JP2001090765A - 戻り行程が遅延するガススプリング - Google Patents

戻り行程が遅延するガススプリング

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JP2001090765A JP2000235771A JP2000235771A JP2001090765A JP 2001090765 A JP2001090765 A JP 2001090765A JP 2000235771 A JP2000235771 A JP 2000235771A JP 2000235771 A JP2000235771 A JP 2000235771A JP 2001090765 A JP2001090765 A JP 2001090765A
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gas spring
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chamber
piston rod
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    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
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    • F16F9/0218Mono-tubular units
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/516Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics resulting in the damping effects during contraction being different from the damping effects during extension, i.e. responsive to the direction of movement

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Abstract

(57)【要約】 【課題】圧縮カ゛スだけを用いてヒ゜ストンロット゛の戻る速度を制
御するカ゛ススフ゜リンク゛の提供。 【解決手段】カ゛ススフ゜リンク゛は、較正オリフィスを介して第2のカ゛
スチャンハ゛と連通した第1のカ゛スチャンハ゛を有してカ゛スが第1のチャン
ハ゛から第2のチャンハ゛まで戻る速度を制御し、それによりシ
リンタ゛のヒ゜ストンロット゛がその伸長位置まで戻る速度を制御す
る。ヒ゜ストンロット゛がその伸長位置まで戻る速度は、カ゛ススフ゜リ
ンク゛が部品を下側タ゛イから持ち上げることによって型打ち
抜きされた部品に損傷を来さないようにするまで十分遅
くさせることができる。カ゛ススフ゜リンク゛の複合シェルは、カ゛ススフ
゜リンク゛が過熱しないように、及び所定の期間で完了でき
るためにサイクル数を増加できるように熱伝導性の高い材料
から形成されてその材料を含む。カ゛ススフ゜リンク゛は、完全な
自蔵形であり、カ゛スだけを利用してヒ゜ストンロット゛の収縮位置
までの移動に抵抗し、ヒ゜ストンロット゛をその伸長位置まで移
動させる力を提供し、そしてヒ゜ストンロット゛がその伸長位置
まで戻る速度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概してガススプリ
ングに関し、より詳細には戻り行程を遅延するガススプ
リングに関する。
【0002】
【従来の技術】型打ち抜きの用途に適する一般的なガス
スプリングは、ピストンに接続された作動ロッドを用い
て組み立てられる。そのピストンは、キャビティを有す
るシリンダ内に摺動可能に収容されており、またそのキ
ャビティは、窒素のような不活性ガスを用いて所定の圧
力まで事前充填されている。ロッドとピストンをキャビ
ティへと押し込むと、その内部のガスは圧縮され、そし
てロッドに加えられた力がなくなると、キャビティ内の
圧縮ガスはピストンとロッドを即座にその完全な伸長位
置の方へ押しやる。
【0003】型打ち抜きの用途によっては、下側ダイに
隣接するガススプリングを用いて打ち抜かれた部品を下
側ダイのキャビティから取り除くことができるものもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般的なガススプリン
グを使用する場合、上側ダイの戻り行程に問題が生じ
る。なぜなら、ガススプリングがその完全な伸長位置ま
で即座にかつ急速に戻ることにより、型打ち抜きされた
部品を下側ダイから急速に取り除きその部品を持ち上げ
るからである。少なくともある程度大きい表面積を有す
る部品の場合、ガススプリングがその伸長位置の方へと
急速に戻ることにより型打ち抜きされた部品がゆがみ、
又は曲がることがあり、その結果、打ち抜かれた部品の
品質に悪影響を及ぼす。
【0005】ピストンとロッドの伸長位置までの戻りを
遅延させる、又は制御するために、いくつかの従来のガ
ススプリングは、ガススプリングに対する機械的または
電子的制御を利用していた。かかる制御は望ましいもの
ではなく、ガススプリングのコストと複雑性を増大させ
る。米国特許第5,823,513号に開示されたような別の種
類のガススプリングは、一方のチャンバに作動油、他方
のチャンバに圧縮ガス、及び遅動バルブを用いてガスス
プリングの行程の下側で一瞬の一時停止を生じさせてい
る。この一時停止を提供して数ある理由の中でプレス機
に損傷を来さないようにしている。遅延シリンダの重要
な態様は、使用中に生じた熱に耐える、及び/又はその
熱を放散するその能力である。
【0006】
【課題を解決するための手段】ガススプリングは、較正
オリフィスを介して第2のガスチャンバと連通した第1
のガスチャンバを有してガスが第1のチャンバから第2
のチャンバまで戻る速度を制御し、それによりシリンダ
のピストンロッドがその伸長位置まで戻る速度を制御す
る。望ましくは、ピストンロッドがその伸長位置まで戻
る速度は、ガススプリングが部品を下側ダイから持ち上
げることによって型打ち抜きされた部品に損傷を来さな
いようにするまで十分遅くさせることができる。ガスス
プリングのシリンダアセンブリは、ガススプリングが過
熱しないように、及び所定の期間で完了できるためにサ
イクル数を増加させることを可能とするように熱伝導性
の高いコンポーネントを含む。望ましくは、ガススプリ
ングは、完全な自蔵形であり、ガスだけを利用してピス
トンロッドの収縮位置までの移動に抵抗し、ピストンロ
ッドをその伸長位置まで移動させる力を提供し、そして
ピストンロッドがその伸長位置まで戻る速度を制御す
る。
【0007】本発明の目的、特徴、及び利点は、以下の
ようなガススプリングを提供することを含む。そのガス
スプリングは、その伸長位置に戻る制御された速度を有
しており、作動油または他の液体を使用せず、自蔵形で
あり、圧縮ガスだけを使用し、ガススプリングに生じた
熱の放散を増大させて熱をガススプリングから伝導によ
り除去するために熱伝導性の高いコンポーネントを使用
し、比較的短いサイクル時間を有することができ、サー
ジタンクが使用でき、能動的な電子制御または手動制御
を必要とせず、そして比較的簡単な設計と経済的な生産
性と組立性、及び使用における長い耐用寿命を持つ。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のこれら及び他の目的、特
徴、及び利点は、好適な実施態様とベストモードの以下
の詳細な説明、特許請求の範囲、及び図面から明らかに
なるであろう。
【0009】図面をより詳細に参照すると、図1は、型
打ち抜きプレス機11の複数のガススプリング10、13を示
す。プレス機11は、プレス機11の上部プラテン14により
保持されてプレス機11の下部プラテン18に固定された下
側ダイ16に向かって移動可能な上側ダイ12を有し、上側
ダイ12と下側ダイ16の間に配置されたシートメタルブラ
ンク20を型打ち成形する。ガススプリング13を上側ダイ
12に取り付けてガススプリング10を下側ダイ16に取り付
けるか、又はガススプリング10、13をプレス機11のプラ
テン14、18により保持してもよい。望ましくは、各ガス
スプリング10、13は、そこから伸長するピストンロッド
24を有する。好適には、そのピストンロッド24は、ダイ
12、16に対して打ち抜かれるべきブランク20を係合して
位置決めして保持するための上部および下部の引抜きリ
ング26、27に取り付けられる。下部のガススプリング10
の引抜きリング27も成形された部品を下側ダイから持ち
上げてその部品の移動を容易にし、その部品を成形され
るべき次のブランク20と交替させる。
【0010】図2と図3に示すように、ガススプリング
10は、好適にはピストンロッドアセンブリ34が往復動す
るシリンダボディ32を取り囲む外側のほぼ円筒形のシェ
ル30を有する。シェル30は、好適には銅またはアルミニ
ウム等の熱伝導性の高い材料で形成されてガススプリン
グ10から取り除く熱の伝達を高める。ガススプリング10
から取り除く熱の伝達を更に高めるために、環状のフィ
ン36がシェル30の上端部のまわりに形成されてもよい。
ガススプリング10からの熱伝達を更に向上するために、
シェル30は、取付け板(ベースプレート)72の隣接する
ブラインドボア39へと伸長する複数のブラインドボア38
を有して、各ボア38、39にヒートパイプを備えてもよ
い。ヒートパイプ40は、熱伝導性の高い材料で形成され
た細長い管状の棒であり、両端が閉じられていて、制御
された圧力で多量の動作流体と中央部のしんを含む。ヒ
ートパイプ40の一端で流体がある特定の温度に到達する
場合、流体がヒートパイプの中で蒸発し上昇する。ヒー
トパイプ40は、十分な温度差がその端部間に存在するこ
とにより蒸発した動作流体が他方の端部で再凝結し、そ
れによりこの相転移で熱を放散することを可能にするよ
うに設計されて配置される。液化した動作流体は、しん
を通って戻り別のサイクルを始める。適切なヒートパイ
プ40は、米国ペンシルバニア州ランカスターのサーマコ
ア社(Thermacore,Inc.)から市販されている。
【0011】シリンダボディ32は、好適にはベース44に
溶接されたほぼ円筒形の側壁42を有する。側壁42とベー
ス44は、好適にはスチールなどの熱伝導性材料で形成さ
れ、またガススプリング10内の圧縮ガスによりシリンダ
ボディ32に及ぼされる圧力、及び保持輪48により及ぼさ
れる力に耐えるのに十分強いものである。側壁42の内側
に形成された環状の溝46は、シリンダボディ32の内部で
ピストンロッドアセンブリ34を保持する保持輪48を受容
するように構成される。側壁42の外面50のまわりに形成
されたほぼ螺旋状の溝は、シリンダボディ32とシェル30
との間に流体通路52を画定する。流体通路52の対向する
端部の外側に形成されて間隔をおいて配置された環状の
溝54、56は、Oリング58、60を受容してシェル30とシリ
ンダボディ32との間に流密(fluid tight)シールを提
供する。較正された流れの領域を有する制限された通路
62は、流体通路52をシリンダボディ32の第1のガスチャ
ンバ64と連通する。シリンダボディ32のベース44を貫通
するボア66は、第2のガスチャンバ68を、シェル30とシ
リンダボディ32が接続される取付け板72に形成された通
路70と連通する。
【0012】取付け板72は、好適にはベースのネジ付き
ブラインドボアに受容される1つ以上のキャップスクリ
ュー74によりシリンダボディ32のベース44に接続され、
キャップスクリュー75によりシェルに接続される。取付
け板72は、好適にはダイ12、16、又はプレス機11のプラ
テン14、18のうちの1つへキャップスクリュー76(図
2)により直接固定されるように構成される。圧縮ガス
がガススプリング10の中へ供給されることを可能にする
ために、ガスフィラーバルブ78を取付け板の通路70の入
口80に設ける。使用中、このバルブは常にプラグ82によ
り閉じられる。分岐通路84は、取付け板72を通ってシェ
ル30の中へ伸長して流体通路52を取付け板72の通路70と
連通する。従って、取付け板72の通路70は、シリンダボ
ディ32内の第2のガスチャンバ68を、シリンダボディ32
とシェル30との間に画定された流体通路52と連通する。
Oリングはベース44と板(プレート)72の間に設けら
れ、それらの間に流密シールを提供する。別のOリング
はシェル30と取付け板72の間で通路84を取り囲みそれら
の間に流密シールを提供する。
【0013】環状ベアリング及びシールアセンブリ86
は、シリンダボディ32の内部で受容され、ハウジング88
を有する。そのハウジングは、ほぼ半径方向外側に伸び
る肩部92を提供する直径の小さい上流の端部90を有して
シリンダボディ32の内部でアセンブリ86を保持する保持
輪48に係合する。ハウジング88は、その外面のまわりに
形成された溝94を有し、ハウジング88とシリンダボディ
32との間に流密シールを提供するためにOリング96等の
シールリングを受容するように構成される。裏当て(ba
ck-up)97を設けて高圧力のもとでシールの完全性を保
証することが好ましい。かかる裏当ては、ガススプリン
グ10の全ての固定シールに必要となることもある。貫通
ボア98は、ピストンロッドを往復動のために摺動可能に
受容し、それを通してピストンロッド24を密接に受容す
る大きさの環状の表面100を画定してピストンロッド24
が往復動する時にピストンロッド24に当接するロッドシ
ール104の押し出しを防止する。ハウジング88のカウン
タボア102がシールリング104を受容してピストンロッド
24とハウジング88との間に流密シールを提供する。ワイ
パ101はベアリングの汚染を防止する。挿入された環状
のプラスチックブッシュ103はピストンロッド24をガイ
ドする。
【0014】ピストンロッドアセンブリ34は、シリンダ
ボディ32内で図3に示すような伸長位置と図4に示すよ
うな収縮位置との間を往復動するために摺動可能に受容
される。ピストン106はそこに形成された溝108を有して
環状のベアリング110を受容するように構成される。環
状のベアリング110は、ピストン106をシリンダボディ32
の内部で往復動のためにガイドする。ピストン106に形
成された第2の溝112は、好適にはOリング114により支
持される低摩擦で低摩耗のスリップリング113を受容し
てピストン106の外面と側壁42の内面との間に流密シー
ルを提供する。ピストン106を貫通する中央通路116はバ
ルブ118を受容する。そのバルブ118は、第2のガスチャ
ンバ68から第1のガスチャンバ64までの圧縮ガスの実質
的な自由流れを可能にし、第1のガスチャンバ64から第
2のガスチャンバ68までのガスの流れに対して少なくと
も部分的な制限を与える。好適には、バルブ118は、第
1のガスチャンバ64から第2のガスチャンバ68までの流
体の流れを実質的に止めるチェックバルブである。バル
ブ118は、スプリング124等によりバルブシート122に可
撓的に付勢されるバルブヘッド120を有する。
【0015】ピストン106とピストンロッド24を接続す
るために、スプリットリングリテーナ130は、ほぼ半径
方向内側に伸びるリブ132を有する。そのリブ132は、ピ
ストンロッド24の環状の溝134に受容されるように構成
される。スプリットリングリテーナ130は、ピストン106
のネジ付きブラインドボアの中に伸びる1つ以上のキャ
ップスクリュー136によりピストン106に固定される。シ
リンダボディ32の外に伸びるピストンロッド24と共にそ
の伸長位置までのピストンロッドアセンブリ34の移動
は、ベアリング及びシールアセンブリ86のハウジング88
とスプリットリングリテーナ130の係合により制限され
る。
【0016】動作 このガススプリングの特定の、しかし排他的でない用途
は、図1、図5〜図9に示された上下逆さに伸長して引
抜く二重の引抜きリングである。上側ダイ12と下側ダイ
16の間に受容されたシートメタルブランク20を成形する
ために、上側ダイ12は、上部プレスプラテン14により下
側ダイ16の方へ進められてそれらの間でブランク20を成
形する。図5に示すように、上側ダイ12と下側ダイ16に
より保持されたガススプリング13、10は、そこに引抜き
リング26、27を有する。引抜きリング26、27は、ブラン
ク20を係合し、ダイ12、16がそれを成形する際にはブラ
ンク20を位置決めして保持する。引抜きリング26、27が
ブランク20と係合した後、上部プレスプラテン14が更に
進むことにより、図6に示すように、下側ダイ16のガス
スプリング10のピストンロッド24をそれが「底につ
く」、又はその完全な収縮位置に到達するまで移動させ
る。図7に示すように、上部プレスプラテン14がいっそ
う更に進むことにより、上部プレスプラテン14のガスス
プリング13のピストンロッド24をその完全な収縮位置ま
で移動させ、上部プレスプラテン14がブランク20に係合
してそれを成形する。図8に示すように、上部プレスプ
ラテン14が後退する場合、上部プレスプラテン14のガス
スプリング13のピストンロッド24はその伸長位置まで戻
り、最後にはその引抜きリング26が下部引抜きリング27
から分離して下部プレスプラテン18のガススプリング10
のピストンロッド24がその伸長位置(図9)まで戻るこ
とが可能になる。望ましくは、下側ダイ16により保持さ
れたガススプリング10は、ブランク20が成形された後で
ブランク20を係合して下側ダイ16からそれを持ち上げ、
それによりブランク20をプレス機11から取り除き、成形
されるべき次のブランクがプレス機11へと挿入され得
る。
【0017】成形されたブランク20を下側ダイ16から一
層穏やかに持ち上げるようにピストンロッド24の戻り行
程を更に制御するために、ガススプリング10は以下のよ
うに構成される。ピストンロッド24がその収縮位置に移
動する際、及びピストンロッド24がその伸長位置に移動
する際に、第2のガスチャンバ68の圧縮ガスはバルブ11
8を介して第1のガスチャンバ64へと自由に流れ、第1
のガスチャンバ64からのガスの流れは、オリフィス62に
より制限されてピストンロッド24がその伸長位置まで戻
る速度を制御するように構成される。
【0018】これを達成するために、ピストン106によ
り保持されるバルブ118はチェックバルブであることが
好ましい。このチェックバルブは、ピストンロッドアセ
ンブリ34がその収縮位置まで移動する際に即座に開いて
第2のガスチャンバ68のガスが第1のガスチャンバへと
実質的に自由に流れることを可能にする。戻り行程中、
バルブ118は閉じて第1のガスチャンバ64から第2のガ
スチャンバ68までのバルブを介したガスの流れを止め
る。従って、ピストンロッドアセンブリ34がその伸長位
置まで戻る際に第1のガスチャンバ64のガスが圧縮さ
れ、且つそのガスがオリフィス62だけを通って漏れるこ
とにより、第1のガスチャンバ64から出るガスの流量を
制御してピストンロッドアセンブリ34がその伸長位置ま
で戻る速度を減少させる。較正オリフィス62を通って第
1のガスチャンバ64から制御された速度で流れるガス
は、流体通路52、分岐通路84、取付け板72を通る通路7
0、ベース44を通るボア66、そして第2のガスチャンバ6
8へと流れて、第1のガスチャンバ64内の圧力を減少さ
せる。ガスを第2のガスチャンバ68に戻すことにより、
ピストンロッドアセンブリ34がその伸長位置まで戻るこ
とを保証する。
【0019】とりわけ、ピストンロッドアセンブリ34の
伸長位置から収縮位置までのその行程の下側近く又は下
側において、第2のガスチャンバ68のガスが更に圧縮さ
ない場合、第1と第2のガスチャンバ64、68の圧力はほ
ぼ等しくなりバルブ118は閉じるであろう。この時点に
おいて、第2のガスチャンバ68と比較して第1のガスチ
ャンバ64のガスが作用するピストン106の表面積の大幅
な差により、大幅な力の差がピストン106にわたって存
在する。従って、ピストン106がその完全な収縮位置に
到達した後の少なくとも最初のうち、ピストンロッドア
センブリ34をその伸長位置まで戻そうとするかなりの力
が存在する。ピストンロッドアセンブリ34がその伸長位
置の方へ移動する際、第2のガスチャンバ68の体積が増
加して内部の圧力を減少させる。一実施態様において、
戻り行程の10%未満から、ピストンロッドアセンブリ
34をその伸長位置まで戻そうとする力は、劇的に減少
し、その後、ピストンロッドアセンブリ34に対する正味
の力は、アセンブリ34がその完全な伸長位置まで戻るこ
とを確実にするのに十分なだけの大きさとなることがで
きる。もちろん、較正オリフィス62を通るガスの流れ
は、第1と第2のガスチャンバ64、68の双方の圧力を制
御し、ひいてはアセンブリ34に作用する力を制御する。
【0020】ガスの圧縮、及びガススプリング10のオリ
フィス62を介した大幅な流量調節は、かなりの熱を発生
する。十分にその熱を放散しない場合、ガススプリング
10内の種々のシールの温度が最大許容温度を超えるであ
ろう。これにより、シールが変質または劣化して十分な
シールを提供しなくなり、ガススプリングの故障の原因
となるであろう。従って、好適には、多数の機能がガス
スプリング10の設計に盛り込まれ、ガススプリング10か
ら熱の放散を増大させることにより使用中のガススプリ
ングの最大温度を減少させてガススプリングのサイクル
速度を増加させることを可能にする。
【0021】熱を放散するように設計される機能のうち
で、螺旋状の流体通路52は、加熱された圧縮ガスと、シ
リンダボディ32及び特に流体通路52のガスから熱を伝導
により除去するために熱伝導性の高い材料で形成された
外側シェル30との間で接触する表面積を増大させる。シ
ェル30から放散される熱を増大させるために、冷却フィ
ン36がシェルの上端部に隣接して設けられ、シェル30
は、その外表面を外気にさらすためにポケット内で受容
されることができ、そのため少なくともいくらかの熱を
対流によってシェル30を囲む大気へ移すことができる。
取付け板72も熱伝導性の高い材料で形成されて熱をシリ
ンダボディ32とシェル30から伝導により除去する。更
に、取付け板72は、下側ダイ16又はプレス機11の下部プ
ラテン18に直接ボルト締めされてヒートシンクの役割を
果たし、ガススプリング10から取り除く熱の伝導を大き
く改善する。更に、シェル30のボア38内で受容されたヒ
ートパイプ40は、ヒートパイプ40内の流体がシェル30内
の熱により一方の端部で蒸発して他方の端部で凝結され
て液体の形に戻るというようなその流体の相転移の間で
行われる熱の放散を利用する。これらの機能のそれぞれ
は、ガススプリング10から熱を除去してその最大温度を
範囲内におさめ、ガススプリング10のサイクル速度を増
加させるように設計される。
【0022】第2の実施態様 図10に示すように、ガススプリング10’の冷却を改善
するために、リザーバ又はサージタンク150を設けて内
部の圧縮ガスを冷却する。その圧縮ガスは、ガススプリ
ング10’の圧縮ガスと交換可能であり、ガススプリング
の冷却を補い、且つその冷却を増大させる。ガススプリ
ング10’自体は、第1の実施態様と実質的に同じように
構成されることができ、従って、第1の実施態様と同じ
である範囲までは更に詳述しないことにする。
【0023】ガススプリング10’とサージタンク150と
の間で圧縮ガスの流れを制御するために、流量制御バル
ブ152が、第1の実施態様のガスフィラーバルブ78の代
わりに取付け板72の通路70に受容される。流量制御バル
ブ152は好適には、ガススプリング10’からサージタン
ク150までのガスの比較的自由な流れを可能とし、サー
ジタンク150からガススプリング10’に戻るガスの流れ
を制限することを可能にする。これを達成するために、
図10に示すように、バルブ152は、スプリング157によ
りバルブシート156に可撓的に付勢されるバルブヘッド1
54を有し、バルブヘッド154がバルブシート156に係合し
ている時でもバルブヘッド154を通る小さいオリフィス1
58により流体が流れることを可能にする。ガススプリン
グ10’からサージタンク150までのガスの流れはバルブ
ヘッド154をバルブシート156からずらし、ガスはバルブ
152を通過して比較的自由に流れることができる。サー
ジタンク150からガススプリング10’までの反対方向の
ガスの流れはバルブヘッド154をバルブシート156に押し
付け、その結果、この方向における流体は、オリフィス
158だけを通って、ひいては制御された速度で流れる。
【0024】サージタンク150は好適には、端の開いた
シリンダを画定するために下部エンドキャップ162に溶
接されたほぼ管状の側壁160を有する。側壁160の内面の
溝164は、組み立て時に保持輪166を受容する。下部エン
ドキャップ162は、バルブ152及び導管170を介してガス
スプリングの取付け板72の通路70と連通する貫通通路16
8を有する。上部エンドキャップ172は、保持輪166によ
り側壁160に取り外し可能に保持され、シールリング176
を内部に有する環状の溝174を有する。シールリング176
は、上部エンドキャップ172と側壁160との間に流密シー
ルを提供する。ガスチャンバ178は、上部エンドキャッ
プ172、側壁160、及び下部エンドキャップ162の間に画
定され、通路168と連通し、圧力増加を減少させるため
にガススプリング10’のガスと交換可能な圧縮ガスの補
給物(supply)を収容できるように構成されて、ガスス
プリング10’の冷却を向上させる。
【0025】好適には、銅またはアルミニウムのヒート
シンク180は、サージタンク150の上端部に取り付けら
れ、サージタンク150からの熱の放散を改善するために
外気にさらされるフィンの放射状のアレイ182を有す
る。ヒートシンク180及び上部エンドキャップ172は、好
適には、それぞれ、細長いヒートパイプ188が圧入され
る中央の貫通ボア184、186を有する。ヒートパイプ188
は、好適にはガススプリング10のヒートパイプ40と同じ
構成からなり、制御された圧力で流体を収容することが
できる。その流体は、所定の温度を超えると蒸発し、そ
の蒸発した流体がヒートパイプ188の中でヒートシンク
の方へ移動し、その後蒸発した流体の温度が所定の温度
より下がると凝結するように設計される。ヒートパイプ
188は、この流体の相転移により熱を放散する。従っ
て、流体の再凝結により放出された熱は、ヒートシンク
180に放散されてサージタンク150から熱を除去する。再
凝結した流体は、ヒートパイプ188の中でヒートパイプ1
88の内部のしん構造要素(図示せず)を介して戻り、再
びプロセスを開始する。
【0026】サージタンクも、ほぼ円筒形の熱収集機19
0を含むことができる。その熱収集機190は、アルミニウ
ム又は銅などの熱伝導性の高い材料で形成され、好適に
は概して細胞状にされ、又は発泡されて、ガスから熱収
集機190までの熱伝導を増大させるために圧縮ガスが浸
透できる複数のキャビティを有する。圧入、ろう付け、
又ははんだ付けされる部分により、熱収集機190がヒー
トパイプ188に接続され、熱収集機190の上昇した温度が
ヒートパイプ188に伝達され、そして次に熱をヒートシ
ンク180に伝達する。リング191にろう付けされた、又は
形成された肩部は、チャンバ178の圧力を抑えるシール1
93の下でヒートパイプを保持する。
【0027】ガススプリング10’のピストンロッドアセ
ンブリ34がその伸長位置に戻るようなガススプリング1
0’の戻り行程中、第2のガスチャンバ68の体積は増大
し、第1のガスチャンバ64のガスは、オリフィス62と流
体通路52を通って第2のガスチャンバ68に戻ることがで
き、またサージタンク150からのより冷たいガスも相互
接続導管170及び取付け板72の通路70を通ってガススプ
リング10’に戻ることができる。サージタンク150から
のより冷たいガスは、ガススプリング10’の冷却を補っ
て使用中にその温度を下げて、ガススプリング10’のサ
イクル速度を増加させることを可能にする。
【0028】第3の実施態様 図11に示すように、本発明の第3の実施態様によるガ
ススプリング200は、修正されたピストン202を備えるピ
ストンアセンブリ34’を有する。そのピストン202は、
第1のガスチャンバ64と第2のガスチャンバ68との間で
ガスの流れを制御するためにそれを貫通する較正通路20
4を有する。バルブ118は、好適には第1の実施態様と同
じように機能し、第2のガスチャンバ68から第1のガス
チャンバ64までのガスの流れを可能にし、且つ第1のガ
スチャンバ64から第2のガスチャンバ68までの逆方向の
流れを止める。この実施態様において、通路52と分岐通
路84は必要ない。これらの例外の他に、ガススプリング
200は、好適には第1の実施態様のガススプリング10と
実質的に同じように構成され、ひいては同じ部品は、同
じ参照番号が与えられて、再度詳述しないことにする。
【0029】ピストンロッドアセンブリ34’がその伸長
位置からその収縮位置まで移動する際、バルブ118は開
き、第2のガスチャンバ68のガスは第1のガスチャンバ
64へと比較的自由に流れることができる。戻り行程中、
ピストンロッドアセンブリ34’がその伸長位置まで戻る
際、バルブ118は、第1のガスチャンバ64から第2のガ
スチャンバ68までのバルブ118を通るガスの流れを止め
て、かかる流れは貫通通路204だけに生じる。貫通通路2
04を流れる領域が比較的小さいため第1のガスチャンバ
を出るガスの流れが制限されて、又は制御されて、ピス
トンロッドアセンブリ34’のその伸長位置に向かって移
動する速度を制御する。
【0030】第4の実施態様 図12に示すように、ガススプリング300はシリンダボ
ディ303に受容される修正されたピストンロッドアセン
ブリ302を有することができる。そのピストンロッドア
センブリ302は、ピストンロッド306の溝310に受容され
た割り保持輪308によりピストンロッド306に接続され、
小さな保持輪309により更に保持される環状のピストン3
04を有する。ピストンロッドアセンブリ302は、前の実
施態様に示したアセンブリ86のようなシール及びベアリ
ングアセンブリ(図示せず)を用いてピストン304の係
合によりシリンダボディの中に保持される。ピストンは
好適には、ピストンがボディ303内で往復動する際にピ
ストンをガイドするためにベアリング311を保持し、並
びにピストン304とピストンロッド306及びボディ303と
の間にシールを提供するためにOリング312、低摩擦ス
リップリング313、及びOリング314を保持する。
【0031】ピストンロッド306のブラインドボア316
は、ピストンロッド306を貫通して伸びる横方向の通路3
18、及び第1のガスチャンバ320への開口と連通する。
カウンタボア322は、ボア316と第2のガスチャンバ324
に通じる。
【0032】カウンタボア322に受容されたバルブ326
は、スプリング332等によりバルブシート330に可撓的に
付勢されるバルブヘッド328を有し、バルブ326を通る流
体の流れを制御する。バルブヘッド328を貫通する通路3
34により、バルブヘッド328がバルブシート330と係合し
ている時でさえもバルブ326を通る流体の流れが制御さ
れることを可能にする。
【0033】ピストンロッドアセンブリ302が伸長位置
から収縮位置まで移動する場合、第2のガスチャンバ32
4の体積は減少し、バルブヘッド328がバルブシート330
から移動して、その結果、ガスは、第2のガスチャンバ
324からバルブ326を介して第1のガスチャンバ320へと
比較的自由に流れる。戻り行程中、ピストンロッドアセ
ンブリ302がその伸長位置の方に後退する際、第1のガ
スチャンバ320の体積は減少し、バルブヘッド328がバル
ブシート330と係合するように進出し、ガスは、第1の
ガスチャンバ320から第2のガスチャンバまで、通路334
を流れる領域によって制御される制限された速度でバル
ブヘッド328を貫通する通路334だけを介して流れる。
【0034】第1のガスチャンバ320から排出されるガ
スを制御することにより、ガススプリング10について詳
述したような概して同じ態様で、ピストンロッドアセン
ブリ302の戻る速度が制御される。循環冷却液などのい
くつかの外部冷却源が設けられない場合、又は別の冷却
装置または熱放散装置が設けられない場合、この比較的
簡素なガススプリング300の使用において発生する熱に
よりそのサイクル速度がかなり制限されるかもしれな
い。ピストンロッドアセンブリ302は、ガススプリング1
0のアセンブリ34に比べて一層コンパクトにできる。ピ
ストンロッドアセンブリ302は、ガススプリング10のバ
ルブ118など、ガススプリング内で使用されるべきバル
ブを装着することが可能であり、必要であれば第1の実
施態様のガススプリング10のように構成される。
【0035】第5の実施態様 図13に示すように、第5の実施態様のガススプリング
400は、ピストンロッド406に形成されて第1のガスチャ
ンバ64に通じる通路404の中にチェックバルブ402を有す
る。ピストン408はリングから形成される。そのピスト
ン408は、ピストンロッド406に当接するシール412を受
容する内側の周方向の溝410、及びシリンダボディ32に
当接するスリップリング415とシール416を受容する外側
の周方向の溝414を有する。ピストン408は、ピストンロ
ッド406により保持される保持輪418、及びピストンロッ
ド406の周方向の肩部420によりピストンロッド406に保
持される。ピストンロッドの溝424に部分的に受容され
るスプリットリテーナ422は、ピストンロッドの運動を
ガイドするためにベアリング425を有し、ピストンロッ
ド406とピストン408をシリンダボディの中でベアリング
及びシールアセンブリ68との係合により保持する。
【0036】ガススプリング400の残りの部分は好適に
は、第1の実施態様のガススプリング10と同じ態様で構
成され、同じ部品には同じ参照番号が与えられている。
従って、ガススプリング400の構成と動作は、これ以上
詳述しないことにする。
【0037】望ましくは、ガススプリング400は、ピス
トン408が比較的簡素な設計からなることからガススプ
リング10に比べて製造を容易にすることができる。ま
た、通路404、肩部420、及び溝424は、ピストンロッド4
06に簡単に形成できる。
【0038】第6の実施態様 図14に示すように、第6の実施態様のガススプリング
500は、第5の実施態様のガススプリング400のピストン
ロッド406とチェックバルブ402と好適には同じであるピ
ストンロッド502とチェックバルブ504の構成を有する。
ピストン506は、ガイド512、及びスリップリング513と
シール514をそれぞれ保持する外側のスロット508、510
を有する。ピストン506は、ピストンロッド502を取り囲
み、ピストンロッドの肩部516と保持輪518との間に保持
される。ピストン506の側壁520は、ピストンロッド502
に受容される保持輪522を取り囲んで当接し、前の実施
態様のようにピストンロッド502とピストン506をシリン
ダボディ32の中で保持する。
【0039】この実施態様において、図14に示すよう
に、ピストンロッド502がその伸長位置にある場合、オ
リフィス62は、ピストンガイド512等により閉じられ、
又はシールされて第1のガスチャンバ64のいくらかの圧
縮ガスを保持する。第1のガスチャンバ64の圧縮ガス
は、ピストンロッド502がその収縮位置の方へ移動する
際、チェックバルブ504が最初に開くことに抵抗してガ
ススプリングに対する衝撃的打撃、又は最初の力を低減
させる。ピストンロッド502がその収縮位置の方へ移動
する短い期間の後、第2のガスチャンバ68の圧力が増加
してチェックバルブ504を開くであろう。ひとたびチェ
ックバルブ504が開けば、ガススプリング500は第1の実
施態様のガススプリング10と同じ態様で動作するであろ
う。
【0040】シリンダボディ32、シェル30、ベアリング
及びシールアセンブリ68、及び取付け板72は好適には、
第1の実施態様のガススプリング10のように構成され
る。従って、ガススプリング500の構成を、これ以上詳
述しないことにする。
【0041】いずれの実施態様においても、ガススプリ
ング10、10’、200、300、400、500は、その第1のガス
チャンバ64、又は320と第2のガスチャンバ68、又は324
との間で圧縮ガスの移動を制御してピストンロッドアセ
ンブリ34、34’がその収縮位置からその伸長位置まで戻
る速度を制御する。とりわけ、電子制御または手動制御
を必要とせず、また、作動油または他の流体を用いて戻
りを遅延することもない。むしろ、ガススプリング10、
10’、200、300、400、500は、自蔵形とすることがで
き、圧縮ガスだけを用いてピストンロッドアセンブリ3
4、34’が戻る速度を制御する。望ましくは、ガススプ
リング10、10’、200、300、400、500には、非常に多く
の熱伝達の機能が設けられて、ガススプリングの効率を
向上させるためにガススプリング10、10’、200、300、
400、500からの熱の放散を向上させて、ガススプリング
が過熱することを防止し、かつその最大サイクル速度を
増加させる。
【0042】
【発明の効果】本発明により、自蔵形であり、且つ圧縮
ガスだけを用いてピストンロッドの戻る速度を制御でき
るガススプリングが提供される。また、ガススプリング
からの熱の放散を向上させることにより、ガススプリン
グの過熱を防止するとともにその最大サイクル速度を増
加させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具現化するガススプリングを有する打
ち抜き型のセットの側面図である。
【図2】ガススプリングの底面図である。
【図3】図2の3−3の線に沿って取られたガススプリ
ングの断面図であり、ガススプリングの伸長位置で示さ
れる図である。
【図4】ガススプリングの収縮位置における図3のガス
スプリングの断面図である。
【図5】部品を打ち抜くサイクルを通して5つの異なる
位置のうちの1つを示す、プレス機と図2のガススプリ
ング対の部分概略図である。
【図6】部品を打ち抜くサイクルを通して5つの異なる
位置のうちの1つを示す、プレス機と図2のガススプリ
ング対の部分概略図である。
【図7】部品を打ち抜くサイクルを通して5つの異なる
位置のうちの1つを示す、プレス機と図2のガススプリ
ング対の部分概略図である。
【図8】部品を打ち抜くサイクルを通して5つの異なる
位置のうちの1つを示す、プレス機と図2のガススプリ
ング対の部分概略図である。
【図9】部品を打ち抜くサイクルを通して5つの異なる
位置のうちの1つを示す、プレス機と図2のガススプリ
ング対の部分概略図である。
【図10】サージタンクを有するガススプリングの代替
の実施態様の断面図である。
【図11】本発明を具現化する修正されたガススプリン
グの断面図である。
【図12】本発明を具現化する別の修正されたガススプ
リングの部分断面図である。
【図13】本発明を具現化する別の修正されたガススプ
リングの部分断面図である。
【図14】本発明を具現化する別の修正されたガススプ
リングの部分断面図である。
【符号の説明】
10、10’、13、200、300、400、500 ガススプリング 24、306、406、502 ピストンロッド 30 シェル 32、303 シリンダボディ 34、34’、302 ピストンロッドアセンブリ 38、39 ブラインドボア 40、188 ヒートパイプ 64、320 第1のガスチャンバ 68、324 第2のガスチャンバ 106、304、408、506 ピストン 118、326 バルブ 120、154、328 バルブヘッド 122、156、330 バルブシート 150 サージタンク 152 流量制御バルブ 170 導管

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボアを有するボディと、 伸長位置と収縮位置の間で往復動するために前記ボアの
    中で摺動可能に受容されるピストンとピストンロッドと
    を有し、加圧ガスを収容するように構成された第1のガ
    スチャンバと第2のガスチャンバとを画定する、ピスト
    ンロッドアセンブリと、 前記第1のガスチャンバを前記第2のガスチャンバと連
    通し、少なくともガスの流量を制限する大きさの部分を
    有する、第1の通路と、 前記第1のガスチャンバを前記第2のガスチャンバと連
    通する、第2の通路と、及び前記第2の通路において前
    記第2の通路を通るガスの流れを制御するためのバルブ
    であって、前記ピストンロッドアセンブリがその収縮位
    置の方へ移動する際、前記第2のガスチャンバの体積が
    減少して、前記バルブにより前記第2のガスチャンバの
    ガスが前記第2の通路を通って前記第1のガスチャンバ
    へと流れることを可能にし、前記ピストンロッドアセン
    ブリがその伸長位置の方へ移動する際、前記第1のガス
    チャンバの体積が減少して、前記バルブにより前記第2
    の通路を通るガスの流れを少なくとも実質的に止めて、
    前記第1のガスチャンバから前記第2のガスチャンバま
    での前記第1の通路を通るガスの流量が、前記第1のガ
    スチャンバから出るガスの流量を制御するために流れを
    制限する前記部分により制御され、その結果、前記ピス
    トンロッドアセンブリがその伸長位置の方へ移動する速
    度を制御するように構成されて配置された、バルブとを
    含む、ガススプリング。
  2. 【請求項2】前記第2の通路が前記ピストンを貫通して
    形成され、また前記バルブが前記ピストンにより保持さ
    れる、請求項1のガススプリング。
  3. 【請求項3】前記バルブが、前記第1のガスチャンバか
    ら前記第2のガスチャンバまでのガスの流れを止める、
    請求項2のガススプリング。
  4. 【請求項4】前記バルブはバルブシートとバルブヘッド
    を有し、前記バルブヘッドは前記第2の通路を通るガス
    の流量を制御するために前記バルブシートに係合可能で
    あり、また、前記バルブヘッドを貫通して形成されたボ
    アは、前記バルブヘッドが前記バルブシートと係合して
    いる時でさえもガスが制限された流量で流れることがで
    きる前記第1の通路を画定する、請求項2のガススプリ
    ング。
  5. 【請求項5】前記ボディを取り囲むシェルも含み、前記
    第1の通路が、そのシェルと前記ボディの間の少なくと
    も一部分に画定される、請求項1のガススプリング。
  6. 【請求項6】前記シェルは熱伝導性の高い材料で形成さ
    れ、前記第1の通路は、前記第1の通路のガスから前記
    シェルまでの熱伝達を増加させるためにいくぶん回り道
    である、請求項5のガススプリング。
  7. 【請求項7】前記第1のガスチャンバと前記第2のガス
    チャンバの双方が、加圧された不活性ガスを収容できる
    ように構成される、請求項1のガススプリング。
  8. 【請求項8】前記ボディから間隔をおいて配置され、導
    管を介して前記第1の通路と連通し、前記ガススプリン
    グからの熱伝達を増大させるために前記第1のガスチャ
    ンバと前記第2のガスチャンバの一方の少なくともいく
    らかのガスと交換されるべき圧縮流体の補給物を収容で
    きるように構成された、リザーバも含む、請求項1のガ
    ススプリング。
  9. 【請求項9】ベースプレートであって、 前記ボディとシェルが、そのベースプレートに少なくと
    も部分的に画定された前記第1の通路とともに取り付け
    られる、ベースプレートも含む、請求項5のガススプリ
    ング。
  10. 【請求項10】前記ボディがスチールで形成され、前記
    シェルがアルミニウムで形成される、請求項5のガスス
    プリング。
  11. 【請求項11】前記第1の通路が、前記ボディに形成さ
    れた螺旋状の溝によって少なくと部分的に画定される、
    請求項5のガススプリング。
  12. 【請求項12】前記第2の通路が、前記ピストンロッド
    に形成される、請求項1のガススプリング。
  13. 【請求項13】前記第1の通路が前記ピストンを貫通し
    て形成される、請求項1のガススプリング。
  14. 【請求項14】前記シェルが複数のブラインドボアと、
    ガススプリングから取り除く熱の伝達を増加させるため
    に各ボアに受容されたヒートパイプとを有する、請求項
    5のガススプリング。
  15. 【請求項15】加圧ガスを収容することができるように
    構成されたチャンバを画定するボディを有し、ガスとガ
    ススプリングの冷却を容易にするために、前記第2のガ
    スチャンバから圧縮ガスを受け取り前記第2のガスチャ
    ンバに圧縮ガスを供給するように前記第2のガスチャン
    バと連通する、サージタンクも含む、請求項1のガスス
    プリング。
  16. 【請求項16】前記第2のガスチャンバと前記サージタ
    ンクのチャンバとの間に配置され、前記第2のガスチャ
    ンバから前記サージタンクのチャンバまでのガスの比較
    的自由な流れを可能とし、その反対方向ではガスが制限
    されて流れることを可能とするように構成された、制御
    バルブも含む、請求項14のガススプリング。
  17. 【請求項17】前記サージタンクのボディが、熱伝導性
    の高い材料で形成される、請求項15のガススプリン
    グ。
  18. 【請求項18】前記ピストンロッドアセンブリがその伸
    長位置にある際、前記ピストンが前記第1の通路を介し
    た流体の流れを止める、請求項1のガススプリング。
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