JPH0833827B2 - タイマ依頼の管理方法 - Google Patents

タイマ依頼の管理方法

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JPH0833827B2
JPH0833827B2 JP16117088A JP16117088A JPH0833827B2 JP H0833827 B2 JPH0833827 B2 JP H0833827B2 JP 16117088 A JP16117088 A JP 16117088A JP 16117088 A JP16117088 A JP 16117088A JP H0833827 B2 JPH0833827 B2 JP H0833827B2
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timer
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timeout
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JP16117088A
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直子 小舘
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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【発明の詳細な説明】 [概要] プロセスからシステムに対してタイムアウト通知依頼
(以下単にタイマ依頼と略す)を行う際のタイマ依頼の
管理方法に関し、 より正確なキャンセル発生時刻をシステムとして予測
することを目的とし、 プロセスからシステムに対してタイムアウト通知依頼
を送出し(ステップ1)、タイマ依頼処理部では、シス
テムに対して依頼されたタイマ値とその割合をもとにタ
イマキャンセル発生時刻を算出し(ステップ2)、算出
したタイマキャンセル発生時刻順にタイムアウトの通知
依頼用のバッファをキューイングさせる(ステップ3)
ように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、プロセスからシステムに対してタイムアウ
ト通知依頼(以下単にタイマ依頼と略す)を行う際のタ
イマ依頼の管理方法に関する。
プロセスからは、システムに対して種々のタイマ依頼
が行われる。この場合においては、この種のシステムに
おいては、各種のタイマ依頼に対して最も効率よくその
処理を行うことが要求される。
[従来の技術] プロセスである種のタスク処理を実行する場合、まず
プロセスからシステムに対してタイマ依頼を行う。そし
てシステム内は内蔵のタイマをカウント開始させると共
に、プロセスに対して受付完了信号を送出する。ここ
で、タイマは予め定められたタイマ値のカウントを開始
する。プロセス側ではシステムからの受付完了信号を待
って、処理を開始する。そして、一連の処理が終了した
らシステムに対してタイマキャンセル依頼を行う。シス
テム側では、タイマキャンセル依頼を受付けるとタイマ
キャンセル受付け完了信号をプロセスに対して送出す
る。
プロセス側では、タイマキャンセル受付け完了信号を
受付けると、管理用テーブル内のキューをオフにする。
タイマは予め定められた時間をカウントしており、タ
イムアウト信号を発生するまでにタイマキャンセル依頼
がプロセス側から来ない場合には、システムはプロセス
に対してタイムアウト信号を送出する。プロセス側で
は、このタイムアウト信号を受付けると、異常処理動作
に入る。
ここでタイマ依頼を行う時には、タイマ管理用のテー
ブルを設け、そのテーブルはタイマ依頼の順にキューイ
ングされている。
第9図は従来方法によるタイマキャンセル発生の説明
図である。管理用バッファ1には、タイマID,タイマ値
が格納される。一方、管理用テーブル3にはタイムアウ
ト通知依頼用のキューの先頭バッファアドレスから最終
バッファアドレスが格納されており、タイマ依頼要求順
に格納されている。
[発明が解決しようとする課題] ここで、タイムアウト通知依頼用のキューからバッフ
ァを外す場合(タイムアウト発生時とタイマキャンセル
時の2とおりがある)には、タイムアウト通知依頼時に
採番されたらタイマIDを基にキューをサーチし、その事
象に対応するバッファを捜し出しオフにする。
第10図は従来のタイムアウト時のキュー検索の様子を
示す図である。タイマ依頼処理部4からシステム5に対
し、タイマ依頼が発行されると()、該システム5は
タイマ依頼受付け完了をタイマ依頼処理部4に送出した
後、内蔵のタイマ5aで所定のタイマ値のカウントを開始
する。一方、タイマ依頼処理部4では、受付け完了信号
を受けると()、タイマ管理用テーブル3に対しキュ
ーイングを行う()。次にタイムアウトがシステム5
側から発生すると()、タイムアウト処理部11は、タ
イマ管理用テーブル3を検索して該当するバッファを検
索する()。
このように、タイマ依頼順に管理用テーブルが生成さ
れていると、タイマキャンセルがタイマ依頼順に発生す
るとは限らないため、不都合が生ずる。つまり、タイム
アウト管理用のバッファは、タイムアウト通知の依頼順
にキューイングされているため、キューをサーチする場
合には、キューの先頭からチェックを行わなければなら
ず、時間的な無駄が生じる。従来の方法ではタイムアウ
ト通知依頼のキューイング処理は単純で時間がかからな
いが、バッファをキューから外すための検索に時間がか
かってしまう。最悪の場合、一番最後の依頼が該当する
事象とすると、最大例えば256個のバッファを検索しな
ければならない。
タイマキャンセルの発生する順番は予測しにくいもの
であるが、実際の処理時間に対し、どの位の余裕を持た
せてタイマ値を決めているかがわかればキャンセルの起
こる時刻をより近い値で求め、その順にキューイングす
ることが可能となる。即ち、次々と発生するタイマキャ
ンセル依頼は、キューの先頭近くに繋がれている事象
(実際にはバッファが存在している)に限られてくるた
め、無駄なサーチをしなくてすむ。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであっ
て、より正確かつ高速なキャンセル発生時刻をシステム
として予測することができるタイマ依頼の管理方法を提
供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明方法の原理を示すフローチャートであ
る。本発明はプロセスからシステムに対してタイムアウ
ト通知依頼を送出し(ステップ1)、 タイマ依頼処理部では、システムに対して依頼された
タイマ値とその割合をもとにタイマキャンセル発生時刻
を算出し(ステップ2)、 算出したタイマキャンセル発生時刻順にタイムアウト
の通知依頼用のバッファをキューイングさせる(ステッ
プ3)ようにしたことを特徴としている。
[作用] 実際の所要時間の占める割合を基にタイマキャンセル
発生時刻を算出し、タイマキャンセル発生時刻順にタイ
マ依頼用のバッファをキューイングする。これにより従
来方法よりもより正確なキャンセル発生時刻をシステム
として予測することができるタイマ依頼の管理方法を提
供することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
ネットワーク系のプログラムの場合、依頼するタイマ
値に最大許容量(もうこれ以上は待てないという時間)
を設定しているため、タイムアウト発生までプロセスが
待っていることは少ない。ネットワーク系のプログラム
にとって、正常なシーケンスとは、ある処理結果待ちに
タイマを使用するが、タイムアウト発生前にその処理が
終了し、タイマ依頼をキャンセルするものである。
第2図は本発明によるシーケンス例を示す図である。
第10図と同一のものは、同一の符号を付して示す。タイ
マ依頼処理部4からシステム5に対し、タイマ依頼が発
行されると()、該システム5はタイマ依頼受付け完
了信号をタイマ依頼処理部4に送出した後、内蔵のタイ
マ5aで所定のタイマ値のカウントを開始する。一方、タ
イマ依頼処理部4では、受付け完了信号を受けると
()、タイマ管理用テーブル3に対しキューイングを
行う()。次に事象Aが発生すると()、タイマキ
ャンセル処理部4は、タイマ管理用テーブ3を検索して
該当するバッファを検索する()。
次に、タイマキャンセル処理部4は、システム5に対
してタイマキャンセル依頼を発行する()。第2図で
は、キューの順番がタイマキャンセル発生順に並んでい
るので、キュー検索も速やかに行うことができる。
第3図はタイマ依頼〜タイムアウト受付けのシーケン
ス例を示す図、第4図はタイマ依頼〜タイマキャンセル
のシーケンス例を示す図である。第2図と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。先ず、第3図について、
説明する。プロセス10からタイマ依頼が発行されると、
この依頼はタイマ依頼処理部4に入る()。該タイマ
依頼処理部4は、タイマ5aに対してタイマID,タイマ値
等を送出し、依頼を行う()。次にタイマ5aから受付
け完了信号がタイマ依頼処理部4に与えられ()、該
タイマ依頼処理部4はプロセス10に対して受付け完了信
号を与える。同時にタイマ5aは入力されたタイマ値に応
じたカウントを開始する。
ここで、プロセス10側で事象が発生しないようにタイ
マ5aがカウントアップすると、該タイマ5aはタイムアウ
ト信号を発生しタイムアウト処理部11に送る()。該
タイムアウト処理部11は、タイムアウト信号をプロセス
10に与える()。そして、プロセス10はこのタイムア
ウト通知を受付けると、異常処理を行う。
次に第4図について説明する。プロセス10からのタイ
ムアウト通知依頼(タイマ依頼)の発行()から、受
付け完了を受付ける()までは、第3図と同一であ
る。受付け完了を受付けてから事象Aが発生すると、プ
ロセス10は当該事象Aに関する処理を実行する。当該処
理が終了すると、プロセス10はタイマ5aに対してタイマ
キャンセル依頼を発行する()。タイマキャンセル処
理部12は、この依頼を受けると、タイマ5aに対してタイ
マキャンセル依頼を与える()。該タイマ5aは、この
依頼を受けると、キャンセル受付け完了信号を送出しタ
イマキャンセル処理部12に与える()。そして、該タ
イマキャンセル処理部12はプロセス10にその完了通知を
与える()。
第5図は本発明方法を実施するシステム構成例を示す
図である。第4図と同一のものは、同一の符号を付して
示す。図において、タイマ制御部20は、コントロール部
を持たない関数群で、前述のタイマ依頼処理部4,タイム
アウト処理部11及びタイマキャンセル処理部12より構成
されている。各処理部は独立しており、お互いの動作に
ついて意識することはない。また、各処理部は自己が依
頼された処理に対して、管理用テーブルにキューイング
されているバッファをサーチすることにより、正統な依
頼か否かを判断し、他の処理部との接点を持つことがで
きる。
プロセス10は、タイマ依頼部10a,タイマキャンセル依
頼部10bより構成されており、タイマ依頼部10aはタイマ
依頼処理部4に対してタイマ依頼を発行し、タイマキャ
ンセル依頼部10bはタイマキャンセル処理部12にタイマ
キャンセル依頼を発行する。また、タイマ5aはタイムア
ウト処理部11にタイムアウト信号を与える。
第6図はタイマ依頼処理部4(第5図参照)の動作を
示すフローチャートである。先ずタイマIDの採番を決定
し(ステップ1)、タイマキャンセル発生時刻を求める
(ステップ2)。ここで、タイマキャンセル発生時刻の
算出は、次式により求める。
現時刻+(タイマ値)/n 上式において、nは実所要時間割合であり、各タイマ
依頼により異なるため、タイマ値と同様にパラメータ渡
しとする。ステップ2でタイマキャンセル発生時刻が求
まったら、タイマ管理用テーブルからキューイングされ
ているバッファアドレスを求める(ステップ3)。
次に当依頼のタイマキャンセルの方が先に発生するか
どうかチェックし(ステップ4)、そうであった場合に
は管理用バッファを設定し(ステップ5)、キューイン
グ処理を行う(ステップ6)。なお、ステップ5におい
て、バッファの獲得は、タイマ制御部20に処理を依頼す
るプロセスで行う。ステップ4で、当依頼のタイマキャ
ンセルの方が先に発生しない場合には、全部のキューを
サーチしたかどうかチェックし(ステップ7)、次のバ
ッファアドレスを求め(ステップ8)、ステップ4に戻
る。
第7図はタイマキャンセル処理部12(第5図参照)の
動作を示すフローチャートである。先ず、タイマ管理用
テーブルからキューイングされているバッファアドレス
を求め(ステップ1)、バッファ内のタイマIDとパラメ
ータの値が一致するかどうかチェックする(ステップ
2)。一致しなかった場合には、全キューをサーチした
かどうかをチェックし(ステップ3)、そうであった場
合にはエラー終了し、そうでない場合には次のバッファ
アドレスを求め(ステップ4)、ステップ2に戻る。ス
テップ2で、バッファ内のタイマIDとパラメータの値が
一致した場合には、該当するバッファをキューから外し
(ステップ5)、タイマIDを解放する(ステップ6)。
第8図はタイマ管理用テーブルの構成例を示す図であ
る。ここで、バッファ1内のタイマ値を1とすると、実
タイマ値は割合を示し、1以下である。バッファ1の最
後には、演算により求めたタイマキャンセル発生時刻が
格納される。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明によれば実際の所
要時間の占める割合を基にタイマキャンセル発生時刻を
算出し、タイマキャンセル発生時刻順にタイマ依頼用の
バッファをキューイングする。これにより従来方法より
もより正確かつ高速なキャンセル発生時刻をシステムと
して予測することができるタイマ依頼の管理方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の原理を示すフローチャート、 第2図は本発明によるシーケンス例を示す図、 第3図はタイマ依頼〜タイムアウト受付けのシーケンス
例を示す図、 第4図はタイマ依頼〜タイマキャンセルのシーケンス例
を示す図、 第5図は本発明方法を実施するシステム構成例を示す
図、 第6図はタイマ依頼処理部の動作を示すフローチャー
ト、 第7図はタイマキャンセル処理部の動作を示すフローチ
ャート、 第8図はタイマ管理用テーブルの構成例を示す図、 第9図は従来方法によるキューイング方法を示す図、 第10図は従来のタイムアウト時のキュー検索の様子を示
す図である。 第5図において、4はタイマ依頼処理部、5aはタイマ、
10はプロセス、10aはタイマ依頼部、10bはタイマキャン
セル依頼部、11はタイムアウト処理部、12はタイマキャ
ンセル処理部、20はタイマ制御部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスからシステムに対してタイムアウ
    ト通知依頼を送出し(ステップ1)、タイマ依頼処理部
    では、システムに対して依頼されたタイマ値とその割合
    をもとにタイマキャンセル発生時刻を算出し(ステップ
    2)、 算出したタイマキャンセル発生時刻順にタイムアウトの
    通知依頼用のバッファをキューイングさせる(ステップ
    3)ようにしたことを特徴とするタイマ依頼の管理方
    法。
JP16117088A 1988-06-28 1988-06-28 タイマ依頼の管理方法 Expired - Lifetime JPH0833827B2 (ja)

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JPH0210438A JPH0210438A (ja) 1990-01-16
JPH0833827B2 true JPH0833827B2 (ja) 1996-03-29

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