JPH0833959A - 電磁コイルを用いた連続鋳造方法 - Google Patents

電磁コイルを用いた連続鋳造方法

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JPH0833959A
JPH0833959A JP16841994A JP16841994A JPH0833959A JP H0833959 A JPH0833959 A JP H0833959A JP 16841994 A JP16841994 A JP 16841994A JP 16841994 A JP16841994 A JP 16841994A JP H0833959 A JPH0833959 A JP H0833959A
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研三 綾田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むようにし
て電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高周波
の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法において、鋳
型の各部位での磁界の強さを一定にして鋳片における品
質のバラツキを解消する。 【構成】 溶湯長片側及び溶湯短片側にそれぞれ印加さ
れる磁界の強さが一定であるように電磁コイルと溶湯と
の間隔を長片側と短片側とで異なるように配置して連続
鋳造を行うか、または、電磁コイルと溶湯との間に遮蔽
スクリーンを介設し、該遮蔽スクリーンを移動させるこ
とによって溶湯に印加する磁界の強さを調整し、連続鋳
造を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電磁コイルを用いた鋳
造方法に関し、より詳しくは、溶湯のメニスカス近傍に
高周波の電磁力を作用させる電磁コイルを用いた連続鋳
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、偏平な断面形状を有する鋳型によ
って連続鋳造される鋳片に対し、その表面近傍の品質を
改善することを目的として、図12及び図13に示すよ
うに、溶湯のメニスカス近傍に電磁コイルを配置し、高
周波の電磁力を作用させるいわゆる電磁界鋳造方法が知
られている。この鋳造方法によれば、鋳片表面の平滑度
が高まり、表皮下凝固組織を改善することができる。な
お、上記図12は鋳型を用いない電磁界鋳造の例を示し
たものであり、符号1は鋳片,2は溶湯,3は電磁コイ
ル,4は溶湯の形状を規定するためのスクリーンであ
る。また図13は鋳型5を用いた電磁界鋳造の例を示し
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電磁界鋳造方法では、偏平な断面形状をした鋳型におい
てコイルと長片側溶湯との間隔、及びコイルと短片側溶
湯との間隔が同一であるため、溶湯短片においては、長
片側に配置されたコイルと、短片側に配置されたコイル
との双方からの電流の影響を受けることになり、磁束密
度の強さは長片側より短片側の方が大きくなってしま
う。図14は、長片側及び短片側の磁束密度分布を示し
たものである。同図からわかるように、短片側の磁束密
度は長片側よりも高く、且つコーナー部分の磁束密度は
各片における中心部の磁束密度よりも高い。このような
条件の下で鋳造を実施すると、磁束密度の高低により鋳
型周方向において鋳造された鋳片の品質にバラツキが生
じている。
【0004】また、通常の操業においては、同一の鋳型
を使って種々の幅のスラブを鋳造するため、鋳片短片を
移動させてスラブサイズを変更することが一般に行われ
ている。この場合、鋳型長片内に短片が深く進入するこ
とになり、短片側においてはコイルと溶湯との距離が離
れることになる。従って、短片側の磁束密度は、鋳型の
幅が狭くなるにつれて減少し、図15に示すように、長
片側の磁束密度と大きな差が生じ、鋳片の品質にバラツ
キが発生することになる。
【0005】本発明は以上のような従来の電磁界鋳造方
法の課題を考慮してなされたものであり、偏平な断面形
状を持つ鋳型を用いて電磁界鋳造する場合に、鋳型の各
部位での磁界の強さを一定にして鋳片における品質のバ
ラツキを解消することができる電磁コイルを用いた連続
鋳造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、電磁コイルと溶湯間の距離を変えることによっ
て、または電磁コイルと溶湯間に遮蔽スクリーンを介設
することによって磁界の強さを一定にし、連続鋳造を行
うようにしたものでありその連続鋳造方法には、以下の
3種類の方法がある。
【0007】第1の鋳造方法は、偏平な断面形状を有す
る鋳型を囲むようにして電磁コイルを配置し、溶湯のメ
ニスカス近傍に高周波の電磁気を印加しながら連続鋳造
する方法において、溶湯長片側及び溶湯短片側にそれぞ
れ印加される磁界の強さが一定であるように電磁コイル
と溶湯との間隔を長片側と短片側とで異なるように配置
して連続鋳造を行う電磁コイルを用いた連続鋳造方法で
ある。
【0008】第2の鋳造方法は、偏平な断面形状を有す
る鋳型を用いて電磁界鋳造する方法において、鋳型の長
片及び短片に対応させて電磁コイルを長片側及び短片側
それぞれに分割して電気的に接続可能とし、鋳型の幅変
更に応じて、電磁コイルと溶湯との間隔を長片側電磁コ
イルまたは短片側電磁コイルのいずれか一方を交換する
ことにより変更し、連続鋳造を行う電磁コイルを用いた
連続鋳造方法である。
【0009】第3の鋳造方法は、偏平な断面形状を有す
る鋳型を用いて電磁界鋳造する方法において、電磁コイ
ルと溶湯との間であって鋳型の長片側と短片側のいずれ
か一方または両方に遮蔽スクリーンを配置して連続鋳造
を行う電磁コイルを用いた連続鋳造方法である。
【0010】上記第3の鋳造方法において、遮蔽スクリ
ーンを移動可能に設け、該遮蔽スクリーンを鋳片引抜方
向と平行に移動させることにより、溶湯に印加する磁界
の強さを調整することができる。
【0011】上記第3の鋳造方法において、遮蔽スクリ
ーンを交換可能に設け、該遮蔽スクリーンを別の遮蔽ス
クリーンと交換することにより、溶湯に印加する磁界の
強さを調整することができる。
【0012】本発明における遮蔽スクリーンとは、導電
性を有する部材、例えばステンレス鋼,銅,銅合金等で
構成することができる。また、遮蔽スクリーンを移動さ
せる手段としては、従来公知の昇降機構、例えば、遮蔽
スクリーンの移動方向に沿ってラックを設け、そのラッ
クにピニオンを歯合させ、ピニオンを駆動モータで回転
させるような構成を利用することができる。
【0013】
【作用】第1の連続鋳造方法では、電磁コイルと溶湯と
の間隔を長片側と短片側とで異なるように配置されてい
るため、溶湯長片側及び溶湯短片側にそれぞれ印加され
る磁界の強さが一定となる。
【0014】第2の連続鋳造方法では、鋳型の幅方向長
さの変更に対応して、電磁コイルと溶湯との間隔を溶湯
長片側及び短片側において独立して変更すれば、溶湯に
印加する磁界の強さが一定となる。
【0015】第3の連続鋳造方法では、電磁コイルと溶
湯との間であって鋳型の長片側と短片側のいずれか一方
または両方に遮蔽スクリーンを配置し、例えば、遮蔽ス
クリーンを鋳片引抜方向と平行に移動させれることによ
り、または、遮蔽スクリーンを別の遮蔽スクリーンと交
換することにより、溶湯に印加する磁界の強さを調整す
ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1は、本発明の第1の連続鋳造方
法が適用される鋳造装置の横断面図である。同図におい
て偏平な断面形状を有する鋳型1内には図示しない浸漬
ノズルを通して溶湯2が供給されており、この溶湯2は
その上部にメニスカスを形成するとともに、鋳型1内壁
により冷却されて凝固殻を形成し、鋳型1内壁の下方に
進むにつれてその凝固殻を成長させて鋳型1から引き抜
かれるようになっている。
【0017】また、鋳型1を周回するようにして、電磁
コイル3が配設されており、この電磁コイル3は鋳型1
の長片A1においては鋳型1外壁との距離が短く配置さ
れ、鋳型1の短片B1においては鋳型1外壁との距離が
長く配置されている。すなわち、電磁コイル3と溶湯2
との間隔を長片側と短片側とで異なるように配置して連
続鋳造を行えば、溶湯2長片側及び溶湯2短片側にそれ
ぞれ印加される磁界の強さを一定にすることができる。
【0018】また、鋳型1の幅が図2に示すように縮小
変更された場合には、電磁コイル3と鋳型1の長片A2
との距離を長く、電磁コイル3と鋳型1の長片端面B2
との距離を短くすることにより、上記と同様に溶湯長片
側及び溶湯短片側にそれぞれ印加される磁界の強さを一
定にすることができる。
【0019】上記した電磁コイル3の配置は、図3に示
す相関図から求められる。図3はコイルと溶湯間の距離
と、溶湯表面の磁束密度との関係を示したものである。
同図に示す相関関係は、鋳型の状況,電磁コイルの高さ
等の条件に影響されるが、電磁コイルと溶湯間の距離を
大きくすれば溶湯表面の磁束密度が減少することを示し
ている。
【0020】図4は本発明の第2の連続鋳造方法が適用
される鋳造装置の横断面図である。同図に示す構成は、
鋳型1における幅の縮小変更に応じて電磁コイル3の配
線形状を変更した例を示したものである。この場合、電
磁コイル3は長片側3aと短片側3bとでそれぞれ独立
しているが、図示しない端子(接触面)を介して電気的
に接続されている。このコイル配置では、長片側コイル
3a,3aを残し、短片側コイル3b,3bを別の短片
側コイル3b´,3b´と差し替えることにより、鋳型
幅が縮小変更された場合でも周方向で均一な磁界が得ら
れる。なお、図中の符号7は各コイル間を連絡するよう
に設けられる冷却水ホースである。
【0021】図5は本発明の第3の連続鋳造方法が適用
される鋳造装置の要部縦断面図であり、図6は図5の横
断面図である。両図において、垂直方向に配置され偏平
な断面形状を有する鋳型1内に溶湯2が供給されてお
り、その鋳型1の短片側外壁1aと電磁コイル3との間
に遮蔽スクリーン4が介設されている。この遮蔽スクリ
ーン4はステンレス製板材からなり、鋳型1の短片B3
に対向して配置されており、垂直方向に昇降することが
できるように構成されている。そしてその遮蔽スクリー
ン4の設置位置によって溶湯2に印加する磁界の強さが
調整されるようになっている。
【0022】図6において鋳型1は、短片B3が240mm
、長片A3が1,770mm に構成されており、コイル高さ
は60mm、コイル巻き数3ターンである。遮蔽スクリーン
4は磁束密度の高くなるコーナー近傍で短片側に設置さ
れている。図6に示す長片A3側の磁束密度分布及び短
片B3側の磁束密度分布から明かなように、溶湯2に作
用する磁束密度分布は、周方向で均一なものとなってい
る。このような条件下で0.12%炭素鋼を1.3m/mi
n で連続鋳造した結果、得られた鋳片の表面の凹凸を比
較した結果を図7に示す。同図からわかるように、遮蔽
スクリーン4を用いれば、遮蔽スクリーン4が設置され
ていないときと比べ、鋳片長片と鋳片短片との表面品質
の差が低減している。
【0023】図8は上記第3の連続鋳造方法の変形例で
ある。なお、図6と同じ構成要素については同一符号を
付してその説明を省略する。図8に示す構成は、鋳型1
の幅を縮小変更した場合の電磁コイル3と遮蔽スクリー
ン5との配置を示したものである。この場合の遮蔽スク
リーン5は、鋳型1の長片A4に対向して配置されてお
り、垂直方向に昇降することができるように構成されて
いる。そして設置位置によって溶湯2に印加する磁界の
強さが調整されるようになっている。この鋳造方法は、
溶湯長片側に高く発生する磁束密度を抑えるため長片側
に遮蔽スクリーン5を配置して連続鋳造を行ない、周方
向で均一な磁束密度を得ようとするものである。
【0024】このような条件下で、長片(広面)側の磁
束密度を最適とするようなコイル電流で0.12%炭素鋼を
1.3m/minで連続鋳造し、その際の鋳型幅を800mm から1,
700mm までの範囲に変更して鋳造した結果を図9に示
す。遮蔽スクリーン5を用いない従来の方法では、鋳型
幅が1,700mm の場合、短片側の磁束密度が長片側のそれ
より大きくなり、適正な磁束密度を越えてしまうことに
なる。そしてそれにより、鋳片表面の凹凸が大きくなっ
ている。また、鋳型幅が1,100mm 以下の場合においても
短片側の磁束密度が長片側のそれより小さくなるため、
鋳片表面の凹凸が大きくなっている。これに対し、遮蔽
スクリーン5を移動して磁束密度を調整すれば周方法に
均一な磁束密度を得ることができる。
【0025】図10は上記第3の連続鋳造方法のさらに
他の変形例を示したものである。この方法では、長片側
遮蔽スクリーン6a及び短片側遮蔽スクリーン6bをそ
れぞれ独立して昇降できるよう分割して配置しており、
鋳型1の幅の変更に応じて長片側遮蔽スクリーン6aま
たは短片側遮蔽スクリーン6bのいずれか一方を昇降さ
せるようにしている。この方法によれば、鋳型の幅が変
更されても、常に周方向に均一な磁界が得られる。
【0026】なお、上記した遮蔽スクリーンの移動量
は、図11に示す遮蔽スクリーン位置と磁束密度との相
関図に基づいて決められる。同図は遮蔽スクリーン4,
5,6a,6bの設置位置と、溶湯表面の磁束密度との
関係を示したものであり、遮蔽スクリーンの移動量は図
5に示すように、コイル3より若干上方の位置を基準位
置(0mm )としてその基準位置より上昇する場合を+側
移動量とし、下降する場合を−側移動量としている。同
図からわかるように、遮蔽スクリーンが上昇するにつれ
て磁束密度は曲線的に高くなる。従って、遮蔽スクリー
ンの位置を調節すれば、溶湯表面の磁束密度をコントロ
ールすることが可能になる。
【0027】なお、上記第3の鋳造方法の実施例におい
て、遮蔽スクリーンの移動は昇降に限らず、水平連続鋳
造においては水平に移動する。要するに鋳片引抜方向と
平行に移動するものである。また、遮蔽スクリーンは、
鋳型の長片側と短片側のいずれか一方または両方に設け
ることができる。さらにまた、遮蔽スクリーンは交換可
能に構成することもできる。すなわち、遮蔽スクリーン
を、例えば導電性の異なる別の遮蔽スクリーンに交換し
ても本発明の効果を得ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の連続鋳造方法によれば、偏平な断面形状を有する
鋳型を用いた連続鋳造においても、周方向で均一な磁界
が得られ、電磁界鋳造した鋳片の品質を均一にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の鋳造方法に適用される鋳造装置
の横断面図である。
【図2】鋳型幅が縮小変更された場合の図1相当図であ
る。
【図3】コイル・溶湯間の距離と溶湯表面磁束密度との
関係を示す相関図である。
【図4】本発明の第2の鋳造方法に適用される鋳造装置
を示す横断面図である。
【図5】本発明の第3の鋳造方法に適用される鋳造装置
の構成を示す要部縦断面図である。
【図6】図5の横断面図である。
【図7】遮蔽スクリーンの効果を説明する図表である。
【図8】第2の鋳造方法に適用される他の鋳造装置を示
す横断面図である。
【図9】鋳型幅が縮小変更された場合の遮蔽スクリーン
の効果を説明する図表である。
【図10】第2の鋳造方法に適用されるさらに他の鋳造
装置を示す横断面図である。
【図11】遮蔽スクリーン位置と磁束密度との関係を示
す相関図である。
【図12】従来例の鋳型を用いない電磁界鋳造方法の説
明図である。
【図13】従来例の鋳型を用いた電磁界鋳造方法の説明
図である。
【図14】従来例の偏平鋳型における磁束密度分布を示
す説明図である。
【図15】従来例の鋳型幅を変更した場合の磁束密度分
布を示す説明図である。
【符号の説明】
1 鋳型 2 溶湯 3 電磁コイル 4,5 遮蔽スクリーン 6a 長片側遮蔽スクリーン 6b 短片側遮蔽スクリーン 7 冷却水ホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 綾田 研三 兵庫県加古川市尾上町池田字池田開拓2222 番地1 株式会社神戸製鋼所加古川研究地 区内 (72)発明者 蝦名 清 兵庫県加古川市尾上町池田字池田開拓2222 番地1 株式会社神戸製鋼所加古川研究地 区内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むよう
    にして電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高
    周波の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法におい
    て、 溶湯長片側及び溶湯短片側にそれぞれ印加される磁界の
    強さが一定であるように電磁コイルと溶湯との間隔を長
    片側と短片側とで異なるように配置して連続鋳造を行う
    ことを特徴とする電磁コイルを用いた連続鋳造方法。
  2. 【請求項2】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むよう
    にして電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高
    周波の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法におい
    て、 前記鋳型の長片及び短片に対応させて電磁コイルを長片
    側及び短片側それぞれに分割して電気的に接続可能と
    し、前記鋳型の幅変更に応じて、前記電磁コイルと前記
    溶湯との間隔を長片側電磁コイルまたは短片側電磁コイ
    ルのいずれか一方を交換することにより変更し、連続鋳
    造を行うことを特徴とする電磁コイルを用いた連続鋳造
    方法。
  3. 【請求項3】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むよう
    にして電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高
    周波の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法におい
    て、 電磁コイルと溶湯との間であって前記鋳型の長片側と短
    片側のいずれか一方または両方に遮蔽スクリーンを配置
    して連続鋳造を行うことを特徴とする電磁コイルを用い
    た連続鋳造方法。
  4. 【請求項4】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むよう
    にして電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高
    周波の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法におい
    て、 電磁コイルと溶湯との間であって前記鋳型の長片側と短
    片側のいずれか一方または両方に遮蔽スクリーンを移動
    可能に設け、該遮蔽スクリーンを鋳片引抜方向と平行に
    移動させることにより、前記溶湯に印加する磁界の強さ
    を調整し、連続鋳造を行うことを特徴とする電磁コイル
    を用いた連続鋳造方法。
  5. 【請求項5】 偏平な断面形状を有する鋳型を囲むよう
    にして電磁コイルを配置し、溶湯のメニスカス近傍に高
    周波の電磁気を印加しながら連続鋳造する方法におい
    て、 電磁コイルと溶湯との間であって前記鋳型の長片側と短
    片側のいずれか一方または両方に遮蔽スクリーンを交換
    可能に設け、該遮蔽スクリーンを別の遮蔽スクリーンと
    交換することにより、前記溶湯に印加する磁界の強さを
    調整し連続鋳造を行うことを特徴とする電磁コイルを用
    いた連続鋳造方法。
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