JPH08338941A - 太陽光採光装置 - Google Patents

太陽光採光装置

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JPH08338941A
JPH08338941A JP16933695A JP16933695A JPH08338941A JP H08338941 A JPH08338941 A JP H08338941A JP 16933695 A JP16933695 A JP 16933695A JP 16933695 A JP16933695 A JP 16933695A JP H08338941 A JPH08338941 A JP H08338941A
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JP
Japan
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cover
prism
daylighting
partition
light
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Pending
Application number
JP16933695A
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English (en)
Inventor
Yoshio Fujimoto
宜意 冨士本
Kazumi Yamada
和三 山田
Katsuji Wakabayashi
勝二 若林
Takashi Kodaira
隆志 小平
Kiyoto Kobayashi
清人 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 夏季及び冬季でも構成部品を安定に保持でき
るようにコンパクトに構成した太陽光採光装置を提供す
る。 【構成】 採光部に配置した採光プリズムを太陽の位置
に応じた適正な回転角となるように制御するようにし、
ドーム状のカバーを備えた太陽光採光装置において、上
記カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側から覆うよ
うに設けるようにした第1の隔壁を備えて構成した。こ
の場合、上記カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側
から覆うように設けるようにした第1の隔壁を備えると
共に、上記採光プリズムを下方から覆うように上記第1
の隔壁の内方端に亙って装着した第2の隔壁を、また上
記カバー内において上記駆動装置を上方から覆うように
設けた第3の隔壁を、さらに、上記第1の隔壁に対して
第4の隔壁を連結して収納スペースを形成するのが望ま
しい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽光採光装置の改良
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプリズムを用いた太陽光
採光装置としては、例えば、特開昭61−180217
号公報に記載されているような構成が知られている。同
公報に記載のものは、図3(A)及び(B)に示すよう
に、下面に微小プリズム部を有する採光プリズムP1、
P2を2枚所定間幅を隔てて配置し、少なくとも一方の
採光プリズムP1(またはP2)を回転させることによ
って、太陽光線を太陽の位置に拘わらず一定方向に送り
出すように構成されていた。また、採光プリズムP1及
びP2の具体的な太陽光の出射方向制御は、図3(B)
に示すようになっていた。同図において、a1乃至an
は、第1の採光プリズムP1の下面部に形成される三角
状の微小プリズム部であり、b1乃至bnは、採光プリズ
ムP2の下面部に同様に形成された三角状の微小プリズ
ム部である。軸Cは2枚の採光プリズムP1及びP2の
回転の中心軸であり、モータ等の駆動手段(図示せず)
により軸Cを中心に独立して回転し得るようになってい
る。従来のものは、上記構成のものにおいて、太陽の高
度及び方位(以下太陽の位置という)に応じて、採光プ
リズムP1及びP2を互いにずらしながら回転させること
により、太陽光が一定方向に出射するように制御してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の太陽
光採光装置は、上記のように太陽光の採光効率を向上さ
せる工夫はされていたが、実用的な構造を有するもので
はなかったので、実用装置として構成する場合、次のよ
うな問題点が解決されていなかった。 (1)太陽光採光装置として、例えばドーム状のカバー
を採光プリズムを覆うように設けた場合、このカバーを
介して太陽光の熱線が入りこのカバー内の温度はかなり
の高温になり、特に対策を施さないとその熱気が室内へ
伝わってしまう。 (2)また、太陽光採光装置を構成する要素として、モ
ータ等の駆動手段や電子部品より成るマイクロコンピュ
ータ等の制御手段は耐熱性が大でないため、温度上昇に
より性能を劣化させ損傷する恐れがある。 (3)太陽光採光装置を構成する上記駆動手段や制御手
段のほか、給電用のコードをコンパクトに収納するスペ
ースを設けることが望ましい。 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決するよ
うにした太陽光採光装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の太陽光採光装置
は、上記課題を解決するために、採光部に配置される1
枚の採光プリズム又は所定間隔を隔てて配置される複数
枚の採光プリズム、これらの採光プリズムの駆動装置、
前記採光プリズムを太陽の位置に応じた適正な回転角と
なるように上記駆動装置を制御する制御装置及び上記採
光プリズムを覆うように設けられたドーム状のカバーを
備えた太陽光採光装置において、上記カバーの外方の縁
部を内周に亙って下方側から覆うように設けるようにし
た第1の隔壁を備えるように構成した。この場合、上記
の太陽光採光装置において、上記カバーの外方の縁部を
内周に亙って下方側から覆うように設けるようにした第
1の隔壁を備えると共に、上記採光プリズムを下方から
覆うように上記第1の隔壁の内方端に亙って装着した第
2の隔壁を備えるのが望ましい。なお、この第2の隔壁
としては、配光板を兼用することができる。また、上記
カバー内において上記駆動装置を上方から覆うように設
けた第3の隔壁を備えることが望ましい。さらに、上記
カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側から覆うよう
に設けるようにした第1の隔壁を備えると共に、この第
1の隔壁に対して第4の隔壁を連結して収納スペースを
形成し、この収納スペース内に上記制御装置等を収納す
るようにするのが望ましい。
【0005】
【作用】本発明の太陽光採光層内では、ドーム状のカバ
ー、第1の隔壁、第2の隔壁(配光板)を連結させて配
置することにより、太陽光採光装置内を密閉し太陽光採
光装置内の熱気(冷気)が室内へ入らないようにするこ
とができる。また、第3の隔壁により採光プリズムの駆
動装置を覆うようにすれば、直射日光による採光プリズ
ムの駆動装置の温度上昇を防止し、温度上昇による損傷
を軽減することができる。また、上記第1の隔壁に対し
て第4の隔壁を設けて収納スペースを形成するようにす
れば、採光プリズムの制御装置や給電用コード等をコン
パクトに収納することができる。
【0006】
【実施例】以下、図1及び図2に示す一実施例により、
本発明を具体的に説明する。図1は本発明の太陽光採光
装置の縦断正面図、図2はその概略平面図である。図1
及び図2において、1は本発明の太陽光採光装置であ
る。2及び3は太陽光採光装置1の採光部に配置される
採光プリズムで、各採光プリズム2及び3は所定間隔を
隔てて配置され、図示しないが各下面部には複数個の三
角状の微小プリズム部を形成され、また、各外周部には
ギヤが形成されているものとする。4はモータ等の駆動
装置で採光プリズム2及び3の外周部には形成されたギ
ヤと噛合するように配置された駆動ギヤ2a、3aを駆
動して採光プリズム2及び3を駆動する。5は制御装置
で、駆動装置4を駆動し採光プリズム2及び3を太陽の
位置に応じた適正な回転角(プリズム角)となるように
制御信号を駆動装置4に与えるもので、マイクロコンピ
ュータ等の演算記憶手段で構成される。6は駆動装置4
と制御装置5をつなぐ導線、7はギヤ3aに対して駆動
装置のトルクを伝達する連結要素、8は上記構成を覆う
ようにして設けられている透明材料より成るドーム状の
カバーである。また、9は太陽光採光装置1の外枠、1
0a、10bは夫々太陽光採光装置1を設けた建物の支
持部である。11a、11b及び11cは夫々採光プリ
ズム2及び3を固定枠12に対して回動自在に支持する
支持体である。13は本発明の第1の隔壁で、これはカ
バー8の外方の縁部の内周に亙って設けられその大部分
の断面形状は図1の左方に示すようにかぎのて状に形成
され、また、制御装置5等が配置される部分13aは、
これを覆うように断面形状がかぎのて状を少し変形して
形成されている。14は本発明の第2の隔壁で、これは
透明又は乳白色の板より成る配光板で形成され、採光プ
リズム3を下方から覆うように第1の隔壁13の内方端
に連結されるように設けられる。ここで、配光板とは光
を拡散させる作用を有するものをいう。14a及び14
bは夫々配光板14と第1の隔壁13の連結体である。
15は本発明の第3の隔壁で、第1の隔壁13と連結し
て駆動装置4の上部を覆うように設置されている。16
は本発明の第4の隔壁で、第1の隔壁13の部分13a
の側面側に連結することで箱型の収納スペース17を形
成するようにし、この収納スペース17の内部に制御装
置5や給電用のコード(不使用のとき)等が収納され
る。なお、図1中の矢印は太陽光の出射方向を示す。上
記構成において、制御装置5により毎時の月、日、時刻
のデータと共に各時刻における太陽の位置(高度、方
位)に対応した採光プリズム2及び3が適正な回転角
(プリズム角)となるような制御指令を駆動装置4に与
え、採光プリズム2及び3を夫々回転させて太陽光を採
光した後、配光板14によって拡散させて光を室内へ導
いていた。ところで、本発明の太陽光採光装置1では、
上記構成のように、ドーム状カバー8、第1の隔壁1
3、配光板14により太陽光採光装置1内が密閉されて
おり、太陽光採光装置1内部の空気を遮断しているか
ら、カバー8内の温度が室内へ伝達されない。このた
め、夏期には太陽光採光装置内の熱気を室内へ入れない
ようにし、また冬期には結露を生じさせないのに役立
つ。また、第1の隔壁13と第4の隔壁16とにより温
度上昇に弱い制御装置5を太陽光採光装置1外部の収納
スペース17に収納することにより、夏季におけるカバ
ー8内の高温から制御装置の構成部品を保護すると共
に、制御装置5への給電用コードも不使用時にはコンパ
クトに収納できる。さらに、第3の隔壁15によって太
陽光採光装置1内部に設置されている駆動装置4を直射
日光から覆うことで、駆動装置を温度上昇による損傷を
軽減するようにしている。なお、上記実施例の太陽光採
光装置は、採光プリズムが2枚配置されている構成のも
のであったが、これに代え、1枚の採光プリズムで構成
される太陽光採光装置に対しても本発明は適用可能であ
る。また、上記実施例の太陽光採光装置では、採光プリ
ズムの駆動方式として、採光プリズムの外周部にギヤを
形成することにより、駆動ギヤで直接駆動する方式の場
合を説明したが、これに代え、採光プリズムをこれと同
心的に設けた回転リングを介して間接的に駆動するよう
にしても良く、このような構成の太陽光採光装置に対し
ても本発明が適用できることは勿論である。
【0007】
【発明の効果】本発明の太陽光採光装置は、上記のよう
に構成したので、次のような優れた効果を有する。 (1)太陽光採光装置内をドーム状のカバー、第1の隔
壁、第2の隔壁(配光板)、により密閉することで、空
気を遮断することができる。従って、夏期には、太陽光
採光装置内の熱気を室内へ入れないようにすることがで
き、また冬期には、結露対策にも役立つようになった。 (2)また、第3の隔壁で駆動装置を覆うように配置し
たので、太陽光の直射光による駆動装置の温度上昇を抑
えることができ、温度上昇による駆動装置の損傷が防止
される。 (3)さらに、第1の隔壁に対して第4の隔壁を設けて
収納スペースを形成するようにすれば、マイクロコンピ
ュータ等の電子部品から成る制御装置を、この収納スペ
ースに収納できるから、カバー内の高温と遮断すること
ができ、また制御装置への給電用コード等も不使用時に
はコンパクトに収納することができて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽光採光装置の縦断正面図である。
【図2】本発明の太陽光採光装置の概略平面図である。
【図3】従来の太陽光採光装置の構成を示す図で、同図
(A)は斜視図、同図(B)は正面図である。
【符号の説明】
1:太陽光採光装置 2、3:採光プリズム 4:駆動装置 5:制御装置: 13:第1の隔壁 14:配光板(第2の隔壁) 15:第3の隔壁 16:第4の隔壁
フロントページの続き (72)発明者 小平 隆志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小林 清人 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 採光部に配置される1枚の採光プリズム
    又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズ
    ム、これらの採光プリズムの駆動装置、前記採光プリズ
    ムを太陽の位置に応じた適正な回転角となるように上記
    駆動装置を制御する制御装置及び上記採光プリズムを覆
    うように設けられたドーム状のカバーを備えた太陽光採
    光装置において、 上記カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側から覆う
    ように設けるようにした第1の隔壁を備えたことを特徴
    とする太陽光採光装置。
  2. 【請求項2】 採光部に配置される1枚の採光プリズム
    又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズ
    ム、これらの採光プリズムの駆動装置、前記採光プリズ
    ムを太陽の位置に応じた適正な回転角となるように上記
    駆動装置を制御する制御装置及び上記採光プリズムを覆
    うように設けられたドーム状のカバーを備えた太陽光採
    光装置において、 上記カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側から覆う
    ように設けるようにした第1の隔壁を備えると共に、上
    記採光プリズムを下方から覆うように上記第1の隔壁の
    内方端に亙って装着した第2の隔壁を備えたことを特徴
    とする太陽光採光装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の隔壁として配光板を使用する
    ようにした請求項2記載の太陽光採光装置。
  4. 【請求項4】 採光部に配置される1枚の採光プリズム
    又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズ
    ム、これらの採光プリズムの駆動装置、前記採光プリズ
    ムを太陽の位置に応じた適正な回転角となるように上記
    駆動装置を制御する制御装置及び上記採光プリズムを覆
    うように設けられたドーム状のカバーを備えた太陽光採
    光装置において、 上記カバー内において上記駆動装置を上方から覆うよう
    に設けた第3の隔壁を備えたことを特徴とする太陽光採
    光装置。
  5. 【請求項5】 採光部に配置される1枚の採光プリズム
    又は所定間隔を隔てて配置される複数枚の採光プリズ
    ム、これらの採光プリズムの駆動装置、前記採光プリズ
    ムを太陽の位置に応じた適正な回転角となるように上記
    駆動装置を制御する制御装置及び上記採光プリズムを覆
    うように設けられたドーム状のカバーを備えた太陽光採
    光装置において、 上記カバーの外方の縁部を内周に亙って下方側から覆う
    ように設けるようにした第1の隔壁を備えると共に、こ
    の第1の隔壁の側面側に第4の隔壁を連結して収納スペ
    ースを形成し、この収納スペース内に上記制御装置等を
    収納するようにしたことを特徴とする太陽光採光装置。
JP16933695A 1995-06-13 1995-06-13 太陽光採光装置 Pending JPH08338941A (ja)

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