JPH08335760A - プリント基板取付構造 - Google Patents

プリント基板取付構造

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JPH08335760A
JPH08335760A JP7138313A JP13831395A JPH08335760A JP H08335760 A JPH08335760 A JP H08335760A JP 7138313 A JP7138313 A JP 7138313A JP 13831395 A JP13831395 A JP 13831395A JP H08335760 A JPH08335760 A JP H08335760A
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conductive
circuit board
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tube
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Mamoru Hasehara
守 羽瀬原
Masaharu Tanaka
正治 田中
Teruo Matoba
輝夫 的場
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/14Structural association of two or more printed circuits
    • H05K1/141One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/368Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支持具に電源供給などが可能な導電部を設け
ることにより、コネクタピンを介さず電源電力や各種信
号のやりとりを、小スペース内で安定的に実施可能にす
る。 【構成】 親プリント基板1およびこれに電気的に接続
される子プリント基板2と、これらの親プリント基板1
および子プリント基板2間に介在される支持具6と、該
支持具6端に対して上記親プリント基板1および子プリ
ント基板2を挟圧保持するように、該支持具6端にねじ
込まれるねじ5とを備え、上記支持具6に、上記親プリ
ント基板1および子プリント基板2に電気的に接続され
る導電部6a,6bを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子機器に設置され
る親プリント基板および子プリント基板を相互に支持具
を介して固定するプリント基板支持構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図27および図28は従来のプリント基
板の支持構造を示す正面図および平面図であり、図にお
いて、1は親プリント基板、2は子プリント基板、3は
親プリント基板1に取り付けられた親コネクタ、4は子
プリント基板2に取り付けられて、上記親コネクタ3に
接続された子コネクタである。
【0003】また、12は親プリント基板1および子プ
リント基板2間に介在された複数本の棒状の支持具、5
はこれらの各支持具12端に対して、上記親プリント基
板1および子プリント基板2を挟圧保持するように、上
記支持具12端にねじ込んだねじである。
【0004】図29は上記親コネクタ3および子コネク
タ4を通じて親プリント基板1および子プリント基板2
を結ぶ電源供給回路を示す等価回路図であり、ここでは
1本の0V用ピンと、互いに接続された3本の5V用の
ピンを有するものを示してある。
【0005】図30,図31および図32は上記支持具
12の詳細を示す正面図,平面図および縦断面図であ
り、これが金属,合成樹脂,磁器などの管材12bの中
心部にねじ管12aを有するものからなる。
【0006】次に動作について説明する。まず、上記親
プリント基板1および子プリント基板2の連結は、親コ
ネクタ3を有する親プリント基板にねじ5を用いて支持
具12の一端部をねじ固定する。
【0007】続いて、子プリント基板2に取り付けられ
ている子コネクタ4を親コネクタ3に差し込んだ後、ね
じ5を用いて上記支持具12の他端部に子プリント基板
2をねじ固定する。
【0008】こうすることで、親プリント基板1および
子プリント基板2の電気的接続が各コネクタ3,4によ
りなされ、親プリント基板および子プリント基板の機械
的結合は支持具12とねじ5とによりなされる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリント基板取
付構造は以上のように構成されているので、親プリント
基板1と子プリント基板2の電源回路を含むすべての電
気的接続は親コネクタ3および子コネクタ4を介してな
され、各コネクタ3,4の各ピンに流せる電流の許容値
に限界があるところから、電源回路については、図29
に示すように複数本のピンを並列接続して電流容量を十
分に大きくとることが必要で、このためピンの増設が要
求され、これにより各コネクタ3,4の大型化を招くほ
か、各ピンが近接することで基準電位としての0ボルト
が均一化されず、また、ノイズ発生の原因になるなどの
問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、支持具に電源供給などの可能な
導電部を設けることにより、コネクタピンを介さず電源
電力や各種信号のやりとりを、小スペース内で安定的
に、親プリント基板および子プリント基板間で容易に実
施できるプリント基板取付構造を得ることを目的とす
る。
【0011】また、この発明はコネクタピンを用いるこ
となく支持具に同芯配置された導電ねじ管およびねじ管
を正負一対の電源ラインとして利用し、親プリント基板
および子プリント基板間で比較的大きい電流の受け渡し
を行うことができるプリント基板取付構造を得ることを
目的とする。
【0012】また、この発明は支持具に設けられた一対
の円弧状導電帯を利用して異なる2種類の電圧を電源と
して、親プリント基板および子プリント基板間で電流の
受け渡しをすることができるプリント基板取付構造を得
ることを目的とする。
【0013】また、この発明は許容値の大きい電流の親
プリント基板および子プリント基板間での受け渡しを行
えるようにするとともに、対ノイズ性を向上できるプリ
ント基板取付構造を得ることを目的とする。
【0014】また、この発明は支持具を用いて異なる2
種類の電圧を親プリント基板および子プリント基板間で
受け渡しできるようにするとともに、耐ノイズ性を向上
できるプリント基板取付構造を得ることを目的とする。
【0015】また、この発明は外部からの耐ノイズ性を
向上できるとともに支持具内の導電部から外部へのノイ
ズの影響をより確実に回避できるプリント基板取付構造
を得ることを目的とする。
【0016】また、この発明は支持具を用いて異なる2
種類の電圧を親プリント基板および子プリント基板間に
受け渡しできるようにするとともに、外部からの耐ノイ
ズ性を向上でき、かつ外部へのノイズの影響を十分に抑
えることができるプリント基板取付構造を得ることを目
的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
リント基板取付構造は、親プリント基板およびこれに電
気的に接続される子プリント基板と、これらの親プリン
ト基板および子プリント基板間に介在される支持具と、
該支持具端に対して上記親プリント基板および子プリン
ト基板を挟圧保持するように、該支持具端にねじ込まれ
るねじとを備え、上記支持具に、上記親プリント基板お
よび子プリント基板に電気的に接続される導電部を設け
たものである。
【0018】請求項2の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部を、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管および導電管としたものであ
る。
【0019】請求項3の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部を、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管および円弧状断面を持つ一対の
導電帯としたものである。
【0020】請求項4の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部を、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管,導電管およびフェライトコア
管としたものである。
【0021】請求項5の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部を、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管,円弧状断面を持つ一対の導電
帯およびフェライトコア管としたものである。
【0022】請求項6の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部を、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管,導電管,フェライトコア管お
よびシールド用導電管としたものである。
【0023】請求項7の発明に係るプリント基板取付構
造は、支持具に設けられた導電部が、絶縁材を介して同
芯配置された導電ねじ管,円弧状断面を持つ一対の導電
帯,フェライトコア管およびシールド用導電管としたも
のである。
【0024】
【作用】請求項1の発明におけるプリント基板取付構造
は、親プリント基板および子プリント基板を支持する支
持具内の導電部を、その親プリント基板および子プリン
ト基板を繋ぐ電気回路の一部として利用することで、親
プリント基板および子プリント基板を電気的に接続する
コネクタのコネクタピンの使用数を低減可能にし、かつ
大きい電流の親プリント基板および子プリント基板間で
の受け渡しを可能にする。
【0025】請求項2の発明におけるプリント基板取付
構造は、支持具内に同芯配置された導電ねじ管および導
電管を、単一電圧を親プリント基板および子プリント基
板間で受け渡しさせる電源ラインとして利用可能にす
る。
【0026】請求項3の発明におけるプリント基板取付
構造は、支持具内の1つの導電ねじ管と一対の円弧状導
電帯を利用して、支持具内において2種類の電圧を親プ
リント基板および子プリント基板間で受け渡し可能にす
る。
【0027】請求項4の発明におけるプリント基板取付
構造は、導電ねじ管と導電管によって電流許容値の大き
い1種類の電源の電圧を親プリント基板および子プリン
ト基板間に受け渡し可能にし、かつこれらを被うフェラ
イト管によって、導電ねじ管および導電管における電位
の外部からのノイズの影響を回避可能にする。
【0028】請求項5の発明におけるプリント基板取付
構造は、2種類の異なる電源電圧を一対の円弧状導電帯
を介して親プリント基板および子プリント基板間に受け
渡し可能にするとともに、フェライト管によって対ノイ
ズ性を向上する。
【0029】請求項6の発明におけるプリント基板取付
構造は、電源電流を流す導電ねじ管および導電管をフェ
ライト管およびシールド管で包囲することにより、上記
導電ねじ管および導電管が外部からのノイズを受けにく
くし、一方、導電ねじ管および導電管から外部へのノイ
ズの影響を回避可能にする。
【0030】請求項7の発明におけるプリント基板取付
構造は、2種類の異なる電源電圧を親プリント基板およ
び子プリント基板間に受け渡し可能にするとともに、導
電ねじ管および導電管が外部からのノイズを受けにくく
し、一方、導電ねじ管および導電管から外部へのノイズ
の影響を回避可能にする。
【0031】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1および図2はこの実施例のプリント基板支持
構造を示す正面図および平面図である。
【0032】同図において、3は親プリント基板1に取
り付けられた親コネクタ、4は子プリント基板2に取り
付けられて、上記親コネクタ3に接続された子コネクタ
である。
【0033】また、6は親プリント基板1および子プリ
ント基板2間に介在される複数本の棒状の支持具、5は
これらの各支持具6端に対して、上記親プリント基板1
および子プリント基板2を挟圧保持するように、上記支
持具6端にねじ込んだねじである。
【0034】図3は上記親プリント基板1および子プリ
ント基板2間の支持具6に設けられる電源供給回路を示
す等価回路図であり、ここでは6aが0Vの電源ライン
として用いられる導電部としての導電ねじ管、6bが例
えば5Vの電源ラインとして用いられる導電部としての
導電管として構成される。
【0035】図4,図5および図6はかかる支持具6の
詳細を示し、6aは上記の導電ねじ管、6bはこの導電
ねじ管6aに対し絶縁材としての絶縁管6cを介して同
芯配置された導電管である。
【0036】また、6dはその導電管6bの外周を被う
ように設けられた絶縁材としての絶縁管であり、これら
の導電ねじ管6a,導電管6bおよび絶縁管6c,6d
は上記支持具6を一体構成している。
【0037】次に動作について説明する。この実施例で
は、支持具6を構成する導電ねじ管6aおよび導電管6
bを導電材料により形成することにより、親プリント基
板1から子プリント基板2への単一電圧の供給用電源ラ
インとして使用することができる。
【0038】また、このとき、絶縁管6cは導電ねじ管
6aとの間を電気的に絶縁するとともに絶縁管6dは導
電管6bを外部の部品等から電気的に絶縁する。
【0039】すなわち、従来の図27に示すような支持
具12は、親プリント基板1と子プリント基板2とを単
に適当な寸法をあけて支持するだけのものであったが、
この実施例の支持具6は例えば基準電圧0Vを導電ねじ
管6aに接続し、5Vを導電管6bに接続することによ
り、親プリント基板1より子プリント基板2へ単一電圧
を供給することができる。
【0040】なお、上記導電ねじ管6a端には、支持具
6端に当接される親プリント基板1および子プリント基
板2を挟圧保持するねじ5がねじ込まれる。
【0041】実施例2.図7はこの発明の他の実施例を
示し、図1に示したものと同一の構成部分には同一符号
を付して、その重複する説明を省略してある。図7にお
いて、7は親プリント基板1および子プリント基板2間
に介在されてこれらを支持する支持具であり、この支持
具7には図8の等価回路で示す導電部としての導電ねじ
管7aおよび2個で一対の導電部としての導電帯7b,
7cが設けられている。
【0042】図9および図10は上記支持具7の詳細を
示す平面図および縦断面図であり、同図において、7a
は上記導電ねじ管、7b,7cは絶縁材7dを介して導
電ねじ管7aの外側に同芯配置された一対の円弧状の導
電帯である。
【0043】なお、この導電帯7b,7cの外側も上記
絶縁材7dにより被覆されている。
【0044】従って、この実施例によれば、例えば導電
ねじ管7aには基準電圧の0Vを、導電帯7bには5V
の電圧を、導電帯7cには12Vの電圧を、それぞれ供
給することにより、各導電帯7b,7cが分担する許容
電流は減少するが、単一電圧の供給はもちろんのこと、
2種類の電圧も供給することができる。
【0045】実施例3.図11はこの発明の他の実施例
を示し、図1に示したものと同一の構成部分には同一符
号を付して、その重複する説明を省略する。この図11
において、8は親プリント基板1および子プリント基板
2間に介在されてこれらを支持する支持具であり、この
支持具8内には、図12の等価回路で示す導電部として
の導電ねじ管8a,導電部としての導電管8bおよびフ
ェライトコア管8cが設けられている。
【0046】図13および図14は上記支持具8の詳細
を示す平面図および縦断面図であり、同図において、8
aは上記の導電ねじ管であり、これの周囲には絶縁管8
dを介して上記導電管8bが同芯配置されている。
【0047】また、この導電管8bの周囲にはさらに絶
縁材としての絶縁管8eを介してフェライトコア管8c
が同芯配置され、これらが最外部8f内に収められてい
る。
【0048】従って、この実施例によれば、例えば導電
ねじ管8aには基準電圧の0Vを、導電管8bには電圧
5Vをそれぞれ供給し、さらにフェライトコア管8cを
上記のように配置したので、上記導電管8bに流す許容
電流を大きくできるとともに、電圧の安定化によるノイ
ズ対策を十分に講ずることができる。
【0049】実施例4.図15はこの発明の他の実施例
を示す。この実施例では親プリント基板1および子プリ
ント基板2間にはこれらを支持する支持具9が介在さ
れ、この支持具9には図16の等価回路に示す導電部と
しての導電ねじ管9a,導電部としての導電帯9b,9
cおよびフェライトコア管9dが設けられている。
【0050】すなわち、上記支持具9は図17および図
18に示すように、上記の導電ねじ管9aを中心とし
て、その周囲に絶縁材9eを介して2つで一対の円弧状
導電帯9b,9cが同芯配置されている。
【0051】さらに、これらの導電帯9b,9cの周囲
には絶縁材9eを介してフェライトコア管9dが同芯配
置され、このフェライトコア管9dの外周は絶縁管9f
によって被われている。
【0052】従って、この実施例によれば、例えば導電
帯9bには5Vの電圧を、導電帯9cには12Vの電圧
をそれぞれ供給し、さらに、フェライトコア管9dを上
記のように配置したので、上記導電帯9b,9cに流す
許容電流は減少するが、単一電圧の供給はもちろんのこ
と、2種類の電圧も供給することができる。
【0053】実施例5.図19はこの発明の他の実施例
を示す。この実施例では、親プリント基板1および子プ
リント基板2間にこれらを支持する支持具10が介在さ
れて、この支持具10には図20の等価回路中に示す導
電部としての導電ねじ管10a,導電部としての導電管
10b,フェライトコア管10cおよびシールド用導電
管10dが設けられている。
【0054】すなわち、上記支持具10は、図21およ
び図22に示すように、上記導電ねじ管10aを中心と
して、その外周に絶縁材としての絶縁管10eを介して
上記導電管10b,絶縁管10f,フェライトコア管1
0c,絶縁管10g,シールド用導電管10dおよび絶
縁管10hが次々と外径方向に同芯配置されている。
【0055】従って、この実施例によれば、導電管10
bには5Vの電圧をそれぞれ供給し、さらにフェライト
コア管10cを上記のように配置して、さらにその外周
にシールド用導電管10dを配置し、これを0V(アー
ス)に接続することにより、導電管10bに流す許容電
流を大きくでき、しかも外部からのノイズ対策,外部へ
のノイズ対策を十分に講ずることができる。
【0056】実施例6.図23はこの発明の他の実施例
を示す。この実施例では、親プリント基板1および子プ
リント基板2間にこれらを支持する支持具11が介在さ
れて、この支持具11は図24の等価回路に示す導電部
としての導電ねじ管11a,導電部としての導電帯11
b,11c,フェライトコア管11dおよびシールド用
導電管11eが設けられている。
【0057】すなわち、上記支持具は、図25および図
26に示すように、上記導電ねじ管11aを中心として
その外周に絶縁材11fを介して2つで一対の円弧状の
導電帯11b,11c,絶縁材11f,フェライトコア
管11d,絶縁管11g,シールド用導電管11eおよ
び最外周の絶縁管11hがそれぞれ同芯配置されてい
る。
【0058】従って、これによれば、導電ねじ管11a
には基準電圧0Vを、導電帯11bには5Vの電圧を、
導電帯11cには12Vの電圧をそれぞれ供給し、さら
に、その外周にフェライトコア11dを上記のように配
置し、その外周にシールド用導電管11eを配置し、こ
れを0V(アース)に接続することにより、導電帯11
b,11cに流す許容電流は僅かに減少するが、単一電
圧の供給はもちろんのこと複数種類の電圧も供給するこ
とができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、親プリント基板およびこれに電気的に接続される子
プリント基板と、これらの親プリント基板および子プリ
ント基板間に介在される支持具と、該支持具端に対して
上記親プリント基板および子プリント基板を挟圧保持す
るように、該支持具端にねじ込まれるねじとを備え、上
記支持具に、上記親プリント基板および子プリント基板
に電気的に接続される導電部を設けるように構成したの
で、コネクタのピンを介さず電源電力や各種信号のやり
とりを、親プリント基板および子プリント基板間で小子
スペース内で安定的かつ容易に実施できるものが得られ
る効果がある。
【0060】請求項2の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部を、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管および導電管とするように構成したので、コネクタの
ピンを用いることなく、支持具に同芯配置された導電ね
じ管およびねじ管を正負一対の電源ラインとして利用
し、親プリント基板および子プリント基板間で比較的大
きい電流の受け渡しを安全に行うことができるものが得
られる効果がある。
【0061】請求項3の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部を、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管および円弧状断面を持つ一対の導電帯とするように構
成したので、上記一対の円弧状の導電帯を利用して異な
る2種類の電圧を電源として、親プリント基板および子
プリント基板間で電流の受け渡しをすることができるも
のが得られる効果がある。
【0062】請求項4の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部を、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管,導電管およびフェライトコア管とするように構成し
たので、許容値の大きい電流の親プリント基板および子
プリント基板間での受け渡しを行えるようにするととも
に、対ノイズ性を十分に向上できるものが得られる効果
がある。
【0063】請求項5の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部を、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管,円弧状断面を持つ一対の導電帯およびフェライトコ
ア管とするように構成したので、支持具を用いて異なる
2種類の電圧を親プリント基板および子プリント基板間
で受け渡しできるようにするとともに、耐ノイズ性を向
上できるものが得られる効果がある。
【0064】請求項6の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部を、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管,導電管,フェライトコア管およびシールド用導電管
とするように構成したので、外部からの耐ノイズ性を向
上できるとともに、支持具内の導電部から外部へのノイ
ズの影響をより確実に回避できるものが得られる効果が
ある。
【0065】請求項7の発明によれば、支持具に設けら
れた導電部が、絶縁材を介して同芯配置された導電ねじ
管,円弧状断面を持つ一対の導電帯,フェライトコア管
およびシールド用導電管とするように構成したので、支
持具を用いて異なる2種類の電圧を親プリント基板およ
び子プリント基板間に受け渡しできるとともに、外部か
らの耐ノイズ性を向上でき、かつ外部へのノイズの影響
を十分に抑えることができるものが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるプリント基板取付
構造を示す正面図である。
【図2】 図1におけるプリント基板取付構造を示す平
面図である。
【図3】 図1におけるコネクタの等価回路図である。
【図4】 図1における支持具を示す正面図である。
【図5】 図1における支持具を示す平面図である。
【図6】 図1における支持具を示す縦断面図である。
【図7】 この発明の他の実施例によるプリント基板取
付構造を示す正面図である。
【図8】 図7における支持具内回路を示す等価回路図
である。
【図9】 図7における支持具を示す平面図である。
【図10】 図7における支持具を示す縦断面図であ
る。
【図11】 この発明の他の実施例によるプリント基板
取付構造を示す正面図である。
【図12】 図11における支持具内回路を示す等価回
路図である。
【図13】 図11における支持具を示す平面図であ
る。
【図14】 図11における支持具を示す縦断面図であ
る。
【図15】 この発明の他の実施例によるプリント基板
取付構造を示す正面図である。
【図16】 図15における支持具内回路を示す等価回
路図である。
【図17】 図15における支持具を示す平面図であ
る。
【図18】 図15における支持具を示す縦断面図であ
る。
【図19】 この発明の他の実施例によるプリント基板
取付構造を示す正面図である。
【図20】 図19における支持具内回路を示す等価回
路図である。
【図21】 図19における支持具を示す平面図であ
る。
【図22】 図19における支持具を示す縦断面図であ
る。
【図23】 この発明の他の実施例によるプリント基板
取付構造を示す正面図である。
【図24】 図23における支持具内回路を示す等価回
路図である。
【図25】 図23における支持具を示す平面図であ
る。
【図26】 図23における支持具を示す縦断面図であ
る。
【図27】 従来のプリント基板取付構造を示す正面図
である。
【図28】 図27におけるプリント基板取付構造を示
す平面図である。
【図29】 図27におけるコネクタ内回路を示す等価
回路図である。
【図30】 図27における支持具を示す正面図であ
る。
【図31】 図27における支持具を示す平面図であ
る。
【図32】 図27における支持具を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 親プリント基板、2 子プリント基板、5 ねじ、
6〜11 支持具、6a〜11a 導電ねじ管(導電
部)、6b,8b,10b 導電管(導電部)、7b,
7c,9b,9c,11b,11c 導電帯(導電
部)、6c,8d,11f 絶縁管(絶縁材)、9e
絶縁材、8c,9d,10c,11d フェライトコア
管、10d,11e シールド用導電管。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 的場 輝夫 神戸市兵庫区浜山通6丁目1番1号 三菱 電機エンジニアリング株式会社神戸事業所 内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親プリント基板およびこれに電気的に接
    続される子プリント基板と、これらの親プリント基板お
    よび子プリント基板間に介在される支持具と、該支持具
    端に対して上記親プリント基板および子プリント基板を
    挟圧保持するように、該支持具端にねじ込まれるねじと
    を備えたプリント基板支持構造において、上記支持具
    が、上記親プリント基板および子プリント基板に電気的
    に接続される導電部を有することを特徴とするプリント
    基板取付構造。
  2. 【請求項2】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管および導電管であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のプリント基板取付
    構造。
  3. 【請求項3】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管および円弧状断面
    を持つ一対の導電帯であることを特徴とする請求項1に
    記載のプリント基板取付構造。
  4. 【請求項4】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管,導電管およびフ
    ェライトコア管であることを特徴とする請求項1に記載
    のプリント基板取付構造。
  5. 【請求項5】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管,円弧状断面を持
    つ一対の導電帯およびフェライトコア管であることを特
    徴とする請求項1に記載のプリント基板取付構造。
  6. 【請求項6】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管,導電管,フェラ
    イトコア管およびシールド用導電管であることを特徴と
    する請求項1に記載のプリント基板取付構造。
  7. 【請求項7】 上記支持具に設けられた導電部が、絶縁
    材を介して同芯配置された導電ねじ管,円弧状断面を持
    つ一対の導電帯,フェライトコア管およびシールド用導
    電管であることを特徴とする請求項1に記載のプリント
    基板取付構造。
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