JPH083731A - 溶媒が削減されたアイランド被覆方法 - Google Patents
溶媒が削減されたアイランド被覆方法Info
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- JPH083731A JPH083731A JP7149763A JP14976395A JPH083731A JP H083731 A JPH083731 A JP H083731A JP 7149763 A JP7149763 A JP 7149763A JP 14976395 A JP14976395 A JP 14976395A JP H083731 A JPH083731 A JP H083731A
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- B05D1/00—Processes for applying liquids or other fluent materials
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- B05D5/068—Metallic effect achieved by multilayers
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/06—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
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- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C28/00—Coating for obtaining at least two superposed coatings either by methods not provided for in a single one of groups C23C2/00 - C23C26/00 or by combinations of methods provided for in subclasses C23C and C25C or C25D
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶媒が削減されたアイランド被覆方法を提供
する。 【構成】 プライマー層、ベースコート層又はプライマ
ー/ベースコート結合層をスプレー塗布することを包含
するアイランド被覆方法を使用して金属化物品を製造す
る方法である。各層は、減少された量の有機溶媒キャリ
アーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して
増加された量の皮膜形成性重合体を含有し、これにより
廃棄物処理のコスト及び環境上の問題点が削減される。
さらに、この修正されたアイランド被覆系を使用すれ
ば、コストを低減させて且つ物品間の変動を最低限にし
て1.5〜2.0ミル厚の層を付着させ且つ金属化され
たアイランド被覆系の美的性質を保持することができ
る。
する。 【構成】 プライマー層、ベースコート層又はプライマ
ー/ベースコート結合層をスプレー塗布することを包含
するアイランド被覆方法を使用して金属化物品を製造す
る方法である。各層は、減少された量の有機溶媒キャリ
アーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して
増加された量の皮膜形成性重合体を含有し、これにより
廃棄物処理のコスト及び環境上の問題点が削減される。
さらに、この修正されたアイランド被覆系を使用すれ
ば、コストを低減させて且つ物品間の変動を最低限にし
て1.5〜2.0ミル厚の層を付着させ且つ金属化され
たアイランド被覆系の美的性質を保持することができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両性材料の真空金属蒸
着法に関する。
着法に関する。
【0002】
【発明の背景】プラスチック及び類似の誘電性基材の真
空蒸着が、下記の米国特許を含めて種々の文献に開示さ
れている。 第2,992,125号 ファスチエ 第2,993,806号 フィッシャー 第3,118,781号 ダウニング 第3,914,472号 中西 第4,101,698号 ダンニング 第4,131,530号 ブラム 第4,211,822号 カウフマン 第4,215,170号 オリバ さらに、次の二つの書籍がある。 「薄膜の現象」 カスチュリ L コプラ、ロバート
E、クレイガーパブリッシング社、ヒューストン N
Y、1979、p.163−189 「薄膜技術ハンドブック」 レオン I ミシェル、ラ
インハード グラング、マグローヒル社、ニューヨー
ク、1970、p.8〜32〜8−42
空蒸着が、下記の米国特許を含めて種々の文献に開示さ
れている。 第2,992,125号 ファスチエ 第2,993,806号 フィッシャー 第3,118,781号 ダウニング 第3,914,472号 中西 第4,101,698号 ダンニング 第4,131,530号 ブラム 第4,211,822号 カウフマン 第4,215,170号 オリバ さらに、次の二つの書籍がある。 「薄膜の現象」 カスチュリ L コプラ、ロバート
E、クレイガーパブリッシング社、ヒューストン N
Y、1979、p.163−189 「薄膜技術ハンドブック」 レオン I ミシェル、ラ
インハード グラング、マグローヒル社、ニューヨー
ク、1970、p.8〜32〜8−42
【0003】本願出願人に譲渡された米国特許第4,4
07,871号、4,431,711号及び4,71
3,143号(ここでこれらを参照することにより本願
明細書に含めるものとする)は、プラスチック製物品の
金属化に関し、特に連続金属被膜というよりはむしろ金
属化するのに使用される離散された金属アイランド
(島)の構造及びスペースに関するものである。金属化
は、前述の特許に詳述されているようなアイランド被覆
系を利用して達成される。この系は、一般に、別個に適
用されたプライマー及びベースコート層、金属化層、そ
してトップコート層を包含する。前述の参照特許に開示
されるように、被覆層は、一般に10〜30%の範囲内
での不揮発性の皮膜形成性重合体を含有する。
07,871号、4,431,711号及び4,71
3,143号(ここでこれらを参照することにより本願
明細書に含めるものとする)は、プラスチック製物品の
金属化に関し、特に連続金属被膜というよりはむしろ金
属化するのに使用される離散された金属アイランド
(島)の構造及びスペースに関するものである。金属化
は、前述の特許に詳述されているようなアイランド被覆
系を利用して達成される。この系は、一般に、別個に適
用されたプライマー及びベースコート層、金属化層、そ
してトップコート層を包含する。前述の参照特許に開示
されるように、被覆層は、一般に10〜30%の範囲内
での不揮発性の皮膜形成性重合体を含有する。
【0004】アイランド被覆系のの被覆層を付着させる
のに最も有効な方法は、スプレー方式による。被覆物の
全ては、高容量・低圧スプレーガンを使用して適用され
た。しかし、このような方式は、塗料を有効に付着させ
るために塗料のためのキャリアーとして一般に70〜9
0重量%の有機溶媒を使用することを要求する。このよ
うな混合物が適切にスプレーされないならば、金属化さ
れた外観の美的特徴は得られない。また、塗料をスプレ
ーするときは、滴り及び流れのような塗装むらを生じさ
せる恐れがある塗装すべき物品表面上の塗料の重力によ
る流れを防止するために注意を払わなければならない。
それでもまだ塗料は表面不規則を覆うのに充分に粘稠で
なければならなず、さらにアイランドの形成を起こさな
ければならない。さらに、この技術を使用すると、どん
な被覆層についても1.5〜2.0ミルの被膜厚は大き
な塗装むらを生じることなしには達成することはできな
い。
のに最も有効な方法は、スプレー方式による。被覆物の
全ては、高容量・低圧スプレーガンを使用して適用され
た。しかし、このような方式は、塗料を有効に付着させ
るために塗料のためのキャリアーとして一般に70〜9
0重量%の有機溶媒を使用することを要求する。このよ
うな混合物が適切にスプレーされないならば、金属化さ
れた外観の美的特徴は得られない。また、塗料をスプレ
ーするときは、滴り及び流れのような塗装むらを生じさ
せる恐れがある塗装すべき物品表面上の塗料の重力によ
る流れを防止するために注意を払わなければならない。
それでもまだ塗料は表面不規則を覆うのに充分に粘稠で
なければならなず、さらにアイランドの形成を起こさな
ければならない。さらに、この技術を使用すると、どん
な被覆層についても1.5〜2.0ミルの被膜厚は大き
な塗装むらを生じることなしには達成することはできな
い。
【0005】被覆層の適切な付着の他に、市販製品の外
観及び性能、金属層の導電率、金属層の耐腐蝕性及び
(又は)トップコートの密着性の全てがアイランドの構
造及びスペースに関係する。上述の特許は、さらに、こ
れらの目的を達成する所望のアイランド構造及びスペー
スまでの核形成及び被膜成長に関する技術を提供してい
る。
観及び性能、金属層の導電率、金属層の耐腐蝕性及び
(又は)トップコートの密着性の全てがアイランドの構
造及びスペースに関係する。上述の特許は、さらに、こ
れらの目的を達成する所望のアイランド構造及びスペー
スまでの核形成及び被膜成長に関する技術を提供してい
る。
【0006】本願出願人に譲渡された米国特許第5,2
90,625号(ここでこれを参照することにより本願
明細書に含めるものとする)においては、前記の方法は
アルミニウム物品に適用される。また、本願と同日に出
願され且つ本願出願人に譲渡された米国特許出願(ここ
でこれを参照することにより本願明細書に含めるものと
する)においては、被覆層は、プライマー兼ベースコー
ト層を含むように変性されている。
90,625号(ここでこれを参照することにより本願
明細書に含めるものとする)においては、前記の方法は
アルミニウム物品に適用される。また、本願と同日に出
願され且つ本願出願人に譲渡された米国特許出願(ここ
でこれを参照することにより本願明細書に含めるものと
する)においては、被覆層は、プライマー兼ベースコー
ト層を含むように変性されている。
【0007】米国特許第4,431,711号は、金属
粒子が電気伝導度を生じる薄い連続金属被膜として凝集
せしめられる代わりにアイランド状態でのみ凝集されて
いるトップコート付きの真空金属蒸着可撓性プラスチッ
ク製品については得られる性能が大きく相違しているこ
とを示している。
粒子が電気伝導度を生じる薄い連続金属被膜として凝集
せしめられる代わりにアイランド状態でのみ凝集されて
いるトップコート付きの真空金属蒸着可撓性プラスチッ
ク製品については得られる性能が大きく相違しているこ
とを示している。
【0008】プライマー及びベースコートを液状で適用
することにより金属化のための基材が調製される。調製
された基材上に金属が真空蒸着され、分離した個々のア
イランドは個々の核形成点から凝集され、そして小球状
又はまるみがあり、融合した外観であり、核形成及び成
長の過程の一部である。好ましい具体例では、付着され
るアイランドは、両性であり、従って酸と塩基の双方に
若干の溶解性を有するインジウムにより形成される。付
着されると、インジウム金属層は、直径が25オングス
トローム以下の小さいクラスターから直径が4,000
オングストロームほどに大きいサイズまでの小さいアイ
ランドからなっている。アイランドのそれぞれは、基材
の表面に所望の電気的不導電性を生じさせる幅が数百オ
ングストロームであり得る溝により分離されている。
することにより金属化のための基材が調製される。調製
された基材上に金属が真空蒸着され、分離した個々のア
イランドは個々の核形成点から凝集され、そして小球状
又はまるみがあり、融合した外観であり、核形成及び成
長の過程の一部である。好ましい具体例では、付着され
るアイランドは、両性であり、従って酸と塩基の双方に
若干の溶解性を有するインジウムにより形成される。付
着されると、インジウム金属層は、直径が25オングス
トローム以下の小さいクラスターから直径が4,000
オングストロームほどに大きいサイズまでの小さいアイ
ランドからなっている。アイランドのそれぞれは、基材
の表面に所望の電気的不導電性を生じさせる幅が数百オ
ングストロームであり得る溝により分離されている。
【0009】一般に、凝集されたアイランドの間のスペ
ースは溶媒溶液状で適用されるトップコート用樹脂によ
り満たすことができ、実際にはアイランドをカプセル化
し、それらを基材表面に結合させることができる。丸い
アイランドは樹脂によりより良く保護され、そして膜状
オーバーオールは驚くほどにはるかに耐腐蝕性である。
金属フィルムは基材にもっと安全に付着し、従って非常
に大きな利点を有する。
ースは溶媒溶液状で適用されるトップコート用樹脂によ
り満たすことができ、実際にはアイランドをカプセル化
し、それらを基材表面に結合させることができる。丸い
アイランドは樹脂によりより良く保護され、そして膜状
オーバーオールは驚くほどにはるかに耐腐蝕性である。
金属フィルムは基材にもっと安全に付着し、従って非常
に大きな利点を有する。
【0010】米国特許第4,431,711号に記載さ
れた金属アイランドの構造は、インジウムアイランド構
造のためにトップコートを受け取り且つこのトップコー
トの樹脂皮膜を基材に結合させる溝により分離されたア
イランドを含む。また、個々のアイランドの間に形成さ
れた溝は、残留物質の多くのクラスター及び小さいアイ
ランドを含有する。この残留物質は、トップコートを結
合させることができる基材材料の全有効面積を減少させ
る。従って、得られる真空金属蒸着物品はトップコート
と基材材料との間で望ましくない層剥離を受けるかもし
れない。
れた金属アイランドの構造は、インジウムアイランド構
造のためにトップコートを受け取り且つこのトップコー
トの樹脂皮膜を基材に結合させる溝により分離されたア
イランドを含む。また、個々のアイランドの間に形成さ
れた溝は、残留物質の多くのクラスター及び小さいアイ
ランドを含有する。この残留物質は、トップコートを結
合させることができる基材材料の全有効面積を減少させ
る。従って、得られる真空金属蒸着物品はトップコート
と基材材料との間で望ましくない層剥離を受けるかもし
れない。
【0011】米国特許第4,713,143号は、この
方法に対して、個々のアイランドの間の溝から残留量の
金属をゆっくりと溶解し又は除去させる溶媒によって真
空蒸着された材料をエッチングする工程を付加してい
る。これは、基材と保護用誘電性トップコートとの間の
密着表面積を増大させるために基材上に追加の結合表面
を露出させる溝をはっきりとさせる。
方法に対して、個々のアイランドの間の溝から残留量の
金属をゆっくりと溶解し又は除去させる溶媒によって真
空蒸着された材料をエッチングする工程を付加してい
る。これは、基材と保護用誘電性トップコートとの間の
密着表面積を増大させるために基材上に追加の結合表面
を露出させる溝をはっきりとさせる。
【0012】ベースコート材料に対するトップコート材
料の典型的な密着強度は、溝により分離された個々のア
イランド構造を埋め合わせる金属に対するトップコート
の密着強度よりも大体2倍の大きさの範囲内にある。エ
ッチング処理工程は、米国特許第4,431,711号
に記載のタイプのトップコート材料の密着性を大いに向
上させる。
料の典型的な密着強度は、溝により分離された個々のア
イランド構造を埋め合わせる金属に対するトップコート
の密着強度よりも大体2倍の大きさの範囲内にある。エ
ッチング処理工程は、米国特許第4,431,711号
に記載のタイプのトップコート材料の密着性を大いに向
上させる。
【0013】米国特許第4,431,711号に記載さ
れた可撓性基材は大抵の自動車仕様書試験に合格するの
に十分な密着性を有するが、このような製品においては
密着性がフロリダでの暴露試験か又はQUV、ウエザオ
メーター、キセノン、二重炭素アークウエザオメーター
を含む促進耐候性試験の後に、X−字状にけがきされた
試料でのテープ密着試験に終始一貫して合格するように
密着性を向上させることが望ましい。アメリカ製自動車
において品質に重点が置かれるようになって、このよう
な試験は今や自動車用仕様書の一部となっている。米国
特許第4,431,711号に記載されたタイプの金属
層を含有するアイランドをエッチングすることにより、
この種のX−字状にけがきされた試料での基準に合格で
きるようにトップコート材料とベースコート材料との間
の密着性は改善されことになる。
れた可撓性基材は大抵の自動車仕様書試験に合格するの
に十分な密着性を有するが、このような製品においては
密着性がフロリダでの暴露試験か又はQUV、ウエザオ
メーター、キセノン、二重炭素アークウエザオメーター
を含む促進耐候性試験の後に、X−字状にけがきされた
試料でのテープ密着試験に終始一貫して合格するように
密着性を向上させることが望ましい。アメリカ製自動車
において品質に重点が置かれるようになって、このよう
な試験は今や自動車用仕様書の一部となっている。米国
特許第4,431,711号に記載されたタイプの金属
層を含有するアイランドをエッチングすることにより、
この種のX−字状にけがきされた試料での基準に合格で
きるようにトップコート材料とベースコート材料との間
の密着性は改善されことになる。
【0014】現在、耐候性は、耐酸性雨性に対する要求
も包含する。酸性雨は、数種の酸、もに硝酸及び硫酸か
らなる低pHの水溶液である。トップコートの表面上に
とどまる雨滴は、トップコート内に浸透する能力を有す
る。水滴が蒸発するにつれて酸の濃度は上昇し、従って
一層 "攻撃的" になる。耐酸性雨性を向上させるために
は、トップコートの厚みを増大させ、これにより浸透性
を低下させなければならない。しかし、トップコートの
厚みが増大するにつれて、流展性は劣るようになり、こ
れに付随して "ミカン肌" 外観が生じる。また、滴り及
び流れのようなその他の塗装むらが生じるであろう。さ
らに、 "ポッピング" (空気の補足、発泡)が増加し、
金属化された外観の美的特性を与えない外観を与える。
も包含する。酸性雨は、数種の酸、もに硝酸及び硫酸か
らなる低pHの水溶液である。トップコートの表面上に
とどまる雨滴は、トップコート内に浸透する能力を有す
る。水滴が蒸発するにつれて酸の濃度は上昇し、従って
一層 "攻撃的" になる。耐酸性雨性を向上させるために
は、トップコートの厚みを増大させ、これにより浸透性
を低下させなければならない。しかし、トップコートの
厚みが増大するにつれて、流展性は劣るようになり、こ
れに付随して "ミカン肌" 外観が生じる。また、滴り及
び流れのようなその他の塗装むらが生じるであろう。さ
らに、 "ポッピング" (空気の補足、発泡)が増加し、
金属化された外観の美的特性を与えない外観を与える。
【0015】現在一般に使用されているアイランド被覆
系は、グリコールエーテル、グリコールエーテルアセテ
ート、芳香族炭化水素及び二塩基酸エステルのような有
機溶媒キャリアー中のプライマーコート、ベースコート
及びトップコート層の重合体成分に適用される。これら
の有機溶媒キャリアーは、製造コストを相当に増大させ
る廃棄物処理の問題を提起させる。従って、有機溶媒を
省くことができ、しかもそれでも金属化された外観の美
的性質を保持できるならば、相当な節約と廃棄物処理の
容易性が達成されるであろう。
系は、グリコールエーテル、グリコールエーテルアセテ
ート、芳香族炭化水素及び二塩基酸エステルのような有
機溶媒キャリアー中のプライマーコート、ベースコート
及びトップコート層の重合体成分に適用される。これら
の有機溶媒キャリアーは、製造コストを相当に増大させ
る廃棄物処理の問題を提起させる。従って、有機溶媒を
省くことができ、しかもそれでも金属化された外観の美
的性質を保持できるならば、相当な節約と廃棄物処理の
容易性が達成されるであろう。
【0016】リー他の米国特許第4,923,720号
(1990年5月8日発行、ユニオンカーバイド&ケミ
カル社に譲渡された。これをここで参照することにより
本願明細書に含めるものとする)は、その第1及び2欄
において、有機溶媒キャリアーの使用に付随する固有の
問題についてさらに詳細な検討を行っている。
(1990年5月8日発行、ユニオンカーバイド&ケミ
カル社に譲渡された。これをここで参照することにより
本願明細書に含めるものとする)は、その第1及び2欄
において、有機溶媒キャリアーの使用に付随する固有の
問題についてさらに詳細な検討を行っている。
【0017】リー他の米国特許第4,923,720号
に開示されるように、有機溶媒キャリアーの代わりにC
O2 のような液状無機キャリアーを使用することができ
る。ガス状無機キャリアーを液体状態に変換するには、
圧力か又は温度上昇を組合せた圧力を使用すれば、重合
体系に可溶性の "超臨界" 流体又は緻密なガスを作り出
すことができる。圧力及び温度上昇の利用は、ガス状無
機キャリアーを液体状態で生じさせるのみならずその状
態に保持させるには高価である。このような液体状態を
保持するために圧力のみを使用すれば、液化された無機
キャリアーにより保持される重合体成分の安定性に悪影
響を与える可能性のある温度上昇がさらに存在する(理
想気体の法則)。さらに、加圧された重合体材料がスプ
レー系に循環されるので、さらに不安定性が生じるであ
ろう。
に開示されるように、有機溶媒キャリアーの代わりにC
O2 のような液状無機キャリアーを使用することができ
る。ガス状無機キャリアーを液体状態に変換するには、
圧力か又は温度上昇を組合せた圧力を使用すれば、重合
体系に可溶性の "超臨界" 流体又は緻密なガスを作り出
すことができる。圧力及び温度上昇の利用は、ガス状無
機キャリアーを液体状態で生じさせるのみならずその状
態に保持させるには高価である。このような液体状態を
保持するために圧力のみを使用すれば、液化された無機
キャリアーにより保持される重合体成分の安定性に悪影
響を与える可能性のある温度上昇がさらに存在する(理
想気体の法則)。さらに、加圧された重合体材料がスプ
レー系に循環されるので、さらに不安定性が生じるであ
ろう。
【0018】リー他の米国特許第4,923,720号
並びに一連の関連する下記の米国特許: 米国特許No. 発行日 5,212,229 1993年5月18日 5,211,342 1993年5月18日 5,203,843 1993年4月20日 5,178,325 1993年1月12日 5,171,613 1992年12月15日 5,141,156 1992年8月25日 5,108,799 1992年4月28日 5,106,650 1992年4月21日 5,066,522 1991年11月9日 5,057,342 1991年10月15日 5,027,742 1991年7月2日 5,009,367 1991年4月23日 は、スプレー被覆において希釈剤として超臨界流体を使
用するための系についての情報を与えている。上記の特
許に教示されているような系は、ユニオンカーバイド社
により「UNICARB」(商標)として市販されてい
る。本出願人はこの系を使用し、そしてこれを上記の特
許に教示されているように修正したが、得られた被覆製
品はアイランド被覆系を使用して金属化された物品につ
いて要求される仕様を満たさなかった。物品の外観が変
化しやすく、UNICARB系は使用するには高価であ
った。
並びに一連の関連する下記の米国特許: 米国特許No. 発行日 5,212,229 1993年5月18日 5,211,342 1993年5月18日 5,203,843 1993年4月20日 5,178,325 1993年1月12日 5,171,613 1992年12月15日 5,141,156 1992年8月25日 5,108,799 1992年4月28日 5,106,650 1992年4月21日 5,066,522 1991年11月9日 5,057,342 1991年10月15日 5,027,742 1991年7月2日 5,009,367 1991年4月23日 は、スプレー被覆において希釈剤として超臨界流体を使
用するための系についての情報を与えている。上記の特
許に教示されているような系は、ユニオンカーバイド社
により「UNICARB」(商標)として市販されてい
る。本出願人はこの系を使用し、そしてこれを上記の特
許に教示されているように修正したが、得られた被覆製
品はアイランド被覆系を使用して金属化された物品につ
いて要求される仕様を満たさなかった。物品の外観が変
化しやすく、UNICARB系は使用するには高価であ
った。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従って、UNICAR
B系のような非有機溶媒系又は減少された有機溶媒系を
使用してコストを低減させながら均一な結果を生じるア
イランド被覆系の成分を送出できることが有用であろ
う。さらに、このような系を使用するにあたっては、ポ
ッピング、滴り、流れ及び垂れ下がりのような塗装むら
を有することなく1.5〜2.0ミルの厚みの被覆が付
着されることが必要である。
B系のような非有機溶媒系又は減少された有機溶媒系を
使用してコストを低減させながら均一な結果を生じるア
イランド被覆系の成分を送出できることが有用であろ
う。さらに、このような系を使用するにあたっては、ポ
ッピング、滴り、流れ及び垂れ下がりのような塗装むら
を有することなく1.5〜2.0ミルの厚みの被覆が付
着されることが必要である。
【0020】
【発明の概要】本発明に従う、アイランド被覆法を使用
する金属化物品の製造方法は、それぞれが減少された量
の有機溶媒キャリアーと共に補助キャリアーとして液体
CO2を使用することにより増加された量の皮膜形成性
重合体を含有するプライマー層、ベースコート層又はプ
ライマー兼ベースコート層をスプレー塗布することを包
含し、これにより廃棄物処理のコスト及び環境上の関心
事を少なくさせるものである。さらに、この修正された
アイランド被覆系は、コストを削減させて且つ物品間の
変動を最小にして1.5〜2.0ミル厚の層を付着させ
且つ金属化されたアイランド被覆系の美的性質を保持す
るに使用することができる。
する金属化物品の製造方法は、それぞれが減少された量
の有機溶媒キャリアーと共に補助キャリアーとして液体
CO2を使用することにより増加された量の皮膜形成性
重合体を含有するプライマー層、ベースコート層又はプ
ライマー兼ベースコート層をスプレー塗布することを包
含し、これにより廃棄物処理のコスト及び環境上の関心
事を少なくさせるものである。さらに、この修正された
アイランド被覆系は、コストを削減させて且つ物品間の
変動を最小にして1.5〜2.0ミル厚の層を付着させ
且つ金属化されたアイランド被覆系の美的性質を保持す
るに使用することができる。
【0021】従って、本発明は、熱可塑性ウレタン、熱
可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性
オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択される
材料から作った物品を用意し、エアレススプレーを利用
して減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャ
リアーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜
形成性重合体を含有するプライマー層、ベースコート層
及びプライマー兼ベースコート層よりなる群から選択さ
れる被覆層をスプレー塗布し、易腐蝕性金属材料の層を
真空蒸着させて、そのような金属の連続被膜として巨視
的に現れる易腐蝕性金属材料の多数の分離されたアイラ
ンドを含みかつその被膜をベース層の上で非導電性に保
持するようにアイランドの間に多数の巨視的に観察でき
ない溝を有する不連続被膜をべ−ス層を覆うように形成
させ、エアレススプレーで減少された量の有機溶媒キャ
リアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用し
て増加された量の皮膜形成性重合体を含有する透明樹脂
製保護用誘電性トップコート層をスプレー塗布して前記
の真空蒸着された腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共
に、溝の底部全面でベース層に腐蝕性金属材料を結合さ
せるためトップコート層と易腐蝕性金属材料の連続層と
の間の密着力と比較して2倍程度強い密着力によって溝
を満たす工程からなる金属化物品の製造方法を提供す
る。
可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性
オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択される
材料から作った物品を用意し、エアレススプレーを利用
して減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャ
リアーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜
形成性重合体を含有するプライマー層、ベースコート層
及びプライマー兼ベースコート層よりなる群から選択さ
れる被覆層をスプレー塗布し、易腐蝕性金属材料の層を
真空蒸着させて、そのような金属の連続被膜として巨視
的に現れる易腐蝕性金属材料の多数の分離されたアイラ
ンドを含みかつその被膜をベース層の上で非導電性に保
持するようにアイランドの間に多数の巨視的に観察でき
ない溝を有する不連続被膜をべ−ス層を覆うように形成
させ、エアレススプレーで減少された量の有機溶媒キャ
リアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用し
て増加された量の皮膜形成性重合体を含有する透明樹脂
製保護用誘電性トップコート層をスプレー塗布して前記
の真空蒸着された腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共
に、溝の底部全面でベース層に腐蝕性金属材料を結合さ
せるためトップコート層と易腐蝕性金属材料の連続層と
の間の密着力と比較して2倍程度強い密着力によって溝
を満たす工程からなる金属化物品の製造方法を提供す
る。
【0022】さらに、本発明は、熱可塑性ウレタン、熱
可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性
オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択される
材料から作った物品を用意し、減少された量の有機溶媒
キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使
用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有するプラ
イマー層、ベースコート層及びプライマー兼ベースコー
ト層よりなる群から選択される被覆層をスプレー塗布
し、易腐蝕性金属材料の層を真空蒸着させて、そのよう
な金属の連続被膜として巨視的に現れる易腐蝕性金属材
料の多数の分離されたアイランドを含みかつその被膜を
ベース層の上で非導電性に保持するようにアイランドの
間に多数の巨視的に観察できない溝を有する不連続被膜
をべース層を覆うように形成させ、減少された量の有機
溶媒キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2
を使用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有する
1.5〜2.0ミル厚の透明樹脂製保護用誘電性トップ
コート層をスプレー塗布して前記の真空蒸着された腐蝕
性金属材料層を完全に覆うと共に、溝の底部全面でベー
ス層に腐蝕性金属材料を結合させるためトップコート層
と易腐蝕性金属材料の連続層との間の密着力と比較して
2倍程度強い密着力によって溝を満たす工程からなる、
耐酸性雨性が増大された金属化物品の製造方法を提供す
る。
可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性
オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択される
材料から作った物品を用意し、減少された量の有機溶媒
キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使
用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有するプラ
イマー層、ベースコート層及びプライマー兼ベースコー
ト層よりなる群から選択される被覆層をスプレー塗布
し、易腐蝕性金属材料の層を真空蒸着させて、そのよう
な金属の連続被膜として巨視的に現れる易腐蝕性金属材
料の多数の分離されたアイランドを含みかつその被膜を
ベース層の上で非導電性に保持するようにアイランドの
間に多数の巨視的に観察できない溝を有する不連続被膜
をべース層を覆うように形成させ、減少された量の有機
溶媒キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2
を使用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有する
1.5〜2.0ミル厚の透明樹脂製保護用誘電性トップ
コート層をスプレー塗布して前記の真空蒸着された腐蝕
性金属材料層を完全に覆うと共に、溝の底部全面でベー
ス層に腐蝕性金属材料を結合させるためトップコート層
と易腐蝕性金属材料の連続層との間の密着力と比較して
2倍程度強い密着力によって溝を満たす工程からなる、
耐酸性雨性が増大された金属化物品の製造方法を提供す
る。
【0023】
【発明の具体的な説明】本発明は、金属化された外観を
有する物品の製造法、有機廃棄物の量を削減させ且つ塗
装むらを生じさせることなく2.0ミル厚までの被覆を
スプレー塗布するのを可能にさせる。
有する物品の製造法、有機廃棄物の量を削減させ且つ塗
装むらを生じさせることなく2.0ミル厚までの被覆を
スプレー塗布するのを可能にさせる。
【0024】物品は、熱可塑性ウレタン、熱可塑性ウレ
タンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性オレフィン
及びアルミニウムよりなる群から選択される基材材料か
ら作られる。
タンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性オレフィン
及びアルミニウムよりなる群から選択される基材材料か
ら作られる。
【0025】次いで、アイランド被覆系が本発明に開示
する改良を伴って米国特許第4,407,871号、同
4,431,711号及び同4,713,143号に教
示されるようにして適用される。一般に、アイランド被
覆系は、プライマー兼ベースコート層か又は別個のプラ
イマー層及びベースコート層のいずれか、金属化層、そ
してトップコート層を包含する。各被覆層は、前記の参
照特許に開示されるような皮膜形成性重合体を含有す
る。
する改良を伴って米国特許第4,407,871号、同
4,431,711号及び同4,713,143号に教
示されるようにして適用される。一般に、アイランド被
覆系は、プライマー兼ベースコート層か又は別個のプラ
イマー層及びベースコート層のいずれか、金属化層、そ
してトップコート層を包含する。各被覆層は、前記の参
照特許に開示されるような皮膜形成性重合体を含有す
る。
【0026】本発明を実施するにあたっては、プライマ
ー層、ベースコート層及びトップコート層は、各層の成
分の安定性を保持するのを助成する非循環式計量系を利
用して、減少された量の有機溶媒ブレンドキャリアーと
共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して適用さ
れる。好ましい具体例においては、UNICARB系が
液体CO2 の供給源であり、そして被覆を適用するのに
エアレススプレー技術が使用される。
ー層、ベースコート層及びトップコート層は、各層の成
分の安定性を保持するのを助成する非循環式計量系を利
用して、減少された量の有機溶媒ブレンドキャリアーと
共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して適用さ
れる。好ましい具体例においては、UNICARB系が
液体CO2 の供給源であり、そして被覆を適用するのに
エアレススプレー技術が使用される。
【0027】液体CO2 をキャリアーとして適応させ且
つ安定性を保持するためには、被覆層は50〜70%の
減少された溶媒含量からなり、64%が好ましい具体例
である。溶媒ブレンドはキシレン(20〜25%)、グ
リコールエーテルアセテート(60〜80%)及び二塩
基酸エステル(3〜10%)からなる。被覆の不揮発性
皮膜形成性重合体は、液体CO2 キャリアーと順応させ
るように10〜30重量%から30〜50重量%まで増
大させる。CO2 の割合%は15〜20%であり、17
%が好ましい具体例である。
つ安定性を保持するためには、被覆層は50〜70%の
減少された溶媒含量からなり、64%が好ましい具体例
である。溶媒ブレンドはキシレン(20〜25%)、グ
リコールエーテルアセテート(60〜80%)及び二塩
基酸エステル(3〜10%)からなる。被覆の不揮発性
皮膜形成性重合体は、液体CO2 キャリアーと順応させ
るように10〜30重量%から30〜50重量%まで増
大させる。CO2 の割合%は15〜20%であり、17
%が好ましい具体例である。
【0028】リー他の米国特許第5,027,742号
により教示された溶媒ブレンドは、より低い割合%が推
奨される値であっても使用するには高価であることがわ
かった。本発明の好ましい具体例においては、溶媒ブレ
ンドのコストの少なくとも10%のコスト削減が実現さ
れた。
により教示された溶媒ブレンドは、より低い割合%が推
奨される値であっても使用するには高価であることがわ
かった。本発明の好ましい具体例においては、溶媒ブレ
ンドのコストの少なくとも10%のコスト削減が実現さ
れた。
【0029】この溶媒ブレンドの割合%もCO2 の割合
%も好ましい値であるとはリー他の米国特許第5,02
7,742号には教示されていない。しかして、金属化
された外観を保持するように最適な結果を与える好まし
くない値の組合せを見出したことは驚くべきことであっ
た。事実、以下の表1に示すように、リー他の米国特許
第5,027,742号により教示されるような20〜
60%の好ましい範囲内のCO2 %は満足できる外観を
与えなかった。処方物は、重合体材料用の溶媒の蒸発速
度と溶解性とのバランスを取らねばならなかった。
%も好ましい値であるとはリー他の米国特許第5,02
7,742号には教示されていない。しかして、金属化
された外観を保持するように最適な結果を与える好まし
くない値の組合せを見出したことは驚くべきことであっ
た。事実、以下の表1に示すように、リー他の米国特許
第5,027,742号により教示されるような20〜
60%の好ましい範囲内のCO2 %は満足できる外観を
与えなかった。処方物は、重合体材料用の溶媒の蒸発速
度と溶解性とのバランスを取らねばならなかった。
【0030】被覆はエアレススプレー技術(ノードソ
ン)を使用して適用される。被覆は、基材が周囲温度に
ある間に適用される。被覆は、その中の溶媒を蒸発させ
るために20分間フラッシュ蒸発され、次いで各層を適
用した後に硬化工程に付される。各層の硬化は260°
Fで30分間行われる。
ン)を使用して適用される。被覆は、基材が周囲温度に
ある間に適用される。被覆は、その中の溶媒を蒸発させ
るために20分間フラッシュ蒸発され、次いで各層を適
用した後に硬化工程に付される。各層の硬化は260°
Fで30分間行われる。
【0031】本発明の好ましい具体例においては、スプ
レー塗布工程は、物品が共に継続中の米国特許出願第9
77,219号(本願出願人に譲渡された。ここで参照
することにより本願明細書に含めるものとする)に記載
のように回転している間に行われる。ある種の物品は、
スプレー塗布工程が適用前にストップサンダー仕上げ又
は全サンダー仕上げ処理を含むことを要求しよう。他の
具体例においては、トップコート層に自動車用外層塗料
からなる被覆をさらに適用することができる。
レー塗布工程は、物品が共に継続中の米国特許出願第9
77,219号(本願出願人に譲渡された。ここで参照
することにより本願明細書に含めるものとする)に記載
のように回転している間に行われる。ある種の物品は、
スプレー塗布工程が適用前にストップサンダー仕上げ又
は全サンダー仕上げ処理を含むことを要求しよう。他の
具体例においては、トップコート層に自動車用外層塗料
からなる被覆をさらに適用することができる。
【0032】樹脂及び溶媒ブレンドが一緒に混合され、
スプレーのために圧力ポットに入れられる。塗料及びC
O2 が加熱され、次いでスプレーの直前に樹脂−溶媒ブ
レンド混合物と計量された割合で混合される。
スプレーのために圧力ポットに入れられる。塗料及びC
O2 が加熱され、次いでスプレーの直前に樹脂−溶媒ブ
レンド混合物と計量された割合で混合される。
【0033】しかして、本発明は、熱可塑性ウレタン、
熱可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑
性オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択され
る基材材料と、減少された量の有機溶媒キャリアーと共
に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して増加され
た量の皮膜形成性重合体を含有するプライマー層、ベー
スコート層及びプライマー兼ベースコート層よりなる群
から選択される被覆層と、真空蒸着された易腐蝕性金属
材料の層であって、そのような金属の連続被膜として巨
視的に現れる易腐蝕性金属材料の多数の分離されたアイ
ランドを含みかつその被膜をベース層の上で非導電性に
保持するようにアイランドの間に多数の巨視的に観察で
きない溝を有する不連続被膜をべース層を覆うように形
成されている層を含み、さらに減少された量の有機溶媒
キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使
用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有するスプ
レー塗布された1.5〜2.0ミル厚の透明樹脂製保護
用誘電性トップコート層であって、前記の真空蒸着され
た腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共に、溝の底部全面
でベース層に腐蝕性金属材料を結合させるためトップコ
ート層と易腐蝕性金属材料の連続層との間の密着力と比
較して2倍程度強い密着力によって溝を満たすように塗
布された層を含むことを特徴とする耐酸性雨性金属化物
品が提供される。
熱可塑性ウレタンアロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑
性オレフィン及びアルミニウムよりなる群から選択され
る基材材料と、減少された量の有機溶媒キャリアーと共
に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して増加され
た量の皮膜形成性重合体を含有するプライマー層、ベー
スコート層及びプライマー兼ベースコート層よりなる群
から選択される被覆層と、真空蒸着された易腐蝕性金属
材料の層であって、そのような金属の連続被膜として巨
視的に現れる易腐蝕性金属材料の多数の分離されたアイ
ランドを含みかつその被膜をベース層の上で非導電性に
保持するようにアイランドの間に多数の巨視的に観察で
きない溝を有する不連続被膜をべース層を覆うように形
成されている層を含み、さらに減少された量の有機溶媒
キャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使
用して増加された量の皮膜形成性重合体を含有するスプ
レー塗布された1.5〜2.0ミル厚の透明樹脂製保護
用誘電性トップコート層であって、前記の真空蒸着され
た腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共に、溝の底部全面
でベース層に腐蝕性金属材料を結合させるためトップコ
ート層と易腐蝕性金属材料の連続層との間の密着力と比
較して2倍程度強い密着力によって溝を満たすように塗
布された層を含むことを特徴とする耐酸性雨性金属化物
品が提供される。
【0034】
【実施例】ここで、本発明を下記の実施例により説明す
るが、本発明のその他の利点及び完全な理解は本発明の
詳細な説明から当業者には明らかとなろう。
るが、本発明のその他の利点及び完全な理解は本発明の
詳細な説明から当業者には明らかとなろう。
【0035】例1 リー他の米国特許第5,027,742号は、5〜50
%(第6欄、第56〜61頁)の有機溶媒の好ましい範
囲、そして70%ほどに高くなること及びCO2 が20
〜60重量%であることを教示している。試料を調製
し、まず外観について評価し、そして外観が満足できた
ならば、密着性、耐候性、欠け抵抗性及びその他の自動
車用仕様について評価した。外観基準を満たすために
は、ミカン肌、流れ、滴り、垂れ下がり、ピンホール、
ポッピング又はその他の有害な外観上の欠陥は存在する
ことができない。最適な結果は、溶媒ブレンドを64%
まで減少させかつCO2 が17%であるときに得られた
(表1を参照)。これらの値は、リー他の米国特許第
5,027,742号及びその他のユニオンカーバイド
社の特許により教示された好ましい範囲内には入ってい
ない。しかして、アイランド被覆系により金属化された
外観を得るように最適な結果を与える好ましくない値の
組合せを見出したことは予期できなかったことであっ
た。
%(第6欄、第56〜61頁)の有機溶媒の好ましい範
囲、そして70%ほどに高くなること及びCO2 が20
〜60重量%であることを教示している。試料を調製
し、まず外観について評価し、そして外観が満足できた
ならば、密着性、耐候性、欠け抵抗性及びその他の自動
車用仕様について評価した。外観基準を満たすために
は、ミカン肌、流れ、滴り、垂れ下がり、ピンホール、
ポッピング又はその他の有害な外観上の欠陥は存在する
ことができない。最適な結果は、溶媒ブレンドを64%
まで減少させかつCO2 が17%であるときに得られた
(表1を参照)。これらの値は、リー他の米国特許第
5,027,742号及びその他のユニオンカーバイド
社の特許により教示された好ましい範囲内には入ってい
ない。しかして、アイランド被覆系により金属化された
外観を得るように最適な結果を与える好ましくない値の
組合せを見出したことは予期できなかったことであっ
た。
【表1】
【0036】上記の最適な系をエアレススプレー技術
(UNICARB、ノードソンによる計量/スプレー装
置)と組合せて使用して、試料を調製し、金属化された
外観について種々の被膜厚で評価した。1.5〜2.0
ミルの被覆厚で試験した全ての被覆厚では、本発明の被
覆は、優れた流れ及び均展性を示し、ポッピングの証拠
はなかった。さらに、これらの増大された被覆厚は屋外
暴露後の密着性を向上させるものと思われる。
(UNICARB、ノードソンによる計量/スプレー装
置)と組合せて使用して、試料を調製し、金属化された
外観について種々の被膜厚で評価した。1.5〜2.0
ミルの被覆厚で試験した全ての被覆厚では、本発明の被
覆は、優れた流れ及び均展性を示し、ポッピングの証拠
はなかった。さらに、これらの増大された被覆厚は屋外
暴露後の密着性を向上させるものと思われる。
【0037】例2 トップコートの透湿性 耐酸性雨性をトップコート層の透湿性又は水蒸気透過性
の関数として測定した。方法 浸透性試験は、ASTM D−1653、方法A(乾燥
カップ)(有機被覆膜の透湿性の試験方法)に従って行
った。透湿性(WVT)はgrain/ft2/時で測
定される。透過性はgrain/ft2 /時/in水銀
で測定される(perms)。≦1.0のperms評
点は、水蒸気バリアー性の被覆であることを示す。>
4.0のperms評点は透過性皮膜であることを示
す。二つの試験を行った。第一の試験(A)では、2種
の湿分硬化ウレタン透明コートの被膜を1.0及び2.
0ミルの膜厚で試験した。第二の試験(B)では、0.
769、1.442、1.7、2.1、2.8及び3.
5ミルの6個の試料を試験した。
の関数として測定した。方法 浸透性試験は、ASTM D−1653、方法A(乾燥
カップ)(有機被覆膜の透湿性の試験方法)に従って行
った。透湿性(WVT)はgrain/ft2/時で測
定される。透過性はgrain/ft2 /時/in水銀
で測定される(perms)。≦1.0のperms評
点は、水蒸気バリアー性の被覆であることを示す。>
4.0のperms評点は透過性皮膜であることを示
す。二つの試験を行った。第一の試験(A)では、2種
の湿分硬化ウレタン透明コートの被膜を1.0及び2.
0ミルの膜厚で試験した。第二の試験(B)では、0.
769、1.442、1.7、2.1、2.8及び3.
5ミルの6個の試料を試験した。
【0038】結果 得られた結果を表2及び3に示す。
【表2】
【表3】
【0039】結論 透湿性は、トップコートの厚みが増大するにつれて非直
線状で減少し、3.3ミルの厚みでは1.3permま
で漸近線になった。アイランド被覆系におけるトップコ
ートの透湿性がトップコートの厚みの増大につれた非直
線状に減少することを見出したことは予期できなかった
ことである。従って、これよりも厚いトップコートは、
予言されていたよりももっと酸性雨による損傷に対して
抵抗性である。
線状で減少し、3.3ミルの厚みでは1.3permま
で漸近線になった。アイランド被覆系におけるトップコ
ートの透湿性がトップコートの厚みの増大につれた非直
線状に減少することを見出したことは予期できなかった
ことである。従って、これよりも厚いトップコートは、
予言されていたよりももっと酸性雨による損傷に対して
抵抗性である。
【0040】本発明を例示により説明したが、使用した
技術は本発明を何ら制限するものではない。上記の教示
に沿って多くの変更、修正が可能であることは明らかで
ある。
技術は本発明を何ら制限するものではない。上記の教示
に沿って多くの変更、修正が可能であることは明らかで
ある。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B05D 7/14 101 Z // C08J 7/06 Z (72)発明者 ゲアリ・エフ・ペルティエ アメリカ合衆国ニューハンプシャー州ドー バー、クランブルック・レイン23 (72)発明者 ジェフリ・デイル・ゴード アメリカ合衆国ウエストバージニア州バー バズビル、ブレイク・ストリート1275 (72)発明者 チンスー・スティーブン・リー アメリカ合衆国ウエストバージニア州チャ ールストン、アレグザンドリア・プレイス 1401
Claims (11)
- 【請求項1】 熱可塑性ウレタン、熱可塑性ウレタンア
ロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性オレフィン及びア
ルミニウムよりなる群から選択される材料から作った物
品を用意し、 エアレススプレーを利用して減少された量の有機溶媒キ
ャリアーと共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用
して増加された量の皮膜形成性重合体を含有するプライ
マー層、ベースコート層及びプライマー兼ベースコート
層よりなる群から選択される被覆層をスプレー塗布し、 易腐蝕性金属材料の層を真空蒸着させて、そのような金
属の連続被膜として巨視的に現れる易腐蝕性金属材料の
多数の分離されたアイランドを含みかつその被膜をベー
ス層の上で非導電性に保持するようにアイランドの間に
多数の巨視的に観察できない溝を有する不連続被膜をべ
−ス層を覆うように形成させ、 エアレススプレーで減少された量の有機溶媒キャリアー
と共に補助キャリアーとして液体CO2 を使用して増加
された量の皮膜形成性重合体を含有する透明樹脂製保護
用誘電性トップコート層をスプレー塗布して前記の真空
蒸着された腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共に、溝の
底部全面で腐蝕性金属材料をベース層に結合させるため
トップコート層と易腐蝕性金属材料の連続層との間の密
着力と比較して2倍程度強い密着力によって溝を満たす
工程からなる金属化物品の製造方法。 - 【請求項2】 プライマー、ベースコート、プライマー
兼ベースコート層及びトップコート層が0.5ミル〜
2.5ミルの範囲内の厚みを有し、同一であっても異な
っていてもよい請求項1記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項3】 トップコート層が2.0ミルの厚みを有
する請求項2記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項4】 有機溶媒キャリアーが50〜70%まで
減少された請求項1記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項5】 有機溶媒キャリアーが64%まで減少さ
れた請求項4記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項6】 補助キャリアーとしての液体CO2 が1
5〜20%である請求項1記載の金属化物品の製造方
法。 - 【請求項7】 皮膜形成性重合体が30〜50%まで増
加された請求項1記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項8】 熱可塑性ウレタン、熱可塑性ウレタンア
ロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性オレフィン及びア
ルミニウムよりなる群から選択される材料から作った物
品を用意し、 減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャリア
ーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜形成
性重合体を含有するプライマー層、ベースコート層及び
プライマー兼ベースコート層よりなる群から選択される
被覆層をスプレー塗布し、 易腐蝕性金属材料の層を真空蒸着させて、そのような金
属の連続被膜として巨視的に現れる易腐蝕性金属材料の
多数の分離されたアイランドを含みかつその被膜をベー
ス層の上で非導電性に保持するようにアイランドの間に
多数の巨視的に観察できない溝を有する不連続被膜をべ
ース層を覆うように形成させ、 減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャリア
ーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜形成
性重合体を含有する1.5〜2.0ミル厚の透明樹脂製
保護用誘電性トップコート層をスプレー塗布して前記の
真空蒸着された腐蝕性金属材料層を完全に覆うと共に、
溝の底部全面で腐蝕性金属材料をベース層に結合させる
ためトップコート層と易腐蝕性金属材料の連続層との間
の密着力と比較して2倍程度強い密着力によって溝を満
たす工程からなる、耐酸性雨性が増大された金属化物品
の製造方法。 - 【請求項9】 トップコート層が2.0ミルの厚みを有
する請求項8記載の金属化物品の製造方法。 - 【請求項10】 熱可塑性ウレタン、熱可塑性ウレタン
アロイ、ポリエステルアロイ、熱可塑性オレフィン及び
アルミニウムよりなる群から選択される基材材料と、 減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャリア
ーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜形成
性重合体を含有するプライマー層、ベースコート層及び
プライマー兼ベースコート層よりなる群から選択される
被覆層と、 真空蒸着された易腐蝕性金属材料の層であって、そのよ
うな金属の連続被膜として巨視的に現れる易腐蝕性金属
材料の多数の分離されたアイランドを含みかつその被膜
をベース層の上で非導電性に保持するようにアイランド
の間に多数の巨視的に観察できない溝を有する不連続被
膜をべース層を覆うように形成されている層を含み、さ
らに減少された量の有機溶媒キャリアーと共に補助キャ
リアーとして液体CO2 を使用して増加された量の皮膜
形成性重合体を含有するスプレー塗布された1.5〜
2.0ミル厚の透明樹脂製保護用誘電性トップコート層
であって、前記の真空蒸着された腐蝕性金属材料層を完
全に覆うと共に、溝の底部全面で腐蝕性金属材料をベー
ス層に結合させるためトップコート層と易腐蝕性金属材
料の連続層との間の密着力と比較して2倍程度強い密着
力によって溝を満たすように塗布された層を含むことを
特徴とする耐酸性雨性金属化物品。 - 【請求項11】 2.0ミルの厚みを有するトップコー
ト層を特徴とする請求項10記載の耐酸性雨性金属化物
品。
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