JPH0833453A - 炊飯に用いる木製シート材 - Google Patents

炊飯に用いる木製シート材

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Publication number
JPH0833453A
JPH0833453A JP6172652A JP17265294A JPH0833453A JP H0833453 A JPH0833453 A JP H0833453A JP 6172652 A JP6172652 A JP 6172652A JP 17265294 A JP17265294 A JP 17265294A JP H0833453 A JPH0833453 A JP H0833453A
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JP
Japan
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sheet material
wood
rice
wooden
cooked
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Application number
JP6172652A
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English (en)
Inventor
Shigeaki Kita
繁彰 喜多
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Abstract

(57)【要約】 【目的】炊飯され釜内に収容された状態の米飯等から余
分な水分を除去するとともに、米飯等に香りを付け食味
に優れたものにしたりすることができる炊飯に用いる木
製シート材を提供することを目的としている。 【構成】木材をその外周から接線方向に連続して切削す
るとともにロール状に巻回してなる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、炊飯に用いる木製シー
ト材に関する。
【0002】
【従来の技術】日本では、釜で炊飯された米飯は、一般
に木製のお櫃に移されて食されていた。すなわち、米飯
を木製のお櫃に移すと、木の保温性によって米飯を釜に
入れた状態の場合より長く温かい状態に保つとともに、
お櫃が炊飯された米飯の余分な水分を吸収し、米飯を美
味しく食することができるようになる。しかも、米飯に
仄かな木の香りが移り、より食欲を増進させるような効
果もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、今日では、保
温機能を備えた電気釜やガス釜が開発され、殆どの家庭
で、これらの電気釜やガス釜が使用されている。これら
の電気釜やガス釜は、中蓋等に、炊きあがった米飯の余
分な水分が抜けるような工夫はしてあるが、未だ完全な
ものではなく、炊きあがった直後の米飯には、余分な水
分が残っている。しかも、従来の木製のお櫃のように、
食欲を増進させるような木の香りもすることがない。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みて、炊飯
され釜内に収容された状態の米飯等から余分な水分を除
去するとともに、米飯等に香りを付け食味に優れたもの
にしたりすることができる炊飯に用いる木製シート材を
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる炊飯に用
いる木製シート材は、このような目的を達成するため
に、木材をその外周から接線方向に連続して切削すると
ともにロール状に巻回してなる構成とした。
【0006】上記構成において、木製シート材の幅とし
ては、特に限定されないが、炊飯を行う釜の内径より小
さいことが好ましい。木製シート材の厚みとしては、ロ
ール状に巻回できれば、特に限定されないが、0.5〜
2mm程度(特に好ましくは1mm前後)が好ましい。木製
シート材の材質としては、特に限定されないが、水分の
吸収性、芳香性或いは薬効性に優れたものが好ましく、
たとえば、檜、杉等が挙げられる。
【0007】木製シート材の原料となる木材としては、
間伐材や木材製品を加工した残りの派生材等を使用する
ことが好ましい。
【0008】
【作用】上記構成によれば、木製シート材の先端部をロ
ールから引出して木製シート材の一部を所望の長さに折
り取り、米飯が炊飯された直後に釜の蓋を開けてこの折
り取ったシート片を米飯の上に載せ、再び釜の蓋を締め
て暫く放置する。シート片は、釜内に残る余分な水分を
吸収するとともに、木の香りを釜内の米飯に染み込ませ
る。
【0009】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1は本発明にかかる
炊飯に用いる木製シート材の1実施例をあらわしてい
る。図に示すように、この木製シート材1は、木材がそ
の外周面を接線方向に連続的にシート状に切削され、か
つ、ロール状に巻回されている。そして、使用するに際
しては、図2に示すように、炊飯器2の蓋21を開け、
炊きあがった米飯3の上に木製シート材1の先端を折り
取ったシート片11を載せて炊飯器2の蓋21を再び閉
じて暫く放置する。
【0010】このようにすれば、シート片11が炊飯器
2内の余分な水分を吸収するとともに、木の香りを米飯
3に染み込ませることができる。しかも、木材の材質に
よっては、薬効成分も米飯3に付与できる。因に、檜で
あれば血圧を下げ、杉であれば血圧を上げる効果があ
る。
【0011】さらに、木材がその外周面を接線方向に連
続的にシート状に切削され、かつ、ロール状に巻回され
ているので、木目が幅方向に平行に揃っており、簡単に
折り取ることができ、使用量を自由に調節することがで
きる。
【0012】本発明にかかる炊飯に用いる木製シート材
は、上記の実施例に限定されない。たとえば、上記の実
施例では、ロール状に巻回された木製シート材には芯材
が無かったが、シート材の幅より長い芯材をロールの中
心に設け、軸受部を備えた台に芯材の両端を受けさせる
ようにしても構わない。また、上記の実施例では、炊き
あがったのちに、シート片11を米飯の上に載せるよう
にしているが、強い木の香りや薬効成分が必要な時は、
炊きあがった後は勿論のこと、炊く前に予め炊飯器2内
に入れておいても構わない。さらに、この木製シート材
は、風呂に入れて木の香りを楽しむこともできる。
【0013】
【発明の効果】本発明にかかる炊飯に使用する木製シー
ト材は、以上のように、木材をその外周から接線方向に
連続して切削するとともにロール状に巻回してなるの
で、簡単に所望の長さだけ折り取って使用することがで
きる。そして、折り取って得たシート片は、釜内に残る
余分な水分を吸収するとともに、木の香りを釜内の米飯
に染み込ませて、米飯をより一層美味なものにすること
ができる。
【0014】しかも、薬効成分を備えた木材を用いれ
ば、薬効成分を米飯に付与することができ、その米飯を
食べれば、病気を治したり、予防したりすることもでき
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる炊飯に用いる木製シート材の1
実施例をあらわす斜視図である。
【図2】本発明にかかる炊飯に用いる木製シート材の使
用例をあらわす一部切欠断面斜視図である。
【符号の説明】
1 木製シート材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木材をその外周から接線方向に連続して切
    削するとともにロール状に巻回してなることを特徴とす
    る炊飯に用いる木製シート材。
JP6172652A 1994-07-25 1994-07-25 炊飯に用いる木製シート材 Pending JPH0833453A (ja)

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JP6172652A JPH0833453A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 炊飯に用いる木製シート材

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JP6172652A JPH0833453A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 炊飯に用いる木製シート材

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Publication Number Publication Date
JPH0833453A true JPH0833453A (ja) 1996-02-06

Family

ID=15945869

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6172652A Pending JPH0833453A (ja) 1994-07-25 1994-07-25 炊飯に用いる木製シート材

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JP (1) JPH0833453A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385775B1 (ko) * 2000-11-06 2003-06-02 남봉우 음식조리용 소나무통

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100385775B1 (ko) * 2000-11-06 2003-06-02 남봉우 음식조리용 소나무통

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