JPH08336625A - ゴルフクラブ用ヘッドカバー - Google Patents

ゴルフクラブ用ヘッドカバー

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Publication number
JPH08336625A
JPH08336625A JP7180511A JP18051195A JPH08336625A JP H08336625 A JPH08336625 A JP H08336625A JP 7180511 A JP7180511 A JP 7180511A JP 18051195 A JP18051195 A JP 18051195A JP H08336625 A JPH08336625 A JP H08336625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
club head
golf club
club
head cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP7180511A
Other languages
English (en)
Inventor
Akizo Ito
晶三 伊藤
Hiroyuki Niwa
浩之 丹羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagayanagi Co Ltd
Original Assignee
Nagayanagi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nagayanagi Co Ltd filed Critical Nagayanagi Co Ltd
Priority to JP7180511A priority Critical patent/JPH08336625A/ja
Publication of JPH08336625A publication Critical patent/JPH08336625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】着脱が容易で、外部から加えられる衝撃からク
ラブヘッドを保護し、且つ、クラブ同士の擦れ合いによ
るクラブヘッド及びクラブシャフトの損傷を軽減するゴ
ルフフラブ用ヘッドカバーを提供する。 【構成】ゴルフクラブ用ヘッドカバーは多積層シート1
で製作され、空気吹込口5を介して層間に導入される空
気がエアー弁8によってエアー層7に封入されるので、
ゴルフクラブのヘッド9a〜dはシート4によって密着
固定され、クラブ同士が擦れ合うことが無く、旦つ、エ
アー層7のクッション性によって外部からの衝撃からク
ラブヘッドが保護される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフクラブの輸送中
にキャディーバッグに収納されたクラブが損傷を被るこ
とを防止するゴルフクラブ用ヘッドカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年ゴルフ場へのクラブの搬送手段とし
て輸送業社に委託する方式がその利便性から盛んに活用
されているが、輸送中にキャディーバッグ内でクラブ同
士が擦れ合いあるいは打撲して損傷を被るという苦情が
頻発している。一方、近年カーボンシャフトを装着した
ゴルフクラブが急速に普及したが、カーボンシャフトは
傷付き易く、ゴルフクラブの搬送を輸送業者に委託する
場合はもとより、プレーヤーが自分で輸送する場合にお
いても、輸送中に加わる振動、衝撃によってシャフトが
擦れ合い、損傷するケースが急増している。このような
状況を背景として、従来はほとんどウッドクラブにしか
装着されなかったヘッドカバーをアイアンクラブにも装
着できるように形状や材質を改良したものが市販されて
いるが、通常は9本ないし10本と本数の多いアイアン
クラブ全てにヘッドカバーを着脱するには手間がかかる
ため一般には普及していないばかりか、輸送中に加わる
振動、衝撃によって生じるカーボンシャフトの損傷の防
止についてはほとんど効果を有さない。また、アイアン
クラブにヘッドカバーを装着する手間を軽減するために
アイアンクラブ4本ないし5本にまとめて装着すること
ができる大型のヘッドカバーが市販されているが、この
ようなヘッドカバーは外部から加わる打撲からクラブヘ
ッドを保護するには一定の効果を有するものの、振動で
クラブ同士が接触または擦れ合うことによって生じるヘ
ッド、シャフトの損傷を防止するにはほとんど効果を有
さない。また、キャディーバッグに収納されたゴルフク
ラブを空気のクッション性を利用して保護する方法とし
て、実開平7−18756においてはキャディーバッグ
のフードを中空状として中空部にエアーを封入する方
法、実開平7−22767においては円筒状のエアーマ
ットをキャディーバッグのフード内に設置する方法が考
案されているが、いずれも外部から加えられる衝撃を緩
和してクラブヘッドやキャディーバッグフードを保護す
るのには一定の効果を有するものの、クラブヘッド同士
が固定されていないので、擦れが原因で生じるクラブヘ
ッドやシャフトの損傷を防止することはできない。更
に、特開平6−277315および特開平6−3155
51においては、キャディーバッグ内に設置された嚢袋
に給気して嚢袋を膨大させてクラブシャフトを固定する
方法が考案されているが、これによればクラブシャフト
同士の擦れによるシャフトの損傷防止には一定の効果を
有するものの、クラブヘッドを保護するためには別途ヘ
ッドカバーを必要とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本数の多いア
イアンクラブへの着脱が容易に行うことができ、かつ、
輸送時に外部から加わる衝撃、打撲によって生じるクラ
ブヘッドの損傷を防止すると同時に、振動によって生じ
るクラブ同士の接触や擦れを原因とするシャフト、ヘッ
ドの損傷を防止することを可能とするゴルフクラブ用ヘ
ッドカバーが必要となる。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明におけるゴルフクラブ用ヘッドカバーは基本
的に二層以上の多積層シートから成る袋状保護具であっ
て、本発明に用いられる多積層シートは柔軟性・可撓性
を有する材質のシート材から構成され、同材質のシート
を積層して構成されるか異材質のシートを積層して構成
されるかは問わず、空気の封入を予定される層間を構成
するシートにおいては、空気の封入及び空気の保持を可
能ならしめるように気密性を有する材質のシートを選定
し、その側端部分のみを接着加工して積層される。また
その他の層を構成するシートにおいては、シート側端部
分のみの接着加工で積層されるか全面の接着加工で積層
されるかを問わず、材質は外観、手触り、クラブに対す
るクッション性、引裂き強度等を考慮して選定すれば良
く、更に、クラブヘッドに接触するシートの材質に伸縮
性のある材料を用いることにより、シートのクラブヘッ
ドへの密着が確実となり好ましい。こうして得られた多
積層シートを袋状に加工することにより本発明のゴルフ
クラブ用ヘッドカバーが製作される。ゴルフクラブ用ヘ
ッドカバーを構成する多積層シートにおいて空気の導入
を予定される層間に空気を導入する手段としては、層間
に接続される空気吹込口を設置し、この空気吹込口を介
して簡易手動ポンプ等の送気手段を用いて、または最も
簡便には、口移しで息を吹き入れることにより空気を導
入することによって実現され、さらに、封入された空気
を保持しまたは必要に応じて内部の空気を外部に放出す
る手段としては、空気吹込口に止栓を設けるか空気吹込
口の内部にエアー弁を設けることで容易に解決される。
【0005】
【作用】上記の如くヘッドカバーを構成する多積層シー
ト内の層間に形成されるエアー層がもたらすクッション
性によって外部からの衝撃からクラブヘッドが保護され
るばかりでなく、アイアンクラブ4本ないし5本にまと
めて装着する場合においては、空気封入がもたらす圧力
によってカバー内層材がクラブヘッドおよびクラブシャ
フトに密着しクラブが相互に固定されることから、輸送
時の振動によって生じるクラブヘッド同士のあるいはク
ラブシャフト同士の接触や擦れによる損傷をも著しく軽
減するという著効を有していることを特徴とする。さら
に、本発明によるゴルフクラブ用ヘッドカバーは、通常
使用されているあらゆるキャディーバッグに適用するこ
とが可能で、収納されているアイアンクラブ4本ないし
5本にまとめて装着し得る大きさに形成することにより
全てのアイアンクラブを2つの袋だけでカバーすること
が可能となり着脱の手間を大幅に軽減することができる
という効果も有する。
【0006】
【実施例】以下、実施例に基づき本発明をより詳細に説
明する。尚、図面に示されるヘッドカバーの形状、エア
ー弁の形状または取付位置、エアー吹込口の形状または
設置位置、多積層シートの積層数、多積層シートからヘ
ッドカバーを製作する際の接合部位置等は一実施例を示
したものにすぎず、本発明の適用の範囲を限定する性質
のものではない。図1は保護袋の製作に使用される三層
の多積層シート1で、シート材2を外層部としシート材
3とシート材4の中間に空気を封入する場合にはシート
材3、シート材4には気密性を有する材質を選定し且つ
側端部のみを接着して積層する。各シート材1、2、3
の材質は柔軟性と十分な強度を有するものを任意に選定
することができ、例えばナイロン等の補強繊維を埋設し
てなるゴム等の弾性シートを選定することにより使用上
十分な柔軟性と強度を付与することができる。また、外
層部となるシート材1には繊維を植毛してなるシート材
を用いれば感触の好適な製品とすることができるし、外
周部を毛織物等で覆うことも可能である。更に、内層部
となるシート材4に伸縮性を有する材質を用いればシー
ト材4のクラブへの密着がより確実となり好適である。
また、シート材を接着する方法としては、接着剤を塗布
する方法、接着部を加熱圧縮する方法、高周波ミシンを
用いて融着する方法等を適宜シート材の材質に合わせて
適用することができるが、本発明においてはこれ等接着
方法を限定する趣旨ではない。図2は多積層シート1を
用いて製作されたゴルフクラブ用ヘッドカバー10を示
し、空気吹込口5を側面に配置している。多積層シート
1をどのように接合して袋状物とするかは完成品の外観
や製作の難易性を考慮して任意に決定すればよい。図3
は、図1に示す多積層シート1を図中矢印方向に折り曲
げて側端を接合部6aとして接合して得られる筒状体の
一方の開放端を更に接合して得られるゴルフクラブ用ヘ
ッドカバー10の図2に示されるA−B方向の断面図で
ある。多積層シートの接合方法としては、接着剤を使用
する方法、接合部を加熱圧縮して接合する方法等を適用
することができるが、本発明においてはこれら接合方法
を限定する趣旨ではない。図4は、エアーの封止手段と
してエアー弁を設置したゴルフクラブ用ヘッドカバーに
おいて、空気吹込口5及びエアー弁8を介してシート材
3とシート材4の間に空気を封入してエアー層7を形成
し、4本のゴルフクラブのヘッド9a〜dをシート材4
で圧着固定したときの図2に示されるゴルフクラブ用ヘ
ッドカバー10のA−B方向の断面図である。4つのク
ラブヘッド9a〜dは、シート材4を介して空気圧によ
って相互に固定されると同時に、エアー弁8の働きによ
ってシート材3とシート材4の層間に保持されるエアー
層7のクッション性によって保護されるという卓越した
ヘッド保護機能を実現することができる。また、保護袋
をゴルフクラブから取り外す際は、エアー弁8を開放す
ることにより短時間に且つ容易に保護袋内の空気を外部
に放出することができる。また、エアーの封止手段とし
ては空気吹込口に止栓を設けてもよい。図5は、空気を
封入してクラブヘッドを固定している時の図2に示され
るゴルフ用ヘッドカバー10のC−D方向の断面図であ
り、図4に示されると同様に側面方向ばかりではなく、
クラブヘッド上部にもエアー層7が形成されることによ
り、上部から加えられる衝撃に対してもヘッド保護機能
が発揮されることを示している。更に、クラブヘッド9
のネック部分及びシャフトのネック側端部がシート材4
を介して空気圧によって相互に固定されるので、クラブ
シャフト同士が相互に擦れ合って損傷することが防止さ
れる。
【0007】
【発明の効果】本発明のゴルフクラブ用ヘッドカバーに
よれば、クラブヘッドに対する着脱を容易に行うことが
でき、ヘッドカバーを構成する多積層シートの層間に封
入される空気の作用によってクラブ同士が密着固定され
るので擦れによるクラブヘッド及びクラブシャフトの損
傷が著しく軽減されるばかりでなく、封入される空気の
クッション作用によって外部から加えられる衝撃を原因
とするクラブヘッドの損傷も著しく軽減されるという著
効を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるゴルフクラブ用ヘッドカバーを構
成する多積層シートの一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるゴルフクラブ用ヘッドカバーの一
実施例を示す斜視透視図である。
【図3】空気未封入時における図2に示されるゴルフク
ラブ用ヘッドカバーのA−B方向の断面図である。
【図4】図2に示されるゴルフクラブ用ヘッドカバーを
クラブヘッドに装着して空気を封入した時のA−B方向
の断面図である。
【図5】図2に示されるゴルフクラブ用ヘッドカバーを
クラブヘッドに装着して空気を封入した時のC−D方向
の断面図である。
【符号の説明】
1…多積層シート 2、3、4…シート材
5…空気吹込口 6a、6b…接合部 7…エアー層
8…エアー弁 9a、9b、9c、9d…ゴルフクラブのヘッド 10…ゴルフクラブ用ヘッドカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二層以上の多積層シートから成り、層間に接続される空
    気吹込口を介して導入される空気を層間に保持するため
    の止栓または弁を有すること特徴とするゴルフクラブ用
    保護袋。
JP7180511A 1995-06-13 1995-06-13 ゴルフクラブ用ヘッドカバー Pending JPH08336625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180511A JPH08336625A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 ゴルフクラブ用ヘッドカバー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7180511A JPH08336625A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 ゴルフクラブ用ヘッドカバー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08336625A true JPH08336625A (ja) 1996-12-24

Family

ID=16084535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7180511A Pending JPH08336625A (ja) 1995-06-13 1995-06-13 ゴルフクラブ用ヘッドカバー

Country Status (1)

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JP (1) JPH08336625A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006022008A1 (ja) * 2004-08-26 2008-05-08 Bldオリエンタル株式会社 遊戯装置
JP2013106696A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Searax Ltd ゴルフクラブカバー
WO2024050081A1 (en) * 2022-09-01 2024-03-07 Gstc Llc Golf bag cover with air-release club retention system

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