到達した以降はONの前記制御信号
を出力する。
【0011】図3は、スイッチ回路10の1実施例を示
す図である。12はP型のFETであり、前記制御信号
がONの時、入力と出力はショート状態になり、前記赤
外線検出素子3にDC電源が供給され、前記制御信号が
OFFの時、入力と出力はオープンになり、前記赤外線
検出素子にDC電源が供給されない。従って、前記赤外
線検出素子3の温度がT1 以前にはDC電源が供給され
ないため、前記赤外線検出素子3の発熱量が低減され
る。
【0012】実施例2.図4は、この発明の実施例2を
示す図である。13はスイッチ回路であり、温度検出回
路11からの制御信号によってクロック駆動回路8の入
力をONまたはOFFにする。クロック駆動回路8の入
力がOFFの時、赤外線検出素子3にはクロックが印加
されず、赤外線検出素子3の発熱量を低減できる。
【0013】図5は、スイッチ回路13の1実施例を示
す図である。14は、アンド回路であり、前記制御信号
がONの時クロックを出力し、OFFの時は、クロック
を出力しない。
【0014】実施例3.実施例1及び2では素子温度が
定常値になった時、素子の発熱が増加し、クーラ4の温
度制御系の外乱となるためクールダウンタイムが最適で
はなかった。図2(b)は図1の温度検出回路11の特
性を変え、クールダウンタイムを最適にするための1実
施例を示す図である。図2(b)においてデュワ2の熱
容量及びクーラ4の冷却性能で定まる赤外線検出素子3
の検出温度を最適なT2 に設定することにより、クーラ
4の温度制御系に外乱が入っても、冷却途中のため前記
温度制御系は飽和しており外乱にはならず最適なクール
ダウンタイムを実現できる。
【0015】実施例4.実施例1及び2では素子温度が
定常値になった時、素子の発熱が増加し、クーラ4の温
度制御系の外乱となるためクールダウンタイムが最適で
なかった。図2(b)は図2の温度検出回路11の特性
を変え、クールダウンタイムを最適にするための1実施
例を示す図である。前記実施例3と同様に最適にクール
ダウンタイムを実現できる。
【0016】
【発明の効果】この様に、この発明によれば、冷却途中
は赤外線検出素子の発熱を低減できるため、赤外線撮像
装置のクールダウンタイムの短縮及び消費電力の低減に
寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す図である。
【図2】温度検出回路の動作を説明するための図であ
る。
【図3】スイッチ回路10の動作を説明するための図で
ある。
【図4】この発明の実施例2の構成を示す図である。
【図5】スイッチ回路13の動作を説明するための図で
ある。
【図6】従来の実施例の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 光学系 2 デュワ 3 赤外線検出素子 4 クーラ 5 クーラ駆動回路 6 DC電源回路 7 タイミング発生回路 8 クロック駆動回路 9 信号処理回路 10 スイッチ回路 11 温度検出回路 12 P型のFET 13 スイッチ回路 14 アンド回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を結像させるための光学系と、こ
    の赤外線を光電変換するための赤外線検出素子と、この
    赤外線検出素子の出力信号を補正してビデオ信号を出力
    するための信号処理回路と、前記赤外線検出素子に電源
    を供給するためのスイッチ回路と、前記赤外線検出素子
    にクロックを供給するためのクロック駆動回路と、前記
    赤外線検出素子を冷却するためのクーラと、このクーラ
    に電力を供給し、前記赤外線検出素子の温度を制御する
    クーラ駆動回路と、前記赤外線検出素子の冷却温度が所
    定の冷却温度になったことを検出し、上記スイッチ回路
    にON、OFFの制御信号を出力する温度検出回路とを
    備えたことを特徴とする赤外線撮像装置。
  2. 【請求項2】 赤外線を結像させるための光学系と、こ
    の赤外線を光電変換するための赤外線検出素子と、この
    赤外線検出素子の出力信号を補正してビデオ信号を出力
    するための信号処理回路と、前記赤外線検出素子に直接
    電圧を供給するための電源回路と、前記赤外線検出素子
    にクロックを供給するためのクロック駆動回路と、この
    クロック駆動回路にクロックを供給するためのスイッチ
    回路と、前記赤外線検出素子を冷却するためのクーラ
    と、このクーラに電力を供給し、前記赤外線検出素子の
    温度を制御するクーラ駆動回路と、前記赤外線検出素子
    の冷却温度が所定の冷却温度になったことを検出し、上
    記スイッチ回路にON、OFFの制御信号を出力する温
    度検出回路とを備えたことを特徴とする赤外線撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 温度検出回路は赤外線素子の冷却温度が
    定常冷却温度値にあるいは前記定常冷却温度値よりも高
    めになったことを検出することを特徴とする請求項第1
    項又は第2項記載の赤外線撮像装置。
JP3070930A 1991-04-03 1991-04-03 赤外線撮像装置 Expired - Lifetime JP2677034B2 (ja)

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JP3591445B2 (ja) * 2000-10-16 2004-11-17 三菱電機株式会社 赤外線カメラ
JP5899793B2 (ja) * 2011-10-21 2016-04-06 富士通株式会社 半導体集積回路、赤外線撮像装置及び読み出し方法

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