JPH08338171A - 吊り戸の構造 - Google Patents

吊り戸の構造

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JPH08338171A
JPH08338171A JP7145018A JP14501895A JPH08338171A JP H08338171 A JPH08338171 A JP H08338171A JP 7145018 A JP7145018 A JP 7145018A JP 14501895 A JP14501895 A JP 14501895A JP H08338171 A JPH08338171 A JP H08338171A
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door
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inspection
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JP7145018A
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Takashi Yamada
隆司 山田
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Mitsubishi Plastics Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な形状で組立ても容易であり、点検作業
の際の着脱も簡単に行うことができる点検パネルを備え
るとともに、枠体の強度の向上も図れる吊り戸の構造を
提供する。 【構成】 吊り戸の上枠13部分に、点検パネル17の
上部を係止するパネル受け18と、下部を固定する横桟
19とを設け、点検パネル17と横桟19とはマグネッ
トシート25で固定する。横桟19は、出入口部分の上
部化粧機能を有しており、戸袋部分には戸袋パネル15
を固定する横目地20が取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吊り戸の構造に関し、
詳しくは、吊り戸の上枠部に収納される引戸レールや戸
車、あるいは自動ドアにおけるドアエンジンを点検する
際に取外される点検パネルを備えた吊り戸の上枠部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3乃至図6は、従来の間仕切りの出入
口部分に設けられる引戸式自動ドアの一例を示すもの
で、図3は横断面図、図4は出入口部分の縦断面図、図
5は戸袋部分の縦断面図、図6は点検パネルの斜視図で
ある。
【0003】この自動ドア1は、左右の竪枠2と、引戸
3を案内する引戸レール4を有するとともに、駆動機構
5を収納した上枠6と、戸袋7を形成する一対の戸袋パ
ネル8と、上枠6の両側にヒンジ9により開閉可能に設
けられた点検パネル10とにより構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
ものでは、点検パネル10をヒンジ9により上枠6に取
付けているため、組立て作業に時間が掛かるだけでな
く、点検作業中には、ヒンジ9を介して上方に開く点検
パネル10を適当な支持部材等で支えておく必要があっ
た。また、点検パネル10の下部面10aに出入口部分
の上部化粧機能を持たせているため、戸袋パネル8の上
部取付部に相当する部分に、図6に示すような切欠加工
10bを施さなければならなかった。
【0005】そこで本発明は、簡単な形状で組立ても容
易であり、点検作業の際の着脱も簡単に行うことができ
る点検パネルを備えるとともに、枠体の強度の向上も図
れる吊り戸の構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の吊り戸の構造は、引戸案内用の引戸レール
を有する上枠及び左右の竪枠を備えた枠体と、該枠体の
一半部に設けられた戸袋と、前記上枠の側面に設けられ
た着脱可能な点検パネルとを備えた吊り戸の構造であっ
て、前記点検パネルの上部に対応する上枠側方部に設け
られたパネル受けと、点検パネルの下部に対応する両竪
枠間に設けられた横桟とを備え、横桟は、出入口部分の
上部化粧機能を有する下面部と、点検パネルの下部が当
接する当接面部と、前記戸袋に対応する部分の下面部に
沿って設けられた戸袋パネル固定用の横目地とを備え、
前記点検パネルは、上部に前記パネル受けに係止する係
止部を備えるとともに、前記横桟の当接面部と該当接面
部に当接する点検パネルの内面とのいずれか一方に、点
検パネル固定用のマグネットシートを設けたことを特徴
としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、点検パネルは、上部をパネ
ル受けに係止させて、下部をマグネットシートにより横
桟に固着させた状態で組付けられるため、点検パネルの
取付けや取外しを容易に行うことができる。また、点検
パネルを完全に取外すことができるので、点検パネルを
開いた状態に支持する必要もなくなる。さらに、出入口
部分の上部化粧機能は横桟が備えているので、点検パネ
ルに上部化粧機能を加える必要がなくなり、点検パネル
を板状にすることができ、切欠き加工を行う必要もなく
なる。しかも、両竪枠間に横桟を架け渡したので枠体の
強度も向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の吊り戸の構造を、図面に示す
一実施例に基づいてさらに詳細に説明する。図1は本発
明を適用した引戸式自動ドアの出入口部分の縦断面図、
図2は同じく戸袋部分の縦断面図であって、それぞれ中
間部は省略して示している。
【0009】本実施例に示す自動ドアは、引戸11の戸
車11aを案内する引戸レール12を有する上枠13と
左右の竪枠14とを門形に組付けた枠体と、該枠体の一
半部に取付けられる戸袋パネル15により形成される戸
袋16と、前記上枠の側面に設けられる点検パネル17
と、該点検パネル17の上部を係止するパネル受け18
と、両竪枠間に設けられた横桟19と、該横桟19の戸
袋側に取付けられた横目地20と、戸袋パネル15の下
部を支承する幅木21と、上枠13内に収納された駆動
機構(ドアエンジン)22とを備えるもので、本実施例
では、引戸レール12にアルミニウム押出形材を使用し
た以外は、スチール製の部材を使用している。
【0010】前記パネル受け18は、ビス23により引
戸レール12と共に上枠13に固着されるもので、その
両側には、上枠13との間に適当な間隔を有する凸形の
係止部18aが形成されている。なお、引戸レール12
の両端は、左右の両竪枠14を通してタッピングホール
12aに挿入されるビスにより、竪枠14に結合されて
いる。
【0011】前記横桟19は、両竪枠間に通して設けら
れるものであって、竪枠14に取付けられた横桟固定金
具24を介して両端が竪枠14に固定されている。この
横桟19の下部には、出入口部分の上部化粧機能を有す
る下部平面部19aが設けられ、枠体組付け時に外部側
となる部分には、点検パネル17の下部内面が当接する
当接面部19bが設けられている。また、前記横目地2
0は、前記下部平面部19aにビス等により固定されて
いる。
【0012】前記点検パネル17は、平板の上部に、前
記パネル受け18の係止部18aに係止する鍵形の係止
部17aを設けるとともに、下部に化粧用の折曲部17
bを設けたもので、上部の係止部17aをパネル受け1
8の係止部18aに係止させた際に、下部の折曲部17
bの下面が、横桟19の下部平面部19aの下面と面一
になるように形成されている。
【0013】また、上記点検パネル17の内面が当接す
る横桟19の当接面部19bには、点検パネル固定用の
マグネットシート25が貼着されており、磁力により点
検パネル17を固定するようにしている。
【0014】前記戸袋パネル15は、外周側が開口した
パネル上枠15aの開口内に前記横目地20を係合さ
せ、パネル下枠15bを幅木21に設けた幅木ジャッキ
21a上に載置することにより取付けられる。また、戸
袋パネル15の竪枠14側は、横目地20と同様な形状
のパネルエンド(図示せず)をパネル竪枠に係合させる
ことにより固定され、出入口部分のパネル竪枠には、従
来と同様にクッション材が装着される。
【0015】また、床面上には、適宜な箇所に引戸11
の下部を案内するガイドローラー26が従来と同様に設
けられている。なお、竪枠部分の構造は、従来と同様に
形成することができるので、図示及び詳細な説明は省略
する。
【0016】このように吊り戸の上枠部分を構成するこ
とにより、枠体の強度向上が図れるとともに、点検パネ
ル17の形状を簡略化でき、製作が容易になるだけでな
く、上枠部分への点検パネル17の取付け及び取外しを
極めて容易に行うことができる。すなわち、両竪枠間に
横桟19を設けることにより枠体の強度が向上し、ま
た、出入口部分の上部化粧機能を有する下部平面部19
aを横桟19に設けることにより、点検パネル17にお
ける上部化粧機能が不要となるため、点検パネル17を
板状に形成することができ、従来行っていた切欠き加工
を省略することができる。
【0017】さらに、点検パネル17の上部をパネル受
け18に係止させ、下部を横桟19に設けたマグネット
シート25で固定するようにしたことにより、点検パネ
ル17の取付け及び取外しが容易になる。また、点検作
業の際には、点検パネル17を上枠部から取外しておく
ことができるので、従来のように点検パネルを開いた状
態に支持する必要がなくなり、しかも、内部の点検を広
い開口スペースから行うことができ、作業性の向上も図
れる。
【0018】なお、マグネットシート25は、点検パネ
ル17側に設けることも可能であり、全長にわたって設
けても、適当な大きさのものを複数枚設けるようにして
もよい。また、上記実施例では、駆動機構(ドアエンジ
ン)を備えた自動ドアを例示して説明したが、通常の手
動開閉式の吊り戸にも同様に適用でき、ドアクローザー
等を上枠部に収納したものでも同様である。さらに、無
目にも同様にして適用することが可能であり、細部の形
状は、吊り戸の大きさや取付け場所の状態等に応じて適
宜に設計することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の吊り戸の
構造によれば、点検パネルの形状を単純化することがで
き、点検パネルの着脱も容易に行うことができるととも
に、点検パネルが取外せるので広い範囲の点検を行うこ
とができる。さらに、両竪枠間に横桟を設けたので、枠
体の強度も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す吊り戸の出入口部分
の縦断面図である。
【図2】 同じく戸袋部分の縦断面図である。
【図3】 従来の吊り戸の一例を示す横断面図である。
【図4】 同じく出入口部分の縦断面図である。
【図5】 同じく戸袋部分の縦断面図である。
【図6】 従来の点検パネルの斜視図である。
【符号の説明】
11…引戸、12…引戸レール、13…上枠、14…竪
枠、15…戸袋パネル、16…戸袋、17…点検パネ
ル、17a…係止部、18…パネル受け、18a…係止
部、19…横桟、19a…下部平面部、19b…当接面
部、20…横目地、21…幅木、22…駆動機構、24
…横桟固定金具、25…マグネットシート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸案内用の引戸レールを有する上枠及
    び左右の竪枠を備えた枠体と、該枠体の一半部に設けら
    れた戸袋と、前記上枠の側面に設けられた着脱可能な点
    検パネルとを備えた吊り戸の構造であって、前記点検パ
    ネルの上部に対応する上枠側方部に設けられたパネル受
    けと、点検パネルの下部に対応する両竪枠間に設けられ
    た横桟とを備え、横桟は、出入口部分の上部化粧機能を
    有する下面部と、点検パネルの下部が当接する当接面部
    と、前記戸袋に対応する部分の下面部に沿って設けられ
    た戸袋パネル固定用の横目地とを備え、前記点検パネル
    は、上部に前記パネル受けに係止する係止部を備えると
    ともに、前記横桟の当接面部と該当接面部に当接する点
    検パネルの内面とのいずれか一方に、点検パネル固定用
    のマグネットシートを設けたことを特徴とする吊り戸の
    構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002285762A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Bunka Shutter Co Ltd 引戸装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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