JPH08339335A - 冗長系切替監視制御装置 - Google Patents

冗長系切替監視制御装置

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JPH08339335A
JPH08339335A JP7147300A JP14730095A JPH08339335A JP H08339335 A JPH08339335 A JP H08339335A JP 7147300 A JP7147300 A JP 7147300A JP 14730095 A JP14730095 A JP 14730095A JP H08339335 A JPH08339335 A JP H08339335A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 監視制御装置3のCPU16の負荷を軽減す
ることにより伝送系のダウンタイムを短縮し通信網の信
頼性を向上する。 【構成】 伝送系は、その動作状態を示す監視項目毎の
バイナリ情報である監視情報として正常時には0、異常
時には非零のデータを監視制御装置3に送る。監視制御
装置3内では、監視項目項目情報記憶器8並びに第1加
算器10、第2加算器11、RAM12及びラッチ13
からなる障害検知回路9によって、監視情報を、切替要
因を特定する監視項目群毎の論理和に、整理・集約す
る。切替制御を行うCPU16はこの論理和のみを所定
周期で読みとり、論理和が非零であるときのみ所定の障
害対応処理を行う。このためCPU16の監視情報処理
の負荷が軽減し、伝送系監視周期及び切替制御時間を短
縮できダウンタイムが低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冗長構成を有する伝送
装置の冗長系切替監視制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通信網は高度情報化された現代社会の基
盤であり、よってその信頼性対策は重要である。信頼性
を高めるための方策として、対象となるシステムの構成
要素個々の信頼性を高めること、予備装置の配置、通信
経路の多ルート化などの冗長構成にすること、障害を早
期検出・復旧すること等がある。
【0003】図4は伝送装置が冗長構成された通信網の
従来例のブロック図である。
【0004】図において、伝送系1は通信を担う系であ
り、伝送装置2A、2B、2C、2D、2Eとそれらを
中継する伝送路とが示されている。前記各伝送装置は運
用系と待機系とに二重化された冗長構成である。伝送装
置の各系はその処理が正常か異常かを判断する障害検出
機構を有する。一般に障害検出機構は伝送装置内の部位
や処理に応じて伝送装置の各系に種々複数設けられる。
この障害検出の技術として、例えば、検出処理回路を多
重化してその結果を比較すること、パリティ・チェック
符号などの誤り検出符号を用いる方法、セルフチェッキ
ング・チェッカといったものがある。
【0005】監視制御装置30は伝送系1内の異常を生
じた伝送装置とその異常内容とを各伝送装置の障害検出
機構の結果から認識し、当該異常を生じた伝送装置の待
機系への切り替えのための手続きや異常箇所の修理を促
すための運用管理者への通知などの復旧処理を担い、監
視情報処理部31、切替制御部32を有する。監視情報
処理部31は伝送系1の各障害検出機構からの個々の監
視情報を収集する。この監視情報収集の方法としては、
随時の割り込みや定期的な情報として障害検出機構が監
視制御装置30に送る方法と、監視制御装置30が障害
検出機構の状態表示を定期的に監視するステータス・ル
ックインの方法とがある。図に示した従来の伝送装置で
は、監視制御装置30から障害検出機構をアドレス指定
したタイミングパルスなどによって、障害検出機構に監
視情報の発信を求め、要求を受けた各障害検出機構が伝
送装置毎に個別に設けられた信号線により監視信号34
を監視情報処理部31に送る仕組みである。切替制御部
32中のCPU35が監視情報処理部31に集められた
監視信号34を入出力ポート36を介して定期的に読み
込み、切替要因となる異常発生時にROM37に格納さ
れているプログラムに基づき待機系への切替制御等の復
旧処理を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】監視情報処理部31に
送られる監視信号34の量は、伝送系1を構成する伝送
装置数と各伝送装置に設けた障害検出機構数もしくは監
視する障害項目数とに比例して増加する。伝送装置が冗
長構成を有する伝送系の、上述した従来の監視制御装置
30では監視情報量が増大すると、CPU35の監視情
報処理部31からの当該信号読込、切り替えの必要性判
断、及び切替処理というこれら処理による負荷が増大
し、障害発生から切替完了までの時間すなわち通信網が
正常に動作していないダウンタイムが増大し、通信網の
信頼性が低下するという問題点があった。障害検出機構
の状態表示を定期的に監視するステータス・ルックイン
の方法においても、その処理を行うのはCPU35であ
るため同様の問題点があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたもので、CPU35の負荷を軽減することにより
ダウンタイムを短縮し通信網の信頼性を向上した、冗長
構成を有する伝送装置の冗長系切替監視制御装置を提供
することを目的とする。
【0008】本発明における他の目的は、障害種別、切
替要因の変更に対し柔軟に対応できる、上記本発明のダ
ウンタイムを短縮する冗長系切替監視制御装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の冗長系切
替監視制御装置は、伝送装置の動作状態を示す、監視項
目毎に時分割された監視バイナリ情報を時分割単位に記
憶する監視項目情報記憶器と、切替要因を特定する監視
項目群毎に、監視項目情報記憶器が記憶する監視バイナ
リ情報の論理和を生成する障害検知回路と、障害検知回
路にて順次生成される論理和を格納する検知情報記憶器
と、所定周期で論理和を検知情報記憶器から随時読みと
り、論理和の内容に応じて所定の障害対応処理をするC
PUと、を有することを特徴とする。
【0010】請求項2記載の冗長系切替監視制御装置
は、伝送装置の動作状態を示す、監視項目毎に時分割さ
れた監視情報を時分割単位に記憶する監視項目情報記憶
器と、切替要因を特定する監視項目群毎に、監視項目情
報記憶器が記憶する監視バイナリ情報の論理和を生成す
る障害検知回路と、障害検知回路にて順次生成される論
理和を格納する検知情報記憶器と、論理和が伝送装置の
異常を示すとき、割り込み信号を発生する障害通報回路
と、割り込み信号を受けて、論理和を検知情報記憶器か
ら読みとり、該論理和の内容に応じて所定の障害対応処
理をするCPUと、を有することを特徴とする。
【0011】請求項3記載の冗長系切替監視制御装置
は、伝送装置の動作状態を示す監視項目毎に時分割され
た監視バイナリ情報を時分割単位に記憶する監視項目情
報記憶器への書込処理と、監視項目情報記憶器が記憶す
る監視情報の論理和を生成する障害検知回路の論理和生
成処理との、制御プログラムを格納し両処理の制御パル
スを生成するROMを有し、該制御プログラムを書き換
えることにより、切替要因を変更することができること
を特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1においては、伝送装置の動作状態を示
す、監視項目毎に時分割された監視バイナリ情報が時分
割単位に監視項目情報記憶器に記憶され、障害検知回路
は監視項目情報記憶器が記憶する監視バイナリ情報を切
替要因を特定する監視項目群毎に論理和を生成し、検知
情報記憶器は障害検知回路にて順次生成される論理和を
格納し、CPUは所定周期で論理和を検知情報記憶器か
ら読みとり、該論理和の内容に応じて所定の障害対応処
理を行う。
【0013】請求項2においては、伝送装置の動作状態
を示す、監視項目毎に時分割された監視バイナリ情報が
時分割単位に監視項目情報記憶器に記憶され、障害検知
回路は監視項目情報記憶器が記憶する監視バイナリ情報
を切替要因を特定する監視項目群毎に論理和を生成し、
検知情報記憶器は障害検知回路にて順次生成される論理
和を格納し、障害通報回路は論理和が伝送装置の異常を
示すとき割り込み信号を発生し、CPUは割り込み信号
を受けて、論理和を検知情報記憶器から読みとり、該論
理和の内容に応じて所定の障害対応処理を行う。
【0014】請求項3においてはROMが、伝送装置の
動作状態を示す監視項目毎に時分割された監視バイナリ
情報を時分割単位に記憶する監視項目情報記憶器への書
込処理と、監視項目情報記憶器が記憶する監視情報の論
理和を生成する障害検知回路の論理和生成処理との、制
御プログラムを格納し両処理の制御パルスを生成する。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図中、同一の図面符号は同一機能の要素を
指すものとし、説明を省略することがある。
【0016】[実施例1]図1は本発明第1実施例の、
伝送装置が冗長構成された通信網のブロック構成図であ
る。図1において、伝送系1は通信を担う系であり、伝
送装置2A、2B、2C、2D、2Eと、それによって
中継される伝送路とを有し、従来の技術により構成され
ており、各伝送装置は種々の障害検出機構を有してい
る。伝送装置の数は5個である必要はない。
【0017】監視制御装置3は伝送系1内の異常を生じ
た伝送装置とその故障種別とを各伝送装置の障害検出機
構の結果から認識し、当該故障種別情報から切替要因を
特定して、異常を生じた伝送装置の待機系への切り替え
のための手続きや異常箇所の修理を促すための運用管理
者への通知などの復旧処理を担い、監視情報処理部4、
切替制御部5を有する。監視制御装置3から出力される
制御信号6は、伝送装置の系の切り替えを制御する系選
択制御信号や、FAILランプ制御信号等である。各障
害検出機構は不図示の共通部から供給されるタイミング
パルスを受けて、伝送装置毎に個別に設けられた信号線
により監視信号7を監視情報処理部4に送る。各信号線
上の監視信号7は各障害検出機構の監視バイナリ情報が
時分割多重されている。監視情報処理部4は、監視項目
情報記憶器であるRAM8と、障害検知回路9を構成す
る第1加算器10、第2加算器11、RAM12及びラ
ッチ13と、障害検知回路9の処理結果をバイトに変換
するシリアル・パラレル変換器14とを有する。シリア
ル・パラレル変換器14の出力は検知情報記憶器である
RAM15に格納される。切替制御部5は切替制御を行
うCPU16とその切替制御プログラムを格納したRO
M17とを有し、検知情報記憶器15を介して監視情報
処理部4と接続される。
【0018】次に本発明の特徴である監視情報処理部4
における障害検知処理を詳細に説明する。図2は障害検
知処理における監視信号7の加工の遷移図で、各信号に
おいては右向きに時間が経過する。伝送装置の切替要因
は8個の故障種別データにより判断されるとする。
【0019】監視信号7は監視項目情報記憶器8には、
信号群20として入力され、所定のアドレスに記憶され
る。信号群20は、各伝送装置2A〜2Eに対応して5
本の信号A、B、C、D、Eからなる。各信号上には監
視バイナリ情報が時系列で並ぶ。例えば、信号Aでは
‘A-1' 、‘A-2'、 …といった個々の障害検出機構からの
監視項目データが並ぶ。切替制御部5からのタイミング
パルスはA〜Eを同期させ、監視項目データの表記の最
後の数字はそのタイミングパルスでカウントされる時刻
を意味する。例えば、‘A-2' の‘2' は‘時刻2 ’の意
味である。また1つのタイミングパルスに対しては同一
の故障種別に係わる監視項目が回答されるように回路が
構成されている。さらに各故障種別に対応するタイミン
グパルスはそれぞれ単一または複数の所定時刻に発生す
るように構成されている。各監視項目データは1ビット
であり、その値は該当する監視項目が正常状態であれば
0、異常状態であれば1に設定される。異常状態とし
て、例えば障害検出機構がそれが設けられている伝送装
置について検出する入力断/同期はずれ等の通信異常、
他伝送装置について検出する実装状態異常などがある。
【0020】監視項目情報記憶器8に記憶された監視項
目データは、該記憶器8に付随する読出論理回路に従っ
て信号線毎/切替要因毎/故障種別毎に読み出される。
これによりある切替要因の1つの故障種別については、
それに対応する監視項目データが集められた故障種別デ
ータ列が形成され、同一の切替要因を構成する8個の故
障種別のデータ列が連続して読み出される。信号群21
はこのようにして監視項目情報記憶器8から信号群20
の各信号毎に対応して読み出した信号である。信号群2
1において太線で区切られた範囲が1つの故障種別デー
タ列であり、例えば時刻‘1' 、‘5'、‘8'、‘9'に対応す
るデータは1つの故障種別に対応する監視項目データで
ある。
【0021】第1加算器10は信号群21で同時刻に出
力される同一切替要因/故障種別を有する故障種別デー
タ列群のビット毎の論理和を計算し、加算故障種別デー
タ列を出力する。信号22は、第1加算器10の出力信
号である。ここで、例えば‘S-1' は信号群21の信号
間で‘時刻1 ’の監視項目データの論理和をとった1ビ
ットの情報である。
【0022】第2加算器11、RAM12及びラッチ1
3は信号22中の加算故障種別データ列毎にその各ビッ
トの論理和を計算し、信号23として出力する。例え
ば、データ‘S-1' 、‘S-5'、‘S-8'、‘S-9'が故障種別
‘a0'に対応するとする。ラッチ13は切替要因‘a0'の
先頭データである‘S-1' を一時保持し、次に入力され
る‘S-5' に同期して第2加算器11の入力へ戻され、
第2加算器11は‘S-1' と‘S-5' の論理和を生成す
る。この論理和はラッチ13に一時保持された後、同様
にして‘S-8' との論理和処理を行われる。この処理を
繰り返して、故障種別‘a0'の後尾データである‘S-9'
までの論理和処理が完了すると、その故障種別論理和デ
ータ‘S-a0'はRAM12に格納される。続いて入力さ
れる故障種別‘a1'、‘a2' 、 …、‘a7' 、‘b0' 、 …の各
加算故障種別データ列に対して同様の処理を繰り返し
て、故障種別論理和データ‘S-a1'、‘S-a2' 、 …、‘S-a
7' 、‘S-b0' 、 …が順次、RAM12に記憶される。
【0023】シリアル・パラレル変換器14はRAM1
2から同一の切替要因に係わる8個の故障種別論理和デ
ータを順次読み出し、1バイトの切替要因データを組み
立て、ワード線を経由する信号24として検知情報記憶
器15に順次入力、格納する。図2においては、‘S-a
0'、‘S-a1' 、 …、‘S-a7' が1つの切替要因、また‘S-
b0'、‘S-b1' 、 …、‘S-b7' が別の切替要因に対応して
いる。
【0024】CPU16は検知情報記憶器15に蓄積さ
れた切替要因データを一定周期毎に監視し、切替要因デ
ータに記録された故障の有無及び故障種別の組み合わせ
をROM17に格納したプログラムに基づき判定し、切
り換えが必要な伝送装置を特定して切替制御を行うな
ど、所定の障害対応処理を実行する。
【0025】CPU16は個々の監視項目データを直接
に処理せず、これら監視項目データを集約した切替要因
データのみから、伝送系1の状態を把握することができ
る。すなわち、CPU16の処理すべきデータ数が大幅
に減少しCPU16の負荷が軽減されるので、切替制御
に要する時間が短縮できるとともに、伝送系1を構成す
る伝送装置数が増大しても、それらを監視する周期を短
くとることができ、ダウンタイムの少ない高信頼性の伝
送システムが得られる。
【0026】伝送装置数が多数の場合は、伝送系1内で
幾つかの伝送装置毎にそれらの監視信号を1つの信号に
時分割多重し監視制御装置3に送るようにして、システ
ム内の配線の複雑さを緩和することができる。
【0027】[実施例2]図3は本発明第2実施例の、
伝送装置が冗長構成された通信網のブロック構成図であ
る。本実施例における、監視項目データから切替要因デ
ータを生成する処理は実施例と同様である。
【0028】本実施例では障害検知回路9が、故障種別
論理和データを生成するループにおいて、論理和が0で
ない状態を検出して切替制御部5に割り込み信号18を
発する。切替制御部5のCPU15はこの割り込み信号
18を受けたときのみ、検知情報記憶器15を読み取
り、障害対応処理を実行する。
【0029】このためCPU16の負荷は実施例1に比
べてさらに軽減される。また実施例1のような監視周期
がなく、CPU16は随時障害を把握するので、ダウン
タイムのさらなる短縮を図ることができる。
【0030】[実施例3]以上、実施例1、実施例2で
は、監視項目情報記憶器8において監視項目データを格
納するアドレスや読み出すアドレス及び障害検知回路9
における故障種別/切替要因毎の論理和生成処理の制御
パルスの生成は、ハードウェアで行う。
【0031】本発明第3実施例は、アドレス/制御パル
ス生成制御用ROMを有し、このROMに格納されたプ
ログラムによって、上記監視項目情報記憶器8のアドレ
ス制御や障害検知回路9での論理和生成処理の制御パル
スの生成を行う。
【0032】これにより、故障種別、切替要因の変更を
ROMデータの書き換えのみで容易に行うことができ、
システム構成の柔軟性が向上する。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1の冗長系切替監視制御
装置によれば、伝送装置の動作状態を示す監視項目毎の
バイナリ情報が、切替要因を特定する監視項目群毎の論
理和にハードウェアによって集約され、切替制御を行う
CPUは当該論理和のみを所定周期で読みとり所定の障
害対応処理を行うことができるので、該CPUの負荷が
軽減される。よって切替制御に要する時間が短縮できる
とともに、伝送系を構成する伝送装置数が増大しても、
それらを監視する周期を短くとることができ、ダウンタ
イムの少ない高信頼性の伝送システムが得られるという
効果がある。
【0034】本発明の請求項2の冗長系切替監視制御装
置によれば、監視項目毎のバイナリ情報を集約した論理
和が伝送系の異常を示すとき、割り込み信号が発生す
る。CPUはかかる割り込みを受けたときのみ切替制御
を行えばよいので、CPUの定常的負荷が軽減し伝送装
置数を増大させることができる。またCPUは障害発生
を随時把握するので、周期的監視を行う場合よりもダウ
ンタイムの少ない高信頼性の伝送システムが得られると
いう効果がある。
【0035】本発明の請求項3の冗長系切替監視制御装
置によれば、故障種別、切替要因の変更をROMデータ
の書き換えのみで容易に行うことができ、システム構成
の柔軟性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明第1実施例の、伝送装置が冗長構成さ
れた通信網のブロック構成図。
【図2】 障害検知処理における監視信号の加工を示す
遷移図。
【図3】 本発明第2実施例の、伝送装置が冗長構成さ
れた通信網のブロック構成図。
【図4】 従来例の、伝送装置が冗長構成された通信網
のブロック図。
【符号の説明】
1 伝送系、2A,2B,2C,2D,2E 伝送装
置、3,30 監視制御装置、4,31 監視情報処理
部、5,32 切替制御部、6 制御信号、7監視信
号、8 監視項目情報記憶器、9 障害検知回路、10
第1加算器、11 第2加算器、12 RAM、13
ラッチ、14 シリアル・パラレル変換器、15 検
知情報記憶器、16,35 CPU、17,37 RO
M、18割り込み信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作中の一の系統の状態に応じ該系統か
    ら他の系統に切り替えを行う、複数系統に冗長構成され
    た伝送装置の冗長系切替監視制御装置において、 伝送装置の動作状態を示す、監視項目毎に時分割された
    監視バイナリ情報を時分割単位に記憶する監視項目情報
    記憶器と、 切替要因を特定する監視項目群毎に、監視項目情報記憶
    器が記憶する監視バイナリ情報の論理和を生成する障害
    検知回路と、 障害検知回路にて順次生成される論理和を格納する検知
    情報記憶器と、 所定周期で論理和を検知情報記憶器から随時読みとり、
    論理和の内容に応じて所定の障害対応処理をするCPU
    と、 を有することを特徴とする冗長系切替監視制御装置。
  2. 【請求項2】 動作中の一の系統の状態に応じ該系統か
    ら他の系統に切り替えを行う、複数系統に冗長構成され
    た伝送装置の冗長系切替監視制御装置において、 伝送装置の動作状態を示す、監視項目毎に時分割された
    監視情報を時分割単位に記憶する監視項目情報記憶器
    と、 切替要因を特定する監視項目群毎に、監視項目情報記憶
    器が記憶する監視バイナリ情報の論理和を生成する障害
    検知回路と、 障害検知回路にて順次生成される論理和を格納する検知
    情報記憶器と、 論理和が伝送装置の異常を示すとき、割り込み信号を発
    生する障害通報回路と、 割り込み信号を受けて、論理和を検知情報記憶器から読
    みとり、該論理和の内容に応じて所定の障害対応処理を
    するCPUと、 を有することを特徴とする冗長系切替監視制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 伝送装置の動作状態を示す監視項目毎に時分割された監
    視バイナリ情報を時分割単位に記憶する監視項目情報記
    憶器への書込処理と、監視項目情報記憶器が記憶する監
    視情報の論理和を生成する障害検知回路の論理和生成処
    理との、制御プログラムを格納し両処理の制御パルスを
    生成するROMを有し、 該制御プログラムを書き換えることにより、切替要因を
    変更することができることを特徴とする冗長系切替監視
    制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014241082A (ja) * 2013-06-12 2014-12-25 Necエンジニアリング株式会社 高密度実装を実現するパターン配線における重要回線を救済する方法及び高密度実装装置
US10833943B1 (en) 2018-03-01 2020-11-10 F5 Networks, Inc. Methods for service chaining and devices thereof

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