JPH08334810A - 実像式変倍ファインダ - Google Patents

実像式変倍ファインダ

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JPH08334810A
JPH08334810A JP15875295A JP15875295A JPH08334810A JP H08334810 A JPH08334810 A JP H08334810A JP 15875295 A JP15875295 A JP 15875295A JP 15875295 A JP15875295 A JP 15875295A JP H08334810 A JPH08334810 A JP H08334810A
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JP
Japan
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lens system
prism
focal length
subject distance
objective lens
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JP15875295A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Ono
信昭 小野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影レンズの焦点距離および被写体距離に応
じて、パララックスを適切に補正する。 【構成】 対物レンズ系1と接眼レンズ系2との間に
は、正立正像用のアミチプリズム3と視野枠5とペンタ
プリズム4が配設されている。対物レンズ系1とアミチ
プリズム3は、被写体距離検出装置7で検出される被写
体距離情報および焦点距離検出装置10で生成される撮
影レンズ8の焦点距離情報に基づき、駆動装置9によ
り、接眼レンズ系2の光軸に沿って前後方向に駆動され
て、パララックスを補正する。この対物レンズ系1とア
ミチプリズム3は、被写体が極めて遠いときや撮影レン
ズ8の焦点距離が短かいときは、前方(被写体側)に位
置され、反対に被写体が近い距離にあるときや焦点距離
が長いときは、後方(像側)に移動される。視野枠5の
近傍に結像される実像は、ペンタプリズム4により光路
が偏向され正の屈折率を持つ接眼レンズ系2を通して観
察される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばレンズシャッタ
ーカメラのように撮像系の光軸とファインダ光学系の光
軸とが異なるカメラに用いられる実像式ファインダにお
ける視差すなわちパララックスの補正技術に係り、特に
いわゆるズームファインダ等のように視野の変倍機能を
有する実像式変倍ファインダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】実像式ファインダを備えたレンズシャッ
タカメラでは、撮影レンズ系の光軸とファインダ光学系
の光軸とが異なっている。このような実像式ファインダ
は、無限遠の被写体に対しては特に問題はないが、近距
離の被写体に対しては、撮影レンズ系とファインダ光学
系との視差すなわちパララックスを生ずる。すなわち、
近距離の被写体に対しては、撮影レンズ系とファインダ
系との光軸のずれのため、撮影視野の中心とファインダ
視野の中心とがずれてしまうという問題がある。
【0003】特に、撮影レンズ系にズームレンズ等の可
変焦点距離レンズを用いたレンズシャッタカメラにおい
ては、短焦点距離側のパララックスの大きさと長焦点距
離側のパララックスの大きさが相違する。従来より撮影
レンズ系に主として単焦点レンズを用いたレンズシャッ
タカメラにおいては、パララックスの補正のために、フ
ァインダの視野内に近距離撮影エリア確認のマークを予
め表示しておくことが行われている。
【0004】ところが、撮影レンズ系にズームレンズの
ような可変焦点距離レンズを用いたレンズシャッタカメ
ラにおいては、ファインダの視野内に近距離撮影エリア
確認のマークを表示する場合、上述のように焦点距離に
よって、パララックスの大きさが異なりマークの表示位
置が異なるため、視野内の表示が煩雑になる。撮影レン
ズにズームレンズ等の可変焦点レンズを用いたレンズシ
ャッタカメラの場合は、長焦点距離側で特にパララック
スが大きく、また、短焦点距離と長焦点距離ではフィル
ム面上でのパララックスの大きさが異なるため上述した
パララックス補正では充分な補正を行うことができな
い。
【0005】特開平4−114113号公報には、実像
式ズームファインダのポロプリズムの一部を、ハーフミ
ラーからなる対物レンズ側の第1ミラーと全反射ミラー
からなる第2ミラーからなる2重のミラーで構成し、撮
影レンズ系のズーミングによる焦点距離情報に応じた量
だけ前記第2ミラーを光軸方向に動かしてパララックス
を補正することが示されている。この場合、2重のミラ
ーにより、2つの視野像をファインダ視野内に表示さ
せ、第2のミラーによる視野像を近距離撮影時の視野像
とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、レン
ズシャッタカメラでは、撮影レンズ系の光軸とファイン
ダ光学系の光軸とが異なるため、遠い被写体に対しては
問題はないが、近距離被写体においては、パララックス
により、撮影中心とファインダの視野中心がずれてしま
う。特に、撮影レンズにズームレンズ等の可変焦点レン
ズを用いたレンズシャッタカメラの場合は、長焦点距離
側で特にパララックスが大きく、また、短焦点距離と長
焦点距離ではフィルム面上でのパララックスの大きさが
異なるため充分な補正を行うことが容易ではない。
【0007】上述した特開平4−114113号公報の
手法では、2重のミラーにより、2つの視野像をファイ
ンダ視野内に表示させ、第2のミラーによる視野像を近
距離撮影時の視野像とするが、初心者にとっては、2つ
の視野像の区分がつかず誤ったフレーミングをする虞れ
があり、またカメラに馴れた人でもファインダ視野内の
表示が煩雑になることは否めない。本発明は、上述の事
情に鑑みてなされたもので、撮影レンズの焦点距離およ
び/または被写体距離に応じて、パララックスを適切に
補正することの可能な実像式変倍ファインダを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の実像式変倍ファ
インダは、上述した目的を達成するために、対物レンズ
系と接眼レンズ系との間に、正立正像用のアミチプリズ
ムおよびペンタプリズムを配設したことを特徴としてい
る。本発明の実像式変倍ファインダは、さらに、被写体
距離情報に応じて、対物レンズ系とアミチプリズムを、
ペンタプリズムおよび接眼レンズ系に対して相対的に移
動させる手段を具備していてもよい。
【0009】被写体距離情報および撮影レンズの焦点距
離情報に応じて、対物レンズ系とアミチプリズムを、ペ
ンタプリズムおよび接眼レンズ系に対して相対的に移動
させる手段を具備していてもよい。
【0010】本発明の実像式変倍ファインダは、対物レ
ンズ系と、接眼レンズ系と、前記対物レンズ系と接眼レ
ンズ系との間に配設される正立正像用のアミチプリズム
およびペンタプリズムと、被写体距離を検出して被写体
距離情報を生成する被写体距離検出手段と、撮影レンズ
の焦点距離情報を生成する焦点距離情報生成手段と、前
記被写体距離情報および焦点距離情報に応じて、アミチ
プリズムを、対物レンズ系、ペンタプリズムおよび接眼
レンズ系に対して相対的に移動させる駆動手段とを具備
することを特徴としている。
【0011】本発明の実像式変倍ファインダは、対物レ
ンズ系と、接眼レンズ系と、前記対物レンズ系と接眼レ
ンズ系との間に配設される正立正像用のアミチプリズム
およびペンタプリズムと、被写体距離を検出して被写体
距離情報を生成する被写体距離検出手段と、撮影レンズ
の焦点距離情報を生成する焦点距離情報生成手段と、前
記被写体距離情報および焦点距離情報に応じて、対物レ
ンズ系およびアミチプリズムを、ペンタプリズムおよび
接眼レンズ系に対して相対的に移動させる駆動手段とを
具備することを特徴としている。
【0012】被写体距離情報に応じて、アミチプリズム
を、対物レンズ系、ペンタプリズムおよび接眼レンズ系
に対して相対的に移動させる手段を具備していてもよ
い。被写体距離情報および撮影レンズの焦点距離情報に
応じて、アミチプリズムを、対物レンズ系、ペンタプリ
ズムおよび接眼レンズ系に対して相対的に移動させる手
段を具備していてもよい。
【0013】本発明の実像式変倍ファインダは、対物レ
ンズ系と接眼レンズ系との間に、正立正像用のアミチプ
リズムおよびペンタプリズムを配設し、且つこれらアミ
チプリズムとペンタプリズムとの間に視野枠を設けたこ
とを特徴としている。本発明の実像式変倍ファインダ
は、さらに、被写体距離情報に応じて、視野枠、ペンタ
プリズムおよび接眼レンズを、接眼レンズ系の光軸方向
に沿い且つアミチプリズム、対物レンズ系および前記接
眼レンズ系に対して相対的に移動させる手段を具備して
いてもよい。
【0014】被写体距離情報および撮影レンズの焦点距
離情報に応じて、視野枠、ペンタプリズムおよび接眼レ
ンズを、接眼レンズ系の光軸方向に沿い且つアミチプリ
ズム、対物レンズ系に対して相対的に移動させる手段を
具備していてもよい。被写体距離情報に応じて、視野枠
およびペンタプリズムレンズ系を対物レンズ系およびア
ミチプリズムに対して相対的に移動させる手段を具備し
ていてもよい。被写体距離情報および撮影レンズの焦点
距離情報に応じて、視野枠およびペンタプリズムを、対
物レンズ系およびアミチプリズムに対して相対的に移動
させる手段を具備していてもよい。
【0015】
【作用】上述のように構成された実像式変倍ファインダ
は、対物レンズ系と接眼レンズ系との間に、正立正像用
のアミチプリズムおよびペンタプリズムを配設し、対物
レンズ系およびアミチプリズムによって形成される実像
の結像位置を相対的に変更することにより、パララック
スを補正することが可能となる。
【0016】上記の実像式変倍ファインダにおいて、さ
らに、被写体距離情報に応じて、アミチプリズムのみを
相対的に移動することにより、実像の結像位置を移動さ
せて、パララックスをキャンセルさせるようにすれば、
簡素な機構でパララックス補正を行うことができる。し
かも、この場合、対物レンズ系から視野枠までの光路長
は伸びる方向に変化するが、近距離被写体に対しては像
位置が後方向にずれるので、前記光路長が伸びる方向の
変化は丁度ファインダ視度を保つ方向に作用し、視度保
持という副次的効果が得られる。
【0017】本発明の実像式変倍ファインダにおいて、
さらに、被写体距離情報により対物レンズ系とアミチプ
リズムとを一体として相対的に移動することにより、実
像の結像位置を視野枠に対して変化させ、この実像の結
像位置と視野枠の相対的な位置関係でパララックスをキ
ャンセルさせるようにすれば、実際に写る画面とほぼ同
じ視野における被写体配置をファインダで把握すること
が可能になる。
【0018】また、本発明の実像式変倍ファインダにお
いては、被写体距離情報および撮影レンズの焦点距離情
報の両者に応じて、アミチプリズムのみを相対的に移動
することにより、実像の結像位置を移動させて、パララ
ックスをキャンセルさせるので、簡素な機構でパララッ
クス補正を行うことができることに加え、変倍比の大き
なズーム撮影レンズにおいても、より適切にパララック
スをキャンセルさせることが可能になる。
【0019】この場合も、対物レンズ系から視野枠まで
の光路長は伸びる方向に変化するが、近距離被写体に対
しては像位置が後方向にずれるので、前記光路長が伸び
る方向の変化は、丁度ファインダ視度を保つ方向に作用
し、視度保持という副次的効果が得られる。
【0020】さらにまた、本発明の実像式変倍ファイン
ダにおいて、被写体距離情報および撮影レンズの焦点距
離情報の両者に応じて、対物レンズ系とアミチプリズム
を一体で移動することにより、実像の結像位置を移動さ
せて、パララックスをキャンセルさせるので、変倍比の
大きなズーム撮影レンズにおいてもより適切に且つ正確
にパララックスをキャンセルさせ、実際に写る画面と同
じ視野における被写体配置をファインダを通して把握す
ることが可能になる。
【0021】さらに本発明の実像式変倍ファインダは、
対物レンズ系と接眼レンズ系との間に、正立正像用のア
ミチプリズムおよびペンタプリズムを配設し、且つこれ
らアミチプリズムとペンタプリズムとの間に視野枠を設
けて、対物レンズ系およびアミチプリズムによって形成
される実像の結像位置を相対的に変更することにより、
パララックスを補正することが可能となる。
【0022】すなわち、視野枠を接眼レンズ系の光軸方
向に沿って移動することにより、実像と視野枠の相対的
な位置関係が変化し、実際に映る画面と同じ被写体の実
像のみを視野枠内に形成することができ、その実像をペ
ンタプリズムと接眼レンズ系を介して観察するので、パ
ララックスをキャンセルし、実際に写る画面とほぼ同じ
視野における被写体配置をファインダを通して把握する
ことが可能になる。また、視野枠の移動に伴い、ペンタ
プリズムを接眼レンズ系の光軸方向に沿って移動するの
で、視野枠内の実像を、常にけられることなく、接眼レ
ンズ系を介して観察することができる。
【0023】本発明の実像式変倍ファインダにおいて、
さらに、被写体距離に応じて、視野枠およびペンタプリ
ズムを、接眼レンズ系の光軸方向に沿って相対的に移動
するようにすれば、簡素な機構で、被写体距離に応じて
適切にパララックスを補正することが可能になる。しか
も、この場合、視野枠から接眼レンズ系までの光路長が
伸びる方向に変化するが、近距離被写体に対しては像位
置が後方向にずれるので、前記光路長が伸びる方向への
変化は丁度ファインダ視度を保つ方向に作用し、視度保
持という副次的効果が得られる。
【0024】また、本発明の実像式変倍ファインダにお
いて、さらに、被写体距離に応じて、視野枠、ペンタプ
リズムおよび接眼レンズ系を、接眼レンズ系の光軸方向
に沿って相対的に移動するようにすれば、ファインダ内
で観察される視野枠の大きさを常に一定に保つことがで
き、被写体距離に応じて適切にパララックスを補正する
ことが可能になる。
【0025】さらに、本発明の実像式変倍ファインダに
おいては、被写体距離情報および撮影レンズのズーム焦
点距離情報に応じて、視野枠およびペンタプリズムを接
眼レンズ系の光軸方向に沿って相対的に移動するので、
簡素な機構で、ファインダ内に見えている視野枠の大き
さを常に一定に保ち、パララックスを適切に補正するこ
とができ、変倍比の大きなズーム撮影レンズにおいても
より正確なフレーミングを行うことが可能となる。しか
も、この場合、視野枠から接眼レンズ系までの光路長が
伸びる方向に変化するが、近距離被写体に対しては像位
置が後方向にずれるので、前記光路長が伸びる方向への
変化は丁度ファインダ視度を保つ方向に作用し、視度保
持という副次的効果が得られる。
【0026】本発明の実像式変倍ファインダにおいて
は、被写体距離情報および撮影レンズのズーム焦点距離
情報に応じて、視野枠、ペンタプリズムおよび接眼レン
ズ系を接眼レンズ系の光軸方向に沿って移動するので、
ファインダ内に見えている視野枠の大きさを常に一定に
保ち、パララックスを適切に補正することができ、変倍
比の大きなズーム撮影レンズにおいてもより正確なフレ
ーミングを行うことが可能となる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実像式変倍ファインダの構成
を図面に示した実施例を参照して詳細に説明する。図1
は、本発明に係る実像式変倍ファインダの光学系の基本
的構成を示す模式的システム図である。図1の実像式変
倍ファインダは、対物レンズ系1、接眼レンズ系2、ア
ミチプリズム3、ペンタプリズム4および視野枠5を具
備する。対物レンズ系1と接眼レンズ系2との間に正立
正像用のアミチプリズム3とペンタプリズム4とが配設
されている。
【0028】対物レンズ系1は、正の屈折率を持ち、ア
ミチプリズム3により光路が偏向されて視野枠5の近傍
に実像を結ぶ。視野枠5と実像とは、ペンタプリズム4
により光路が偏向され正の屈折率を持つ接眼レンズ系2
を通して観察される。このファインダ光学系のズーミン
グ等の変倍は、対物レンズ系1内のレンズ群を光軸方向
に移動させて行う。
【0029】ファインダ光学系の対物レンズ1の光軸上
の被写体は、被写体距離が極めて遠いときには、視野中
心に見え、且つ撮影レンズ側の撮影結果においても画面
中心に位置する。しかし、被写体距離が近いときには、
撮影レンズにより図2のように中心からずれて撮影され
るにもかかわらず、ファインダの像は中心に位置する。
【0030】そこで、本発明の第1の実施例による実像
式変倍ファインダでは、図3に示すように、アミチプリ
ズム3を図3の(a) の位置から図3(b) の位置まで移動
させ、対物レンズ系1およびアミチプリズム3によって
形成される実像の結像位置を変更することにより、パラ
ラックスを補正する。図4および図5は、本発明の第2
の実施例による実像式変倍ファインダを説明するもの
で、図4における(a) および(b) は、それぞれ、「被写
体が極めて遠いとき」および「被写体が近いとき」の状
態を示すファインダの斜視図である。
【0031】この実施例は、被写体距離情報に応じて対
物レンズ系1およびアミチプリズム3を移動させること
が特徴であり、図5は、この実施例の情報の流れに基づ
く実像式変倍ファインダの構成を示すブロック図であ
る。この場合は、駆動装置6、被写体距離検出手段とし
ての被写体距離検出装置7および撮影レンズ8を設けて
いる。駆動装置6は、対物レンズ系1とアミチプリズム
3とを一体的に駆動する。被写体距離検出装置7は、い
わゆるオートフォーカスシステムの測距システム等のよ
うに被写体距離を検出する検出装置である。撮影レンズ
8は、被写体をフィルムに写し込むための撮影光学系で
ある。
【0032】被写体距離検出装置7からの被写体距離情
報に基づいて駆動装置6を制御し、対物レンズ系1およ
びアミチプリズム3を一体的に移動させるとともに、そ
の移動量をコントロールする。図6および図7は、本発
明の第3の実施例による実像式変倍ファインダを説明す
るもので、図6における(a) は、「被写体が極めて遠い
とき」および「短焦点距離の場合」のファインダ光学系
の各部の位置関係を示し、図6における(b) は「被写体
が近いとき」および「長焦点距離の場合」のファインダ
光学系の各部の位置関係を示す斜視図である。
【0033】この実施例は、被写体距離情報と焦点距離
情報とに応じて、対物レンズ系1およびアミチプリズム
3を一体的に移動することが特徴であり、図7は、この
実施例の情報の流れに基づく実像式変倍ファインダの構
成を示すブロック図である。この場合は、被写体距離検
出装置7、撮影レンズ8、駆動装置9および焦点距離情
報生成手段としての焦点距離検出装置10を設けてい
る。
【0034】被写体距離検出装置7は、いわゆるオート
フォーカスシステムの測距システム等のような被写体距
離の検出装置である。撮影レンズ8は、被写体をフィル
ムに写し込むための撮影光学系である。駆動装置9は、
対物レンズ系1とアミチプリズム3とを一体的に駆動す
る。焦点距離検出装置10は、撮影レンズのズーミング
等の焦点距離の変倍操作に連動して焦点距離情報を生成
し駆動装置9に与える。この場合、駆動装置9は、被写
体距離情報および焦点距離情報に応じて、対物レンズ系
1およびアミチプリズム3の一体的な駆動を行う。
【0035】被写体距離検出装置7および焦点距離検出
装置10からの被写体距離情報および焦点距離情報に基
づいて、駆動装置9を制御し、対物レンズ系1とアミチ
プリズム3を一体的に移動させるとともに、その移動量
をコントロールする。図8および図9は、本発明の第4
の実施例による実像式変倍ファインダを説明するもの
で、図8における(a) は、「被写体が極めて遠いとき」
のファインダ光学系の各部の位置関係を示し、図8にお
ける(b) は「被写体が近いとき」のファインダ光学系の
各部の位置関係を示す斜視図である。
【0036】この実施例は、被写体距離情報に応じてア
ミチプリズム3のみを移動することが特徴であり、図9
は、この実施例の情報の流れに基づく実像式変倍ファイ
ンダの構成を示すブロック図である。この場合は、被写
体距離検出装置7、撮影レンズ8、および駆動装置11
を設けている。被写体距離検出装置7は、被写体距離の
検出装置である。撮影レンズ8は、被写体をフィルムに
写し込むための撮影光学系である。駆動装置11は、ア
ミチプリズム3を駆動する。この場合、駆動装置11
は、被写体距離情報に応じて、アミチプリズム3の駆動
を行う。
【0037】被写体距離検出装置7からの被写体距離情
報に基づいて、駆動装置11を制御し、アミチプリズム
3を移動させ、その移動量をコントロールする。図10
および図11は、本発明の第5の実施例による実像式変
倍ファインダを説明するもので、図10における(a)
は、「被写体が極めて遠いとき」および「短焦点距離の
場合」のファインダ光学系の各部の位置関係を示し、図
10における(b) は「被写体が近いとき」および「長焦
点距離の場合」のファインダ光学系の各部の位置関係を
示す斜視図である。
【0038】この実施例は、被写体距離情報と焦点距離
情報とに応じて、アミチプリズム3のみを移動すること
が特徴であり、図11は、この実施例の情報の流れに基
づく実像式変倍ファインダの構成を示すブロック図であ
る。この場合は、被写体距離検出装置7、撮影レンズ
8、焦点距離検出装置10および駆動装置12を設けて
いる。被写体距離検出装置7は、被写体距離の検出装置
である。撮影レンズ8は、被写体をフィルムに写し込む
ための撮影光学系である。
【0039】焦点距離検出装置10は、撮影レンズのズ
ーミング等の焦点距離の変倍操作に連動して焦点距離情
報を生成し駆動装置12に与える。駆動装置12は、被
写体距離情報および焦点距離情報に応じて、アミチプリ
ズム3を駆動する。被写体距離検出装置7および焦点距
離検出装置10からの被写体距離情報および焦点距離情
報に基づいて、駆動装置12を制御し、アミチプリズム
3を移動させ、その移動量をコントロールする。これら
第4および第5の実施例においては、図12に示すよう
に、対物レンズ系1から視野枠5までの光路長は伸びる
方向に変化するが、近距離被写体に対しては像位置が後
方向にずれるので、前記光路長が伸びる方向への変化は
丁度ファインダ視度を保つ方向に作用するので、視度保
持という副次的効果が得られる。
【0040】本発明の第6の実施例による実像式変倍フ
ァインダでは、図13にアミチプリズムとペンタプリズ
ムとの位置関係を示すように視野枠5とペンタプリズム
4とを一体として接眼レンズ系2の光軸方向に沿って移
動することにより、撮影される被写体と同様な実像部分
のみを接眼レンズ系2を通して観察することができるよ
うに、パララックスを補正する。すなわち、図14およ
び図15は、本発明の第6の実施例による実像式変倍フ
ァインダを説明するもので、図14における(a) および
(b) は、それぞれ「被写体が極めて遠いとき」および
「被写体が近いとき」の状態を示すファインダの斜視図
である。
【0041】この実施例は、被写体距離情報に応じてペ
ンタプリズム4、視野枠5および接眼レンズ系2を一体
的に接眼レンズ系2の光軸方向に移動させることが特徴
であり、図15は、この実施例の情報の流れに基づく実
像式変倍ファインダの構成を示すブロック図である。こ
の場合は、被写体距離検出装置7、撮影レンズ8および
駆動装置13を設けている。被写体距離検出装置7は、
被写体距離を検出する。撮影レンズ8は、被写体をフィ
ルムに写し込むための撮影光学系である。駆動装置13
は、被写体距離情報に応じて、ペンタプリズム4、視野
枠5および接眼レンズ系2を一体的に接眼レンズ系2の
光軸方向に駆動する。
【0042】被写体距離検出装置7からの被写体距離情
報に基づいて駆動装置13を制御し、例えば、至近距離
の被写体を撮影する場合には、ペンタプリズム4、視野
枠5および接眼レンズ系2を一体的に接眼レンズ系2の
光軸方向に沿って前方(被写体)側に移動させるととも
に、その移動量をコントロールする。このようにして、
被写体距離に応じたパララックスを補正することがで
き、ペンタプリズム4および視野枠5とともに接眼レン
ズ系2を接眼レンズ系2の光軸方向に沿って移動するの
で、ファインダ内に見える視野枠の大きさを常に一定に
保つことができる。
【0043】図16と図17は、本発明の第7の実施例
による実像式変倍ファインダを説明するもので、図16
における(a) は、「被写体が極めて遠いとき」および
「短焦点距離の場合」のファインダ光学系の各部の位置
関係を示し、図16における(b) は「被写体が近いと
き」および「長焦点距離の場合」のファインダ光学系の
各部の位置関係を示す斜視図である。
【0044】この実施例は、被写体距離情報と焦点距離
情報とに応じて、ペンタプリズム4、視野枠5および接
眼レンズ系2を一体として接眼レンズ系2の光軸方向に
移動させることが特徴であり、図17は、この実施例の
情報の流れに基づく実像式変倍ファインダの構成を示す
ブロック図である。この場合は、被写体距離検出装置
7、撮影レンズ8、焦点距離検出装置10および駆動装
置14を設けている。
【0045】被写体距離検出装置7は、被写体距離の検
出装置である。撮影レンズ8は、被写体をフィルムに写
し込むための撮影光学系である。焦点距離検出装置10
は、撮影レンズのズーミング等の焦点距離の変倍操作に
連動して焦点距離情報を生成し駆動装置14に与える。
駆動装置14は、被写体距離情報および焦点距離情報に
応じて、ペンタプリズム4、視野枠5および接眼レンズ
系2を一体的に接眼レンズ系2の光軸方向に駆動する。
【0046】被写体距離検出装置7および焦点距離検出
装置10からの被写体距離情報および焦点距離情報に基
づいて、例えば、被写体距離が近いとき、あるいは、撮
影レンズ8が長焦点距離のときには、駆動装置14を制
御し、ペンタプリズム4、視野枠5および接眼レンズ系
2を一体的に接眼レンズ系2の光軸方向に沿って前方
(被写体側)に移動させるとともに、その移動量をコン
トロールする。このように、被写体距離と撮影レンズ8
のズーム焦点距離情報に応じたパララックスを補正する
ことができ、変倍比の大きなズーム撮影レンズにおいて
もより正確なフレーミングを行うことが可能となる。
【0047】図18および図19は、本発明の第8の実
施例による実像式変倍ファインダを説明するものであ
る。図18における(a) および(b) は、それぞれ「被写
体が極めて遠いとき」および「被写体が近いとき」の状
態を示すファインダの斜視図である。この実施例は、被
写体距離情報に応じてペンタプリズム4および視野枠5
を一体的に接眼レンズ系2の光軸方向に移動させること
が特徴であり、図19は、この実施例の情報の流れに基
づく実像式変倍ファインダの構成を示すブロック図であ
る。
【0048】この場合は、被写体距離検出装置7、撮影
レンズ8および駆動装置15を設けている。被写体距離
検出装置7は、被写体距離を検出する。撮影レンズ8
は、被写体をフィルムに写し込むための撮影光学系であ
る。駆動装置15は、被写体距離情報に応じて、ペンタ
プリズム4および視野枠5を一体的に接眼レンズ系2の
光軸方向に駆動する。被写体距離検出装置7からの被写
体距離情報に基づいて駆動装置15を制御し、ペンタプ
リズム4および視野枠5を一体的に接眼レンズ系2の光
軸方向に移動させるとともに、その移動量をコントロー
ルする。
【0049】このようにして、簡素な構成で、被写体距
離に応じたパララックスを補正することができ、ペンタ
プリズム4および視野枠5を接眼レンズ系2の光軸方向
に沿って移動するので、ファインダ内に見える視野枠の
大きさを常に一定に保つことができる。図20および図
21は、本発明の第9の実施例による実像式変倍ファイ
ンダを説明するものである。図20における(a) は、
「被写体が極めて遠いとき」および「短焦点距離の場
合」のファインダ光学系の各部の位置関係を示し、図2
0における(b) は「被写体が近いとき」および「長焦点
距離の場合」のファインダ光学系の各部の位置関係を示
す斜視図である。
【0050】この実施例は、被写体距離情報と焦点距離
情報とに応じて、ペンタプリズム4および視野枠5を一
体として接眼レンズ系2の光軸方向に移動させることが
特徴であり、図21は、この実施例の情報の流れに基づ
く実像式変倍ファインダの構成を示すブロック図であ
る。この場合は、被写体距離検出装置7、撮影レンズ
8、焦点距離検出装置10および駆動装置16を設けて
いる。被写体距離検出装置7は、被写体距離の検出装置
である。撮影レンズ8は、被写体をフィルムに写し込む
ための撮影光学系である。
【0051】焦点距離検出装置10は、撮影レンズのズ
ーミング等の焦点距離の変倍操作に連動して焦点距離情
報を生成し駆動装置16に与える。駆動装置16は、被
写体距離情報および焦点距離情報に応じて、ペンタプリ
ズム4および視野枠5を一体的に接眼レンズ系2の光軸
方向に駆動する。被写体距離検出装置7および焦点距離
検出装置10からの被写体距離情報および焦点距離情報
に基づいて、駆動装置16を制御し、ペンタプリズム4
および視野枠5を一体的に接眼レンズ系2の光軸方向に
移動させるとともに、その移動量をコントロールする。
【0052】このように、被写体距離と撮影レンズ8の
ズーム焦点距離情報に応じたパララックスを補正するこ
とができ、変倍比の大きなズーム撮影レンズにおいても
より正確なフレーミングを行うことが可能となる。ま
た、これら第8および第9の実施例においては、図12
に示すように、対物レンズ系1から視野枠5までの光路
長は伸びる方向に変化するが、近距離被写体に対しては
像位置が後方向にずれるので、前記光路長が伸びる方向
への変化は丁度ファインダ視度を保つ方向に作用し、視
度保持という副次的効果が得られる。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、対
物レンズ系と接眼レンズ系との間に、正立正像用のアミ
チプリズムおよびペンタプリズムを配設し、対物レンズ
系およびアミチプリズムによって形成される実像の結像
位置を相対的に変更することにより、パララックスを補
正することが可能な、実像式変倍ファインダを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る実像式変倍ファインダの
基本的且つ原理的構成を示す模式図である。
【図2】図1の作用を説明するための撮影レンズによる
撮影像の模式図である。
【図3】図1の基本的な動作原理を説明するための模式
図であり、(b) 図は、アミチプリズムを(a) 図に示す状
態から右方(後方)に移動した状態を示す。
【図4】本発明の第2の実施例に係る実像式変倍ファイ
ンダの原理を説明するための模式的斜視図であり、下方
の(b) 図は、対物レンズとアミチプリズムを上方の(a)
図に示す状態から右方(後方)に移動した状態を示す。
【図5】図4の実像式変倍ファインダの構成を示す模式
的ブロック図である。
【図6】本発明の第3の実施例に係る実像式変倍ファイ
ンダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図7】図6の実像式変倍ファインダの構成を示す模式
的ブロック図である。
【図8】本発明の第4の実施例に係る実像式変倍ファイ
ンダの原理を説明するための模式的斜視図であり、下方
に示す(b) 図は、アミチプリズムを、(a) 図に示す状態
から右方(後方)へ移動した状態を示す図である。
【図9】図8の実像式変倍ファインダの構成を示す模式
的ブロック図である。
【図10】本発明の第5の実施例に係る実像式変倍ファ
インダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図11】図10の実像式変倍ファインダの構成を示す
模式的ブロック図である。
【図12】図8および10の基本的な作用を説明するた
めの模式図である。
【図13】本発明に係る実像式変倍ファインダの基本的
な構成をなすアミチプリズムとペンタプリズムと視野枠
の部分を拡大して示す模式図である。
【図14】本発明の第6の実施例に係る実像式変倍ファ
インダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図15】図14の実像式変倍ファインダの具体的な構
成を示す模式的ブロック図である。
【図16】本発明の第7の実施例に係る実像式変倍ファ
インダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図17】図16の実像式変倍ファインダの構成を示す
模式的ブロック図である。
【図18】本発明の第8の実施例に係る実像式変倍ファ
インダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図19】図18の実像式変倍ファインダの構成を示す
模式的ブロック図である。
【図20】本発明の第9の実施例に係る実像式変倍ファ
インダの原理を説明するための模式的斜視図である。
【図21】図20の実像式変倍ファインダの構成を示す
模式的ブロック図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ系 2 接眼レンズ系 3 アミチプリズム 4 ペンタプリズム 5 視野枠 6,9,11,12,13,14,15,16 駆動装
置 7 被写体距離検出装置 8 撮影レンズ 10 焦点距離検出装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズ系と接眼レンズ系との間に、
    正立正像用のアミチプリズムおよびペンタプリズムを配
    設したことを特徴とする実像式変倍ファインダ。
  2. 【請求項2】 被写体距離情報に応じて、対物レンズ系
    およびアミチプリズムを、ペンタプリズムおよび接眼レ
    ンズ系に対して相対的に移動させる手段を具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の実像式変倍ファインダ。
  3. 【請求項3】 被写体距離情報および撮影レンズの焦点
    距離情報に応じて、対物レンズ系およびアミチプリズム
    を、ペンタプリズムおよび接眼レンズ系に対して相対的
    に移動させる手段を具備することを特徴とする請求項1
    に記載の実像式変倍ファインダ。
  4. 【請求項4】 対物レンズ系と、 接眼レンズ系と、 前記対物レンズ系と接眼レンズ系との間に配設される正
    立正像用のアミチプリズムおよびペンタプリズムと、 被写体距離を検出して被写体距離情報を生成する被写体
    距離検出手段と、 撮影レンズの焦点距離情報を生成する焦点距離情報生成
    手段と、 前記被写体距離情報および焦点距離情報に応じて、対物
    レンズ系およびアミチプリズムを、ペンタプリズムおよ
    び接眼レンズ系に対して相対的に移動させる駆動手段と
    を具備することを特徴とする実像式変倍ファインダ。
  5. 【請求項5】 被写体距離情報に応じて、アミチプリズ
    ムを、対物レンズ系、ペンタプリズムおよび接眼レンズ
    系に対して相対的に移動させる手段を具備することを特
    徴とする請求項1に記載の実像式変倍ファインダ。
  6. 【請求項6】 被写体距離情報および撮影レンズの焦点
    距離情報に応じて、アミチプリズムを、対物レンズ系、
    ペンタプリズムおよび接眼レンズ系に対して相対的に移
    動させる手段を具備することを特徴とする請求項1に記
    載の実像式変倍ファインダ。
  7. 【請求項7】 対物レンズ系と、 接眼レンズ系と、 前記対物レンズ系と接眼レンズ系との間に配設される正
    立正像用のアミチプリズムおよびペンタプリズムと、 被写体距離を検出して被写体距離情報を生成する被写体
    距離検出手段と、 撮影レンズの焦点距離情報を生成する焦点距離情報生成
    手段と、 前記被写体距離情報および焦点距離情報に応じて、アミ
    チプリズムを、対物レンズ系、ペンタプリズムおよび接
    眼レンズ系に対して相対的に移動させる駆動手段とを具
    備することを特徴とする実像式変倍ファインダ。
  8. 【請求項8】 対物レンズ系と接眼レンズ系との間に、
    正立正像用のアミチプリズムおよびペンタプリズムを配
    設し、且つこれらアミチプリズムとペンタプリズムとの
    間に視野枠を設けたことを特徴とする実像式変倍ファイ
    ンダ。
  9. 【請求項9】 被写体距離情報に応じて、視野枠、ペン
    タプリズムおよび接眼レンズ系を対物レンズ系およびア
    ミチプリズムに対して相対的に移動させる手段を具備す
    ることを特徴とする請求項8に記載の実像式変倍ファイ
    ンダ。
  10. 【請求項10】 被写体距離情報および撮影レンズの焦
    点距離情報に応じて、 視野枠、ペンタプリズムおよび接眼レンズ系を、対物レ
    ンズ系およびアミチプリズムに対して相対的に移動させ
    る手段を具備することを特徴とする請求項8に記載の実
    像式変倍ファインダ。
  11. 【請求項11】 被写体距離情報に応じて、視野枠およ
    びペンタプリズムを、接眼レンズ系の光軸方向に沿い且
    つアミチプリズム、対物レンズ系および前記接眼レンズ
    系に対して相対的に移動させる手段を具備することを特
    徴とする請求項8に記載の実像式変倍ファインダ。
  12. 【請求項12】 被写体距離情報および撮影レンズの焦
    点距離情報に応じて、視野枠およびペンタプリズムを、
    接眼レンズ系の光軸方向に沿い且つアミチプリズム、対
    物レンズ系および接眼レンズ系に対して相対的に移動さ
    せる手段を具備することを特徴とする請求項8に記載の
    実像式変倍ファインダ。
JP15875295A 1995-06-02 1995-06-02 実像式変倍ファインダ Pending JPH08334810A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107678145A (zh) * 2017-11-06 2018-02-09 深圳市瀚邦为电子材料有限公司 一种不共轴图像光学系统

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