JPH0836470A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0836470A
JPH0836470A JP6169089A JP16908994A JPH0836470A JP H0836470 A JPH0836470 A JP H0836470A JP 6169089 A JP6169089 A JP 6169089A JP 16908994 A JP16908994 A JP 16908994A JP H0836470 A JPH0836470 A JP H0836470A
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Masao Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、プリンタ装置に関し、ネットワー
クを介して相手ワークステーションから送信される印刷
データを記録紙に印刷するプリンタ装置において、記録
紙の使用できる枚数を制限して無駄使いを省き、不特定
多数者によるプリンタの不正使用を防止できるプリンタ
装置を提供することを目的としている。 【構成】 ネットワーク制御部1が相手ワークステーシ
ョンから記録紙に印刷するプリント要求枚数を受信す
る。一方、プリンタ制御部3の内部RAMに記録紙の使
用枚数を制限する使用制限枚数および既に印刷した記録
紙の使用済枚数を記憶する。ここで、プリンタ制御部3
がプリント要求枚数と使用済枚数とを加算した後に、使
用制限枚数と加算結果とを比較し、比較した結果、使用
制限枚数の方が小さい場合には、プリンタ制御部3が印
刷データを記録紙に印刷することを中止するように制御
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置に関し、
特に、ネットワークを介して相手ワークステーションか
ら送信される印刷データを記録紙に印刷するプリンタ装
置において、ユーザ名やネットワークアドレスや使用制
限枚数を設定して、記録紙の使用枚数を制限できるとと
もに、不特定多数者によるプリンタの不正使用を防止で
きるプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置については、特開平
4−207540号公報記載の「ネットワークシステ
ム」が報告されている。このものは、ネットワークを介
して入力された受取人名が付加されたプリントジョブに
おいて、まず、プリント制御装置に設けられた制御手段
が、記憶手段に当該受取人名が記憶されているかどうか
を調べ、当該受取人名が登録された場合には、当該受取
人名に対応して記憶手段に登録されたビンを示す情報を
読み出し、このビンへ記憶媒体を出力するようにソータ
が設けられたプリンタを制御することで、プリンタから
プリントジョブに対応する出力ドキュメントがソーティ
ングされて出力されるといった利点を有するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
プリンタ装置にあっては、記録紙の使用できる枚数を制
限していないため、特定のユーザによっては無制限にプ
リンタを使用される恐れがあり、特に、ネットワークを
介して広範囲に多数のユーザ端末と接続されるプリンタ
においては、この傾向は著しく記録紙等の消耗品の無駄
使いになるといった問題があった。
【0004】そこで、本発明は、ネットワークを介して
相手ワークステーションから送信される印刷データを記
録紙に印刷するプリンタ装置において、ユーザ名やネッ
トワークアドレスや使用制限枚数を設定して、ユーザ毎
にプリンタの利用状況を集計して管理することで、記録
紙の使用できる枚数を限定して無駄使いを省くととも
に、ユーザ名を登録して操作できるユーザを限定するこ
とで、不特定多数者によるプリンタの不正使用を防止で
きるプリンタ装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、ネットワークを介して相手ワ
ークステーションから送信される印刷データを記録紙に
印刷するプリンタ装置において、該相手ワークステーシ
ョンから記録紙に印刷するプリント要求枚数を受信する
ネットワーク制御手段と、記録紙の使用枚数を制限する
使用制限枚数および既に印刷した記録紙の使用済枚数を
記憶する制御データ記憶手段と、前記プリント要求枚数
と前記使用済枚数とを加算した後に、前記使用制限枚数
と該加算結果とを比較する比較手段と、該比較手段で比
較した結果、前記使用制限枚数の方が小さい場合には、
印刷データを記録紙に印刷することを中止するように制
御するプリンタ制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0006】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記比較手段で比較した結果、前記使用制限枚
数の方が大きい場合には、印刷データを記録紙に印刷す
る使用権を与えるように制御するプリンタ制御手段を備
えたことを特徴とする。請求項3記載の発明は、上記課
題を解決するため、前記比較手段で比較した結果、前記
使用制限枚数の方が大きい場合には、印刷データを記録
紙に印刷する印刷枚数を計数する計数手段と、該計数手
段で計数された計数結果を前記制御データ記憶手段に記
憶された使用済枚数に加算して記憶するデータ加算手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ネットワークを介して相手ワークステーション
から送信される印刷データを記録紙に印刷するプリンタ
装置において、該相手ワークステーションからユーザ名
およびネットワークアドレスのうち少なくとも一方を受
信するネットワーク制御手段と、該ネットワーク制御手
段で受信されたユーザ名やネットワークアドレスを記憶
する制御データ記憶手段と、を備え、前記ネットワーク
制御手段で新たに受信されたユーザ名およびネットワー
クアドレスのうち少なくとも一方が前記制御データ記憶
手段に記憶されたものと一致した場合には、印刷データ
を記録紙に印刷する使用権を与えるように制御するプリ
ンタ制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ネットワークを介して相手ワークステーション
から送信される印刷データを記録紙に印刷するプリンタ
装置において、該相手ワークステーションからユーザ名
およびネットワークアドレスのうち少なくとも一方と対
応して使用制限枚数を受信するネットワーク制御手段
と、該ネットワーク制御手段で受信されたユーザ名およ
びネットワークアドレスのうち少なくとも一方と対応し
て使用制限枚数を初期設定値として記憶する制御データ
記憶手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、ネットワークを介し
て相手ワークステーションから送信される印刷データを
記録紙に印刷するプリンタ装置において、ネットワーク
制御手段が相手ワークステーションから記録紙に印刷す
るプリント要求枚数を受信する。一方、制御データ記憶
手段が記録紙の使用枚数を制限する使用制限枚数および
既に印刷した記録紙の使用済枚数を記憶する。ここで、
比較手段がプリント要求枚数と使用済枚数とを加算した
後に、使用制限枚数と加算結果とを比較し、比較手段で
比較した結果、使用制限枚数の方が小さい場合には、プ
リンタ制御手段が印刷データを記録紙に印刷することを
中止するように制御する。
【0010】従って、相手ワークステーションから使用
制限枚数を設定して、ユーザ毎にプリンタの利用状況を
集計して使用済枚数として管理するので、使用制限枚数
を越えて印刷することが予想される場合には、印刷デー
タを記録紙に印刷することを中止するように制御でき、
記録紙の使用できる枚数を限定して無駄使いを省くこと
ができる。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、比較手段で比較した結果、使用制限枚数の
方が大きい場合には、プリンタ制御手段が印刷データを
記録紙に印刷する使用権を与えるように制御する。従っ
て、相手ワークステーションから設定された使用制限枚
数を越えないで印刷できることが予想される場合には、
ユーザにプリンタの使用権を与えることができる。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
作用に加え、比較手段で比較した結果、使用制限枚数の
方が大きい場合には、計数手段が印刷データを記録紙に
印刷する印刷枚数を計数し、データ加算手段がこの計数
結果を前記制御データ記憶手段に記憶された使用済枚数
に加算して記憶する。従って、使用済枚数を更新でき、
次回の使用時には最新データに基づいて記録紙の使用で
きる枚数を制限して無駄使いを省くことができる。
【0013】請求項4記載の発明では、ネットワークを
介して相手ワークステーションから送信される印刷デー
タを記録紙に印刷するプリンタ装置において、ネットワ
ーク制御手段が相手ワークステーションからユーザ名お
よびネットワークアドレスのうち少なくとも一方を受信
し、受信されたユーザ名やネットワークアドレスを制御
データ記憶手段に記憶する。ここで、ネットワーク制御
手段で新たに受信されたユーザ名およびネットワークア
ドレスのうち少なくとも一方が制御データ記憶手段に記
憶されたものと一致した場合には、プリンタ制御手段が
印刷データを記録紙に印刷する使用権を与えるように制
御する。
【0014】従って、相手ワークステーションからユー
ザ名やネットワークアドレスを登録して、操作できるユ
ーザやネットワークアドレスを限定することで、不特定
多数者によるプリンタの不正使用を防止できる。請求項
5記載の発明では、ネットワークを介して相手ワークス
テーションから送信される印刷データを記録紙に印刷す
るプリンタ装置において、ネットワーク制御手段が相手
ワークステーションからユーザ名およびネットワークア
ドレスのうち少なくとも一方と対応して使用制限枚数を
受信し、受信されたユーザ名およびネットワークアドレ
スのうち少なくとも一方と対応して使用制限枚数を初期
設定値として制御データ記憶手段に記憶する。
【0015】従って、相手ワークステーションからユー
ザ名やネットワークアドレスに対応して使用制限枚数の
初期設定が簡単にでき、ユーザ名やネットワークアドレ
ス毎に記録紙の使用できる枚数を限定して無駄使いを省
くとともに、ユーザ名を登録して操作できるユーザを限
定することで、不特定多数者によるプリンタの不正使用
を防止できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、プリンタ装置のシステム構成について説明
する。図1は本発明(請求項1〜5)の一実施例である
プリンタ装置がネットワークに接続することを示す図で
ある。
【0017】図1に示すように、ネットワークを介して
ワークステーション100,101とプリンタ装置20
0とが接続されている。ワークステーション100,1
01は、CRTディスプレイ装置およびキーボードを有
し、インテリジェント機能によって複数のソフトウェア
ー処理を選択実行できるものである。また、ワークステ
ーション100,101は、ネットワークを介してプリ
ンタ装置200にプリント要求を発行するとともに、C
RTディスプレイ装置上でプリンタ装置200から送信
されたメッセージを確認できるものである。
【0018】プリンタ装置200は、プリンタ機能を有
し、ワークステーション100,101から送られた印
刷データをプリント出力するものである。図2は本発明
(請求項1〜5)の一実施例であるプリンタ装置のシス
テム構成図である。図2に示すように、プリンタ装置2
00は、ネットワーク制御部1、データ記憶部2、プリ
ンタ制御部3、プリンタ機構部4によって構成されてい
る。
【0019】ネットワーク制御部1は、同軸ケーブルや
光ファイバ等の物理的伝送媒体と接続し、ネットワーク
を介してデータを送受信するためのインタフェースを有
し、制御データや印刷データ等のデータを送受信するた
めのフレーム生成や、フレームの送受信や、受信したフ
レームのエラーチェック等を行う。データ記憶部2は、
バッファメモリを有し、ネットワーク制御部1が受信し
た印刷データを記憶し、プリンタ機構部4に印刷データ
を送る。
【0020】プリンタ制御部3は、ネットワーク制御部
1が受信した制御データに基づいてプリンタ部4を制御
する制御信号を生成するとともに、アクセス制御データ
に基づいてプリンタ機構部4の使用権を判断する。ま
た、プリンタ制御部3は、内部RAMを有し、アクセス
制御データを記憶する。プリンタ機構部4は、プリンタ
制御部3から出力される制御信号に基づいて印刷データ
を記録紙に物理的に印刷する。
【0021】図3は本発明(請求項1〜5)の一実施例
であるプリンタ装置のプリンタ制御部3で管理されるア
クセス制御データを示す図である。図3に示すように、
アクセス制御データは、ユーザ名、ネットワークアドレ
ス、使用制限枚数および使用済枚数によって構成されて
いる。ワークステーション100,101でユーザがキ
ーボードからユーザ名、ネットワークアドレスおよび使
用制限枚数を入力し、ネットワークを介してプリンタ装
置200のネットワーク制御部1で受信する。次に、受
信されたユーザ名、ネットワークアドレスおよび使用制
限枚数をプリンタ制御部3で管理する。
【0022】ここで、ユーザ名は、ワークステーション
からネットワークを介してプリンタ装置200に印刷デ
ータを送信するユーザの名前である。ネットワークアド
レスは、ネットワークに接続されたワークステーション
のアドレスである。使用制限枚数は、ユーザがプリンタ
装置200で印刷が許可された記録紙の枚数である。使
用済枚数は、ユーザが使用した記憶紙の使用枚数の集計
値であり、初期設定時にリセットされるものとする。
【0023】プリンタ制御部3は、このアクセス制御デ
ータに基づいてワークステーションからネットワークを
介してプリンタ装置200に送信される制御データを判
断して、プリンタ装置200に印刷できるか否かを表す
使用権を決定する。図4は本発明の一実施例であるプリ
ンタ装置のプリンタ制御部3で管理される使用拒否記録
表である。
【0024】図4に示すように、使用拒否記録表は、日
付、ジョブ番号、ユーザ名とその使用拒否理由、ネット
ワークアドレスとその使用拒否理由、プリント要求枚数
と使用済枚数および使用制限枚数によって構成されてい
る。日付は、プリンタ制御部3で使用拒否処理を行った
日付である。ジョブ番号は、プリンタ制御部3で使用拒
否処理を行ったときのプリント要求に対応させた番号で
ある。ユーザ名とその使用拒否理由は、主にユーザ名が
未登録であることを示す。ネットワークアドレスとその
使用拒否理由は、主にネットワークアドレスが未登録で
あることを示す。プリント要求枚数と使用済枚数および
使用制限枚数は、プリント要求枚数と使用済枚数との加
算値が使用制限枚数を越えた場合に示される。
【0025】図5は本発明(請求項1〜5)の一実施例
であるプリンタ装置のプリント動作を示すフローチャー
トである。まず、ネットワークを介して相手ワークステ
ーション100からプリンタ装置200のネットワーク
制御部1に接続が要求されると、ネットワーク制御部1
は接続処理を行うとともに、相手ワークステーション1
00からユーザ名およびネットワークアドレスを受信
し、プリンタ制御部3の内部RAMに記憶する(処理S
1)。次に、プリンタ制御部3は、受信したユーザ名お
よびネットワークアドレスに基づいてアクセス制御デー
タの初期設定が済んだか否かを判断する(処理S2)。
【0026】処理S2で、アクセス制御データの初期設
定が済んだ場合には、相手ワークステーション100か
らネットワーク制御部1でプリント要求が受信されたか
否かを判断する(処理S3)。処理S3で、プリント要
求が受信された場合には、プリント要求とともに受信さ
れたユーザ名またはネットワークアドレスに基づいて、
プリンタ制御部3の内部RAMに記憶されたアクセス制
御データに当該ユーザ名または当該ネットワークアドレ
スが登録されているかチェックすることで、使用権があ
るかチェックする(処理S4)。次に、受信したプリン
ト要求に使用権があるか否かを判断する(処理S5)。
【0027】処理S5で、受信したプリント要求に使用
権がある場合には、プリンタ制御部3の内部RAMに記
憶されたアクセス制御データのユーザ名に対応した使用
制限枚数から受信したプリント要求枚数と使用済枚数と
の加算値を引き算し、プリント要求に使用権があるかチ
ェックする(処理S6)。ここで、プリント終了後に、
予想できる記録紙の使用可能枚数Nは、 N = 使用制限枚数 − (プリント要求枚数 + 使用済枚数) ・・・(1) 次に、比較式(1)の符号に基づいて受信したプリント
要求に使用権があるか否かを判断する(処理S7)。
【0028】処理S7で、比較式(1)がN>0とな
り、受信したプリント要求に使用権がある場合には、ネ
ットワーク制御部1が受信した印刷データをデータ記憶
部2のバッファメモリに記憶し、プリンタ機構部4に印
刷データを順次に送り、プリント出力処理を行う(処理
S8)。なお、処理S8で、ユーザ毎に使用状況を集計
するために記録紙の使用済枚数を計数し、使用済枚数を
アクセス制御データに記憶された使用済枚数に加算して
記憶する。
【0029】一方、処理S2で、アクセス制御データの
初期設定が済んでない場合には、相手ワークステーショ
ン100からネットワーク制御部1で初期設定要求が受
信されたか否かを判断する(処理S9)。処理S9で、
アクセス制御データの初期設定要求が受信された場合に
は、相手ワークステーション100からネットワーク制
御部1でユーザ名またはネットワークアドレスに対応す
る使用制限枚数をアクセス制御データとして受信し、プ
リンタ制御部3の内部RAMにアクセス制御データを記
憶して使用権を設定するとともに、使用済枚数をリセッ
トする(処理S10)。
【0030】一方、処理S3で、プリント要求が受信さ
れなかった場合、または、処理S9で、アクセス制御デ
ータの初期設定要求が受信されなかった場合には、プリ
ント要求やアクセス制御データの初期設定要求以外の制
御情報を受信したため、エラーとして取り扱うためのエ
ラー処理を行う(処理S11)。一方、処理S5で、受
信したプリント要求に使用権がない場合、または、処理
S7で、比較式(1)がN<0となり、受信したプリン
ト要求に使用権がない場合には、プリンタ制御部3で管
理される使用拒否記録表にジョブ番号に対応した使用拒
否理由を図4に示すように記憶するとともに、プリント
要求元の相手ワークステーション100にネットワーク
制御部1から使用拒否メッセージを返す。使用拒否メッ
セージは、例えば「ユーザ名が登録されていません」や
「ネットワークアドレスが登録されていません」や「使
用制限枚数を越えています」である(処理S12)。
【0031】このように、本実施例(請求項1)では、
ネットワークを介して相手ワークステーションから送信
される印刷データを記録紙に印刷するプリンタ装置にお
いて、ネットワーク制御部1が相手ワークステーション
から記録紙に印刷するプリント要求枚数を受信する。一
方、プリンタ制御部3の内部RAMに記録紙の使用枚数
を制限する使用制限枚数および既に印刷した記録紙の使
用済枚数を記憶する。ここで、プリンタ制御部3がプリ
ント要求枚数と使用済枚数とを加算した後に、使用制限
枚数と加算結果とを比較し、プリンタ制御部3で比較し
た結果、使用制限枚数の方が小さい場合には、プリンタ
制御部3が印刷データを記録紙に印刷することを中止す
るように制御する。
【0032】従って、相手ワークステーションから使用
制限枚数を設定して、ユーザ毎にプリンタの利用状況を
集計して使用済枚数として管理するので、使用制限枚数
を越えて印刷することが予想される場合には、印刷デー
タを記録紙に印刷することを中止するように制御でき、
記録紙の使用できる枚数を限定して無駄使いを省くこと
ができ、特に、カラープリンタ等のプリント単価が高い
記録紙を使用する場合には、その効果が高い。
【0033】このように、本実施例(請求項2)では、
プリンタ制御部3で比較した結果、使用制限枚数の方が
大きい場合には、プリンタ制御部3が印刷データを記録
紙に印刷する使用権を与えるように制御する。従って、
相手ワークステーションから設定された使用制限枚数を
越えないで印刷できることが予想される場合には、ユー
ザにプリンタの使用権を与えることができる。
【0034】このように、本実施例(請求項3)では、
プリンタ制御部3で比較した結果、使用制限枚数の方が
大きい場合には、プリンタ制御部3が印刷データを記録
紙に印刷する印刷枚数を計数し、プリンタ制御部3がこ
の計数結果をプリンタ制御部3の内部RAMに記憶され
た使用済枚数に加算して、再度、プリンタ制御部3の内
部RAMに記憶する。
【0035】従って、使用済枚数を更新でき、次回の使
用時には最新データに基づいて記録紙の使用できる枚数
を制限して無駄使いを省くことができる。このように、
本実施例(請求項4)では、ネットワークを介して相手
ワークステーションから送信される印刷データを記録紙
に印刷するプリンタ装置において、ネットワーク制御部
1が相手ワークステーションからユーザ名およびネット
ワークアドレスのうち少なくとも一方を受信し、受信さ
れたユーザ名やネットワークアドレスをプリンタ制御部
3の内部RAMに記憶する。ここで、ネットワーク制御
部1で新たに受信されたユーザ名およびネットワークア
ドレスのうち少なくとも一方がプリンタ制御部3の内部
RAMに記憶されたものと一致した場合には、プリンタ
制御部3が印刷データを記録紙に印刷する使用権を与え
るように制御する。
【0036】従って、相手ワークステーションからユー
ザ名やネットワークアドレスを登録して、操作できるユ
ーザやネットワークアドレスを限定することで、不特定
多数者によるプリンタの不正使用を防止できる。このよ
うに、本実施例(請求項5)では、ネットワークを介し
て相手ワークステーションから送信される印刷データを
記録紙に印刷するプリンタ装置において、ネットワーク
制御部1が相手ワークステーションからユーザ名および
ネットワークアドレスのうち少なくとも一方と対応して
使用制限枚数を受信し、受信されたユーザ名およびネッ
トワークアドレスのうち少なくとも一方と対応して使用
制限枚数を初期設定値としてプリンタ制御部3の内部R
AMに記憶する。
【0037】従って、相手ワークステーションからユー
ザ名やネットワークアドレスに対応して使用制限枚数の
初期設定が簡単にでき、ユーザ名やネットワークアドレ
ス毎に記録紙の使用できる枚数を限定して無駄使いを省
くとともに、ユーザ名を登録して操作できるユーザを限
定することで、不特定多数者によるプリンタの不正使用
を防止できる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークを介して
相手ワークステーションから送信される印刷データを記
録紙に印刷するプリンタ装置において、ユーザ名やネッ
トワークアドレスや使用制限枚数を設定して、ユーザ毎
にプリンタの利用状況を集計して管理することで、記録
紙の使用できる枚数を制限して無駄使いを省くととも
に、ユーザ名を登録して操作できるユーザを限定するこ
とで、不特定多数者によるプリンタの不正使用を防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明(請求項1〜5)の一実施例であるプリ
ンタ装置がネットワークに接続することを示す図であ
る。
【図2】本発明(請求項1〜5)の一実施例であるプリ
ンタ装置のシステム構成図である。
【図3】本発明(請求項1〜5)の一実施例であるプリ
ンタ装置のプリンタ制御部3で管理されるアクセス制御
データを示す図である。
【図4】本発明の一実施例であるプリンタ装置のプリン
タ制御部3で管理される使用拒否記録表である。
【図5】本発明(請求項1〜5)の一実施例であるプリ
ンタ装置のプリント動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク制御部(ネットワーク制御手
段) 2 データ記憶部 3 プリンタ制御部(制御データ記憶手段、比
較手段、プリンタ制御手段、計数手段、データ加算手
段) 4 プリンタ機構部 100,101 ワークステーション 200 プリンタ装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを介して相手ワークステーシ
    ョンから送信される印刷データを記録紙に印刷するプリ
    ンタ装置において、該相手ワークステーションから記録
    紙に印刷するプリント要求枚数を受信するネットワーク
    制御手段と、記録紙の使用枚数を制限する使用制限枚数
    および既に印刷した記録紙の使用済枚数を記憶する制御
    データ記憶手段と、前記プリント要求枚数と前記使用済
    枚数とを加算した後に、前記使用制限枚数と該加算結果
    とを比較する比較手段と、該比較手段で比較した結果、
    前記使用制限枚数の方が小さい場合には、印刷データを
    記録紙に印刷することを中止するように制御するプリン
    タ制御手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ装
    置。
  2. 【請求項2】前記比較手段で比較した結果、前記使用制
    限枚数の方が大きい場合には、印刷データを記録紙に印
    刷する使用権を与えるように制御するプリンタ制御手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】前記比較手段で比較した結果、前記使用制
    限枚数の方が大きい場合には、印刷データを記録紙に印
    刷する印刷枚数を計数する計数手段と、該計数手段で計
    数された計数結果を前記制御データ記憶手段に記憶され
    た使用済枚数に加算して記憶するデータ加算手段と、を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 【請求項4】ネットワークを介して相手ワークステーシ
    ョンから送信される印刷データを記録紙に印刷するプリ
    ンタ装置において、該相手ワークステーションからユー
    ザ名およびネットワークアドレスのうち少なくとも一方
    を受信するネットワーク制御手段と、該ネットワーク制
    御手段で受信されたユーザ名やネットワークアドレスを
    記憶する制御データ記憶手段と、を備え、前記ネットワ
    ーク制御手段で新たに受信されたユーザ名およびネット
    ワークアドレスのうち少なくとも一方が前記制御データ
    記憶手段に記憶されたものと一致した場合には、印刷デ
    ータを記録紙に印刷する使用権を与えるように制御する
    プリンタ制御手段を備えたことを特徴とするプリンタ装
    置。
  5. 【請求項5】ネットワークを介して相手ワークステーシ
    ョンから送信される印刷データを記録紙に印刷するプリ
    ンタ装置において、該相手ワークステーションからユー
    ザ名およびネットワークアドレスのうち少なくとも一方
    と対応して使用制限枚数を受信するネットワーク制御手
    段と、該ネットワーク制御手段で受信されたユーザ名お
    よびネットワークアドレスのうち少なくとも一方と対応
    して使用制限枚数を初期設定値として記憶する制御デー
    タ記憶手段と、を備えたことを特徴とするプリンタ装
    置。
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