JPH08336576A - ペルチェ素子による香料の発香装置及びその組合せ発香方法 - Google Patents
ペルチェ素子による香料の発香装置及びその組合せ発香方法Info
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- JPH08336576A JPH08336576A JP7177905A JP17790595A JPH08336576A JP H08336576 A JPH08336576 A JP H08336576A JP 7177905 A JP7177905 A JP 7177905A JP 17790595 A JP17790595 A JP 17790595A JP H08336576 A JPH08336576 A JP H08336576A
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- Japan
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- container
- peltier element
- perfume
- temperature
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/021—Control thereof
- F25B2321/0212—Control thereof of electric power, current or voltage
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、任意の香りを、状況に応じて、簡便
に、素早く、創出する事ができる家庭用芳香器、オフィ
ス空調用香り発生器、アロマテラピー用香り発生器、な
どの香り合成・発香装置を提供するペルチェ素子による
香料の発香装置及びその組合せ発香方法 【構成】蓋(11)付きの香料(9)を入れた容器
(1)の下部にペルチェ素子(5)と、放熱板(6)、
を固着し、取付板(3)に断熱材(31)を施し取付、
制御部(7)、司令部(8)によりペルチェ素子を駆動
し、容器の加熱又は、冷却を行い、サーモスタット機能
で蓋(11)を開閉し、香りを発生又は停止する。複数
の発香部を香源として設けて、組合せ発香を行う。
に、素早く、創出する事ができる家庭用芳香器、オフィ
ス空調用香り発生器、アロマテラピー用香り発生器、な
どの香り合成・発香装置を提供するペルチェ素子による
香料の発香装置及びその組合せ発香方法 【構成】蓋(11)付きの香料(9)を入れた容器
(1)の下部にペルチェ素子(5)と、放熱板(6)、
を固着し、取付板(3)に断熱材(31)を施し取付、
制御部(7)、司令部(8)によりペルチェ素子を駆動
し、容器の加熱又は、冷却を行い、サーモスタット機能
で蓋(11)を開閉し、香りを発生又は停止する。複数
の発香部を香源として設けて、組合せ発香を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、家庭用芳香器、オフ
ィス空調用香発生器、アロマテラピー用香発生器、及
び、香り合成器に関するものである。
ィス空調用香発生器、アロマテラピー用香発生器、及
び、香り合成器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】日常、人々の香りについての関心は高
く、香りの効用を活用することは、古くから行われてき
た。しかし、一般的には、芳香剤などとして単一の香り
を定常的に香らせるものであった。
く、香りの効用を活用することは、古くから行われてき
た。しかし、一般的には、芳香剤などとして単一の香り
を定常的に香らせるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】社会環境の成熱化・高
度化により、人々のニーズが多様化し、環境の香りに対
する意識も変化してきております。家庭内やオフィス労
働環境やアウトドアライフなどの様々な場面で、状況に
応じた快適な香り環境が要望されてきております。めま
ぐるしくスピーディーな活動が要求される現代人の生活
に応じて、快適な香り環境を創出しようとするとき、任
意の香りを状況に応じて素早く発香提供したり、発香を
停止したり、あるいは、香りの種類を変化させる技術が
求められております。本発明は、これらの課題を解決す
るためになされたものである。
度化により、人々のニーズが多様化し、環境の香りに対
する意識も変化してきております。家庭内やオフィス労
働環境やアウトドアライフなどの様々な場面で、状況に
応じた快適な香り環境が要望されてきております。めま
ぐるしくスピーディーな活動が要求される現代人の生活
に応じて、快適な香り環境を創出しようとするとき、任
意の香りを状況に応じて素早く発香提供したり、発香を
停止したり、あるいは、香りの種類を変化させる技術が
求められております。本発明は、これらの課題を解決す
るためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】蓋(11)付きの香料
(9)を入れた容器(1)の下部にペルチェ素子(5)
を固着し、さらに、ペルチェ素子(5)の下部に放熱板
(6)を固着し、取付板(3)に取り付けて、断熱材
(31)を施す。ペルチェ素子(1)に、制御部(7)
より直流電流を通電し、司令部(8)内に設けた発香ス
イッチ(81)のON又はOFFによりこの電流方向
の、切り替えが出来るようにする。発香スイッチ(8
1)のONによって容器(1)をペルチェ素子(5)に
より加熱し、発香スイッチ(81)のOFFによって容
器(1)をペルチェ素子(5)により冷却する。又、容
器(1)の温度を温度設定器(82)により可変設定出
来るようにして、容器(1)の側面に取り付けた温度セ
ンサー(71)、によりセンシングしつつ、制御部
(7)より出力電流を制御し、容器(1)の加熱又は冷
却の温度コントロールが行えるようにする。容器(1)
の内底部に、サーモスタット感温筒(2)を取付て、こ
のサーモスタット感温筒の作動軸(21)上部に蓋(1
1)を取付、容器(1)の加熱によりサーモスタット感
温筒(2)が温度上昇し、熱膨張流体(22)が膨張
し、作動軸(21)を上昇作動させるとき、容器(1)
から蓋(11)をスプリング(24)に抗して持ち上げ
開口し、容器側部にスプリング座(25)端部を取り付
けてスプリング(24)を支持して、容器(1)の蓋
(11)を開閉するサーモスットを構成する。容器
(1)の冷却によりサーモスタット感温筒(2)が温度
降下し、熱膨張流体(22)を収縮し、スプリング(2
4)の反力により蓋(11)を作動軸(21)とともに
押し下げ、サーモスタットの復帰動作を行い蓋(11)
で容器(1)を閉口する。香料の温度を上昇すると一般
に蒸気圧が高まり揮発速度が促進され香りの拡散が活発
に行われ、温度を下げるほど蒸気圧が低下し香りの拡散
力が弱まる。香料容器をペルチェ素子により加熱するこ
とによって開口し、香りを発散し、ペルチェ素子により
冷却することによって香料容器を閉じて発香を停止する
ことを特徴とするペルチェ素子による香料の発香装置で
ある。この、ペルチェ素子による香料の発香装置を複数
設けるに当たって、取付板(3)と放熱板(6)をそれ
ぞれ連結一体として、これに複数の発香部を取付て、側
面に香風孔(41)を持つ箱(4)内に設置し、発香し
た香りを香風ファン(42)によって箱(4)内部から
香風孔(41)を経て外部へ送風し芳香として拡散す
る。放熱板(6)は、箱(4)内に設けた放熱ファン
(43)により送風し、放熱を促進する。複数の容器
(1)内に各々異なった香料を収容し、それぞれを香源
とする。司令部の発香スイッチにより任意の香源を選択
し発香を出来るようにして、且つ、容器温度を司令部の
温度設定器により任意に設定出来るようにする。複数の
香源の数をnとして、発香のON・OFFについて任意
の組合せを行うとき、その組合せの総数は2のN乗で計
算されるので、たとえば16種の香源を用いると655
36種類の発香が出来、さらに温度設定の高低による香
りの強弱による変化を含めると更に多くの香種を創出す
ることができるペルチェ素子による香料の組合せ発香方
法である。
(9)を入れた容器(1)の下部にペルチェ素子(5)
を固着し、さらに、ペルチェ素子(5)の下部に放熱板
(6)を固着し、取付板(3)に取り付けて、断熱材
(31)を施す。ペルチェ素子(1)に、制御部(7)
より直流電流を通電し、司令部(8)内に設けた発香ス
イッチ(81)のON又はOFFによりこの電流方向
の、切り替えが出来るようにする。発香スイッチ(8
1)のONによって容器(1)をペルチェ素子(5)に
より加熱し、発香スイッチ(81)のOFFによって容
器(1)をペルチェ素子(5)により冷却する。又、容
器(1)の温度を温度設定器(82)により可変設定出
来るようにして、容器(1)の側面に取り付けた温度セ
ンサー(71)、によりセンシングしつつ、制御部
(7)より出力電流を制御し、容器(1)の加熱又は冷
却の温度コントロールが行えるようにする。容器(1)
の内底部に、サーモスタット感温筒(2)を取付て、こ
のサーモスタット感温筒の作動軸(21)上部に蓋(1
1)を取付、容器(1)の加熱によりサーモスタット感
温筒(2)が温度上昇し、熱膨張流体(22)が膨張
し、作動軸(21)を上昇作動させるとき、容器(1)
から蓋(11)をスプリング(24)に抗して持ち上げ
開口し、容器側部にスプリング座(25)端部を取り付
けてスプリング(24)を支持して、容器(1)の蓋
(11)を開閉するサーモスットを構成する。容器
(1)の冷却によりサーモスタット感温筒(2)が温度
降下し、熱膨張流体(22)を収縮し、スプリング(2
4)の反力により蓋(11)を作動軸(21)とともに
押し下げ、サーモスタットの復帰動作を行い蓋(11)
で容器(1)を閉口する。香料の温度を上昇すると一般
に蒸気圧が高まり揮発速度が促進され香りの拡散が活発
に行われ、温度を下げるほど蒸気圧が低下し香りの拡散
力が弱まる。香料容器をペルチェ素子により加熱するこ
とによって開口し、香りを発散し、ペルチェ素子により
冷却することによって香料容器を閉じて発香を停止する
ことを特徴とするペルチェ素子による香料の発香装置で
ある。この、ペルチェ素子による香料の発香装置を複数
設けるに当たって、取付板(3)と放熱板(6)をそれ
ぞれ連結一体として、これに複数の発香部を取付て、側
面に香風孔(41)を持つ箱(4)内に設置し、発香し
た香りを香風ファン(42)によって箱(4)内部から
香風孔(41)を経て外部へ送風し芳香として拡散す
る。放熱板(6)は、箱(4)内に設けた放熱ファン
(43)により送風し、放熱を促進する。複数の容器
(1)内に各々異なった香料を収容し、それぞれを香源
とする。司令部の発香スイッチにより任意の香源を選択
し発香を出来るようにして、且つ、容器温度を司令部の
温度設定器により任意に設定出来るようにする。複数の
香源の数をnとして、発香のON・OFFについて任意
の組合せを行うとき、その組合せの総数は2のN乗で計
算されるので、たとえば16種の香源を用いると655
36種類の発香が出来、さらに温度設定の高低による香
りの強弱による変化を含めると更に多くの香種を創出す
ることができるペルチェ素子による香料の組合せ発香方
法である。
【0005】
【作用】本発明を使用するとき、香料容器のの加熱と冷
却が同一のペルチェ素子の電流方向の切替で行うことが
でき、同時に容器の開閉が温度変化によって速やかにな
されるとともに、香料が加熱されることにより香りの拡
散が活発に成される。複数の香源から多くの香種を組み
合わせ発香することが出来る。多くの香種の発香・発香
停止をスピーディーに切替指令でき香りの変化を楽しむ
ことができ、状況に応じた任意の香りを素早く提供する
ことができる。
却が同一のペルチェ素子の電流方向の切替で行うことが
でき、同時に容器の開閉が温度変化によって速やかにな
されるとともに、香料が加熱されることにより香りの拡
散が活発に成される。複数の香源から多くの香種を組み
合わせ発香することが出来る。多くの香種の発香・発香
停止をスピーディーに切替指令でき香りの変化を楽しむ
ことができ、状況に応じた任意の香りを素早く提供する
ことができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例をのべる。蓋(11)
付きの香料(9)を入れた容器(1)の下部にペルチェ
素子(5)を固着し、さらに、ペルチェ素子(5)の下
部に放熱板(6)を固着し、取付板(3)に取り付け
て、断熱材(31)を施す。ペルチェ素子(1)に、制
御部(7)より直流電流を通電し、司令部(8)内に設
けた発香スイッチ(81)のON又はOFFによりこの
電流方向の、切り替えが出来るようにする。発香スイッ
チ(81)のONによって容器(1)をペルチェ素子
(5)により加熱し、発香スイッチ(81)のOFFに
よって容器(1)をペルチェ素子(5)により冷却す
る。又、容器(1)の温度を温度設定器(82)により
可変設定出来るようにして、容器(1)の側面に取り付
けた温度センサー(71)、によりセンシングしつつ、
制御部(7)より出力電流を制御し、容器(1)の加熱
又は冷却の温度コントロールが行えるようにする。容器
(1)の内底部に、サーモスタット感温筒(2)を取付
て、このサーモスタット感温筒の作動軸(21)上部に
蓋(11)を取付、容器(1)の加熱によりサーモスタ
ット感温筒(2)が温度上昇し、熱膨張流体(22)が
膨張し、作動軸(21)を上昇作動させるとき、容器
(1)から蓋(11)をスプリング(24)に抗して持
ち上げ開口する。容器側部にスプリング座(25)端部
を取り付けてスプリング(24)を支持し、蓋(1
1)、作動軸(21)、シール(23)、熱膨張流体
(22)、サーモスタット感温筒(2)により容器
(1)を開閉するサーモスタットを構成する。容器
(1)の冷却によりサーモスタット感温筒(2)が温度
降下し、熱膨張流体(22)を収縮し、スプリング(2
4)の反力により蓋(11)を作動軸(21)とともに
押し下げ、サーモスタットの復帰動作を行い蓋(11)
で容器(1)を閉口する。香料(9)の補給には、容器
に接続する補給配管(12)と補給バルブ(13)を設
けて、補給瓶(91)より滴下供給する。香料の温度を
上昇すると一般に蒸気圧が高まり揮発速度が促進され香
りの拡散が増進し、温度を下げるほど蒸気圧が低下し香
りの拡散力が弱まる。香料容器をペルチェ素子により加
熱することによって開口し、香りを発散し、ペルチェ素
子により冷却することによって香料容器を閉じて発香を
停止することを特徴とするペルチェ素子による香料の発
香装置である。この、ペルチェ素子による香料の発香装
置を複数設けるに当たって、取付板(3)と放熱板
(6)をそれぞれ連結一体として、これに複数の発香部
を取付て、側面に香風孔(41)を持つ箱(4)内に設
置し、発香した香りを香風ファン(42)によって箱
(4)内部から香風孔(41)を経て外部へ送風し芳香
として拡散する。放熱板(6)は、箱(4)内に設けた
放熱ファン(43)により送風し、放熱を促進する。複
数(N個)の容器(1)内に各々異なった香料を収容
し、それぞれを香源とする。司令部の発香スイッチによ
り任意の香源を選択し発香を出来るようにして、且つ、
容器温度を司令部の温度設定器により任意に設定出来る
ようにする。ペルチェ素子による香料の組合せ発香方法
である。本発明の他の実施の一例を
付きの香料(9)を入れた容器(1)の下部にペルチェ
素子(5)を固着し、さらに、ペルチェ素子(5)の下
部に放熱板(6)を固着し、取付板(3)に取り付け
て、断熱材(31)を施す。ペルチェ素子(1)に、制
御部(7)より直流電流を通電し、司令部(8)内に設
けた発香スイッチ(81)のON又はOFFによりこの
電流方向の、切り替えが出来るようにする。発香スイッ
チ(81)のONによって容器(1)をペルチェ素子
(5)により加熱し、発香スイッチ(81)のOFFに
よって容器(1)をペルチェ素子(5)により冷却す
る。又、容器(1)の温度を温度設定器(82)により
可変設定出来るようにして、容器(1)の側面に取り付
けた温度センサー(71)、によりセンシングしつつ、
制御部(7)より出力電流を制御し、容器(1)の加熱
又は冷却の温度コントロールが行えるようにする。容器
(1)の内底部に、サーモスタット感温筒(2)を取付
て、このサーモスタット感温筒の作動軸(21)上部に
蓋(11)を取付、容器(1)の加熱によりサーモスタ
ット感温筒(2)が温度上昇し、熱膨張流体(22)が
膨張し、作動軸(21)を上昇作動させるとき、容器
(1)から蓋(11)をスプリング(24)に抗して持
ち上げ開口する。容器側部にスプリング座(25)端部
を取り付けてスプリング(24)を支持し、蓋(1
1)、作動軸(21)、シール(23)、熱膨張流体
(22)、サーモスタット感温筒(2)により容器
(1)を開閉するサーモスタットを構成する。容器
(1)の冷却によりサーモスタット感温筒(2)が温度
降下し、熱膨張流体(22)を収縮し、スプリング(2
4)の反力により蓋(11)を作動軸(21)とともに
押し下げ、サーモスタットの復帰動作を行い蓋(11)
で容器(1)を閉口する。香料(9)の補給には、容器
に接続する補給配管(12)と補給バルブ(13)を設
けて、補給瓶(91)より滴下供給する。香料の温度を
上昇すると一般に蒸気圧が高まり揮発速度が促進され香
りの拡散が増進し、温度を下げるほど蒸気圧が低下し香
りの拡散力が弱まる。香料容器をペルチェ素子により加
熱することによって開口し、香りを発散し、ペルチェ素
子により冷却することによって香料容器を閉じて発香を
停止することを特徴とするペルチェ素子による香料の発
香装置である。この、ペルチェ素子による香料の発香装
置を複数設けるに当たって、取付板(3)と放熱板
(6)をそれぞれ連結一体として、これに複数の発香部
を取付て、側面に香風孔(41)を持つ箱(4)内に設
置し、発香した香りを香風ファン(42)によって箱
(4)内部から香風孔(41)を経て外部へ送風し芳香
として拡散する。放熱板(6)は、箱(4)内に設けた
放熱ファン(43)により送風し、放熱を促進する。複
数(N個)の容器(1)内に各々異なった香料を収容
し、それぞれを香源とする。司令部の発香スイッチによ
り任意の香源を選択し発香を出来るようにして、且つ、
容器温度を司令部の温度設定器により任意に設定出来る
ようにする。ペルチェ素子による香料の組合せ発香方法
である。本発明の他の実施の一例を
【図4】により説明する。サーモスタット機能部にバイ
メタル(27)を用い、バイメタル(27)の感熱部を
軸(26)で容器(1)の内底部中央に固定し、円弧状
のバイメタル両端部を蓋(11)に可動支点として接続
する。軸(26)を蓋(11)に挿入し、シール(2
9)を設け気密性を持たせ、容器(1)の加熱によりバ
イメタル(27)が蓋(11)を押し上げる方向に変形
する。容器(1)の冷却によりバイメタル(27)が蓋
(11)を押し下げる方向に変形する。軸(26)端に
スプリング座(28)を取付、スプリング(24)を設
け、蓋(1)の開閉を調整する。
メタル(27)を用い、バイメタル(27)の感熱部を
軸(26)で容器(1)の内底部中央に固定し、円弧状
のバイメタル両端部を蓋(11)に可動支点として接続
する。軸(26)を蓋(11)に挿入し、シール(2
9)を設け気密性を持たせ、容器(1)の加熱によりバ
イメタル(27)が蓋(11)を押し上げる方向に変形
する。容器(1)の冷却によりバイメタル(27)が蓋
(11)を押し下げる方向に変形する。軸(26)端に
スプリング座(28)を取付、スプリング(24)を設
け、蓋(1)の開閉を調整する。
【0007】
【発明の効果】本発明を使用するとき、香料容器のの加
熱と冷却が同一のペルチェ素子の電流方向の切替のみで
行うことができ、同時に容器の開閉が温度変化によって
速やかに成されることから、構造を簡素化出来る。香料
が加熱されることにより香りの拡散が活発に成される。
複数の香源から多くの香種を組み合わせ発香することが
出来る。多くの香種の発香・発香停止をスピーディーに
切替指令でき香りの変化を楽しむことができ、状況に応
じた任意の香りを素早く提供することができ、且つ香り
の活用用途を拡大することが出来る。
熱と冷却が同一のペルチェ素子の電流方向の切替のみで
行うことができ、同時に容器の開閉が温度変化によって
速やかに成されることから、構造を簡素化出来る。香料
が加熱されることにより香りの拡散が活発に成される。
複数の香源から多くの香種を組み合わせ発香することが
出来る。多くの香種の発香・発香停止をスピーディーに
切替指令でき香りの変化を楽しむことができ、状況に応
じた任意の香りを素早く提供することができ、且つ香り
の活用用途を拡大することが出来る。
【図1】 本発明の発香装置の概要を示す発香停止時の
要部断面図
要部断面図
【図2】 本発明の発香装置の概要を示す発香時の要部
断面図
断面図
【図3】 本発明の組合せ発香方法を示す発香装置の要
部断面図
部断面図
【図4】 本発明の他の実施例を示す発香装置の要部断
面図
面図
1 容器 11 蓋 12 補給配管 13 補給バルブ 2 サーモスタット感温筒 21 作動軸 22 熱膨張流体 23 シール 24 スプリング 25 スプリング
座 26 軸 27 バイメタル 28 スプリング座 29 シール 3 取付板 31 断熱材 4 箱 41 香風孔 42 香風ファン 43 放熱ファン 5 ペルチェ素子 6 放熱板 7 制御部 8 司令部 81 発香スイッ
チ 82 温度設定器 9 香料 91 補給瓶
座 26 軸 27 バイメタル 28 スプリング座 29 シール 3 取付板 31 断熱材 4 箱 41 香風孔 42 香風ファン 43 放熱ファン 5 ペルチェ素子 6 放熱板 7 制御部 8 司令部 81 発香スイッ
チ 82 温度設定器 9 香料 91 補給瓶
Claims (2)
- 【請求項1】蓋(11)付きの香料を入れた容器(1)
の下部にペルチェ素子(5)と、ペルチェ素子(5)の
下部に放熱板(6)を固着し、取付板(3)に取り付け
て、断熱材(31)を施し、ペルチェ素子(1)に、制
御部(7)より直流電流を通電し、この電流方向を司令
部(8)内に設けた発香スイッチ(81)により、切り
替えが出来るようにし、容器(1)の温度を温度設定器
(82)により設定し、容器(1)の側面に取り付けた
温度センサー(71)、によりセンシングしつつ、制御
部(7)より出力電流を制御し、容器(1)の加熱又は
冷却を行えるようにして、容器(1)の内底部に、サー
モスタット感温筒(2)を取付て、このサーモスタット
感温筒の作動軸(21)上部に蓋(11)を取付、温度
上昇によりサーモスタットが作動するとき、容器(1)
から蓋(11)を持ち上げ開口し、温度降下時の、サー
モスタットの復帰動作で蓋(11)を下降し閉口するよ
う配置し、香料容器をペルチェ素子により加熱すること
によって開口し、香りを発散し、ペルチェ素子により冷
却することによって香料容器を閉じて発香を停止するこ
とを特徴とするペルチェ素子による香料の発香装置。 - 【請求項2】前記、請求項1のペルチェ素子による香料
の発香装置を複数設けるに当たって、取付板(3)と放
熱板(6)をそれぞれ連結一体として、これに複数の発
香部を取付て、各々を、香源として異なった香料を収容
し、司令部の発香スイッチにより任意の香源を選択し発
香を出来るようにして、且つ、容器温度を司令部の温度
設定器により任意に設定出来るようにして、複数の香源
から任意の組合せの発香が出来ることを特徴とするペル
チェ素子による香料の組合せ発香方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177905A JPH08336576A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | ペルチェ素子による香料の発香装置及びその組合せ発香方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7177905A JPH08336576A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | ペルチェ素子による香料の発香装置及びその組合せ発香方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08336576A true JPH08336576A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=16039118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7177905A Pending JPH08336576A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | ペルチェ素子による香料の発香装置及びその組合せ発香方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08336576A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6090344A (en) * | 1997-07-07 | 2000-07-18 | Ricoh Company, Ltd. | Method and system for generating scent from independently releasable sources of scent causing agents |
US6282458B1 (en) | 1996-09-17 | 2001-08-28 | Ricoh Company, Ltd. | Methods and systems for controlling olfactory stimuli |
JP2011508621A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-17 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 揮発性物質拡散装置及び揮発性物質の不要な混合を防止する方法 |
JP2012514519A (ja) * | 2009-01-09 | 2012-06-28 | エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド | 芳香剤供給器 |
KR20190119380A (ko) * | 2018-04-12 | 2019-10-22 | 선문대학교 산학협력단 | 아로마 발향기 |
WO2021039568A1 (ja) | 2019-08-26 | 2021-03-04 | アントビー株式会社 | 芳香拡散装置および芳香拡散キット |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP7177905A patent/JPH08336576A/ja active Pending
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