JPH08334014A - 排気浄化装置の診断装置 - Google Patents

排気浄化装置の診断装置

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JPH08334014A
JPH08334014A JP13951295A JP13951295A JPH08334014A JP H08334014 A JPH08334014 A JP H08334014A JP 13951295 A JP13951295 A JP 13951295A JP 13951295 A JP13951295 A JP 13951295A JP H08334014 A JPH08334014 A JP H08334014A
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egr
leakage
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幸大 ▲よし▼沢
Yukihiro Yoshizawa
Shunichi Shiino
俊一 椎野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換バルブの漏れ診断を可能とする。 【構成】 排気管31に位置して触媒32を、この触媒
32をバイパスして排気を流すバイパス通路33をそれ
ぞれ設け、またバイパス通路33と触媒32側通路とを
切換可能なバルブ34を設けている。この場合に、バイ
パス通路33の全開状態から全閉状態へと切換バルブ3
4を切換手段36が切換え、このバルブ切換後の吸入負
圧検出値の低下に基づいて切換バルブ34に漏れがある
かどうかを判定手段37が判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はエンジンの排気浄化装
置の診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジンの排気通路を分岐してその一方
の主通路にNOx浄化用触媒を設けるとともに、主通路
とバイパス通路の分岐部に設けた通路切換バルブによ
り、排気温度が低いときにはNOx浄化用触媒の側に排
気を流し、排気温度が高くなるとNOx浄化用触媒の熱
劣化を防ぐために排気をバイパス通路の側に流すように
した排気浄化装置がある。
【0003】このものでは、切換バルブに排気中の未燃
焼ガスやカーボン等が付着することによって、あるいは
バルブの機械的、電気的な故障により、NOx浄化用触
媒およびバイパス通路の双方に排気を流すような中間開
度でバルブが固着してしまうと、NOx浄化用触媒に高
温の排気が流れて触媒の早期劣化を招き、また空燃比が
リーン側に制御されているときに排気の一部がバイパス
通路に流れてNOx成分の浄化が不十分になる。
【0004】そこで、切換バルブの開度を検出するセン
サーを設けておき、該開度センサーによって検出される
バルブ開度とバルブ制御手段によって設定されるバルブ
開度との比較により、両開度が不一致のときに通路切換
バルブが中間開度のような特定の開度で固着したと診断
している(特開平5−340238)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バルブ故障
の中には、弁体の熱変形や摩耗による開口面積の変化に
起因してバルブの漏れ量が多くなる場合があり、排気が
高温のためNOx浄化用触媒の側を全閉としている場合
に漏れ量が多いときは、触媒が高温の排気にさらされ劣
化が急速に進んでしまうおそれがある。反対に排気の低
温域でバイパス通路を全閉としている場合に漏れ量が大
きいと、NOxの浄化率が悪くなるおそれもある。
【0006】しかしながら、従来装置にあっては、切換
バルブの開度を検出することによって、バルブ固着を診
断する構成であるため、弁体の熱変形や摩耗による開口
面積の変化に起因してバルブの漏れ量が多くなっている
ような場合について診断することができない。
【0007】そこでこの発明は、切換バルブの漏れ診断
を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図10に
示すように、排気管31に位置する触媒32と、この触
媒32をバイパスして排気を流すバイパス通路33と、
このバイパス通路33と前記触媒32側通路とを切換可
能なバルブ34と、吸入負圧(スロットルバルブ下流の
吸気管負圧のこと)を検出する手段35と、前記バイパ
ス通路33の全開状態から全閉状態へと前記切換バルブ
34を切換える手段36と、このバルブ切換後の前記吸
入負圧検出値の低下に基づいて前記切換バルブに漏れが
あるかどうかを判定する手段37とを設けた。
【0009】第2の発明は、第1の発明において、定常
時に前記漏れがあるかどうかの判定を行う。
【0010】第3の発明では、第1または第2の発明に
おいて、前記バルブ漏れ判定手段が、前記バルブ切換前
後での前記吸入負圧検出値の減少量をサンプリングする
手段と、この吸入負圧検出値の減少量に応じて前記切換
バルブの漏れ量を推定する手段と、この漏れ量と判定し
きい値との比較により漏れ量が判定しきい値を超えた場
合に漏れ故障があると判定する手段とからなる。
【0011】第4の発明では、第3の発明において、前
記バルブ切換のタイミングより所定の遅れ時間後にバル
ブ切換後の前記吸入負圧検出値をサンプリングする。
【0012】第5の発明では、第1または第2の発明に
おいて、前記バイパス通路の分岐部上流の排気の一部を
吸気管に導入するEGRバルブの開度をエンジン運転状
態に応じて調整することによってEGR制御を行う場合
に、前記EGRバルブ開度が一定となる運転状態で前記
漏れがあるかどうかの判定を行う。
【0013】第6の発明では、第3または第4の発明に
おいて、前記バイパス通路の分岐部上流の排気の一部を
吸気管に導入するEGRバルブの開度をエンジン運転状
態に応じて調整することによってEGR制御を行う場合
に、前記EGRバルブ開度が一定となる運転状態で前記
漏れがあるかどうかの判定を行う。
【0014】第7の発明では、第5の発明において、前
記バルブ漏れ判定手段が、前記バルブ切換前後での前記
吸入負圧検出値の減少量をサンプリングする手段と、こ
の吸入負圧検出値の減少量と前記EGRバルブ開度とに
応じて前記切換バルブの漏れ量を推定する手段と、この
漏れ量と判定しきい値との比較により漏れ量が判定しき
い値を超えた場合に漏れがあると判定する手段とからな
る。
【0015】第8の発明では、第7の発明において、前
記バルブ切換のタイミングより所定の遅れ時間後にバル
ブ切換後の前記吸入負圧検出値をサンプリングする。
【0016】
【作用】弁体の熱変形や摩耗による開口面積の変化に起
因して切換バルブの漏れ量が多くなる場合があり、排気
が高温のため触媒側通路を全閉としている場合に漏れ量
が多いときは、触媒が高温の排気にさらされ劣化が急速
に進み、この反対に排気の低温域でバイパス通路を全閉
としている場合に漏れ量が大きいと、漏れによってバイ
パス通路を流れる排気が浄化されない。この場合に、従
来装置にあっては、切換バルブの開度を検出することに
よってバルブ固着を診断する構成であるため、弁体の熱
変形や摩耗による開口面積の変化に起因してバルブの漏
れ量が多くなっているような場合について診断すること
ができない。
【0017】このとき、第1の発明では、バイパス通路
の全開状態から全閉状態へと切換バルブを切換え、この
切換後の吸入負圧検出値の低下に基づいて切換バルブに
漏れがあるがあるかどうかを判定する。バイパス通路の
全開状態から全閉状態へのバルブ切換により、触媒担体
による抵抗分だけ排圧が上昇して吸入負圧が低下し、バ
ルブ漏れ量が多くなるほどその吸入負圧の低下量が小さ
くなるので、バルブ切換後の吸入負圧が判定しきい値を
超えて低下しない場合に切換バルブに漏れがあると判断
でき、これによって弁体の熱変形や摩耗による開口面積
の変化に起因してバルブの漏れ量が多くなっているよう
な場合を診断することができるのである。
【0018】第2の発明では、定常時に漏れがあるかど
うかの判定を行うので、故障診断が安定する。
【0019】第3の発明では、バルブ切換前後の吸入負
圧検出値の減少量に応じて切換バルブの漏れ量を推定す
るので、漏れがあるかどうかの判定精度がよくなる。
【0020】吸入負圧検出手段自体には応答遅れがある
ので、バルブ切換のタイミングより所定のディレイ時間
を待たずにバルブ切換後の吸入負圧検出値をサンプリン
グしたのでは、正確な吸入負圧の低下を検出することが
できないが、第4の発明では、バルブ切換のタイミング
より所定のディレイ時間後にバルブ切換後の吸入負圧検
出値をサンプリングするので、正確な吸入負圧の低下を
検出できる。
【0021】EGR制御を行う場合にはEGRバルブ開
度の変化の影響を受けて吸入負圧が変化してしまうの
で、EGRバルブ開度が変化する運転状態においてまで
漏れがあるかどうかの判定を行ったのでは、判定精度が
低下することになるが、第5と第6の発明では、EGR
バルブ開度が一定となる運転条件においてだけ漏れがあ
るかどうかの判定を行うので、EGR制御の影響を受け
て判定精度が低下することがない。
【0022】第7の発明では、バルブ切換前後の吸入負
圧検出値の減少量に加えてEGRバルブ開度に応じても
切換バルブの漏れ量を推定するので、EGR制御を行っ
ている場合における判定精度がよくなる。
【0023】EGR制御を行う場合には、吸入負圧検出
手段自体の応答遅れのほか、切換バルブの切換直後には
排圧変化によるEGR流量の増減が吸気管容積による一
次遅れによりなまされ、吸入負圧に反映されるのが遅れ
るので、バルブ切換のタイミングより所定のディレイ時
間を待たずにバルブ切換後の吸入負圧検出値をサンプリ
ングしたのでは、正確な吸入負圧の低下を検出すること
ができないが、第8の発明では、バルブ切換のタイミン
グより所定のディレイ時間後にバルブ切換後の吸入負圧
検出値をサンプリングするので、EGR制御を行ってい
る場合においても、正確な吸入負圧の低下を検出でき
る。
【0024】
【実施例】図1において、排気マニフォールド1集合部
と吸気側のコレクター部2を連通するEGR通路3にE
GRバルブ4が設けられている。ステップモーター(ア
クチュエーター)4Aにより駆動されるEGRバルブ4
では、コントロールユニット21からのステップ数に応
じてステップモーター4Aが回転すると、このモーター
回転が、ねじ機構(図示しない)により直線運動に変換
され、バルブ4Bが開方向に駆動される。バルブ4Bの
開方向駆動量(つまりEGRバルブ開度)がステップモ
ーター4Aに与えるステップ数により制御されるわけで
ある。
【0025】コンピューターからなるコントロールユニ
ット21には、エアフローメーター22、クランク角度
の単位角度ごとの信号と基準位置信号(Ref信号)と
を出力するクランク角センサー23、エンジンの冷却水
温Twを検出するセンサー24、スロットル開度センサ
ー25からの信号などが入力され、コントロールユニッ
ト21ではエンジンの回転数と負荷に応じた燃料噴射量
をエンジン回転に同期して噴射弁5から供給することで
空燃比制御を行うとともに、エンジンの回転数と負荷か
らEGRバルブ4の目標開度を演算し、これをパルス信
号に変換してステップモーター4Aに出力する。
【0026】一方、排気マニホールド1に接続される排
気管11は排気マニホールド1のすぐ下流で主通路11
Aとバイパス通路11Bに分岐され、主通路11Aに三
元触媒からなるサブ触媒13が介装され、サブ触媒13
上流の主通路11Aとバイパス通路11Bの排気流れを
切換えるためのバルブ14が設けられる。
【0027】この切換バルブ14はコントロールユニッ
ト21からの信号により駆動される。バルブアクチュエ
ーター14Aとバタフライ状の弁体14B、14Cから
なる切換バルブ14では、バルブアクチュエーター14
Aへの出力がOFF状態のとき弁体14Bによりバイパ
ス通路11Bが全開にかつ弁体14Cにより主通路11
Aが全閉にされているが、バルブアクチュエーター14
Aへの出力がOFFからONに切換わると、弁体14B
によりバイパス通路11Bが全閉とされかつ弁体14C
により主通路11Aが全開にされる。なお、切換バルブ
14は主通路11Aとバイパス通路11Bの分岐部また
は合流部に設けることもできる。12は三元触媒である
メイン触媒である。
【0028】コントロールユニット21では、バイパス
通路と主通路の分岐部上流でEGR通路の合流部下流に
設けた温度センサー26からの信号に基づいて排気が比
較的低温のときサブ触媒13に排気を導入するため、バ
ルブアクチュエーター14AにON信号を出力し、排気
が極めて高温となる高回転高負荷条件になると、バルブ
アクチュエーター14Aへの出力をONからOFFに切
換え、これによって、主通路11Aへの排気流れを遮断
(バイパス通路11Bは全開状態)し、サブ触媒13の
熱劣化を防止する。
【0029】なお、EGR領域かつ定常時であれば、切
換バルブ14についての自己診断処理(後述する)によ
り、バイパス通路11Bが全開状態から全閉状態となる
ようにバルブの切換を行い、このバルブ切換前後での吸
入負圧の減少量を計測するのであるが、この自己診断処
理中は、サブ触媒13についての上記劣化防止処理を禁
止する(つまりバイパス通路11Bを全開状態にするた
めバルブ14を切換えない)。EGR領域かつ定常時で
あり、同時に高回転高負荷条件でもある場合には、自己
診断処理のためバイパス通路11Bが全閉状態に切換え
られた後でサブ触媒の劣化防止処理によりバイパス通路
11Bが全開状態に戻されたのでは、自己診断処理を行
うことができなくなるからである。
【0030】ただし、自己診断には吸入負圧の変化を計
測するわずかな時間があれば足りるので、このわずかな
時間、サブ触媒13の劣化防止のためバルブ14の切換
を禁止するのであれば、サブ触媒13の劣化はほとんど
進行しないと考えられる。
【0031】さて、切換バルブ14の故障の中には、弁
体14B、14Cの熱変形や摩耗による開口面積の変化
に起因してバルブの漏れ量が多くなる場合があり、排気
が高温のため主通路11Aを全閉としている場合に漏れ
量が多いときは、触媒13が高温の排気にさらされて劣
化が急速に進むし、この反対に排気の低温域でバイパス
通路11Bを全閉としている場合に漏れ量が大きいと、
触媒13を流れることなく排気の一部が排出されて浄化
率が悪くなる。
【0032】しかしながら、従来装置のように、切換バ
ルブの開度を検出することによって、バルブ固着を診断
する構成であるのでは、弁体の熱変形や摩耗による開口
面積の変化に起因してバルブの漏れ量が多くなっている
ような場合について診断することができない。
【0033】これに対処するため、本発明では、次のよ
うにして切換バルブ14の漏れ故障の診断を行う。バイ
パス通路11Bを全閉にして触媒13に排気が流れてい
る状態では、その逆に主通路11Aを全閉にしてバイパ
ス通路11Bを排気が流れる状態と比べて、触媒13担
体による抵抗分だけ排圧が上昇し、その影響を受けて吸
入負圧(スロットルバルブ下流の吸気管負圧のこと)が
減少する(大気圧に近づく)。この場合に、吸入負圧の
減少量は切換バルブの漏れ量が多くなるほど小さくなる
ので、コレクター部2に吸入負圧センサー27(図1参
照)を設けておくことで、バルブ切換前後の吸入負圧の
減少を検出することができ、この吸入負圧の減少に基づ
いて切換バルブに漏れ故障が生じたかどうかを診断する
ことができる。
【0034】詳細には、切換バルブに漏れのない場合に
バイパス通路が全開状態から全閉状態となるようにバル
ブを切換えると、そのバルブ切換前後で吸入負圧センサ
ー出力が大きく変化する(図2中段の実線参照)のに対
して、切換バルブに多くの漏れが生じているときの吸入
負圧センサー出力の変化は小さなものとなる(図2中段
の一点鎖線参照)ので、図示の位置に故障判定しきい値
を設けておけば、この判定しきい値とバルブ切換後の吸
入負圧センサー出力との比較により吸入負圧センサー出
力が判定しきい値を超えない場合に切換バルブに漏れ故
障が生じていると判断できるわけである。なお、図2は
定常時のもので、故障検出判定領域においては、EGR
バルブ開度が一定となっている。
【0035】コントロールユニット21で実行されるこ
の制御の内容を、以下のフローチャートにしたがって説
明する。
【0036】図3のフローチャートは自己診断条件を判
定するためのもので、10msec周期で実行する。
【0037】まずステップ1、2で冷却水温Twとアイ
ドルスイッチを読み込み、TwがEGR許可水温を超え
ておりかつアイドルスイッチがOFFの条件であればE
GR領域(EGRを行う領域)であると判断し、ステッ
プ4以降に進む。
【0038】ステップ4ではエンジン回転数Neとエン
ジン負荷としての基本噴射パルス幅Tpを読み込み、こ
れらNe、Tpの10msec当たりの時間微分値をそ
れぞれ回転微分値ΔNe(=Ne−Neo)、負荷微分
値ΔTp(=Tp−Tpo)として演算する。ここで、
NeoとTpoはそれぞれNe、Tpの前回値を入れる
メモリーである。ステップ5ではまた、次回の微分処理
に備えて最新のNe、TpをそれぞれNeo、Tpoに
移して保存する。
【0039】ステップ6では各微分値ΔNe、ΔTpと
これらに対応する定常判定しきい値SNESH、STP
SHとを比較し、ΔNe≦SNESHかつΔTp≦ST
PSHであれば定常時であると判断して、自己診断開始
許可フラグFLGBPCを“1”にセットする。また、
定常時でないときや定常時でなくなったときはステップ
6からステップ10に進んで自己診断開始許可フラグを
“0”にリセットする。
【0040】ステップ8ではNe、Tpより図4を内容
とするマップを検索することによりEGRバルブ4の目
標開度を求め、この目標開度をステップ9においてST
Aにストアして今回のルーチンを終了する。STAは目
標開度を入れるメモリーである。目標開度は冷却水温T
wにより補正することもできる。
【0041】一方、EGR領域でないとき(つまりステ
ップ2で冷却水温TwがEGR許可水温以下であると
き、ステップ3でアイドルスイッチがONのとき)や途
中からEGR領域でなくなったときは、ステップ11に
おいて自己診断開始許可フラグFLGBPCを“0”に
リセットする。ステップ12、9ではEGRカット時の
目標開度を読み込み、これを目標開度STAとしてスト
アする。
【0042】なお、ステップモーター駆動の流量制御バ
ルブでは、モーターの絶対位置を決定するためのストッ
パー位置と弁体が弁座に着座する位置(全閉位置)とが
あるのが一般的(モーターは弁体と弁座が着座状態のま
ま全閉位置からストッパー位置まで駆動することができ
る)であるため、EGRカット時の目標開度というの
は、全閉を確保しつつストッパーに当たらない位置のこ
とであり、弁体が弁座に着座する位置のことではない。
【0043】図5のフローチャートは自己診断処理を行
うためのもので、4msecごとに実行する。
【0044】まずはじめにステップ21において自己診
断終了フラグFLGBPENDをみる。ここで、自己診
断終了フラグFLGBPENDはエンジン始動時に
“1”にセットされているため、今回の運転当初は、ス
テップ21からステップ22に進み、自己診断開始許可
フラグFLGBPCをみる。
【0045】前述した図3のフローチャートにおいて自
己診断開始許可フラグFLGBPCが“1”にセットさ
れる前は、ステップ22からステップ23以降に進む。
【0046】ステップ23〜30は自己診断を行う際の
前処理である。まず、ステップ23では、切換バルブ状
態フラグFLGBPOPをみる。
【0047】ここで、切換バルブ状態フラグFLGBP
OPは、 FLGBPOP=1:バイパス通路側が全閉状態 FLGBPOP=0:バイパス通路側が全開状態 を表すようにしているので、FLGBPOP=1のとき
は、ステップ24において切換バルブへの出力をONか
らOFFに切換えてバイパス通路11Bを全開にし、切
換バルブ状態フラグFLGBPOPをステップ25にお
いて“0”にリセットする。
【0048】ステップ26ではディレイタイマーTMB
PCに初期値の0を入れる。ディレイタイマーは切換バ
ルブへの出力をOFFからONに切換えたタイミングか
らの経過時間を計測するためのものである。
【0049】ステップ27ではEGRバルブへの駆動出
力処理を行い(つまり目標開度となるようにEGRバル
ブ4を駆動する)、こうして駆動されたEGRバルブ開
度をステップ28においてSMONに入れることでEG
Rバルブ開度を更新する。
【0050】ステップ29、30では吸入負圧センサー
出力を入力し、これをPinoとして保存した後に今回
の処理を終了する。このときPinoにはバイパス通路
が全開状態での吸入負圧センサー出力が入る。
【0051】次回以降もFLGBPC=0であればステ
ップ23からステップ24、25を飛ばしてステップ2
6以降に進んで、自己診断の前処理を繰り返す。
【0052】なお、途中でEGR領域や定常時でなくな
ったときも、ステップ22からステップ23以降に流れ
ることになり、このときも、前述の処理を繰り返す。
【0053】一方、図3のフローチャートにおいて自己
診断開始許可フラグFLGBPCが“1”にセットされ
たときは、図5のステップ22からステップ31に進
み、切換バルブ状態フラグFLGBPOPをみる。前述
のように、ステップ24、25を経過した後では、FL
GBPOP=0(バイパス通路が全開)となっているの
で、ステップ32に進み、自己診断の開始のため切換バ
ルブへの出力をOFFからONに切換えてバイパス通路
を全閉にし、切換バルブ状態フラグFLGBPOPをス
テップ33において“1”にセットする。
【0054】ステップ34ではディレイタイマーTMB
PCと吸入負圧センサー遅れ時間BPJDSHを比較す
る。自己診断開始のため初めてステップ34に進んだと
きはTMBPC<BPJDSHであるため、ステップ3
5に流れ、ディレイタイマーTMBPCをインクリメン
トして今回の処理を終了する。
【0055】FLGBPC=1の条件が続く限り、ステ
ップ31からステップ32、33を飛ばして、ステップ
34、35へと流れることになり、ディレイタイマーT
MBPCが増加してゆき、やがてTMBPC>BPJD
SHとなれば過渡応答終了とみなし、ステップ36以降
に進む。
【0056】ここで、吸入負圧センサー遅れ時間BPJ
DSHだけ待ってステップ36以降に進ませるのは、吸
入負圧センサー自体に応答遅れがあり、さらに切換バル
ブの切換直後には排圧変化によるEGR流量の増減がコ
レクター容積による一次遅れによりなまされ、吸入負圧
に反映されるのが遅れるので(図2中段参照)、正確に
吸入負圧の低下を検出するためには、TMBPC≦BP
JDSHである場合を過渡応答中であると判断する必要
があるからである。
【0057】ステップ36では、吸入負圧センサー出力
Pinを入力する。このときのPinは、ステップ29
でのPinと相違して、バイパス通路が全閉状態での吸
入負圧センサー出力である。このPinと前回値Pin
oとの差の絶対値ΔPinをステップ37において計算
し、このΔPinとEGRバルブ開度SMONとからス
テップ38において、図6を内容とするマップを検索し
て、切換バルブの漏れ量BPLKを求める。図6に示し
たように、BPLKの値は、SMONが一定であればΔ
Pinが大きいほど小さくなり(漏れ量はほぼΔPin
の平方根に比例する)、またΔPinが一定であればS
MONに比例して大きくなる。こうした特性における具
体的数値は、エンジン機種、切換バルブの容量などが相
違すると異なってくるので、予め設定しておく。なお、
図6は管路抵抗の増大分も考慮した特性である。
【0058】ステップ39では切換バルブの漏れ量BP
LKと故障判定しきい値BPOUTSHを比較し、BP
LK≧BPOUTSHであれば、切換バルブに漏れが生
じていると判断し、ステップ40に進んで故障警報を出
力し、BPLK<BPOUTSHであるときはステップ
33で故障警報解除の出力をする(つまり故障警報をし
ない)。
【0059】ステップ42、43、44は後処理であ
る。ステップ42では自己診断処理を終了するため、切
換バルブへの出力をONからOFFに切換えてバイパス
通路を全開にし、切換バルブ状態フラグFLGBPOP
をステップ43において“0”にリセットする。さら
に、一回の自己診断開始判定に対して複数回の診断を行
うことを禁止するため、自己診断終了フラグFLGBP
ENDを“0”にリセットして今回の処理を終了する。
【0060】このFLGBPENDの“0”へのリセッ
トにより次からは、図5のステップ21よりステップ2
6以降へ飛ぶことになる。すでに今回のエンジン定常状
態での自己診断が終了しているときは、その後に自己診
断開始許可フラグFLGBPCが“1”にセットされる
ことがあっても、ステップ31以降に進むことはないの
である。
【0061】なお、FLGBPENDの“0”へのリセ
ット後(自己診断の終了後)も、ステップ26以降に進
ませるようにしているのは次の理由からである。バルブ
14についての自己診断とEGRバルブ4の駆動とは同
期をとりながら行う必要があるため、同じ4msルーチ
ンに存在する。しかしながら、EGRバルブを駆動して
のEGR制御は自己診断領域以外でも行わなければなら
ない。したがって、自己診断の終了によって、ステップ
26〜30をキャンセルしたのでは、自己診断の終了後
にEGRバルブの駆動を行うことができなくなるからで
ある。
【0062】このように、本発明ではEGR領域かつ定
常時を診断条件とすることで、EGRバルブ開度が一定
となり、EGRバルブ開度が一定の状態でバイパス通路
が全開状態から全閉状態になるようにバルブの切換を行
い、このバルブ切換前後での吸入負圧の減少量ΔPin
をサンプリングし、その減少量ΔPinとそのときのE
GRバルブ開度SMONとに応じてバルブの漏れ量BP
LKを推定し、この漏れ量BPLKが判定しきい値BP
OUTSH以上となった場合に漏れがあると判定するこ
とで、弁体の熱変形や摩耗による開口面積の変化に起因
して切換バルブの漏れ量が多くなっているような場合を
診断することができる。
【0063】また、一般的に開度センサーは高温下での
使用に適さないため高温に晒される切換バルブへの取り
付けが難しく、また摺動による特性変化を無視できない
が、本発明において設けられる吸入負圧センサーの特性
劣化は極めて少ないので、信頼のおける診断結果を得る
ことができる。
【0064】図7と図9のフローチャートは第2実施例
で、それぞれ図3と図5に対応する。図3、図5と相違
するのは、次の2点である。
【0065】EGR制御の部分(図3のステップ8、
9、12、図5のステップ27)がない。ただし、第2
実施例ではEGR制御を行わないというのではなく、た
とえばEGRバルブがいわゆるBPT(Back Pr
essure Transducer)バルブにより駆
動されるようになっている。このEGR制御システム
は、排圧コントロール方式と呼ばれ、EGR量が吸入空
気量に比例する形で与えられるものである。また、EG
Rバルブ開度を検出するセンサーを設けており、このセ
ンサー信号を入力してSMONの更新を行う(図9のス
テップ28)。
【0066】なお、エアフローメーターにより検出され
る吸入空気量QaからEGRバルブ開度を推定すること
で、EGRバルブ開度を検出するセンサーを省略するこ
とが可能である。広範囲で概略一定のEGR率を設定
(限界設定といわれる)した場合には、EGRバルブ開
度が吸入空気量にほぼ比例するため、SMONを SMON=Qa×k ただし、k:比例定数 の式によって与えればよいわけである。
【0067】図7においてステップ15、16が新た
に加わっている。詳細には、ステップ15、16におい
てNe,Tpから図8を内容とするEGR一定領域マッ
プを検索してその結果をFENBPに入れ、FENBP
に入った値が“1”である場合はステップ7で自己診断
開始許可フラグFLGBPCを“1”にセットし、FE
NBPに入った値が“0”であるときはステップ10で
自己診断開始許可フラグFLGBPCを“0”にリセッ
トする。図8に示すように、EGR一定領域マップでは
全運転域を30個の少領域に分割し、EGRバルブ開度
が全開に貼りつく状態などEGRバルブ開度の変化量が
極めて小さい領域に対しては“1”を、そうでない領域
には“0”を設定しており、定常時であることに加え
て、EGRバルブ開度の変化量が小さい領域(つまりE
GRバルブ開度がほぼ一定となる領域)であることをも
自己診断条件としているわけである。
【0068】第2実施例では、EGRバルブ開度がほぼ
一定となる領域において切換バルブの漏れ故障を診断す
るようにしているので、EGRバルブの駆動方式によら
ないことになり、機械式のEGR制御システム(たとえ
ば排圧コントロール方式や負圧コントロール方式)にお
いても、切換バルブの漏れ診断を行うことができる。実
施例ではサブ触媒が三元触媒の場合で説明したが、従来
例のようにNOx浄化用触媒であってもかまわないこと
はいうまでもない。
【0069】
【発明の効果】第1の発明では、弁体の熱変形や摩耗に
よる開口面積の変化に起因してバルブの漏れ量が多くな
っているような場合を診断することができる。
【0070】第2の発明では、漏れがあるかどうかの判
定が安定する。
【0071】第3の発明では、漏れがあるかどうかの判
定精度がよくなる。
【0072】第4の発明では、正確な吸入負圧の低下を
検出できる。
【0073】第5と第6の発明では、EGR制御の影響
を受けて判定精度が低下することがない。
【0074】第7の発明では、EGR制御を行っている
場合における判定精度がよくなる。
【0075】第8の発明では、EGR制御を行っている
場合においても、正確な吸入負圧の低下を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の制御システム図である。
【図2】漏れ診断を説明するための波形図である。
【図3】診断条件の判定を説明するためのフローチャー
トである。
【図4】切換バルブの目標開度の特性図である。
【図5】自己診断処理を説明するためのフローチャート
である。
【図6】バルブ漏れ量のマップ特性図である。
【図7】第2実施例の診断条件の判定を説明するための
フローチャートである。
【図8】第2実施例のEGR一定領域のマップ特性図で
ある。
【図9】第2実施例の自己診断処理を説明するためのフ
ローチャートである。
【図10】第1の発明のクレーム対応図である。
【符号の説明】
4 EGRバルブ 11A 主通路 11B バイパス通路 13 サブ触媒 14 切換バルブ 21 コントロールユニット 27 吸入負圧センサー 31 排気管 32 触媒 33 バイパス通路 34 切換バルブ 35 吸入負圧検出手段 36 バルブ切換手段 37 バルブ漏れ判定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気管に位置する触媒と、 この触媒をバイパスして排気を流すバイパス通路と、 このバイパス通路と前記触媒側通路とを切換可能なバル
    ブと、 吸入負圧を検出する手段と、 前記バイパス通路の全開状態から全閉状態へと前記切換
    バルブを切換える手段と、 このバルブ切換後の前記吸入負圧検出値の低下に基づい
    て前記切換バルブに漏れがあるかどうかを判定する手段
    とを設けたことを特徴とする排気浄化装置の診断装置。
  2. 【請求項2】定常時に前記漏れがあるかどうかの判定を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置の
    診断装置。
  3. 【請求項3】前記バルブ漏れ判定手段は、前記バルブ切
    換前後での前記吸入負圧検出値の減少量をサンプリング
    する手段と、この吸入負圧検出値の減少量に応じて前記
    切換バルブの漏れ量を推定する手段と、この漏れ量と判
    定しきい値との比較により漏れ量が判定しきい値を超え
    た場合に漏れがあると判定する手段とからなることを特
    徴とする請求項11または2に記載の排気浄化装置の診
    断装置。
  4. 【請求項4】前記バルブ切換のタイミングより所定の遅
    れ時間後にバルブ切換後の前記吸入負圧検出値をサンプ
    リングすることを特徴とする請求項3に記載の排気浄化
    装置の診断装置。
  5. 【請求項5】前記バイパス通路の分岐部上流の排気の一
    部を吸気管に導入するEGRバルブの開度をエンジン運
    転状態に応じて調整することによってEGR制御を行う
    場合に、前記EGRバルブ開度が一定となる運転状態で
    前記漏れがあるかどうかの判定を行うことを特徴とする
    請求項1または2に記載の排気浄化装置の診断装置。
  6. 【請求項6】前記バイパス通路の分岐部上流の排気の一
    部を吸気管に導入するEGRバルブの開度をエンジン運
    転状態に応じて調整することによってEGR制御を行う
    場合に、前記EGRバルブ開度が一定となる運転状態で
    前記漏れがあるかどうかの判定を行うことを特徴とする
    請求項3または4に記載の排気浄化装置の診断装置。
  7. 【請求項7】前記バルブ漏れ判定手段は、前記バルブ切
    換前後での前記吸入負圧検出値の減少量をサンプリング
    する手段と、この吸入負圧検出値の減少量と前記EGR
    バルブ開度とに応じて前記切換バルブの漏れ量を推定す
    る手段と、この漏れ量と判定しきい値との比較により漏
    れ量が判定しきい値を超えた場合に漏れがあると判定す
    る手段とからなることを特徴とする請求項5に記載の排
    気浄化装置の診断装置。
  8. 【請求項8】前記バルブ切換のタイミングより所定の遅
    れ時間後にバルブ切換後の前記吸入負圧検出値をサンプ
    リングすることを特徴とする請求項7に記載の排気浄化
    装置の診断装置。
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