JPH08334610A - 回折格子の製造方法 - Google Patents

回折格子の製造方法

Info

Publication number
JPH08334610A
JPH08334610A JP16292495A JP16292495A JPH08334610A JP H08334610 A JPH08334610 A JP H08334610A JP 16292495 A JP16292495 A JP 16292495A JP 16292495 A JP16292495 A JP 16292495A JP H08334610 A JPH08334610 A JP H08334610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diffraction grating
pattern
layer
film
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16292495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Irikawa
理徳 入川
Masayuki Iwase
正幸 岩瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP16292495A priority Critical patent/JPH08334610A/ja
Publication of JPH08334610A publication Critical patent/JPH08334610A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 DFB半導体レーザのための回折格子を低コ
ストで且つ高精度に作製する。 【構成】 基板11上にEB用レジストを塗布し、これ
を電子線で照射してEB用レジスト12から成る回折格
子パターンを形成する。このパターン12の全体を薄い
SiNx膜13で被覆した後にUV硬化レジン14を塗布
することで、UV硬化レジン14上に、EB用レジスト
12の回折格子パターンを転写する。高精度で安定な形
状の回折格子パターンを有するホトマスクが得られる。
また、高価な切削工具を使用しないので、回折格子が安
価に形成できる。他の方法として、基板上に順次SiO2
膜及びアモルファスSi層を形成し、SiO2膜をエッチ
停止層としてアモルファスSi層をエッチングすること
で、回折格子パターンのエッチング深さを正確に制御す
ると共にエッチ面の劣化を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回折格子の製造方法に
関し、更に詳しくは、半導体レーザ等における回折格子
の製造方法又は半導体レーザ等の回折格子の作製に好適
に用いられるホトマスクの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高速、大容量の光通信用の光源として、
分布帰還型(DFB)レーザや分布ブラッグ反射器(D
BR)レーザの開発が進められている。これらの半導体
レーザでは、半導体活性層の近傍の基板上に回折格子を
配設してレーザ共振を得ている。従来、このような回折
格子パターンを得る方法として、例えば、図3(a)〜
(d)及び図4(a)〜(e)に示す2つの方法が知ら
れている。
【0003】図3に示した方法は、鋸歯状の回折格子パ
ターンを得る例を示している。まず、精密加工用切削器
36を使用して、基板31上に堆積させたAl膜32を
切削し、例えば1mmあたり4200本の溝を含む回折格
子の原型パターンをAl膜32に形成する(図3
(a))。このAl膜32上に紫外線硬化型レジン(U
V硬化レジン)33を塗布し、更にその上にクォーツ基
板34を搭載して紫外線を照射することで、UV硬化レ
ジン33を硬化させる(同図(b))。これにより、A
l膜32上の原型パターンがUV硬化レジン33に転写
され、ガラス基板34上に搭載された回折格子パターン
のレプリカが得られる(同図(c))。引き続き、UV
硬化レジンの表面の所定位置にCr膜35を堆積して、
回折格子を形成するためのホトマスクを得る。
【0004】図3(d)に示すように、上記で得られた
ホトマスクに対して所定角度で、例えば波長λが365
μmの光37を照射すると、透過光38と回折光39と
を同時に得ることができ、回折格子の下側約5〜10μ
mの位置に、2光束干渉露光法と同様な干渉縞が現れ
る。これを利用して、例えば0.2μm程度のピッチの
回折格子パターンを露光法で形成することが出来る。
【0005】また、図4に示した方法は、断面が矩形状
の回折格子パターンを得る例を示している。クォーツ基
板41上にCr膜42を堆積し、回折格子パターンを形
成する所定位置に窓を形成する。次いで、熱硬化レジン
層43、ゲルマニウム層44、及び、EB(電子ビー
ム)用レジスト層45を含む多層レジスト構造を形成す
る(同図(a))。次いで、回折格子パターンを有する
マスクを使用したEB露光及び湿式現像によりEB用レ
ジスト層45に回折格子パターンを形成する(同図
(b))。引き続き、CF3Br及びO2雰囲気下で、E
B用レジスト層45をマスクとして、ゲルマニウム層4
4及び熱硬化性レジン層43をRIE法によりエッチン
グし(同図(c))、これにより、EB用レジスト層4
5の回折格子パターンを下層のレジスト層に転写する。
更に、CHF3雰囲気下で、Crパターン42及び熱硬化
性レジン層43をマスクとするRIEを行なって、クォ
ーツ基板41をエッチングする(同図(d))。これに
より、クォーツ基板41に回折格子パターンが形成され
る(同図(e))、以下、このクォーツ基板41をホト
マスクとして、先の例と同様に、半導体レーザのための
回折格子を形成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図3の方法によると、
Al膜を切削するために極めて高価な精密加工用切削器
が必要であり、この切削器の費用のために、回折格子パ
ターンを形成するための費用が増大する。
【0007】図4の方法では、RIE法で直接にクォー
ツ基板に回折格子パターンを形成している。しかし、こ
のようなドライエッチング法で正確なパターンを形成す
ることは、現実的には極めて困難という事情がある。特
に、ドライエッチング法によるエッチングでは、クォー
ツ基板の表面が荒れ、クォーツ基板の光透過率が低下す
る。更に、エッチング深さの制御は、一般に、エッチン
グ時間の制御で行なわれるが、この制御方法により高い
精度でエッチング深さを得るのは困難という問題もあ
る。加えて、高価なクォーツ基板を直接にエッチングす
る構成であるから、前記事情等のために所定の精度内で
形成できなかったクォーツ基板は廃棄せざるを得ず、得
られるホトマスクを特に高価なものにする。
【0008】上記に鑑み、本発明は、特別に高価な切削
工具を必要とせず、また、高価なクォーツ基板を無駄に
することなく所定のパターン形状を精度高く形成でき
る、DFBレーザ等の回折格子又はそのために利用され
るホトマスクの製造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の回折格子の製造方法は、第1の視点におい
て、基板上に所定の回折格子パターンを有するレジスト
パターンを形成する工程と、該レジストパターンの全体
を覆って保護膜を被覆する工程と、前記保護膜の表面形
状を硬化性レジン表面に転写する工程とを含むことを特
徴とする。
【0010】また、本発明の回折格子の製造方法は、第
2の視点において、誘電体膜又は半導体膜から成る所定
厚みの薄膜を基板上に形成する工程と、該薄膜上に所定
の回折格子パターンを有するレジストパターンを形成す
る工程と、該レジストパターンをマスクとして前記薄膜
をエッチングする工程と、該エッチング工程後の薄膜の
形状を硬化性レジン表面に転写する工程とを含むことを
特徴とする。
【0011】本発明の回折格子の製造方法は、半導体レ
ーザの回折格子の製造にそのまま利用することも出来る
が、好適には、半導体レーザの回折格子の作製のための
ホトマスクの製造に利用される。
【0012】ここで、本発明におけるレジストパターン
の形成にあたっては、好適には、電子ビーム照射による
パターニングが利用され、レジスト材料としては、電子
ビームで選択性高くエッチング出来るEB用レジストが
採用される。しかし、特にこれに限定されるものではな
い。また、保護膜の材料としては、特に限定はないが、
硬化性レジンとの剥離が特に容易な材料を選定すること
が好ましい。かかる保護膜としては、例えば、SiO2
の誘電体、Au等の金属或いは有機系材料が選択され
る。また、硬化性レジンとしては、光硬化性レジン或い
は熱硬化性レジン等が好適に採用される。
【0013】硬化性レジンは、好ましくは補強板、特に
好ましくは光透過性材料から成る補強板、例えば、クォ
ーツ基板上に搭載する。光透過性材料からなる補強板を
採用すると、そのまま半導体レーザ等の製作のためのホ
トマスクとして利用できる。
【0014】上記薄膜の形成に先立って、薄膜のエッチ
ング工程においてエッチストップ層となる膜を、基板と
薄膜との間に形成する工程を更に含むことが好ましい。
この場合、薄膜のエッチング深さについて高い精度が容
易に得られる。
【0015】
【作用】本発明の第1の視点の回折格子の製造方法によ
ると、高価な切削工具を利用せず、また、ドライエッチ
ングで直接にクォーツ基板をエッチングすることもない
ので、回折格子パターンが安価に形成でき、特に、保護
膜をレジストパターン上に被覆することにより、安定で
正確なパターンが硬化性レジン上で得られる。
【0016】また、本発明の第2の視点の回折格子の製
造方法によると、ドライエッチングによる回折格子パタ
ーンの形成は、誘電体膜又は半導体膜から成る薄膜に対
して行なわれるため、たとえ所定の精度のパターンが得
られない場合でも、高価なクォーツ基板を直接エッチン
グするのとは異なり、高価な材料が無駄になることがな
い。更に、薄膜の下層にエッチストップ層を形成するこ
とができ、この場合、正確なエッチング深さが容易に得
られる。
【0017】
【実施例】図面を参照して本発明を更に詳しく説明す
る。図1(a)〜(d)は、本発明の一実施例の回折格
子の製造方法における工程段階を順次に示す断面図であ
る。まず、スピンコート法により、ガラス基板11上に
所定厚み(例えば、約350nm)にEB用レジストを
塗布し、これを通常のEB露光法により、回折格子の原
型パターンを有するEB用レジストパターン12を形成
する(同図(a))。次いで、EB用レジストパターン
12の全面に被覆膜として、均一な厚み(例えば、約1
0nm)のSiNx層13をプラズマCVD(PE−CV
D)法により形成する(同図(b))。
【0018】次いで、UV硬化レジン14をスピンコー
ト法により塗布し、引き続き、クォーツ基板15を、ガ
ラス基板11と平行になるようにUV硬化レジン14上
に搭載する。クォーツ基板15側から紫外線16を照射
して、UV硬化レジン14を硬化させると共に、クォー
ツ基板15とUV硬化レジン14とを固着させる(図1
(c))。
【0019】UV硬化レジン14の硬化後に、UV硬化
レジン14とSiNx層13の界面において、UV硬化レ
ジン側とガラス基板側とを分離させる。これにより、S
iNx層13の表面形状である回折格子パターンがUV硬
化レジン14の表面に転写され、クォーツ基板15上に
搭載されたUV硬化レジン14から成る断面が矩形状の
マスクパターンが得られる(図1(d))。ここで、例
えば、このマスクパターンにおけるピッチpは約0.2
5〜0.30μmであり、その凹凸は約350nmであ
る。
【0020】図1(d)に示すように、例えば波長λが
365μmの光17をホトマスクに対して所定角度で照
射すると、透過光18と回折光19とを同時に得ること
ができる。従って、回折格子パターンの下側約5〜10
μmの位置に半導体基板20を置くことで、2光束干渉
露光法と同様な干渉縞が基板20の表面に現れる。この
干渉縞を利用して、0.25〜0.30μmのピッチの
微細な回折格子パターンを露光法で形成することが出来
る。
【0021】上記第1の実施例において、EB用レジス
トパターン12は、単層のレジスト層として形成しても
よいが、多層構造のレジスト層とすることも出来る。ま
た、SiNx層13は、EB用レジスト層12のための保
護層として作用するばかりでなく、UV硬化レジスト1
4とSiNx層13とを分離する際に、その分離を容易に
する離型層としても作用する。ここで、SiNx層13に
代えて他の材料、例えば、SiO2層を使用してもよい。
更に、ガラス基板11に代えて、他の材料を使用するこ
ともでき、特に平坦度及び耐熱性に優れた材料、例え
ば、Si基板を使用することも出来る。更に、上記実施
例では、パターン形成に電子線照射(EB)及びEB用
レジストを使用した例を示したが、公知の別の方法及び
材料を用いてパターンを形成してもよい。
【0022】上記第1の実施例によれば、ドライエッチ
ング法を用いることなくホトマスクへの回折格子パター
ンの転写が可能なため、工程が簡素になると共に、高い
スループットが望める。このため、半導体レーザにおけ
る回折格子の製造コストが低減でき、生産性も向上す
る。特に、保護膜を形成した構成により、UV硬化レジ
ン上に正確なパターンが安定に形成できる。
【0023】図2(a)〜(d)は、本発明の第2の実
施例の回折格子の製造方法の各工程段階毎の断面を示し
ている。まず、ガラス基板21上に20nm厚のSiO2
膜22、及び、350nm厚のアモルファスシリコン
(アモルファスSi)層23を何れもスパッタリング法
により堆積し、引き続き、SiO2膜22上にEB用レジ
ストをスピンコート法により塗布する。次いで、EB露
光法によりEB用レジスト層を露光・現像して、所定の
回折格子パターンが転写されたレジストパターン24を
得る(同図(a))。回折格子のピッチpとしては、例
えば、0.25〜0.30μmが採用される。
【0024】引き続き、EB用レジストパターン24を
マスクとするRIEドライエッチング法により、アモル
ファスSi層23をエッチングして、回折格子パターン
をアモルファスSi層23に転写する。ここで、アモル
ファスSi層23とSiO2膜22との間の選択性を利用
して、エッチングをSiO2膜22表面で停止させること
が出来る。これにより、アモルファスSiの断面は矩形
状に形成される。ドライエッチングが終了したら、EB
用レジストパターン24を除去する(図2(b))。
【0025】以後は、第1の実施例と同様に、UV硬化
レジンを全面に塗布してUV硬化レジン層25を形成
し、その上にクォーツ基板26を搭載する(図2
(c))。クォーツ基板26側から紫外線27を照射し
て、UV硬化レジン層25を硬化させ、UV硬化レジン
層25とアモルファスSi層23及びSiO2膜22とを
分離する(同図(d))。これにより、クォーツ基板2
6に搭載され、回折格子パターンが表面に形成されたU
V硬化レジン25から成るマスクパターンが得られる。
以下、先の例と同様に、このマスクパターンを利用して
回折格子を半導体基板上に作製する。
【0026】上記第2の実施例では、SiO2膜22はア
モルファスSi層23のエッチングの際にエッチ停止層
として機能するものであり、アモルファスSi層23と
の間でエッチ選択性が得られれば足りる。従って、Si
2膜22に代えて、例えば、Au等の金属膜或いは有機
系材料を使用してもよい。また、UV硬化レジン25と
アモルファスSi層23及びSiO2膜22との分離を容
易にするために、それらの界面に離型剤を塗布してもよ
い。或いは、これに代えて、第1の実施例と同様にアモ
ルファスSi層23のパターン上に離型層を形成しても
よい。
【0027】第2の実施例では、SiO2膜22から成る
エッチ停止層を設けたので、UVレジスト層24の回折
格子パターンをアモルファスSi層23に転写する際
に、エッチング深さが、エッチング時間の制御によらず
SiO2膜の位置で決定され、また、エッチング面も劣化
しないので、パターン転写が高精度に且つ高スループッ
トで行なわれる。
【0028】上記実施例方法で作製される回折格子パタ
ーンは、それ自体で回折格子として利用することが出来
る。更に、この回折パターンは、半導体ウエハ上にDF
Bレーザ等のための回折格子を形成する際のマスクパタ
ーンとして特に好適に使用することが出来る。この場
合、通常の2光束干渉露光法を採用して半導体ウエハ上
に回折格子を作製する場合に比べると、大面積ウエハを
再現性よく処理することが可能となり、また、半導体基
板へのEB直接描画法に比べると、スループットの大幅
な向上が可能である。
【0029】上記各実施例において、EB用レジスト層
12、24の厚みとしては、250〜350nmの範囲
が好ましいが、200〜700nmの範囲であればよ
い。また、第1の実施例においては、SiNx層13の厚
みは、5〜200nmの範囲で用いることが出来るが、
10〜50nmの範囲が好ましい。第2の実施例のSi
2膜22の厚みは、100〜500nmの範囲とする
ことが好ましく、更に好ましくは、250〜350nm
の範囲である。また、UV硬化レジン14、25の厚み
としては、第1の実施例ではEB用レジスト層12の厚
み以上、第2の実施例ではアモルファスSi層23の厚
み以上とする必要があり、好ましくは、0.25〜0.
35μmの厚みが採用される。
【0030】なお、上記各実施例の構成は単に例示であ
り、本発明の回折格子の製造方法は、上記実施例の構成
から種々の修正及び変更が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
特別に高価な切削装置を使用することなく、高いスルー
プットで回折格子パターンが精度高く形成できるので、
半導体レーザ等の製造時間及びコストを低減できた顕著
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は夫々、本発明の第1の実施例
の回折格子パターンの製造方法における各工程段階毎の
断面図。
【図2】(a)〜(d)は夫々、本発明の第2の実施例
の回折格子パターンの製造方法における各工程段階毎の
断面図。
【図3】(a)〜(d)は夫々、第1の従来例の回折格
子パターンの製造方法における各工程段階毎の断面図。
【図4】(a)〜(e)は夫々、第2の従来例の回折格
子パターンの製造方法における各工程段階毎の断面図。
【符号の説明】
11 ガラス基板 12 EB用レジストパターン 13 SiNx層 14 UV硬化レジン 15 クォーツ基板 16 紫外線 17 入射光 18 透過光 19 回折光 20 半導体基板 21 ガラス基板 22 SiO2膜 23 アモルファスSi層 24 EB用レジストパターン 25 UV硬化レジン 26 クォーツ基板 27 紫外線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に所定の回折格子パターンを有す
    るレジストパターンを形成する工程と、該レジストパタ
    ーンの全体を覆って保護膜を被覆する工程と、前記保護
    膜の表面形状を硬化性レジン表面に転写する工程とを含
    むことを特徴とする回折格子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記保護膜を構成する材料が、誘電体、
    金属及び有機樹脂から成る群から選択される、請求項1
    に記載の回折格子の製造方法。
  3. 【請求項3】 誘電体膜又は半導体膜から成る所定厚み
    の薄膜を基板上に形成する工程と、該薄膜上に所定の回
    折格子パターンを有するレジストパターンを形成する工
    程と、該レジストパターンをマスクとして前記薄膜をエ
    ッチングする工程と、該エッチング工程後の薄膜の形状
    を硬化性レジン表面に転写する工程とを含むことを特徴
    とする回折格子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記薄膜の形成に先立って、前記エッチ
    ング工程のためのエッチストップ層を基板上に形成する
    工程を更に含む、請求項3に記載の回折格子の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 前記硬化性レジンを補強板に付着させる
    工程を更に含む、請求項1乃至4の一に記載の回折格子
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記補強板が光透過性材料から形成され
    る、請求項5に記載の回折格子の製造方法。
JP16292495A 1995-06-06 1995-06-06 回折格子の製造方法 Pending JPH08334610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16292495A JPH08334610A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 回折格子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16292495A JPH08334610A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 回折格子の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08334610A true JPH08334610A (ja) 1996-12-17

Family

ID=15763830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16292495A Pending JPH08334610A (ja) 1995-06-06 1995-06-06 回折格子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08334610A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999038040A1 (fr) * 1998-01-22 1999-07-29 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Masque de phase destine a la fabrication d'un reseau de diffraction et procede de fabrication
WO2002071105A2 (en) * 2000-12-05 2002-09-12 The Regents Of The University Of California Method of fabricating reflection-mode euv diffraction elements
US6723474B2 (en) 1998-09-02 2004-04-20 Fujitsu Limited Method of fabricating diffraction grating and diffraction grating
FR2871291A1 (fr) * 2004-06-02 2005-12-09 Tracit Technologies Procede de transfert de plaques
JP2011128259A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回折光学素子
JP2016164630A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士通株式会社 光デバイス及びその製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999038040A1 (fr) * 1998-01-22 1999-07-29 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Masque de phase destine a la fabrication d'un reseau de diffraction et procede de fabrication
US6200711B1 (en) 1998-01-22 2001-03-13 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Phase mask for manufacturing diffraction grating, and method of manufacture
US6723474B2 (en) 1998-09-02 2004-04-20 Fujitsu Limited Method of fabricating diffraction grating and diffraction grating
WO2002071105A2 (en) * 2000-12-05 2002-09-12 The Regents Of The University Of California Method of fabricating reflection-mode euv diffraction elements
WO2002071105A3 (en) * 2000-12-05 2003-03-13 Univ California Method of fabricating reflection-mode euv diffraction elements
FR2871291A1 (fr) * 2004-06-02 2005-12-09 Tracit Technologies Procede de transfert de plaques
US7807482B2 (en) 2004-06-02 2010-10-05 S.O.I.Tec Silicon On Insulator Technologies Method for transferring wafers
JP2011128259A (ja) * 2009-12-16 2011-06-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 回折光学素子
JP2016164630A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 富士通株式会社 光デバイス及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2510069B2 (ja) レ―ザ・アブレ―ション・マスクの製造方法
JP5198071B2 (ja) インプリントリソグラフィ・プロセスにおける熱管理のための露光方法
EP1866688B1 (en) Method to fabricate a redirecting mirror in optical waveguide devices
JP2593601B2 (ja) 位相シフトマスクの作製方法
KR940015539A (ko) 전자빔 석판 인쇄술을 이용하는 회절격자 제조방법
JP2004038162A (ja) テーパ型光導波路製造方法
US6455227B1 (en) Multilayer resist structure, and method of manufacturing three-dimensional microstructure with use thereof
JPH08334610A (ja) 回折格子の製造方法
JP2000075117A (ja) 回折格子作製方法及び回折格子
US6368775B1 (en) 3-D photo-patterning of refractive index structures in photosensitive thin film materials
JP2006106749A (ja) 波長フィルターの下部クラッド層のパターン作製用モールド及び導波管型波長フィルターの製造方法(methodofmanufacturingmoldforpatterninglowercladdinglayerofwavelengthfilterandofmanufacturingwaveguide−typewavelengthfilterusingthemold)
US5221429A (en) Method of manufacturing phase-shifted diffraction grating
WO2002020283A1 (en) Fabrication of gratings in planar waveguide devices
JPS599920A (ja) 局所的グレ−テイング作製方法
JPS63170917A (ja) 微細パタ−ンの形成方法
JPS60230650A (ja) 微細パタ−ンの製作法
Tennant et al. Phase grating masks for photonic integrated circuits fabricated by e-beam writing and dry etching: Challenges to commercial applications
JPH05343806A (ja) 位相シフト型回折格子の製造方法
JP3979225B2 (ja) 光導波路の製造方法
EP0490320B1 (en) A method for producing a diffraction grating
JPH03238454A (ja) 干渉露光用マスクの製造方法
JPH11212246A (ja) 回折格子形成用位相マスク
KR100966980B1 (ko) 반도체 소자의 cd보상 방법
JP2726188B2 (ja) X線露光マスクの形成方法
JPH0461331B2 (ja)