JPH0836876A - コンピュータ・ハード・ドライブなどのクリブ装置 - Google Patents

コンピュータ・ハード・ドライブなどのクリブ装置

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JPH0836876A
JPH0836876A JP7031839A JP3183995A JPH0836876A JP H0836876 A JPH0836876 A JP H0836876A JP 7031839 A JP7031839 A JP 7031839A JP 3183995 A JP3183995 A JP 3183995A JP H0836876 A JPH0836876 A JP H0836876A
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crib
actuator
drive
crib device
movement
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JP7031839A
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English (en)
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Hassan Siahpolo
ハッサン・シャーポロ
Robert S Antonuccio
ロバート・エス・アントナチオ
James M Carney
ジェイムズ・エム・カーニー
Daniel F Hoornaert
ダニエル・エフ・フールナート
Joseph M Spano
ジョセフ・エム・スパノ
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Sun Microsystems Inc
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Sun Microsystems Inc
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    • G11B33/121—Disposition of constructional parts in the apparatus, e.g. of power supply, of modules the apparatus comprising a single recording/reproducing device
    • G11B33/123—Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis
    • G11B33/124—Mounting arrangements of constructional parts onto a chassis of the single recording/reproducing device, e.g. disk drive, onto a chassis
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    • G06F1/18—Packaging or power distribution
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハード・ドライブを簡単に着脱できる装置を
提供する。 【構成】 開示した発明は、コンピュータ・システム自
体の本体とハード・ドライブの間の設置および取外しを
行うためのクリブ装置および本体を含む改良されたコン
ピュータ・システムに関する。ドライブは、それを本体
に設置し取り外せるようにするハンドルを有するクリブ
装置に固定することができる。クリブ装置および本体
は、クリブ装置およびドライブを移動させてコンピュー
タ・システムおよびドライブの電気コネクタとの係合お
よび係合解除をもたらすカムとカム係合表面とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、システムのハード・ド
ライブなどの安全で迅速で簡単な設置、係合、係合解
除、および取外しを可能ににする構成を含む改良された
コンピュータ・システムと、前記システムおよびその装
置の構成およびアセンブリを製造する方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】常に空間が優先されるコンピュータ・シ
ステムでは、そのすべてとは言えないにしてもその大部
分において、比較的重量の大きなハード・ドライブの取
扱いが深刻な問題であり、最初の設置時にも、後で保守
を実行する際にも、ドライブの損傷を避けるために多大
な注意が必要とされる。これは特に、コンピュータ・シ
ステムとの電気的接続のためのドライブの重大な取扱い
および位置決めにおいてそうである。ハード・ドライブ
を大きな応力や衝撃に従わせることはできないので、ド
ライブを設置する際とコンピュータ・システムから取り
外す際にドライブを安全に取り扱う方法を見つけること
が極めて望ましい。従来、重量が大きく非常に高価なハ
ード・ドライブが人間の手で取り扱われ、手工具で締め
付けられるねじによってコンピュータ本体に固定されて
いた。
【０００３】ドライブを設置し、取り外す際の他の重要
な検討事項は、手または工具や、それによって代表され
る余分のステップの必要なしに、ドライブをシステムに
接続できる、スロット式電気接続システムまたはプラグ
イン電気接続システムを使用できるようにする方法を見
つけることである。また、従来型の設計で、スロット式
設計またはプラグイン設計でドライブを接続するには、
電気的接続および切断を行うためのかなりの力が必要と
された。そのため、多くの場合、コンピュータ・システ
ム中のドライブの位置によっては、接続および切断を行
うのに必要とされる必要な力を加えることが非常に困難
で時間のかかるものになった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】このような目的を満た
すあらゆる装置またはシステムは、必要な部品の数を減
少させ、かつ設置および取外しの時間およびコストを低
減すると共に、低コストで信頼性の高いものであるべき
である。本発明はそれを実現することを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
・システムのハード・ドライブ要素などを設置するため
の使い易いクリブ（ｃｒｉｂ）構成を含む改良されたコ
ンピュータ・システムを提供することによって、各前記
要件をみたすものである。このクリブ構成によって、要
素を安全、迅速、かつ簡単にシステムに設置し、必要に
応じて、要素を安全、迅速、かつ簡単にシステムから取
り外すことができ、かつ電気接続を行うのに工具の力が
いっさい必要とされず、かつ人間の手の力がほとんど必
要とされず、必要な力が非常に好都合な方法で加えられ
る、電気プラグイン・コネクタを使用することができ
る。
【０００６】具体的には、本発明は、クリブ装置と、製
造方法と、クリブ装置上に設けられた保持要素および案
内要素を収容する縦長の開口部を有するコンピュータの
本体に収容されるように設計されたアセンブリを含め、
改良されたコンピュータ・システムを提供するものであ
る。開口部は、たとえば、クリブ装置のカムに接触する
ようになされたカム係合表面などの機械機構も提供す
る。この機械機構の動作により、カムが一部を構成する
ハンドルの形であってよいアクチュエータによって、ク
リブ装置と、それに固定されたハード・ドライブを逆方
向に移動することができる。ハンドルとカムのてこ効果
は、スロット式コネクタにドライブを簡単に係合させ、
スロット式コネクタからドライブを簡単に係合解除する
ために必要とされる力を与える。このようにハンドルを
使用することによって、本体に対するハード・ドライブ
の安全で迅速な取扱いが可能になり、廉価で、人間の手
による最小の力で、かつ工具を使用する必要なしに、電
気接続部を接続し切断することができる。
【０００７】
【実施例】図１を参照すると、他の従来型の構成要素お
よび回路と共に、コンピュータ・ボックス１と、マザー
ボード２と、電源装置３と、ＣＰＵ装置４と、２つのメ
モリ装置５と、プリント回路ボード６Ａを有するハード
・ドライブ６と、フロッピィ・ディスク・ドライブ７
と、入出力装置８および９とを含む、本発明による改良
されたコンピュータ・システムが外形図で示されてい
る。これらの装置はすべて、当技術分野で周知である。
【０００８】システムは、図２、３、４に最もよく示し
たクリブ（ｃｒｉｂ）装置１０を含む。クリブ装置１０
は、図２および３で分かるように、開放頂部１４と、対
向する２つの開放端部１６および１８とを有するおおよ
そ矩形のボックス１２から成る。ボックス１２の図２で
の上下端である２つの長手方向面上に、ボックスの全長
にわたって延びる同じ直立部材または壁２０が設けられ
ている。ボックスの底部２４に形成された大きな開口部
２２は、ボックスの重量を減少させ、ハード・ドライブ
の底部で空気流冷却アクセスが可能になるように設けら
れている。空気流は、図２に符号Ａで示されている。上
記のように、ハード・ドライブの底部は、通常の電気構
成要素を含む従来型のプリント回路ボード６Ａを有す
る。
【０００９】各直立部材２０の外側に、図３に最もよく
示された形の離間された２つの支持・保持部材２６が、
頂部と底部に構成され、３時の位置と９時の位置に形成
した空間で分離された円柱のセグメントとして形成され
ている。部材２６は、ボックス１２の端部１６および１
８の近傍に位置している。ボックス１２の端部１６にあ
る部材２６は、直立部材２０の隣接する部分の間に空間
２９を形成するように結合された２つの部材２６の外側
端部上に据え付けられたブラケット２８を備えている。
図２および３で述べたように、ブラケットは、支持部材
２６のどちらの側でも直立部材２０に平行に延びる。
【００１０】壁２０の外側にある端部１６と１８の間
に、結合された壁から外側に突き出る円筒形部分を有す
る並行して離間された２つのトラニオン部材３０が形成
されている。トラニオン部材３０の外側端部は、直径方
向に対向して構成された幅の狭い２つの突起３２を備え
ている。底部２４のボックス１２の端部１８側にラッチ
開口部３４がある。ボックス１２の２つの壁２０は、図
３および４に最もよく示したたわみ可能なフィンガ３６
を備えている。これらのフィンガを形成するために、壁
２０は、壁の一部が除去されずに、開口部の下端から延
びて開口部の上端から離れた位置で終わり、したがって
上向きに延びるフィンガ３６を形成する、直立矩形開口
部３８を備えている。図４に最もよく示したように、フ
ィンガ３６の外側表面の一部は、ボックス１２の壁２０
の隣接する表面を越えて突き出て、それによって、フィ
ンガ３６は、外側表面に接触したときに内側にたわむこ
とができる。
【００１１】図３を参照すると、この図で分かるよう
に、壁２０の下にある底部３４の外側表面上の左側の一
番端と、対向する端部から内側の所に、図３に２つだけ
示した４つの脚３９が設けられている。これらの脚は、
以下で述べるように、摩擦力を低減するすべり力を与
え、本体のフロア６５とその下に構成されたクリブ装置
の間に空間を設けることによってハード・ドライブを冷
却するための空気流の助けとなっている。当業者には、
ボックス１２が他の形、たとえば、単一のベース部材か
ら成るものなど、上述のものよりも簡単な形であってよ
いことが明らかになろう。
【００１２】次に、ボックス１２に取り付けられたハン
ドルに関して、図５および６を参照する。 ハンドル４
０は、一端でクロス部材４４に接続された２つの同じア
ーム４２から成る。クロス部材の上部表面は、外側自由
コラプシブル端４８を有する逆Ｕ字形部材の形のラッチ
４６を備えている。アーム４２は、ボックス１２の隣接
する支持部材２６に係合するように設計された、アーム
の底部側を向く円形リセス４９をラッチ端に有する。ア
ームは、各アームの１番端にあるハンドル４０の対向端
部の所に、ボックス１２のトラニオン部材３０に係合す
る開口部を有するボス５０を備えている。ボスはそれぞ
れ、ボックス１２の突起３２に係合する直径方向に対向
するスロット５２を有する。この構成によって、ハンド
ル４０は、ボックスにピボット接続され、直立移送位置
から、水平ラッチ位置へ回転し、順方向クリブ装置移動
位置と逆方向クリブ装置移動位置と指定された、移送位
置の両側にある２つの位置へ移動することができる。
【００１３】アーム４２とボス５０の壁２０からの分離
距離は、アーム４２の内側および壁２０の垂直外側表面
にカム要素５４を配置できる程度である。この構成で
は、ハンドル４０は自由に回転できるが、フィンガ３６
の拘束動作のためにボックス１２に対するハンドルの遊
びも横移動も存在しない。２つのカム要素５４は、おお
よそ三角形として同様に形成され、ハンドル４０が最大
垂直位置、すなわち移送位置になったとき、カム要素５
４は、三角形の１つの辺によって分離された上部が丸い
２つのカム表面５６を形成する。これらの表面は、図７
および８によりよく示されている。カム表面５６は、２
つのカム機構の第１の部分を形成する。
【００１４】好ましい実施例では２つのカム要素が使用
されているが、必要に応じて、単一のカム要素５４を使
用できることが理解されよう。当業者には、図のハンド
ル設計の代わりに他の形のアクチュエータを使用でき、
たとえば、いくつかの異なる方法で構成された単一のレ
バーを使用できることも明らかになろう。後でより明ら
かになるように、カム要素５４の投入とアーム４２の長
さのてこ効果は、ハード・ドライブにクリブ装置１０を
係合させる際とハード・ドライブから係合解除する際に
クリブ装置１０を簡単に移動できるように設計される。
２つのそのようなドライブを図７および８中の６および
６Ａでのみ示す。
【００１５】ボックス１２は、標準ハード・ドライブを
ボックス１２に入れて、ねじなし固定装置またはねじに
よってボックスに固定できるような寸法である。図の設
計では、ボックス１２の底部２４上に平らに置かれたハ
ード・ドライブが、支持・保持部材２６に設けられた開
口部を通過して、図示しないハード・ドライブの協働ね
じ付き穴に入る４本のねじによってクリブ装置１０に固
定されている。２本のねじを図７だけに示す。他のハー
ド・ドライブがあれば、ドライブの底部からねじ接続を
行うことも、あるいは他の何らかの方法でドライブをク
リブ装置に固定することもできる。図のクリブ装置は、
上記のように、今日、デスク・トップ・コンピュータ・
システムで使用されるドライブのいくつかの標準寸法の
うちの１つとみなされる約５ ３／４”×３ ３／４”
×１”のハード・ドライブ向けに設計されている。本発
明は例示のために、ハード・ドライブと共に使用されて
いるが、クリブ装置を使用して、フロッピィ・ディスク
・ドライブなどコンピュータ・システムの他の要素を取
り扱えることが理解されよう。
【００１６】上述のクリブ装置１０は、ポリマー材料で
構成するように設計されている。ただし、アルミニウム
合金などの金属で構成することができる。材料の選択
は、コスト、環境、人間工学的条件、および性能条件に
依存する。
【００１７】次に、クリブ装置１０と協働するように設
計された本体６０に関して、図７および８を参照する。
具体的に言うと、図７には、本体６０の一面および背部
壁の一部しか示していないが、本体が、複合コンピュー
タ・ボックスまたは複合本体の小さな部分を構成するボ
ックス状構造の形であることが理解されよう。本体６０
は、開放頂部６２と、２つの直立壁６６Ａに結合されて
これらの壁を支持する底部６４とを有する。一方の直立
壁しか示していないが、他方の壁は、他の図で６６Ｂと
して示されている。底部６４は、図７に示した表面６７
によって示され、クリブ装置１０の開口部２２の下に位
置し、ハード・ドライブの空気流冷却を可能にするよう
な寸法の開口部を備える、平坦なシート・メタル・フロ
ア６５を含む。空気流は、図６に符号Ａで示されてい
る。本体の一端は、ハード・ドライブ６のマッチング・
コネクタ７１が押し込まれるスロット付き電気コネクタ
またはプラグイン電気コネクタ７６９が据え付けられた
背部壁６８を有する。このようなコネクタは、コンピュ
ータ業界で周知のタイプのものである。２つの電気コネ
クタ６９を図７に示す。本体の対向端７２は開放されて
いる。
【００１８】図８Ａに最もよく示したように、同様に構
成された壁６６の各面ＡおよびＢは、垂直に構成された
３つの開口部、左から順に７４、７６、７８を有する。
開口部７４および７８はそれぞれ、１組の垂直に離間さ
れた２つのリセス８０を有する。１つの組の上部リセス
と下部リセスは、水平に整列して、支持・保持部材２６
をルーズに収容するような寸法になっている。この整列
によって、ハード・ドライブの電気コネクタは、コンピ
ュータ・システムの電気コネクタに位置合わせするのに
丁度よい平面上に来る。両方の壁６６ＡおよびＢの開口
部７８は実際は、本体６０の開放端によって形成されて
いる。壁６６ＡおよびＢの開口部７６は、２つのカム機
構の第２の部分を形成する垂直カム接触協働面または表
面８２および８４を有する。カムは、好ましい形ではカ
ム要素５４上に形成されるが、本体６０上に形成するこ
とができ、その場合、カムはハンドル４０上に形成され
た垂直表面に係合する。
【００１９】開口部７４および７８は、底部支持端縁８
６（図７および８Ａ参照）を有し、保持部材２６を支持
するように保持部材２６に接触し、その間、開口部７６
の底部は、ボックス１２のトラニオン３０に比べて外径
が小さいためにトラニオンの底部に接触しないように保
持される。従来どおり、本体は、比較的重量の大きなゲ
ージ・スティール・シート・メタルで形成されている。
【００２０】図３に示したように、クリブ装置１０のボ
ックス１２の前部壁２０は、共通円弧上に構成された３
つの穴８１を備えている。背部壁２０は、２つの最上部
穴８１に対応する２つの類似の穴しか備えていない。図
６に示したように、両方のカム要素５４の内側垂直表面
上に、前記円弧を通過するように構成された突起ボタン
８３が設けられている。単一の最下部穴８１は、ボタン
８３が入ったときに、ボックス１２のトラニオン３０上
でのハンドル４０の組立を助けるようにトラニオン３０
の突起３２をアーム４２の開口部５２に位置合わせする
ために使用される。図３に見られる１１時の位置にある
穴８１は、クリブ装置とハード・ドライブの間の迅速で
容易な設置および取外しを助けるために、ボタン８３を
収容したとき、移送位置、挿入位置、取外し位置でハン
ドル４０を保持するために設けられている。残りの穴８
１は、ラッチング動作によってハンドル上で発生する応
力のために、ハンドルがラッチされたときに発生するハ
ンドル４０上の応力を軽減するために設けられている。
【００２１】ハード・ドライブ本体６０に迅速にアクセ
スできるように、図示しないコンピュータ・システムの
頂部が取り外された、クリブ装置１０と、本体６０と、
それらのアセンブリとを含む改良されたコンピュータ・
システムの動作を簡単に説明する。クリブ装置１０を本
体の開口部７６に挿入する。これを行う前に、ハード・
ドライブ６をねじ５８でクリブ装置１０に固定してお
く。クリブ装置の底部２４の厚さと本体の開口部７６の
高さは、ハード・ドライブのプリント回路ボードの最下
部構成要素の外側表面が本体のフロア６５との接触を妨
げられるようなものである。図７および８Ａに示したよ
うに、ハンドル４０を使用して、ハンドルを垂直位置に
してドライブを運ぶ。この位置で、２つのカム要素５４
は、本体６０の壁６６ＡおよびＢの開口部７６内に自由
に入れるように、後ろ向き位置をとる。クリブ装置を下
降させると、支持・保持部材２６が、開口部７４および
７８によって収容され、開口部７４および７８に関連す
る本体の２組の下部リセス８０のすぐ前でそれらのリセ
スにうまく位置合わせれて本体の表面８６上で静止す
る。
【００２２】クリブ装置の前部に構成されたブラケット
２８が、本体６０の壁６６ＡおよびＢの重なり部分に係
合して、クリブ装置の壁２０が、ブラケット２８と壁６
６ＡおよびＢの間に保持されるため、クリブ装置１０
は、その下向き移動中に、適当な位置に案内されて保持
される。上述のように、ブラケット２８は、クリブ装置
の下向き移動だけでなく長手方向移動も制御する。これ
に関しては、ブラケット２８が、図８Ａ、Ｃ、Ｄで表さ
れたすべての３つの位置で常に、本体６０の壁６６Ａお
よびＢに対して重なる状態になることが観測されよう。
【００２３】クリブ装置１０の下向き移動中に、４つの
フィンガ３６は、本体壁６６ＡおよびＢの内側表面に接
触したときに係合して内側にたわみ、したがってクリブ
装置と固定されたハード・ドライブの横移動を妨げる。
この非常に簡単で迅速な操作の後、図７、８Ｂ、８Ｃに
見られる移送垂直位置から時計回りに、図８ＣおよびＤ
に示したハンドルの位置へハンドル４０を回転させるこ
とができる。この操作によって、図７および８で分かる
ように、カム要素５４の最前部カム表面５６が壁６６Ａ
およびＢの壁表面８４に接触して、クリブ装置およびハ
ード・ドライブを図面上で左に押す。この移動では、１
本の指で加えることができる非常に小さな力しか必要と
されない。
【００２４】端縁８６、リセス８０、ブラケット２８、
およびフィンガ３６によって、制御された拘束をクリブ
装置に施すことによって、ハード・ドライブのコネクタ
７１がコンピュータ・システムのコネクタ６９に円滑に
係合する。接続位置で、ハンドル４０のラッチ４８は、
ボックス１２のラッチ開口部３４に入り、本体６０中で
クリブ装置とハード・ドライブをラッチし、本体の表面
８４にカム要素５４をロックすることとフィンガ３６の
拘束動作のために、相互接続されたこれらの装置を本体
に対するあらゆる移動に対してしっかりと保持する。ま
た、この位置では、アーム４２の円形リセス４９が、隣
接する支持部材２６に係合する。
【００２５】ハード・ドライブおよびクリブ装置を取り
外す際は、上記の手順を逆にする。この場合、たとえ
ば、図８Ｃに示したように、コネクタを係合させるのに
必要とされるのと同じ小さな力によって、ハンドルを逆
時計回りに回転すると、最前部カム表面５６が開口部７
６の垂直表面８２に係合する。これによって、コネクタ
６９および７１を係合解除して、クリブ装置１０および
ハード・ドライブ７０を、図８に示した位置へ引き込む
ために必要な力がもたらされる。この位置で、ハンドル
を使用して、ドライブを迅速かつ容易に本体６０から持
ち上げることができる。上記説明は、クリブ装置１０を
使用してドライブを設置すると共に取り外すことを構想
するものであるが、クリブ装置は、ある種の応用例で
は、ドライブを設置するためだけに使用することができ
る。
【００２６】コンピュータ・システムで２つ以上のハー
ド・ドライブを使用することが望ましい応用例で、図７
および８に示した設計はこれに適応する。これらの図
で、本体６０の壁６６ＡおよびＢの高さと、開口部７
４、７６、７８と、第２の１組のリセス８０ならびに拡
張されたカム表面８２および８４を設けることとによっ
て、第２のハード・ドライブ６Ａを第１のドライブ６上
に積み重ねて支持することができる。この構成で、第２
のクリブ装置１０Ａの４つの脚３９は、下部クリブ装置
１０の壁２０の上部端縁上で静止して、上部クリブ装置
１０Ａおよびそのドライブ６Ａ用のすべり表面として働
き、かつ上述のように、２つのクリブ装置が分離される
ことのために空気流冷却の利点を提供する。下部クリブ
装置１０の壁２０の上部表面または端縁は、上部クリブ
装置１０Ａの脚３９用の垂直連続支持案内表面を提供す
る。壁２０、したがって本体６０の壁６６ＡおよびＢの
内側に位置する脚３９によって、上部クリブ装置１０Ａ
の脚は下部クリブ装置１０の壁２０に載ることができ
る。
【００２７】特許法の規定に従って、本発明を好ましい
実施例に関して説明したが、本発明に関連する当業者に
は、図示し説明した以外の方法で本発明を実施できるこ
とが容易に理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図１】 上部が取り外された、本発明によるクリブ装
置を組み込んだ改良されたコンピュータ・システムの概
略平面図である。
【図２】 ハンドルのないクリブ装置のベース部分を示
すクリブ装置の平面図である。
【図３】 図２に示したベース部分の立面図である。
【図４】 図２の線Ａ−Ａで取った断面図である。
【図５】 図２および３に示したクリブ装置のベース部
分とは別に示されたハンドルの平面図である。
【図６】 図５に示したハンドルの立面図である。
【図７】 本体内へ下降される位置で本体の上にハンド
ルによって支持できるクリブ装置およびハード・ドライ
ブを示す、ある点に関して簡略化したコンピュータ・シ
ステムの本体の立面図である。
【図８】 クリブ装置をハード・ドライブと共にコンピ
ュータ・システムの本体に設置して、スロット式電気接
続位置へドライブを移動する状態を示す説明図である。
【符号の説明】
１ コンピュータ・ボックス、 ２ マザーボード、
３ 電源装置、４ ＣＰＵ装置、 ５ メモリ装置、
６ ハード・ドライブ、７ フロッピィ・ディスク・ド
ライブ、 ８ 入出力装置、１０ クリブ装置、 １２
ボックス、 １４ 開放頂部、 １６ 開放端、２０
垂直部材または壁、 ２４ 底部、 ２６ 支持・保
持部材、２８ ブラケット、 ３２ 突起、 ３４ ラ
ッチ開口部、 ３６ フィンガ ３８ 直立矩形開口部、 ３９ 脚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・エス・アントナチオ アメリカ合衆国 01803 マサチューセッ ツ州・バーリントン・コーコラン ロー ド・12 (72)発明者 ジェイムズ・エム・カーニー アメリカ合衆国 01463 マサチューセッ ツ州・ペパレル・タウンゼンド ストリー ト・155 (72)発明者 ダニエル・エフ・フールナート アメリカ合衆国 94043 カリフォルニア 州・マウンテンビュー・アラモ コート・ ナンバー22・620 (72)発明者 ジョセフ・エム・スパノ アメリカ合衆国 01864 マサチューセッ ツ州・ノース リーディング・リバティ レイン・18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 要素をコンピュータに挿入するためのシ
    ステムにおいて、 要素とクリブ装置自体の間の相対移動を妨げるために要
    素をクリブ装置自体に固定できるようにする固定装置を
    有するクリブ装置と、 アクチュエータ自体が移送位置から他の位置へ移動し、
    それによって前記クリブ装置および固定された要素を移
    動できるように前記固定装置に接続され、前記移動をも
    たらすための機械機構の第１の協働部分を有するアクチ
    ュエータと、 前記クリブ装置と固定装置とを本体へ連結させる接続部
    分を有し、前記移動をもたらすための前記第１の部分と
    共に動作する前記機械機構の第２の協働部分を有する本
    体とを備えることを特徴とするシステム。
  2. 【請求項２】 コンピュータの挿入可能な要素を収容す
    るためのクリブ装置において、 要素と前記クリブ装置の間の相対移動を妨げるために要
    素を前記クリブ装置に固定できるようにする固定装置を
    有する前記クリブ装置と、 アクチュエータ自体が移送位置から他の位置へ移動し、
    それによって前記クリブ装置および要素を移動できるよ
    うに前記固定装置接続され、前記移動をもたらすための
    機械機構を有するアクチュエータとを備えるクリブ装
    置。
  3. 【請求項３】 ドライブ装置を収容するためのクリブ装
    置を製造する方法において、 ドライブ装置と前記クリブ装置の間の相対移動を妨げる
    ためにドライブ装置を前記クリブ装置に固定できるよう
    にする固定装置を前記クリブ装置上に形成するステップ
    と、 アクチュエータが移送位置から他の位置へ移動し、それ
    によって前記クリブ装置およびドライブ装置を移動でき
    るように前記アクチュエータを前記固クリブ装置に接続
    するステップと、 前記移動をもたらすための機械機構を前記アクチュエー
    タ上に形成するステップとを含むことを特徴とする方
    法。
  4. 【請求項４】 ハード・ドライブを収容するためのクリ
    ブ装置を製造する方法において、 少なくとも１つの開口端と開口頂部とを有し、 前記開放頂部または前記開放端、あるいはその両方を介
    してハード・ドライブを収容するような寸法の対向直立
    面を有する、おおよそ矩形のボックス状底部を形成する
    ステップと、 ハード・ドライブが前記底部に固定できるように前記底
    部に部材を形成するステップと、 クリブ装置が作動位置にあるときに前記クリブ装置の移
    動を支持して制御するように働く部材を前記直立面上に
    形成するステップと、 前記底部の端部のおおよそ中間でアクチュエータを前記
    底部にピボット接続できるようにする部材を有するアク
    チュエータを形成するステップと、 少なくとも１つのアームを含む前記アクチュエータを形
    成するステップと、 前記直立面の外側で前記アームの下端を前記底部に接続
    させるステップと、 前記アクチュエータの移動方向に応じて、対向方向に前
    記クリブ装置の移動をもたらすことのできる２つのカム
    表面を有するカム要素を前記アームの下端に形成するス
    テップとを含むことを特徴とする方法。
  5. 【請求項５】 本体と、クリブ装置と、電気コネクタと
    を有するドライブ装置とを含むコンピュータを組み立て
    る方法において、 前記本体が、前記クリブ装置および前記ドライブ装置を
    前記本体によって支持できるようにするための支持部分
    を有し、 前記クリブ装置が、前記ドライブ装置と前記クリブ装置
    の間の相対運動を妨げるために前記ドライブ装置を前記
    クリブ装置に固定できるようにするための固定装置を有
    し、 前記クリブ装置が、アクチュエータを有し、 前記ドライブ装置を前記クリブ装置に固定するステップ
    と、 前記本体の前記支持部上で前記クリブ装置を前記固定さ
    れたドライブ装置と共に位置決めするステップと、 前記アクチュエータの移動をもたらして前記ドライブ装
    置の移動をもたらし、前記ドライブ装置の前記電気コネ
    クタを前記コンピュータとの作動位置に押し込むステッ
    プとを含むことを特徴とする方法。
  6. 【請求項６】 本体と、クリブ装置と、電気コネクタと
    を有するドライブ装置とを含むコンピュータを組み立て
    る方法において、 前記本体が、支持面と、２つの対向して延びる壁とを備
    え、 前記壁が、離間された２つの縦長の開口部と、前記縦長
    の開口部中の１対の対向リセスと、前記ドライブ装置の
    コネクタを有する端部に対向する前記本体の第１の端部
    中の１対の対向リセスとを有し、 前記クリブ装置が、支持可能な面と、前記本体にはまり
    こむような寸法の対向して延びる２つの壁とを備え、前
    記本体の前記支持面が、前記クリブ装置の前記支持可能
    な面を支持し、前記本体の前記壁が、前記クリブ装置の
    壁と隣接関係になり、 前記クリブ装置が、前記本体の各前記リセスで異なるも
    のを収容できるように構成された支持・保持部材を有
    し、 前記クリブ装置が、前記縦長開口部の１つで受けられる
    寸法のアクチュエータを有し、 前記クリブ装置の前記壁が、前記本体の前記壁内にはま
    り、前記クリブ装置の前記支持可能な面が、前記本体の
    支持面によって支持されるように、前記ドライブ装置を
    前記クリブ装置に固定して、前記アクチュエータおよび
    １対の支持・保持部材をそれぞれ異なる前記縦長開口部
    に挿入するステップと、 前記クリブ装置の前記挿入が完了した後に、前記アクチ
    ュエータの回転運動をもたらして前記ドライブ装置の移
    動をもたらし、ドライブ装置の前記電気コネクタを前記
    コンピュータ・システムとの作動位置へ押し込み、同じ
    移動によって、前記１つの開口部および前記本体の前記
    第１の端部にある前記２対のリセス内へ前記支持・保持
    部材を移動させるステップとを含むことを特徴とする方
    法。
JP7031839A 1994-01-28 1995-01-30 コンピュータ・ハード・ドライブなどのクリブ装置 Withdrawn JPH0836876A (ja)

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