JPH08334668A - 自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡 - Google Patents

自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡

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JPH08334668A
JPH08334668A JP13944295A JP13944295A JPH08334668A JP H08334668 A JPH08334668 A JP H08334668A JP 13944295 A JP13944295 A JP 13944295A JP 13944295 A JP13944295 A JP 13944295A JP H08334668 A JPH08334668 A JP H08334668A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】レーザダイオード等によるレーザスポット光を
試料の表面に投射し、試料から反射したレーザ光をハー
フミラーを介して光軸から傾斜して設けたラインセンサ
上に結像し光量を検出して、凹凸のある試料に対応可能
とした自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡を提供するこ
と。 【構成】少なくとも、対物レンズ3と結像レンズ4とを
備えた光学顕微鏡であって、少なくとも、試料台1と駆
動機構部6とを備えた合焦点手段を有する自動合焦点装
置を備えた光学顕微鏡において、試料にレーザ光を投射
する手段11〜13と、レーザ光を反射するハーフミラ
ー7と、合焦点用結像レンズ8と、ラインセンサ10
と、一定周期で回動する反射鏡9とを有し、反射鏡9の
回動による入射光が最大となるラインセンサ10上の位
置を検出し、ラインセンサ上の位置までの光路長とあら
かじめ設定した焦点位置までの光路長との差を得て合焦
点検出信号とし、合焦点検出信号により試料台を垂直方
向に移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、顕微鏡焦点内に試料を
設定し、観察のため水平方向に試料を動かした場合、試
料の凹凸に対しても、常に合焦点となるように追従する
自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡の従
来技術を説明するための概略構成配置図を図6に示す。
図6において、62は光学顕微鏡で観察する試料、61
は、試料62を載置する試料台、63は、光学顕微鏡を
構成する対物レンズ、64は、光学顕微鏡を構成する結
像レンズ、65は、結像レンズ64の結像面位置、66
は、試料台61を上下に移動させる駆動機構部、67
は、光学顕微鏡の光路中に設けたハーフミラー、68
は、ハーフミラー67で反射した光を結像する合焦点用
結像レンズ、70は、合焦点用結像レンズ68の結像面
位置より前ピン位置に設けた光電変換素子、69は、合
焦点用結像レンズ68の光路中に設けたハーフミラー、
71は、ハーフミラー69で反射した合焦点用結像レン
ズ68の結像面位置より後ピン位置に設けた光電変換素
子を示す。
【0003】図6を使用し、従来技術による自動合焦点
装置を備えた光学顕微鏡の複数の例を説明する。光学顕
微鏡は、試料台61上に載置した試料62を、対物レン
ズ63の焦点位置に設定し、試料62の所望光学像を結
像レンズ64による結像面位置65に結像し、観察す
る。このような光学顕微鏡において、結像レンズ64に
よる結像面位置65に、光電変換装置例えばテレビカメ
ラ(図示していない。)を配置し、テレビカメラから、
試料62の所望光学像を撮像した映像信号を出力する。
テレビカメラから出力された映像信号は、例えばプロセ
ス装置(図示していない。)に入力され、微分成分が検
出され、微分成分に応じた出力がプロセス装置から試料
台61を上下に移動させる駆動機構部66へ出力され
る。駆動機構部66は、プロセス装置で検出される微分
成分が最大出力となるように、検出出力に応じて試料6
2が載置された試料台61を上下に駆動し、試料62と
対物レンズ63の相対距離を合焦点となるように制御す
る手段を有する自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡があ
る。
【0004】しかし、前記のような自動合焦点装置を備
えた光学顕微鏡は、光学顕微鏡の結像面位置65に配置
した光電変換装置により光電変換された映像信号の微分
成分を検出するものであるため、合焦点を行なうときの
映像信号から微分成分が検出されないと合焦点は不可能
であり、合焦点は、試料62に段差や輝度変化があり、
明確な輪郭を有する試料62に限られることになる。し
かしながら、試料62は、段差や輝度変化があり、輪郭
が明確なものばかりとは限らないため、前記自動合焦点
装置を備えた光学顕微鏡の欠点を補う手段(図示してい
ない。)として、輪郭が明確でない試料62上に、輝度
変化のあるパターンを投影し、疑似輪郭を常に形成し
て、疑似輪郭を含む映像信号から微分成分を検出する手
段を有する自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡がある。
【0005】前記自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡
は、1度に光学顕微鏡の光軸方向上の1点の微分成分を
検出する。光軸方向上の複数点の微分成分は、試料台6
1を駆動部66で光軸方向上に動かしながら得られる。
得られた複数の微分成分のなかで最大微分成分を有する
試料62と対物レンズ63の相対距離を合焦点位置とし
て制御する手段を有する自動合焦点装置を備えた光学顕
微鏡である。したがって、光軸方向上の複数点の微分成
分を調べるのに、検出時間と駆動時間を必要とし、すば
やい合焦点検出ができないという問題がある。
【0006】さらに、従来技術による合焦点方向を検出
する手段を有する自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡
を、図6を使用して説明をする。光学顕微鏡の光路、詳
しくは、対物レンズ63から結像レンズ64への光路中
にハーフミラー67を設置し、ハーフミラー67による
反射光を合焦点用結像レンズ68により結像させる。合
焦点用結像レンズ68による結像面位置より前ピン位置
に前ピンセンサとして光電変換素子70を設け、合焦点
用結像レンズ68から光電変換素子70への光路中にハ
ーフミラー69を設置し、ハーフミラー69により反射
した合焦点用結像レンズ68による結像面位置より後ピ
ン位置に後ピンセンサとして光電変換素子71を設け
る。
【0007】合焦点用結像レンズ68の結像面位置の前
後に光電変換素子70、71をそれぞれ配置し、図7に
示すような前ピン信号、後ピン信号を得て、その差出力
に応じて駆動機構部66を駆動し、試料台61を上下に
移動させ、合焦点位置を得る自動合焦点装置を備えた光
学顕微鏡がある。前ピン信号と後ピン信号の微分成分出
力が同じになる光軸方向距離を合焦点位置とする手段で
あり、前ピン位置と後ピン位置の結像は両者共に合焦点
でなくボケているため、一般的にボケ方式と言われてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による自動合
焦点装置を備えた光学顕微鏡においては、前者の従来技
術では、試料の観察したい個所の映像信号から微分成分
を検出し、合焦点となるように制御するので高精度であ
るが時間がかかるという問題がある。また、試料にパタ
ーンを投影する従来技術では、試料の輪郭と投影させた
パターンの輪郭とが干渉し、観察に悪影響を与えるとい
う問題もある。後者の従来技術では、前ピンと後ピンに
よる制御であるため光軸上の2点の制御となり、複雑な
形状を有する試料に対しては、完全な制御ができないと
いう問題がある。本発明は、前記問題を解決するため
に、レーザダイオード等によるレーザスポット光を試料
の表面に投射し、試料から反射したレーザ光をハーフミ
ラーを介して光軸から傾斜して設けたラインセンサ上に
結像し光量を検出して、凹凸のある試料に対応可能とし
た自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡は、少
なくとも、観察する試料に焦点を結ぶように設けられた
対物レンズと、該対物レンズからの光の結像を所定結像
面位置に結ぶように設けられた結像レンズとを備えた光
学顕微鏡であって、少なくとも、前記試料を載置し水平
方向および垂直方向に移動可能な試料台と、入力される
合焦点検出信号に応じて前記試料台を垂直方向に移動さ
せる駆動機構部とからなる自動合焦点装置を備えた光学
顕微鏡において、前記試料台に載置された試料にレーザ
光を投射する手段と、前記試料から反射するレーザ光を
反射するための前記光学顕微鏡の光路中に設けたハーフ
ミラーと、該ハーフミラーからの反射光の結像を、前記
対物レンズの焦点と共役位置に結ぶ合焦点用結像レンズ
と、該合焦点用結像レンズの結像点において、光軸に対
し所要の傾きで設けた複数の光電変換素子からなるライ
ンセンサと、前記合焦点用結像レンズの光路中に設けた
一定周期で回動する反射鏡とを有し、該反射鏡の回動に
よる入射光が最大となる前記ラインセンサ上の位置を検
出し、該ラインセンサ上の位置までの光路長とあらかじ
め設定した焦点位置までの光路長との差を得て合焦点検
出信号とし、該合焦点検出信号により前記試料台を垂直
方向に移動させるものである。
【0010】また、本発明の自動合焦点装置を備えた光
学顕微鏡は、ラインセンサが、対物レンズの倍率の切換
えに応じて光軸に対する傾きを変化させる手段を有し、
切換えた対物レンズの倍率に適した合焦点検出信号を得
て、試料台を垂直方向に移動させるものである。また、
本発明の自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡は、試料に
レーザ光を投射する手段が、少なくとも、レーザ発光源
と、該レーザ発光源で発光したレーザ光の発光束を拡大
するビームエキスパンダと、拡大されたレーザ光を試料
へ投射するように光学顕微鏡の光路中に設けられたハー
フミラーとを有するものである。
【0011】
【作用】本発明の自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡
は、少なくとも、観察する試料に焦点を結ぶように設け
られた対物レンズと、該対物レンズからの光の結像を所
定結像面位置に結ぶように設けられた結像レンズとを備
えた光学顕微鏡であり、少なくとも、前記試料を載置し
水平方向および垂直方向に移動可能な試料台と、入力さ
れる合焦点検出信号に応じて前記試料台を垂直方向に移
動させる駆動機構部とからなる自動合焦点装置を備えた
光学顕微鏡であって、前記試料台に載置された試料にレ
ーザ光を投射する手段によりレーザ光を投射し、前記光
学顕微鏡の光路中に設けたハーフミラーにより前記試料
から反射するレーザ光を反射し、前記対物レンズの焦点
と共役位置にあり光軸に対し所要の傾きで設けた複数の
光電変換素子からなるラインセンサ上に、前記ハーフミ
ラーからの反射光の結像を合焦点用結像レンズの光路中
に設けた一定周期で回動する反射鏡を介して前記合焦点
用結像レンズで結ぶことにより、前記反射鏡の回動によ
る入射光が最大となる前記ラインセンサ上の位置を検出
し、該ラインセンサ上の位置までの光路長とあらかじめ
設定した焦点位置までの光路長との差を得て合焦点検出
信号とし、該合焦点検出信号により前記試料台を垂直方
向に移動させる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を、図1〜図5を使用して
説明する。図1は、本発明による自動合焦点装置を備え
た光学顕微鏡の概略構成配置図である。図1において、
2は光学顕微鏡で観察する試料、1は、試料2を載置し
て水平および垂直方向へ移動可能な試料台、3は、光学
顕微鏡を構成する対物レンズ、4は、光学顕微鏡を構成
する結像レンズ、5は、結像レンズ4の結像面位置、6
は、入力される合焦点検出信号に応じて試料台1を上下
に移動させる駆動機構部、7は、光学顕微鏡の光路中に
設けたハーフミラー、8は、ハーフミラー7で反射した
光を結像する合焦点用結像レンズ、9は、合焦点用結像
レンズ8の光路中に設けた一定の周期で回動する反射
鏡、10は、合焦点用結像レンズ8の結像面位置に設け
た複数の光電変換素子からなるラインセンサ、11はレ
ーザダイオード、12は、レーザダイオード11で発光
したレーザ光の発光束を拡大するビームエキスパンダ、
13は、ビームエキスパンダ12で拡大投射してきたレ
ーザ光を反射するハーフミラーを示す。
【0013】図1を使用し、本発明による自動合焦点装
置を備えた光学顕微鏡を説明する。光学顕微鏡は、試料
台1上に載置した試料2を、対物レンズ3の焦点位置に
設定し、試料2の所望光学像を結像レンズ4による結像
面位置5に結像させ、結像面位置5に例えばテレビカメ
ラ(図示していない。)を配置し観察する。レーザ光の
発光源である例えばレーザダイオード11で発光したレ
ーザ光は、ビームエキスパンダ12で発光束を拡大され
る。発光束を拡大されたレーザ光は、ハーフミラー13
で反射し、対物レンズ3により集光され、レーザ光のス
ポットとなり試料2の表面に投射される。
【0014】試料2の表面に投射されたレーザ光は、試
料2の表面で反射され、対物レンズ3およびハーフミラ
ー13を通過し、ハーフミラー7で合焦点用結像レンズ
8へ反射される。ハーフミラー7で反射されたレーザ光
は、合焦点用結像レンズ8に入射し、一定の周期で回動
する反射鏡9で反射され、合焦点用結像レンズ8の結像
面位置に設けたラインセンサ10へ投射される。なお、
ラインセンサ10の中央は、合焦点用結像レンズ8と対
物レンズ3に関して、試料2の表面と共役な位置となる
ように、また、ラインセンサ10は、光学顕微鏡の光軸
に対し所要の傾斜値を有するように配置されている。
【0015】図2に示す、一定周期で回動する反射鏡と
ラインセンサとの動作説明図を使用して、さらに説明を
する。図2において、一定周期で回動する反射鏡9が実
線で示す位置にある場合は、合焦点用結像レンズ8から
入射する光が反射鏡9で反射して光路P−Loを通過す
る。また、一定周期で回動する反射鏡9が点線で示す位
置にある場合は、合焦点用結像レンズ8から入射する光
が反射鏡9で反射して光路P−Lnを通過する。したが
って、光路P−Loを通過した光は、ラインセンサ10
の0番目の素子に入射し、光路P−Lnを通過した光
は、ラインセンサ10のn番目の素子に入射する。
【0016】このように、反射鏡9が、一定の周期で角
度θの回動をすることにより、光路長の差 △Z=PLo−PLn ・・・・・(1) で示す△Z内で、光軸方向の焦点位置を判断することが
できる。本実施例においては、ラインセンサ10の中央
の素子の入射光が、他の素子の入射光に比較して最大強
度のときを合焦点結像位置に設定するが、このときのラ
インセンサ10の輝度分布は図3に示すJの特性とな
る。対物レンズ3と試料2の距離が近づくと図3のnの
特性、遠ざかると図3のfの特性となる。したがって、
nの特性の場合は、試料2を対物レンズ3から離す方向
に、fの特性の場合は、試料2を対物レンズ3に近づけ
る方向に駆動することで自動合焦点の制御が可能とな
る。すなわち、(1)式に示したΔZが焦点を検出でき
る範囲であり、ラインセンサ10の傾斜値を大きくする
ことにより、△Zを大きくすることができる。しかし、
ラインセンサ10の傾斜値を大きくすると、ラインセン
サ10の素子が受光する光量が減少することになる。
【0017】また、対物レンズ3は、回転変倍機構の電
動レボルバ等により複数の対物レンズを切換えて、例え
ば5倍、10倍、20倍、50倍、100倍のように変
倍することができるが、切換えた場合、それぞれ焦点深
度が異なる全倍率の自動合焦点が求められる。例えば対
物レンズ3が5倍のときは、(1)式に示した△Zを大
きく、かつ、光量を少なくする必要があり、100倍の
ときは、△Zを小さく、かつ、光量を多くする必要があ
るので、5倍(低倍率)のときはラインセンサ10の傾
斜値を大きくし、100倍(高倍率)のときはラインセ
ンサ10の傾斜値を小さくすることで、全ての倍率で自
動合焦点が可能となる。
【0018】また、図4に示すように、試料2の輪郭部
2aにレーザ光のスポットが投射された場合には、レー
ザ光は乱反射して、図3に示すような最大光量=合焦点
位置とならずに、図5に示すように輝度を表す山が2つ
以上となるときがあるが、このようなときに、最大輝度
点を焦点位置とすると誤動作となる。したがって、本発
明の自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡においては、誤
動作防止として、ラインセンサ10の全素子の輝度Vの
和Sを求め、再度ラインセンサ10の輝度をk=0,
1,2と加えていき、(S/2)値に達するラインセン
サ10の全素子位置Xを求め、X=焦点位置と想定する
ことを行なう。つまり、ラインセンサ全素子の輝度Vの
を求め、 となるXの位置を、焦点位置と想定する。本発明による
自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡によれば、高速かつ
高精度の合焦点を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、レーザダイオード等に
よるレーザスポット光を試料の表面に投射し、試料から
反射したレーザ光をハーフミラーを介して光軸から傾斜
して設けたラインセンサ上に結像し光量を検出して、凹
凸のある試料に対応可能とした自動合焦点装置を備えた
光学顕微鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動合焦点装置を備えた光学顕微
鏡の概略構成配置図。
【図2】本発明による自動合焦点装置を備えた光学顕微
鏡の一定周期で回動する反射鏡とラインセンサの動作説
明図。
【図3】本発明による自動合焦点装置を備えた光学顕微
鏡のラインセンサの出力波形図。
【図4】観察する試料に投射されたレーザ光の反射状況
を説明する図。
【図5】図4に示すレーザ光の反射光をラインセンサで
検出した場合の出力波形図。
【図6】従来技術の自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡
を説明するための概略構成配置図。
【図7】自動合焦点装置を備えた光学顕微鏡の従来技術
を説明するための出力波形図。
【符号の説明】
1、61…試料台、2、62…試料、3、63…対物レ
ンズ、4、64…結像レンズ、5、65…結像面位置、
6、66…駆動機構部、7、13、67、69…ハーフ
ミラー、8、68…合焦点用結像レンズ、9…反射鏡、
10…ラインセンサ、11…レーザダイオード、12…
ビームエキスパンダ、70、71…光電変換素子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、観察する試料に焦点を結ぶ
    ように設けられた対物レンズと、該対物レンズからの光
    の結像を所定結像面位置に結ぶように設けられた結像レ
    ンズとを備えた光学顕微鏡であって、少なくとも、前記
    試料を載置し水平方向および垂直方向に移動可能な試料
    台と、入力される合焦点検出信号に応じて前記試料台を
    垂直方向に移動させる駆動機構部とからなる自動合焦点
    装置を備えた光学顕微鏡において、 前記試料台に載置された試料にレーザ光を投射する手段
    と、 前記試料から反射するレーザ光を反射するための前記光
    学顕微鏡の光路中に設けたハーフミラーと、 該ハーフミラーからの反射光の結像を、前記対物レンズ
    の焦点と共役位置に結ぶ合焦点用結像レンズと、 該合焦点用結像レンズの結像点において、光軸に対し所
    要の傾きで設けた複数の光電変換素子からなるラインセ
    ンサと、 前記合焦点用結像レンズの光路中に設けた一定周期で回
    動する反射鏡とを有し、 該反射鏡の回動による入射光が最大となる前記ラインセ
    ンサ上の位置を検出し、該ラインセンサ上の位置までの
    光路長とあらかじめ設定した焦点位置までの光路長との
    差を得て合焦点検出信号とし、該合焦点検出信号により
    前記試料台を垂直方向に移動させることを特徴とする自
    動合焦点装置を備えた光学顕微鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、ラインセ
    ンサは、対物レンズの倍率の切換えに応じて光軸に対す
    る傾きを変化させる手段を有し、 切換えた対物レンズの倍率に適した合焦点検出信号を得
    て、試料台を垂直方向に移動させることを特徴とする自
    動合焦点装置を備えた光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、試料にレ
    ーザ光を投射する手段は、少なくとも、レーザ発光源
    と、該レーザ発光源で発光したレーザ光の発光束を拡大
    するビームエキスパンダと、拡大されたレーザ光を試料
    へ投射するように光学顕微鏡の光路中に設けられたハー
    フミラーとを有することを特徴とする自動合焦点装置を
    備えた光学顕微鏡。
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