JPH0835534A - シリンダ装置 - Google Patents

シリンダ装置

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JPH0835534A
JPH0835534A JP19271994A JP19271994A JPH0835534A JP H0835534 A JPH0835534 A JP H0835534A JP 19271994 A JP19271994 A JP 19271994A JP 19271994 A JP19271994 A JP 19271994A JP H0835534 A JPH0835534 A JP H0835534A
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JP
Japan
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resin
piston rod
cylinder device
cylinder
piston
Prior art date
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JP19271994A
Other languages
English (en)
Inventor
Teiji Suka
貞次 須加
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SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
Original Assignee
SHOWA AUTO ENG
Showa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的負荷の小さなガススプリングのような
シリンダ装置を想定し、シリンダ装置と取付部材との結
合強度を確保しながら、軽量化とコスト低減を実現する
こと。 【構成】 シリンダ装置10において、ピストンロッド
13が、金属製の心金41を樹脂42で被覆して形成さ
れてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車の後部扉又はトラン
ク等を開閉するに際し、実公昭62-30590号公報に記載さ
れる如くのシリンダ装置(ガススプリング)が用いられ
ている。このシリンダ装置は、シリンダ内にピストンを
摺動自在に嵌装し、基端部にピストンを結合したピスト
ンロッドの先端部をシリンダ外へ延出し、シリンダの底
部を車体側に、ピストンロッドの先端部を扉側に取付
け、シリンダ内にはガスを封入して構成されている。
【0003】そして、このシリンダ装置は、(a) 扉又は
トランクを閉じたときには収縮され、かつシリンダ内へ
のロッド侵入容積に対応するガス圧縮に起因する収縮反
力を扉側に及ぼすことにて扉を静粛に閉じるようにし、
(b) 扉又はトランクを開いたときには伸長し、かつ伸長
時には減衰力が働くようにして、上記(a) の収縮時に蓄
圧されたガス圧力作用下での扉が緩やかに開くようにし
ている。尚、シリンダ内にはガス漏れ防止、減衰作用の
他、潤滑油として適当量のオイルが封入されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに、シリンダ装置
の軽量化とコスト低減のためにその構成部品を樹脂で成
形することは従来より知られている。然しながら、ピス
トンロッドを樹脂で成形することはこれまで試みられて
いない。それは、ピストンロッドがシリンダ装置を扉等
の取付部材に結合する用途に使用されるため、万一ピス
トンロッドが軸力、ねじれ等によって破断すると、シリ
ンダ装置と取付部材との結合とが分離してしまう心配が
あるからと考えられる。
【0005】尚、シリンダ装置がガススプリングの如く
に、シリンダ内にガスを封入してあり、収縮時にシリン
ダ内に侵入するロッド侵入容積に対応するガス圧縮によ
り、一定のガス圧力を蓄圧するものにあっては、所要の
ガス圧力を得るに相当する比較的太いロッド断面を具備
することが必要であり、このピストンロッドの全体を金
属製とする従来技術では、これがシリンダ装置の軽量化
とコスト低減のネックになる。
【0006】本発明は、比較的負荷の小さなガススプリ
ングのようなシリンダ装置を想定し、シリンダ装置と取
付部材との結合強度を確保しながら、軽量化とコスト低
減を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、シリンダ内にピストンを摺動自在に嵌装し、基端部
にピストンを結合したピストンロッドの先端部をシリン
ダ外へ延出するシリンダ装置において、ピストンロッド
が金属製の心金を樹脂で被覆して形成されてなるように
したものである。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、シリンダ装置のピストンロッ
ドが、金属製の心金とこの心金を被覆する樹脂で形成さ
れ、心金はシリンダ外へ伸びるピストンロッドの先端部
に円環を形成し、心金の円環外周を樹脂で被覆すること
により、ピストンロッドの先端部に取付けアイが一体で
成形されてなるようにしたものである。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の本発明において更に、ピストンを結合するピ
ストンロッドの基端部で心金を樹脂より突出させ、ピス
トンがこの心金の突出端部のかしめによりロッドに結合
されてなるようにしたものである。
【0010】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば下記の作用
がある。 ピストンロッドが金属製の心金を樹脂で被覆すること
にて形成されたので、ロッドを一部樹脂化し、結果とし
てシリンダ装置の軽量化とコスト低減を実現できる。こ
のとき、万一樹脂が折損しても金属製の心金まで破断に
至ることはないため、シリンダ装置と取付部材の結合強
度は安定確保できる。
【0011】尚、シリンダ装置がガススプリングの如く
に、シリンダ内にガスを封入してあり、収縮時にシリン
ダ内に侵入するロッド侵入容積に対応するガス圧縮によ
り、一定のガス圧力を蓄圧するものにあっては、所要の
ガス圧力を得るに相当する比較的太いロッド断面を心金
まわりの樹脂被覆厚みにより容易に確保できる。即ち、
ピストンロッドの必要強度は比較的細径の心金によって
確保しながら、ロッド断面は樹脂被覆層によって確保す
るものとし、ガススプリングの如くのシリンダ装置の軽
量化とコスト低減を実現できる。
【0012】請求項2に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 心金の先端部に円環を形成し、この円環外周を樹脂で
被覆することにより、ピストンロッドの成形時に取付け
アイを一体成形し、然もその取付けアイも一部樹脂化さ
れるものとなる。従って、取付けアイの強度を確保しな
がら、シリンダ装置の軽量化とコスト低減性を向上でき
る。
【0013】請求項3に記載の本発明によれば下記の
作用がある。 ピストンロッドの基端部で樹脂より突出せしめられた
心金突出端部に、ピストンがかしめにより結合される。
従って、ピストンの結合構造を簡素とし、かつ高い結合
強度を容易に確保できる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施に係るシリンダ装置を
示す図であり、(A) は断面図、(B) は要部拡大図、図2
はピストンロッドを示す図であり、(A) は平面図、(B)
は断面図、図3はシリンダ装置の使用例を示す模式図で
ある。
【0015】図1のシリンダ10は、自動車の後部扉を
開閉する等のガススプリングとして用いられるものであ
り、シリンダ11内にピストン12を摺動自在に嵌装
し、基端部にピストン12を結合したピストンロッド1
3の先端部をシリンダ11外へ延出している。ピストン
12は、シリンダ11内を上室14Aと下室14Bとに
区画する。そして、図3に示す如く、シリンダ11の底
部を車体1側に、ピストンロッド13の先端部を扉2側
に取付け、シリンダ11内にはガスを封入している。ま
た、シリンダ11内にはガス漏れ防止、減衰作用の他、
潤滑油として適当量のオイルも封入されている。
【0016】ここで、シリンダ装置10は、シリンダ1
1の開口部にキャップ21を嵌着され、キャップ21の
外周部にはOリング22が装着されている。また、シリ
ンダ11の内部でキャップ21に続く部分には、オイル
シール23、ロッドガイド24が固定され、ロッドガイ
ド24の内周部に設けられているブッシュ25によりピ
ストンロッド23をガイドする。
【0017】また、シリンダ装置10は、ピストンロッ
ド13の基端部にピストン12を備える他、バルブスト
ッパ31、ディスクバルブ32を備えている。ピストン
12、バルブストッパ31は、流路12A、31Aを上
下に貫通して備え、ディスクバルブ32はオリフィス3
2Aを備えている。33はピストン12の外周部に装着
されているOリングである。
【0018】従って、シリンダ装置10は、下記(A) 、
(B) の如くに作動する。 (A) 収縮動作 扉2を閉じるときには収縮する。このとき、下室14B
のガス及びオイルは、ピストン12の流路12Aを通
り、ピストン12とディスクバルブ32との間隙から殆
ど抵抗を受けることなく上室14Aに移動する(図1
(B)の実線)。そして、このとき、シリンダ11内へ
のピストンロッド13の侵入容積に対応するガス圧縮
(これによりシリンダ11内ではガス圧力が蓄圧され
る)に起因する収縮反力がピストンロッド13を介して
扉2に及び、扉2を静粛に閉じるようにする。
【0019】(B) 伸長動作 扉2を開くときには伸長する。このとき、上室14Aの
ガス及びオイルは、ディスクバルブ32のオリフィス3
2A、ピストン12の流路12Aを通って下室14Bに
移動し(図1(B)の破線)、オリフィス32Aで抵抗
を受け、伸長動作に対する減衰力を付与される。この伸
長動作に対する減衰力は、上記(A) の収縮時に蓄圧され
たガス圧力作用下での、扉2が急激に開かず、緩やかに
開くようにする。
【0020】然るに、シリンダ装置10では、ピストン
ロッド13を下記(1) 〜(3) の如くに構成している(図
1、図2)。 (1) ピストンロッド13は、スチールワイヤ等の金属製
心金41を、ナイロン樹脂等の樹脂42で被覆すること
にて形成されている。
【0021】(2) 心金41はシリンダ11外へ伸びるピ
ストンロッド13の先端部を円環部41Aとし、この円
環部41Aを樹脂42で被覆している。これにより、ピ
ストンロッド13の先端部に取付けアイ(目玉)43が
一体で成形される。取付けアイ43は扉2側への取付部
となる。
【0022】(3) ピストンロッド13の基端部で、心金
41を突出させ、ピストン12がこの心金41の突出端
部41Bのかしめによりピストンロッド13に結合され
る。
【0023】尚、ピストンロッド13の基端部で、樹脂
42は小径段部42Aを形成され、この小径段部42A
に前述のピストン12、バルブストッパ31、ディスク
バルブ32を具備している。断部42Aは、樹脂成形時
に断付き成形されても良く、或いは樹脂成形後に切削加
工されても良い。
【0024】以下、本実施例の作用について説明する。 ピストンロッド13が金属製の心金41を樹脂42で
被覆することにて形成されたので、ロッド13を一部樹
脂化し、結果としてシリンダ装置10の軽量化とコスト
低減を実現できる。このとき、万一樹脂42が折損して
も金属製の心金41まで破断に至ることはないため、シ
リンダ装置10と取付部材の結合強度は安定確保でき
る。
【0025】尚、シリンダ装置10がガススプリングの
如くに、シリンダ11内にガスを封入してあり、収縮時
にシリンダ内に侵入するロッド13侵入容積に対応する
ガス圧縮により、一定のガス圧力を蓄圧するものにあっ
ては、所要のガス圧力を得るに相当する比較的太いロッ
ド13断面を心金41まわりの樹脂被覆厚みにより容易
に確保できる。即ち、ピストンロッド13の必要強度は
比較的細径の心金41によって確保しながら、ロッド1
3断面は樹脂被覆層によって確保するものとし、ガスス
プリングの如くのシリンダ装置10の軽量化とコスト低
減を実現できる。
【0026】心金41の先端部に円環部41Aを形成
し、この円環外周を樹脂42で被覆することにより、ピ
ストンロッド13の成形時に取付けアイ43を一体成形
し、然もその取付けアイ43も一部樹脂化されるものと
なる。従って、取付けアイ43の強度を確保しながら、
シリンダ装置10の軽量化とコスト低減性を向上でき
る。
【0027】ピストンロッド13の基端部で樹脂42
より突出せしめられた心金41突出端部に、ピストン1
2がかしめにより結合される。従って、ピストン12の
結合構造を簡素とし、かつ高い結合強度を容易に確保で
きる。
【0028】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。例えば、心金と樹脂
の材質は上記実施例のものに限定されない。また、心金
は複数本の金属線を束状にしたものでも良い。また、心
金は中空状をなすものでも良い。
【0029】また、本発明のシリンダ装置は、ガススプ
リング以外の一般的用途にも適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、比較的負
荷の小さなガススプリングのようなシリンダ装置を想定
し、シリンダ装置と取付部材との結合強度を確保しなが
ら、軽量化とコスト低減を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施に係るシリンダ装置を示
す図であり、(A) は断面図、(B) は要部拡大図である。
【図2】図2はピストンロッドを示す図であり、(A) は
平面図、(B) は断面図である。
【図3】図3はシリンダ装置の使用例を示す模式図であ
る。
【符号の説明】
10 シリンダ装置 11 シリンダ 12 ピストン 13 ピストンロッド 41 心金 41A 円環部 41B 突出端部 42 樹脂 43 取付けアイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを摺動自在に嵌装
    し、基端部にピストンを結合したピストンロッドの先端
    部をシリンダ外へ延出するシリンダ装置において、ピス
    トンロッドが金属製の心金を樹脂で被覆して形成されて
    なることを特徴とするシリンダ装置。
  2. 【請求項2】 シリンダ装置のピストンロッドが、金属
    製の心金とこの心金を被覆する樹脂で形成され、心金は
    シリンダ外へ伸びるピストンロッドの先端部に円環を形
    成し、心金の円環外周を樹脂で被覆することにより、ピ
    ストンロッドの先端部に取付けアイが一体で成形されて
    なる請求項1記載のシリンダ装置。
  3. 【請求項3】 ピストンを結合するピストンロッドの基
    端部で心金を樹脂より突出させ、ピストンがこの心金の
    突出端部のかしめによりロッドに結合されてなる請求項
    1又は2記載のシリンダ装置。
JP19271994A 1994-07-26 1994-07-26 シリンダ装置 Pending JPH0835534A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001090765A (ja) * 1999-08-05 2001-04-03 Diebolt Internatl Inc 戻り行程が遅延するガススプリング
KR100976011B1 (ko) * 2008-09-10 2010-08-17 남준욱 가스 스프링
KR101425398B1 (ko) * 2014-01-14 2014-08-13 주식회사 와이제이티 부피보상이 가능한 가스스프링용 피스톤로드 및 이를 구비한 가스스프링

Cited By (4)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030318