JPH0835212A - 防音壁 - Google Patents

防音壁

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JPH0835212A
JPH0835212A JP1192995A JP1192995A JPH0835212A JP H0835212 A JPH0835212 A JP H0835212A JP 1192995 A JP1192995 A JP 1192995A JP 1192995 A JP1192995 A JP 1192995A JP H0835212 A JPH0835212 A JP H0835212A
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Kazunari Ishino
和成 石野
Kazuhisa Kabeya
和久 壁矢
Takuichi Nishimura
拓一 西村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は道路、鉄道をはじめとする交通騒
音防止のための防音壁として、あるいは一般的な騒音源
からの騒音低減に用いられる防音壁に関するものであ
る。 【構成】 騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源側を
焦点とする楕円形の壁を立設した防音壁である。また、
騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源側を焦点とする
楕円形の壁の上部背面側へ板面方向が板面方向が楕円形
の焦点方向になるように板状の張出部を設けたものであ
る。また、騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源側を
焦点とする楕円形の壁の端縁部へ吸音処理を施したもの
である。また、騒音源と周辺域とを遮るように、対向し
て立設された防音壁間に吸音部が設けられているもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は道路、鉄道を始めとす
る交通騒音防止のための防音壁として、或いは、一般的
な騒音源からの騒音低減に用いられる防音壁に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、走行する車輌騒音を防ぐために道
路および鉄道路線に設置される防音壁としては、例えば
特開昭52−135531号公報(以下従来技術Aとい
う)に記載されたものがある。同公報のものは走行車線
を防音壁によりトンネル状に覆いチューブ道路とすると
共に中央区画壁により区画して複数個の単位走行車線と
し、夫々の単位走行車線を覆う防音壁に軸方向に開口部
を設け、該開口部はその垂直中心線と、該中心線の道路
面との交点と開口部端縁とを結ぶ線とを以てする開口角
を30度以下としたチューブ道路における騒音防止装置
により、防音効果と換気効果とを兼ね備えることが記載
されている。また、実開平3−99017号公報(以下
従来技術Bという)には、道路、鉄道等に設置される防
音塀において、塀本体の騒音源側の面を上下方向にパラ
ボラ曲線状に凹湾曲させたことにより、騒音を道路、鉄
道等の軌道面と平行または軌道面に向かって反射させる
ことができ、防音塀上部を越えて外部に出ていく反射音
を抑制することができるものが記載されている。さら
に、図2(a)〜図2(c)に示すような統一型防音壁
と言われるものが実用化されている。なお、図2(a)
〜図2(c)において、符号1は防音壁である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記に
示したような従来技術A、Bおよび統一型防音壁には以
下のような問題点を有している。 (1)車輌からの発生音が防音壁に反射して、受音点に
到達してしまい、特に、 本来吸音性能を持たせたはずの統一型防音壁において
も吸音率の小さい周波数領域や、 もともと吸音効果のほとんどないアクリル、ガラス製
の透光板においては反射音の受音点への寄与率は大き
い。 また、従来技術Bのようなパラボラ形状の防音壁は、音
源が焦点からずれた場合には、反射音が壁外に出てしま
う可能性がある。さらに、建設時に円弧の曲率が小さい
支柱間の溝への壁材としてのパネルの落とし込みがスム
ーズになるように幅を小さく採っている。そして、施工
された曲面壁のパネル同志の接触部は線接触となり、壁
外からの見栄えが悪く、埃、ごみが溜まりやすく、清掃
も困難である。 (2)回折音が受音点に到達しやすく、回折減衰効果が
小さい。 (3)上記(1)、(2)の欠点を補うために壁高を高
くしたり、壁の張出部を長く取っているのが実情であ
る。 本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、
構造規模を大きくすることなく減音効果が大きいこと、
および建設に当たっての施工性が優れた防音壁を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る防音壁の第
1の発明は、騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源側
を焦点とする楕円型の壁を立設したことを特徴とするも
のである。また、第2の発明は、防音壁の上部背面側に
板面方向が楕円型の焦点方向になるように板状の張出部
を設けたことを特徴ものである。また、第3の発明は、
防音壁の端縁部へ吸音処理を施したことを特徴とするも
のである。また、第4の発明は、騒音源と周辺域とを遮
るように、騒音源側を焦点とする楕円型と円形との中間
曲面とした壁を立設したことを特徴とするものである。
また、第5の発明は、騒音源と周辺域とを遮るように、
4対向して立設された防音壁間に吸音部が設けられてい
ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】車輌、その他一般の騒音源と周辺域との間に設
ける防音壁の場合に、受音点における音圧レベル値は直
接音と反射音の距離減衰と回折減衰で決定される。直接
音と反射音の受音点に対する寄与率は受音点の場所によ
り異なる。その一例を図3〜図7と、図8〜図12に示
す。音源と防音壁との距離が近い場合の音源と測定位置
との関係は図3に示す通りで、その場合の数値シュミレ
ーションが図4〜図7である。また、音源と防音壁との
距離が遠い場合の音源と測定位置との関係は図8に示す
通りで、その場合の数値シュミレーションが図9〜図1
2である。これらの測定点(受音点)は図3および図8
の座標番号11〜45で表される位置である。測定は音
源からの距離減衰と回折減衰を考慮し、壁外の種々の場
所における音圧レベルの比較を行っている。図4〜図7
(各図において左肩の2桁数字が座標番号である)およ
び図9〜図12(各図において左肩の2桁数字が座標番
号である)から明らかなように、壁より離れるにしたが
って両者の寄与率はほぼ同等であることがわかる。また
壁より高い受音点では反射音の影響の方が大きい位置も
ある。よって反射音を低減することは防音壁の性能向上
に直結していることがわかる。
【0006】そこで、反射音をできるだけ受音点側にだ
さないように、図1(a)に示すように、音源装置Sを
焦点とする楕円体の一部を壁とする防音壁を考える。こ
の防音壁は先に示した従来技術の防音壁に対して、高さ
とオーバーハング長を同じ寸法にしている。これらの音
線解析の結果を、従来技術と共に図13〜図27に示
す。この解析は音線の長さを一定に保った場合の音線の
到達距離を示したものである。図13、図17、図2
1、図2、および図26より明らかなように、本発明の
楕円型防音壁は音線の出方が極めて少なく、十分な距離
減衰効果を経てから壁外に出ていることがわかる。ま
た、従来技術Bのパラボラ型のものにおいて、音源装置
が焦点の位置にある場合には、音は壁で反射した後車輌
走行面に対して平行に進むため回折減衰が本提案の場合
に比べて小さくなる。これは、回折角度が後者の方が大
きくなるためである。また、図17〜図20および図2
1〜図24から明らかなように、音源が楕円の焦点から
ずれている場合にもこの形状が最も有利であることもわ
かる。このとき前記の従来技術Bに従い、最も外側の音
源位置、すなわち図21と同じ音源位置を焦点とするパ
ラボラ形状とし、本提案の図1(a)と高さが同じでオ
ーバーハング部を長く取った場合を考える。このとき、
例えば音源位置が図17と同じ位置からの音は壁と走行
面に各1回ずつ反射して図18〜図20と同様に壁外に
出ていることがわかる。しかし、本提案の形状では、こ
れよりもオーバーハング部が短いにもかかわらず、図2
5の矢印R部に相当する音は存在しない。
【0007】よって、高さ・オーバーハング長が同じな
らば、より広い範囲の音源位置に対して反射音の低減が
図られ、本提案の形状が優れていると言える。また、前
記従来技術Bのパラボラ型のものにおいて音源が焦点の
位置にある場合には、音は壁で反射した後車輌走行面に
対して平行に進むため回折減衰が本提案の場合に比べて
小さくなる。これは、回折角度が後者の方が大きくなる
ためである。また、図17〜図24で明らかなように、
音源が楕円の焦点からずれている場合にもこの形状が最
も有利であることもわかる。さらに、音源装置を移動さ
せることにより、本提案の場合にもわずかに音線が出る
場合がある。しかし、図27に示すように、飛び出して
いる音線のほとんどは壁のエッジ部からの反射音であ
り、この部分(図26、27のQ)のみを吸音処理する
ことで、より広い範囲の音源に対して反射音のさらなる
低減が図れるものである。なお、図3に示すように、本
発明に係る全高が楕円型の防音壁は、大半径の円弧で近
似できる。すなわち、楕円方程式として(1)式で表せ
る防音壁に対し、円形方程式である(2)式で示す防音
壁で近似すると、端部の座標値は表1に示す通りであ
る。この結果から明らかなように、両形状による座標値
の差は点aで75mm、点bで79mmである。道路騒音で
防音壁を越えて問題になる周波数は、比較的低域の約1
00Hz〜500Hzであり、波長では1700mm〜7
40mm程度である。したがって、表1に示した座標値は
無視し得るものである。因って、 楕円を円で近似しても何等支障はない。 施工時に規格サイズのパネルを、円弧に加工された支
柱間の溝へスムーズに落とし込むことができる。 パネル同志の接触部は面接触となり、接触の仕方が直
壁と同等になる。
【0008】
【数1】
【0009】
【表1】
【0010】上記のような本発明の防音壁は、内部で音
が反射を繰り返す度ごとに、その反射音は下部へ集まる
ことになるが、反射音が集まる部位である壁間の中央部
に吸引材を設置したので、壁面内部の音響パワーレベル
が下がり、その結果壁外への伝播音をさらに下げること
ができる(図2参照)。
【0011】
【実施例】本発明に係る防音壁の一実施例について図面
を用いて説明する。図1は本発明の防音壁に係る一実施
例を示す概略横断面図でありる。図において、1は防音
壁で、道路、鉄道をはじめとする交通騒音源、あるいは
一般的な騒音源と周囲の地域との間を仕切るものであ
り、垂直方向に設けられている。2は車輌走行路で、道
路にあっては走行車線が単数、複数の何れでもよい。3
は板状の張出部であって、防音壁1の上部背面側に張出
部2の板面方向が楕円型の焦点方向になるように設けて
ある。符号Sは音源である。図1(a)は前記防音壁1
が騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源側を焦点とす
る楕円体の一部を壁とする形状の防音壁が対向して立設
されたものである。そして、本発明の楕円曲面としてい
る前記防音壁1は、現状の実用規模において、円弧近似
しても、防音効果にほとんど差異がないものであり、板
状のパネルを積み重ねて所要弧長を有するものとする
際、規格サイズのパネルをスムーズに落とし込むことが
できるので施工性が向上し、パネル同志の接触部を直壁
とほとんど差異がないものとすることができる。なお、
図1(b)の防音壁1は、上部背面側へ板面方向が楕円
型の焦点方向になるように板状の張出部3を設けたもの
である。図1(c)の防音壁1は、上部へ板面が水平方
向になるように板状の張出部3を鉤の手状に設けたもの
である。
【0012】ところで楕円体の防音壁1は、道路幅と音
源位置とからその最適形状が決定される。このとき、減
音効果との兼ね合いから防音壁1に挟まれる全断面を楕
円で構成できない場合がある。例えば、より大きな減音
効果を得るために張り出し長を5mも必要とされるよう
な場合には、全断面を楕円で構成しようとすると非常に
いびつな形状になり、必ずしも最適断面形状になるとは
限らなくなる。こうした場合には、楕円断面は最適形状
に保っておき、張り出し部の不足部分は水平張り出しで
補うようにしたものである。図1(d)の防音壁1は、
(b)のものと(c)のものとを組み合わせたものであ
る。図1(e)の防音壁1は、上部へ板面が水平でT字
状になるように張出部3を設けたものである。また、図
2(a)〜(d)はは本発明の防音壁に係る他の実施例
を示す概略横断面図である。図において、4は吸音材
で、防音壁設置路面の一部、例えば中央分離帯に設置し
た例である。次に、本発明の一実施例に係る図1(a)
〜図1(e)、および従来例に係る図3(a)〜図3
(c)で示した形状の防音壁を用いてモデル実験を行っ
た結果を図30〜図37に示す。なお、音源と測定位置
(座標点)の位置関係は図5と同じになっている。図3
0〜図38において、縦軸が音圧(目盛範囲:−20d
B〜10dB)、横軸が周波数(目盛範囲は1k HZ〜
12.5k HZ)である。これらの結果から明らかなよ
うに、反射音の影響が大きい受音点(例えば座標点4
5、33)においては本発明(図1(a),図1
(b):記号▼および◆)に係る楕円型防音壁の減音効
果が大きい。受音点が下の場合(例えば座標点11、1
2)では、本発明の第2の実施例(図1(b):記号
◆)である楕円+張出部の防音壁が他の形状より非常に
優れていることがわかる。これは受音点が下の方では回
折音の影響がかなり大きいためであり、張出部によって
回折減衰が増した結果である。
【0013】また、図2に示すような防音壁設置路面の
中央分離帯に吸引材4を設置した場合のモデル実験を行
った結果の例を図38〜図45に示す。なお、音源と測
定位置(座標点)の位置関係は図5と同じになってい
る。図38〜45においても、縦軸が音圧(目盛範囲:
−10dB〜20dB)、横軸が周波数(目盛範囲は1
k HZ〜12.5k HZ)である。従来の逆L字型(図
3(b)に型は同じ)で音源側を全面吸音処理したもの
(図38〜図41:記号△、および図42〜図45:記
号□)または上半分を吸音処理したもの(図38〜図4
1:記号□)と、本発明に係る楕円型の防音壁形状で壁
面は吸音処理せずに中央分離帯に防音壁高さの1/3高
さに相当する吸音材を設置した図2(d)のもの(図3
8〜図41:記号○)、または1/2高さに相当する吸
音材を設置した図2(a)および(b)のもの(図42
〜図45:記号○および△)で比較した結果から明らか
なように、楕円+張り出し+1/3吸引材(図2(d)
型)(図38〜図41:記号○)は逆L字型+全面吸音
処理(図38〜図41:記号△、および図42〜図4
5:記号□)あるいは逆L字型+上半分吸音処理(図3
8〜図41:記号□)のいずれの場合よりも減音効果が
優れていることが明らかである。また、楕円+1/2吸
音材または楕円+張り出し+1/2吸音材(図42〜図
45:記号○および△)のものは、いずれも逆L字型+
全面吸音処理(図38〜図41:記号△、および図42
〜図45:記号□)のものより減音効果が優れているこ
とがわかる。すなわち、本発明の防音壁は、道路の中央
分離帯等の防音壁の中間にわずかな吸音材を設置するこ
とにより、吸音処理面積を大幅に小さくできる。また、
高速道路などでは、夜間に対向車のライトの眩しさを防
ぐために、中央分離帯に防眩板を設けている例がある
が、の防眩板の替わりに吸音効果を有する壁を設置すれ
ば、音響的な効果も同時に得ることができる。
【0014】以上の結果から楕円型状により反射音が大
きく軽減され、さらに張出部によって回折減衰効果が大
幅に増すことがわかる。上記から明らかなように、次ぎ
のような利点が得られる。 騒音源からの発生音のうち、防音壁内面または走行面
からの反射音が低減される。また、仮に発生音が防音壁
から受音点側に向かって出たとしても、多重反射を繰り
返した後であるため、吸音または距離減衰によって十分
減衰しており、これによる受音点音圧レベルへの寄与率
は極めて小さくすることができる。 防音壁の上端部からの回折音が低減される。上端部か
ら回折した音は上端部の裏側(受音点側)に回り込むこ
とで回折減衰した後、再度張出部で回折減衰が生じるた
め、トータルな回折減衰を増すことができる。 防音壁のエッジ部からの反射音および回折音が低減さ
れる。騒音源側の曲率を持たせた形状により、壁面より
外に出る音のほとんどは壁のエッジ部で反射した音であ
る。したがって、壁外に出る反射音が反射するわずかの
エッジ部だけを吸音処理することにより壁外への反射音
をさらに低減させることができる。しかし、曲率を持た
ない壁の場合には、エッジ部以外の所からも反射音が外
にでるため、壁面全体を吸音処理しなければ反射音の壁
外への飛び出しを阻止することは出来ない。これらの結
果から、防音壁の高さとオーバーハング部の長さを共通
にした場合には、本発明に係る楕円型の特徴を有する防
音壁が最も受音点での音圧レベル低減に有効である。
【0015】
【発明の効果】以上示した如く、本発明の防音壁は 反射音の軽減、回折減衰の増大効果があり、同じ高
さ、同じオーバーハング長の防音壁と比較すると減音効
果が大きい。 また、このことは同じ減音効果を得ようとする他の防音
壁に比べて 壁高さを低くすることができる。 オーバーハング長を短くすることができる。 内面の吸音処理を省略できる。 などのメッリトが生じ、その結果 コストが低減される。 ドライバーの圧迫感が軽減される。 さらに、曲面部の曲率が大きいから、配設するパネル板
は一定曲率でよいので、支柱のH型鋼を曲げ加工する
際に、三点ロールベンダーなどの既存の機械を使用でき
る。 落とし込むパネルの数や種類を少なくでき、施工時間
の短縮、施工費低廉化が実現できる。 パネル同志の接触部に隙間が無くなり、見栄えが良く
なり、清掃が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防音壁の一実施例の概略形状を示す横
断面説明図である。
【図2】本発明の防音壁の他の実施例の概略形状を示す
横断面説明図である。
【図3】従来技術の防音壁の概略形状を示す横断面説明
図である。
【図4】本発明の防音壁の楕円曲面を円弧近似すること
の説明図である。
【図5】直接音と反射音との差を数値シミュレーション
を行った際の音源装置と測定位置との関係を示す説明図
である。
【図6】図3の座標点における直接音および反射音の数
値シミュレーションを行った結果を示すグラフである。
【図7】図3の座標点における直接音および反射音の数
値シミュレーションを行った結果を示すグラフである。
【図8】図3の座標点における直接音および反射音の数
値シミュレーションを行った結果を示すグラフである。
【図9】図3の座標点における直接音および反射音の数
値シミュレーションを行った結果を示すグラフである。
【図10】直接音と反射音との差を測定する際の音源装
置と数値シミュレーションを行った結果との関係を示す
説明図である。
【図11】図8の座標点における直接音および反射音の
数値シミュレーションを行った結果を示すグラフであ
る。
【図12】図8の座標点における直接音および反射音の
数値シミュレーションを行った結果を示すグラフであ
る。
【図13】図8の座標点における直接音および反射音の
数値シミュレーションを行った結果を示すグラフであ
る。
【図14】図8の座標点における直接音および反射音の
数値シミュレーションを行った結果を示すグラフであ
る。
【図15】本発明に係る図1(a)の防音壁から音源位
置が水平方向750mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図16】従来例に係る図3(a)の防音壁から音源位
置が水平方向750mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図17】従来例に係る図3(b)の防音壁から音源位
置が水平方向750mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図18】従来例に係る図3(c)の防音壁から音源位
置が水平方向750mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図19】本発明に係る図1(a)の防音壁から音源位
置が水平方向527mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図20】従来例に係る図3(a)の防音壁から音源位
置が水平方向527mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図21】従来例に係る図3(b)の防音壁から音源位
置が水平方向527mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図22】従来例に係る図3(c)の防音壁から音源位
置が水平方向527mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図23】本発明に係る図1(a)の防音壁から音源位
置が水平方向1101mm, 垂直方向40mmにある場合の
音線解析結果を示す説明図である。
【図24】従来例に係る図3(a)の防音壁から音源位
置が水平方向1101mm, 垂直方向40mmにある場合の
音線解析結果を示す説明図である。
【図25】従来例に係る図3(b)の防音壁から音源位
置が水平方向1101mm, 垂直方向40mmにある場合の
音線解析結果を示す説明図である。
【図26】従来例に係る図3(c)の防音壁から音源位
置が水平方向1101mm, 垂直方向40mmにある場合の
音線解析結果を示す説明図である。
【図27】従来例Bに係る防音壁から音源位置が水平方
向527mm, 垂直方向40mmにある場合の音線解析結果
を示す説明図である。
【図28】本発明に係る図1(a)の防音壁から音源位
置が水平方向375mm, 垂直方向40mmにある場合の音
線解析結果を示す説明図である。
【図29】本発明に係る図1(a)の防音壁から音源位
置が水平方向1125mm, 垂直方向40mmにある場合の
音線解析結果を示す説明図である。
【図30】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図31】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図32】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図33】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図34】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図35】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図36】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図37】本発明に係る図1(a)〜図1(b)、およ
び従来例に係る図3(a)〜図3(c)で示した形状の
防音壁を用いてモデル実験を行った結果を示すグラフで
ある。
【図38】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たもの、または上半分を吸音処理したものと、本発明に
係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸音処理せずに中央分
離帯に防音壁高さの1/3高さに相当する吸音材を設置
した図2(d)のものを用いてモデル実験を行った結果
を示すグラフである。
【図39】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たもの、または上半分を吸音処理したものと、本発明に
係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸音処理せずに中央分
離帯に防音壁高さの1/3高さに相当する吸音材を設置
した図2(d)のものを用いてモデル実験を行った結果
を示すグラフである。
【図40】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たもの、または上半分を吸音処理したものと、本発明に
係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸音処理せずに中央分
離帯に防音壁高さの1/3高さに相当する吸音材を設置
した図2(d)のものを用いてモデル実験を行った結果
を示すグラフである。
【図41】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たもの、または上半分を吸音処理したものと、本発明に
係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸音処理せずに中央分
離帯に防音壁高さの1/3高さに相当する吸音材を設置
した図2(d)のものを用いてモデル実験を行った結果
を示すグラフである。
【図42】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たものと、本発明に係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸
音処理せずに中央分離帯に防音壁高さの1/3高さに相
当する吸音材を設置した図2(d)のものまたは1/2
高さに相当する吸音材を設置した図2(a)および
(b)のものを用いてモデル実験を行った結果を示すグ
ラフである。
【図43】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たものと、本発明に係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸
音処理せずに中央分離帯に防音壁高さの1/3高さに相
当する吸音材を設置した図2(d)のものまたは1/2
高さに相当する吸音材を設置した図2(a)および
(b)のものを用いてモデル実験を行った結果を示すグ
ラフである。
【図44】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たものと、本発明に係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸
音処理せずに中央分離帯に防音壁高さの1/3高さに相
当する吸音材を設置した図2(d)のものまたは1/2
高さに相当する吸音材を設置した図2(a)および
(b)のものを用いてモデル実験を行った結果を示すグ
ラフである。
【図45】従来の図3(b)で音源側を全面吸音処理し
たものと、本発明に係る楕円型の防音壁形状で壁面は吸
音処理せずに中央分離帯に防音壁高さの1/3高さに相
当する吸音材を設置した図2(d)のものまたは1/2
高さに相当する吸音材を設置した図2(a)および
(b)のものを用いてモデル実験を行った結果を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 防音壁 2 張出部 3 道路 S 音源装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源
    側を焦点とする楕円型の壁を立設したことを特徴とする
    防音壁。
  2. 【請求項2】 防音壁の上部背面側へ板面方向が楕円型
    の焦点方向になるように板状の張出部を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の防音壁。
  3. 【請求項3】 防音壁の端縁部へ吸音処理を施したこと
    を特徴とする請求項1または2記載の防音壁。
  4. 【請求項4】 騒音源と周辺域とを遮るように、騒音源
    側を焦点とする楕円型と円形との中間曲面とした壁を立
    設したことを特徴とする防音壁。
  5. 【請求項5】 騒音源と周辺域とを遮るように、対向し
    て立設された防音壁間に吸音部が設けられていることを
    特徴とする防音壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138130A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Takenaka Komuten Co Ltd 騒音低減装置

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