JPH08335119A - 配電線の電圧管理方式 - Google Patents
配電線の電圧管理方式Info
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- JPH08335119A JPH08335119A JP7164639A JP16463995A JPH08335119A JP H08335119 A JPH08335119 A JP H08335119A JP 7164639 A JP7164639 A JP 7164639A JP 16463995 A JP16463995 A JP 16463995A JP H08335119 A JPH08335119 A JP H08335119A
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Abstract
きる配電線の電圧管理方式を提供する。 【構成】 配電線に設置する自動電圧調整装置のタップ
切換器3を無接点形で形成すると共に、電圧調整継電器
4を積分動作形となし、かつ、動作電圧の不感帯を零又
はきわめて小さくして線路電圧を調整し、電圧管理を行
うように構成した。
Description
り、特に、自動電圧調整装置を用いて行う電圧管理方式
に関する。
柱上変圧器を介して低圧の標準電圧(例えば、100
V)を供給している。
法で定められた電圧(標準電圧が100Vであれば、1
01V±6V)に維持することが義務づけられている。
けて義務づけられた一定の電圧変動範囲に維持するよう
設置場所に応じてタップを変更して、需要家端での電圧
を調整している。
い、線路インピーダンスによる電圧降下の変動や、亘長
の長い配電線における線路電圧の大幅な降下等によっ
て、変動するため、電圧変動値を一定の範囲内に収める
ことは困難である。
め、図8の略解的な配電線の系統図で示すように、線路
の途中に自動電圧調整装置(以下、SVRという)を設
置し、このSVRにより線路電圧を調整して、配電線の
電圧管理を行っている。なお、図8において、Z1 ,Z
2 ────Zn は線路インピーダンス、L1 ,L2 ──
──Ln は負荷、SSは配電用変電所である。
路電圧が、調整目標電圧に基づいて選定した基準電圧に
対する不感帯を越えたとき、昇圧(又は降圧)の指令を
送出する電圧調整継電器(以下90リレーという)と、
複数のタップを設けた調整用の変圧器と、上記90リレ
ーの昇圧(又は降圧)指令によって上記変圧器のタップ
を切換えるタップ切換器とを備えて、線路電圧をタップ
切換により所定の値に調整するようになっている。
うに構成されたSVRは、通常、タップ切換器がいわゆ
る機械式で形成されているため、切換速度が遅く、タッ
プ切換時に発生するアークによる接点の損耗や溶着並び
に絶縁油の汚損等の問題から、定期点検(例えば揚替え
・点検・修理は切換動作回数が10万回、耐用回数は切
換動作回数が20万回)が必要であり、保守・管理に多
くの手間を要するという問題を有している。
と、SVRの点検周期・耐用年数がさらに短くなるた
め、90リレーには、基準電圧に対し不感帯を設けて、
タップ切換器が過度の切換動作を頻繁に繰返さないよう
運転管理している。
感帯の範囲内にある場合、現在のタップを維持しつづ
け、不感帯を越えるとタップ切換を行うことになる。こ
のため、SVRの出力電圧は調整目標電圧に対し最大で
不感帯と等しい電圧偏差を生ずる。即ち、SVRの出力
電圧は、調整目標電圧をVr,不感帯をVzとする
と、、最大でVr+Vz,最小でVr−Vzとなり、こ
の範囲においては線路電圧が調整されず、負荷変動に迅
速に対応することができないという問題を有している。
Vtとすると、Vz>Vt/2の関係で選定される。も
し、Vz<Vt/2の関係で選定すると、1タップ切換
後に電圧偏差が切換前より大きくなってしまうから、再
度戻して、また切換えというハンチング動作を繰返し、
タップ切換回数が過度に増加することになる。
Rの仕様を例えば、 タップ電圧(Vt) 150V 最大調整電圧 450V 調整目標電圧(Vr) 6,750V 不感帯(Vz) 100V とすると、SVRの出力電圧Voutは Vr−Vz≦Vout≦Vr+Vz────(1) で示される。従って、上記(1)式より 6,650V≦Vout≦6,850V────(2) となる。
すように、配電線の線路電圧降下Vdの最大値Vd(m
ax)が例えば300Vとなる点にSVRを設置するこ
とにより、行われている。このとき、図6のSVR1 ,
SVR2 ,SVR3 の動作点は図5のa点にある。
悪のケース、例えば、第1区間が軽負荷となり線路電圧
降下Vdが250Vしかなかった場合を想定すると、図
7のようになり、このとき、SVR1 の動作点は図5の
b点となり、SVR1 の出力電圧Voutは上記(2)
式の最小値となる。
Vdがあるとすれば、第2区間の最終点の線路電圧は
6,350Vまで落ちることになり、このときSVR2
の動作点は図5のc点にあり、SVR2 の出力電圧Vo
utは6,650Vとなる。
(即ち、300V+α)の電圧降下Vdがあるとすれ
ば、第3区間最終点の線路電圧は6,350V−αとな
り、このときSVR3 の動作点は図5のd点に移って電
圧補償が行われ、SVR3 の出力電圧Voutは、6,
800V−αとなる。
点の線路電圧VL の最小値VL (min)は VL (min)=Vout(min)−Vd(max) =Vr−Vz−Vd(max)────(3) で示される。
x)は VL (max)=Vout(max)−Vd(min) =Vr+Vz────(4) (但し、Vd(min)=0)と示される。従って、線
路電圧VL は、上記(3),(4)式から 6,350V≦VL ≦6,850V────(5) となる。
分的には電圧が不足する個所が発生することになるが、
電圧調整幅が大きいので(450V)、次段のSVRで
補償されていると考えられる。
に示すように、線路電圧VL の最大値と最小値を VL (max)=6,750V ────(6) VL (min)=6,450V ────(7) とすると、従来のSVRでこれを実現するためには、調
整目標電圧Vrは、上記(4)式から Vr=VL (max)−Vz────(8) で示される。従って、Vrは、上記(8)式から、 Vr=6,750V−100V =6,650V となる。
ax)は、上記(3)式から、 Vd(max)=Vr−Vz−VL (min)────(9) で示される。従って、Vd(max)は上記(9)式か
ら、 Vd(max)=6,650V−100V−6,450V =100V となる。
容できないことになる。このことは図6で示した、30
0Vの電圧降下点毎に設置したSVRを100Vの電圧
降下点毎に設置しなければならないことを意味し、従来
のSVRの上記例示仕様では3倍の台数が必要となって
SVRの設置台数が増加し、定電圧管理を行うにはきわ
めて不経済なものとなるという問題がある。
たもので、その目的とするところは、理想的な電圧管理
を最少のSVR設置台数で実現することができる方式を
提供することにある。
成するため、SVRのタップ切換器を、サイリスタ等の
スイッチング素子によりいわゆる無接点形に形成すると
共に、90リレーを積分動作形とし、かつ動作電圧の不
感帯を零又はきわめて小さく設定し、線路電圧を調整し
て電圧管理するよう構成した。
レーが応動して、昇圧(又は降圧)指令をタップ切換器
に送出する。タップ切換器は電圧調整用の変圧器のタッ
プを、電圧が昇圧(又は降圧)となるように1タップ切
換接続して線路電圧を調整する。この調整された線路電
圧は調整目標電圧から外れることになるので再び90リ
レーが応動し、タップ切換動作が行われ、線路電圧を調
整する動作を繰返し行う。換言すれば、積極的にハンチ
ング動作を惹起させてSVRの出力電圧を偶数回のタッ
プ切換で、線路電圧を平均的に調整目標電圧に一致させ
て電圧管理を行う。
る。図1はSVRの1相分をを示したブロック図であ
る。同図において、1は1次巻線1aと複数のタップを
設けた2次巻線1bと3次巻線1cとを有する電圧調整
用の変圧器で、1次巻線1aはその一端が出力側端子L
O に接続され、他端が図示しない他の相の1次巻線1a
の他端と共通接続されるようになっている。
例では巻線端にタップT1 、このタップT1 より所定の
巻線間隔で3つのタップT2 ,T3 ,T4 が設けられて
いる。
する直列変圧器で、2次巻線2bは入力側端子Liと出
力側端子LO との間に直列に挿入され、1次巻線2a
は、無接点形のタップ切換器3を介して上記変圧器1の
2次巻線1bのタップT1 〜T4 に接続されている。
は、上記変圧器1の2次巻線1bのタップT1 〜T
4 に、一対のサイリスタを逆並列接続して形成したスイ
ッチング素子Th1 〜Th4 の一端をそれぞれ接続し、
他端を、上記直列変圧器2の1次巻線2aの一端に共通
接続して成るタップ切換部と、上記タップT1 とT4 と
に、一対のサイリスタを逆並列接続して形成したスイッ
チング素子Th5 ,Th6 の一端をそれぞれ接続し、こ
のスイッチング素子Th5 ,Th6 の他端を直列変圧器
2の他端に共通接続して成る極性切換部と、直列変圧器
2の1次巻線2aの両端に、限流用抵抗R1 を介して、
直列に挿入した一対のサイリスタを逆並列接続して形成
したブリッジ用スイッチング素子Th7 とから構成さ
れ、上記スイッチング素子Th1 〜Th4 のオンオフ制
御によりタップT1 〜T4 を切換え、また上記スイッチ
ング素子Th5 とTh6 のオンオフ制御により、直列変
圧器2の1次巻線2aに印加する電圧の極性を切換え、
さらに上記スイッチング素子Th7のオン制御により1
次巻線2aの両端をブリッジするようになっている。
続されて、積分動作形となしかつ動作電圧の不感帯を零
又はきわめて小さくした90リレーである。これは、S
VRが偶数回のタップ切換で平均的に出力電圧を調整目
標電圧に近づける制御を行うため、出力電圧と調整目標
電圧との電圧偏差を時間積分し、この積分値が判定値以
上になったらタップ切換の上記指令を送出するようにな
っている。
さらに説明すると、同図において、VO をSVRの出力
電圧、Vrを調整目標電圧、Vtを1タップ電圧、εを
電圧偏差(正側、即ち、0<ε<Vt)、Tdを下げ時
間、Tuを上げ時間、Thをハンチング周期、kを積分
定数(秒V)とすると、 Td×ε=Tu×(Vt−ε)=k(判定値) の関係となるよう調整動作を行うことになる。この関係
から {(Vr+ε)×Td+[Vr−(Vt−ε)]×Tu}/(Td+Tu) =Vr となり、(Td+Tu)時間の出力電圧の平均が調整目
標電圧に等しくなることになる。
いてながめると、Td,Tuは、 Td=k/ε────(10) Tu=k/(Vt−ε)────(11) と示され、上記(10),(11)式から、ハンチング
周期Thは、 Th=Td+Tu=kVt/ε(Vt−ε)────(12) と示され、その結果を図3に示す。これからも理解され
るように、ハンチング周期Thは、ε=Vt/2の時が
最短となる。即ち、Th(min)は上記(12)式か
ら Th(min)=4k/Vt────(13) となり、また、この時、TdとTuは同じとなり、 Td=Tu=2k/Vt────(14) となる。
秒Vとすると、上記(13)、(14)式から Th(min)=4×3000/100=120秒(2
分) Td=Tu=2×3000/100=60秒(1分) となる。
のハンチング周期Th(min)が数分〜十数分となる
よう設定すれば、フリッカを惹起することなく、積極的
にハンチングを起させて出力電圧の平均を数分以上で調
整目標電圧、即ち90リレー4の基準電圧に一致させる
ことが可能となる。なお、上記説明においては、不感帯
を零として説明したが、不感帯をきわめて小さくした場
合も同様で、出力電圧の平均が調整目標電圧に略一致さ
せることが可能となる。
ように、上記変圧器1の3次巻線1cから接続されて、
SVRの出力電圧に比例した電圧を検出する電圧検出手
段4aと、あらかじめ整定した基準電圧を出力する基準
電圧整定手段4bと、これら両手段4aと4bの電圧偏
差を時間積分して出力する電圧偏差積分手段4cと、あ
らかじめ整定した積分定数を出力する積分定数整定手段
4dと、上記電圧偏差積分手段4cの積分値と積分定数
整定手段4dの出力より定まる判定値とを比較判定し
て、現状タップ位置より、1タップ昇圧(又は1タップ
降圧)指令を送出する判定手段4eとを備えて、構成さ
れている。
出力電圧を変圧器1の3次巻線1cから導出するのに代
って、SVRの出力側又は出力側と入力側の両方から電
圧変成器を介して導出するようにしてもよい。上記出力
側と入力側の両方に設けた場合は、SVRの順送時と逆
送時の出力電圧を切換手段を介して選択的に導出するこ
とが可能となる。
圧検出手段4aがSVRの出力側と入力側の両方から導
出するよう構成した場合は、これに対応して、順送時と
逆送時の基準電圧整定部をそれぞれ設けるようにしても
よい。
手段4eは、マイクロコンピュータ等ディジタル演算装
置により形成したものであってもよい。
タップ切換器3のタップ切換用のスイッチング素子Th
1 〜Th4 と極性切換用のスイッチング素子Th5 ,T
h6及びブリッジ用のスイッチング素子Th7 にゲート
信号をそれぞれ送出するようにしたゲート制御回路であ
る。
は1タップ降圧)指令により、現状のタップ位置から1
タップ昇圧切換(又は1タップ降圧切換)の制御信号を
送出する選択制御手段と、これの制御信号により、対応
するスイッチング素子にゲート信号を送出するゲートド
ライブ手段とを備え、1タップ昇圧(又は1タップ降
圧)のタップ切換動作を行わせるようになっている。
明する。90リレー4は、電圧検出手段4aが変圧器1
の3次巻線1cからSVRの出力電圧に比例した電圧V
aを検出して電圧偏差積分手段4cに出力する。検出電
圧Vaをうけた電圧偏差積分手段4cは、他方の入力に
基準電圧整定手段4bからあらかじめ整定した基準電圧
Vrefをうけているので、両入力の偏差ΔV(=Va
−Vref)を時間積分(∫ΔVdt)してその積分値
Vkを判定手段4eに出力する。判定手段4eは他方の
入力に積分定数整定手段4dからあらかじめ整定された
積分定数kをうけているので、上記積分値Vkが積分定
数kにより定まる判定値Vj以上(Vk≧Vj)であれ
ば、1タップ降圧指令を、また、積分値Vkが判定値−
Vj以下(Vk≦−Vj)であれば、1タップ昇圧指令
を送出する。同時に、上記積分値をリセットさせ、次の
積分に備える。
ば、今スイッチング素子Th3 とTh5 がオンしている
状態で、上記1タップ昇圧指令をうけた場合、タップ切
換器3のスイッチング素子Th1 〜Th6 のゲート信号
をすべて停止してスイッチング素子Th1 〜Th6 をオ
フさせると共に、スイッチング素子Th7 にゲート信号
を送出してこれをオンさせ、直列変圧器2の1次巻線2
aをブリッジする。次いで現状のタップ位置(例えばス
イッチング素子Th3 )より1タップ切換に対応するス
イッチング素子(例えばTh5 とTh4 )にゲート信号
を送出してこれをオンさせると共に、スイッチング素子
Th7 のゲート信号を停止してこれをオフさせ、1タッ
プ昇圧切換動作を終了する。
たタップの電圧が直列変圧器2の1次巻線2aに印加さ
れ、2次巻線2bに誘起した電圧が線路電圧に加え(あ
るいは減じ)られて、線路電圧を調整し、電圧管理を行
う。
感帯を零にして線路電圧を検出し、この検出した電圧と
基準電圧との偏差を積分した値を積分定数により定まる
判定値と比較して昇圧(あるいは降圧)指令を送出する
ようになっているので、連続的に繰り返して行われるこ
とになり、SVRの出力電圧は、例えば数分以上の平均
で調整目標電圧に一致することになり、配電線の線路電
圧が短時間で定電圧管理されることになる。
した電圧調整においては、上記(6),(8)式から Vr=VL (max)−Vz =6,750V−0V =6,750V また、上記(6),(7),(9)式から Vd(max)=Vr−Vz−VL (min) =6,750V−0V−6,450V =300V となり、図6で示す標準的な電圧管理が常に可能とな
る。即ち、SVRの設置台数を増加させることなく、S
VRの出力電圧の平均において、定電圧管理が可能とな
る。また、不感帯による従来のような電圧調整不足(図
7のSVR1 )が解消されるので、最大調整電圧も30
0Vですみ、SVRの自己容量を小さくすることができ
る。
換動作となるので、タップ電圧を例えば、100V、柱
上変圧器が6,600V/105Vとすると、1タップ
の変化で1.6V(=100×105/6,600)、
即ち、±0.8Vしか変化しないことになり、積極的に
ハンチングを起させて、タップ切換回数が増加しても需
要家には問題を生ずることなく、線路電圧の定電圧管理
を行うことができる。
チング周期が数分以上になるよう設定することにより、
タップ切換動作が増加してもフリッカを発生させること
なく、定電圧管理を行うことができる。
器を配電線に設けた、いわゆる間接方式として説明した
が、これに限定するものではなく、配電線に直列変圧器
を設けない、いわゆる直接方式であっても適用できるこ
とは勿論である。
器を無接点形で形成すると共に、90リレーの不感帯を
零又はきわめて小さくして電圧調整するようになってい
るので、積極的にハンチング動作を起させてタップ電圧
を切換えることができ、配電線に設置するSVRの台数
を増加させることなく、定電圧管理を行うことができ
る。
きわめて小さくするようにしてあるので、電圧調整不足
も解消させることができ、SVRの最大調整電圧を低く
することができる。このため、SVRは自己容量を小さ
くすることができ、小形化を図って構成することができ
る。
ようにしてあるので、高速を図った切換動作を行うこと
ができ、90リレーの不感帯を零又はきわめて小さくし
ても即応することができ、積極的なハンチング動作によ
ってタップ切換動作回数が急増しても、接点の損耗や溶
着、及び絶縁油の汚損を惹起することなく、また機械的
な疲労もなく、耐用年数を増加させることができ、従来
の定期点検(例えば10万回毎の)も不要となって、管
理工数を著しく低減することができる。
零又はきわめて小さく設定して電圧調整を行うようにな
っているので、電圧変動に即応させることができ、柱上
変圧器のタップレス化を図ることができ、需要家の設置
場所毎に、装柱時あるいは装柱後のタップ変更の切換操
作も不要となって、保守管理の簡素化を図ることができ
る。
ーの積分定数は、最短のハンチング周期が数分〜十数分
になるよう設定されているので、頻繁にタップ切換動作
が行われてもフリッカを惹起することなく線路電圧の調
整を行って定電圧管理することができる。
(又は降圧)であるので、需要家側の電圧変化はわずか
となり、問題を生ずることなく、電圧調整を行うことが
できる。
標準的な電圧調整説明図
最悪的な電圧調整説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 配電線に、線路の電圧に応じて昇圧指令
と降圧指令を送出する電圧調整継電器と、複数のタップ
を設けた電圧調整用の変圧器と、上記電圧調整継電器の
指令により、上記変圧器のタップを切換えるタップ切換
器とを備えた自動電圧調整装置を設置して、線路電圧を
タップ切換により所定の値に調整する配電線の電圧管理
方式において、上記タップ切換器をサイリスタ等からな
るスイッチング素子で無接点形に形成すると共に、上記
電圧調整継電器を積分動作形とし、かつ、動作電圧の不
感帯を零又はきわめて小さくしたことを特徴とする配電
線の電圧管理方式。 - 【請求項2】 上記電圧調整継電器の積分定数は、最短
のハンチング周期が数分から十数分になるように設定し
たことを特徴とする請求項1記載の配電線の電圧管理方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463995A JP3406122B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 配電線の電圧管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16463995A JP3406122B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 配電線の電圧管理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08335119A true JPH08335119A (ja) | 1996-12-17 |
JP3406122B2 JP3406122B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=15797018
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16463995A Expired - Lifetime JP3406122B2 (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | 配電線の電圧管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3406122B2 (ja) |
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