JPH0834632A - 光ファイバ母材の製造装置 - Google Patents
光ファイバ母材の製造装置Info
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- JPH0834632A JPH0834632A JP17408694A JP17408694A JPH0834632A JP H0834632 A JPH0834632 A JP H0834632A JP 17408694 A JP17408694 A JP 17408694A JP 17408694 A JP17408694 A JP 17408694A JP H0834632 A JPH0834632 A JP H0834632A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B37/00—Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
- C03B37/01—Manufacture of glass fibres or filaments
- C03B37/012—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
- C03B37/014—Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments made entirely or partially by chemical means, e.g. vapour phase deposition of bulk porous glass either by outside vapour deposition [OVD], or by outside vapour phase oxidation [OVPO] or by vapour axial deposition [VAD]
- C03B37/01406—Deposition reactors therefor
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- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 反応容器内の流れや母材表面温度の変化、ま
た火炎位置の変化に対す制御を容易に行うことのできる
光ファイバ母材の製造装置を提供する。 【構成】 反応容器1内の酸・水素火炎中に原料ガスを
導入し、ガラス微粒子を生成し、このガラス微粒子をタ
ーゲットである種棒2に付着させ、それを成長させて光
ファイバ母材4を製造する際に、光ファイバ母材4の体
積の成長の変化に対応して、反応容器1内の容積を増加
させる。 【効果】 反応容器内の原料ガスの流れを安定にし、母
材の表面温度を安定にし、かつコア火炎及びクラッド火
炎やコア火炎及びクラッド火炎中の粒子流の位置、及び
これらの火炎位置変動を抑えることができる。
た火炎位置の変化に対す制御を容易に行うことのできる
光ファイバ母材の製造装置を提供する。 【構成】 反応容器1内の酸・水素火炎中に原料ガスを
導入し、ガラス微粒子を生成し、このガラス微粒子をタ
ーゲットである種棒2に付着させ、それを成長させて光
ファイバ母材4を製造する際に、光ファイバ母材4の体
積の成長の変化に対応して、反応容器1内の容積を増加
させる。 【効果】 反応容器内の原料ガスの流れを安定にし、母
材の表面温度を安定にし、かつコア火炎及びクラッド火
炎やコア火炎及びクラッド火炎中の粒子流の位置、及び
これらの火炎位置変動を抑えることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ用母材の製
造装置、更に詳しくはVAD法による光ファイバ用多孔
質ガラス母材の製造装置に関するものである。
造装置、更に詳しくはVAD法による光ファイバ用多孔
質ガラス母材の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ用母材(以下単に母材という
場合もある)は反応容器内の酸・水素火炎中に原料ガス
(例えば、SiC14、GeC14)を導入し、SiO2 、
GeO 2 のガラス微粒子を生成し、このガラス微粒子を
ターゲットである種棒に付着させ、それを成長させて母
材を製造している。種棒に付着するガラス微粒子の重
量、体積、濃度分布、及び母材形状は火炎の形状や火炎
の位置や母材表面温度などの要因で変化する。
場合もある)は反応容器内の酸・水素火炎中に原料ガス
(例えば、SiC14、GeC14)を導入し、SiO2 、
GeO 2 のガラス微粒子を生成し、このガラス微粒子を
ターゲットである種棒に付着させ、それを成長させて母
材を製造している。種棒に付着するガラス微粒子の重
量、体積、濃度分布、及び母材形状は火炎の形状や火炎
の位置や母材表面温度などの要因で変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は図9に示すよう
な光ファイバ母材の製造装置を用いて、製造中の母材3
1の形状や母材31の表面温度をみて、ガス条件、バー
ナ32の位置、吸気口33の位置を調整し品質の安定化
を図っている。例えば、図10示すようにCCDカメラ
34を用い、それをパソコン35、画像処理装置36に
より処理することにより母材31先端の形状を測定し、
バーナ32のガス条件やバーナ32の位置を変更するこ
とで、その形状を一定としている。図9において符号3
7は排気管、符号38は排気量を制御するバルブ、符号
39は排気管の圧力を測定する圧力計、符号40は全体
のデータを収集してガス条件、バーナ32の位置、吸気
口33の位置等を調整するCPUを有する制御装置であ
る。図10において符号43はパソコン35によるデー
タの処理結果、符号44は画像処理装置36の画像処理
画面である。
な光ファイバ母材の製造装置を用いて、製造中の母材3
1の形状や母材31の表面温度をみて、ガス条件、バー
ナ32の位置、吸気口33の位置を調整し品質の安定化
を図っている。例えば、図10示すようにCCDカメラ
34を用い、それをパソコン35、画像処理装置36に
より処理することにより母材31先端の形状を測定し、
バーナ32のガス条件やバーナ32の位置を変更するこ
とで、その形状を一定としている。図9において符号3
7は排気管、符号38は排気量を制御するバルブ、符号
39は排気管の圧力を測定する圧力計、符号40は全体
のデータを収集してガス条件、バーナ32の位置、吸気
口33の位置等を調整するCPUを有する制御装置であ
る。図10において符号43はパソコン35によるデー
タの処理結果、符号44は画像処理装置36の画像処理
画面である。
【0004】しかし、上記の場合母材31の表面温度や
母材31の密度、及びGe等のドープ量など様々な要因
が変化するので、母材31の長手方向での屈折率分布は
安定しないという問題がある。また、母材31の表面温
度を測定し、温度が安定するようにガス条件、吸気位
置、排気圧力等を調整する例もある。この場合、母材3
1の表面温度の変化が生じなくても、母材31の長手方
向での屈折率分布が変化するので品質の安定化が十分で
はないという問題がある。
母材31の密度、及びGe等のドープ量など様々な要因
が変化するので、母材31の長手方向での屈折率分布は
安定しないという問題がある。また、母材31の表面温
度を測定し、温度が安定するようにガス条件、吸気位
置、排気圧力等を調整する例もある。この場合、母材3
1の表面温度の変化が生じなくても、母材31の長手方
向での屈折率分布が変化するので品質の安定化が十分で
はないという問題がある。
【0005】屈折率分布が母材31の長手方向で変化す
るのは、母材合成中に反応容器30内の流れが変化し、
火炎位置が変化するため表面温度や密度が変わることが
原因であり、これらは母材31の体積の増加により反応
容器30内の空間容積が減少するために生じることを見
い出した。
るのは、母材合成中に反応容器30内の流れが変化し、
火炎位置が変化するため表面温度や密度が変わることが
原因であり、これらは母材31の体積の増加により反応
容器30内の空間容積が減少するために生じることを見
い出した。
【0006】図11は上記従来の光ファイバ母材の製造
装置のコア火炎位置の変化を示したものであり、図11
によると10時間経過後はその位置が当初より0.6m
m上昇していることが分かる。ところが、従来の光ファ
イバ母材の製造装置は反応容器30の容積は一定である
ため、母材合成中の反応容器30内の流れや母材31の
表面温度の変化、また火炎位置の変化に対する制御に限
界があるという問題があった。本発明は上記の問題を解
決し、反応容器内の流れや母材表面温度の変化、また火
炎位置の変化に対する制御を容易に行うことのできる光
ファイバ母材の製造装置を提供することを目的とする。
装置のコア火炎位置の変化を示したものであり、図11
によると10時間経過後はその位置が当初より0.6m
m上昇していることが分かる。ところが、従来の光ファ
イバ母材の製造装置は反応容器30の容積は一定である
ため、母材合成中の反応容器30内の流れや母材31の
表面温度の変化、また火炎位置の変化に対する制御に限
界があるという問題があった。本発明は上記の問題を解
決し、反応容器内の流れや母材表面温度の変化、また火
炎位置の変化に対する制御を容易に行うことのできる光
ファイバ母材の製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明は以下のような手段を有している。本発明の
うち請求項1の光ファイバ母材の製造装置は、反応容器
内の酸・水素火炎中に原料ガスを導入し、ガラス微粒子
を生成し、このガラス微粒子をターゲットである種棒に
付着させ、それを成長させて光ファイバ母材を製造する
際に、光ファイバ母材の体積の増加に対応して、反応容
器内の容積を増加させることを特徴とする。
めに本発明は以下のような手段を有している。本発明の
うち請求項1の光ファイバ母材の製造装置は、反応容器
内の酸・水素火炎中に原料ガスを導入し、ガラス微粒子
を生成し、このガラス微粒子をターゲットである種棒に
付着させ、それを成長させて光ファイバ母材を製造する
際に、光ファイバ母材の体積の増加に対応して、反応容
器内の容積を増加させることを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項2の光ファイバ母材の
製造装置は、成長する光ファイバ母材の体積と反応容器
内の容積との差が一定となるように反応容器内の容積を
増加させることを特徴とする。
製造装置は、成長する光ファイバ母材の体積と反応容器
内の容積との差が一定となるように反応容器内の容積を
増加させることを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項3の光ファイバ母材の
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共に火炎
の位置の変動を制御することを特徴とする。
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共に火炎
の位置の変動を制御することを特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項4の光ファイバ母材の
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共に粒子
流の位置の変動を制御することを特徴とする。
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共に粒子
流の位置の変動を制御することを特徴とする。
【0011】本発明のうち請求項5の光ファイバ母材の
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共にスー
ト表面温度の変動を制御することを特徴とする。
製造装置は、反応容器内の容積を増加させると共にスー
ト表面温度の変動を制御することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のうち請求項1〜5の光ファイバ母材の
製造装置によれば、反応容器内の酸・水素火炎中に原料
ガスを導入し、ガラス微粒子を生成し、このガラス微粒
子をターゲットである種棒に付着させ、それを成長させ
て光ファイバ母材を製造する際に、光ファイバ母材の体
積の増加に対応して、反応容器内の容積を増加させるこ
とができるので、反応容器内の原料ガスの流れを安定に
し、かつコア及びクラッド火炎やコア及びクラッド火炎
中の粒子流の位置、及び火炎位置を制御して表面温度の
変動を抑えることができる。また、母材の表面温度を制
御できるので、母材長手方向の屈折率分布の制御や各母
材同志での屈折率分布の再現性が向上する。
製造装置によれば、反応容器内の酸・水素火炎中に原料
ガスを導入し、ガラス微粒子を生成し、このガラス微粒
子をターゲットである種棒に付着させ、それを成長させ
て光ファイバ母材を製造する際に、光ファイバ母材の体
積の増加に対応して、反応容器内の容積を増加させるこ
とができるので、反応容器内の原料ガスの流れを安定に
し、かつコア及びクラッド火炎やコア及びクラッド火炎
中の粒子流の位置、及び火炎位置を制御して表面温度の
変動を抑えることができる。また、母材の表面温度を制
御できるので、母材長手方向の屈折率分布の制御や各母
材同志での屈折率分布の再現性が向上する。
【0013】
【実施例】以下に本発明を図面を参照して実施例により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0014】(実施例1)図1に本発明の光ファイバ母
材の製造装置の一実施例を示す。図において符号1は反
応容器である。反応容器1内には種棒2の先端にガラス
微粒子を生成させるための原料ガスを導入させるバーナ
3、ガラス微粒子を付着堆積させてできた母材4の外形
を測定する外形測定装置投光器5、外形測定装置投光器
5からの光を受光する外形測定装置受光器6及び母材先
端検出装置投光器7、母材先端検出装置投光器7からの
光を受光して母材先端を検出する母材先端検出装置受光
器8を有している。符号10は母材の表面温度を測定す
るための赤外線温度計、符号11は母材引上用アクチュ
エータ、符号12は排気管、符号13は吸気管である。
符号14以上は従来のものと同様のものなので詳細な説
明は省略する。
材の製造装置の一実施例を示す。図において符号1は反
応容器である。反応容器1内には種棒2の先端にガラス
微粒子を生成させるための原料ガスを導入させるバーナ
3、ガラス微粒子を付着堆積させてできた母材4の外形
を測定する外形測定装置投光器5、外形測定装置投光器
5からの光を受光する外形測定装置受光器6及び母材先
端検出装置投光器7、母材先端検出装置投光器7からの
光を受光して母材先端を検出する母材先端検出装置受光
器8を有している。符号10は母材の表面温度を測定す
るための赤外線温度計、符号11は母材引上用アクチュ
エータ、符号12は排気管、符号13は吸気管である。
符号14以上は従来のものと同様のものなので詳細な説
明は省略する。
【0015】本実施例の光ファイバ母材の製造装置は更
に、反応容器1内に、該反応容器1内の容積を変えるた
めの反応容器内筒14を備えている。該反応容器内筒1
4は下端の外鍔15が反応容器1の内壁を摺動して上下
に動くことによって反応容器1内の容積を変えるように
なっている。また、符号16は反応容器内筒14を上下
に昇降させるアクチュエータで反応容器内筒14の上端
の内鍔17に取り付けられている。尚、符号18は反応
容器内筒14が上下に昇降する際の案内レールである。
に、反応容器1内に、該反応容器1内の容積を変えるた
めの反応容器内筒14を備えている。該反応容器内筒1
4は下端の外鍔15が反応容器1の内壁を摺動して上下
に動くことによって反応容器1内の容積を変えるように
なっている。また、符号16は反応容器内筒14を上下
に昇降させるアクチュエータで反応容器内筒14の上端
の内鍔17に取り付けられている。尚、符号18は反応
容器内筒14が上下に昇降する際の案内レールである。
【0016】本実施例の光ファイバ母材の製造装置は、
反応容器1内の反応容器内筒14の昇降により、反応容
器1内の容積を増加させ、母材4の体積増加による反応
容器1内の空間容積減少を抑えるものである。以下によ
り具体的に説明する。
反応容器1内の反応容器内筒14の昇降により、反応容
器1内の容積を増加させ、母材4の体積増加による反応
容器1内の空間容積減少を抑えるものである。以下によ
り具体的に説明する。
【0017】図1に示す構成の装置で、回転と昇降がで
きるガラス種棒2の下端に火炎中で生成させたガラス微
粒子を付着堆積させ、母材4を成長させていくと、反応
容器1内の空間容積が減少し、流れが変化する。この流
れの影響を調べるため、図示されていないが従来と同様
の、例えば、図10に示す画像処理測定装置36を用
い、コア火炎位置を定量化する。この測定によると、従
来の方法ではコア火炎位置が図11のように変化する。
きるガラス種棒2の下端に火炎中で生成させたガラス微
粒子を付着堆積させ、母材4を成長させていくと、反応
容器1内の空間容積が減少し、流れが変化する。この流
れの影響を調べるため、図示されていないが従来と同様
の、例えば、図10に示す画像処理測定装置36を用
い、コア火炎位置を定量化する。この測定によると、従
来の方法ではコア火炎位置が図11のように変化する。
【0018】この変化を打ち消すように本実施例では反
応容器内筒14を駆動させ、反応容器1内の空間容積を
変化させる。先ず、単位時間当たりの母材4の体積増加
量を予め測定しておき、以後、その増加速度データを利
用して、反応容器1内の空間容積を増加させる。母材4
の体積増加量は母材4の先端位置の引き上げ距離と母材
4の平行部の外径から計算する。引き上げは母材先端検
出装置投光器7と母材先端検出装置受光器8の図示して
いない受光スイッチを組み合わせて行ない、母材先端検
出装置投光器7からのレーザ光が母材4で遮断されてい
る間は母材4が引き上げられ、母材先端検出装置受光器
8に入射している間は母材4の引き上げが停止される。
応容器内筒14を駆動させ、反応容器1内の空間容積を
変化させる。先ず、単位時間当たりの母材4の体積増加
量を予め測定しておき、以後、その増加速度データを利
用して、反応容器1内の空間容積を増加させる。母材4
の体積増加量は母材4の先端位置の引き上げ距離と母材
4の平行部の外径から計算する。引き上げは母材先端検
出装置投光器7と母材先端検出装置受光器8の図示して
いない受光スイッチを組み合わせて行ない、母材先端検
出装置投光器7からのレーザ光が母材4で遮断されてい
る間は母材4が引き上げられ、母材先端検出装置受光器
8に入射している間は母材4の引き上げが停止される。
【0019】母材先端検出装置受光器8の検知結果は、
母材引上機制御盤19に入力され母材引上用アクチュエ
ータ11を制御すると共に体積計算用パソコン20にそ
の結果が入力される。
母材引上機制御盤19に入力され母材引上用アクチュエ
ータ11を制御すると共に体積計算用パソコン20にそ
の結果が入力される。
【0020】引き上げ距離は母材引上用アクチュエータ
11に取り付けられた図示していない、エンコーダによ
るシャフトの回転角度と同じく図示していない引き上げ
用のボールネジのピッチから求め、その結果を体積計算
用パソコン20に入力する。母材4の外径はレーザシー
トを利用した外形測定装置投光器5、外形測定装置投光
器5からの光を受光する外形測定装置受光器6により測
定する。外形測定装置受光器6により測定された外形
は、体積計算用パソコン20に入力され母材4の引き上
げ体積が計算されて、その結果が反応容器内筒引上機制
御盤21に入力され反応容器内筒14を上方に引き上げ
移動させる。
11に取り付けられた図示していない、エンコーダによ
るシャフトの回転角度と同じく図示していない引き上げ
用のボールネジのピッチから求め、その結果を体積計算
用パソコン20に入力する。母材4の外径はレーザシー
トを利用した外形測定装置投光器5、外形測定装置投光
器5からの光を受光する外形測定装置受光器6により測
定する。外形測定装置受光器6により測定された外形
は、体積計算用パソコン20に入力され母材4の引き上
げ体積が計算されて、その結果が反応容器内筒引上機制
御盤21に入力され反応容器内筒14を上方に引き上げ
移動させる。
【0021】上記のように母材4の製造を行うことで、
母材4の体積増加に伴う反応容器1の空間容積の減少
を、反応容器内筒14を上方に移動させて前記反応容器
1内の空間容積を増加させて抑えることができる。その
ため、前記反応容器1内の流れを安定に保つことができ
る。その結果、図2(a)に示すようにコア火炎位置変
化を従来の約1/2、具体的には0.3mmとすること
ができた。これにより図16に示すような従来の光ファ
イバ母材の長手方向の比屈折率差(Δ)変化、0.02
0を、図2(b)に示すように、約1/2の0.010
まで抑えることができた。
母材4の体積増加に伴う反応容器1の空間容積の減少
を、反応容器内筒14を上方に移動させて前記反応容器
1内の空間容積を増加させて抑えることができる。その
ため、前記反応容器1内の流れを安定に保つことができ
る。その結果、図2(a)に示すようにコア火炎位置変
化を従来の約1/2、具体的には0.3mmとすること
ができた。これにより図16に示すような従来の光ファ
イバ母材の長手方向の比屈折率差(Δ)変化、0.02
0を、図2(b)に示すように、約1/2の0.010
まで抑えることができた。
【0022】尚、コア粒子流の位置、クラッド火炎の位
置又はクラッド粒子流の位置と揺らぎを測定し、これら
のうち一つ、又は複数を一定に制御することによっても
同様の効果があった。また、反応容器内筒14の形状は
円筒、多角形状の筒に限らず、平面板あるいは曲面板で
もよく、材質はSiOなどのセラミックス以外でもよ
く、金属や高分子材料でも代用できる。
置又はクラッド粒子流の位置と揺らぎを測定し、これら
のうち一つ、又は複数を一定に制御することによっても
同様の効果があった。また、反応容器内筒14の形状は
円筒、多角形状の筒に限らず、平面板あるいは曲面板で
もよく、材質はSiOなどのセラミックス以外でもよ
く、金属や高分子材料でも代用できる。
【0023】(実施例2)本実施例2では、反応容器1
の反応容器内筒14の昇降により、母材4の体積増加に
よる反応容器1内の空間容積減少を抑え、母材4の先端
の表面温度、又は周囲の温度分布を制御する方法を説明
する。
の反応容器内筒14の昇降により、母材4の体積増加に
よる反応容器1内の空間容積減少を抑え、母材4の先端
の表面温度、又は周囲の温度分布を制御する方法を説明
する。
【0024】図9に示す従来装置の場合、母材4の表面
温度は図13のように変化する。この温度変化を打ち消
すために、実施例1で示したと同様に、反応容器内筒1
4を駆動させ、反応容器1内の空間容積を変化させる。
先ず、実施例1と同様に単位時間当たりの母材4の体積
増加量を予め測定しておき、以後、その増加速度データ
を利用して、反応容器1内の空間の容積を増加させる。
母材4の体積増加量は母材4の先端位置の引き上げ距離
と母材平行部の外径から計算する。引き上げは母材先端
検出装置投光器7と母材先端検出装置受光器8の図示し
ていない受光スイッチを組み合わせて行ない、母材先端
検出装置投光器7からのレーザ光が母材4で遮断されて
いる間は母材4が引き上げられ、母材先端検出装置受光
器8に入射している間は母材4の引き上げが停止され
る。尚、母材先端部分の形状が経時的に変化する場合に
は、その変化量を測定し、体積増加量の計算を補正す
る。
温度は図13のように変化する。この温度変化を打ち消
すために、実施例1で示したと同様に、反応容器内筒1
4を駆動させ、反応容器1内の空間容積を変化させる。
先ず、実施例1と同様に単位時間当たりの母材4の体積
増加量を予め測定しておき、以後、その増加速度データ
を利用して、反応容器1内の空間の容積を増加させる。
母材4の体積増加量は母材4の先端位置の引き上げ距離
と母材平行部の外径から計算する。引き上げは母材先端
検出装置投光器7と母材先端検出装置受光器8の図示し
ていない受光スイッチを組み合わせて行ない、母材先端
検出装置投光器7からのレーザ光が母材4で遮断されて
いる間は母材4が引き上げられ、母材先端検出装置受光
器8に入射している間は母材4の引き上げが停止され
る。尚、母材先端部分の形状が経時的に変化する場合に
は、その変化量を測定し、体積増加量の計算を補正す
る。
【0025】引き上げ距離は母材引上用アクチュエータ
11に取り付けられた図示していない、エンコーダによ
るシャフトの回転角度と同じく図示していない引き上げ
用のボールネジのピッチから求める。母材4の外径はレ
ーザシートを利用した外形測定装置投光器5、外形測定
装置投光器5からの光を受光する外形測定装置受光器6
により測定する。母材4の体積増加に伴う反応容器1の
空間容積の減少を反応容器内筒14を上方に移動させて
反応容器1内の空間容積を増加させて抑えることで、反
応容器1内の流れを安定に保つことができる。
11に取り付けられた図示していない、エンコーダによ
るシャフトの回転角度と同じく図示していない引き上げ
用のボールネジのピッチから求める。母材4の外径はレ
ーザシートを利用した外形測定装置投光器5、外形測定
装置投光器5からの光を受光する外形測定装置受光器6
により測定する。母材4の体積増加に伴う反応容器1の
空間容積の減少を反応容器内筒14を上方に移動させて
反応容器1内の空間容積を増加させて抑えることで、反
応容器1内の流れを安定に保つことができる。
【0026】その結果、図3(a)のように母材4表面
温度の変化を従来の30℃(図13)から1/3の10
℃まで抑えることができた。これにより、図12に示す
ような従来の光ファイバ母材の長手の比屈折率差(Δ)
変化、0.020を、図3(b)に示すように、約1/
2の0.010まで抑えることができた。
温度の変化を従来の30℃(図13)から1/3の10
℃まで抑えることができた。これにより、図12に示す
ような従来の光ファイバ母材の長手の比屈折率差(Δ)
変化、0.020を、図3(b)に示すように、約1/
2の0.010まで抑えることができた。
【0027】(実施例3)本実施例3では、図4に示す
ように反応容器1の底板22を昇降させることで、母材
4の体積増加による反応容器1内の空間容積変化をオン
ラインで制御する方法を説明する。母材4の引き上げは
従来の図10に示すものと同様に監視カメラ34を用い
て画像処理装置36で映像中の母材4の先端位置を画面
中の座標として測定し、所定位置に母材4の先端が到達
したら、所定の引き上げピッチ分を引き上げる。この引
き上げ回数と引き上げピッチの積で引き上げ距離を求め
る。
ように反応容器1の底板22を昇降させることで、母材
4の体積増加による反応容器1内の空間容積変化をオン
ラインで制御する方法を説明する。母材4の引き上げは
従来の図10に示すものと同様に監視カメラ34を用い
て画像処理装置36で映像中の母材4の先端位置を画面
中の座標として測定し、所定位置に母材4の先端が到達
したら、所定の引き上げピッチ分を引き上げる。この引
き上げ回数と引き上げピッチの積で引き上げ距離を求め
る。
【0028】この引き上げ距離と外形測定装置投光器
5、外形測定装置投光器5からの光を受光する外形測定
装置受光器6により測定する母材4の外径の測定値を体
積計算用パソコン20に入力し、母材4の成長体積を計
算する。母材4の体積の増加量が計算されて、その結果
が底板昇降用制御盤23に入力され母材4の体積変化に
合わせて底板昇降用アクチュエータ23を駆動して底板
22を下方に引き下げ移動させて反応容器1の空間容積
が一定となるようにオンラインで制御する。
5、外形測定装置投光器5からの光を受光する外形測定
装置受光器6により測定する母材4の外径の測定値を体
積計算用パソコン20に入力し、母材4の成長体積を計
算する。母材4の体積の増加量が計算されて、その結果
が底板昇降用制御盤23に入力され母材4の体積変化に
合わせて底板昇降用アクチュエータ23を駆動して底板
22を下方に引き下げ移動させて反応容器1の空間容積
が一定となるようにオンラインで制御する。
【0029】以上のように母材4の体積増加に伴う反応
容器1内の空間容積の変化が抑えられるので、反応容器
内の流れは安定化できる。その結果、図4(a)に示す
ようにコア火炎位置の変化は小さくなり、従来の約1/
3とすることができた。これにより、図12に示すよう
な従来の光ファイバ母材の長手方向の比屈折率差(Δ)
変化、0.020を、図5(b)に示すように、約1/
3の0.007まで抑えることができた。
容器1内の空間容積の変化が抑えられるので、反応容器
内の流れは安定化できる。その結果、図4(a)に示す
ようにコア火炎位置の変化は小さくなり、従来の約1/
3とすることができた。これにより、図12に示すよう
な従来の光ファイバ母材の長手方向の比屈折率差(Δ)
変化、0.020を、図5(b)に示すように、約1/
3の0.007まで抑えることができた。
【0030】尚、コア粒子流の位置、クラッド火炎の位
置又はクラッド粒子流の位置を測定し、これらのうち一
つ、又は複数を一定に制御することによっても同様の効
果があった。また、駆動部分の形状は平面板に限らず、
曲面板でもよく、材質はSiOなどのセラミックス以外
でもよく、金属や高分子材料でも代用できる。
置又はクラッド粒子流の位置を測定し、これらのうち一
つ、又は複数を一定に制御することによっても同様の効
果があった。また、駆動部分の形状は平面板に限らず、
曲面板でもよく、材質はSiOなどのセラミックス以外
でもよく、金属や高分子材料でも代用できる。
【0031】(実施例4)本実施例4では、図6
(a)、(b)に示すように反応容器1の内壁28を水
平方向に駆動させて、母材4の体積増加による反応容器
1の空間容積変化を制御することでコア火炎位置を制御
し、これにより母材4先端の表面温度を制御する方法を
説明する。引き上げアクチュエータ11に設置したロー
ドセル25等の重量測定器で測定した値を変換器26で
重量に変換して、母材4の重量が所定重量だけ増加した
ら、母材引上アクチュエータ11を母材引上制御盤19
を介して駆動して母材を所定距離分だけ引き上げる。
(a)、(b)に示すように反応容器1の内壁28を水
平方向に駆動させて、母材4の体積増加による反応容器
1の空間容積変化を制御することでコア火炎位置を制御
し、これにより母材4先端の表面温度を制御する方法を
説明する。引き上げアクチュエータ11に設置したロー
ドセル25等の重量測定器で測定した値を変換器26で
重量に変換して、母材4の重量が所定重量だけ増加した
ら、母材引上アクチュエータ11を母材引上制御盤19
を介して駆動して母材を所定距離分だけ引き上げる。
【0032】この引き上げ距離とレーザ等を利用した外
形測定装置投光器5、外形測定装置投光器5からの光を
受光する外形測定装置受光器6により測定した母材4の
平行部の外径を体積計算用パソコン20に入力して母材
4の体積増加量を計算する。次いで、計算された母材4
の体積変化、具体的には体積増加量に合わせて側壁駆動
用アクチュエータ27を駆動して反応容器の側壁28を
水平方向に移動させ、反応容器1の容積を制御すること
でバーナ3のコア火炎位置を制御する。符号29はコア
火炎位置を制御するコア火炎位置制御盤である。
形測定装置投光器5、外形測定装置投光器5からの光を
受光する外形測定装置受光器6により測定した母材4の
平行部の外径を体積計算用パソコン20に入力して母材
4の体積増加量を計算する。次いで、計算された母材4
の体積変化、具体的には体積増加量に合わせて側壁駆動
用アクチュエータ27を駆動して反応容器の側壁28を
水平方向に移動させ、反応容器1の容積を制御すること
でバーナ3のコア火炎位置を制御する。符号29はコア
火炎位置を制御するコア火炎位置制御盤である。
【0033】このとき、反応容器1内の空間容積は母材
4の体積と反応容器1の側壁28の位置により決まり、
また母材4の先端の表面温度はバーナ3のコア火炎位
置、及び周囲の流れにより決まる。
4の体積と反応容器1の側壁28の位置により決まり、
また母材4の先端の表面温度はバーナ3のコア火炎位
置、及び周囲の流れにより決まる。
【0034】このようにして、図7(a)のように反応
容器1の空間容積を変化させることで、バーナ3のコア
火炎位置を制御することができ、その変化を図7(b)
に示すように従来の1/4、0.15mmとすることが
できた。このとき、母材4先端の表面温度は図8(a)
に示すように制御できた。これにより、図12に示すよ
うな従来の光ファイバ母材の長手方向の比屈折率差
(Δ)変化0.020を、図8(b)に示すように、約
1/4の0.005まで抑えることができた。
容器1の空間容積を変化させることで、バーナ3のコア
火炎位置を制御することができ、その変化を図7(b)
に示すように従来の1/4、0.15mmとすることが
できた。このとき、母材4先端の表面温度は図8(a)
に示すように制御できた。これにより、図12に示すよ
うな従来の光ファイバ母材の長手方向の比屈折率差
(Δ)変化0.020を、図8(b)に示すように、約
1/4の0.005まで抑えることができた。
【0035】尚、コア粒子流の位置、クラッド火炎の位
置、又はクラッド粒子流の位置を測定し、これらのうち
一つ、又は複数を制御することによっても同様の効果が
あった。また、側壁28の形状は平面板に限らず、曲面
板でもよく、材質はSiOなどのセラミックス以外にも
金属や高分子材料でも代用できる。
置、又はクラッド粒子流の位置を測定し、これらのうち
一つ、又は複数を制御することによっても同様の効果が
あった。また、側壁28の形状は平面板に限らず、曲面
板でもよく、材質はSiOなどのセラミックス以外にも
金属や高分子材料でも代用できる。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1〜
5の光ファイバ母材の製造装置によれば、反応容器内の
酸・水素火炎中に原料ガスを導入し、ガラス微粒子を生
成し、このガラス微粒子をターゲットである種棒に付着
させ、それを成長させて光ファイバ母材を製造する際
に、光ファイバ母材の体積の増加に対応して、反応容器
内の容積を増加させることができるので、反応容器内の
原料ガスの流れを安定にし、母材の表面温度を安定に
し、かつコア及びクラッド火炎やコア及びクラッド火炎
中の粒子流の位置、及び火炎位置変動を抑えることがで
きる。
5の光ファイバ母材の製造装置によれば、反応容器内の
酸・水素火炎中に原料ガスを導入し、ガラス微粒子を生
成し、このガラス微粒子をターゲットである種棒に付着
させ、それを成長させて光ファイバ母材を製造する際
に、光ファイバ母材の体積の増加に対応して、反応容器
内の容積を増加させることができるので、反応容器内の
原料ガスの流れを安定にし、母材の表面温度を安定に
し、かつコア及びクラッド火炎やコア及びクラッド火炎
中の粒子流の位置、及び火炎位置変動を抑えることがで
きる。
【図1】本発明の光ファイバ母材の製造装置の一実施例
の説明図である。
の説明図である。
【図2】(a)は図1の光ファイバ母材の製造装置の火
炎位置と経過時間の関係図、(b)は図1の光ファイバ
母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方向と
比屈折差の関係図である。
炎位置と経過時間の関係図、(b)は図1の光ファイバ
母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方向と
比屈折差の関係図である。
【図3】(a)は本発明の他の実施例の光ファイバ母材
の製造装置で製造中の光ファイバ母材の先端表面温度と
経過時間の関係図、(b)は本発明他の実施例の光ファ
イバ母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方
向と比屈折率差の関係図である。
の製造装置で製造中の光ファイバ母材の先端表面温度と
経過時間の関係図、(b)は本発明他の実施例の光ファ
イバ母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方
向と比屈折率差の関係図である。
【図4】本発明のその他の実施例の光ファイバ母材の製
造装置の説明図である。
造装置の説明図である。
【図5】(a)は図4の光ファイバ母材の製造装置の火
炎位置と経過時間の関係図、(b)は図4の光ファイバ
母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方向と
比屈折率差の関係図である。
炎位置と経過時間の関係図、(b)は図4の光ファイバ
母材の製造装置で製造した光ファイバ母材の長手方向と
比屈折率差の関係図である。
【図6】(a)は本発明のその他の実施例の光ファイバ
母材の製造装置の概略正面図、(b)は(a)図の概略
側面図である。
母材の製造装置の概略正面図、(b)は(a)図の概略
側面図である。
【図7】(a)は図6の光ファイバ母材の製造装置の反
応容器の容積と経過時間の関係図、(b)は図6の光フ
ァイバ母材の製造装置の火炎位置と経過時間の関係図で
ある。
応容器の容積と経過時間の関係図、(b)は図6の光フ
ァイバ母材の製造装置の火炎位置と経過時間の関係図で
ある。
【図8】(a)は図6の光ファイバ母材の製造装置で製
造した光ファイバ母材の先端の表面温度と経過時間の関
係図、(b)は図6の光ファイバ母材の製造装置で製造
した光ファイバ母材の長手方向と比屈折率差の関係図で
ある。
造した光ファイバ母材の先端の表面温度と経過時間の関
係図、(b)は図6の光ファイバ母材の製造装置で製造
した光ファイバ母材の長手方向と比屈折率差の関係図で
ある。
【図9】従来の光ファイバ母材の製造装置の一例の説明
図である。
図である。
【図10】光ファイバ母材の製造装置の画像処理装置の
一例の説明図である。
一例の説明図である。
【図11】図9の光ファイバ母材の製造装置の火炎位置
と経過時間の関係図である。
と経過時間の関係図である。
【図12】図9の光ファイバ母材の製造装置で製造した
光ファイバ母材の長手方向と比屈折率差の関係図であ
る。
光ファイバ母材の長手方向と比屈折率差の関係図であ
る。
【図13】図9の光ファイバ母材の製造装置で製造中の
光ファイバ母材の先端表面温度と経過時間の関係図であ
る。
光ファイバ母材の先端表面温度と経過時間の関係図であ
る。
1 反応容器 2 種棒 3 バーナ 4 母材 5 外形測定装置投光器 6 外形測定装置受光器 7 母材先端検出装置投光器 8 母材先端検出装置受光器 10 赤外線温度計 11 母材引上用アクチュエータ 12 排気管 13 吸気管 14 反応容器内筒 16 反応容器内筒昇降用アクチュエータ 24 底板昇降用アクチュエータ 27 側壁駆動用アクチュエータ
Claims (5)
- 【請求項1】 反応容器内の酸・水素火炎中に原料ガス
を導入し、ガラス微粒子を生成し、このガラス微粒子を
ターゲットである種棒に付着させ、それを成長させて光
ファイバ母材を製造する際に、光ファイバ母材の体積の
増加に対応して、反応容器内の容積を増加させることを
特徴とする光ファイバ母材の製造装置。 - 【請求項2】 成長する光ファイバ母材の体積と反応容
器の容積との差が一定となるように反応容器内の容積を
増加させることを特徴とする請求項1記載の光ファイバ
母材の製造装置。 - 【請求項3】 反応容器の容積を増加又は減少させるこ
とで火炎の位置の変動を制御することを特徴とする請求
項1乃至請求項2記載の光ファイバ母材の製造装置。 - 【請求項4】 反応容器の容積を増加又は減少させるこ
とで粒子流の位置の変動を制御することを特徴とする請
求項1乃至請求項3記載の光ファイバ母材の製造装置。 - 【請求項5】 反応容器の容積を増加又は減少させるこ
とで母材の表面温度の変動を制御することを特徴とする
請求項1乃至請求項4記載の光ファイバ母材の製造装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17408694A JPH0834632A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17408694A JPH0834632A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0834632A true JPH0834632A (ja) | 1996-02-06 |
Family
ID=15972413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17408694A Pending JPH0834632A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 光ファイバ母材の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0834632A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111659A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガラス母材の製造方法 |
CN104355532A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-02-18 | 江苏通鼎光电股份有限公司 | 光纤预制棒的制造方法 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP17408694A patent/JPH0834632A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012111659A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Sumitomo Electric Ind Ltd | ガラス母材の製造方法 |
CN104355532A (zh) * | 2014-10-30 | 2015-02-18 | 江苏通鼎光电股份有限公司 | 光纤预制棒的制造方法 |
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