JP2557809B2 - 太陽電池を具備したエアドーム - Google Patents
太陽電池を具備したエアドームInfo
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- JP2557809B2 JP2557809B2 JP1314704A JP31470489A JP2557809B2 JP 2557809 B2 JP2557809 B2 JP 2557809B2 JP 1314704 A JP1314704 A JP 1314704A JP 31470489 A JP31470489 A JP 31470489A JP 2557809 B2 JP2557809 B2 JP 2557809B2
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- solar cell
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- air
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、エアドームの膜表面に太陽電池を具備させ
たエアドームに関し、さらにエアドーム内で適度な透光
と遮光のある空間を得られるようにしたものである。
たエアドームに関し、さらにエアドーム内で適度な透光
と遮光のある空間を得られるようにしたものである。
[従来の技術] エアドームは、その建設期間が短く構成部材の再利用
や移動が容易であるため、既に普及し一般によく利用さ
れている。エアドームを構成する膜を所定形状に保持す
るためには、膜の下側に加圧送風機により空気を送り込
んで外気より少し高い圧力にする必要がある。エアドー
ムでの加圧送風機あるいは照明装置等には一般電源が使
用されるが、一般電源のない場所では発電機を併設し必
要電力を確保していた。
や移動が容易であるため、既に普及し一般によく利用さ
れている。エアドームを構成する膜を所定形状に保持す
るためには、膜の下側に加圧送風機により空気を送り込
んで外気より少し高い圧力にする必要がある。エアドー
ムでの加圧送風機あるいは照明装置等には一般電源が使
用されるが、一般電源のない場所では発電機を併設し必
要電力を確保していた。
[発明が解決しようとする課題] エアドームでの各種装置に使用する電力を一般電源か
ら得られるような場所では、発電機を併設しなければな
らず、その駆動エネルギーや設置作業を考えると経済的
なものとはいえなかった。
ら得られるような場所では、発電機を併設しなければな
らず、その駆動エネルギーや設置作業を考えると経済的
なものとはいえなかった。
そこで本発明は、また開発されていない手段、すなわ
ちエアドームの膜表面に軽量で可曲性のある太陽電池を
取付けて、それから電力を得られるようにし、しかもド
ーム内の適度の採光が得られるようにすることを目的と
する。
ちエアドームの膜表面に軽量で可曲性のある太陽電池を
取付けて、それから電力を得られるようにし、しかもド
ーム内の適度の採光が得られるようにすることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するためエアドームであり、
それはエアドームを構成する膜表面に可曲性の太陽電池
を重ねて付着したものである。
それはエアドームを構成する膜表面に可曲性の太陽電池
を重ねて付着したものである。
エアドーム内に適度の採光を得させるために、面状に
形成した太陽電池に適宜間隔で複数の窓を設けている。
また太陽電池の出力端子をエアドームに設けられている
加圧送風機や照明装置に接続して、それらに電力を供給
させることができる。
形成した太陽電池に適宜間隔で複数の窓を設けている。
また太陽電池の出力端子をエアドームに設けられている
加圧送風機や照明装置に接続して、それらに電力を供給
させることができる。
[作用] 上記の太陽電池を具備したエアドームは、太陽電池が
ドームを構成する膜表面に設けられているので、太陽エ
ネルギーを有効に得て起電力を得ることができる。また
太陽光は、面状の太陽電池に設けた窓を通過してドーム
内に入射するので、ドーム内に適度の採光を得ることが
できる。
ドームを構成する膜表面に設けられているので、太陽エ
ネルギーを有効に得て起電力を得ることができる。また
太陽光は、面状の太陽電池に設けた窓を通過してドーム
内に入射するので、ドーム内に適度の採光を得ることが
できる。
[実施例] 本発明の実施例を第1〜3図により説明する。
エアドームは、透明あるいは半透明のドーム膜1によ
り構成され、ドーム膜1の下側のドーム室2に加圧送風
機3により空気を吹き込んで、ドーム膜1を所定形状に
保持させている。
り構成され、ドーム膜1の下側のドーム室2に加圧送風
機3により空気を吹き込んで、ドーム膜1を所定形状に
保持させている。
ドーム膜1の表面には、軽量で可曲性のある面状の太
陽電池4が重ねて付着されている。本実施例の太陽電池
4は、例えば、ステンレス基板にアモルファスシリコン
層を重ねて形成され、その種のものとして三洋電気
(株)社製の「フレキシブルアモルトン」等が知られて
いる。また面状の太陽電池4には、適宜間隔で複数の窓
5が設けられ、そこから太陽光をドーム室2へ入射させ
られるようになっている。窓5の部分は、例えば、透明
な合成樹脂材が充填され、太陽電池部分との間に凹凸が
生じないようになっている。
陽電池4が重ねて付着されている。本実施例の太陽電池
4は、例えば、ステンレス基板にアモルファスシリコン
層を重ねて形成され、その種のものとして三洋電気
(株)社製の「フレキシブルアモルトン」等が知られて
いる。また面状の太陽電池4には、適宜間隔で複数の窓
5が設けられ、そこから太陽光をドーム室2へ入射させ
られるようになっている。窓5の部分は、例えば、透明
な合成樹脂材が充填され、太陽電池部分との間に凹凸が
生じないようになっている。
なお、ドーム膜1の全面積の50%を太陽電池4が占
め、残る50%を採光のための窓5とした場合、通常日中
でドーム室内が約80000Lxの照度、太陽電池からは5.0〜
6.0mW/cm2の電力が得られた。
め、残る50%を採光のための窓5とした場合、通常日中
でドーム室内が約80000Lxの照度、太陽電池からは5.0〜
6.0mW/cm2の電力が得られた。
太陽電池4は、制御盤6、インバーター7を介して加
圧送風機3のファン3aとドームの照明装置8とに接続さ
れ、それらが太陽電池4から給電されるようになってい
る。なお、制御盤6には蓄電池9と予備発電機10とが接
続され、太陽電池での電力を一時的に蓄電して、加圧送
風機3等に利用させられるようにもなっている。
圧送風機3のファン3aとドームの照明装置8とに接続さ
れ、それらが太陽電池4から給電されるようになってい
る。なお、制御盤6には蓄電池9と予備発電機10とが接
続され、太陽電池での電力を一時的に蓄電して、加圧送
風機3等に利用させられるようにもなっている。
[発明の効果] 本発明によれば、エアドームを構成する膜の表面に設
けた太陽電池が太陽エネルギーを有効に受けて電力を生
じるので、エアドームに使用する加圧送風機等のための
電源用発電機が不要となる。また太陽電池に設けた窓か
ら太陽光はドーム内に入射するので、ドーム内での昼間
の照明が不要となり経済的である。さらに太陽電池は、
ドーム膜の表面に設けられているので、その設置スペー
スを余分に設ける必要がなく、配線延長も最小限のもの
になる。
けた太陽電池が太陽エネルギーを有効に受けて電力を生
じるので、エアドームに使用する加圧送風機等のための
電源用発電機が不要となる。また太陽電池に設けた窓か
ら太陽光はドーム内に入射するので、ドーム内での昼間
の照明が不要となり経済的である。さらに太陽電池は、
ドーム膜の表面に設けられているので、その設置スペー
スを余分に設ける必要がなく、配線延長も最小限のもの
になる。
第1図は本発明の太陽電池を具備したエアドームの断面
図、第2図はドームの膜部分の部分拡大断面図、第3図
は太陽電池の電力利用を示す系統図である。 1;ドーム、2;ドーム室 3;加圧送風機、3a;ファン 4;太陽電池、5;窓 6;制御盤、7;インバーター 8;照明装置、9;蓄電池 10;予備発電機
図、第2図はドームの膜部分の部分拡大断面図、第3図
は太陽電池の電力利用を示す系統図である。 1;ドーム、2;ドーム室 3;加圧送風機、3a;ファン 4;太陽電池、5;窓 6;制御盤、7;インバーター 8;照明装置、9;蓄電池 10;予備発電機
Claims (2)
- 【請求項1】エアドームを構成する膜を透明材で形成し
てその表面に、可曲性の太陽電池を重ねて付着し、前記
太陽電池は面状に形成するとともに適宜間隔で複数の透
光用窓が設けてあることを特徴とする太陽電池を具備し
たエアドーム。 - 【請求項2】エアドームに設ける加圧送風機や照明装置
に、太陽電池の電力を給電するように配線した請求項1
に記載の太陽電池を具備したエアドーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314704A JP2557809B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 太陽電池を具備したエアドーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1314704A JP2557809B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 太陽電池を具備したエアドーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03176574A JPH03176574A (ja) | 1991-07-31 |
JP2557809B2 true JP2557809B2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=18056551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1314704A Expired - Fee Related JP2557809B2 (ja) | 1989-12-04 | 1989-12-04 | 太陽電池を具備したエアドーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557809B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101562958B1 (ko) * | 2014-06-16 | 2015-10-23 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 에어튜브가 구비된 텐트 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5003670B2 (ja) * | 2007-12-27 | 2012-08-15 | 大成建設株式会社 | 建物の外被構造 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941884A (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-08 | Fujitsu Ltd | 半導体発光装置 |
JPS59165758A (ja) * | 1983-03-10 | 1984-09-19 | 日立造船株式会社 | 太陽電池付屋根 |
JPS60260164A (ja) * | 1984-06-06 | 1985-12-23 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 太陽電池モジユ−ル及びその製造方法 |
US4713492A (en) * | 1985-10-21 | 1987-12-15 | Energy Conversion Devices, Inc. | Stowable large area solar power module |
JP2538774B2 (ja) * | 1986-10-28 | 1996-10-02 | 東急建設株式会社 | 防塵エア―ド―ム |
JPH0291445U (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-19 |
-
1989
- 1989-12-04 JP JP1314704A patent/JP2557809B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101562958B1 (ko) * | 2014-06-16 | 2015-10-23 | 코오롱인더스트리 주식회사 | 에어튜브가 구비된 텐트 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03176574A (ja) | 1991-07-31 |
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