JPH08336050A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH08336050A
JPH08336050A JP7166867A JP16686795A JPH08336050A JP H08336050 A JPH08336050 A JP H08336050A JP 7166867 A JP7166867 A JP 7166867A JP 16686795 A JP16686795 A JP 16686795A JP H08336050 A JPH08336050 A JP H08336050A
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JP7166867A
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Takeji Sato
武治 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画像サイズによる画質の差をなくし高画質な画
像をモニタ表示することが可能な画像処理装置を提供す
る。 【構成】記録媒体上に記録された画像を投影する光学系
D1と、この光学系D1からの投影画像を撮像するイメ
ージセンサD2と、記録媒体上に記録された画像サイズ
および/または画像の投影方向を検出する検出手段D3
と、イメージセンサD2からの出力を補正するための補
正パラメータを設定する補正パラメータ設定手段D4
と、補正パラメータでイメージセンサD2からの出力を
補正する画像処理手段D5と、この画像処理手段D5で
処理された出力をモニタ90に表示する表示手段D6と
を備える画像処理装置Dにおいて、補正パラメータ設定
手段D4は複数の補正パラメータを有しており、検出手
段の出力に基づいて複数の補正パラメータより1つを選
択し使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、記録媒体上に記録さ
れた画像を撮像して得られた画像データを処理し、モニ
タに表示する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ネガフィルムの画像を印画紙に
焼き付ける写真焼付装置には、ネガフィルムの画像をモ
ニタに表示し、このモニタの表示に基づいて印画紙に焼
き付ける焼付条件を設定し、適正な焼付条件で写真焼付
を行うものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまで、ネガフィル
ムを撮像し、モニタに表示するための画像処理を実施す
るにあたって、ネガフィルム上に記録された画像のサイ
ズや投影方向によらず固定の補正パラメータを設定し補
間・強調処理等を行い、その出力をモニタに表示してい
た。ところが、ネガフィルム上に記録された画像のサイ
ズによっては、補間・強調処理を行うことでモニタ表示
時の画質が良くなるものと悪くなるものがあるという問
題があった。
【0004】例えば、撮像の対象となるネガフィルム
は、ネガフィルム上に記録された画像のサイズが13m
m×17mm〜56mm×82.6mmまでの範囲で、
しかも画像サイズのネガフィルムの縦方向と横方向の画
像といった広範囲な画像をモニタに表示する必要があ
り、イメージセンサ上に投影された画像を固定のパラメ
ータを使って補間・強調処理しモニタに表示すると、た
とえば図6に示すような配列のCCDをネガフィルムの
撮像用として用い、図7のような補間処理を行った場
合、ネガフィルム上に記録された画像のエッジ形状によ
り、補間処理した画像出力をモニタに表示したとき、色
ずれ、にじみ等の原因となる偽色が生じる場合があり、
このようなエッジ部に色ずれやにじみのあるようなもの
に単純なエッジ強調処理をかけると、かえって画質を悪
化させてしまうケースがある。
【0005】また、ネガフィルムの縦横比(例えば13
5フルサイズなら3:2)とイメージセンサ(基本的に
4:3)の縦横比が異なるため、画像とイメージセンサ
の長辺同志の合致する横方向の投影に比べて縦方向にネ
ガフィルムが投影された場合には、どうしてもイメージ
センサからの有効な画像データ数が減ってしまう。
【0006】このような縦方向に投影された画像や、ま
た小サイズのフィルム画像をある一定以上の大きさに出
そうとすると、画像の拡大等の処理が必要となる。
【0007】一方、大サイズのフィルム画像や、横焼き
(横投影)では、イメージセンサヘの投影サイズもそれ
なりに大きくとれるので画像データの量も多く、基本的
に拡大ではなく、そのまま等倍で出力できるか、もしく
はデータを間引きして縮小して出力することになる。
【0008】このように、ネガ種によって、一方で画像
の拡大、他方で画像の縮小が行われるものに、同じ強調
や補間をかけると、縮小される画像には有効でも、拡大
された画像ではかえって画質の劣化を招くようなケース
が存在していた。また、モニタの表示はプリント時の判
定に使用されることが多くどの画像サイズに対しても高
画質な画像である必要があった。
【0009】このような問題を解決するため、ネガフィ
ルム上に記録された画像のサイズ及び/またはネガフィ
ルム上に記録された画像の投影方向毎に補正パラメータ
を設定し補間・強調処理し、画像サイズによる画質の差
をなくし高画質な画像をモニタ表示する必要性があっ
た。
【0010】この発明は、かかる点に鑑みてなされたも
ので、画像サイズによる画質の差を減少させ高画質な画
像をモニタ表示することが可能な画像処理装置を提供す
ることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ
目的を解決するために、請求項1記載の発明は、記録媒
体上に記録された画像を投影する光学系と、この光学系
からの投影画像を撮像するイメージセンサと、前記記録
媒体上に記録された画像サイズおよび/または画像の投
影方向を検出する検出手段と、前記イメージセンサから
の出力を補正するための補正パラメータを設定する補正
パラメータ設定手段と、前記補正パラメータで前記イメ
ージセンサからの出力を補正する画像処理手段と、この
画像処理手段で処理された出力をモニタに表示する表示
手段とを備える画像処理装置において、前記補正パラメ
ータ設定手段は複数の補正パラメータを有しており、前
記検出手段の出力に基づいて前記複数の補正パラメータ
より1つを選択し使用することを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明に画像処理装置は、前
記補正パラメータが、前記記録媒体上に記録されうる画
像サイズおよび/または画像の投影方向毎に有している
ことを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、画像サイズおよび/
または画像の投影方向を検出する検出手段の出力に基づ
いて複数の補正パラメータより1つを選択し、この選択
された補正パラメータを使用してイメージセンサからの
出力を補正し、画像処理された出力をモニタに表示す
る。
【0014】請求項2記載の発明では、補正パラメータ
が、記録媒体上に記録されうる画像サイズおよび/また
は画像の投影方向毎に有しており、高画質の画像をモニ
タに表示させる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の画像処理装置の実施例を説
明する。
【0016】図1は画像処理装置を適用した写真焼付装
置の概略構成図である。写真焼付装置1には、印画紙P
を搬送する印画紙送り手段Aと、現像処理済のネガフィ
ルムFを搬送するフィルム送り手段Bと、ネガフィルム
Fの画像を印画紙Pに焼き付ける焼付手段Cと、ネガフ
ィルムFの画像を読み取り画像処理する画像処理装置D
とを備えている。印画紙送り手段Aは、搬送ベルト1
1、回転軸12、ステッピングモータ13等で構成さ
れ、カッタ14で切断された印画紙Pが搬送ベルト11
上に供給され、この搬送ベルト11によって送られる。
フィルム送り手段Bは、ネガキャリヤ21、ステッピン
グモータ22、送りローラ23等で構成され、ネガフィ
ルムFはネガキャリヤ21にガイドされて送られる。焼
付手段Cは、光源31、フィルタ32、レンズ33、シ
ャッタ34等から構成されている。
【0017】画像処理装置Dは、ネガフィルムFの画像
を読み取りモニタ90に表示し、このモニタ90の表示
に基づいて印画紙に焼き付ける焼付条件を設定する。こ
の画像処理装置Dは、ネガフィルムFである記録媒体上
に記録された画像を投影する光学系D1と、この光学系
D1からの投影画像を撮像するイメージセンサD2と、
記録媒体上に記録された画像サイズおよび/または画像
の投影方向を検出する検出手段D3と、イメージセンサ
D2からの出力を補正するための補正パラメータを設定
する補正パラメータ設定手段D4と、補正パラメータで
イメージセンサD2からの出力を補正する画像処理手段
D5と、この画像処理手段D5で処理された出力をモニ
タ90に表示する表示手段D6とを備えている。
【0018】補正パラメータ設定手段D4は複数の補正
パラメータを有しており、画像サイズおよび/または画
像の投影方向を検出する検出手段D3の出力に基づいて
複数の補正パラメータより1つを選択し使用する。この
補正パラメータは、記録媒体上に記録されうる画像サイ
ズおよび/または画像の投影方向毎に有しており、画像
サイズおよび/または画像の投影方向を検出する検出手
段D3の出力に基づいて複数の補正パラメータより1つ
を選択し、この選択された補正パラメータを使用してイ
メージセンサD2からの出力を補正し、画像処理された
出力をモニタ90に表示する。
【0019】図2は記録媒体上に記録された画像サイズ
及び/または画像の投影方向の説明図である。図2
(a)はネガフィルムFの画像を光学系D1を介してイ
メージセンサD2上にフィルム画像50を横方向に投影
する。図2(b)はネガフィルムFの画像を光学系D1
を介してイメージセンサD2上にフィルム画像50を縦
方向に投影する。写真焼付装置1では、横焼きプリント
と縦焼きプリントができ、この横焼きプリントと縦焼き
プリントによりネガフィルムを横と縦にイメージセンサ
D2上に投影する。
【0020】また、ネガフィルム上に記録された画像サ
イズとしては、次のような種類がある。 110フィルムポケットインスタマチック判 画面サイズ 13×17mm 126フィルムインスタマチック判 画面サイズ 26×26mm 135フィルムハーフ判 画面サイズ 17×24mm ライカ判 画面サイズ 24×36mm 120フィルムセミ判 画面サイズ 41.5×17mm 6×6判 画面サイズ 56×56mm 6×7判 画面サイズ 56×67mm 6×9判 画面サイズ 56×82.6mm 図3は画像処理装置の概略図である。スキャナカメラ6
0の光学系D1を構成するズームレンズ61によりイメ
ージセンサD2を構成するCCD62に投影された画像
をCCD62で撮像し、CCD62で撮像した画像デー
タをAD変換回路63でアナログ情報をデジタル情報に
変換して測光データ処理部70にB,G,R信号として
出力する。測光データ処理部70のシャッタ制御部71
で電子シャッタ64を制御してCCD62で撮像し、ま
たAGC回路65を制御してほぼ一定の出力を得る。
【0021】この測光データ処理部70でフレームメモ
リ72に画像データを取り込みシェーディング補正73
を実行した画像データを、画像データメモリ部80、判
定処理部81、画像データ処理部82にB,G,R信号
として出力する。
【0022】画像データメモリ部80では1フレームご
との画像データをメモリに蓄える。判定処理部81では
画像データから画像サイズ及びフィルム画像の投影方向
から補正パラメータを選択し、画像データ処理部82に
補正パラメータを出力する。
【0023】画像データ処理部82では、測光データ処
理部70もしくは画像データメモリ部80からの画像デ
ータをネガポジ反転し、ネガポジ反転した画像データと
補正パラメータとから表示処理部85の補間・強調処理
部83で補間・強調処理を行い、その出力をDA変換回
路84でデジタル情報をアナログ情報に変換してモニタ
90のCRT91に出力して表示する。
【0024】補間・強調処理部83での補間処理につい
ては図4に、強調処理については図5に示す。
【0025】図4はネガポジ反転した画像データと補正
パラメータとから補間処理を行うためのブロック回路図
の一実施例を示したものである。
【0026】1H−DELAY素子830は、入力信号
に対して出力信号が水平同期信号1周期遅れて出力され
る。また、FF素子831a〜831dは入力信号に対
して出力信号が画像データを1ドット遅らせて出力させ
る。
【0027】このため、例えば入力信号f(x,y)に
対して1H−DELAY素子830からの出力信号f
(x,y+1)がFF素子831a及びSEL素子83
2aに入力される。FF素子831aからの出力信号f
(x+1,y+1)がFF素子831b及び演算素子8
33に入力され、さらにFF素子831bからの出力信
号f(x+2,y+1)がSEL素子832aに入力さ
れる。SEL素子832aでは、入力信号に基づき出力
信号f(x,y+1)、またはf(x+2,y+1)が
出力されて、演算素子833に入力される。
【0028】一方、1H−DELAY素子830に入力
されない、入力信号f(x,y)がFF素子831c及
びSEL素子832bに入力される。入力信号f(x,
y)に対してFF素子831cからの出力信号f(x+
1,y)がFF素子831d及び演算素子833に入力
され、さらにFF素子831dからの出力信号f(x+
2,y)がSEL素子832bに入力される。SEL素
子832bでは、入力信号に基づき出力信号f(x,
y)、またはf(x+2,y)が出力されて、演算素子
833に入力される。
【0029】このように、1H−DELAY素子830
またはFF素子831a〜831dにより一つの画素に
対して隣合う画像データのいずれかをSEL素子832
a,832bで選ぶことにより、信号f(x,y+
1)、またはf(x+2,y+1)のいずれかの信号
と、信号f(x+1,y+1)と、信号f(x+1,
y)と、信号f(x,y)、またはf(x+2,y)の
いずれかの信号との組み合わせにより、補間を行う画像
データと補間のために使う画像データを設定し、演算素
子833で設定した画像データと、補正パラメータ設定
手段834で設定した補正パラメータとで補間処理を行
う。
【0030】次式は、演算素子833で補間処理を行う
ための演算式の一実施例である。
【0031】補間処理する画素の画像データF[x,
y]に対して、水平方向に隣り合う画素の画素データF
[x+1,y]、または画素データF[x−1,y]を
補間処理のために使う画像データに設定した場合 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x+1,y])
/(1+a) または、 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x−1,y])
/(1+a) を用いる。
【0032】垂直方向に隣り合う画素の画素データF
[x,y+1]、または画素データF[x,y−1]を
補間処理のために使う画像データに設定した場合 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x,y+1])
/(1+a) または、 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x,y−1])
/(1+a) を用いる。
【0033】斜め方向に隣り合う画素の画素データF
[x+1,y+1]、または画素データF[x−1,y
+1]、画素データF[x+1,y−1]、画素データ
F[x−1,y−1]のいずれかを補間処理のために使
う画像データに設定した場合 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x+1,y+
1])/(1+a) または、 F[x,y]=(F[x,y]+aF[x−1,y+
1])/(1+a) F[x,y]=(F[x,y]+aF[x+1,y−
1])/(1+a) F[x,y]=(F[x,y]+aF[x−1,y−
1])/(1+a) のいずれかを用いる。
【0034】なお、 x,y:CCDセンサの画素座標 F[x,y]:CCDセンサ[x,y]座標の画像出力 a:補正パラメータ である。
【0035】このように、補間処理において、補正パラ
メータaは、例えば補正パラメータ設定手段834はネ
ガフィルム上に記録された画像サイズ及び/または画像
の投影方向ごとに補正パラメータを複数有し、画像サイ
ズ及び/または画像投影方向を検出する検出手段の出力
に基づいて補正パラメータaを選択し演算素子に入力さ
せ補間処理させる。
【0036】図5は補正処理での出力の強調処理を行う
ブロック回路図の一実施例である。
【0037】FF素子835a〜835fは入力信号に
対して出力信号が画像データを1ドット遅らせて出力さ
せる。また、1H−DELAY素子839a,839b
は、入力信号に対して出力信号が水平同期信号1周期遅
れて出力される。
【0038】このため、例えば入力信号f(x,y)が
SEL素子836a及びFF素子835aに入力され、
入力信号f(x,y)に対してFF素子835aからの
出力信号f(x+1,y)が、FF素子835b及びS
EL素子836aに入力される。FF素子835bの出
力信号f(x+2,y)が、SEL素子836aに入力
される。SEL素子836aでは、入力信号に基づき出
力信号f(x,y)、またはf(x+1,y)、または
f(x+2,y)が出力されて、演算素子837に入力
される。
【0039】また、例えば入力信号f(x,y)に対し
て1H−DELAY素子839aからの出力信号f
(x,y+1)が演算素子837及びFF素子835c
に入力される。FF素子835cからの出力信号f(x
+1,y+1)が演算素子837及びFF素子835d
に入力される。FF素子835dの出力信号f(x+
2,y+1)が演算素子837に入力される。
【0040】例えば入力信号f(x,y)に対して1H
−DELAY素子839aからの出力信号f(x,y+
1)が1H−DELAY素子839bに入力される。こ
の1H−DELAY素子839bからの出力信号f
(x,y+2)がSEL素子836b及びFF素子83
5eに入力され、入力信号f(x,y+2)に対してF
F素子835eからの出力信号f(x+1,y+2)
が、FF素子835f及びSEL素子836bに入力さ
れる。FF素子835fの出力信号f(x+2,y+
2)が、SEL素子836bに入力される。SEL素子
836bでは、入力信号に基づき出力信号f(x,y+
2)、またはf(x+1,y+2)、またはf(x+
2,y+2)が出力されて、演算素子837に入力され
る。
【0041】このように、1H−DELAY素子839
a,839bまたはFF素子835a〜835fにより
一つの画素に対して隣合う画像データのいずれかをSE
L素子836a,836bで選ぶことにより、信号f
(x,y)、またはf(x+1,y)、またはf(x+
2,y)のいずれかの信号と、信号f(x,y+1)
と、信号f(x+1,y+1)と、信号f(x,y+
2)、またはf(x+1,y+2)、またはf(x+
2,y+2)のいずれかの信号との組み合わせにより、
強調を行う画像データと強調のために使う画像データを
設定し、演算素子837で設定した画像データと、補正
パラメータ設定手段838で設定した補正パラメータと
で強調処理を行う。
【0042】次式は、演算素子837で強調処理を行う
ための演算式の一実施例である。水平方向または垂直方
向に隣合った画像データを順にX1、X2、X3としX
2を強調すると、次式のようになる。
【0043】 X2=X2+a{(X2−X1)+(X2−X3)} a:補正パラメータ 例えば、画像データF(x+1,y+1)の強調する場
合には、 画像データF(x+1,y+1)=F(x+1,y+
1)+a{[F(x+1,y+1)−F(x,y)]+
[F(x+1,y+1)−F(x+2,y+2)]} として強調する。
【0044】このように補間処理において、同様に、補
正パラメータaは、例えば補正パラメータ設定手段83
8はネガフィルム上に記録された画像サイズ及び/また
は画像の投影方向ごとに補正パラメータを複数有し、画
像サイズ及び/または画像投影方向を検出する検出手段
の出力に基づいて補正パラメータaを選択し演算素子に
入力させ補間処理させる。
【0045】
【発明の効果】前記したように、記録媒体上に記録され
た画像サイズ及び/または画像の投影方向により補間処
理を行うための補正パラメータを設定し、その補正パラ
メータを使い、イメージセンサで撮像した画像出力を補
間・強調処理することで、画像サイズまたは投影方向と
いったイメージセンサに投影される様々な画像サイズに
対して、モニタに高画質な画像を表示することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理装置を適用した写真焼付装置の概略構
成図である。
【図2】記録媒体上に記録された画像サイズ及び/また
は画像の投影方向の説明図である。
【図3】画像処理装置の概略図である。
【図4】ネガポジ反転した画像データと補正パラメータ
とから補間処理を行うためのブロック回路図の一実施例
を示した図である。
【図5】補正処理での出力の強調処理を行うブロック回
路図の一実施例を示す図である。
【図6】カラーCCDセンサの画素配列を示す図であ
る。
【図7】モニタ表示時のBGR画像データの配列を示す
図である。
【符号の説明】
90 モニタ D 画像処理装置 D1 光学系 D2 イメージセンサ D3 検出手段 D4 補正パラメータ設定手段 D5 画像処理手段 D6 表示手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上に記録された画像を投影する光
    学系と、この光学系からの投影画像を撮像するイメージ
    センサと、前記記録媒体上に記録された画像サイズおよ
    び/または画像の投影方向を検出する検出手段と、前記
    イメージセンサからの出力を補正するための補正パラメ
    ータを設定する補正パラメータ設定手段と、前記補正パ
    ラメータで前記イメージセンサからの出力を補正する画
    像処理手段と、この画像処理手段で処理された出力をモ
    ニタに表示する表示手段とを備える画像処理装置におい
    て、前記補正パラメータ設定手段は複数の補正パラメー
    タを有しており、前記検出手段の出力に基づいて前記複
    数の補正パラメータより1つを選択し使用することを特
    徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記補正パラメータは、前記記録媒体上に
    記録されうる画像サイズおよび/または画像の投影方向
    毎に有していることを特徴とする請求項1記載の画像処
    理装置。
JP7166867A 1995-06-08 1995-06-08 画像処理装置 Pending JPH08336050A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863656A2 (en) * 1997-03-07 1998-09-09 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Image scanning apparatus and method of scanning images

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0863656A2 (en) * 1997-03-07 1998-09-09 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Image scanning apparatus and method of scanning images
EP0863656A3 (en) * 1997-03-07 1999-08-04 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Image scanning apparatus and method of scanning images

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