JPH0836464A - ポインティングデータ制御装置 - Google Patents
ポインティングデータ制御装置Info
- Publication number
- JPH0836464A JPH0836464A JP6172494A JP17249494A JPH0836464A JP H0836464 A JPH0836464 A JP H0836464A JP 6172494 A JP6172494 A JP 6172494A JP 17249494 A JP17249494 A JP 17249494A JP H0836464 A JPH0836464 A JP H0836464A
- Authority
- JP
- Japan
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- button
- holding mode
- state holding
- pointing
- pressed
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- Pending
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドラッグ&ドロップ操作や線の描画等の操作
を行うときにも、ポインティング装置のボタンを押下し
続けることなく所望の位置まで容易にポインティングカ
ーソルを移動すること。 【構成】 RAM3中のボタン押下状態保持モードフラ
グがONならばキーボード5のSHIFTキーが押下さ
れているかどうかを判定し、これが押下されていないな
らばマウス4の左ボタンとSHIFTキーが同時に押下
されるというボタン押下状態保持モードの設定条件が満
足されたので、RAM3中のボタン押下状態保持モード
フラグをONにして同モードを設定する。このため受信
したマウスデータにボタン押下通知がなくてもボタンが
押下されているようにするためRAM3内のマウスデー
タの1バイト目のb5を“1”に変更する。
を行うときにも、ポインティング装置のボタンを押下し
続けることなく所望の位置まで容易にポインティングカ
ーソルを移動すること。 【構成】 RAM3中のボタン押下状態保持モードフラ
グがONならばキーボード5のSHIFTキーが押下さ
れているかどうかを判定し、これが押下されていないな
らばマウス4の左ボタンとSHIFTキーが同時に押下
されるというボタン押下状態保持モードの設定条件が満
足されたので、RAM3中のボタン押下状態保持モード
フラグをONにして同モードを設定する。このため受信
したマウスデータにボタン押下通知がなくてもボタンが
押下されているようにするためRAM3内のマウスデー
タの1バイト目のb5を“1”に変更する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マウスに代表されるポ
インティング装置からのポインティングデータによりデ
ィスプレイ上に表示されるポインティングカーソルの制
御を行うポインティングデータ制御装置に関する。
インティング装置からのポインティングデータによりデ
ィスプレイ上に表示されるポインティングカーソルの制
御を行うポインティングデータ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ワークステーションやパーソ
ナルコンピュータでは、マウスに代表されるポインティ
ング装置からのポインティングデータにより、ディスプ
レイ上に表示されるポインティングカーソルを移動した
り、画面上の位置を特定したりするというポインティン
グカーソル制御が広く行われている。これまでのポイン
ティングカーソル制御では、マルチウインドウシステム
でよく用いられるドラッグ&ドロップ操作や図形作成時
の線の描画操作等は、画面上の所望の位置Aから所望位
置Bまでマウスのボタンを押しながらポインティングカ
ーソルを移動させる、つまりボタンを押しながらマウス
を動かすことで行われていた。
ナルコンピュータでは、マウスに代表されるポインティ
ング装置からのポインティングデータにより、ディスプ
レイ上に表示されるポインティングカーソルを移動した
り、画面上の位置を特定したりするというポインティン
グカーソル制御が広く行われている。これまでのポイン
ティングカーソル制御では、マルチウインドウシステム
でよく用いられるドラッグ&ドロップ操作や図形作成時
の線の描画操作等は、画面上の所望の位置Aから所望位
置Bまでマウスのボタンを押しながらポインティングカ
ーソルを移動させる、つまりボタンを押しながらマウス
を動かすことで行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のポインティ
ングカーソル制御方式では、ドラッグ&ドロップ操作や
線の描画等の操作を行うときは、ポインティング装置の
ボタンを押下し続けながら所望の位置までポインティン
グカーソルを動かす必要があったため、操作の途中でボ
タンから指が離れると所望の位置以外でドロップ動作や
線の描画が行われるという欠点があった。
ングカーソル制御方式では、ドラッグ&ドロップ操作や
線の描画等の操作を行うときは、ポインティング装置の
ボタンを押下し続けながら所望の位置までポインティン
グカーソルを動かす必要があったため、操作の途中でボ
タンから指が離れると所望の位置以外でドロップ動作や
線の描画が行われるという欠点があった。
【0004】本発明は、このような不都合を解消するポ
インティングデータ制御装置を提示することを目的とす
る。
インティングデータ制御装置を提示することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、ポインティング装置からのポインティングデ
ータを入力し、当該入力データに基づいて画面上に表示
されるポインティングカーソルを制御するポインティン
グデータ制御装置であって、上記ポインティング装置上
のボタン押下を検知する検知手段と、該検知手段の検知
結果により前記ボタンが押下されている状態で、かつ所
定条件が満たされたときにボタン押下状態保持モードを
設定するボタン押下状態保持モード設定手段と、上記設
定されたボタン押下状態保持モードを解除するボタン押
下状態保持モード解除手段と、上記ボタン押下状態保持
モード設定手段によってボタン押下状態保持モードが設
定されている時に上記検知手段からのボタン押下検知信
号がなくてもボタン押下検知がされているように処理す
る手段とを備えたことを特徴とする。
本発明は、ポインティング装置からのポインティングデ
ータを入力し、当該入力データに基づいて画面上に表示
されるポインティングカーソルを制御するポインティン
グデータ制御装置であって、上記ポインティング装置上
のボタン押下を検知する検知手段と、該検知手段の検知
結果により前記ボタンが押下されている状態で、かつ所
定条件が満たされたときにボタン押下状態保持モードを
設定するボタン押下状態保持モード設定手段と、上記設
定されたボタン押下状態保持モードを解除するボタン押
下状態保持モード解除手段と、上記ボタン押下状態保持
モード設定手段によってボタン押下状態保持モードが設
定されている時に上記検知手段からのボタン押下検知信
号がなくてもボタン押下検知がされているように処理す
る手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】さらに本発明においては、好ましくは上記
ボタン押下状態保持モード設定手段は、上記ポインティ
ング装置のボタンとキーボードの特定のキーが同時に押
下されたときにボタン押下状態保持モードを設定するこ
とを特徴とする。
ボタン押下状態保持モード設定手段は、上記ポインティ
ング装置のボタンとキーボードの特定のキーが同時に押
下されたときにボタン押下状態保持モードを設定するこ
とを特徴とする。
【0007】さらに本発明においては、好ましくは上記
ボタン押下状態保持モード設定手段は、ボタン押下状態
で上記ポインティング装置が一定距離移動した時にボタ
ン押下状態保持モードを設定することを特徴とする。
ボタン押下状態保持モード設定手段は、ボタン押下状態
で上記ポインティング装置が一定距離移動した時にボタ
ン押下状態保持モードを設定することを特徴とする。
【0008】さらに本発明においては、好ましくは上記
ボタン押下状態保持モード設定手段は、ボタン押下状態
が一定時間継続した時にボタン押下状態保持モードを設
定することを特徴とする。
ボタン押下状態保持モード設定手段は、ボタン押下状態
が一定時間継続した時にボタン押下状態保持モードを設
定することを特徴とする。
【0009】さらに本発明においては、好ましくは上記
押下状態保持モード解除手段は、上記設定されたボタン
押下状態保持モードで上記検知手段によるボタン押下が
検知された時にボタン押下状態保持モードを解除するこ
とを特徴とする。
押下状態保持モード解除手段は、上記設定されたボタン
押下状態保持モードで上記検知手段によるボタン押下が
検知された時にボタン押下状態保持モードを解除するこ
とを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0011】<実施例1>図1は、本発明の各実施例に
かかるポインティングカーソル制御方式が適用される情
報処理装置の概略構成を示すブロック図である。この情
報処理装置は、CPU1と、図3等に格納されたCPU
1の制御手順を格納したROM2と、CPU1の作業用
のRAM3と、左ボタンと右ボタンの2つのボタンを備
えたマウス4と、キーボード5と、表示装置6と、外部
記憶装置7とからその主要部が構成されている。CPU
1は、外部記憶装置7(例えばフロッピディスク装置)
から供給されるマウスドライバによりマウス4から通知
されるマウスデータを処理する機能を有し、後述の図3
等に記載の本発明に係わるポインティングカーソル制御
方式を実行する。ここでマウスドライバは、オペレーテ
ィングシステム上にロードされるプログラムである。
かかるポインティングカーソル制御方式が適用される情
報処理装置の概略構成を示すブロック図である。この情
報処理装置は、CPU1と、図3等に格納されたCPU
1の制御手順を格納したROM2と、CPU1の作業用
のRAM3と、左ボタンと右ボタンの2つのボタンを備
えたマウス4と、キーボード5と、表示装置6と、外部
記憶装置7とからその主要部が構成されている。CPU
1は、外部記憶装置7(例えばフロッピディスク装置)
から供給されるマウスドライバによりマウス4から通知
されるマウスデータを処理する機能を有し、後述の図3
等に記載の本発明に係わるポインティングカーソル制御
方式を実行する。ここでマウスドライバは、オペレーテ
ィングシステム上にロードされるプログラムである。
【0012】図2は、各実施例におけるマウス4からC
PU1へ通知されるマウスデータのフォーマットおよび
内容を示した図である。マウスデータは、201,20
2,203の3バイトで構成される。図2において、X
7〜X0は8ビットの符号付き数でありX方向の移動量
を表わす。Y7〜Y0は8ビットの符号付き数でありY
方向の移動量を表わす。Lは左ボタンの押下状態を表わ
すビットであり左ボタンが押下されている時“1”にな
り押下されていない時“0”になる。Rが右ボタンの押
下状態を表わすビットであり右ボタンが押下されている
時“1”になり押下されていない時“0”になる。次に
マウス操作とマウスデータの通知について説明する。マ
ウスデータは、マウス4を移動した時およびそのボタン
を操作した時にCPU1へ通知される。マウスを静止し
た状態で左ボタン操作が行われると、左ボタンを押した
時にLビット=1、X方向の移動量(X7〜X0)=
0、Y方向の移動量(Y7〜Y0)=0のマウスデータ
が通知される。左ボタンを押し続けてもマウスを静止さ
せている限りマウスデータは通知されない。そして、左
ボタンを離した時にLビット=0、X方向の移動量=
0、Y方向の移動量=0のマウスデータが通知される。
左ボタンを押下した状態でマウス4を移動すると、移動
中はLビット=1でかつマウス4の移動方向と移動量に
応じてX方向の移動量=ΔX、Y方向の移動量=ΔYの
マウスデータが連続して通知される。移動中に左ボタン
を離すと、以降のLビットは0になる。
PU1へ通知されるマウスデータのフォーマットおよび
内容を示した図である。マウスデータは、201,20
2,203の3バイトで構成される。図2において、X
7〜X0は8ビットの符号付き数でありX方向の移動量
を表わす。Y7〜Y0は8ビットの符号付き数でありY
方向の移動量を表わす。Lは左ボタンの押下状態を表わ
すビットであり左ボタンが押下されている時“1”にな
り押下されていない時“0”になる。Rが右ボタンの押
下状態を表わすビットであり右ボタンが押下されている
時“1”になり押下されていない時“0”になる。次に
マウス操作とマウスデータの通知について説明する。マ
ウスデータは、マウス4を移動した時およびそのボタン
を操作した時にCPU1へ通知される。マウスを静止し
た状態で左ボタン操作が行われると、左ボタンを押した
時にLビット=1、X方向の移動量(X7〜X0)=
0、Y方向の移動量(Y7〜Y0)=0のマウスデータ
が通知される。左ボタンを押し続けてもマウスを静止さ
せている限りマウスデータは通知されない。そして、左
ボタンを離した時にLビット=0、X方向の移動量=
0、Y方向の移動量=0のマウスデータが通知される。
左ボタンを押下した状態でマウス4を移動すると、移動
中はLビット=1でかつマウス4の移動方向と移動量に
応じてX方向の移動量=ΔX、Y方向の移動量=ΔYの
マウスデータが連続して通知される。移動中に左ボタン
を離すと、以降のLビットは0になる。
【0013】図3は、本実施例のマウスドライバにおけ
るポインティングデータ制御処理を示すフローチャート
である。以下フローチャートに従い本発明の動作を説明
する。ステップS301では、マウス4から受信したデ
ータをRAM3に保存する。ステップS302では、マ
ウス4から受信したデータが図2に示したように3バイ
トになったかどうかを判定し、3バイト全てを受信した
ならばステップS303ヘ進み、そうでなければ処理を
終了しマウス4からの次のデータの受信を待つ。ステッ
プS303では、RAM3に保存されている受信したマ
ウスデータの1バイト目のb5を調べ左ボタンが押下さ
れているかどうかを判定し、ボタンが押下されている
(b5=“1”)ならばステップS304へ進み、ボタ
ンが押下されていない(b5=“0”)ならばステップ
S309へ進む。ステップS304では、RAM3中の
ボタン押下状態保持モードフラグがONになっているか
どうかを判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがO
NならばステップS307へ進み、ボタン押下状態保持
モードフラグがOFFならばステップS305へ進む。
ステップS305では、キーボード5のSHIFTキー
が押下されているかどうかを判定し、SHIFTキーが
押下されていないならばステップS311へ進む。ステ
ップS306では、マウス4の左ボタンとキーボード5
のSHIFTキーが同時に押下されるというボタン押下
状態保持モードの設定条件が満足されたので、RAM3
中のボタン押下状態保持モードフラグをONにすること
でボタン押下状態保持モードを設定する。ステップS3
07では、ボタン押下状態保持モードが設定されている
時に、左ボタンが押下されるというボタン押下状態保持
モードの解除条件が満足されたので、RAM3中のボタ
ン押下状態保持モードフラグをOFFにすることでボタ
ン押下状態保持モードを解除する。ステップS308で
は、RAM3に保存されている受信したマウスデータの
1バイト目のb5を“0”に変更する。ステップS30
9では、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラグ
がONになっているかどうかを判定し、ボタン押下状態
保持モードフラグがONならばステップS310へ進
み、ボタン押下状態保持モードフラグがOFFならばス
テップS311ヘ進む。ステップS310では、ボタン
押下状態保持モードが設定されているので受信したマウ
スデータにボタン押下通知がなくてもボタンが押下され
ているようにするためRAM3に保存されている受信し
たマウスデータの1バイト目のb5を“1”に変更す
る。ステップS311では、RAM3に保存されている
マウスデータを所定の形式に変換した後、オペレーティ
ングシステムに通知し処理を終了する。
るポインティングデータ制御処理を示すフローチャート
である。以下フローチャートに従い本発明の動作を説明
する。ステップS301では、マウス4から受信したデ
ータをRAM3に保存する。ステップS302では、マ
ウス4から受信したデータが図2に示したように3バイ
トになったかどうかを判定し、3バイト全てを受信した
ならばステップS303ヘ進み、そうでなければ処理を
終了しマウス4からの次のデータの受信を待つ。ステッ
プS303では、RAM3に保存されている受信したマ
ウスデータの1バイト目のb5を調べ左ボタンが押下さ
れているかどうかを判定し、ボタンが押下されている
(b5=“1”)ならばステップS304へ進み、ボタ
ンが押下されていない(b5=“0”)ならばステップ
S309へ進む。ステップS304では、RAM3中の
ボタン押下状態保持モードフラグがONになっているか
どうかを判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがO
NならばステップS307へ進み、ボタン押下状態保持
モードフラグがOFFならばステップS305へ進む。
ステップS305では、キーボード5のSHIFTキー
が押下されているかどうかを判定し、SHIFTキーが
押下されていないならばステップS311へ進む。ステ
ップS306では、マウス4の左ボタンとキーボード5
のSHIFTキーが同時に押下されるというボタン押下
状態保持モードの設定条件が満足されたので、RAM3
中のボタン押下状態保持モードフラグをONにすること
でボタン押下状態保持モードを設定する。ステップS3
07では、ボタン押下状態保持モードが設定されている
時に、左ボタンが押下されるというボタン押下状態保持
モードの解除条件が満足されたので、RAM3中のボタ
ン押下状態保持モードフラグをOFFにすることでボタ
ン押下状態保持モードを解除する。ステップS308で
は、RAM3に保存されている受信したマウスデータの
1バイト目のb5を“0”に変更する。ステップS30
9では、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラグ
がONになっているかどうかを判定し、ボタン押下状態
保持モードフラグがONならばステップS310へ進
み、ボタン押下状態保持モードフラグがOFFならばス
テップS311ヘ進む。ステップS310では、ボタン
押下状態保持モードが設定されているので受信したマウ
スデータにボタン押下通知がなくてもボタンが押下され
ているようにするためRAM3に保存されている受信し
たマウスデータの1バイト目のb5を“1”に変更す
る。ステップS311では、RAM3に保存されている
マウスデータを所定の形式に変換した後、オペレーティ
ングシステムに通知し処理を終了する。
【0014】なお、上記実施例では、ボタン押下状態保
持モードの設定の条件としてキーボードのSHIFTキ
ーとマウスの左ボタンが同時に押下されているとしてい
たが、これはマウスボタン押下と何等かの他の操作の同
時操作を表わすものであり、例えば、マウスの通常使わ
れないボタンとの同時操作等で容易に代替できる。
持モードの設定の条件としてキーボードのSHIFTキ
ーとマウスの左ボタンが同時に押下されているとしてい
たが、これはマウスボタン押下と何等かの他の操作の同
時操作を表わすものであり、例えば、マウスの通常使わ
れないボタンとの同時操作等で容易に代替できる。
【0015】<実施例2>図4,図5は、本実施例のマ
ウスドライバにおけるポインティングデータ制御処理を
示すフローチャートである。実施例1と同処理は同一符
番を付し、説明は省略する。以下フローチャートに従い
本発明の動作を説明する。ステップS301,S30
2,S303を経てS304に進んだ後、ステップS3
04では、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラ
グがONになっているかどうかを判定し、ボタン押下状
態保持モードフラグがONならばステップS307へ進
み、ボタン押下状態保持モードフラグがOFFならばス
テップS313へ進む。ステップS313では、RAM
3中の一時押下フラグがONになっているかどうかを判
定し、一時押下フラグがONならばステップS317へ
進み、一時押下フラグがOFFならばステップS314
へ進む。ステップS314では、RAM3中の一時押下
フラグをONにする。ステップS317では、まず始め
にRAM3に保存されている受信したマウスデータより
現在の移動量ΔDを計算する。現在の移動量ΔDは、マ
ウスデータのX方向の移動量をΔX、Y方向の移動量を
ΔYとすると、ΔD=√(ΔX2 +ΔY2 )で求められ
る。次に計算した現在の移動量を、RAM3中に保存さ
れる今までの移動量に加える。これによりRAM3中に
保存される移動量は、一時押下フラグがONになってか
らの累積移動量になる。ステップS318では、累積移
動量が予め与えられている規定値を超えたかどうかを判
断し、規定値を超えていればステップS319へ進む。
規定値を超えていなければステップS311へ進む。ス
テップS319では、ボタン押下状態でマウスを一定距
離移動するというボタン押下状態保持モードの設定条件
が満足されたので、その検出に用いられた一時押下フラ
グをOFFにすると共に、RAM3中に保存される累積
移動量をクリアする。ステップS306では、押下状態
保持フラグをONにすることでボタン押下状態保持モー
ドを設定する。ステップS309では、RAM3中のボ
タン押下状態保持モードフラグがONになっているかど
うかを判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがON
ならばステップS310へ進み、ボタン押下状態保持モ
ードフラグがOFFならばステップS315へ進む。ス
テップS315では、RAM3中の一時押下フラグがO
Nになっているかどうかを判定し、一時押下フラグがO
NならばステップS316へ進み、一時押下フラグがO
FFならばステップS311へ進む。ステップS316
では、ボタン押下状態でマウスを一定距離移動するとい
うボタン押下状態保持モードの設定条件が満足される前
にボタンが離れたのでRAM3中の一時押下フラグをO
FFにすると共に、RAM3中に保存される累積移動量
をクリアする。
ウスドライバにおけるポインティングデータ制御処理を
示すフローチャートである。実施例1と同処理は同一符
番を付し、説明は省略する。以下フローチャートに従い
本発明の動作を説明する。ステップS301,S30
2,S303を経てS304に進んだ後、ステップS3
04では、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラ
グがONになっているかどうかを判定し、ボタン押下状
態保持モードフラグがONならばステップS307へ進
み、ボタン押下状態保持モードフラグがOFFならばス
テップS313へ進む。ステップS313では、RAM
3中の一時押下フラグがONになっているかどうかを判
定し、一時押下フラグがONならばステップS317へ
進み、一時押下フラグがOFFならばステップS314
へ進む。ステップS314では、RAM3中の一時押下
フラグをONにする。ステップS317では、まず始め
にRAM3に保存されている受信したマウスデータより
現在の移動量ΔDを計算する。現在の移動量ΔDは、マ
ウスデータのX方向の移動量をΔX、Y方向の移動量を
ΔYとすると、ΔD=√(ΔX2 +ΔY2 )で求められ
る。次に計算した現在の移動量を、RAM3中に保存さ
れる今までの移動量に加える。これによりRAM3中に
保存される移動量は、一時押下フラグがONになってか
らの累積移動量になる。ステップS318では、累積移
動量が予め与えられている規定値を超えたかどうかを判
断し、規定値を超えていればステップS319へ進む。
規定値を超えていなければステップS311へ進む。ス
テップS319では、ボタン押下状態でマウスを一定距
離移動するというボタン押下状態保持モードの設定条件
が満足されたので、その検出に用いられた一時押下フラ
グをOFFにすると共に、RAM3中に保存される累積
移動量をクリアする。ステップS306では、押下状態
保持フラグをONにすることでボタン押下状態保持モー
ドを設定する。ステップS309では、RAM3中のボ
タン押下状態保持モードフラグがONになっているかど
うかを判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがON
ならばステップS310へ進み、ボタン押下状態保持モ
ードフラグがOFFならばステップS315へ進む。ス
テップS315では、RAM3中の一時押下フラグがO
Nになっているかどうかを判定し、一時押下フラグがO
NならばステップS316へ進み、一時押下フラグがO
FFならばステップS311へ進む。ステップS316
では、ボタン押下状態でマウスを一定距離移動するとい
うボタン押下状態保持モードの設定条件が満足される前
にボタンが離れたのでRAM3中の一時押下フラグをO
FFにすると共に、RAM3中に保存される累積移動量
をクリアする。
【0016】なお上記実施例では、ボタン押下状態保持
モードの設定条件の一つであるマウス移動量の規定値に
ついて特に説明していないが、これは規定値設定プログ
ラム等で、ユーザの要求に合わせて設定可能なものであ
る。
モードの設定条件の一つであるマウス移動量の規定値に
ついて特に説明していないが、これは規定値設定プログ
ラム等で、ユーザの要求に合わせて設定可能なものであ
る。
【0017】<実施例3>図6は、本実施例のマウスド
ライバにおけるポインティングデータ制御処理を示すフ
ローチャートである。実施例1と同処理は同一符番を付
し、説明は省略する。以下フローチャートに従い本発明
の動作を説明する。ステップS301,S302,S3
03を経てS304に進んだ後、ステップS304で
は、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラグがO
Nになっているかどうかを判定し、ボタン押下状態保持
モードフラグがONならばステップS307へ進み、ボ
タン押下状態保持モードフラグがOFFならばステップ
S320へ進む。ステップS320では、RAM3中の
タイマフラグがONになっているかどうかを判定し、タ
イムフラグがONならばステップS311へ進み、タイ
ムフラグがOFFならばステップS321へ進む。ステ
ップS321では、予め与えられている規定時間でタイ
ムを起動すると共にJRAM3中のタイムフラグをON
にする。ステップS309では、RAM3中のボタン押
下状態保持モードフラグがONになっているかどうかを
判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがONならば
ステップS310へ進み、ボタン押下状態保持モードフ
ラグがOFFならばステップS322へ進む。ステップ
S322では、RAM3中のタイムフラグがONになっ
ているかどうかを判定し、タイムフラグがONならばス
テップS323ヘ進み、タイムフラグがOFFならばス
テップS311ヘ進む。ステップS323では、ボタン
押下状態を一定時間継続するというボタン押下状態保持
モードの設定条件が満足される前にボタンが離されたの
で、すでに起動したタイマを停止すると共にRAM3中
のタイムフラグをOFFにする。
ライバにおけるポインティングデータ制御処理を示すフ
ローチャートである。実施例1と同処理は同一符番を付
し、説明は省略する。以下フローチャートに従い本発明
の動作を説明する。ステップS301,S302,S3
03を経てS304に進んだ後、ステップS304で
は、RAM3中のボタン押下状態保持モードフラグがO
Nになっているかどうかを判定し、ボタン押下状態保持
モードフラグがONならばステップS307へ進み、ボ
タン押下状態保持モードフラグがOFFならばステップ
S320へ進む。ステップS320では、RAM3中の
タイマフラグがONになっているかどうかを判定し、タ
イムフラグがONならばステップS311へ進み、タイ
ムフラグがOFFならばステップS321へ進む。ステ
ップS321では、予め与えられている規定時間でタイ
ムを起動すると共にJRAM3中のタイムフラグをON
にする。ステップS309では、RAM3中のボタン押
下状態保持モードフラグがONになっているかどうかを
判定し、ボタン押下状態保持モードフラグがONならば
ステップS310へ進み、ボタン押下状態保持モードフ
ラグがOFFならばステップS322へ進む。ステップ
S322では、RAM3中のタイムフラグがONになっ
ているかどうかを判定し、タイムフラグがONならばス
テップS323ヘ進み、タイムフラグがOFFならばス
テップS311ヘ進む。ステップS323では、ボタン
押下状態を一定時間継続するというボタン押下状態保持
モードの設定条件が満足される前にボタンが離されたの
で、すでに起動したタイマを停止すると共にRAM3中
のタイムフラグをOFFにする。
【0018】図7は、本実施例のタイマ割込み処理を示
すフローチャートである。以下フローチャートに従い本
発明の動作を説明する。ステップS401では、RAM
3中のタイムフラグがONになっているかどうかを判定
し、タイムフラグがONならなステップS402へ進
み、タイムフラグがOFFならば処理を終了する。ステ
ップS311では、ボタン押下状態を一定時間継続する
というボタン押下状態保持モードの設定条件が満足され
たので、その検出に用いられたRAM3中のタイムフラ
グをOFFにする。ステップS403では、押下状態保
持フラグをONにすることでボタン押下状態保持モード
を設定し処理を終了する。
すフローチャートである。以下フローチャートに従い本
発明の動作を説明する。ステップS401では、RAM
3中のタイムフラグがONになっているかどうかを判定
し、タイムフラグがONならなステップS402へ進
み、タイムフラグがOFFならば処理を終了する。ステ
ップS311では、ボタン押下状態を一定時間継続する
というボタン押下状態保持モードの設定条件が満足され
たので、その検出に用いられたRAM3中のタイムフラ
グをOFFにする。ステップS403では、押下状態保
持フラグをONにすることでボタン押下状態保持モード
を設定し処理を終了する。
【0019】なお上記実施例では、ボタン押下状態保持
モードの設定条件の一つであるボタン押下継続時間の規
定値について特に説明していないが、これは規定値設定
プログラム等で、ユーザの要求に合わせて設定可能なも
のである。
モードの設定条件の一つであるボタン押下継続時間の規
定値について特に説明していないが、これは規定値設定
プログラム等で、ユーザの要求に合わせて設定可能なも
のである。
【0020】また、上記各実施例では、ポインティング
データ制御をマウスドライバで行った例について説明し
たが、オペレーティングシステムで行うこともできる。
データ制御をマウスドライバで行った例について説明し
たが、オペレーティングシステムで行うこともできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドラッグ&ドロップ操作や線の描画等の操作を行うとき
にも、ポインティング装置のボタンを押下し続ける必要
がないので、所望の位置まで容易にポインティングカー
ソルを移動できるという効果を持つ。
ドラッグ&ドロップ操作や線の描画等の操作を行うとき
にも、ポインティング装置のボタンを押下し続ける必要
がないので、所望の位置まで容易にポインティングカー
ソルを移動できるという効果を持つ。
【図1】本発明のポインティングデータ制御方式が適用
される情報処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
される情報処理装置の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】マウスデータのフォーマットを示す図である。
【図3】ポインティングデータ制御処理の一例を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図4】ポインティングデータ制御処理の他の一例の一
部を示すフローチャートである。
部を示すフローチャートである。
【図5】ポインティングデータ制御処理の他の一例の残
りの一部を示すフローチャートである。
りの一部を示すフローチャートである。
【図6】ポインティングデータ制御処理のさらに他の一
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
【図7】ポインティングデータ制御処理のさらに他の一
例を示すフローチャートである。
例を示すフローチャートである。
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 マウス 5 キーボード 6 ディスプレイ 7 表示装置
Claims (5)
- 【請求項1】 ポインティング装置からのポインティン
グデータを入力し、当該入力データに基づいて画面上に
表示されるポインティングカーソルを制御するポインテ
ィングデータ制御装置であって、上記ポインティング装
置上のボタン押下を検知する検知手段と、該検知手段の
検知結果により前記ボタンが押下されている状態で、か
つ所定条件が満たされたときにボタン押下状態保持モー
ドを設定するボタン押下状態保持モード設定手段と、上
記設定されたボタン押下状態保持モードを解除するボタ
ン押下状態保持モード解除手段と、上記ボタン押下状態
保持モード設定手段によってボタン押下状態保持モード
が設定されている時に上記検知手段からのボタン押下検
知信号がなくてもボタン押下検知がされているように処
理する手段とを備えたことを特徴とするポインティング
データ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記ボタン押下状態
保持モード設定手段は、上記ポインティング装置のボタ
ンとキーボードの特定のキーが同時に押下されたときに
ボタン押下状態保持モードを設定することを特徴とする
ポインティングデータ制御装置。 - 【請求項3】 請求項1において、上記ボタン押下状態
保持モード設定手段は、ボタン押下状態で上記ポインテ
ィング装置が一定距離移動した時にボタン押下状態保持
モードを設定することを特徴とするポインティングデー
タ制御装置。 - 【請求項4】 請求項1において、上記ボタン押下状態
保持モード設定手段は、ボタン押下状態が一定時間継続
した時にボタン押下状態保持モードを設定することを特
徴とするポインティングデータ制御装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかにおいて、
上記押下状態保持モード解除手段は、上記設定されたボ
タン押下状態保持モードで上記検知手段によるボタン押
下が検知された時にボタン押下状態保持モードを解除す
ることを特徴とするポインティングデータ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172494A JPH0836464A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ポインティングデータ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6172494A JPH0836464A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ポインティングデータ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0836464A true JPH0836464A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15943023
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6172494A Pending JPH0836464A (ja) | 1994-07-25 | 1994-07-25 | ポインティングデータ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0836464A (ja) |
-
1994
- 1994-07-25 JP JP6172494A patent/JPH0836464A/ja active Pending
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