JPH08338968A - プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ - Google Patents

プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ

Info

Publication number
JPH08338968A
JPH08338968A JP8100521A JP10052196A JPH08338968A JP H08338968 A JPH08338968 A JP H08338968A JP 8100521 A JP8100521 A JP 8100521A JP 10052196 A JP10052196 A JP 10052196A JP H08338968 A JPH08338968 A JP H08338968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
point
progressive multifocal
spectacle lens
axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8100521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3486049B2 (ja
Inventor
Francoise Ahsbahs
アスバ フランソワ
Thierry Baudart
ボダール テリー
Saux Gilles Le
ル ソー ジレ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EssilorLuxottica SA
Original Assignee
Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Essilor International Compagnie Generale dOptique SA filed Critical Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
Publication of JPH08338968A publication Critical patent/JPH08338968A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3486049B2 publication Critical patent/JP3486049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power
    • G02C7/063Shape of the progressive surface
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02CSPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
    • G02C7/00Optical parts
    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses
    • G02C7/06Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses bifocal; multifocal ; progressive
    • G02C7/061Spectacle lenses with progressively varying focal power

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 近用視野領域の外側の縦方向の行程を可能に
しながら、遠用視野領域で優れた性能を与え、中間視野
領域で穏やかなプログレションを与え、近用視野領域の
良好な幅を与えるプログレシブ多重レンズを提供する。 【解決手段】 遠用視野領域は、レンズの幾何学的中心
で交差する2本の半線により定まる145°以上の角度
の上向き角度セクタを備え、その中の全ての点がA/2
ディオプトリ以下のシリンダを有し、中間視野領域の穏
やかさと近用視野領域の相対幅に拘束を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠用視野領域、近
用視野領域、中間視野領域、前記3つの領域を通過する
プログレション(progression)の主メリジアン(main mer
idian of progression 、主子午線) 、及びフィッティ
ングセンタ(fitting center)を備え、近用視野領域にお
ける制御点と遠用視野領域における制御点との間の平均
球面値(mean sphere)における変化として定義される度
数追加ファクタA(a power additionfactor A) を有す
るプログレシブ多重焦点眼鏡用レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】フランス特許第2,699,294 号は、本明細
書に参考として取り込まれており、その導入部分でプロ
グレシブ多重焦点眼鏡用レンズ(プログレションの主メ
リジアン、遠用視野領域、近用視野領域、その他)の様
々な要素が、眼鏡着用者の快適性を改善するために本出
願人により行われた仕事とともに記載されている。
【0003】本出願人は、したがって、プログレシブ多
重レンズの快適性を改善しながら又そのために、長視
(老)眼鏡の視覚的要求を満足させるという観点から、
プログレションの主メリジアンの形状を、度数追加ファ
クタAの関数として採用する事を提案した(フランス特
許第2,683,642 号参照) 。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】既存のレンズは、とり
わけ周辺視覚の欠陥を減少させるために、そして着用者
の快適性を増大させるために、さらに改良することがで
きる。ところが、プログレシブ多重焦点レンズは、ダイ
ナミックな視覚の問題、即ち眼鏡の遠用視野領域と近用
視野領域を縦方向に見るときの問題により、しばしば不
便である。
【0005】本発明は、従来のレンズの不利益を克服
し、近用視野領域の外側の縦方向の行程を可能にしなが
ら、遠用視野領域において優れた性能を与え、中間視野
領域において穏やかなプログレションを与え、近用視野
領域の良好な幅を与えるプログレシブ多重レンズを提供
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠用視野領
域、近用視野領域、中間視野領域、前記3つの領域を通
過するプログレションの主メリジアン、及びフィッティ
ングセンタを備え、近用視野領域における制御点と遠用
視野領域における制御点との間の平均球面値における変
化として定義される度数追加ファクタAを有するプログ
レシブ多重焦点眼鏡用レンズにおいて、前記遠用視野領
域、近用視野領域、及び中間視野領域の限界はA/2に
等しい値の等シリンダ線により定められており、前記遠
用視野領域は145°以上の総合角度αを持つ少なくと
も1つの角度セクタを備えており、前記中間視野領域内
で、前記プログレションの主メリジアンに沿う各点にお
いて次の関係: p(y)・LP /1A/2 (y)<λA が保持され、ここで、p(y)はy軸上の点yにおける
平均球面の勾配であり、Lpはプログレションの長さで
あり、1A/2 (y)はy軸上の点yにおける中間視野領
域の幅であり、λは0.125mm-1と0.15mm-1
の間の値であり、レンズの前記フィッティングセンタの
18mm下のy軸上の点において、次の関係: 1A/2 ・AVP/CVP>14mm が保持され、ここで、1A/2 は近用視野領域の幅であ
り、AVPは前記フィッティングセンタの下18mmの前
記プログレションの主メリジアン上の点における平均球
面値と前記フィッティングセンタにおける平均球面値と
の差に等しい、相対的度数追加であり、CVPは前記レン
ズの表面全体に延びる水平セグメントの最大シリンダで
ある、プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズを提供する。
【0007】好ましい実施例においては、λの値は0.
14mm-1の大きさである。好ましい実施例によれば、
前記角度セクタを定める半線が前記レンズの幾何学的中
心で交差しており、前記角度セクタの2等分線は垂直と
5°より小さい角度、好ましくは2°より小さい角度を
なしている。A/2に等しい値の等シリンダ線は、前記
角度セクタを定めている半線に対して漸近的である。
【0008】好ましい特徴によれば、前記プログレショ
ンの長さLpは前記フィッティングセンタと度数追加フ
ァクタが最大の85°である前記近用視野領域内の点と
の間の垂直距離であり、フィッティングセンタはレンズ
の幾何学的中心の4mm上に配置されている。好ましく
は、次の関数: p(y)・Lp/1A/2 (y) でグラフィックに表される曲線がベル形を有し、その凹
面は下方に向かっており、ここで、p(y)はy軸上の
点yにおける平均球面の勾配であり、Lpはプログレシ
ョンの長さであり、1A/2 (y)はy軸上の点yにおけ
る中間視野領域の幅である。
【0009】好ましくは、前記レンズの最大シリンダ
は、水平セグメントにわたって、且つ前記レンズの幾何
学的中心から20mmより少ない距離に配置された前記
レンズ上の点に対して計算される。本発明のさらに他の
特徴及び利益は、添付の図面を参照して例示される本発
明の好ましい実施例の記載からより明瞭となろう。
【0010】
【発明の実施の形態】明細書全体を通じて、図1に示し
た座標の直交システムが採用されており、x軸はレンズ
の水平軸に対応し、y軸は垂直軸に対応している。図1
から図8は、直径が40mmの値に限定された、様々な
レンズの光学特性を示している。本発明の一実施例を図
3から図8を参照して説明する。
【0011】図1はプログレシブ多重焦点レンズの正面
図である。レンズ1は図1に示すように非球面Sと、さ
らに、球状、トロイダル、又は非球状の面とを有する。
図1において、太線はレンズの主メリジアンMM’であ
り、遠用視野制御点Lと近用視野制御点Pの位置が示さ
れている。通常は、レンズ1は遠用視野領域VLをその
上側に含み、近用視野領域VPをその下側に含んでお
り、中間視野領域VIはそれら2つの中間にある。図1
に於ける点Oはレンズ1の幾何学的中心である。
【0012】レンズの主メリジアンMM’は基本的に3
つのセグメントからなっており、その第1はレンズの頂
部から実質的に垂直に下がって延びており、遠用視野制
御点Lを通って、フィッティングセンタとして知られ、
遠用視野制御点Lと幾何学的中心Oとの間に配置された
点CMに向けて下がる。第2のセグメントは点CMから
鼻に最も近いレンズの側に向けて斜めに延びており、第
3のセグメントは第2のセグメントの終点Cから出発し
て、近用視野制御点Pを通過する。これら3つのセグメ
ントの間の相対角度は、本出願人による米国特許第5,27
0,745 号に記載されているように、度数追加ファクタA
の関数として且つ遠用視野度の関数として、好都合に変
化する。
【0013】非球面S上のすべての点において、平均球
面値(mean sphere)Dは次の式により定義される。 D=(n−1)(1/R1 +1/R2 )/2 ここでR1 及びR2 は最大及び最小の曲率半径をメ─ト
ルで表したもの、nはレンズを構成する材料の屈折率で
ある。
【0014】所与のレンズに対して、度数追加ファクタ
Aは遠用視野制御点Lと近用視野制御点Pとの間の平均
球面値の変動量に等しい。レンズのシリンダ又は面非点
収差Cはやはり次の式によって定義される。 C=(n−1)|1/R1 −1/R2 | 同一の平均球面値を有する面上の点の、幾何学的中心O
においてプログレション表面に接する平面上への射影に
より構成される線は、等球線(lines of isosphere)と称
し、同一のシリンダ値を有する面上の点の前記平面への
射影により構成される線は、等シリンダ線(lines of is
ocylinder)と称する。
【0015】本発明により、度数追加ファクタAのレン
ズに対して、A/2ディオプトリの平均シリンダを持つ
点を接続する等シリンダ線は、実質的に遠用視野領域、
中間視野領域、及び近用視野領域を定める。換言すれ
ば、等シリンダ線A/2はレンズの上側部分において遠
用視野領域を規定し、レンズの中間部分において中間視
野領域を規定し、そして、最後に、レンズの下側部分に
おいて近用視野領域を規定する。度数追加ファクタから
独立な絶対的限界を採用した従来技術における規定と比
較すると、この規定は眼鏡着用者により実際に感知され
るときのリアリティによりよく対応している。
【0016】従来のレンズにおいては、そして特に本出
願人により提供されたものにおいては、主メリジアンを
取り囲む領域における視野は完全に満足できる。本発明
はレンズの表面の特性に関する新たなデフィニション(d
efinition)を考察すべきことを提案する。この新たなデ
フィニションにより、近用視野領域と遠用視野領域の間
の中間視野領域における穏やかさとともに、眼鏡着用者
により近用視野領域において知覚されるレンズ性能を向
上させることができる。この新たなデフィニションはし
たがって、眼鏡着用者にとって快適な拡張された遠用視
野領域を保持する。
【0017】本発明によるレンズの後面は着用者の特別
の要求にレンズを適合させるために採用されており、こ
の後面は球面、トロイダル面又は非球面であり得る。本
発明により、遠用視野領域VLはレンズの幾何学的中心
Oで分かれている2本の半線により規定される少なくと
も1つの角度セクタ(angular sector)を備えている。こ
れらの半線は角度幅αの上に向かう角度セクタを形成
し、この角度セクタの内側、及び本発明による遠用視野
領域のデフィニションを持つ線内では、全ての点はA/
2ディオプトリより小さいシリンダを有している。度数
追加ファクタAの全ての値に対して、角度αは145°
より大きいことが好都合である。
【0018】好ましくは、前記2つの半線により形成さ
れた角度セクタを(内部で)2等分する線は、度数追加
ファクタのすべての値に対して、実質的に垂直である。
より正確には、2つの半線の2等分線は垂直に対して好
ましくは5°より小さい角度をなし、好ましい実施例に
おいては、この角度は2°より小さい。さらに、A/2
ディオプトリの等シリンダ線(isocylinder lines) は角
度セクタを規定している半線に対して漸近的であること
が好都合であり、一方がレンズの幾何学的中心からその
周辺に向かって離れると、A/2ディオプトリの等シリ
ンダ線は次第に半線に近づく。量的には、レンズの幾何
学的中心Oから10mm以上離れた点で構成されるレン
ズの部分に対して、A/2ディオプトリの等シリンダ線
と対応する半線との間の距離は2mmより小さい。
【0019】本発明は、メリジアンに沿う平均球面の勾
配を考慮にいれたプログレションの相対的緩やかさの基
準と、プログレションの長さと、中間視野領域の幅とを
利用して、レンズの中央部におけるA/2ディオプトリ
の等シリンダの位置に関してある拘束を与える。前記勾
配を表す適切な関数pを得るために、上記で定義した平
均球面値Dは各点(x,y)に関連する関数であると仮
定すると、平均球面の勾配は平均球面の勾配のユ─クリ
ッドノルムに等しくなる。これにより、関数pをy軸の
値y0 に関連する関数として定義でき、メリジアン上の
その点における平均球面の勾配の値p(y0)は上記y軸
値y0 を有している。この関数p(y)は以下で、メリ
ジアンに沿う平均球面の勾配をレンズ上のy軸に関係付
ける基準DVIの為に使用される。
【0020】プログレションの長さは以下のようにして
定められる。プログレシブレンズのフィッティングセン
タCMは、レンズを正確にフレームに嵌めるために光学
者によって採用されたレンズの点に対応している。この
フィッティングセンタCMはレンズの表面と着用者が水
平方向を見るときの着用者の視線との間の交点に対応し
ている。本出願人により製造されたレンズにおいて、こ
のフィッティングセンタCMはレンズの幾何学的中心の
およそ4mm上に配置されている。プログレションの長
さ(以下、Lpと称する)はフィッティングセンタCM
と全度数追加値の85%に達する近用視野制御点Pとの
間の垂直距離に等しい。この長さLpは、全てのレンズ
において、中間視野領域を通る垂直距離を表す。
【0021】中間視野領域の幅、即ちA/2等シリンダ
線における水平幅1A/2 (y)は、所与のy軸値に対す
る2本のA/2等シリンダ線のx軸値の差である。これ
ら3つの値により、任意のレンズに対して、中間視野領
域におけるプログレションの相対的穏やかさを表すy軸
値の関数が定義できる。この関数DVI(y)は平均球面
p(y)の勾配にプログレションの長さLpと中間視野
領域(又は水平距離)1A/2 (y)との比を乗じた積に
等しく、次のように表される。
【0022】 DVI(y)=p(y)・Lp/1A/2 (y) この関数は、着用者が中間視野領域において経験する光
学的な性質を表す。本発明により、中間視野領域はプロ
グレションDVIの相対的な穏やかさの値を最小化するよ
うに定められる。関数DVI(y)のグラフィックな形状
はベル形であり、その最大値は度数追加ファクタに比例
する値より小さいことが好都合である。より正確には、
関数DVI(y)の最大値は、度数追加ファクタAに係数
λを乗じた積λAより小さい。この係数λの値は0.1
25mm-1から0.15mm-1の範囲にあり、好ましく
は0.14mm-1の大きさである。
【0023】中間視野領域におけるA/2等シリンダ線
は、DVI(y)を管理するこれらの条件を満たすように
定められる。本発明は、メリジアンに沿う相対的度数追
加ファクタを考慮した近用視野相対幅基準LRVP、近用
視野領域の幅(A/2等シリンダ線における水平幅)、
及び近用視野領域の外側のシリンダの最大値を用いて、
レンズの下側におけるA/2等シリンダ線の位置に対し
て拘束を与えることを提案する。この相対的幅基準は、
y軸上の所与の値に対して、フィッティングセンタCM
の下18mmに定められる。本出願人のレンズにおいて
は、このy軸値は近用視野制御点Pに対応している。
【0024】相対的な度数追加ファクタAVPは、プログ
レションMM’の主メリジアンに沿って考えられる、フ
ィッティングセンタCMの下18mmのy軸値における
平均球面値と、フィッティングセンタCMにおける平均
球面値との差として定義される。フィッティングセンタ
CMの下18mmのy軸値において、A/2等シリンダ
線の間の水平幅1A/2 が測定され、これは近用視野領域
の幅に対応しており、2つのA/2等シリンダ線上の2
つの点のx軸値の間の距離に等しく、そのy軸値はフィ
ッティングセンタCMのそれより18mm下である。
【0025】最後に、y軸上のy=−14mm(フィッ
ティングセンタCMの下18mm)において、幾何学的
中心から20mmより小さい(20mmはレンズの有用
な半径である)全ての点を含む水平セグメントにわたる
最大シリンダCVPが測定される。x軸値については、モ
ヂュールの観点から、x軸値が√202 −142 =1
4.3mmより小さい点を考える。換言すれば、考察さ
れたことは、レンズの全幅にわたりフィッティングセン
タCMの18mm下の最大シリンダであり、近用視野領
域の限界をも越えている。近用視野の相対的幅は次のよ
うに定義される。
【0026】LRVP=1A/2 ・AVP/CVP この相対的幅は近用視野領域の幅を表すのみならず、そ
の近用視野領域の外側のレンズのプログレションの穏や
かさをも表す。本発明によれば、近用視野領域は、近用
視野の相対的幅の値LRVPを最大にするように定められ
る。これは、度数追加ファクタの全ての値に対して、1
4mmの大きさの値より大きいことが好都合である。A
/2等シリンダ線は近用視野領域内で決定されるのでこ
件は満足される。
【0027】図2において、中間視野領域におけるプロ
グレションの相対的穏やかさの関数DVIが、x軸値を正
規化した後に、様々な度数追加ファクタに対してプロッ
トされている。近用視野制御点Pとフィッティングセン
タCMがy軸上の異なる点に配置されているレンズを容
易に比較するために、図2上でx軸値は正規化されてい
る。したがって、関数DVI(y)のグラフィックな表示
をyの関数として直接プロットしたのではなく、パラメ
ータtの関数としてプロットした。ここで、 t=g(y)=A(y)/AT であり、その中で、A(y)はyの値に対するプログレ
ションの主メリジアン上の点とフィッティングセンタC
Mとの間の平均球面値における差であり、AT はフィッ
ティングセンタCMと、フィッティングセンタCMの下
のプログレションの主メリジアンに沿う近用視野制御点
VPとの間の平均球面値における差である。
【0028】パラメータtは範囲[0,1]にわたって
変化し、図2において、関数h(t)は、 h(t)=DVI[g-1(t)] で表されている。図2は図3、図4、図5、図6、図7
及び図8におけるレンズに対応する1、2、及び3ディ
オプトリの度数追加ファクタに対するh1(t)、h2(t)、
及びh3(t)のプロットをそれぞれ示す。これらの曲線の
各々は、0.14にAを乗じた値、即ち0.14×1,
0.14×2,0.14×3ディオプトリ.mm-1より
充分小さい、0.11,0.275及び0.372ディ
オプトリ.mm-1、で最大のベル形で明瞭に定められて
いる。
【0029】従来のレンズのファミリーに対する対応曲
線ha(t), hb(t), hc(t)もやはり、1、2、及び3ディ
オプトリの度数追加ファクタに対して示されている。こ
れらの3つの曲線はベル形であるが、それらの最大は上
記した0.14、0.28及び0.42ディオプトリm
-1(0.14×A)より実質的に上にある。図3から
図8はプログレションの主メリジアンと平均球面値及び
シリンダの等レベル線を示す、本発明によるレンズの正
面図である。図3と図4、図5と図6、及び図7と図8
の線はそれぞれ、例として与えられた、1、2、及び3
ディオプトリの度数追加ファクタに対応している。
【0030】図3及び図4は1ディオプトリの度数追加
ファクタに対応している。図3において、図1からの要
素が再び示されている。更に、フィッティングセンタC
Mが図3上に示されており、等球線が示されている。図
3における等球線は2、3、4、5であり、それぞれ遠
用視野制御点Lにおける平均球面値に等しい平均球面を
示しており、それぞれ0.25,0.5,0.75ディ
オプトリの大きさである。
【0031】同様に、図4において、図1及び図3にお
ける要素が再び等シリンダ線の追加を伴って再生されて
いる。シリンダはすべて、プログレションの主メリジア
ンに沿って低いので、シリンダの各値に対して2つの等
シリンダ線がある。図4における等シリンダ線は、0.
25,0.5,0.75又は1.0ディオプトリにそれ
ぞれ対応している線6及び6’、7及び7’、8及び
8’、9及び9’である。
【0032】上記のように、近用視野領域VPの限界
は、A/2=0.5ディオプトリに等しい等シリンダの
線7及び7’のレンズの上側部分により構成される。図
4に見られるように、遠用視野領域VLは2つの半線1
0及び10’により規定される角度セグメントを備えて
いる。これら2つの半線の間の角度αは149.6°の
大きさを有し、半線10’は水平線と15°の大きさの
角度をなしている。角度βは0.2°の大きさを有し、
2°より充分に小さい。図4に見られるように、A/2
=0.5ディオプトリの等シリンダ線は半線10及び1
0’に対して漸近的である。図2において正規化された
曲線h1 (t)によって表されている中間視野領域DV1
(Y)におけるプログレションの相対的な穏やかさは本
発明の条件をよく満たしている。最後に、近用視野に対
する相対的な幅LRVPは14mmより大きい14.1m
mの値を有する。
【0033】図5は2ディオプトリの度数追加ファクタ
に対する図3と類似の図であり、図5において、遠用視
野制御点Lにおける球より高い平均等球値0,0.5,
1及び1.5ディオプトリの線15、16、17、18
が示されている。図6は2ディオプトリの度数追加ファ
クタに対する、言い換えれば図5におけるレンズに対す
る図4と類似の図である。図6において、0.5,1,
1.5,及び2ディオプトリの等シリンダに対する線2
0及び20’、21及び21’、23及び23’が示さ
れている。図3及び4におけるレンズと同様に、近用視
野領域(レンズの上側におけるA/2=1の等シリン
ダ)は、151°の総合角度αを持つレンズの幾何学的
中心で交差する、2つの半線24、24’によって規定
される少なくとも1つのセグメントを備えている。
【0034】半線24’は水平線と14.5°の大きさ
の角度をなしており、半線24は水平線と14.5°の
大きさの角度をなしている。角度βはここでは0°であ
り2°より充分に小さい。図6においてわかるように、
A/2=1ディオプトリの等シリンダ線21及び21’
は半線24及び24’に対して漸近的である。図2にお
いて正規化された曲線h2 (t)によって表されている
中間視野領域DV1(Y)におけるプログレションの相対
的な穏やかさは本発明の条件をよく満たしている。最後
に、近用視野LRVPに対する相対的な幅は14mmより
大きい16.5mmの値を有する。
【0035】図7は3ディオプトリの度数追加ファクタ
に対する、図3と類似の図である。図7において、図3
におけるものと同一の要素、特に、遠用視野制御点Lに
おける球より大きい0、0.5、1、1.5、2、及び
2.5ディオプトリの平均等球にそれぞれ対する線3
0、31、32、33、34、及び35が見られる。図
8は3ディオプトリの度数追加ファクタに対する、言い
換えれば図7におけるレンズに対する図4と類似の図で
ある。図8において、0.5,1,1.5,2、2.5
及び3ディオプトリの等シリンダ値に対する線40及び
40’、41及び41’、42及び42’、43及び4
3’、44及び44’、45及び45’が見られる。図
3、図4、図5、及び図6におけるレンズと同様に、近
用視野領域(レンズの上側におけるA/2=1.5の等
シリンダ)は、145°の角度αをなし、幾何学的中心
で交差する、2つの半線46、46’によって規定され
る少なくとも1つのセグメントを備えている。
【0036】半線46’は水平線と16°の大きさの角
度をなしており、半線24は水平線と19°の大きさの
角度をなしている。角度βはここでは1.5°の値を有
し、2°より充分に小さい。図2において正規化された
曲線h3 (t)によって示されている中間視野領域DV1
(Y)におけるプログレションの相対的な穏やかさは本
発明の条件を満足できる仕方で満たしている。最後に、
近用視野に対する相対的な幅LRVPは14mmより大き
い15.1mmの値を有する。
【0037】本発明による様々なレンズの提供を可能に
する様々な特性について次に記載する。レンズの表面
は、それ自体は知られている仕方で分かるように、連続
的に3回微分可能である。そのファミリーのレンズの各
々に対して、プログレションの主メリジアンが定められ
る。この為に、本願に参考として取り込まれた上記フラ
ンス特許第2683642号の教示を用いることが好都
合である。本発明の教示を適用するために、任意の他の
定義を用いることも可能である。
【0038】遠用視野領域(レンズの上側におけるA/
2等シリンダ)が、レンズの幾何学的中心で交差し、少
なくとも145°の角度をなす2本の半線により定めら
れる角度セクタをカバーすることを要求することによ
り、拘束が固定される。このセクタの2等分線は垂直と
最大で2°の角度をなすことが好都合である。A/2等
シリンダ線は、少なくとも、レンズの中心から10mm
と20mmの間の距離にある点における半線に対して漸
近的となっている。これら2本の半線の間のセクタにお
いて、シリンダはA/2ディオプトリより小さい。これ
らの値により、眼鏡着用者にとって優れた特性を提供す
る遠用視野領域のための大きさを提供することが可能に
なる。
【0039】必要であれば、そしてプログレションの主
メリジアンの選択の関数として、2本の半線の交差点は
レンズの幾何学的中心と異ならしめることができる。そ
の交差点はフィッティングセンタCMの位置に対応させ
るか、遠用視野制御点Lに対応させることができる。中
間視野領域DVIにおけるプログレションの相対的な穏や
かさが上記の条件を満たすことを要求することにより、
中間視野領域(レンズの中間点のA/2等シリンダ)に
対しても拘束が加えられる。
【0040】最後に、近用視野領域における相対的な幅
LRVPが上記の条件を満たすことを要求することによ
り、近用視野領域(レンズの下側部分におけるA/2等
シリンダ)に対して拘束が加えられる。こうして、直線
セグメントによるだけでなく、度数追加ファクタが高い
場合にも眼鏡着用者のために優れた性能を確保する機能
をも用いて、シリンダがA/2ディオプトリより低いレ
ンズの全体に対して領域が定められた。
【0041】本発明によるレンズを完全に定めるため
に、それ自体知られている最適プログラムにおける条件
を限定して、レンズ上の異なる点の高さのマップを得る
に際して、上記に列挙した拘束、又はそれらの一部のみ
が採用される。これにより、それ自体知られているプロ
セスを使用して、有機又は非有機材料を用いてレンズを
モールドするためのモールドを作成することが可能にな
る。一例として、1、2、及び3ディオプトリのパワー
をもつレンズを定めるために、図2、図4、図6及び図
8を参照して記載した条件を課することができる。これ
らの様々な条件はレンズの表面を決定することを可能に
する。
【0042】明らかに、本発明はこれらの例に限定され
ない。こうして、とりわけ、非球面が眼鏡着用者に向け
られた面となり得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】プログレシブ多重焦点レンズの正面模式図であ
る。
【図2】中間視野領域における様々な度数追加ファクタ
に対する相対的なプログレションの穏やかさを、x軸値
を正規化して表示する、関数DV1のグラフを示す。
【図3】1ディオプトリの度数追加ファクタを有し、主
子午線と、同一平均球面値を持つ点を接続する線を示
す、本発明によるレンズの正面図である。
【図4】1ディオプトリの度数追加ファクタを有し、主
子午線と、同一シリンダ値を持つ点を接続する線を示
す、本発明によるレンズの正面図である。
【図5】2ディオプトリの度数追加ファクタに対する、
図3と同様な図である。
【図6】2ディオプトリの度数追加ファクタに対する、
図4と同様な図である。
【図7】3ディオプトリの度数追加ファクタに対する、
図3と同様な図である。
【図8】3ディオプトリの度数追加ファクタに対する、
図4と同様な図である。
【符号の説明】
1…プログレシブ多重焦点レンズ 2、3、4、5…等球線 6、7、8、9…等シリンダ線 10、10’…半線 VL…遠用視野領域 VP…近用視野領域 VI…中間視野領域 MM’…プログレションの主メリジアン CM…フィッティングセンタ P…近用視野領域における制御点 L…遠用視野領域における制御点
フロントページの続き (72)発明者 ジレ ル ソー フランス国,75012 パリ,ブールバール ドゥ ラ バスティレ 42

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠用視野領域、近用視野領域、中間視野
    領域、前記3つの領域を通過するプログレションの主メ
    リジアン、及びフィッティングセンタを備え、近用視野
    領域における制御点と遠用視野領域における制御点との
    間の平均球面値における変化として定義される度数追加
    ファクタAを有するプログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ
    において、 前記遠用視野領域、近用視野領域、及び中間視野領域の
    限界はA/2に等しい値の等シリンダ線により定められ
    ており、 前記遠用視野領域は145°以上の総合角度αを持つ少
    なくとも1つの角度セクタを備えており、 前記中間視野領域内で、前記プログレションの主メリジ
    アンに沿う各点において次の関係: p(y)・LP /1A/2 (y)<λA が保持され、ここで、 p(y)はy軸上の点yにおける平均球面の勾配であ
    り、 Lpはプログレションの長さであり、 1A/2 (y)はy軸上の点yにおける中間視野領域の幅
    であり、 λは0.125mm-1と0.15mm-1の間の値であ
    り、 レンズの前記フィッティングセンタの18mm下のy軸
    上の点において、次の関係: 1A/2 ・AVP/CVP>14mm が保持され、ここで、 1A/2 は近用視野領域の幅であり、 AVPは前記フィッティングセンタの下18mmの前記プ
    ログレションの主メリジアン上の点における平均球面値
    と前記フィッティングセンタにおける平均球面値との差
    に等しい、相対的度数追加ファクタであり、 CVPは前記レンズの表面全体に延びる水平セグメントの
    最大シリンダである、プログレシブ多重焦点眼鏡用レン
    ズ。
  2. 【請求項2】 前記係数λは0.14mm-1の大きさの
    値を有する、請求項1記載のプログレシブ多重焦点眼鏡
    用レンズ。
  3. 【請求項3】 前記角度セクタを定める半線が前記レン
    ズの幾何学的中心で交差している、請求項1記載のプロ
    グレシブ多重焦点眼鏡用レンズ。
  4. 【請求項4】 前記角度セクタの2等分線は垂直と5°
    より小さい角度をなしている、請求項1記載のプログレ
    シブ多重焦点眼鏡用レンズ。
  5. 【請求項5】 前記角度セクタの2等分線は垂直と2°
    より小さい角度をなしている、請求項1記載のプログレ
    シブ多重焦点眼鏡用レンズ。
  6. 【請求項6】 A/2に等しい値の前記等シリンダ線は
    前記角度セクタを定めている前記半線に対して漸近的で
    ある、請求項1記載のプログレシブ多重焦点眼鏡用レン
    ズ。
  7. 【請求項7】 前記プログレションの長さLpは前記フ
    ィッティングセンタと度数追加ファクタが最大の85°
    である前記近用視野領域内の点との間の垂直距離であ
    る、請求項1記載のプログレシブ多重焦点眼鏡用レン
    ズ。
  8. 【請求項8】 前記フィッティングセンタは前記レンズ
    の幾何学的中心の4mm上に配置されている、請求項7
    記載のプログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ。
  9. 【請求項9】 次の関数: p(y)・Lp/1A/2 (y) でグラフィックに表される曲線がベル形を有し、その凹
    面は下方に向かっており、ここで、 p(y)はy軸上の点yにおける平均球面の勾配であ
    り、 Lpはプログレションの長さであり、 1A/2 (y)はy軸上の点yにおける中間視野領域の幅
    である、請求項1記載のプログレシブ多重焦点眼鏡用レ
    ンズ。
  10. 【請求項10】 前記レンズの最大シリンダは、水平セ
    グメントにわたって、且つ前記レンズの幾何学的中心か
    ら20mmより少ない距離に配置された前記レンズ上の
    点に対して計算される、請求項1記載のプログレシブ多
    重焦点眼鏡用レンズ。
JP10052196A 1995-04-21 1996-04-22 プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ Expired - Lifetime JP3486049B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9504800 1995-04-21
FR9504800A FR2733328B1 (fr) 1995-04-21 1995-04-21 Lentille ophtalmique multifocale progressive

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08338968A true JPH08338968A (ja) 1996-12-24
JP3486049B2 JP3486049B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=9478340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10052196A Expired - Lifetime JP3486049B2 (ja) 1995-04-21 1996-04-22 プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5719658A (ja)
EP (1) EP0738911B1 (ja)
JP (1) JP3486049B2 (ja)
CN (1) CN1083990C (ja)
AT (1) ATE207210T1 (ja)
AU (1) AU700135B2 (ja)
BR (1) BR9601580A (ja)
CA (1) CA2174398C (ja)
DE (1) DE69615900T2 (ja)
ES (1) ES2165479T3 (ja)
FR (1) FR2733328B1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2769999B1 (fr) * 1997-10-16 1999-12-31 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale
US6540354B2 (en) 1997-10-16 2003-04-01 Essilor International Multifocal ophthalmic lens
US6102544A (en) * 1997-10-16 2000-08-15 Essilor International Multifocal ophthalmic lens
FR2769998B1 (fr) * 1997-10-16 1999-12-31 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale
FR2769997B1 (fr) * 1997-10-16 1999-12-31 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale
FR2770000B1 (fr) * 1997-10-16 1999-12-31 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale
FR2754916B1 (fr) * 1997-10-20 1999-07-16 Nikon Corp Verre multifocal progressif
JP3605281B2 (ja) * 1998-03-18 2004-12-22 ペンタックス株式会社 累進多焦点レンズ
DE69836738T2 (de) 1998-10-16 2007-10-04 Essilor International Methode zur Herstellung eines Paars von multifokalen progressiven Brillenlinsen
EP1216432B1 (en) 1999-10-01 2009-03-04 Carl Zeiss Vision Australia Holdings Ltd. Progressive lens
JP4335488B2 (ja) * 1999-12-22 2009-09-30 エシロール アンテルナショナル 多焦点プログレッシブ眼鏡レンズ対
FR2809193B1 (fr) * 2000-05-16 2002-08-09 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive a variation de puissance rapide
ES2300337T3 (es) * 2000-04-25 2008-06-16 Rodenstock Gmbh Cristal de gafas progresivo con escaso efecto de balanceo.
FR2820516B1 (fr) * 2001-02-02 2003-05-16 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive a variation de puissance rapide
FR2820515B1 (fr) * 2001-02-02 2003-05-16 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive a variation de puissance rapide
FR2871248B1 (fr) * 2004-06-03 2006-09-08 Essilor Int Lentille ophtalmique
CN100445806C (zh) * 2004-06-17 2008-12-24 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 眼镜片
CN100445805C (zh) * 2004-11-27 2008-12-24 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 远视眼镜片
DE102005038859A1 (de) * 2005-08-17 2007-03-01 Rodenstock Gmbh Tool zur Berechnung der Performance von Gleitsichtgläsern
FR2946762B1 (fr) * 2009-06-10 2011-07-15 Essilor Int Realisation d'un verre de lunettes progressif personnalise en fonction d'une perception de flou
BR112015001132B1 (pt) * 2012-07-20 2021-12-28 Essilor International Método para processar um membro de lente óptica inacabado para a fabricação de uma lente óptica
CN102768414B (zh) * 2012-07-30 2013-09-25 上海理工大学 一种新型多光轴渐进多焦点镜片设计方法
US11092823B2 (en) 2017-09-18 2021-08-17 Indizen Optical Technologies of America, LLC Ophthalmic lens design incorporating a visual acuity profile
CN111290129B (zh) * 2020-03-31 2021-08-27 歌尔股份有限公司 瞳距调节装置及头戴设备

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2683642B1 (fr) * 1991-11-12 1994-01-14 Essilor Internal Cie Gle Optique Lentille ophtalmique multifocale progressive.
FR2699294B1 (fr) * 1992-12-11 1995-02-10 Essilor Int Lentille ophtalmique multifocale progressive.
EP0632308A1 (en) * 1993-06-29 1995-01-04 Nikon Corporation Progressive power lens

Also Published As

Publication number Publication date
ES2165479T3 (es) 2002-03-16
EP0738911A1 (fr) 1996-10-23
BR9601580A (pt) 1999-10-13
DE69615900T2 (de) 2002-04-25
CA2174398A1 (en) 1996-10-22
CN1160859A (zh) 1997-10-01
DE69615900D1 (de) 2001-11-22
FR2733328B1 (fr) 1997-06-13
US5719658A (en) 1998-02-17
JP3486049B2 (ja) 2004-01-13
EP0738911B1 (fr) 2001-10-17
CN1083990C (zh) 2002-05-01
AU5068996A (en) 1996-10-31
AU700135B2 (en) 1998-12-24
FR2733328A1 (fr) 1996-10-25
ATE207210T1 (de) 2001-11-15
CA2174398C (en) 2005-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3486049B2 (ja) プログレシブ多重焦点眼鏡用レンズ
EP1216432B1 (en) Progressive lens
AU764867B2 (en) Progressive multifocal ophthalmic lens
US5488442A (en) Progressive multifocal ophthalmic lens
CA2375162C (en) Progressive lens
US4762408A (en) Progressive multifocal lens and spectacles using same
US5949519A (en) Multifocal ophthalmic lens
AU741951B2 (en) Multifocal ophthalmic lens
JP2000105358A (ja) 漸進的付加型レンズ
US5708493A (en) Progressive multifocal ophthalmic lens
AU737623B2 (en) Multifocal ophthalmic lens
US6102544A (en) Multifocal ophthalmic lens
CA2250616C (en) Ophthalmic lens
JPH0520729B2 (ja)
US6595637B2 (en) Progressive multifocal ophthalmic lens with fast power variation
JP2004519007A (ja) 急な屈折力変化をもつ累進多焦点レンズ
US20020001061A1 (en) Multifocal ophthalmic lens
JPS5988718A (ja) 眼の輻輳を考慮した累進焦点眼鏡レンズ
AU772399B2 (en) Progressive lens
AU771955B2 (en) Progressive lens
MXPA98008609A (en) Multifo oftalmico lens
MXPA98008608A (en) Multifo oftalmico lens
MXPA99008103A (en) Addiction lenses progress
JP2503665C (ja)
MXPA98008610A (en) Multifo oftalmico lens

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071024

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 10

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term