JPH08339318A - データ記録装置およびデータ管理方法 - Google Patents

データ記録装置およびデータ管理方法

Info

Publication number
JPH08339318A
JPH08339318A JP8086634A JP8663496A JPH08339318A JP H08339318 A JPH08339318 A JP H08339318A JP 8086634 A JP8086634 A JP 8086634A JP 8663496 A JP8663496 A JP 8663496A JP H08339318 A JPH08339318 A JP H08339318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
file
block
blocks
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8086634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3421898B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Fujita
裕之 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP08663496A priority Critical patent/JP3421898B2/ja
Publication of JPH08339318A publication Critical patent/JPH08339318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3421898B2 publication Critical patent/JP3421898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】記録媒体に記録されているデータの分断化およ
び空き領域の分断化を各々把握し、適宜解消することの
できるデータ記録装置を提供する。 【構成】磁気ディスク媒体110の管理データ中のファ
イルエントリ数とレコードエントリ数に基づいて、ファ
イル断片化検出部133により、データの分断化の状態
を把握し、データが分断され過ぎていると判定された場
合には、第1のブロック移動部134により、データを
移動させ同一ファイルの分断数を少なくする。また、空
き領域の数とレコードエントリ数に基づいて、空き領域
断片化検出部135により、空き領域の分散状態を把握
し、空き領域が細かく分散し過ぎていると判定された場
合には、第2のブロック移動部136により、大きな連
続した空き領域を確保できるようにデータブロックを移
動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランダムアクセス
可能な記録媒体に、任意のデータファイルを適宜複数の
ブロックに分割して効率よく記録するデータ記録装置と
そのデータ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスクや光磁気ディスク(MO
ディスク)などのディスク媒体にデータを記録する際に
は、ファイルの記録領域への割りつけ方など、ファイル
をディスクにどのように記録するかといったファイル管
理が重要である。このファイル管理の方法の一例につい
て、図9を参照して説明する。図9(A)はファイル名
−セクタ対応テーブルを示す図、図9(B)は記録媒体
の記録状態を模式的に示す図である。
【0003】この管理方法では、図9(A)に示すよう
に、各ファイルは、ファイル名とそのファイルが記録さ
れている記録媒体のセクタ番号が対応付けられたテーブ
ルにより管理されている。そして、たとえばファイルを
再生する場合には、まず、そのテーブルをファイル名を
参照して検索し、そのファイルが記録されているセクタ
番号を得る。そして、その得られたセクタ番号の順に各
セクタをアクセスすることで、データファイルの実体に
アクセスする。図9(A)の例において、ファイルA
は、3つのセクタ10,11,12で構成されている。
また、ファイルBは連続した2つのセクタ14,15
と、連続した2つのセクタ19,1Aの4つのセクタよ
り構成されている。また、ファイルCは、連続した3つ
のセクタ16,17,18と、連続した3つのセクタ1
D,1E,1Fで構成されている。
【0004】この記録媒体の空き領域は、セクタビット
マップで管理される。セクタビットマップは、使用され
ているセクタに対応するビットを1、使用されていない
セクタに対応するビットを0とするビットマップであ
る。図9(B)の例においては、セクタ10からセクタ
1Fまでのビットマップは、111011111110
0111=EFE7hと表すことができる。新たにファ
イルを記録する時には、このビットマップを使って空き
領域を検索する。
【0005】このような方法で管理されている記録媒体
に、AVデータ(音声データと映像データを含むデー
タ)のような、比較的に大きな、連続性のあるデータを
記録する場合には、シークおよびサーチ回数を減らして
実効転送レートを上げるために、できるだけデータが一
塊になるように、すなわち、連続したセクタに記録され
セクタの不連続部分が少なくなるように記録したいとい
う要望がある。そして、そのためには、まず、記録媒体
に記録されている各ファイルがどの程度分断されて記録
されているかということ(以後、これをデータの断片化
と言う場合もある)と、空き領域がどの程度分散してい
るかということ(以後、これを空き領域の断片化と言う
場合もある)を十分把握する必要がある。さらにその上
で、分断化されたデータを適宜移動するなどして、前記
データの分断化および空き領域の分断化をなるべく少な
くする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したファ
イル管理方式においては、そのようなデータの断片化、
および、空き領域の断片化の状態を把握するのが難しい
という問題があった。前述したファイル管理方式におい
てデータの断片化を把握しようとすると、テーブルに記
録されている各ファイルが使用しているセクタ番号を全
てたどる必要がある。また、空き領域の断片化を把握し
ようとすると、ビットマップを順にチェックし、空きセ
クタの数を計数するとともに、それらの連続状態を検出
しなければならない。これらの処理を、たとえば、新た
なファイルを記録するごとに逐次行ったのでは、ファイ
ルの記録時間が増大し記録装置としての性能が低下する
ことになる。したがって、前述したファイル管理方式に
おいて、実際にデータの断片化および空き領域の断片化
を把握することはできなかった。
【0007】さらに、そのようにデータの分断化および
空き領域の分断化の状態が適切に把握できないため、デ
ータの分断化を少なくしたり、空き領域がなるべく連続
するように、適宜データを移動させることもできなかっ
た。
【0008】したがって、本発明の主たる目的は、記録
媒体に記録されているデータの分断化の状態を適切に把
握し、そのデータの分断化を適宜解消することのできる
データ記録装置を提供することにある。また、本発明の
他の目的は、記録媒体の空き領域の分散の状態を適切に
把握し、その空き領域の分断化を適宜解消することので
きるデータ記録装置を提供することにある。また、本発
明のさらに他の目的は、記録媒体に記録されているデー
タの分断化の状態を適切に把握することのできるデータ
管理方法を提供することにある。また、本発明のさらに
他の目的は、記録媒体の空き領域の分散の状態を適切に
把握することのできるデータ管理方法を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のデータ記録装置は、データファイルを1つ
または複数のブロックとしてランダムアクセス可能な記
録媒体に記録する記録手段と、前記記録されたデータフ
ァイルの記録位置を、当該データファイルのファイル名
と、前記各ブロックの先頭記録位置を示すデータおよび
大きさを示すデータと、前記各ブロック間のリンクを示
すデータとを有するファイル管理データを用いて管理す
るファイル管理手段と、前記ファイル管理データより得
られる前記ブロックの数に基づいて、前記データファイ
ルの分割の度合いを検出する第1の検出手段と、前記第
1の検出手段の検出結果に基づき、当該検出されたデー
タファイルの分割の度合いに応じて、互いにデータの内
容が連続するブロック同士が連続した位置に記録される
ように、前記ブロックを移動させる第1の移動手段とを
有する。
【0010】好適には、本発明のデータ記録装置は、前
記記録媒体上の空き領域の位置を、各空き領域の先頭記
録位置を示すデータおよび大きさを示すデータと、前記
各空き領域間のリンクを示すデータとを有する空き領域
管理データを用いて管理する空き領域管理手段と、前記
空き領域管理データより得られる前記空き領域の数と前
記ファイル管理データより得られる前記ブロックの数に
基づいて、前記空き領域の分散の度合いを検出する第2
の検出手段と、前記第2の検出手段の検出結果に基づ
き、当該検出された空き領域の分散の度合いに応じて、
前記各ブロックが互いに隣接した位置に記録されるよう
に前記各ブロックを移動させる第2の移動手段とをさら
に有する。
【0011】また、本発明のデータ管理方法は、データ
ファイルの記録位置を、当該データファイルのファイル
名と、各ブロックの先頭記録位置を示すデータおよび大
きさを示すデータと、前記各ブロック間のリンクを示す
データとを有するファイル管理データを用いて管理する
工程と、 前記ファイル管理データより得られる前記ブ
ロックの数に基づいて、前記データファイルの分割の度
合いを検出する工程と、前記検出結果に基づき、当該検
出されたデータファイルの分割の度合いに応じて、互い
にデータの内容が連続するブロック同士が連続した位置
に記録されるように前記ブロックを移動させる工程と、
前記移動に応答し、該移動された後の各ブロックの位置
に基づいて前記ファイル管理データを更新する工程とを
有する。
【0012】好適には、記録媒体上の空き領域の位置
を、各空き領域の先頭記録位置を示すデータおよび大き
さを示すデータと、前記各空き領域間のリンクを示すデ
ータとを有する空き領域管理データを用いて管理する工
程と、前記空き領域管理データより得られる前記空き領
域の数と前記ファイル管理データより得られる前記ブロ
ックの数に基づいて、前記空き領域の分散の度合いを検
出する工程と、前記検出結果に基づき、当該検出された
空き領域の分散の度合いに応じて、前記各ブロックが互
いに隣接した位置に記録されるように前記各ブロックを
移動させる工程とをさらに有する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明のデータ記録装置の一実施
の形態を、図1〜図8を参照して説明する。本実施の形
態は、たとえば、複数のAVデータ(オーディオ/ビデ
オデータ)を蓄積しておき要求に応じて適宜送出するA
Vサーバ装置などに用いて好適な、比較的大きな連続的
なデータの記録をするためのデータ記録装置である。具
体的には、本発明のデータ記録装置は、磁気ディスク媒
体と、そのインターフェイス手段および信号処理部を有
する大容量のハードディスク装置である。
【0014】図1は、本発明のデータ記録装置の一実施
の形態を示すブロック図である。データ記録装置100
は、磁気ディスク媒体110、インターフェイス部12
0、および、信号処理部130を有する。信号処理部1
30は、制御部131、記録再生部132、ファイル断
片化検出部133、第1のブロック移動部134、空き
領域断片化検出部135、第2のブロック移動部136
を有する。また、磁気ディスク媒体110は、管理デー
タ記憶領域111と、実際のデータ記憶領域112より
構成される。
【0015】まず、データ記録装置100の各部の構成
について説明する。磁気ディスク媒体110は、AVデ
ータおよび管理用データを実際に記録する記録媒体であ
るハードディスクである。磁気ディスク媒体110は複
数のパーティションに区切られ、その1つが管理用デー
タ記憶領域111として、残りが実データ記憶領域11
2として使用される。各記憶領域は、所定バイト(本実
施の形態では256バイト)ごとのセクタに分割され、
このセクタを単位としてデータが記録される。
【0016】前記管理用データおよび、データの管理方
法について図2および図3を参照して説明する。図2
は、記録データの管理データを説明する図であり、
(A)はファイルエントリを説明する図、(B)はレコ
ードエントリを説明する図、(C)は空き領域リストを
説明する図である。ファイルエントリは、各データファ
イルに対して1つづつ存在し、そのデータファイルのフ
ァイル名と、最初のレコードエントリへのリンクデータ
が記録される。前記リンクデータとは、レコードエント
リの番号である。
【0017】レコードエントリは、次レコードエントリ
へのリンク関係を示すリンクデータと、実際にデータが
記録されているブロック領域の先頭位置を示す先頭位置
データと、ブロック領域のサイズを示す記録長データが
記録されている。このレコードエントリは、1つのファ
イルが複数のブロックに分割されて記録されている場合
に、各ブロックごとに存在する。前記リンクデータと
は、次のレコードエントリの番号であり、最終ブロック
に対応するレコードエントリにおいては、EOR(エン
ドオブレコード)コードが記録される。また、先頭位置
データおよび記録長データとしては、実記憶領域のセク
タ番号およびセクタ数が記録される。
【0018】空き領域リストは、記録媒体上の連続した
空き領域ごとに1つの項目が設けられ、各項目には次空
き領域のリンク関係を示すリンクデータと、その空き領
域の先頭位置を示す先頭位置データと、その空き領域の
サイズを示す記録長データが記録されている。前記リン
クデータとは、次にまだ空き領域が存在するのか、ある
いは最後の空き領域であるかを示すコードである。ま
た、先頭位置データおよび記録長データは、実記憶領域
のセクタ番号、および、セクタ数である。
【0019】このような管理データについて図3を参照
してさらに具体的に説明する。図3は、図9(B)に示
す記録データに対する管理データを示す図であり、
(A)はファイルAのファイルエントリおよびレコード
エントリを示す図、(B)はファイルBのファイルエン
トリおよびレコードエントリを示す図、(C)はファイ
ルCのファイルエントリおよびレコードエントリを示す
図,(D)は空き領域リストを示す図である。
【0020】図3(A)に示すように、ファイルAは、
セクタ10,11,12が連続なので、1つのレコード
エントリで管理される。ファイルBについては、セクタ
14,15が連続であり、またセクタ19,1Aが連続
なので、図3(B)に示すような2つのレコードエント
リで管理される。また、ファイルCは、セクタ15,1
7,18が連続であり、またセクタ1D,1E,1Fが
連続なので、図3(C)に示すように、2つのレコード
エントリで管理される。また、空き領域としては、セク
タ13が1つのブロック、セクタ1B,1Cが1つのブ
ロック、セクタ20,21,22,23が1つのブロッ
クなので、空き領域リストはこれらのブロックをスター
トのセクタとサイズで記述し、アドレス順のリンクを張
った図3(D)に示すようなリストになる。
【0021】インターフェイス部120は、磁気ディス
ク媒体110を実際に駆動し制御し、データの書き込み
および読み出しを行う。具体的には、磁気ディスクの回
転、ヘッドのシーク、セクタのサーチなどを行い、所望
の記憶領域に対するデータの記録および再生を行う。
【0022】信号処理部130の制御部131は、デー
タ記録装置100全体に所望の動作をさせるために、デ
ータ記録装置100を構成する各部を制御する。制御部
131は、データ記録装置100に接続されているさら
に上位の機器からデータのライト/リードおよび消去の
信号が入力され、この信号に基づいて記録再生部132
に各処理を指示する。また、制御部131は、所定のタ
イミングで磁気ディスク媒体110のデータ記録状態を
管理するように、ファイル断片化検出部133および空
き領域断片化検出部135にその旨の信号を出力する。
【0023】記録再生部132は、磁気ディスク媒体1
10に記録されるデータ、および、磁気ディスク媒体1
10から読み出されるデータの流れを実際に制御し、さ
らに、データの消去の処理を行う。データ記録時には、
制御部131からの制御信号に基づいて、まず、インタ
ーフェイス部120を介して磁気ディスク媒体110の
管理データ記憶領域111に記録されている管理データ
を読み出す。次に、その管理データに基づいて、磁気デ
ィスク媒体110のデータ記憶領域112内のデータを
記録するセクタを決定し、インターフェイス部120を
介して実際にそのセクタへのデータの記録を行う。そし
て、インターフェイス部120は、新たに記録したデー
タに関する情報を前記管理データに加えて更新し、管理
データ記憶領域111に記録する。
【0024】データ再生時においてもデータ記録時と同
様に、制御部131からの制御信号に基づいて、まず前
記管理データを読み出す。そして、その管理データに基
づいて、磁気ディスク媒体110のデータ記憶領域11
2内の各セクタに記録されているデータを読み出し、所
定のタイミングで外部に出力する。データ読み出し時に
は、基本的には前記管理データの更新は必要ない。デー
タを消去する際には、制御部131からの制御信号に基
づいて、インターフェイス部120は、前記管理データ
を読み出し、その管理データ中で、消去対象のデータフ
ァイルに関するデータを消去し、この管理データを再び
磁気ディスク媒体110に記録する。
【0025】ファイル断片化検出部133は、磁気ディ
スク媒体110に記録されているデータファイルの分断
化されている状態を検出し、その状態が適切な範囲内か
否かを判定する。そして、その状態が適切な範囲でなか
った場合には、適切な状態になるまで第1のブロック移
動部134にデータブロックの移動を指示する。
【0026】ここで、データファイルの断片化を検出す
る方法について説明する。図3(A)に管理データを示
したファイルAは1つのレコードエントリで表される。
したがって、データの断片化は生じていない。しかし、
ファイルBとファイルCは、各々2つのレコードエント
リで表される。したがって、データの断片化が生じてい
る。すなわち、式3に示すような、ファイルエントリの
数Fと、レコードエントリの数Rの割合である指標Dを
用いれば、全体のデータの断片化の割合を求めることが
できる。
【0027】
【数3】 D = F/R ・・・(3) ただし、Fはファイルエントリ数、Rはレコードエント
リ数である。
【0028】この指標Dは、断片化が全く生じていない
場合には「1」となり、断片化が非常にたくさん発生し
た場合には「0」に近づく。たとえば、この指標の値が
「0.5」の場合には、平均して1つのファイルが2つ
に分断されて記録されていることを示す。
【0029】そこで、ファイル断片化検出部133は、
まず、制御部131からの制御信号に基づいて、磁気デ
ィスク媒体110の管理データをインターフェイス部1
20を介して読み込む。そして、読み込んだ管理データ
の中の、ファイルエントリ数Fと、レコードエントリ数
Rを用いて、式3に基づいてデータファイルの分散化の
状態を示す指標Dを算出する。さらに、その指標Dを予
め定めたしきい値DTHL と比較し、D<DTHL だった場
合には、データファイルの分断状態が適切でないと判定
する。なお、本実施の形態においては、しきい値DTHL
=0.25である。したがって、平均して1つのデータ
ファイルが4個以内のレコードに分割されている場合に
は、データファイルの分断状態は適切であると判定し、
4個より多い場合にはデータファイルの分断状態が適切
でないと判定する。
【0030】前記判定の結果、分断化状態が適切でなか
った場合には、分断化状態を適切にするようにデータブ
ロックの移動を指示する信号を、第1のブロック移動部
134に出力する。この際には、ファイル断片化検出部
133が磁気ディスク媒体110から読み込んだ管理デ
ータも第1のブロック移動部134に出力される。そし
て、後述する動作により第1のブロック移動部134に
おいてデータブロックの移動が行われた後に、ファイル
断片化検出部133は再びファイルの断片化の状態を検
出し、適切か否かを判定する。そして、適切でなかった
場合には、再びデータブロックの移動を指示する信号を
第1のブロック移動部134に出力する。以降、ファイ
ルの断片化状態が適切な状態になるまで、この処理を繰
り返す。前記判定の結果、分断化状態が適切になった場
合には、その旨の信号を制御部131に出力し、処理を
終了する。
【0031】第1のブロック移動部134は、磁気ディ
スク媒体110に複数ブロックに分割されて記録されて
いるデータファイルに対して、分断数を少なくするよう
に、そのファイルのいずれかのブロックを、そのブロッ
クとデータが連続するブロックと連続する位置に移動さ
せる。第1のブロック移動部134の前記処理は、ファ
イル断片化検出部133において、磁気ディスク媒体1
10に記録されているデータの分断化状態が適切でない
と判定された場合に、ファイル断片化検出部133から
の制御信号に基づいて、また、ファイル断片化検出部1
33から入力された磁気ディスク媒体110の管理デー
タを利用して行われる。
【0032】第1のブロック移動部134における、前
記データブロックの移動の処理について、図4および図
5を参照して説明する。図4は、その移動処理の説明を
するフローチャートであり、図5は、その移動処理にお
ける実際のデータの移動を説明するための図である。こ
こでは、図5に示すようなファイルAとファイルDが記
録媒体に記録されている場合を例にとって、移動処理の
動作を説明する。まず、ブロックの移動を指示する信号
が入力されたら(ステップS10)、管理データを検索
し、磁気ディスク媒体110に記録されているデータフ
ァイルの中で分割数が最大のファイルを探索し(ステッ
プS11)、パラメータの初期設定を行う(ステップS
12)。図5(A)に示す例の場合、分割数が最大のフ
ァイルはデータがブロックD1 からブロックD3 に分割
されているファイルDである。
【0033】そして、ファイルDについて、先頭のブロ
ックから順に、前後のブロックの後ろまたは前に移動可
能であるか、すなわち、前後のブロックの後ろまたは前
にそのブロックを移動させるだけの空き領域があるか否
かをチェックしていく。具体的には、各ブロックについ
て、まず、その前のブロックの後ろに移動可能か否かを
チェックし(ステップS14)、図5(B)に示すよう
に、空き領域1のスペースがブロックD2 より大きく、
ブロックD2 が移動可能であった場合には、図5(C)
に示すように実際に移動させ(ステップS15)、とり
あえずこの移動の処理を終了する(ステップS16)。
この移動により、映像信号のような連続データであるブ
ロックD1 内のデータとブロックD2 内のデータは、図
5(C)に示されるように、互いに隣接して記録媒体上
に記録されることになる。
【0034】ステップS14で、前のブロックの後ろに
移動することができなかった場合、すなわち、図5
(A)に示されるように空き領域1のスペースがブロッ
クD2 より小さい場合には、次にその後ろのブロックの
前に移動可能か否かをチェックし(ステップS18)、
移動可能であった場合には実際に図6(D)に示される
ように、ブロックD2 をブロックD3 の前に移動させ
(ステップS19)、とりあえずこの移動の処理を終了
する(ステップS20)。この移動により、連続データ
であるブロックD2 内のデータとブロックD3 内のデー
タは、図5(D)に示されるように、互いに隣接して記
録媒体上に記録されることになる。
【0035】ステップS18で、後ろのブロックの前に
も移動することができなかった場合には、ブロックを次
のブロックについて再び移動の可能性をチェックする
(ステップS21)。なお、先頭のブロックに対しては
前のブロックとの移動可能性をチェックするステップS
14の処理は行わない(ステップS13)。また、最後
のブロックに対しては、後ろのブロックとの移動可能性
をチェックするステップS18の処理は行わない(ステ
ップS17)。
【0036】最後のブロックまでチェックしても、ブロ
ックの移動をすることができなかった場合には(ステッ
プS17)、このデータファイルを構成するブロックの
中で先頭ブロック以外のブロックの中で最も小さいブロ
ックを探索し(ステップS22)、このブロックを前の
ブロックの後ろに移動させるような処理を行う。すなわ
ち、前のブロックの後ろに、前記移動するブロックの大
きさに相当する空き領域を確保するように、その前のデ
ータを順次移動させる(ステップS23)。そして、確
保された空き領域にそのブロックを移動させ(ステップ
S24)、一連の移動の処理を終了する(ステップS2
5)。
【0037】第1のブロック移動部134は、この移動
処理の時に、この移動に応じて管理データを更新し、更
新後の管理データをインターフェイス部120に供給す
る。インターフェイス部120は、更新後の管理データ
にて示される位置にデータを移動させるとともに、更新
後の管理データを磁気ディスク媒体の管理データ記憶領
域111に記憶させる。なお、第1のブロック移動部1
34においては、ブロックの移動の処理が終了したら、
その旨の信号をファイル断片化検出部133に出力す
る。
【0038】このような処理を行えば、たとえば図5
(A)に示すように空き領域1、ファイルAのブロック
であるブロックA1 および空き領域2を挟んで分断され
ていたファイルDのブロックD1 とブロックD2 を、図
5(C)に示すように統合することができ、その結果、
1つのデータファイルの分断数を1つ少なくすることが
できる。
【0039】空き領域断片化検出部135は、磁気ディ
スク媒体110のデータ記憶領域112における、空き
領域の分散されている状態を検出し、その状態が適切な
範囲か否かを判定する。そして、その状態が適切な範囲
でなかった場合には、適切な状態になるまで第2のブロ
ック移動部136にデータブロックの移動を指示する。
【0040】ここで、空き領域の分散の状態を検出する
方法について図6を参照して説明する。図9(B)に示
すデータの記録状態において空き領域は3ブロックあ
り、図3(D)に示すように空き領域リストの項目数も
3である。このように、空き領域のブロック数と空き領
域リストの項目数は一致する。また、記録媒体上に複数
のレコードが存在する場合に、空き領域の数の最小と最
大の場合を図6に例示する。図6は、記録媒体上にファ
イルAのブロックA1 とファイルBのブロックB1およ
びブロックB2 の合計3つのレコードが記録されている
状態を示す図である。このような場合、図6(A)は、
空き領域が1つであり、これが最小の断片化、すなわち
断片化が生じていない状態である。また、図6(B)
は、空き領域が4であり、この場合には最大の断片化で
ある。このように、レコードの数が「R」の場合に、空
き領域のブロック数は最小が1で、最大が「R+1」で
ある。
【0041】これより、式4に示すような、空き領域の
数と、レコドエントリの数の割合である指標Fを用いれ
ば、全体の空き領域の断片化の割合を求めることができ
る。
【0042】
【数4】 E = L/(R+1) ・・・(4) ただし、Lは空き領域の数、Rはレコードエントリ数で
ある。
【0043】この指標Eは、空き領域の断片化が全く生
じていない場合には、「1/(R+1)」となり、ま
た、断片化が最大の場合には「1」となる。
【0044】したがって、具体的には、空き領域断片化
検出部135は、制御部131からの制御信号に基づい
て、磁気ディスク媒体110の管理データをインターフ
ェイス部120を介して読み込む。そして、読み込んだ
管理データの中の、空き領域リストを参照し、空き領域
の数Lと、レコードエントリ数Rを用いて、式4に基づ
いてデータファイルの分散化の状態を示す指標Eを算出
する。
【0045】さらに、その指標Eを予め定めたしきい値
THL と比較し、E>ETHL だった場合には、データフ
ァイルの分断状態が適切でないと判定する。なお、本実
施の形態においては、しきい値ETHL =0.5である。
したがって、全データファイルの約半分以上のデータが
空き領域に独立して記録されている状態の時、すなわ
ち、他のデータと隣接して効率よく記録されていない状
態の時に、空き領域の分散状態が適切でないと判定す
る。前記判定の結果、分断化状態が適切でなかった場合
には、分断化状態を適切にするようにデータブロックの
移動を指示する信号が、第2のブロック移動部136に
出力される。この際には、空き領域断片化検出部135
が磁気ディスク媒体110から読み込んだ管理データも
第2のブロック移動部136に出力される。
【0046】そして、後述する動作により第2のブロッ
ク移動部136においてデータブロックの移動が行われ
た後に、空き領域断片化検出部135は再び空き領域の
断片化の状態を検出し、適切か否かを判定する。そし
て、適切でなかった場合には、再びデータブロックの移
動を指示する信号を第2のブロック移動部136に出力
する。以降、空き領域の断片化状態が適切な状態になる
まで、この処理を繰り返す。前記判定の結果、空き領域
の分散の状態が適切になった場合には、その旨の信号を
制御部131に出力し、処理を終了する。
【0047】第2のブロック移動部136は、磁気ディ
スク媒体110のデータ記憶領域112に記録されてい
る一連のレコードを適宜移動し、複数の箇所に分散され
ている空き領域をなるべく一塊にし、連続して大きい領
域の空き領域が確保できるようにする。第2のブロック
移動部136のこの処理は、空き領域断片化検出部13
5において、空き領域の分散の状態が適切でないと判定
された場合に、空き領域断片化検出部135からの制御
信号に基づいて、また、空き領域断片化検出部135か
ら入力された磁気ディスク媒体110の管理データを利
用して行われる。
【0048】第2のブロック移動部136における、前
記データブロックの移動の処理について、図7を参照し
て説明する。図7は、その移動処理の説明をするフロー
チャートである。まず、ブロックの移動を指示する信号
が入力されたら(ステップS30)、空き領域リストを
探索し、磁気ディスク媒体110の各部に存在する空き
領域の中で、もっとも小さい領域を探索する。そして、
その空き領域に隣接する一連のデータを、その空き領域
を埋めるように順次移動する(ステップS32)。この
データブロックの移動が終了したら、処理を終了する
(ステップS33)。これにより、データを挟んで存在
していた空き領域が1つの空き領域に統合される。こ
の、一連のデータブロックの移動の処理が終了したら、
その旨の信号を空き領域断片化検出部135に出力す
る。
【0049】第2のブロック移動部136は、この移動
処理の時に、この移動に応じて管理データを更新し、更
新後の管理データをインターフェイス部120に供給す
る。インターフェイス部120は、更新後の管理データ
にて示される位置にデータを移動させるとともに、更新
後の管理データを磁気ディスク媒体の管理データ記憶領
域111に記憶させる。このような処理を行えば、たと
えば図8(A)に示すように小さな空き領域において
は、図8(B)に示すように順次隣接するレコードが移
動され、最終的に図8(C)に示すように隣の空き領域
2と統合される。したがって、細かく分散された空き領
域をまとめて、なるべく連続した大きな空き領域にする
ことができる。
【0050】次に、データ記録装置100の動作につい
て説明する。データ記録装置100は、接続された上位
の機器より制御部131にデータのライト/リード/消
去を指示する制御信号が入力される。これにより、記録
再生部132により、外部とのデータの入出力、または
インターフェイス部120を介した磁気ディスク媒体1
10へのデータの記録が行われる。インターフェイス部
120を介した磁気ディスク媒体110へのデータの記
録および消去が行われた際には、磁気ディスク媒体11
0の管理データ記憶領域111に記録されている管理デ
ータもインターフェイス部120により更新される。
【0051】そして制御部131は、所定の時間ごと
に、ファイル断片化検出部133および空き領域断片化
検出部135を介して磁気ディスク媒体110のデータ
の記録状態のチェックを行う。すなわち、まずファイル
断片化検出部133に、磁気ディスク媒体110に記録
されているデータファイルの分断化の状態をチェック
し、適切でなければ改善するように指示をする。データ
ファイルの分断化の状態のチェックが終了したら、空き
領域断片化検出部135に空き領域の分散状態のチェッ
クを行い、適切でなければ改善するように指示をする。
データの分断化および空き領域の分断化の両方のチェッ
クおよび改善が終了したら、再び通常のデータの入出力
処理を行う。
【0052】ファイル断片化検出部133においては、
まず、磁気ディスク媒体110の管理データを読み出
し、ファイルの断片化を示す指標Dを式3に基づいて算
出し、その指標Dを予め定めたしきい値DTHL と比較し
てファイルの断片化状態が適切か否かを判定する。そし
て適切でなければ、適切になるまで第1のブロック移動
部134にデータブロックの移動を指示する。また、空
き領域断片化検出部135においては、まず、磁気ディ
スク媒体110の管理データを読み出し、空き領域の断
片化を示す指標Eを式4に基づいて算出し、その指標E
を予め定めたしきい値ETHL と比較して空き領域の断片
化状態が適切か否かを判定する。そして適切でなければ
適切になるまで第2のブロック移動部136にデータブ
ロックの移動を指示する。
【0053】このように、本実施の形態のデータ記録装
置100によれば、データの分断化の状態および空き領
域の分散の状態を適切に管理でき、著しくデータが分断
されてアクセスに時間がかかったり、空き領域が非常に
細かく分断されて連続てきな大きなファイルが記録でき
なかったりするのを防ぎ、適切に効率よくデータの記録
が行える。
【0054】なお、本発明のデータ管理方法およびデー
タ記録装置は、本実施の形態に限れるものではなく、種
々の改変が可能である。たとえば、図1に示したデータ
記録装置100の構成も、これに限られるものではな
く、任意好適に変更してよい。たとえば、制御部13
1、ファイル断片化検出部133、第1のブロック移動
部134、空き領域断片化検出部135、および、第2
のブロック移動部136などは、適宜組み合わせた構成
にしてもよいし、1つの制御手段により全てを制御する
ような構成にしてもよい。また、第1のブロック移動部
134、および、第2のブロック移動部136における
データブロックの移動の処理手順は、図4および図7に
フローチャートを示す処理に限られるものではなく、任
意のルールにより移動させてよい。
【0055】また、本実施の形態のデータ記録装置の記
録媒体は、ハードディスクとしたが、これに限られず、
ランダムアクセス可能な記録媒体であれば任意の記録媒
体でよい。たとえば、光磁気ディスク装置や書換え可能
な光ディスク装置などでもよい。また、データの分断化
および空き領域の分断化について、各々適切か否かを判
定するためのしきい値も、ハードディスク装置の用途、
記録するデータの性質などに応じて任意に決定してよ
い。
【0056】
【発明の効果】このように、ファイル管理に用いられて
いるファイルエントリとレコードエントリの数に基づい
て簡単な演算を行うのみで、記録媒体のデータファイル
の分断状態が把握でき、さらに、空き領域リストを用い
て、記録媒体の空き領域の分散状態を把握できる。した
がって、たとえば、データファイルが非常に多数のブロ
ックに断片化されて記録されている場合や、まとまった
空き領域が無い場合などの、記録媒体上の記録状態が適
切でない場合には、適宜ブロックを移動させて、データ
および空き領域の断片化を解消することができる。その
結果、たとえば、容量が大きく連続的データであるAV
データを適切に、効率よく記録することのできるデータ
記録装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ記録装置の一実施の形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示したデータ記録装置にて用いられる管
理データを説明するための図であり、(A)はフィルエ
ントリを説明するための図、(B)はレコードエントリ
を説明するための図、(C)は空き領域リストを説明す
るための図である。
【図3】図1に示したデータ記録装置にて用いられる管
理データの具体例として、図9(B)に示す記録媒体の
記録状態に対する管理データを示す図であり、(A)は
ファイルAの管理データを示す図、(B)はファイルB
の管理データを示す図、(C)はファイルCの管理デー
タを示す図、(D)は空き領域リストを示す図である。
【図4】図1に示したデータ記録装置の第1のブロック
移動部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1に示したデータ記録装置の動作を説明する
ための図であり、(A)〜(D)は各々データブロック
の移動の具体例を示す図である。
【図6】図1に示したデータ記録装置に記録されている
データの配置と空き領域の状態を示す図であり、(A)
は空き領域の数が最も少ない配置を示す図、(B)は空
き領域の数が最も多い配置を示す図である。
【図7】図1に示したデータ記録装置の第2のブロック
移動部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1に示したデータ記録装置の第2のブロック
移動部の動作を説明するための図であり、(A)はブロ
ック移動前を示す図、(B)はブロック移動途中を示す
図、(C)はブロック移動後を示す図である。
【図9】ファイル管理方法の一例を説明するための図で
あり、(A)はファイル名−セクタ対応テーブルを示す
図、(B)は記録媒体の記録状態を模式的に示す図であ
る。
【符号の説明】
100…データ記録装置、110…磁気ディスク媒体、
111…管理データ記憶領域、112…データ記憶領
域、120…インターフェイス部、130…信号処理
部、131…制御部、132…記録再生部、133…フ
ァイル断片化検出部、134…第1のブロック移動部、
135…空き領域断片化検出部、136…第2のブロッ
ク移動部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データファイルを1つまたは複数のブロッ
    クとしてランダムアクセス可能な記録媒体に記録する記
    録手段と、 前記記録されたデータファイルの記録位置を、当該デー
    タファイルのファイル名と、前記各ブロックの先頭記録
    位置を示すデータおよび大きさを示すデータと、前記各
    ブロック間のリンクを示すデータとを有するファイル管
    理データを用いて管理するファイル管理手段と、 前記ファイル管理データより得られる前記ブロックの数
    に基づいて、前記データファイルの分割の度合いを検出
    する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段の検出結果に基づき、当該検出され
    たデータファイルの分割の度合いに応じて、互いにデー
    タの内容が連続するブロック同士が連続した位置に記録
    されるように、前記ブロックを移動させる第1の移動手
    段とを有するデータ記録装置。
  2. 【請求項2】前記ファイル管理手段は、前記第1の移動
    手段による移動に応答し、該移動された後の各ブロック
    の位置に基づいて前記ファイル管理データを更新する請
    求項1記載のデータ記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体上の空き領域の位置を、各空
    き領域の先頭記録位置を示すデータおよび大きさを示す
    データと、前記各空き領域間のリンクを示すデータとを
    有する空き領域管理データを用いて管理する空き領域管
    理手段と、 前記空き領域管理データより得られる前記空き領域の数
    と前記ファイル管理データより得られる前記ブロックの
    数に基づいて、前記空き領域の分散の度合いを検出する
    第2の検出手段と、 前記第2の検出手段の検出結果に基づき、当該検出され
    た空き領域の分散の度合いに応じて、前記各ブロックが
    互いに隣接した位置に記録されるように前記各ブロック
    を移動させる第2の移動手段とをさらに有する請求項1
    記載のデータ記録装置。
  4. 【請求項4】前記空き領域管理手段は、前記第2の移動
    手段による移動に応答し、該移動された後の各ブロック
    の位置に基づいて前記空き領域管理データを更新する請
    求項3記載のデータ記録装置。
  5. 【請求項5】前記第1の検出手段は、式1により前記デ
    ータファイルの分割の度合いDを検出する請求項1記載
    のデータ記録装置。 【数1】 D=F/R ・・・(1) ただし、Fは前記データファイルの数、 Rは前記ブロックの数である。
  6. 【請求項6】前記第1の移動手段は、前記データファイ
    ルの分割の度合いDと所定のしきい値DTHL との関係
    が、D<DTHL の場合に前記ブロックを移動させる請求
    項5記載のデータ記録装置。
  7. 【請求項7】前記第2の検出手段は、式2により前記空
    き領域の分散の度合いEを検出する請求項3記載のデー
    タ記録装置。 【数2】 E = L/(R+1) ・・・(2) ただし、Lは前記空き領域の数、 Rは前記ブロックの数である。
  8. 【請求項8】前記第2の移動手段は、前記空き領域の分
    散の度合いEと、所定のしきい値E THL との関係が、E
    >ETHL の場合に前記ブロックを移動させる請求項5記
    載のデータ記録装置。
  9. 【請求項9】データファイルの記録位置を、当該データ
    ファイルのファイル名と、各ブロックの先頭記録位置を
    示すデータおよび大きさを示すデータと、前記各ブロッ
    ク間のリンクを示すデータとを有するファイル管理デー
    タを用いて管理する工程と、 前記ファイル管理データより得られる前記ブロックの数
    に基づいて、前記データファイルの分割の度合いを検出
    する工程と、 前記検出結果に基づき、当該検出されたデータファイル
    の分割の度合いに応じて、互いにデータの内容が連続す
    るブロック同士が連続した位置に記録されるように前記
    ブロックを移動させる工程と、 前記移動に応答し、該移動された後の各ブロックの位置
    に基づいて前記ファイル管理データを更新する工程とを
    有するデータ管理方法。
  10. 【請求項10】記録媒体上の空き領域の位置を、各空き
    領域の先頭記録位置を示すデータおよび大きさを示すデ
    ータと、前記各空き領域間のリンクを示すデータとを有
    する空き領域管理データを用いて管理する工程と、 前記空き領域管理データより得られる前記空き領域の数
    と前記ファイル管理データより得られる前記ブロックの
    数に基づいて、前記空き領域の分散の度合いを検出する
    工程と、 前記検出結果に基づき、当該検出された空き領域の分散
    の度合いに応じて、前記各ブロックが互いに隣接した位
    置に記録されるように前記各ブロックを移動させる工程
    とをさらに有する請求項9記載のデータ管理方法。
JP08663496A 1995-04-10 1996-04-09 データ記録装置およびデータ管理方法 Expired - Fee Related JP3421898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08663496A JP3421898B2 (ja) 1995-04-10 1996-04-09 データ記録装置およびデータ管理方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8411295 1995-04-10
JP7-84112 1995-04-10
JP08663496A JP3421898B2 (ja) 1995-04-10 1996-04-09 データ記録装置およびデータ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08339318A true JPH08339318A (ja) 1996-12-24
JP3421898B2 JP3421898B2 (ja) 2003-06-30

Family

ID=26425187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08663496A Expired - Fee Related JP3421898B2 (ja) 1995-04-10 1996-04-09 データ記録装置およびデータ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3421898B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0903743A2 (en) * 1997-09-17 1999-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Video data editing apparatus and computer-readable recording medium storing an editing program
JP2001297031A (ja) * 2000-02-22 2001-10-26 Hewlett Packard Co <Hp> 記録媒体の断片化解消方法及びその方法を施行するコンピュータ・プログラム製品
JP2002342132A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置及び記録再生方法
JP2003303054A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Hitachi Ltd 計算機システム、記憶装置及び記憶装置運用監視方法
JP2004505554A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 オープンティブイ・インコーポレーテッド 前に放送された内容を番組の録画に組み込むシステムおよび方法
US7401174B2 (en) 2003-12-16 2008-07-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. File system defragmentation and data processing method and apparatus for an information recording medium
EP2034413A3 (en) * 2007-09-10 2009-05-20 Sony Corporation Information processing apparatus, recording method, and computer program
JP2010535375A (ja) * 2007-08-01 2010-11-18 エヌエックスピー ビー ヴィ Mifareメモリをデフラギングするモバイル通信装置及び方法
JP2013105342A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Fujitsu Ltd データ管理方法及びデータ管理システム
JP2014517971A (ja) * 2011-05-25 2014-07-24 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション データのデフラグに対する要求に応答するための方法、データ・ストレージ・システム及びプログラム
WO2015145667A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 株式会社日立製作所 ストレージシステム

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999014756A3 (en) * 1997-09-17 1999-07-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd Video data editing apparatus and computer-readable recording medium storing an editing program
EP0903743A3 (en) * 1997-09-17 1999-07-14 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Video data editing apparatus and computer-readable recording medium storing an editing program
US6330392B1 (en) 1997-09-17 2001-12-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Video data editing apparatus and computer-readable recording medium storing an editing program
EP0903743A2 (en) * 1997-09-17 1999-03-24 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd Video data editing apparatus and computer-readable recording medium storing an editing program
JP4669616B2 (ja) * 2000-02-22 2011-04-13 ヒューレット・パッカード・カンパニー 記録媒体の断片化解消方法及びその方法を施行するコンピュータ・プログラム製品
JP2001297031A (ja) * 2000-02-22 2001-10-26 Hewlett Packard Co <Hp> 記録媒体の断片化解消方法及びその方法を施行するコンピュータ・プログラム製品
JP2004505554A (ja) * 2000-08-02 2004-02-19 オープンティブイ・インコーポレーテッド 前に放送された内容を番組の録画に組み込むシステムおよび方法
JP2002342132A (ja) * 2001-05-11 2002-11-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 記録再生装置及び記録再生方法
WO2002101556A1 (fr) * 2001-05-11 2002-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Appareil d'enregistrement/reproduction et procede d'enregistrement/reproduction
CN100345121C (zh) * 2001-05-11 2007-10-24 松下电器产业株式会社 记录重放装置及记录重放方法
JP2003303054A (ja) * 2002-04-08 2003-10-24 Hitachi Ltd 計算機システム、記憶装置及び記憶装置運用監視方法
US7401174B2 (en) 2003-12-16 2008-07-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. File system defragmentation and data processing method and apparatus for an information recording medium
JP2010535375A (ja) * 2007-08-01 2010-11-18 エヌエックスピー ビー ヴィ Mifareメモリをデフラギングするモバイル通信装置及び方法
EP2034413A3 (en) * 2007-09-10 2009-05-20 Sony Corporation Information processing apparatus, recording method, and computer program
US8750679B2 (en) 2007-09-10 2014-06-10 Sony Corporation Information processing apparatus, recording method, and computer program
JP2014517971A (ja) * 2011-05-25 2014-07-24 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション データのデフラグに対する要求に応答するための方法、データ・ストレージ・システム及びプログラム
JP2013105342A (ja) * 2011-11-14 2013-05-30 Fujitsu Ltd データ管理方法及びデータ管理システム
WO2015145667A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 株式会社日立製作所 ストレージシステム
JPWO2015145667A1 (ja) * 2014-03-27 2017-04-13 株式会社日立製作所 ストレージシステム
US10649691B2 (en) 2014-03-27 2020-05-12 Hitachi, Ltd. Storage system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3421898B2 (ja) 2003-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5819290A (en) Data recording and management system and method for detecting data file division based on quantitative number of blocks
CN100423113C (zh) 记录介质、记录装置和记录方法
US5864655A (en) Managing removable media in raid and rail environments
US5442611A (en) Method of recording information on record medium having data record region and file management information record region
JP2646399B2 (ja) 追記型ボリュームを能率的に管理する方法及び装置
JP5785484B2 (ja) テープ媒体に格納されたデータのアクセス・シーケンスを決定するための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム
JPH04141867A (ja) ファイル管理方法
RU2000126903A (ru) Носитель записи, записывающее устройство и система записи/воспроизведения
RU2005134022A (ru) Носитель записи, имеющий структуру данных для управления, по крайней мере, областью данных носителя записи, и способы и устройства записи и воспроизведения
JP3421898B2 (ja) データ記録装置およびデータ管理方法
JP3762203B2 (ja) コンパクトディスクメディアのデータの読み書き方法
KR100292700B1 (ko) 라이브러리내화일의관리방법및라이브러리용서버장치
JP2001243095A (ja) 記録装置とデータ管理方法
JP4211563B2 (ja) 再生記録装置
JP4079244B2 (ja) 追記型記憶媒体ボリュームの再編成処理方法
JP4470270B2 (ja) 記録再生装置、ファイル管理方法
JPH03217972A (ja) ファイル検索装置
KR20030061948A (ko) 정보 저장 장치 및 그를 이용한 파일 관리 방법
JPH09251407A (ja) 記憶領域管理方法及び記憶装置
JPH01236488A (ja) 書換可能型光ディスク管理システム
US20050220442A1 (en) Data recording and reproducing apparatus, data recording and reproducing method and recording medium
JPH0770194B2 (ja) 追記型記録媒体におけるデータ追記方法
JPH11316703A (ja) 光ディスクのデ―タ貯蔵方法
US20050232601A1 (en) Data recording and reproducing apparatus, data recording and reproducing method and recording medium
JP2005115696A (ja) ファイルアクセス方法及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080425

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120425

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130425

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees