JPH0835718A - 温度管理装置及び温度管理用ハンディターミナル - Google Patents

温度管理装置及び温度管理用ハンディターミナル

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JPH0835718A
JPH0835718A JP6190042A JP19004294A JPH0835718A JP H0835718 A JPH0835718 A JP H0835718A JP 6190042 A JP6190042 A JP 6190042A JP 19004294 A JP19004294 A JP 19004294A JP H0835718 A JPH0835718 A JP H0835718A
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temperature
unit
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JP6190042A
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Hisashi Shigematsu
寿 重松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、店舗各所の温度管理をきめ細かくか
つ自動的に行うことができる温度管理装置を提供する。 【構成】本発明の温度管理装置1は、温度を検知する温
度センサ2に接続された測定温度入力部3と、計時を行
う計時部4と、この計時部4による計時情報に基づき測
定条件を設定する入力部と、この入力部により設定した
測定条件を記憶する設定記憶部6と、前記測定条件に基
づいて測定温度入力部3から収集する測定した温度デー
タを保存するデータ保存部7と、測定し、保存した温度
データを表示する表示部と、測定し、保存した温度デー
タを印刷するプリンタ11と、警報を発する警報発生部
12と、上位コンピュータ機能に前記温度データを通信
する通信部18と、これらを各々制御し、かつ、測定温
度入力部からの測定温度が設定異常温度以上となったと
き警報発生部を駆動し警報を発生させる制御部13とを
有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の技術分野】本発明は、温度管理装置及び温度
管理用ハンディターミナルに関する。
【従来の技術】スーパマーケットや各種小売店等におい
ては、最適な接客環境の維持や商品の品質確保は店舗経
営のもっとも重要な管理項目の一つとなる。これらの管
理を合理的に行うため、店舗内各所の温度の自動測定、
測定データの保存及び異常温度検出報知機能を備えた店
舗管理システムが要請される。このような用途に使用さ
れる温度管理装置の従来例を図5乃至図7を参照して説
明する。図5に示す温度管理装置50は、ストアコント
ローラ、POSターミナル等の上位コンピュータ機能5
3に通信ケーブル51により接続されるとともに、例え
ば8チャンネルの測定環境の温度を検知する温度センサ
52を接続した構成となっている。図5に示す前記温度
管理装置50は、図6に示すように、前記温度センサ5
2に接続された入力インターフェース及びA/D変換器
からなる測定温度入力部54と、CPU55、ROM5
6、RAM57からなる制御部58と、ストアコントロ
ーラ、POSターミナル等の上位コンピュータ機能53
との間でデータの通信を行う通信部(RS−232C、
RS−485等)59と、電源回路60と、CPU55
の制御の基に動作するLED表示器コントローラ61
と、現時点の測定温度を表示するLED表示器62と、
8チャンネルの温度センサ52のいずれかを選択する選
択釦63とを具備している。図7は、温度管理装置50
の外観を示すものであり、箱型状の筐体50aの表面に
LED表示器62、選択釦63を配置した構成となって
いる。LED表示器62は、チャンネル表示部62a、
温度表示部62bを具備している。なお、温度管理装置
50は、電源端子(3P)、通信ケーブルコネクタ、温
度センサ接続入力端子等からなるコネクタ、端子台カバ
ー64を備えている。しかしながら、この温度管理装置
50の場合には、単に選択釦63を操作して前記温度表
示部62bに8チャンネルの温度センサ52のいずれか
による測定温度を表示するだけの構成であるため、測定
した温度データをPOSターミナル又はストアコントロ
ーラで読み出し、店舗各所の温度管理をきめ細かくかつ
自動的に行うことは困難であるという問題があった。ま
た、上述した温度管理装置50とは別に店舗各所等の温
度を可般性のある温度管理用ハンディターミナルにより
随時測定することも行われているが、このような温度管
理用ハンディターミナルの場合には、可搬性の向上に伴
い、使用範囲の拡大が市場ニーズとしてクローズアップ
されおり、主に人間が作業できる環境での使用目的であ
って冷蔵庫、冷凍庫等のほか寒冷地域屋外等での低温環
境での使用が可能であること、冷蔵庫、冷凍庫等におけ
る使用に際して発生の可能性が高い結露状態での使用が
可能であることが要請される。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、店舗各所の温度管理をきめ
細かくかつ自動的に行うことができる温度管理装置及び
温度条件等が過酷な環境でも結露等を生じることがなく
適確に測定環境の温度測定が可能な温度管理用ハンディ
ターミナルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】請求項1記載の温度管理
装置は、測定環境の温度を検知する温度センサに接続さ
れた測定温度入力部と、少なくとも温度の測定周期、測
定回数、測定温度の保存タイミングの設定を行うための
計時を行う計時部と、該計時部による計時情報に基づき
少なくとも温度の測定周期、測定回数、測定温度の保存
タイミング、設定異常温度からなる測定条件を設定する
入力部と、この入力部により設定した測定条件を記憶す
る設定記憶部と、この設定記憶部に記憶した測定周期、
測定回数からなる測定条件に基づいて前記測定温度入力
部から収集する測定した温度データを前記保存タイミン
グからなる測定条件により保存するデータ保存部と、測
定した温度データ、保存した温度データの一方又は双方
の一部又は全部を数値により又はグラフにより表示可能
な表示部と、測定した温度データ、保存した温度データ
の一方又は双方の印刷を行うプリンタと、警報を発する
警報発生部と、上位コンピュータ機能に測定した温度デ
ータ、保存した温度データを通信する通信部と、前記測
定温度入力部、計時部、設定記憶部、データ保存部、表
示部、プリンタ、通信部を各々制御するとともに、前記
測定温度入力部からの測定温度が設定異常温度以上とな
ったとき警報発生部を駆動し警報を発生させる制御部と
を有するものである。請求項2記載の温度管理用ハンデ
ィターミナルは、電源部と、スイッチを介して電源部に
接続される1つ以上のヒータと、少なくとも1つ以上の
温度センサと、該温度センサによる検知温度を測定温度
データとして出力する温度計測回路部と、該温度計測回
路部からの温度データを時分割的に収集し、少なくとも
前回の測定温度データを記憶するデータ記憶部と、該温
度測定回路部からの測定温度データと前記データ記憶部
に記憶された前回の測定温度データとを比較して少なく
とも測定温度が一定速度以上で下降傾向にあるか否かを
判定する比較回路部と、前記温度測定回路部からの測定
温度データを基に、予め設定された設定温度と比較して
少なくとも測定温度が設定温度以上にあるか否かを判定
する判定回路部と、この判定回路部が前記測定温度が設
定温度以上であると判定したとき前記スイッチを開成し
て前記ヒータの発熱を停止し、前記測定温度が設定温度
以上でなく、かつ、前記比較回路部が測定温度が一定速
度以上で下降傾向にあると判定したとき前記スイッチを
閉成して前記ヒータを発熱させる制御回路部とを具備す
るものである。
【作用】以下に本発明の作用を説明する。請求項1記載
の温度管理装置の作用は以下の通りである。この温度管
理装置の入力部により、計時部による計時情報に基づき
少なくとも温度の測定周期、測定回数、測定温度の保存
タイミング、設定異常温度からなる測定条件を入力し、
これらを設定記憶部に記憶させる。前記測定周期、測定
回数に基づき温度センサにより測定環境の温度が測定さ
れると、測定温度入力部は、温度センサによる測定結果
を温度データとして出力する。この温度データは、設定
記憶部に記憶した測定温度の保存タイミングでデータ保
存部に保存される。また、表示部は、測定した温度デー
タ、保存した温度データの一方又は双方の一部又は全部
を数値により又はグラフにより表示し、プリンタは、測
定した温度データ、保存した温度データの一方又は双方
の印刷を行う。更に、通信部は、上位コンピュータ機能
に測定した温度データ、保存した温度データを通信す
る。前記制御部は、前記測定温度入力部からの測定温度
が設定異常温度以上となったとき警報発生部を駆動し警
報を発生させる。このような動作により、空調、冷蔵
庫、冷凍庫等の店舗設備機器の温度管理の自動化が達成
され、一層きめ細い正確な温度情報の収集が可能にな
り、所謂ムリ・ムラ・ムダが排除され、最適な接客環境
の維持や商品の品質確保を実現できる。また、温度の測
定周期、測定回数及び保存タイミングを予め設定するこ
とから、複数回の温度測定から偶発データの除去、及び
データの平均化を行うことが可能となり特異なデータを
排除しデータの信頼性を向上しつつ上位コンピュータ機
能により測定した温度データ、保存した温度データを読
み出すことができ、最適温度管理による効率向上および
管理省力化を容易に実現できる。請求項2記載の温度管
理用ハンディターミナルによれば、少なくとも1つ以上
の温度センサを用いて測定環境の温度を測定するに際し
て、温度計測回路部は温度センサによる検知温度を測定
温度データとして順次出力する。データ記憶部は、温度
計測回路部からの温度データを時分割的に収集し、少な
くとも前回の測定温度データを記憶する。比較回路部
は、温度測定回路部からの測定温度データと前記データ
記憶部に記憶された前回の測定温度データとを比較して
少なくとも測定温度が一定速度以上で下降傾向にあるか
否かを判定する。また、判定回路部は、温度測定回路部
からの測定温度データを基に、予め設定された設定温度
と比較して少なくとも測定温度が設定温度以上にあるか
否かを判定する。制御回路部は、前記判定回路部が前記
測定温度が設定温度以上であると判定したとき前記スイ
ッチを開成して前記ヒータによる発熱を無くす。また、
制御回路部は、前記測定温度が設定温度以上でなく、か
つ、前記比較回路部が測定温度が一定速度以上で下降傾
向にあると判定したとき前記スイッチを閉成して前記ヒ
ータを発熱させる。このような動作により、温度条件等
が過酷な環境、特に低温環境でもこの温度管理用ハンデ
ィターミナルを適度な温度に保ちつつしかも結露等を生
じさせることなく適確に測定環境の温度測定が可能とな
る。
【実施例】以下に本発明の実施例を詳述する。まず、図
1乃至図3を参照して温度管理装置の実施例を説明す
る。図1に示す本実施例に係る温度管理装置1は、測定
環境の温度を検知する例えば8チャンネルの温度センサ
2に接続された8チャンネル構成のもので、定格入力−
50乃至50℃、分解能8ビット(1/255)、精度
±2%、変換速度1sec/8CHの入力インターフェ
ース及びA/D変換器からなる測定温度入力部3と、少
なくとも温度の測定周期、測定回数、測定温度の保存タ
イミングの設定を行うための計時を行う計時部(タイ
マ)4と、この計時部4による計時情報に基づいて少な
くとも温度の測定周期、測定回数、測定温度の保存タイ
ミング、設定異常温度からなる測定条件を設定する入力
部であるキーボード5と、このキーボード5により設定
した測定条件を記憶する設定記憶部6とを具備してい
る。前記設定記憶部6に記憶する測定条件は、偶発的異
常データの排除、測定データの信頼性向上のため特異デ
ータ排除、複数の測定データの平均化を行うためのもの
で、測定周期の一例としては10乃至2550秒(10
秒単位)/CH、測定回数の一例としては1乃至255
回/CHを挙げることができる。また、保存タイミング
の一例としては、保存時刻(1乃至96設定/日・C
H)、保存周期(15分乃至24時間/日・CH)等が
ある。更に、設定異常温度としては、上限温度、下限温
度/CHがある他、異常メーセージとして設定異常温度
に関して10文字程度の異常メーセージも設定可能であ
る。この他、時刻設定、表示バックライト調整設定、ブ
ザー音量設定等も可能である。更に、前述した温度管理
装置1は、前記設定記憶部6に記憶した測定周期、測定
回数からなる測定条件に基づいて前記測定温度入力部3
から収集する測定した温度データを前記保存タイミング
からなる測定条件により保存する例えば2048データ
/CHで少なくとも21日分程度の保存容量を有するデ
ータ保存部7と、測定した温度データ、保存した温度デ
ータの一方又は双方の一部又は全部を数値により又はグ
ラフにより表示可能な表示部としての液晶表示器8と、
該液晶表示器8をコントロールする液晶表示器コントロ
ーラ9と、前記キーボード5をコントロールするキーボ
ードコントローラ10と、測定した温度データ、保存し
た温度データの一方又は双方の印刷を行うプリンタ11
と、ブザー音等で警報を発する警報発生部12と、上位
コンピュータ機能に測定した温度データ、保存した温度
データを通信するRS−232C又はRS−485型の
通信部12と、前記各要素の動作制御を行うとともに、
前記測定温度入力部3からの測定温度が設定異常温度以
上となったとき警報発生部12を駆動し警報を発生させ
る制御部13と、後述する選択釦17と、データバック
アップ用のバッテリ−18と、電源回路19とを具備し
ている。前記制御部13は、CPU14、ROM15、
RAM16から構成されている。図2は、前記温度管理
装置1の外観構成を示すものであり、箱型状の筐体1a
の前面に液晶表示器8、8チャンネル構成の選択釦17
を配置している。液晶表示器8は、測定条件の表示、8
チャンネル全部の又は特定のチャンネルの測定データ、
保存データの数値又はグラフ表示、異常メッセージ表
示、操作ガイド表示、複数の温度管理装置1を用いた場
合の他の温度管理装置1の測定データ、保存データの数
値又はグラフ表示等を行うようになっている。なお、温
度管理装置1は、電源端子(3P)、通信ケーブルコネ
クタ、温度センサ接続入力端子等からなるコネクタ、端
子台カバー20を備えている。図3は、温度管理装置1
を例えば3台上位コンピユータ機能53へ通信ケーブル
51を用いて接続した例を示すものである。もちろん、
従来例と同様1台の温度管理装置1のみを通信ケーブル
51を用いて上位コンピユータ機能53に接続する構成
とすることも可能であり、温度管理装置1の設置個数は
店舗等の規模に応じて任意数とすることができる。次
に、温度管理装置1の作用を説明する。この温度管理装
置1のキヘボード5により、計時部4による計時情報に
基づき少なくとも温度の測定周期、測定回数、測定温度
の保存タイミング、設定異常温度からなる測定条件を入
力し、これらを設定記憶部6に記憶させる。前記測定周
期、測定回数に基づくCPU14の制御の基に温度セン
サ2により測定環境の温度が測定されると、測定温度入
力部3は、温度センサ2による測定結果を温度データと
して出力する。この温度データは、設定記憶部9に記憶
した測定温度の保存タイミングでデータ保存部7に保存
される。また、液晶表示器8は、測定した温度データ、
保存した温度データの一方又は双方の一部又は全部を数
値により或いはグラフにより表示する。プリンタ11
は、測定した温度データ、保存した温度データの一方又
は双方を用紙に印刷して、オペレータの視認に供する。
更に、通信部12はCPU14の制御の基に、上位コン
ピュータ機能53に対して必要に応じて測定した温度デ
ータ、保存した温度データを通信する。また、前記CP
U14は、前記測定温度入力部3からの測定温度が設定
異常温度以上となった判定したとき、前記警報発生部1
2を駆動しブザー音等の警報を発生させるとともに、警
報メーセッジを液晶表示器8に送り表示させる。このよ
うな動作により、空調、冷蔵庫、冷凍庫等の店舗設備機
器の温度管理の自動化が達成され、よりきめ細い正確な
温度情報の収集が可能になり、従来では実現できなかっ
たムリ・ムラ・ムダが排除され、最適な接客環境の維持
や店舗内商品の品質確保を実現できる。また、温度の測
定周期、測定回数、保存タイミングを予め設定すること
により、複数回の温度測定から偶発データの除去、及び
データの平均化を行うことが可能となり、特異な温度デ
ータを排除し温度データの信頼性を向上しつつ上位コン
ピュータ機能53により測定した温度データ、保存した
温度データを読み出すことができ、全体として最適温度
管理による効率向上および管理省力化を容易に実現でき
る。次に、本発明の温度管理用ハンディターミナルの実
施例を図4を参照して説明する。図4に示す温度管理用
ハンディターミナル30は、電源部31と、スイッチS
を介して電源部31に接続される1つ以上、例えば3個
のヒータ32と、少なくとも1つ以上、例えば2個の温
度センサ(側温抵抗体)33と、この温度センサ33に
よる検知温度を測定温度データとして出力する温度計測
回路部34と、この温度計測回路部34からの温度デー
タを時分割的に収集し、少なくとも前回の測定温度デー
タを記憶するデータ記憶部35と、前記温度測定回路部
34からの測定温度データと前記データ記憶部35に記
憶された前回の測定温度データとを比較して少なくとも
測定温度が一定速度以上で下降傾向にあるか否かを判定
する比較回路部36と、前記温度測定回路部34からの
測定温度データを基に、予め設定された設定温度(例え
ば図示しない上位コンピュータにより設定される初期周
囲温度、周囲湿度に基づいて算出される露点温度)と比
較して少なくとも測定温度が設定温度以上にあるか否か
を判定する判定回路部37と、この判定回路部37が前
記測定温度が設定温度以上であると判定したとき前記ス
イッチSを開成して前記ヒータ32の発熱を停止し、前
記測定温度が設定温度以上でなく、かつ、前記比較回路
部36が測定温度が一定速度以上で下降傾向にあると判
定したとき前記スイッチSを閉成して前記ヒータ32を
発熱させる制御回路部38とを具備している。このよう
な温度管理用ハンディターミナル30によれば、前記温
度センサ33を用いて測定環境の温度を測定するに際し
て、温度計測回路部34は温度センサ33による検知温
度を測定温度データとして順次出力する。データ記憶部
35は、温度計測回路部34からの温度データを時分割
的に収集し、少なくとも前回の測定温度データを記憶す
る。比較回路部36は、温度測定回路部34からの測定
温度データと前記データ記憶部に記憶された前回の測定
温度データとを比較して少なくとも測定温度が一定速度
以上で下降傾向にあるか否かを判定する。また、判定回
路部37は、温度測定回路部34からの測定温度データ
を基に予め設定された設定温度と比較して少なくとも測
定温度が設定温度以上にあるか否かを判定する。前記制
御回路部38は、前記判定回路部37が前記測定温度が
設定温度以上であると判定したとき前記スイッチSを開
成して前記ヒータ32による発熱を無くす。また、制御
回路部38は、前記測定温度が設定温度以上でなく、か
つ、前記比較回路部36が測定温度が一定速度以上で下
降傾向にあると判定したとき前記スイッチSを閉成して
前記ヒータ32を発熱させる。このような動作により、
温度条件等が過酷な環境、特に低温環境でもこの温度管
理用ハンディターミナル30を適度な温度に保ちつつし
かも温度センサ33等に結露等を生じさせることなく適
確に測定環境の温度測定が可能となる。これにより、可
搬性を損なうこと無く、使用範囲の拡大に要請に対処で
き、人間が作業できる環境での使用目的であって冷蔵
庫、冷凍庫、寒冷地域屋外等での低温環境で使用可能と
なり、結露状態の発生も未然に回避できる。
【発明の効果】請求項1記載の温度管理装置によれば、
空調、冷蔵庫、冷凍庫等の店舗設備機器の温度管理をき
め細かくかつ自動的に行うことができ、最適温度管理に
よる効率向上および管理省力化を容易に実現できる。請
求項2記載の温度管理用ハンディターミナルによれば、
この温度管理用ハンディターミナル自体を適度な温度に
保ちつつしかも温度センサ等に結露等を生じさせること
なく適確に測定環境の温度測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の温度管理装置の実施例を示すブロック
図である。
【図2】本実施例装置の外観を示す正面図である。
【図3】本実施例装置の接続状態を示す説明図である。
【図4】本発明の温度管理用ハンディターミナルの実施
例を示すブロック図である。
【図5】従来装置の接続状態を示す説明図である。
【図6】従来装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来装置の外観を示す正面図である。
【符号の説明】
1 温度管理装置 2 温度センサ 3 測定温度入力部 4 計時部 5 キーボード 6 設定記憶部 7 テータ保存部 8 液晶表示器 11 プリンタ 12 警報発生部 13 制御部 30 温度管理用ハンディターミナル 31 電源部 32 ヒータ 33 温度センサ 34 温度測定回路部 35 データ記憶部 36 比較回路部 37 判定回路部 38 制御回路部 53 上位コンピュータ機能

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定環境の温度を検知する温度センサに接
    続された測定温度入力部と,少なくとも温度の測定周
    期、測定回数、測定温度の保存タイミングの設定を行う
    ための計時を行う計時部と,この計時部による計時情報
    に基づき少なくとも温度の測定周期、測定回数、測定温
    度の保存タイミング、設定異常温度からなる測定条件を
    設定する入力部と,この入力部により設定した測定条件
    を記憶する設定記憶部と,この設定記憶部に記憶した測
    定周期、測定回数からなる測定条件に基づいて前記測定
    温度入力部から収集する測定した温度データを前記保存
    タイミングからなる測定条件により保存するデータ保存
    部と,測定した温度データ、保存した温度データの一方
    又は双方の一部又は全部を数値により又はグラフにより
    表示可能な表示部と,測定した温度データ、保存した温
    度データの一方又は双方の印刷を行うプリンタと,警報
    を発する警報発生部と,上位コンピュータ機能に測定し
    た温度データ、保存した温度データを通信する通信部
    と,前記測定温度入力部、計時部、設定記憶部、データ
    保存部、表示部、プリンタ、通信部を各々制御するとと
    もに、前記測定温度入力部からの測定温度が設定異常温
    度以上となったとき警報発生部を駆動し警報を発生させ
    る制御部とを有することを特徴とする温度管理装置。
  2. 【請求項2】電源部と,スイッチを介して電源部に接続
    される1つ以上のヒータと,少なくとも1つ以上の温度
    センサと,該温度センサによる検知温度を測定温度デー
    タとして出力する温度計測回路部と,該温度計測回路部
    からの温度データを時分割的に収集し、少なくとも前回
    の測定温度データを記憶するデータ記憶部と,該温度測
    定回路部からの測定温度データと前記データ記憶部に記
    憶された前回の測定温度データとを比較して少なくとも
    測定温度が一定速度以上で下降傾向にあるか否かを判定
    する比較回路部と,前記温度測定回路部からの測定温度
    データを基に、予め設定された設定温度と比較して少な
    くとも測定温度が設定温度以上にあるか否かを判定する
    判定回路部と,この判定回路部が前記測定温度が設定温
    度以上であると判定したとき前記スイッチを開成して前
    記ヒータの発熱を停止し、前記測定温度が設定温度以上
    でなく、かつ、前記比較回路部が測定温度が一定速度以
    上で下降傾向にあると判定したとき前記スイッチを閉成
    して前記ヒータを発熱させる制御回路部とを具備するこ
    とを特徴とする温度管理用ハンディターミナル。
JP6190042A 1994-07-20 1994-07-20 温度管理装置及び温度管理用ハンディターミナル Pending JPH0835718A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003056950A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 冷凍機操作装置
KR100857222B1 (ko) * 2007-09-27 2008-09-05 한국전력공사 수축열조 유효축열량 산정장치 및 그 방법

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