JP2598222Y2 - 太陽電池パネル - Google Patents

太陽電池パネル

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JP2598222Y2
JP2598222Y2 JP1993065286U JP6528693U JP2598222Y2 JP 2598222 Y2 JP2598222 Y2 JP 2598222Y2 JP 1993065286 U JP1993065286 U JP 1993065286U JP 6528693 U JP6528693 U JP 6528693U JP 2598222 Y2 JP2598222 Y2 JP 2598222Y2
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light
solar cell
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俊則 中岡
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Yamato Protec Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/52PV systems with concentrators

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば屋内や屋外に設
置される非常灯などの電源として使用される太陽電池パ
ネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、太陽電池パネルは、基板
上に設けられた複数枚の太陽電池セルが電気的に直列接
続されており、その使用目的に応じて、電流はセル面積
で、電圧はセル枚数でそれぞれ設定するとともに、モジ
ュールとして構成されており、その等価回路は図3のよ
うに表すことができる。図3において、各太陽電池セル
1はそれぞれ光の強さによって変化する内部抵抗Rsを
有しており、照度が大きくなるにつれて内部抵抗Rsが
小さくなり、電流が増大する。したがって、太陽電池パ
ネルは、一般に太陽光が直接当たり易く、かつ季節や時
間の変化により日陰になりにくい場所を選んで設置され
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な構成の従来一般の太陽電池パネルでは、各太陽電池セ
ル1に太陽光を直接入射させる構造であるから、電柱や
アンテナなどの陰、あるいは、落葉などの付着によっ
て、上記太陽電池セル1群の一部にでも、太陽光が直接
当たらない状況になった場合、その部位に相当する太陽
電池セル1における内部抵抗Rs(図3)が極端に大き
くなる。このため、他の部位の太陽電池セル1では十分
な発電能力が確保されているにもかかわらず、実効的な
出力は大幅に低下することになる。特に、晴天時には、
雲による散乱作用が少ないので、上記のような実効出力
の低下が顕著に現れる。
【0004】本考案は上記のような課題を解消するため
になされたもので、太陽電池セル群への光の照射の均一
化、平均化を図って、照度むらによる発電効率の低下を
十分に補って天候や陰の存在などにかかわらず、常に安
定のよい発電力を確保することができる太陽電池パネル
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案の請求項1に係る太陽電池パネルは、電気的
に直列接続される複数枚の太陽電池セルを基板主面に並
設してなる太陽電池パネル本体の主面側に、この主面側
全体を被うように透光性のドーム形光散乱体を配設する
ことで、該主面に向って入射される太陽光の直射光を光
散乱させてその散光を上記パネル本体における複数枚の
太陽電池セル群全体に均等かつ平均的に照射させるよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0006】また、本考案の請求項2に係る太陽電池パ
ネルは、電気的に直列接続される複 数枚の太陽電池セル
を基板主面に並設してなる太陽電池パネル本体の主面に
対向して透光性の凹レンズ状光散乱板を配設するととも
に、この光散乱板の下側周囲には該光散乱板からの散光
の一部を上記太陽電池セル群へ向けて反射させる反射板
を配置して、上記主面に向って入射される太陽光の直射
光を凹レンズ状光散乱板により光散乱させるとともに、
その散光の一部を反射板により上記太陽電池セル群へ向
けて反射させて上記パネル本体における複数枚の太陽電
池セル群全体を均等かつ平均的に照射させるように構成
したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本考案によれば、パネル本体の主面側に、この
主面側全体を被うように透光性のドーム形光散乱体を配
設したこと、あるいは、主面に対向して透光性の凹レン
ズ状光散乱板を配設し、かつ、その下側周囲に光散乱板
からの散光の一部を上記太陽電池セル群へ向けて反射さ
せる反射板を配置したことにより、太陽光直射光が主
面に向って入射されたとき、その直射光がドーム形光散
乱体によって散乱される、また、凹レンズ状光散乱
板により光散乱されその散光の一部が反射板で反射され
ることで全ての散光がパネル本体における複数の太陽電
池セル群に照射され、太陽電池セル群全体に対する光の
照射が均等化、平均化される。換言すれば、一部の太陽
電池セルが障害物によって日陰となった場合などでも、
太陽電池セル群全体での発電性能を十分かつ安定的に確
保することが可能である。
【0008】特に、ドーム形光散乱体を用いる場合は、
ない部品点数で上記の安定した発電性能を得ることが
でき、また、凹レンズ状光散乱板と反射板を用いる場合
、パネル本体の大きさの変更に対して対応させ易くな
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説
明する。図1は本考案の一実施例による太陽電池パネル
を示す縦断面図である。
【0010】図1において、1,1,…は基板2の主面
側に互いに密接させて並設されるとともに、電気的に直
列接続された複数枚の太陽電池セルであり、これら太陽
電池セル1群と上記基板2とにより太陽電池パネル本体
3が構成されている。
【0011】4は上記パネル本体3の主面側に光散乱構
体として、上記太陽電池セル1群の主面側全体を被うよ
うに配設された透光性合成樹脂などからなるドーム形の
光散乱体であり、太陽光の直射光Lが入射されると、こ
れを光散乱させて上記太陽電池セル1群に散光Loとし
て照射させるものである。
【0012】つぎに、上記構成の太陽電池パネルの動作
について説明する。太陽光が直射光Lとしてパネル本体
3の主面に向って入射されると、この直射光Lは光散乱
体4を透過した際に光散乱され、上記複数の太陽電池セ
ル1群の主面に上記散光Loが照射されることになり、
換言すれば、太陽電池セル1群に対して光が均一的、平
均的に照射される。
【0013】したがって、直射光Lの一部が電柱やアン
テナなどで遮ぎられたり、あるいは落葉などの付着によ
る陰が上記太陽電池セル1群の一部にかかったとして
も、その部位の太陽電池セル1が上記散光Loの一部を
受けることとなり、該セル1の内部抵抗Rsが著しく大
きくなることはなくなる。したがって、太陽電池セル1
群全体による電気エネルギーへの変換効率は十分高く維
持されて、安定的に電力供給を行なわせることができ
る。また、ドーム形の光散乱体4を使用することによ
り、部品点数を少なくして、比較的簡素な構成で実装可
能となる。
【0014】図2は本考案の他の実施例を示すものであ
り、同図において、21は上記太陽電池セル1群の主面
に対向して配置された光散乱板であり、たとえば透光性
合成樹脂などからなり、内面に比較的小径の多数の光散
乱用凹曲面部21aを有する凹レンズ状に成形されてい
る。この光散乱板21の下側周囲には、外側方へ傾斜
し、その内面22aで上記光散乱板21からの散光Lo
の一部を太陽電池セル1群の主面に反射させる反射板2
2が配置されており、この反射板22と上記光散乱板2
1とにより光散乱構体23が構成されている。
【0015】この実施例においても、直射光Lが光散乱
板21により散光Loに変換されて太陽電池セル1群に
照射される一方、外側方へ向う一部の散光Loが無駄な
く反射板22によって太陽電池セル1に向って反射され
るので、上記実施例と同様に太陽電池セル1群全体に対
して照度むらの発生がなくなり、発電性能を有効に発揮
させることができる。また、光散乱板21の寸法加工に
よりパネル面の大小に容易に対応させ易い。
【0016】
【考案の効果】以上のように、請求項1及び請求項2
考案によれば、パネル本体の主面側に配置したドーム形
の光散乱体、あるいは、凹レンズ状光散乱板とその下側
周囲に配置された反射板とからなる光散乱構体により太
陽光の直射光を光散乱させて複数の太陽電池セル群の主
面に散光として照射させて太陽電池セル群全体に光を均
等かつ平均的に照射させるように構成しているので、電
柱などの陰が一部の太陽電池セルにかかったり、落葉な
どが付着した場合でも、発電効率の低下を十分に補って
常に安定した発電能力を確保することができるという効
果を奏する。特に、透光性のドーム形光散乱体を用いる
場合は、比較的簡素な構成で、発電性能を十分に発揮さ
せることができ、また、凹レンズ状の光散乱板と反射板
との組み合せを用いる場合は、光散乱板の寸法加工とい
う簡単な手段でパネル面の大きさの変更などに対応させ
易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による太陽電池パネルを示す
縦断面図である。
【図2】本考案の他の実施例による太陽電池パネルを示
す縦断面図である。
【図3】太陽電池パネルの等価回路である。
【符号の説明】
1 太陽電池セル 2 基板 3 太陽電池パネル本体 4 ドーム形光散乱体 21 光散乱板 22 反射板 L 直射光 Lo 散光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 31/052

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に直列接続される複数枚の太陽電
    池セルを基板主面に並設してなる太陽電池パネル本体の
    主面側に、この主面側全体を被うように透光性のドーム
    形光散乱体を配設することで、該主面に向って入射され
    る太陽光の直射光を光散乱させてその散光を上記パネル
    本体における複数枚の太陽電池セル群全体に均等かつ平
    均的に照射させるように構成したことを特徴とする太陽
    電池パネル。
  2. 【請求項2】 電気的に直列接続される複数枚の太陽電
    池セルを基板主面に並設してなる太陽電池パネル本体
    主面に対向して透光性の凹レンズ状光散乱板を配設する
    とともに、この光散乱板の下側周囲には該光散乱板から
    の散光の一部を上記太陽電池セル群へ向けて反射させる
    反射板を配置して、上記主面に向って入射される太陽光
    の直射光を凹レンズ状光散乱板により光散乱させるとと
    もに、その散光の一部を反射板により上記太陽電池セル
    群へ向けて反射させて上記パネル本体における複数枚の
    太陽電池セル群全体を均等かつ平均的に照射させるよう
    に構成したことを特徴とする太陽電池パネル。
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