JPH08340564A - メッセージデータ受信装置 - Google Patents

メッセージデータ受信装置

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JPH08340564A
JPH08340564A JP8204013A JP20401396A JPH08340564A JP H08340564 A JPH08340564 A JP H08340564A JP 8204013 A JP8204013 A JP 8204013A JP 20401396 A JP20401396 A JP 20401396A JP H08340564 A JPH08340564 A JP H08340564A
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Shuji Yamaguchi
修司 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信者が受信メッセージの内容を容易且つ確
実に認識することができる。 【解決手段】 定型句コード及びこれと対応する音声デ
ータを複数組記憶する定型句ROM67と、前記定型句
コードと電話番号などのメッセージデータを受信する受
信部62と、この受信部62によって受信された定型句
コードに基づいて前記定型句ROM67から前記複数の
音声データのうち対応する音声データを読み出して音響
出力するスピーカSPと、残余の電話番号などのメッセ
ージデータを可視表示する表示部66とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、個別呼出
し受信装置に用いて好適なメッセージデータ受信装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来ポケットベル等の個別呼出し受信装
置は電話局の無線基地局から送信される電波を受信し、
自己の呼出し番号であると判断するとベル、ブザーなど
により呼出しがあったことを知らせるものであった。し
かしこのような装置では誰から呼出しがあったかを知る
ことができないので、呼出しする人を予め限定しなけれ
ばならないという問題があった。そこで、そのような問
題を解決するものとして、呼出し側で呼出し番号ととも
にメッセージ情報(例えば呼出し者の名前、電話番号な
ど)を送り、受信側でメッセージ情報を記憶し表示する
ことにより誰からの呼出しであるかを知ることのできる
個別呼出し受信装置(ページャ)が実現されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記メ
ッセージ表示機能付き個別呼出し受信装置では、呼出し
側おいては例えば連絡先の名前及び電話番号をメッセー
ジとして送るためには、例えばプッシュホンのキーを操
作してメッセージデータ全てを電話局に送信しなければ
ならずメッセージを送るための操作が煩雑であり、受信
側においては長いメッセージを受信した場合、表示され
ているメッセージの内容を一見して認識することができ
ないという問題があった。
【0004】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、受信者が受信メッ
セージの内容を容易且つ確実に認識することができるメ
ッセージデータ受信装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、識別コード及
びこれと対応する音響データを複数組記憶する記憶手段
と、前記識別コードを含むメッセージデータを受信する
受信手段と、この受信手段によって受信された識別コー
ドに基づいて前記記憶手段から前記複数の音響データの
うち対応する音響データを読み出して音響出力するとと
もに、残余のメッセージデータを可視表示する報知手段
とを有することを特徴とする。
【0006】このような構成とすることにより、送信側
において数字(例えば電話番号)等の可視表示に適して
いるメッセージデータは可視表示データとして送信し、
文字等の音響出力に適しているメッセージデータは音響
出力データとして送信することができるので、受信側に
おいて受信者が受信メッセージの内容を容易且つ確実に
認識することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明を適用した個別呼出
し受信装置の第1の実施例の回路構成図である。キーS
1は受信モードからデータの表示・設定モードに切換え
るためのものである。キーS1をオンすると抵抗R1に
より電源にプルアップされているセット・リセットフリ
ップフロップ(RSFF)2のセット端子Sがローレベ
ルとなり、RSFF2のQ出力端子がハイレベル(論理
値1)となりデータの表示・設定モードとなる。即ち、
RSFF2のQ出力端子がハイレベルとなるとANDゲ
ートA1の一方の入力端子がハィレベルとなりキーボー
ド3からの入力データがRAM1に入力可能となる。こ
のときANDゲートA2も開き、キーボード3からの信
号が加わるごとに、その信号がANDゲートA2を介し
て桁送り信号としてRAMアドレス(ADDRESS)
制御部4に加わる。
【0008】RAMアドレス制御部4はキーボード3か
らの桁送り信号が入力するごとに順次書込み信号と桁ア
ドレスをRAMIに出力する。RAMIは指示された桁
アドレスにキーボード3から入力したデー夕を順次記憶
することによりデータの設定が行われる。本実施例にお
いてはRAMIには1人の名前(NAME)と電話番号
(TELNo.)とを1ページとする記憶領域が多数設
けられている。そこでキーボード3からの入力により名
前、電話番号を登録し、そのデータを読み出して表示さ
せることによりデータバンクとしても使用できる。
【0009】キーS2はRAMアドレス制御部4にペー
ジ送り信号を出力するためのものである。キーS2に接
続するANDゲートA3の入力端子は抵抗R2を介し電
源電圧に接続されている。従ってキーS1が操作されR
SFF2のQ出力端子がハイレベルとなっている場合に
は、キーS2がオフのときにはANDゲートA3の出力
はローレベルとなっている。
【0010】この状態でキーS2をオンするとANDゲ
ートA3の入力端子がハイレベルとなり、ORゲートO
1を介しハイレベルの信号がRAMアドレス制御部4に
加わる。RAMアドレス制御部4はORゲートO1から
の信号が加わるごとに、順次RAM1に読出し信号とア
ドレスを出力する。従って、RAM1からはキーS2が
操作される毎に各べージに記憶されている名前、電話番
号データが順次読み出される。
【0011】このときANDゲートA4にはRSFF2
のQ出力端子のハイレベルの信号が加わり、ANDゲー
トA5にもORゲートO2を介してハイレベルの信号が
加わっているのでANDゲートA4,A5は開いてい
る。従ってRAMIから読み出された名前、電話番号は
それぞれ名前(NAME)表示部5、電話番号(TEL
No.)表示部6に表示される。
【0012】このようにキーS1を操作し動作モードを
設定・表示モードにし、次にキーS2を操作することに
より、RAM1の各ページを順次選択することができ、
その各ページのデータが表示部5,6に送られるので、
キーボード3によって登録された名前、電話番号を順次
表示させることができる。
【0013】一方、呼出し番号を受信すると受信部7は
ハイレベルの信号を出力しスピーカSPにより呼出しの
あったことを報音するとともに、RSFF2をリセット
(Q出力端子をローレベル、Qの反転信号出力端子をハ
イレベル)させる。RSFF2のQの反転信号出力がハ
イレベルになるとANDゲートA6,A7,A8が開
き、更にバッファ8に、呼出し番号につづいて受信した
メッセージデータ(例えば電話番号データ)が送られ、
バッファ8は、このメッセージデータを一時記憶する。
バッファ8に記憶された電話番号データはANDゲート
A6を介し比較部9に送られるとともに、更にANDゲ
ートA7を介し電話番号表示部6に出力される。また呼
出し番号を受信しRSFF2のQの反転信号出力端子が
ハイレベルとなると、ANDゲートA8の一方の入力端
子がハイレベルとなり、受信部7から出力される一定周
期のクロック信号φがORゲートO1に入力する。受信
時にはORゲートO1の他方の入力端子はローレベルに
なっており、このクロック信号φはRAMアドレス制御
部4にページ送り信号として与えられる。RAMアドレ
ス制御部4はクロック信号φの立下りに同期して順次R
AM1のページアドレスを指定し、RAM1からは指定
されたページの氏名、電話番号が出力される。
【0014】比較部9はバッファ8からの電話番号とR
AM1から読み出される電話番号をクロック信号φに同
期したタイミングで比較し、一致しない場合にはカウン
タ10に不一致信号を出力する。カウンタ10はこの信
号を計数し、所定の値(RAM1に記憶可能な電話番号
の数、例えば「20」)に達したならORゲートO3を
介してRAMアドレス制御部4にページ送りの停止信号
を出力する。
【0015】上記バッファ8からの電話番号とRAM1
に登録された電話番号との比較において、電話番号の一
致を検出した場合には、比較部9はRSFF11のセッ
ト端子Sにハイレベルの信号を出力し、RSFFをセッ
ト(Q出力端子をハイレベル)する。これによりORゲ
ートO3を介してRAMアドレス制御部4にはハイレベ
ルのページ送りの停止信号が加わりRAM1からのペー
ジ送りを中止する。このときRSFF11のQ出力端子
のハイレベル信号はORゲートO2を介しANDゲート
A5の入力端子に加わりANDゲートA5を開き、RA
M1からの一致した電話番号に対応する名前が名前表示
部5に送られ表示される。
【0016】一方、順次電話番号の比較を行い、RAM
1に登録可能なデータの個数、例えば20回の不一致信
号をカウンタが計数すると、カウンタ10はハイレベル
の信号をORゲートO3を介しRAMアドレス制御部4
に出力し、動作を停止させる。この場合受信した電話番
号がRAM1に登録されていないのでバッファ8に記憶
された電話番号だけをANDゲートA6,A7を介して
電話番号表示部6に送って表示する。
【0017】このようにしてメッセージ(電話番号)を
受信すると受信した電話番号と予めRAM1に登録され
ている電話番号とを比較し、一致した電話番号の名前を
表示するので、電話すべき相手が誰であるかを簡単に知
ることができる。
【0018】次に図2は本発明の個別呼出し受信装置の
第2の実施例の回路構成図である。RAM21には例え
ばA,B,C,D・・・・の記憶領域があり、キーボー
ド22から各記憶領域に任意のメッセージを予め設定す
ることができる。例えばAに対して連絡先の電話番号
を、Bに対してメッセージを設定することができ、呼出
し側ではそれぞれの記憶領域を指定するコードを送信す
ることにより、受信側に必要な要件を伝えることができ
る。キーS3はRAM21の行アドレス指定するための
ものであり、キーS3を操作するごとに順次、次の行ア
ドレスが指定されデータの表示あるいは設定ができる。
アンテナANTから無線基地局の呼出信号を受信する
と、受信部23はスピーカSPにより呼出しを報音する
とともに、RAMアドレス制御部24を動作させ、さら
にデコーダ25に受信したデータを出力する。デコーダ
25は受信したデータをデコードして記憶領域指定信号
をRAMアドレス制御部24に出力する。RAMアドレ
ス制御部24は記憶領域の指定信号に対応するアドレス
と読み出し信号をRAM21に出力する。するとRAM
21からは送信されたコードに対応する記憶領域に記憶
されている(電話番号あるいはメッセージ)が読み出さ
れ、表示部26に表示される。
【0019】このように予めコードに対応させ任意のデ
ータを設定することにより、呼出し時にはメッセージ情
報として記憶領域を指定するコードを送信するだけで、
受信先に連絡先電話番号あるいはメッセージを知らせる
ことができる。
【0020】次に図3は本発明の個別呼出し受信装置の
第3の実施例の回路構成図である。RAM31には複数
の名前、電話番号を記憶する領域31aと、各名前、電
話番号のコードを記憶する領域31bがあり、予め登録
されている名前に対して任意のコードをキーボード32
から設定することができる。例えば予め呼出する人と打
ち合せて、名前「鈴木」に対しコードAを、「中村」に
コードDというように、RAM31に登録してあるデー
タに対し任意にコードを設定することが出来る。キーS
4はこの時RAM31の行アドレスを順次指定するため
のキーであり、キーS4を操作することにRAMアドレ
ス(ADDRESS)制御部33は行アドレスと読み出
し信号をRAM31に出力する。RAM31は指定され
た行アドレスの名前、電話番号を表示制御部34に出力
し、表示制御部34はその名前、電話番号を表示部35
に表示させる。従って表示部35を見ながらキーS4を
操作し所望の名前、電話番号を選択し、選択したデータ
に対しキーボード32からコードを設定することができ
る。
【0021】然して、呼出しする人は、この個別呼出し
受信装置の所有者に対しコードデータを送る。一方、受
信側ではアンテナANTから呼出し信号を受信すると、
受信部36は受信したコードをバッファ37に一時記憶
し、報音制御部38を介しスピーカSPにより呼出しを
知らせる。さらにANDゲートO4にハイレベルの信号
を出力する。これにより受信部36から出力される一定
周期のクロック信号φがANDゲートO4を介しRAM
アドレス制御部33に加わる。RAMアドレス制御部3
3はクロック信号φに同期して順次RAM31の行アド
レスを指定する。これによりRAM31からは指定され
た行アドレスのコード、名前、電話番号が順次読み出さ
れ、コードデータは一致回路39に送られる。一致回路
39はRAM31から与えられるコードとバッファ37
より与えられる受信コードとが一致するかの判別を行
う。コードが一致しなければ、一致回路39からはロー
レベルの信号が出力され、RAMアドレス制御部33は
順次次の行アドレスの指定を行う。
【0022】一方、コードが一致した場合には、一致回
路39はRAMアドレス制御部33にハイレベルの信号
を出力し、データの読み出しを中止させる。RAMアド
レス制御部33は一致回路39からハイレベル信号が加
わると表示制御部34を動作させ、その時の一致したコ
ードの名前、電話番号を表示させる。
【0023】このように予めRAM31に登録した名
前、電話番号などのデータに対し任意のコードを設定す
ることにより、呼出し側ではコードを指定し送信するこ
とにより、例えば連絡先の氏名、電話番号を受信者に知
らせることができる。また、RAM31に登録した名
前、電話番号に対するコードは自由に設定出来るので、
コードを変更するたびに名前、電話番号を再度登録する
必要がない。
【0024】以上の実施例は電話番号あるいはコードに
対応したデータを表示するものであるが、予め音声デー
タを記憶し受信したコードに対応する音声データにより
報知することもできる。図4はコードに対応する音声に
より報知を行う本発明の第4の実施例の回路構成図であ
る。
【0025】キーS6は4進カウンタ41にカウントア
ップの信号を入力するものであり、4進カウンタ41は
後述する音声データ記憶回路42,46,47,48の
いずれか1つを選択指定するものである。初期状態から
キーS6を一度操作するとカウンタ41からは「1」に
対応した出力端子にハイレベルの信号が出力される。こ
れにより例えばANDゲートA9の出力がハイレベルと
なりこの状態でキーS5を操作すると、RAMからなる
音声データ記憶回路42が動作する。この状態でマイク
ロホン43からメッセージ(音声)を入力すると、音声
信号はバッファB1で増幅され、A/D変換回路44に
よりデジタル信号に変換される。このデジタル信号は符
号化回路45によりさらに符号化され圧縮された音声デ
ータとして音声データ記憶回路42に記憶される。次
に、キーS6を操作しカウンタ41の値を進め、音声デ
ータ記憶回路46を動作させる。そして、次のメッセー
ジをマイクロホン43から入力し、符号化された音声デ
ータを記憶回路46に記憶する。以下同様に音声データ
記憶回路47、音声データ記憶回路48にもメッセ−ジ
を音声で記憶することができる。
【0026】然して、呼び出し者は、この個別呼出し受
信装置の所有者に対し上記音声データ記憶回路42,4
6,47,48のいずれかを指定する指定コードを送
る。
【0027】この個別呼び受信装置は、アンテナANT
から自己の呼出し番号及びメッセージデータとして送ら
れてくる上記指定コードを受信する。受信部49は受信
した指定コードの信号をデジタルデータ(コードデー
タ)に変換しデコーダ50に出力する。デコーダは入力
したコードが例えば「0」,「1」,「2」,「3」の
どれかであった場合には、そのコードに対応する出力端
子0,1,2,3にハイレベルの信号を出力し報音回路
51により呼出しがあったことを知らせるとともに、例
えばコード「0」を受信するとRSFF52のセット端
子Sにハイレベル信号を出力し、RSFF52のQ出力
端子をハイレベルにする。
【0028】受信者は報音により呼出しのあったことを
知ると、キーS7を操作することによりANDゲートA
13を開き呼出しに対応した音声をスビーカSPから聞
くことが出来る。即ち、キーS7をオンしANDゲート
A13が開かれると、RSFF52のQ出力端子がハイ
レベルとなっているので音声データ記憶回路42にハイ
レベルの信号が加わり、記憶されている音声データが復
号化回路53に出力される。復号化回路53は符号デー
タを符号に対応するデジタルの信号に交換し、さらにD
/A変換回路54はそのデジタル信号をアナログの音声
信号に変換しスピーカSPに出力する。これによりスピ
ーカSPより受信したコード「0」に対応する音声デー
タ記憶回路42に記憶されている音声メッセージが音声
で出力され、受信者はこのメッセージにより例えば呼出
しに対しどこに連絡をとったらよいか知ることができ
る。
【0029】また、コード「1」を受信するとデコーダ
50の対応する出力端子1からハイレベルの信号が出力
されRSFF55がセット(Q出力端子がハイレベル)
される。RSFF55のQ出力端子がハイレベルとなる
と音声データ記憶回路46が動作し記憶したメッセージ
が読み出され、復号化回路53、D/A変換回路54を
介し、コード「1」に対応するメッセージの音声がスピ
ーカSPから出力される。
【0030】同様にコード「2」あるいは「3」を受信
すると、それぞれRSFF56、RSFF57がセット
され、音声データ記憶回路47,48が動作する。そし
てコード「2」、「3」に対応するメッセージの音声が
スピーカSPから出力される。また、キーS8はRSF
F52,55,56,57をリセットするためのキーで
ありキーS8を操作するとハイレベルの信号が各RSF
Fのリセット端子に加わり、Q端子がローレベルとな
る。
【0031】このように予めそれぞれの音声データ記憶
回路にメッセージを音声で登録しておくことにより、呼
出し者は記憶回路を指定するコードを送信すれば連絡を
取って欲しい相手先などを受信者に音声で知らせること
ができる。
【0032】尚、音声データとして登録するメッセージ
は4本に限らずより多くのメッセージを登録できる構成
としてもよい。
【0033】次に図5はコードに対応する定型句をRO
Mに記憶し定型句を音声で出力するとともに、受信した
メッセージのコード、あるいは電話番号などを記憶し、
表示する本発明の第5の実施例の回路構成図である。
【0034】キーS9は受信モードとメッセージの読出
しモードとを切り換えるものである。フリップフロップ
61のT入力は抵抗R4を介し電源に接続されており、
キーS9を操作するごとにフリップフロップ61のQ及
びQの反転信号出力端子はハイからローレベルに、ある
いはローからハイレベルに反転する。フリップフロップ
61のQ出力端子がハイレベルの場合は受信部62、バ
ッファ63が動作し受信モードとなる。
【0035】この状態でアンテナANTから自己の呼出
し番号を受信したときには、受信部62はスピーカSP
により呼出しのあったことを報音するとともに、続けて
受信したデータを順次バッファ63に記憶する。データ
の受信が終了すると、バッファ63に記憶したデータを
RAM64に格納する。RAM64は定型句コード記憶
領域64aとメッセージデータ記憶領域64bとを有し
ており、受信したデータ(定型句コードと電話番号など
のメッセージデータ)を順に記憶していく。そして、記
憶した定型句コードは定型句コード判別部65に出力す
る。さらに記憶した呼出し者の電話番号などのメッセー
ジデータは表示部66に表示する。
【0036】定型句コード判別部65はRAM64から
出力されるコードを判別し、このコードに対応する定型
句メッセージを定型句ROM67から読み出す。即ち、
ROM67に記憶されている音声データは「会社に電
話」、「家に電話」、「会社に帰って下さい」・・・・
等の音声データであり、定型句コードは、これらのいず
れかを選択指定するものである。定型句ROM67から
読み出される定型句の音声データは順次音声合成回路6
8に加わり、アナログの音声信号に復元されスピーカS
Pより出力される。
【0037】このように呼出し側では定型句コードと必
要に応じ他のデータ(連絡先の電話番号など)を送るこ
とにより、受信側では受信したメッセージを記憶すると
ともに定型句に対応する音声データを定型句ROM67
から読み出すことができる。従って受信したコードに対
応する定型句をスピーカSPから聞くことができ、呼出
しの要件を表示部66を見ることなく知ることができ
る。
【0038】また、キーS9を操作すると、フリップフ
ロップ61の出力が反転しQの反転信号出力端子がハイ
レベルとなる。この状態でキーS10を操作すると、そ
れ以前に受信したメッセージを読み出し、音声により確
認することができる。
【0039】即ち、キーS10を操作するごとにハイレ
ベル信号がRAM64に加わり、受信により記憶されて
いる定型句コードと他のデータが順次読み出される。R
AM64はキーS10の操作信号が加わるごとに順次次
のアドレスのメッセージを読み出し、表示部66に表示
するとともにコードを定型句コード判別部65に出力す
る。定型句コードに対応する定型句の音声データを定型
句ROM67から読み出し、さらに音声合成回路68は
音声データから音声を合成しスピーカSPにより音声を
出力する。
【0040】このように、予めコードに対応する定型句
の音声データをROM67に記憶し、さらに受信したメ
ッセージのコードと他のデータを記憶することにより、
呼出し側では定型句コードを送信するだけで連絡先など
の要件を音声により受信者に伝えることが出来る。さら
に受信したメッセージを複数RAM64に記憶しておく
ので、後にキーを操作しRAM64のデータを読み出す
ことにより、再度メッセージに対応する音声データを出
力し確認することが出来る。また、コードデータ以外の
メッセージも表示により知ることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、送
信側において数字(例えば電話番号)等の可視表示に適
しているメッセージデータは可視表示データとして送信
し、文字等の音響出力に適しているメッセージデータは
音響出力データとして送信することができるので、受信
側において受信者が受信メッセージの内容を容易且つ確
実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の回路構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の回路構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例の回路構成図である。
【図5】本発明の第5の実施例の回路構成図である。
【符号の説明】
1,21,31,64 RAM 7,23,36,49,62 受信部 9 比較部 39 一致回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 識別コード及びこれと対応する音響デー
    タを複数組記憶する記憶手段と、 前記識別コードを含むメッセージデータを受信する受信
    手段と、 この受信手段によって受信された識別コードに基づいて
    前記記憶手段から前記複数の音響データのうち対応する
    音響データを読み出して音響出力するとともに、残余の
    メッセージデータを可視表示する報知手段とを有するこ
    とを特徴とするメッセージデータ受信装置。
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