JPH08331780A - 小形インダクションモータ - Google Patents

小形インダクションモータ

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JPH08331780A
JPH08331780A JP13316295A JP13316295A JPH08331780A JP H08331780 A JPH08331780 A JP H08331780A JP 13316295 A JP13316295 A JP 13316295A JP 13316295 A JP13316295 A JP 13316295A JP H08331780 A JPH08331780 A JP H08331780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
core
cut
cuts
cut portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP13316295A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Moriyama
和義 守山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH08331780A publication Critical patent/JPH08331780A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】外周の4ケ所にカット面を有したステータコア
のカット部のうち送りと直角方向の1面を突出させ、こ
の面が内側になる配置にして2列同時抜きによりコアを
形成し、これを90度ずつ回転させながら積層しカット
部において4枚毎に突出したカット面を形成する。 【効果】コア材の使用量を増やすことなく磁路の最も狭
い部分の磁路を拡大出来るので小形化,高出力化が図ら
れるだけでなく冷却効果が大きく向上するので温度上昇
の低減,コスト低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小形インダクションモー
タに係り、特に、小形で低コスト化,高信頼性化を図る
のに好適な小形インダクションモータに関する。
【0002】
【従来の技術】小形インダクションモータは構造が堅牢
で信頼性が高く寿命が長い等の特徴を有し、民生機器の
駆動用として広く使用されているが、より一層の小形化
とともに低価格化が強く要望されている。インダクショ
ンモータに使用されるコアは外形が円形であることが特
性上望ましい。しかし円形にするとコアの打ち抜き時に
捨てられるコア材が多くなりコスト高になる問題があっ
た。このため一般に小形インダクションモータではコア
の外形の四面をカットしてコア材の節約を図ることが行
われている。しかし、カットされた部分では磁路が小さ
くなるため磁気飽和を生じ、特性の低下および温度上昇
が高くなるなどの問題点を有するだけでなく、三相電源
で駆動されるモータでは各相における電流が異なるいわ
ゆる相アンバランスが大きくなる問題を有し、また単相
電源で駆動されるモータでは、上記の問題の他に回転方
向を変えた場合にその特性が異なる問題点を有してお
り、これを例えば洗濯機に使用した場合布からみが生じ
易い等の欠点を有していた。これを避けるためには巻線
方法を変える等コスト高となることが避けられなかっ
た。
【0003】他方、近年安全性のより一層の向上を計る
ため全閉構造にする要望が強いが全閉構造にすると、冷
却が難しく温度上昇が高くなるため、大形化せざるをえ
なくなるためコスト高となることが避けられない問題が
あり、こうした問題の解決が望まれていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来技術の問
題点を取り除き、信頼性が高く小形で安価な小形インダ
クションモータを提供しょうとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】外周の四面にカット面を
持つステータコアの送り方向と直角方向に位置する1面
を、他の3面のコア中心からの距離より外方に突出した
形状にして、突出した1面が互いに内側になるように配
置して2列抜きにより打ち抜くとともに、コア材の幅寸
法の1/2よりステータコアの送り方向と直角方向寸法
を大きく形成し、さらにステータコアを90度ずつ回転
方向にずらせながら積層して、カット部において4枚毎
に突出したカット面が形成される。
【0006】
【作用】上記した構成にすることにより磁路が最も狭く
なる四面のカット部の磁路が拡大かつ平均化されるた
め、鉄心の使用量を増すことなく多くの磁束を通すこと
が出来るようになり、出力の増大および高効率化を計る
ことができるだけでなくカット部にフインが形成される
ことにより放熱面積が大幅に増加するため温度上昇が低
く抑えられ、さらに小形化および高出力化を図ることが
出来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図を用いて
説明する。
【0008】図1は本発明になる小形電動機の断面図で
ある。図において、1はステータで本発明の特徴である
ステータ鉄芯2にステータ巻線3が施こされ、エンドブ
ラケット7,8に支持されたボールベアリング5,6に
より回転自在に支承されたロータ4に回転磁界を与えて
トルクを発生させている。9はエンドブラケット締め付
けねじである。ステータ鉄芯2は図4に示すように本発
明の特徴である図2示すステータコア10を90度ずつ
回転させながら積層されている。ステータコア10は内
側に複数のスロット11を有するとともに、円形の外周
部12とこれより小さくほぼ同一の半径距離を持つ三ケ
のカット面13とこれらより大きな半径距離を有したカ
ット面14またはカット部を持たない外形形状を有し、
かつ大きな半径距離を有したカット面14またはカット
部を持たない部分がコア材のロール方向に対して直角方
向に位置するように配置されている。次にステータコア
10は図3に示すように大きな半径距離を有したカット
面14またはカット部を持たない部分を互いに内側にな
るように配置して幅Bのコア材から二列抜きによって打
ち抜かれるが、この時、本来のコア幅B/2に対して寸
法Cの部分が従来抜きカスとして捨てられていた材料の
中からステータコア10に取り込まれている。インダク
ションモータのステータコアの外形形状は従来技術の項
で述べたように、一般に四面がカットされその為に種々
の問題があったがこの様な形状を有したステータコアを
90度ずつ回転させて積層することにより、図4に示す
ように磁路の最も狭いカット部で4枚毎にカット部14
が来るので磁路が拡大されるため、鉄心の使用量を増や
さずにより多くの磁束を通すことが出来るようになり高
出力,高効率化が図られ、継鉄部でカット部とその他の
部分の磁路の差が少なくなり磁路のバランスが図られ従
来技術の項で説明した問題点の解決が図られるだけでな
く、騒音および振動を小さくすることができる。さらに
図4のA−B断面を示す図5に示すようにカット部は4
枚毎にカット部14が外周に突出して冷却フインが形成
されるので、冷却面積が大幅に増加し温度上昇が低く押
さえることができる。これによって、さらに小形化およ
び低コスト化を図ることができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、従来捨てられていたコ
ア材の一部を利用して磁路の最も狭い部分の磁路を拡大
することが出来るだけでなく、冷却フインを形成するこ
とが出来るので冷却効果が大きく向上させることがで
き、これによって大幅に小形化とコスト低減を図ること
ができ、相手機械の小型化を図ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る小形電動機の断面図。
【図2】本発明のコアの平面図。
【図3】本発明のコアの打ち抜き説明図。
【図4】本発明の鉄心の平面図。
【図5】図4のA−B断面図。
【符号の説明】
2…ステータ鉄心、10…ステータコア、11…スロッ
ト、12…円形外周部、13,14…カット部、15…
フイン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側に複数のスロットを有したステータコ
    アにおいて、円形の外周部とこれより小さくお互いにほ
    ぼ同一の半径距離を持つ3ケ所のカット部と、これらよ
    り大きな半径距離を有したカット部またはカット部を持
    たない形状を前記ステータコアの材料のロール方向と直
    角方向に位置する外形形状にし、前記ステータコアを9
    0度ずつ回転方向にずらせながら積層して、前記カット
    部で4枚毎に突出したフインをもつステータ鉄心を有し
    たことを特徴とする小形インダクションモータ。
  2. 【請求項2】内側に複数のスロットを有したステータコ
    アにおいて、円形の外周部とこれより小さくお互いにほ
    ぼ同一の半径距離を持つ3ケ所のカット部と、これらよ
    り大きな半径距離を有したカット部またはカット部を持
    たない形状を前記ステータコアの材料のロール方向と直
    角方向に位置する外形形状にし、大きな半径距離を有し
    たカット部またはカット部を持たない部分をお互いに内
    側になるように並べて、二列抜きで打ち抜き前記ステー
    タコアを90度ずつ回転方向にずらせながら積層して、
    前記カット部で4枚毎に突出したフインをもつステータ
    鉄心を有したことを特徴とする小形インダクションモー
    タ。
JP13316295A 1995-05-31 1995-05-31 小形インダクションモータ Pending JPH08331780A (ja)

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