JPH08334649A - 光終端器 - Google Patents

光終端器

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JPH08334649A
JPH08334649A JP7141590A JP14159095A JPH08334649A JP H08334649 A JPH08334649 A JP H08334649A JP 7141590 A JP7141590 A JP 7141590A JP 14159095 A JP14159095 A JP 14159095A JP H08334649 A JPH08334649 A JP H08334649A
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optical
optical fiber
terminator
light
ferrule
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JP7141590A
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Inventor
Akira Nagase
亮 長瀬
Shinichi Iwano
真一 岩野
Yoshiaki Takeuchi
善明 竹内
Nariyuki Mitachi
成幸 三田地
Masashi Saijo
正志 西條
Kazunari Sugi
一成 杉
Yuichi Morishita
裕一 森下
Akira Kumagai
旭 熊谷
Kenichi Muta
健一 牟田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
SWCC Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Showa Electric Wire and Cable Co
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光信号を伝搬する光ファイバの端部に接続す
ることにより、当該光ファイバ端面からの反射戻り光を
抑制することができる光終端器を提供する。 【構成】 導波構造を有する光ファイバの開放端に接続
して、前記光ファイバの端面からの反射戻り光を低減さ
せる光終端器であって、少なくとも前記光ファイバの導
波構造部の端面に接続される光終端部を有すると共に、
該光終端部が、前記光ファイバの導波構造部の屈折率と
ほぼ同一の屈折率を有し、かつ光を減衰させるドーパン
トを含有させた金属ドープファイバ23の光吸収部を有
すると共に、該光吸収部の光ファイバ23を補強すると
共に、中心に精度良く位置決めする円筒状のフェルール
11とを具備し、該フェルール11の端面が凸球面形状
に研磨されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号を伝搬する光フ
ァイバの端部に接続することにより、当該光ファイバ端
面からの反射戻り光を抑制することができる光終端器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ通信方式においては、接続点
等における反射戻り光が通信品質に悪影響を及ぼす場合
がある。例えばアナログ画像伝送においては、光ファイ
バケーブルの各接続点における反射減衰量が、少なくと
も35dB以上必要であることが知られている。また、
光伝送路中には多くの光ファイバ接続点があり、伝送路
の保守や切り替えの際に接続・切り放しが必要な箇所に
は光コネクタが使われる。
【0003】前述の高い反射減衰量を実現する光コネク
タとしては、光ファイバをその中心に接着固定したフェ
ルールの先端部を凸球面状に研磨して、割りスリーブを
介して突き合わせ、互いにバネで押しつける方式のPC
(フィジカル・コンタクト)接続形光コネクタが一般的
である。
【0004】上述したPC接続では、接続する双方のフ
ァイバ端面が互いに密着するため、屈折率不整合に伴う
フレネル反射を最小限に留めることができる。その代表
的なものには、JIS C 5973 に規定されているF04形
単心光ファイバコネクタがあり、「通称SC形光コネク
タ」と称されている。
【0005】該SC形光コネクタにおいては、K.Kana
yamaらによる“Advanced physicalcontact technology
for optical connectors”(IEEE Photon. Technol. L
ett, vol. 2, No.5, pp. 360-362, May. 1992.)に記載
されているように、45dB〜50dB程度の反射減衰
量が得られている。
【0006】上述のPC接続形光コネクタにおける反射
減衰量は、光コネクタを接続した状態での接続点におけ
る反射戻り光であり、接続を切り放した場合には、光フ
ァイバ端面と空気との境界における大きな屈折率不整合
に伴うフレネル反射により、反射減衰量は理論的に約1
4.7dBとなる。
【0007】一方、上記アナログ画像伝送等において、
送信器からの光信号をスターカプラ等を用いて分配し、
複数のユーザに対して信号を伝送する方式がある。その
場合、スターカプラの空きポートや、加入者端において
装置を接続しない場合など、光コネクタが接続されずに
放置される状態が起こり得る。このとき、前述のように
接続されない光コネクタ端面からの反射戻り光が大きい
ため、送信器側に悪影響を及ぼすことが考えられる。
【0008】上述の接続されない光コネクタからの反射
戻り光は、当該光コネクタに終端器を接続することによ
り抑制できる。このような終端器の例として、例えば
(1)特公平6−23806号公報に記載されている光
無反射プラグがある。これは光ファイバを中心に挿入固
定したフェルールの片端をPC研磨、他端を斜めに研磨
し、プラグハウジングに組み込んだ構造となっている。
他の例としては、(2)特願平3−259297号に記
載されている無反射光終端プラグのように、通常の光コ
ネクタプラグ用フェルールにガラス管を組み合わせるこ
とにより、上述の光無反射プラグの構造を低コストに実
現する構造も提案されている。
【0009】また、他の無反射終端の方法として、細谷
らによる1994年電子情報通信学会春期大会C−37
8、「無反射終端の一方法」に記載されているように、
導波路構造を持たない光ファイバを用いて無反射終端を
得る方法が提案されている。本論文には、長さ200m
m以上の導波路構造を持たない光ファイバを単一モード
光ファイバの先端に融着接続すると、反射減衰量50d
B以上が得られることが示してある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の光終端器には次のような解決すべき課題があっ
た。
【0011】光終端器に用いるフェルールは、先端をP
C研磨した上、他端を斜め研磨する必要があった。その
ため、フェルールにジルコニアフェルールを用いる場合
には、円筒棒状のジルコニアによるフェルール嵌合部が
通常のフェルールより長い特殊なフェルールを用意し、
フェルール嵌合部の後端部をフランジより突き出させて
端面を研磨する構造が用いられている。そのためフェル
ール自体の単価が量産されている通常のフェルールより
高価となる上、斜め研磨の際には硬いジルコニアセラミ
ックを研磨しなければならないため加工コストも高くな
るという問題があった。
【0012】上述の(2)の例では、通常のフェルール
をそのまま用い、かつ後端部の斜め研磨はガラスのみ削
ればよいため、上述の(1)の例に比べ低コストに製造
できる利点はあるが、何れにしても斜め研磨工程は不可
欠である。
【0013】また、近年エルビウムドープファイバアン
プの出現により、100mWに及ぶ非常に高いパワーの
光信号が光ファイバ中を伝搬する可能性が生じ、光ネッ
トワーク上で用いる部品にも高パワー光に耐えるものが
要求されている。100mWの光信号が単一モードファ
イバから出射している状態で、ファイバ端面に金属粉等
が付着すると、金属粉が発熱し、ファイバ端面が損傷す
ることが知られている。
【0014】上述の光終端器の場合は、斜め研磨された
フェルール後端面が解放されているため、ここに空気中
の塵等の汚れが付着すると、同様の問題を生ずる恐れが
ある。フェルールの後端部は通常キャップ等で覆われて
いるが、完全に気密封止しない限り外部から塵が進入す
る虞があり、封止したとしても製造時に内部に残った塵
が何らかの拍子にファイバ端面に付着する可能性があ
る。また、もしキャップがはずれると高パワーの光が外
部に出射されることになり、誤って覗き込むと大変危険
である。
【0015】従って、高パワー光を想定して光終端器を
製造する場合には、フェルール後端部の封止に細心の注
意が必要であり、これも製造コストを増大させる一因と
なっていた。
【0016】また、上記導波路構造を持たない光ファイ
バを用いて終端するためには、ファイバの長さが200
mm程度と長くなるため、この技術を応用して終端器を
構成すると形状が大きくなってしまうという問題があっ
た。
【0017】本発明は、以上の問題に鑑み、ファイバ端
面からの反射戻り光を抑制することができる光終端器を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明にかかる光終端器の構成は、導波構造を有する光ファ
イバの開放端に接続して、前記光ファイバの端面からの
反射戻り光を低減させる光終端器であって、少なくとも
前記光ファイバの導波構造部の端面に接続される光終端
部を有すると共に、該光終端部が、前記光ファイバの導
波構造部の屈折率とほぼ同一の屈折率を有し、かつ光吸
収部を有することを特徴とする.
【0019】上記構成光終端器において、前記光終端部
が、前記光ファイバの構造と概ね同様の構造と材料から
なり、 前記光吸収部が光を減衰させるドーパントを含
有させたものであることを特徴とする。
【0020】上記構成光終端器において、前記光吸収部
が、前記光ファイバの導波構造を有しないものであるこ
とを特徴とする。
【0021】上記構成光終端器において、前記光吸収部
に含有される光を減衰させるドーパントがコバルト(C
o)であることを特徴とする。
【0022】上記構成光終端器において、上記光終端部
の光吸収部を補強すると共に、中心に精度良く位置決め
する円筒状のフェルールとを具備し、該フェルールの端
面が凸球面形状に研磨されてなることを特徴とする。
【0023】上記光終端器において、前記光終端部の周
囲に補強用の構造体を有することを特徴とする。
【0024】
【作用】上記構成において、光終端部が、終端する光フ
ァイバの導波構造部の屈折率とほぼ同一であって、かつ
吸光係数の高い材料からなる光吸収部を有するので、光
ファイバから出射する光信号はフレネル反射を起こすこ
となく光終端部に伝搬し、該光吸収部で徐々に吸収さ
れ、光終端器として機能すると共に、光終端部の光ファ
イバと接続する部分の反射側の端面について、反射を低
減するための特別な配慮を行う必要がなく、低コストな
光終端器が実現できる。
【0025】前記光終端部が、前記光ファイバの構造と
概ね同様の構造と材料からなり、前記光ファイバの導波
構造に相当する部分に光を減衰させるドーパントを含有
させたので、ドーパントは極く限られた部分にのみ含有
させれば良く、簡単に光終端部を作製することが可能で
ある。
【0026】光終端部の周囲に補強用の構造体を有する
ので、光ファイバへの取り付けや取り外しの作業が容易
となる。
【0027】光終端器が、該光終端部を補強し、中心に
精度良く位置決めする円筒状のフェルールを有し、該フ
ェルールの端面が凸球面形状に研磨されているので、P
C光コネクタが取り付けられた光ファイバ端部に簡単に
取り付け、取り外しが可能であり、取り扱いが容易であ
る。
【0028】
【実施例】図1、図2に基づいて光終端器を説明する。
図1は、本発明による光終端器の構造を示す一部側断面
図であり、同図中、11はフェルール、12はプラグハ
ウジング、13はプラグハウジング12の端面を閉塞す
るキャップ、14はバネを各々図示する。図2は本発明
による光吸収部であるフェルール11の構造を示す側断
面図であり、21は嵌合部、22はフランジ、23は金
属ドープファイバ、24は接着剤を各々図示する。これ
らの図面に示すように、導波構造を有する光ファイバ
(図示せず)の開放端に接続し該光ファイバの端面から
の反射戻り光を低減させる本実施例に係る光終端器は、
少なくとも前記光ファイバの導波構造部の端面に接続さ
れる光終端部が、前記光ファイバの導波構造部の屈折率
とほぼ同一の屈折率を有し、かつ光を減衰させるドーパ
ントを含有させた金属ドープファイバ23の吸光係数の
高い光吸収部を有すると共に、該光吸収部の光ファイバ
23を補強すると共に、中心に精度良く位置決めする円
筒状のフェルール11とを具備し、該フェルール11の
端面が凸球面形状に研磨されてなるものである。ここ
で、上記フェルール11が保護される上記プラグハウジ
ング12は、現在光通信用として広く使用されているS
C形光コネクタ(JIS C 5973,F04形単心光ファイバ
コネクタ)のプラグハウジングであり、当該フェルール
11は、SC形光コネクタに一般的に使用されているジ
ルコニアフェルールを本実施例では用いている。
【0029】また、本実施例では、上記吸光係数の高い
光吸収部として、特願平6−303155号に記載され
ているように、石英ガラスファイバのコア部分にコバル
ト(Co )をドープし、約20mmの長さで25dB程
度の減衰量が得られる金属ドープファイバ23を用い
た。なお、本実施例においては上記ドーパントとしてコ
バルトを用いているが、本発明はこれに限定されず、同
様な光減衰作用を奏するものであればいずれのものでも
よい。
【0030】この金属ドープファイバ23を、通常の光
コネクタアセンブルの手順に従い、まずジルコニアフェ
ルール11にエポキシ系の接着剤24により固定した。
ここで用いるフェルール11は、ファイバコアの偏心量
は特性にあまり影響しないため、ファイバが入りやすい
穴径のフェルールを用いればよい。例えばファイバ外径
が124μm〜126μmの間でばらついている場合に
は、126μm〜127μmの穴径のフェルール一種類
を用意しておけば十分である。上記固定するための接着
剤24は、図2に示すように、フランジ22の後端部ま
で充填されるようにする。
【0031】金属ドープファイバ23の挿入後に上記接
着剤24を加熱硬化し、フェルール11の端面を凸球面
研磨した。ここでは低反射のPC研磨として、K.Kana
yamaらによる“Advanced physical contact technolo
gy for optical connectors ”(IEEE Photon. Technol.
Lett,vol. 2, No.5, pp.360-362, May. 1992. )に記載
されているアドバンストPC研磨を行った。フェルール
12の後端面はファイバの付け根部分に傷を入れてクリ
ーブした。この場合、金属ドープファイバ23の長さは
フェルールの全長にほぼ等しい16mmであり、その長
さにおける減衰量は約18dBであった。
【0032】仮にフェルール11の後端部でファイバが
直角かつ鏡面にクリーブされているとすると、空気層と
の境界におけるフレネル反射は理論的に14.7dB(反
射減衰量14.7dB)であるから、本終端器の反射減衰
量は、18×2+14.7=51dBとなり、クリーブの
状態によってはこれより大きな反射減衰量が得られるは
ずである。ただし、実際の反射減衰量は光コネクタプラ
グと光終端器の接続部分の反射減衰量にほぼ依存し、平
均約50dBであった。
【0033】本光終端器の耐久性を調べるため、波長1.
55μm、光出力100mW(20dBm)の連続光を
連続100時間入射した結果においても、反射減衰量に
劣化は見られなかった。また、試験中も大きな温度上昇
などの異常は観測されなかった。
【0034】さらに、フェルール後端部のファイバのコ
ア部分に意識的に金属粉を付着させ、同様の試験を行っ
たが、100時間経過後も異常は見られなかった。これ
はファイバの持つ減衰量によって後端部では、光パワー
が2mW程度に減衰しているため、ファイバ端面を損傷
するほどの発熱は生じなかったものと思われる。
【0035】本終端器に使用する金属ドープ光ファイバ
23としては、ある程度の減衰量が得られていれば厳密
な減衰値を規定する必要がないので、例えば光固定減衰
器を製造する目的で作製した金属ドープ光ファイバの
内、減衰器としての規格に入らなかったものを流用する
ことができる。よって、本来利用価値の無かったものを
生かせるため、光終端器の低価格化に寄与する効果が大
きい。
【0036】本実施例における金属ドープ光ファイバ2
3に相当する光吸収部は、導波路構造を持たない光ファ
イバであっても良い。この場合にはコア部分を作製する
必要が無いため、ファイバの製造はかなり簡単になる。
さらに、光ファイバのコアと同等の屈折率を有するもの
であれば、光吸収部は光ファイバに限定されることな
く、樹脂で構成しても良い。例えば特願平5−1809
20号に記載されている光終端器に用いられる樹脂製の
屈折率整合材に光を吸収する物質を含有させたものでも
同様の効果を得ることができる。
【0037】本終端器では通常のSC形光コネクタプラ
グハウジングの部品をそのまま用いているが、構造を簡
略化するためにフェルール11をプラグハウジング12
に固定し、ばね14を省略しても良い。また、キャップ
13の代わりに一般の塩化ビニル製キャップ等を内側の
部材に被せることによっても十分用が足りる。これは、
前述のようにゴミの付着をあまり気にしなくとも良いこ
と、および万一キャップがはずれても危険が無いことに
より可能となるものであり、構造を簡略化することによ
ってさらに低価格な光終端器が実現できる。
【0038】
【発明の効果】以上、実施例を挙げて詳細に説明したよ
うに、本発明の光終端器によれば、光終端部が、終端す
る光ファイバの導波構造部の屈折率とほぼ同一であっ
て、かつ吸光係数の高い材料からなる光吸収部を有する
ので、光ファイバから出射する光信号はフレネル反射を
起こすことなく光終端部に伝搬し、光吸収部で徐々に吸
収され、光終端器として機能するとともに、光終端部の
光ファイバと接続する部分の反対側の端面について、反
射を低減するための特別な配慮を行う必要が無く、低コ
ストな光終端器が実現できる。
【0039】また、光吸収部が光ファイバのような導波
構造を持たない構造であっても、一般的な光終端器と同
等の寸法で構成することが可能となる。
【0040】また、本発明の光終端器によれば、光終端
部が、終端する光ファイバの構造と概ね同様の構造と材
料からなり、前記光ファイバの導波構造に相当する部分
に光を減衰させるドーパントを含有させたので、ドーパ
ントは極く限られた部分にのみ含有させれば良く、簡単
に光終端部を作製することが可能である。
【0041】また、本発明の光終端器によれば、光終端
部が、光吸収部の周囲に補強用の構造体を有するので、
光ファイバへの取り付けや取り外しの作業が容易とな
る。
【0042】また、本発明の光終端器によれば、光終端
部と、該終端部を補強し、中心に精度良く位置決めする
円筒状のフェルールとを有し、該フェルールの端面が凸
球面形状に研磨されたので、PC光コネクタが取り付け
られた光ファイバ端部に簡単に取り付け、取り外しが可
能であり、取り扱いが容易である。この場合において
も、光吸収部である光ファイバの後端部に斜め研磨等の
処置を施す必要が無く、低コストな光終端器が実現でき
るとともに、高パワーの光が入射した場合でも、該光吸
収部の後端部に到達した時点では危険の無いレベルまで
減衰しているため、端面の汚れ等に特別な注意を払う必
要が無く、より低コストな光終端器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光終端器の構造を示す一部側断面
図。
【図2】本発明による光終端器に組み込まれたフェルー
ルの構造を示す側断面図。
【符号の説明】
11 フェルール 12 プラグハウジング 13 キャップ 14 ばね 21 嵌合部 22 フランジ 23 金属ドープファイバ 24 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩野 真一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 竹内 善明 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 三田地 成幸 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 西條 正志 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電▲纜▼株式会社内 (72)発明者 杉 一成 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電▲纜▼株式会社内 (72)発明者 森下 裕一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電▲纜▼株式会社内 (72)発明者 熊谷 旭 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電▲纜▼株式会社内 (72)発明者 牟田 健一 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電▲纜▼株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導波構造を有する光ファイバの開放端に
    接続して、前記光ファイバの端面からの反射戻り光を低
    減させる光終端器であって、 少なくとも前記光ファイバの導波構造部の端面に接続さ
    れる光終端部を有すると共に、 該光終端部が、前記光ファイバの導波構造部の屈折率と
    ほぼ同一の屈折率を有し、かつ光吸収部を有することを
    特徴とする光終端器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の光終端器において、 前記光終端部が、前記光ファイバの構造と概ね同様の構
    造と材料からなり、 前記光吸収部が光を減衰させるドーパントを含有させた
    ものであることを特徴とする光終端器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の光終端器において、 前記光吸収部が、前記光ファイバの導波構造を有しない
    ものであることを特徴とする光終端器。
  4. 【請求項4】 請求項2,3に記載の光終端器におい
    て、 前記光吸収部に含有される光を減衰させるドーパントが
    コバルト(Co)であることを特徴とする光終端器。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の光終端部の光吸収
    部を補強すると共に、中心に精度良く位置決めする円筒
    状のフェルールとを具備し、該フェルールの端面が凸球
    面形状に研磨されてなることを特徴とする光終端器。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の光終端器におい
    て、 前記光終端部の周囲に補強用の構造体を有することを特
    徴とする光終端器。
JP7141590A 1995-06-08 1995-06-08 光終端器 Pending JPH08334649A (ja)

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