JPH08332711A - はんだペースト印刷装置 - Google Patents
はんだペースト印刷装置Info
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- JPH08332711A JPH08332711A JP13918195A JP13918195A JPH08332711A JP H08332711 A JPH08332711 A JP H08332711A JP 13918195 A JP13918195 A JP 13918195A JP 13918195 A JP13918195 A JP 13918195A JP H08332711 A JPH08332711 A JP H08332711A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- solder paste
- squeegee
- printed circuit
- circuit board
- Prior art date
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- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/10—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern
- H05K3/12—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns
- H05K3/1216—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits in which conductive material is applied to the insulating support in such a manner as to form the desired conductive pattern using thick film techniques, e.g. printing techniques to apply the conductive material or similar techniques for applying conductive paste or ink patterns by screen printing or stencil printing
Landscapes
- Screen Printers (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】スクリーン上のはんだペースト残量を常に把握
して、印刷条件に適応した最適のはんだペースト量を保
持し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼
性の向上を得るはんだペースト印刷装置を提供する。 【構成】プリント基板Pを位置決め支持するステージ部
1と、印刷パターンaを備え、プリント基板と狭小の間
隙を存して張設されるスクリーンSと、このスクリーン
上にはんだペーストを供給する供給装置3と、スクリー
ンを介してプリント基板に印圧を付与しながら移動しス
クリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷するスキー
ジGと、このスキージに加わる荷重を検出する荷重検出
器11と、この荷重検出器による荷重検出信号にもとづ
いてスクリーン上のはんだペースト残存量を算出し、供
給装置のはんだペースト供給量を制御する制御部4とを
具備した。
して、印刷条件に適応した最適のはんだペースト量を保
持し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼
性の向上を得るはんだペースト印刷装置を提供する。 【構成】プリント基板Pを位置決め支持するステージ部
1と、印刷パターンaを備え、プリント基板と狭小の間
隙を存して張設されるスクリーンSと、このスクリーン
上にはんだペーストを供給する供給装置3と、スクリー
ンを介してプリント基板に印圧を付与しながら移動しス
クリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷するスキー
ジGと、このスキージに加わる荷重を検出する荷重検出
器11と、この荷重検出器による荷重検出信号にもとづ
いてスクリーン上のはんだペースト残存量を算出し、供
給装置のはんだペースト供給量を制御する制御部4とを
具備した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、はんだペーストをプリ
ント基板に印刷するはんだペースト印刷装置に関する。
ント基板に印刷するはんだペースト印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化にともないプリ
ント基板に対する実装は、はんだによるプリント基板へ
の組付けといっても過言ではないほど主要な技術であ
る。プリント基板の組立てでは、このはんだ付けを、い
かに不良を少なくして、さらに信頼性を高めるかが重要
な課題となっている。
ント基板に対する実装は、はんだによるプリント基板へ
の組付けといっても過言ではないほど主要な技術であ
る。プリント基板の組立てでは、このはんだ付けを、い
かに不良を少なくして、さらに信頼性を高めるかが重要
な課題となっている。
【0003】この種のはんだ付け装置として、プリント
基板にはんだペースト印刷を行い、ついで電子部品をマ
ウウトし、そしてプリント基板をはんだリフロー炉に入
れてはんだ付けを終了するのが一般的である。
基板にはんだペースト印刷を行い、ついで電子部品をマ
ウウトし、そしてプリント基板をはんだリフロー炉に入
れてはんだ付けを終了するのが一般的である。
【0004】面実装のはんだ付けにあたって、挿入部品
と同時にはんだ付けを行う場合と、面実装部品だけでは
んだ付けする場合とがある。前者でははんだペーストの
供給を行う必要がないが、後者ではこれが必要となる。
と同時にはんだ付けを行う場合と、面実装部品だけでは
んだ付けする場合とがある。前者でははんだペーストの
供給を行う必要がないが、後者ではこれが必要となる。
【0005】はんだペーストの供給は、定められた回路
パター上に一定量を均一に供給しなければならない。こ
の供給の位置ズレや供給むらは、はんだブリッジや、は
んだボールの発生、はんだ不足、はんだの不濡れとなっ
てしまう。
パター上に一定量を均一に供給しなければならない。こ
の供給の位置ズレや供給むらは、はんだブリッジや、は
んだボールの発生、はんだ不足、はんだの不濡れとなっ
てしまう。
【0006】したがって、このはんだペースト供給は、
回路パターンが微細になってくるほど重要になり、これ
に対応する手段として、プリント基板にはんだペースト
をスクリーン印刷する装置がある。
回路パターンが微細になってくるほど重要になり、これ
に対応する手段として、プリント基板にはんだペースト
をスクリーン印刷する装置がある。
【0007】はんだペーストは、クリームはんだとも呼
ばれていて、粘度が30万〜60万センチポアズ(c
p)あり、他のペーストの印刷と比較して、非常に粘度
の高いペーストを使うのが特徴である。
ばれていて、粘度が30万〜60万センチポアズ(c
p)あり、他のペーストの印刷と比較して、非常に粘度
の高いペーストを使うのが特徴である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来、はんだペースト
をスクリーン印刷するには、図3に示すように、プリン
ト基板Pに対して、印刷パターンを備えた、たとえばメ
タルマスクであるスクリーンSが所定の間隙(スクリー
ンギャップ:1〜2mm)を存して平行に張設される。
をスクリーン印刷するには、図3に示すように、プリン
ト基板Pに対して、印刷パターンを備えた、たとえばメ
タルマスクであるスクリーンSが所定の間隙(スクリー
ンギャップ:1〜2mm)を存して平行に張設される。
【0009】スクリーンS上には、はんだペーストHが
供給されているとともに、スキージGがスクリーンS上
から押圧される。このスキージGのスクリーンS押圧部
分が、そのままプリント基板Pの接触部分となる。
供給されているとともに、スキージGがスクリーンS上
から押圧される。このスキージGのスクリーンS押圧部
分が、そのままプリント基板Pの接触部分となる。
【0010】スキージGが所定方向に移動すると、この
移動にともなってスクリーンS上のはんだペーストHが
掃引される。そして、スキージGによってプリント基板
Pに接触するスクリーンS部位も同時に移動する。
移動にともなってスクリーンS上のはんだペーストHが
掃引される。そして、スキージGによってプリント基板
Pに接触するスクリーンS部位も同時に移動する。
【0011】スクリーンSに設けられる印刷パターンa
は孔部であって、スキージGがここを通過する際に、は
んだペーストHが注出される。スキージGが印刷パター
ンを通過した後はプリント基板PからスクリーンS部位
が離反する一方、プリント基板P上には注出されたはん
だペーストHがそのまま残る。すなわち、プリント基板
Pに対するスクリーン印刷がなされる。
は孔部であって、スキージGがここを通過する際に、は
んだペーストHが注出される。スキージGが印刷パター
ンを通過した後はプリント基板PからスクリーンS部位
が離反する一方、プリント基板P上には注出されたはん
だペーストHがそのまま残る。すなわち、プリント基板
Pに対するスクリーン印刷がなされる。
【0012】図4は、このようなスクリーン印刷を継続
していった状態を示していて、スクリーンS上のはんだ
ペーストH量は、当然、減少している。問題は、このは
んだペースト残存量の把握ができないことにある。
していった状態を示していて、スクリーンS上のはんだ
ペーストH量は、当然、減少している。問題は、このは
んだペースト残存量の把握ができないことにある。
【0013】すなわち、印刷に先だって所定量のはんだ
ペーストHがスクリーンS上に供給され、印刷が開始さ
れる。常に印刷パターンが同一であることはなく、した
がってはんだペーストHの消耗量が変化することが多い
が、一応、プリント基板Pの枚数である印刷枚数をカウ
ントして、はんだペースト残存量を推測して、適宜補充
している。
ペーストHがスクリーンS上に供給され、印刷が開始さ
れる。常に印刷パターンが同一であることはなく、した
がってはんだペーストHの消耗量が変化することが多い
が、一応、プリント基板Pの枚数である印刷枚数をカウ
ントして、はんだペースト残存量を推測して、適宜補充
している。
【0014】推測をもとにしてはんだペーストHの補充
を行うため、スクリーンS上のはんだペースト量が安定
しない。過剰に供給されることがあり、このときはスキ
ージのかき取り不良が生じて、印刷の滲みがある。過少
な状態もあり、このときははんだペーストの不足による
印刷のかすれがある。
を行うため、スクリーンS上のはんだペースト量が安定
しない。過剰に供給されることがあり、このときはスキ
ージのかき取り不良が生じて、印刷の滲みがある。過少
な状態もあり、このときははんだペーストの不足による
印刷のかすれがある。
【0015】比較的短時間で印刷動作を中断して、作業
者が目視によってスクリーン上のはんだペースト残存量
を確認し、必要に応じて補充することも考えられるが、
中断時間の累計が過大になって、生産性に悪影響を及ぼ
す。
者が目視によってスクリーン上のはんだペースト残存量
を確認し、必要に応じて補充することも考えられるが、
中断時間の累計が過大になって、生産性に悪影響を及ぼ
す。
【0016】高精度のスクリーン印刷をなすにあたっ
て、スクリーン上のはんだペースト量の確認とともに、
適正なスキージ印圧の保持がある。このスキージ印圧の
管理方法として、スキージ押し下げ力をそのままスキー
ジにかけて、その圧力を管理するダウンフリー式と、ス
キージの押し下げ量、すなわちスキージ先端の弾性変形
量を管理するダウンストップ式とがある。
て、スクリーン上のはんだペースト量の確認とともに、
適正なスキージ印圧の保持がある。このスキージ印圧の
管理方法として、スキージ押し下げ力をそのままスキー
ジにかけて、その圧力を管理するダウンフリー式と、ス
キージの押し下げ量、すなわちスキージ先端の弾性変形
量を管理するダウンストップ式とがある。
【0017】一般的には、ダウンフリー式が多用される
傾向にあるが、いずれにしても、スキージ印圧が適正で
ないと、スクリーンの印刷パターンに入ったはんだペー
ストがスキージによってかき取られたり、スキージによ
ってスクリーンが動かされ、印刷ズレが生じやすくな
る。
傾向にあるが、いずれにしても、スキージ印圧が適正で
ないと、スクリーンの印刷パターンに入ったはんだペー
ストがスキージによってかき取られたり、スキージによ
ってスクリーンが動かされ、印刷ズレが生じやすくな
る。
【0018】このスキージ印圧も、スクリーン上のはん
だペースト残存量によって相違してくる。たとえば、は
んだペースト量が大である場合には、大きなスキージ印
圧を付与しなければならない。これは、スキージにより
掃引されるはんだ量が増えることで、スキージが上向き
に受ける力(反力)が増加するためである。
だペースト残存量によって相違してくる。たとえば、は
んだペースト量が大である場合には、大きなスキージ印
圧を付与しなければならない。これは、スキージにより
掃引されるはんだ量が増えることで、スキージが上向き
に受ける力(反力)が増加するためである。
【0019】従来の構成では、スクリーン上のはんだペ
ースト残存量を確認することができないから、適正なス
キージ印圧を付与することもできず、印刷性にバラツキ
が生じて、信頼性に欠けるという不具合があった。
ースト残存量を確認することができないから、適正なス
キージ印圧を付与することもできず、印刷性にバラツキ
が生じて、信頼性に欠けるという不具合があった。
【0020】本発明は、上記事情に着目してなされたも
のであり、第1の目的とするところは、プリント基板に
対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン上
のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に適
応した最適のはんだペースト量を保持し、滲みやかすれ
のない確実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはん
だペースト印刷装置を提供しようとするものである。
のであり、第1の目的とするところは、プリント基板に
対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン上
のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に適
応した最適のはんだペースト量を保持し、滲みやかすれ
のない確実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはん
だペースト印刷装置を提供しようとするものである。
【0021】第2の目的とするところは、プリント基板
に対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン
上のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に
適応した最適のスキージ印圧を保持し、滲みやかすれの
ない確実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはんだ
ペースト印刷装置を提供しようとするものである。
に対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン
上のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に
適応した最適のスキージ印圧を保持し、滲みやかすれの
ない確実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはんだ
ペースト印刷装置を提供しようとするものである。
【0022】第3の目的とするところは、プリント基板
に対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン
上のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に
適応した最適のはんだペースト量を保持するとともに、
最適のスキージ印圧を保持して、滲みやかすれのない確
実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはんだペース
ト印刷装置を提供しようとするものである。
に対するスクリーン印刷をなすにあたって、スクリーン
上のはんだペースト残存量を常に把握して、印刷条件に
適応した最適のはんだペースト量を保持するとともに、
最適のスキージ印圧を保持して、滲みやかすれのない確
実な印刷を可能にして信頼性の向上を得るはんだペース
ト印刷装置を提供しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を満足す
るため、第1の発明のはんだペースト印刷装置は、請求
項1として、プリント基板を位置決め支持するステージ
部と、印刷パターンを備え、上記ステージ部に位置決め
支持されたプリント基板と所定の間隙を存して張設され
るスクリーンと、このスクリーン上にはんだペーストを
供給する供給手段と、上記スクリーンを押圧してスクリ
ーンの押圧部位をプリント基板に当接するとともに、少
なくとも1方向に移動してスクリーン上のはんだペース
トを掃引し、印刷パターンからはんだペーストを押し出
してプリント基板に印刷するスキージと、このスキージ
に加わる荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出
手段による荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上
のはんだペースト残存量を算出し、上記はんだペースト
供給手段のはんだペースト供給量を制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
るため、第1の発明のはんだペースト印刷装置は、請求
項1として、プリント基板を位置決め支持するステージ
部と、印刷パターンを備え、上記ステージ部に位置決め
支持されたプリント基板と所定の間隙を存して張設され
るスクリーンと、このスクリーン上にはんだペーストを
供給する供給手段と、上記スクリーンを押圧してスクリ
ーンの押圧部位をプリント基板に当接するとともに、少
なくとも1方向に移動してスクリーン上のはんだペース
トを掃引し、印刷パターンからはんだペーストを押し出
してプリント基板に印刷するスキージと、このスキージ
に加わる荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出
手段による荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上
のはんだペースト残存量を算出し、上記はんだペースト
供給手段のはんだペースト供給量を制御する制御手段と
を具備したことを特徴とする。
【0024】請求項2として、請求項1記載の上記荷重
検出手段が検出する上記スクリーンに加わる荷重は、上
記スキージによって押圧される上記スクリーンの反力か
ら、スクリーン上のはんだペースト重量を差し引いた値
であり、上記制御手段は、荷重検出手段が検出する荷重
検出信号にもとづいてスクリーン上のはんだペースト量
が常に同一量を保持するよう、はんだペースト供給手段
に対する不足分の補充制御をなすことを特徴とする。
検出手段が検出する上記スクリーンに加わる荷重は、上
記スキージによって押圧される上記スクリーンの反力か
ら、スクリーン上のはんだペースト重量を差し引いた値
であり、上記制御手段は、荷重検出手段が検出する荷重
検出信号にもとづいてスクリーン上のはんだペースト量
が常に同一量を保持するよう、はんだペースト供給手段
に対する不足分の補充制御をなすことを特徴とする。
【0025】上記第2の目的を満足するため、第2の発
明のはんだペースト印刷装置は、請求項3として、プリ
ント基板を位置決め支持するステージ部と、印刷パター
ンを備え、上記ステージ部に位置決め支持されたプリン
ト基板と所定の間隙を存して張設されるスクリーンと、
このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位を
プリント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に
移動してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷
パターンからはんだペーストを押し出してプリント基板
に印刷するスキージと、上記スクリーンを介してプリン
ト基板を押圧する力であるスキージ印圧を可変するよう
スキージを支持する支持機構と、上記スキージに加わる
荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段によ
る荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、上記支持機構に対するスキー
ジ印圧を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
明のはんだペースト印刷装置は、請求項3として、プリ
ント基板を位置決め支持するステージ部と、印刷パター
ンを備え、上記ステージ部に位置決め支持されたプリン
ト基板と所定の間隙を存して張設されるスクリーンと、
このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位を
プリント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に
移動してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷
パターンからはんだペーストを押し出してプリント基板
に印刷するスキージと、上記スクリーンを介してプリン
ト基板を押圧する力であるスキージ印圧を可変するよう
スキージを支持する支持機構と、上記スキージに加わる
荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段によ
る荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、上記支持機構に対するスキー
ジ印圧を制御する制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0026】請求項4として、請求項3記載の上記荷重
検出手段が検出する上記スクリーンに加わる荷重は、上
記スキージによって押圧される上記スクリーンの反力か
ら、スクリーン上のはんだペースト重量を差し引いた値
であり、上記制御手段は、荷重検出手段が検出する荷重
検出信号にもとづいて、スキージ印圧が常に同一印圧を
保持するよう、支持機構に対する制御をなすことを特徴
とする。
検出手段が検出する上記スクリーンに加わる荷重は、上
記スキージによって押圧される上記スクリーンの反力か
ら、スクリーン上のはんだペースト重量を差し引いた値
であり、上記制御手段は、荷重検出手段が検出する荷重
検出信号にもとづいて、スキージ印圧が常に同一印圧を
保持するよう、支持機構に対する制御をなすことを特徴
とする。
【0027】上記第3の目的を満足するため、第3の発
明のはんだペースト印刷装置は、請求項5として、プリ
ント基板を位置決め支持するステージ部と、印刷パター
ンを備え、上記ステージ部に位置決め支持されたプリン
ト基板と所定の間隙を存して張設されるスクリーンと、
このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位を
プリント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に
移動してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷
パターンからはんだペーストを押し出してプリント基板
に印刷するスキージと、上記スクリーンを介してプリン
ト基板を押圧する力であるスキージ印圧を可変するよう
スキージを支持する支持機構と、このスキージに加わる
荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段によ
る荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、上記はんだペースト供給手段
のはんだペースト供給量を制御するとともに、上記支持
機構に対するスキージ印圧を制御する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
明のはんだペースト印刷装置は、請求項5として、プリ
ント基板を位置決め支持するステージ部と、印刷パター
ンを備え、上記ステージ部に位置決め支持されたプリン
ト基板と所定の間隙を存して張設されるスクリーンと、
このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位を
プリント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に
移動してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷
パターンからはんだペーストを押し出してプリント基板
に印刷するスキージと、上記スクリーンを介してプリン
ト基板を押圧する力であるスキージ印圧を可変するよう
スキージを支持する支持機構と、このスキージに加わる
荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段によ
る荷重検出信号にもとづいて上記スクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、上記はんだペースト供給手段
のはんだペースト供給量を制御するとともに、上記支持
機構に対するスキージ印圧を制御する制御手段とを具備
したことを特徴とする。
【0028】
【作用】請求項1の発明では、スキージでスクリーンを
押圧してプリント基板に当接させ、スクリーン上のはん
だペーストを掃引してプリント基板に印刷する。スクリ
ーンに加わる荷重を検出し、スクリーン上のはんだペー
スト残存量を算出してはんだペースト供給量を制御す
る。
押圧してプリント基板に当接させ、スクリーン上のはん
だペーストを掃引してプリント基板に印刷する。スクリ
ーンに加わる荷重を検出し、スクリーン上のはんだペー
スト残存量を算出してはんだペースト供給量を制御す
る。
【0029】請求項2の発明では、スクリーンに加わる
荷重を検出して、スクリーン上のはんだペースト量が常
に同一量を保持するよう、はんだペースト供給手段に対
する不足分の補充制御をなす。
荷重を検出して、スクリーン上のはんだペースト量が常
に同一量を保持するよう、はんだペースト供給手段に対
する不足分の補充制御をなす。
【0030】請求項3の発明では、スキージでスクリー
ンを押圧してプリント基板に当接させ、スクリーン上の
はんだペーストを掃引してプリント基板に印刷する。ス
クリーンに加わる荷重を検出してスクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、スキージ印圧を制御する。
ンを押圧してプリント基板に当接させ、スクリーン上の
はんだペーストを掃引してプリント基板に印刷する。ス
クリーンに加わる荷重を検出してスクリーン上のはんだ
ペースト残存量を算出し、スキージ印圧を制御する。
【0031】請求項4の発明では、スクリーンに加わる
荷重を検出して、スキージ印圧が常に同一印圧を保持す
るよう、支持機構に対する制御をなす。請求項5の発明
では、スキージでスクリーンを押圧してプリント基板に
当接させ、スクリーン上のはんだペーストを掃引してプ
リント基板に印刷する。スクリーンに加わる荷重を検出
し、スクリーン上のはんだペースト残存量を算出して、
スクリーン上のはんだペースト量が常に同一量を保持す
るよう、はんだペースト供給手段に対する不足分の補充
制御をなすとともに、スキージ印圧が常に同一印圧を保
持するよう、支持機構に対する制御をなす。
荷重を検出して、スキージ印圧が常に同一印圧を保持す
るよう、支持機構に対する制御をなす。請求項5の発明
では、スキージでスクリーンを押圧してプリント基板に
当接させ、スクリーン上のはんだペーストを掃引してプ
リント基板に印刷する。スクリーンに加わる荷重を検出
し、スクリーン上のはんだペースト残存量を算出して、
スクリーン上のはんだペースト量が常に同一量を保持す
るよう、はんだペースト供給手段に対する不足分の補充
制御をなすとともに、スキージ印圧が常に同一印圧を保
持するよう、支持機構に対する制御をなす。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図中1は、ステージ部である。このステージ
部1は、上下方向に移動が可能な構成になっている。そ
して、ステージ部1上には、プリント基板Pが位置決め
保持される。
説明する。図中1は、ステージ部である。このステージ
部1は、上下方向に移動が可能な構成になっている。そ
して、ステージ部1上には、プリント基板Pが位置決め
保持される。
【0033】このプリント基板Pは、ステージ部1に対
向して設けられる供給手段から供給される。そして、ス
クリーン印刷完了後は搬出手段(いずれも図示しない)
によってステージ部1から搬出されるようになってい
る。
向して設けられる供給手段から供給される。そして、ス
クリーン印刷完了後は搬出手段(いずれも図示しない)
によってステージ部1から搬出されるようになってい
る。
【0034】ステージ部1の上方部位には、ステージ部
1と対向してスクリーンSが取付けられる。このスクリ
ーンSは、たとえばステンレス材あるいはニッケル材か
らなるメタルマスクであり、その肉厚が100〜150
μm 程度のごく薄い、ほとんど膜状のものである。
1と対向してスクリーンSが取付けられる。このスクリ
ーンSは、たとえばステンレス材あるいはニッケル材か
らなるメタルマスクであり、その肉厚が100〜150
μm 程度のごく薄い、ほとんど膜状のものである。
【0035】スクリーンSの長手方向両端部は取付け枠
2,2に取付け固定されていて、ステージ部1が最上部
にある位置で、ここに支持されるプリント基板Pと所定
の間隙である、スクリーンギャップを存して張設され
る。
2,2に取付け固定されていて、ステージ部1が最上部
にある位置で、ここに支持されるプリント基板Pと所定
の間隙である、スクリーンギャップを存して張設され
る。
【0036】スクリーンギャップは、スクリーンの肉厚
プラス0.3〜0.5mmが適正である。このスクリーン
ギャップが不適当であると、スクリーンSがはんだペー
ストをひっかけるか、版離れ時に飛び散らせて、かけ、
汚れの原因となるので注意を要する。
プラス0.3〜0.5mmが適正である。このスクリーン
ギャップが不適当であると、スクリーンSがはんだペー
ストをひっかけるか、版離れ時に飛び散らせて、かけ、
汚れの原因となるので注意を要する。
【0037】そして、スクリーンSは、少なくともプリ
ント基板Pの面積よりも大なる面積を有し、少なくとも
プリント基板P対向部位に、図示しない孔部である所定
の印刷パターンが設けられている。
ント基板Pの面積よりも大なる面積を有し、少なくとも
プリント基板P対向部位に、図示しない孔部である所定
の印刷パターンが設けられている。
【0038】このスクリーンSの一側端上部には、スク
リーンS上の一側部にはんだペーストHを供給する供給
装置3が配置される。この供給装置3は、制御部4と電
気的に接続されていて、制御部4からの制御信号にもと
づいて内蔵するバルブが必要時間開放され、指示された
量のはんだペーストHをスクリーンS上に供給するよう
になっている。
リーンS上の一側部にはんだペーストHを供給する供給
装置3が配置される。この供給装置3は、制御部4と電
気的に接続されていて、制御部4からの制御信号にもと
づいて内蔵するバルブが必要時間開放され、指示された
量のはんだペーストHをスクリーンS上に供給するよう
になっている。
【0039】スクリーンSの上方部位に沿って、移動機
構5が設けられる。この移動機構5は、スクリーンSの
長手方向長さ以上の全長のレール6と、このレール6に
移動自在に係合され、図示しない駆動機構を備えて駆動
制御されるスキージ支持部7とから構成される。
構5が設けられる。この移動機構5は、スクリーンSの
長手方向長さ以上の全長のレール6と、このレール6に
移動自在に係合され、図示しない駆動機構を備えて駆動
制御されるスキージ支持部7とから構成される。
【0040】上記駆動機構は、制御部4と電気的に接続
されていて、スキージ支持部7をレール6に沿って往復
駆動する。レール6が上記スクリーンSに沿って設けら
れるところから、スキージ支持部7はスクリーンSに沿
って移動することとなる。
されていて、スキージ支持部7をレール6に沿って往復
駆動する。レール6が上記スクリーンSに沿って設けら
れるところから、スキージ支持部7はスクリーンSに沿
って移動することとなる。
【0041】スキージ支持部7は、直接レール6に係合
する支持部本体8と、この支持部本体8から突出するス
キージGからなっている。上記スキージGは、たとえば
ポリウレタンゴム製であって、ここでは硬度の低い平形
スキージを用いる。その板厚は充分に確保され、60〜
70°のスキージ角度に形成される。そして、上記スク
リーンSの幅方向寸法とほぼ同一の幅方向寸法を備えて
いる。
する支持部本体8と、この支持部本体8から突出するス
キージGからなっている。上記スキージGは、たとえば
ポリウレタンゴム製であって、ここでは硬度の低い平形
スキージを用いる。その板厚は充分に確保され、60〜
70°のスキージ角度に形成される。そして、上記スク
リーンSの幅方向寸法とほぼ同一の幅方向寸法を備えて
いる。
【0042】図2に示すように、支持部本体8内には、
スキージGを上下方向に移動自在に支持する支持機構1
0と、スキージGにかかる荷重を検出する荷重検出器
(ロードセル)11とを備えている。
スキージGを上下方向に移動自在に支持する支持機構1
0と、スキージGにかかる荷重を検出する荷重検出器
(ロードセル)11とを備えている。
【0043】なお説明すれば、スキージGが取付けられ
る取付け部12の両側部は、支持機構10を構成するガ
イド13に係合され、正しく上下方向に移動自在にガイ
ドされる。取付け部12の中央上面部には、上記荷重検
出器11が取付けられる。
る取付け部12の両側部は、支持機構10を構成するガ
イド13に係合され、正しく上下方向に移動自在にガイ
ドされる。取付け部12の中央上面部には、上記荷重検
出器11が取付けられる。
【0044】この荷重検出器11の検出子11aは、上
方へ突出しており、支持機構10を構成する押さえ盤1
4に接触している。そして、取付け部12上面には複数
の支持杆15…が突設され、上記押さえ盤14と一方向
クラッチ16を介して係合している。
方へ突出しており、支持機構10を構成する押さえ盤1
4に接触している。そして、取付け部12上面には複数
の支持杆15…が突設され、上記押さえ盤14と一方向
クラッチ16を介して係合している。
【0045】上記一方向クラッチ16は、支持杆15…
とともに取付け部12およびスキージGを一方向に移動
自在に係合し、他方向への移動は規制するようになって
いる。すなわち、スキージGが上方向へ移動するとき
は、スキージGは押さえ盤14に対して自由に移動自在
である。スキージGが下方向へ移動するときは、スキー
ジGは押さえ盤14に対して移動が規制され、一体に移
動する。
とともに取付け部12およびスキージGを一方向に移動
自在に係合し、他方向への移動は規制するようになって
いる。すなわち、スキージGが上方向へ移動するとき
は、スキージGは押さえ盤14に対して自由に移動自在
である。スキージGが下方向へ移動するときは、スキー
ジGは押さえ盤14に対して移動が規制され、一体に移
動する。
【0046】スキージGと押さえ盤14は相対的に作用
するので、押さえ盤14が上方向へ移動するときは、押
さえ盤14はスキージGに対して移動が規制され、一体
に移動する。押さえ盤14が下方向へ移動するときは、
押さえ盤14はスキージGに対して自由に移動自在であ
る。
するので、押さえ盤14が上方向へ移動するときは、押
さえ盤14はスキージGに対して移動が規制され、一体
に移動する。押さえ盤14が下方向へ移動するときは、
押さえ盤14はスキージGに対して自由に移動自在であ
る。
【0047】上記押さえ盤14には、ボールねじ17が
突設され、この中途部にはプーリ18の内歯として設け
られるねじ部がボールねじ17と噛合する。上記プーリ
は18、支持具19に枢支されているところから、回転
するのみで、その位置は変動しない。
突設され、この中途部にはプーリ18の内歯として設け
られるねじ部がボールねじ17と噛合する。上記プーリ
は18、支持具19に枢支されているところから、回転
するのみで、その位置は変動しない。
【0048】そして、プーリ18にはベルト20が係合
される。このベルト20は、駆動モータ21の回転軸に
嵌着されるプーリ22に掛け渡される。すなわち、駆動
モータ21がベルト20を介してプーリ18を回転駆動
し、ボールねじ17を上下移動させる。ボールねじ17
に押さえ盤14が係合しているので、ボールねじ17の
上下動はそのまま押さえ盤14の上下動に変わるように
なっている。
される。このベルト20は、駆動モータ21の回転軸に
嵌着されるプーリ22に掛け渡される。すなわち、駆動
モータ21がベルト20を介してプーリ18を回転駆動
し、ボールねじ17を上下移動させる。ボールねじ17
に押さえ盤14が係合しているので、ボールねじ17の
上下動はそのまま押さえ盤14の上下動に変わるように
なっている。
【0049】このようにして構成されるはんだペースト
印刷装置であって、ステージ部1上にはんだペースト印
刷すべきプリント基板Pを載置し、位置決め固定する。
ステージ部1を最上部まで上昇させ、その位置を保持す
る。
印刷装置であって、ステージ部1上にはんだペースト印
刷すべきプリント基板Pを載置し、位置決め固定する。
ステージ部1を最上部まで上昇させ、その位置を保持す
る。
【0050】この状態で、プリント基板Pとスクリーン
Sとは所定のスクリーンギャップを存する状態となる。
予め、スクリーンSには所定量のはんだペーストが供給
装置から供給されている。
Sとは所定のスクリーンギャップを存する状態となる。
予め、スクリーンSには所定量のはんだペーストが供給
装置から供給されている。
【0051】このときスキージGはスクリーンSの一側
端上方部位にある。支持機構10のモータ21を作動
し、押さえ盤14と一方向クラッチ16を介してスキー
ジGを降下移動し、この下端部がスクリーンSに接触し
てもなお降下移動を継続して、スクリーンSを介してプ
リント基板Pに所定のスキージ印圧をかける。
端上方部位にある。支持機構10のモータ21を作動
し、押さえ盤14と一方向クラッチ16を介してスキー
ジGを降下移動し、この下端部がスクリーンSに接触し
てもなお降下移動を継続して、スクリーンSを介してプ
リント基板Pに所定のスキージ印圧をかける。
【0052】ここから実際のスクリーン印刷が開始され
る。上記支持部本体8がレール6に沿って移動し、スキ
ージGをスクリーンSの他側端方向に移動させる。スキ
ージGがスクリーンSを介してプリント基板Pにスキー
ジ印圧をかけた状態で移動し、スクリーンS上のはんだ
ペーストHを掃引する。
る。上記支持部本体8がレール6に沿って移動し、スキ
ージGをスクリーンSの他側端方向に移動させる。スキ
ージGがスクリーンSを介してプリント基板Pにスキー
ジ印圧をかけた状態で移動し、スクリーンS上のはんだ
ペーストHを掃引する。
【0053】スクリーンSに設けられる孔部である印刷
パターンaにスキージGが到達すると、はんだペースト
Hは印刷パターンaを介してプリント基板P上に供給さ
れ、スクリーン印刷が行われる。
パターンaにスキージGが到達すると、はんだペースト
Hは印刷パターンaを介してプリント基板P上に供給さ
れ、スクリーン印刷が行われる。
【0054】スキージGがスクリーンSの他側端に到達
することで、このプリント基板Pに対するスクリーン印
刷が完了する。そこで、ステージ部1を降下駆動して、
スクリーン印刷をなしたプリント基板Pを搬出し、新た
なプリント基板Pと交換する。支持機構10を駆動して
スキージGを上昇させ、スクリーンSから離反させる。
同時に、支持部本体8をレール6に沿って復動し、元の
位置に待機する。
することで、このプリント基板Pに対するスクリーン印
刷が完了する。そこで、ステージ部1を降下駆動して、
スクリーン印刷をなしたプリント基板Pを搬出し、新た
なプリント基板Pと交換する。支持機構10を駆動して
スキージGを上昇させ、スクリーンSから離反させる。
同時に、支持部本体8をレール6に沿って復動し、元の
位置に待機する。
【0055】なお、スクリーンS上に所定量のはんだペ
ーストHを供給した直後、もしくはスクリーンS上には
んだペーストHが全く存在しない状態などの、はんだペ
ーストHの残量を検出する上で基準となる時点で、スキ
ージGはスクリーンSを一定量押し込む。
ーストHを供給した直後、もしくはスクリーンS上には
んだペーストHが全く存在しない状態などの、はんだペ
ーストHの残量を検出する上で基準となる時点で、スキ
ージGはスクリーンSを一定量押し込む。
【0056】このとき、スキージGに備えられる荷重検
出器11には、スキージGの張力による上方への反力か
ら、はんだペーストHの重量を差し引いた値が加わり、
この荷重の検出信号を制御部4へ送り記憶させる。
出器11には、スキージGの張力による上方への反力か
ら、はんだペーストHの重量を差し引いた値が加わり、
この荷重の検出信号を制御部4へ送り記憶させる。
【0057】すなわち、はんだペーストHが全く存在し
ない状態では、荷重検出器11に加わる荷重は、スキー
ジGの張力による上方への反力がそのまま検出されるこ
とになる。
ない状態では、荷重検出器11に加わる荷重は、スキー
ジGの張力による上方への反力がそのまま検出されるこ
とになる。
【0058】先に説明したような、スクリーン印刷を繰
り返し継続することによって、スクリーンS上のはんだ
ペーストH量が消耗し、その量が減少する。そこで、任
意の状態で、スキージGを前述の位置まで押し下げる。
このとき、荷重検出器11には、スクリーンSの張力に
よる上方向への反力から、スクリーンS上のはんだペー
ストHの重量を差し引いた値が加わり、この荷重が検出
される。
り返し継続することによって、スクリーンS上のはんだ
ペーストH量が消耗し、その量が減少する。そこで、任
意の状態で、スキージGを前述の位置まで押し下げる。
このとき、荷重検出器11には、スクリーンSの張力に
よる上方向への反力から、スクリーンS上のはんだペー
ストHの重量を差し引いた値が加わり、この荷重が検出
される。
【0059】荷重検出信号が制御部4へ送られると、こ
こでは先に記憶した標準値と比較演算してスクリーンS
上のはんだペーストHの増減量を算出する。このように
して制御部4は、スクリーンS上のはんだペーストHの
量を測定して、はんだペーストHの補充のタイミング
と、実際の補充量の制御信号を供給装置3に送り、ここ
からはんだペーストHがスクリーンS上に補充される。
こでは先に記憶した標準値と比較演算してスクリーンS
上のはんだペーストHの増減量を算出する。このように
して制御部4は、スクリーンS上のはんだペーストHの
量を測定して、はんだペーストHの補充のタイミング
と、実際の補充量の制御信号を供給装置3に送り、ここ
からはんだペーストHがスクリーンS上に補充される。
【0060】スクリーンS上のはんだペーストH量は常
に一定量に保持されることとなり、したがってプリント
基板Pに対する印刷状態を一定に保持して、高品質のス
クリーン印刷を得る。
に一定量に保持されることとなり、したがってプリント
基板Pに対する印刷状態を一定に保持して、高品質のス
クリーン印刷を得る。
【0061】なお、同一の印刷性を得るためには、はん
だペースト量が大きい場合には大きなスキージ印圧が必
要となってくる。これはスキージGによって掃引される
はんだペーストH量が増えることで、スキージGが受け
る反力が増加するためである。当然、スクリーンS上の
はんだペーストH量が減少することで、スキージGが受
ける反力が小さくなる。
だペースト量が大きい場合には大きなスキージ印圧が必
要となってくる。これはスキージGによって掃引される
はんだペーストH量が増えることで、スキージGが受け
る反力が増加するためである。当然、スクリーンS上の
はんだペーストH量が減少することで、スキージGが受
ける反力が小さくなる。
【0062】そして、上記荷重検出器11の荷重検出に
もとづいて、スキージ印圧を常に均一に保持することが
できる。すなわち、荷重検出器11は、はんだペースト
Hの残存量を検出する上で基準となる時点で、スキージ
Gの張力による上方への反力からはんだペーストの重量
を差し引いた値が加わり、この荷重を検出して、荷重信
号を制御部4へ送り記憶させる。
もとづいて、スキージ印圧を常に均一に保持することが
できる。すなわち、荷重検出器11は、はんだペースト
Hの残存量を検出する上で基準となる時点で、スキージ
Gの張力による上方への反力からはんだペーストの重量
を差し引いた値が加わり、この荷重を検出して、荷重信
号を制御部4へ送り記憶させる。
【0063】任意の状態で、スクリーンSの張力による
上方向への反力から、スクリーンS上のはんだペースト
Hの重量を差し引いた値が加わり、この荷重が検出され
る。荷重検出信号が制御部4へ送られると、ここでは先
に記憶した標準値と比較演算して、スクリーンSに加わ
る反力の増減量を算出する。
上方向への反力から、スクリーンS上のはんだペースト
Hの重量を差し引いた値が加わり、この荷重が検出され
る。荷重検出信号が制御部4へ送られると、ここでは先
に記憶した標準値と比較演算して、スクリーンSに加わ
る反力の増減量を算出する。
【0064】そして、この値にもとづいて制御部4は、
支持機構10を駆動して押さえ盤14を上下動させ、一
方向クラッチ16を介してスキージGの上下位置を選択
する。すなわち、最適なスキージ押込み量であるスキー
ジ印圧を得て、同一の印刷性を保持する。
支持機構10を駆動して押さえ盤14を上下動させ、一
方向クラッチ16を介してスキージGの上下位置を選択
する。すなわち、最適なスキージ押込み量であるスキー
ジ印圧を得て、同一の印刷性を保持する。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明である請
求項1と請求項2によれば、プリント基板に対するスク
リーン印刷をなすにあたって、スクリーン上のはんだペ
ースト残量を常に把握して、印刷条件に適応した最適の
はんだペースト量を保持し、滲みやかすれのない確実な
印刷を可能にして信頼性の向上を得る効果を奏する。
求項1と請求項2によれば、プリント基板に対するスク
リーン印刷をなすにあたって、スクリーン上のはんだペ
ースト残量を常に把握して、印刷条件に適応した最適の
はんだペースト量を保持し、滲みやかすれのない確実な
印刷を可能にして信頼性の向上を得る効果を奏する。
【0066】第2の発明である請求項3と請求項4によ
れば、プリント基板に対するスクリーン印刷をなすにあ
たって、スクリーン上のはんだペースト残量を常に把握
して、印刷条件に適応した最適のスキージ印圧を保持
し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼性
の向上を得る効果を奏する。
れば、プリント基板に対するスクリーン印刷をなすにあ
たって、スクリーン上のはんだペースト残量を常に把握
して、印刷条件に適応した最適のスキージ印圧を保持
し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼性
の向上を得る効果を奏する。
【0067】第3の発明である請求項5によれば、プリ
ント基板に対するスクリーン印刷をなすにあたって、ス
クリーン上のはんだペースト残量を常に把握して、印刷
条件に適応した最適のはんだペースト量を保持するとと
もに、印刷条件に適応した最適のスキージ印圧を保持
し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼性
の向上を得る効果を奏する。
ント基板に対するスクリーン印刷をなすにあたって、ス
クリーン上のはんだペースト残量を常に把握して、印刷
条件に適応した最適のはんだペースト量を保持するとと
もに、印刷条件に適応した最適のスキージ印圧を保持
し、滲みやかすれのない確実な印刷を可能にして信頼性
の向上を得る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、はんだペースト印刷
装置の概略の構成図。
装置の概略の構成図。
【図2】同実施例の、スキージ支持機構の概略の構成
図。
図。
【図3】スクリーン印刷開始時の縦断面図。
【図4】スクリーン印刷継続状態での縦断面図。
P…プリント基板、1…ステージ部、S…スクリーン、
3…はんだペースト供給装置、G…スキージ、10…支
持機構、11…荷重検出器、4…制御部。
3…はんだペースト供給装置、G…スキージ、10…支
持機構、11…荷重検出器、4…制御部。
Claims (5)
- 【請求項1】プリント基板を位置決め支持するステージ
部と、 印刷パターンを備え、上記ステージ部に位置決め支持さ
れたプリント基板と狭小の間隙を存して張設されるスク
リーンと、 このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、 上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位をプリ
ント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に移動
してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷パタ
ーンからはんだペーストを押し出してプリント基板に印
刷するスキージと、 このスキージに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、 この荷重検出手段による荷重検出信号にもとづいて上記
スクリーン上のはんだペースト残存量を算出し、上記は
んだペースト供給手段のはんだペースト供給量を制御す
る制御手段とを具備したことを特徴とするはんだペース
ト印刷装置。 - 【請求項2】上記荷重検出手段が検出する上記スクリー
ンに加わる荷重は、上記スキージによって押圧される上
記スクリーンの反力から、スクリーン上のはんだペース
ト重量を差し引いた値であり、 上記制御手段は、上記荷重検出手段が検出する荷重検出
信号にもとづいてスクリーン上のはんだペースト量が常
に同一量を保持するよう、はんだペースト供給手段に対
する不足分の補充制御をなすことを特徴とする請求項1
記載のはんだペースト印刷装置。 - 【請求項3】プリント基板を位置決め支持するステージ
部と、 印刷パターンを備え、上記ステージ部に位置決め支持さ
れたプリント基板と所定の間隙を存して張設されるスク
リーンと、 このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、 上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位をプリ
ント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に移動
してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷パタ
ーンからはんだペーストを押し出してプリント基板に印
刷するスキージと、 上記スクリーンを介してプリント基板を押圧する力であ
るスキージ印圧を可変するようスキージを支持する支持
機構と、 上記スキージに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、 この荷重検出手段による荷重検出信号にもとづいて上記
スクリーン上のはんだペースト残存量を算出し、上記支
持機構に対するスキージ印圧を制御する制御手段とを具
備したことを特徴とするはんだペースト印刷装置。 - 【請求項4】上記荷重検出手段が検出する上記スクリー
ンに加わる荷重は、上記スキージによって押圧されるス
クリーンの反力から、上記スクリーン上のはんだペース
ト重量を差し引いた値であり、 上記制御手段は、上記荷重検出手段が検出する荷重検出
信号にもとづいて、スキージ印圧が常に同一印圧を保持
するよう、支持機構に対する制御をなすことを特徴とす
る請求項3記載のはんだペースト印刷装置。 - 【請求項5】プリント基板を位置決め支持するステージ
部と、 印刷パターンを備え、上記ステージ部に位置決め支持さ
れたプリント基板と所定の間隙を存して張設されるスク
リーンと、 このスクリーン上にはんだペーストを供給する供給手段
と、 上記スクリーンを押圧してスクリーンの押圧部位をプリ
ント基板に当接するとともに、少なくとも1方向に移動
してスクリーン上のはんだペーストを掃引し、印刷パタ
ーンからはんだペーストを押し出してプリント基板に印
刷するスキージと、 上記スクリーンを介してプリント基板を押圧する力であ
るスキージ印圧を可変するようスキージを支持する支持
機構と、 このスキージに加わる荷重を検出する荷重検出手段と、 この荷重検出手段による荷重検出信号にもとづいて上記
スクリーン上のはんだペースト残存量を算出し、上記は
んだペースト供給手段のはんだペースト供給量を制御す
るとともに、上記支持機構に対するスキージ印圧を制御
する制御手段とを具備したことを特徴とするはんだペー
スト印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13918195A JPH08332711A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | はんだペースト印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13918195A JPH08332711A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | はんだペースト印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08332711A true JPH08332711A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15239454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13918195A Pending JPH08332711A (ja) | 1995-06-06 | 1995-06-06 | はんだペースト印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08332711A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125736A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Panasonic Corp | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 |
CN108177436A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-19 | 通富微电子股份有限公司 | 一种锡膏用量的检测装置及检测方法 |
CN108463062A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 西南电子技术研究所(中国电子科技集团公司第十研究所) | 表面贴装器件返修印制板焊膏的加载方法 |
-
1995
- 1995-06-06 JP JP13918195A patent/JPH08332711A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010125736A (ja) * | 2008-11-28 | 2010-06-10 | Panasonic Corp | スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法 |
CN108177436A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-06-19 | 通富微电子股份有限公司 | 一种锡膏用量的检测装置及检测方法 |
CN108463062A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-28 | 西南电子技术研究所(中国电子科技集团公司第十研究所) | 表面贴装器件返修印制板焊膏的加载方法 |
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