JPH083690B2 - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH083690B2
JPH083690B2 JP1788387A JP1788387A JPH083690B2 JP H083690 B2 JPH083690 B2 JP H083690B2 JP 1788387 A JP1788387 A JP 1788387A JP 1788387 A JP1788387 A JP 1788387A JP H083690 B2 JPH083690 B2 JP H083690B2
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智 渡邊
一義 田中
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子複写機等の画像形成装置の定着装置に関
し、更に詳しくは、定着ヒータの通電制御に関する。
(発明の背景) 電子複写機は、帯電された感光体(以下感光ドラムを
例にとり説明する)に原稿情報に応じた露光を行って静
電潜像を形成させ、これをトナーにより可視像化し、こ
のトナー可視像を転写紙に転写させ定着させる装置であ
る。近年、この種の電子複写機は、産業界のあらゆる分
野で用いられている。
第4図は、この種の電子複写機の構成の一例を示す図
である、操作者がコピーボタン(図示せず)を押すと、
図に示す装置はコピープロセスを開始する。即ち矢印方
向に回転している感光ドラム1は、クリーニング部2で
ドラム上の残余トナーがブレードによって削除された
後、帯電極3により電荷がその表面に帯電させられる。
次に、帯電消去部4によって感光ドラム1上の不要部
分の電荷が消去される。然る後、感光ドラム1の帯電領
域は原稿6での反射光により露光され、ドラム表面には
原稿画像の静電潜像が形成される。即ち、図に示す矢印
方向に移動可能な露光部5から原稿6に光が照射され、
原稿情報を含んだ反射光がミラーM1〜M3及びレンズ系L
を介して、感光ドラム1に到達し、ドラム表面を露光し
てドラム表面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、
現象部7でトナーの吸着が行われ可視像に変換される。
その後ドラム表面のトナー可視像は転写部8で転写紙
(コピー用紙)に転写される。転写後の転写紙は感光ド
ラム1から分離され、搬送機構9によって定着ローラ10
に送られる。そして該定着ローラ10で転写紙は加熱さ
れ、トナーが転写紙に融着し、コピープロセスが終了す
る。
前記露光部5及びミラーM1,M2,M3とで構成される部分
(破線で囲まれた部分)は光学ユニット20をなしてお
り、移動機構(図示せず)により図の矢印方向に移動で
きるようになっている。ここで、第1のミラーM1と露光
部5は、光路長を常に一定に保つため、第2,第3のミラ
ーM2,M3の2倍の速度で移動するようになっている。こ
こで、露光装置5内の光源21は例えば紙面と垂直な棒状
の螢光燈で構成されているので、光学ユニット20は、原
稿6の全面を走査することができる。
ところで、定着ローラ10を加熱するための定着ヒータ
は、定着ローラ10内に設けられており、電源装置(図示
せず)からパワーが供給されるようになっている。この
定着ローラ10の温度が一定でないと、転写紙毎に複写画
像の定着の度合が異なってきて画像が不均一になり好ま
しくない。そこで定着ローラの温度を所定の値に制御す
ることが行われる。この温度制御の方法としては、例え
ばオンオフ制御がある。第5図はオンオフ制御の動作モ
ードを示す図で、縦軸は定着ローラに取付けられた温度
検出センサの検出温度T、横軸は時間tである。又、Ts
1,Ts3はそれぞれ後述のアイドリングモード,コピーモ
ードの通電停止温度、Ts2,Ts4はそれぞれアイドリング
モード,コピーモードの通電開始温度で、Ts1−Ts2,Ts3
−Ts4がそれぞれアイドリングモード,コピーモードの
ヒステリシス幅である。
次に、第5図のオンオフ制御について説明する。時刻
t0において定着ヒータはオン状態になる。この結果、検
出温度は図に示すように漸増する。そして、時刻t1にお
いて検出温度が通電停止温度Ts1を越えると、定着ヒー
タへの通電がオフになる。通電がオフになっても熱容量
のためしばらくは検出温度が上昇するが、その後、検出
温度は減少し始める。時刻t2において検出温度が通電開
始温度Ts2を切ると、再び定着ヒータへの通電がオンに
なる。以下同様の動作を繰り返す。時刻t3においてコピ
ーボタンが押されコピープロセスが開始され、通電停止
温度Ts1,通電開始温度Ts2もコピープロセスにおける設
定値Ts3,Ts4に変更される。前記時刻t0から通電停止温
度Ts1に達する時刻t1までがウォーミングアップモー
ド、時刻t1からコピープロセスの開始の時刻t3までがア
イドリングモード、時刻t3以降がコピーモードである。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このような温度制御にあたって用いられる
温度検出センサは、定着ローラ10への圧接を高めるため
にシリコンゴム等で被覆されている。このため、温度検
出センサもかなりの熱容量を有しており、温度検出セン
サの検出温度は、定着ローラの温度変化に対して熱時定
数による遅れを生じることになる。
このように温度検出センサの検出温度は定着ローラの
温度変化に対して熱時定数による遅れを持っていること
から、アイドリングモードになった時刻t10直後の時刻t
20にコピーボタンが操作されると、第6図に示すよう
に、コピーモードにおける定着ヒータへの通電停止温度
T2を温度検出センサが検出した時点での定着ローラの実
際の温度は、T2よりも高い温度T3にまで達することにな
る。尚、第6図において、実線Aは定着ローラの表面温
度を示し、破線Bは温度検出センサの出力を示してい
る。
定着ローラが過熱されると、トナーが定着ローラに再
付着するホットオフセットを生じて画像が汚れたり、定
着ローラ表面の性能劣化や短寿命化等の問題が発生する
ことになる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、定着ローラの過熱を防止して定着ロー
ラを保護することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、転写紙上に形成されたトナー画像を、定着
ヒータで加熱される定着ローラを用いて、溶融定着させ
る画像形成装置の定着装置において、前記定着ローラの
表面温度を検出する温度検出センサと、コピーモード時
の定着ヒータへの運転開始温度を、アイドリングモード
時の定着ヒータへの通電停止温度より高く設定する設定
手段と、前記温度検出センサにより検出される表面温度
が前記通電開始温度以下で、且つ検出温度の変化率が負
のときは、前記定着ヒータへの通電を開始し、前記温度
検出センサにより検出される表面温度が前記通電開始温
度以下で、且つ検出温度の変化率が負でないときは、前
記定着ヒータへの通電制御の状態を維持するように制御
する制御手段と、を有することを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を周辺構成と共に示した
構成図である。第4図と同一のものは、同一の番号を付
して示す。図において、30は定着ローラ10の表面温度に
関連した検出信号を出力する温度検出センサ、31は該温
度検出センサ30の検出信号に応じて定着ヒータ32への通
電を制御する通電制御回路である。
第2図は、温度検出センサ30及び通電制御回路31の具
体例を示すブロック図である。第2図では、温度に対応
して変化するサーミスタ(温度検出センサ30)の抵抗値
を電圧に変換し、該電圧をマイクロコンピュータ(通電
制御回路31)のA/D変換部を通してマイクロコンピュー
タ内に検出温度データとして格納する。
第3図は、本発明における温度制御の流れを示すフロ
ーチャートである。温度制御にあたっては、先ず、温度
検出センサ30の検出温度TSと定着と定着ヒータ32への通
電停止温度Tpoffを比較する(ステップ)。そして、T
S>Tpoffの場合には定着ヒータ32への通電を停止する
(ステップ)。一方、TS<Tpoffの場合には、温度検
出センサ30の検出温度TSと定着ヒータ32への通電開始温
度Tponを比較する(ステップ)。そしてTS>Tponの場
合には現在の状態を維持し、TS>Tponの場合には今回の
温度検出センサ30の検出温度TSと1回前の検出温度TS
を比較する(ステップ)。そして、TS<TS′の場合に
は定着ヒータ32への通電を開始し(ステップ)、TS
TS′の場合には現在の状態を維持する。
このように構成することにより、温度検出センサ30の
検出温度が所定値Tpon以下で且つ検出温度の変化率が負
の場合にのみ定着ヒータ32が通電加熱されることにな
り、従来のような定着ローラ10の加熱を防止することが
できる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、定着ロ
ーラの過熱を防止してホットオフセットのない高品質の
画像を得ることができ、定着ローラの長寿命化が図れる
画像形成装置の定着装置を実現することができる。詳述
すれば、本発明ではアイドリングモード時とコピーモー
ド時とで設定温度が変化し、アイドリングモード時の通
電停止温度よりコピーモード時の通電開始温度が高く設
定され、検出温度が所定の温度以下で、且つ変化率が正
のとき、定着ヒータへの通電の状態を維持するので、ア
イドリング状態になった(アイドリングモード時の通電
停止温度を越えるため、定着ヒータへの通電が停止す
る)直後にコピーボタンが押されたとしても、通電開始
温度が通電停止温度より高く設定されているにもかかわ
らず、定着ヒータへの通電の停止状態を維持し、オーバ
ーシュートをおこし難いという効果を奏する。
また、本発明では、所定の温度以下で、且つ、所定の
温度に向かってローラ表面温度を上げようと定着ヒータ
へ通電している状態(変化率が正)のときには、定着ヒ
ータへの通電している状態を維持し、早く所定の温度に
上げることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を周辺構成と共に示した構成
図、第2図は第1図の要部の具体例を示すブロック図、
第3図は本発明における温度制御の流れを示すフローチ
ャート、第4図は電子複写機の構成例を示す図、第5図
はオンオフ制御モードを示す図、第6図は従来の動作を
説明するための温度変化例図である。 1……感光ドラム、2……クリーニング部 3……帯電極、4……帯電消去部 5……露光部、6……原稿 8……転写部、9……搬送機構 10……定着ローラ、20……光学ユニット 21……光源、30……温度検出センサ 31……通電制御回路、32……定着ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−290465(JP,A) 特開 昭61−156079(JP,A) 特開 昭60−115977(JP,A) 特開 昭59−31986(JP,A) 特開 昭63−173088(JP,A) 特開 昭61−156079(JP,A) 特開 昭57−92363(JP,A) 特開 昭57−144576(JP,A) 特開 昭57−171366(JP,A) 特開 昭61−211979(JP,A) 実開 昭60−118170(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】転写紙上に形成されたトナー画像を、定着
    ヒータで加熱される定着ローラを用いて、溶融定着させ
    る画像形成装置の定着装置において、 前記定着ローラの表面温度を検出する温度検出センサ
    と、 コピーモード時の定着ヒータへの通電開始温度を、アイ
    ドリングモード時の定着ヒータへの通電停止温度より高
    く設定する設定手段と、 前記温度検出センサにより検出される表面温度が前記通
    電開始温度以下で、且つ検出温度の変化率が負のとき
    は、前記定着ヒータへの通電を開始し、前記温度検出セ
    ンサにより検出される表面温度が前記通電開始温度以下
    で、且つ検出温度の変化率が負でないときは、前記定着
    ヒータへの通電制御の状態を維持するように制御する制
    御手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置の定着装置。
JP1788387A 1987-01-28 1987-01-28 画像形成装置の定着装置 Expired - Lifetime JPH083690B2 (ja)

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