JPH08331696A - マイクロホン感度自動調整装置 - Google Patents

マイクロホン感度自動調整装置

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JPH08331696A
JPH08331696A JP15862895A JP15862895A JPH08331696A JP H08331696 A JPH08331696 A JP H08331696A JP 15862895 A JP15862895 A JP 15862895A JP 15862895 A JP15862895 A JP 15862895A JP H08331696 A JPH08331696 A JP H08331696A
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microphone
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sensitivity
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Masanori Kimura
雅典 木村
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 製造ライン上で自動的にマイクロホンの感
度のばらつきを容易かつ正確に補正可能であり、かつA
GC回路の初期値を各マイクロホンと合わすことがで
き、デジタル記録装置の自動利得制御回路のループと組
み合わせ易いマイクロホン感度自動調整装置を提供する
こと。 【構 成】 通常の使用状態モード時におけるマイクロ
ホン1の出力信号のレベルを可変できるレベル調整手段
3と、このレベル調整手段3のアナログ出力信号をデジ
タル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段4と、
前記レベル調整手段3と前記アナログ−デジタル変換手
段4とともに自動利得制御回路8を構成し、前記アナロ
グ−デジタル変換手段4の出力信号と基準信号との偏差
に応じて前記レベル調整手段3に対し前記マイクロホン
1の出力信号レベルの調整を行うマイクロコンピュータ
とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、カム・コーダ
等に搭載されているマイクロホン(以下、マイクと略称
する)の感度のばらつきを製造ライン上で自動的に調整
できるようにして、このばらつきによる複数セット間の
感度差や1台のセットにおける左右のマイクの感度差を
解消できるようにしたマイクロホン感度自動調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カム・コーダや携帯用のオーデオ機器な
どには、小型のマイクを組み込んだマイクカプセルを搭
載していることが多い。このようなマイクカプセルは、
それ自体で±数dB程度の感度差があり、このマイクカ
プセルを接続した回路系のゲインのばらつきもそれに加
わることにより、カム・コーダなどにこのようなマイク
カプセルを組み込むと,前記の±数dBよりもさらに大
きな感度差を生じることになる。したがって、現在の例
えば、カム・コーダなどの製造ラインでは、あらかじめ
感度を選別したマイクを使用して、そのマイク感度に応
じてマイク増幅器のゲインを変えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなマイク感度
に応じてマイク増幅器のゲインを変える方法では、マイ
ク増幅器を実装するプリント配線基板上のランドを半田
でショートさせたり、あるいはプリント配線基板を固定
するビスでショートさせたりしている。しかし、この作
業は、必ず人の手によって行われるものであり、このた
め、2〜3通り程度のゲイン配分しか設定できず、感度
補正の正確性にやや欠ける嫌いがある。
【0004】本発明は、前記事情に鑑みなされたもので
あって、本発明の目的は、製造ライン上で自動的にマイ
クの感度のばらつきを容易かつ正確に補正可能であり、
かつ自動利得制御回路のループの中の初期値を各マイク
ごとに合わすことができ、デジタル記録装置の自動利得
制御回路のループと組み合わせ易いマクロホン感度自動
調整装置を提供することにある。
【0005】また、本発明の目的は、感度特性に差のあ
るマイクロホンを通常の使用状態モード時での使用に先
立ち、個々のマイクロホンの感度差を事前に調整するこ
とができ、感度特性に差のあるマイクロホンでも同一感
度特性のマイクロホンとして扱うことができるマイクロ
ホン感度自動調整装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、通常の使用状態モード時におけるマイクロ
ホンの出力信号のレベルを可変できるレベル調整手段
と、前記レベル調整手段のアナログ出力信号をデジタル
信号に変換するアナログ−デジタル変換手段と、前記レ
ベル調整手段と前記アナログ−デジタル変換手段ととも
に自動利得制御回路を構成し、前記アナログーデジタル
変換手段の出力信号と基準信号との偏差に応じて前記レ
ベル調整手段に対し前記マイクロホンの出力信号レベル
の調整制御を行うマイクロコンピュータとを備えてなる
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、一定レベルの音波を発生
する調整用基準音源と、感度特性のばらつきの調整時に
前記調整用基準音源の前記一定レベルの音波を受波する
マイクロホンの出力信号のレベルを可変できるレベル調
整手段と、前記レベル調整手段のアナログ出力信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段と、
前記レベル調整手段と前記アナログ−デジタル変換手段
とともに自動利得制御回路を構成し、前記アナログーデ
ジタル変換手段の出力信号と基準信号との偏差に応じて
前記レベル調整手段に対し前記マイクロホンの出力信号
レベルの調整制御を行うマイクロコンピュータとを備え
てなることを特徴とする。
【0008】さらに、本発明は、前記レベル調整手段
が、前記マイクロコンピュータからの制御電圧をデジタ
ル−アナログ変換手段で変換されたアナログ信号により
変化させて利得を可変して前記マイクロホンの出力信号
のレベルを可変する電圧制御増幅器であることを特徴と
する.
【0009】加えて、本発明は、前記レベル調整手段
が、前記マイクロコンピュータからの制御信号により減
衰量を可変して前記マイクロホンの出力信号のレベルを
可変するアッテネータであることを特徴とする。
【0010】また、本発明は、前記基準信号および前記
アナログーデジタル変換手段の出力信号が、メモリに記
憶されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明においては、自動利得制御回路のレベル
調整手段に入力されるマイクロホンからの出力信号レベ
ルに応じて所定のレベルにレベル調整を行った後に、ア
ナログーデジタル変換手段によりデジタル信号に変換
し、このデジタル信号と基準信号とをマクロコンピュー
タにより比較し、両者間の偏差に応じてマクロコンピュ
ータはレベル調整手段に対してマイクロホンの出力信号
のレベル調整を行わせる。
【0012】したがって、製造ラインで自動的にマイク
ロホンの感度のばらつきを容易かつ正確に補正可能であ
り、自動利得制御回路のループ中の初期値を各マイクロ
ホンごとに合わすことができ、デジタル記録装置の自動
利得制御回路のループと組み合わせやすくなる。
【0013】また、本発明においては、調整用基準音源
から一定レベルの音圧をマイクロホンが受波し、自動利
得制御回路のレベル調整手段に入力されるマイクロホン
からの出力信号レベルに応じて所定のレベルにレベル調
整を行った後に、アナログーデジタル変換手段によりデ
ジタル信号に変換し、このデジタル信号と基準信号とを
マイクロコンピュータにより比較し、両者間の偏差に応
じてマイクロコンピュータはレベル調整手段に対してマ
イクロホンの出力信号のレベル調整を行わせ、マイクロ
ホンの感度特性に差があってもアナログ−デジタル変換
手段の出力レベルをマイクロホンの感度特性に影響され
ないようになる。
【0014】したがって、感度特性に差のあるマイクロ
ホンを通常の使用状態モード時での使用に先立ち、個々
のマイクロホンの感度差を事前に調整することができ、
感度特性に差のあるマイクロホンでも同一感度特性のマ
イクロホンとして扱うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は、本実施例のマイクロホン感度自動調整装
置の構成を示すブロック図である。この図1の実施例
は、自動利得制御回路(以下、AGC回路という)内の
レベル調整手段として、電圧制御増幅器(以下、VCA
という)を使用した場合を示している。
【0016】図1における1は、マイクロホン(以下、
マイクと略称する)であり、このマイク1は例えば、カ
ム・コーダに搭載されるものであり、通常、各マイクご
とに感度がばらついている。このばらつきを本実施例で
は、例えば、カム・コーダへのマイク組み込み製造ライ
ン中に自動的に調整することができるようにしたもので
ある。マイク1から出力される微小信号がゲイン固定ア
ンプ2に入力されるようになっており、このゲイン固定
アンプ2で一旦マイク1から出力される微小信号が増幅
されるようにしている。ゲイン固定アンプ2の出力信号
は、VCA3に入力されるようになっており、VCA3
は,制御電圧でゲインを変化できる増幅器である。
【0017】VCA3の出力信号は、アナログ信号記録
回路(図示せず)に送出されるようになっている。アナ
ログ信号記録回路が8ミリビデオ・カメラなどのアナロ
グ記録回路などの場合には、VCA3の出力信号はその
まま変調回路に送られるようになっている。また、アナ
ログ信号記録回路に代えて、デジタル信号記録回路が使
用されている場合には、VCA3の出力信号は一旦アナ
ログ−デジタル変換手段4(以下、A/D変換回路とい
う)でデジタル信号に変換してデジタル信号記録処理回
路(図示せず)に送出した後にデジタル信号記録回路で
記録するようになっている。
【0018】また、A/D変換器4の出力信号は、同時
にマイクロコンピュータ(以下、マイコンと略称する)
5にも入力されるようになっている。マイコン5はA/
D変換器4の出力信号とメモリ7に記憶されている記憶
内容とを比較して、その偏差値に応じた出力信号をデジ
ル−アナログ変換手段6(以下、D/A変換器という)
に出力するようになっている。メモリ7は、不揮発性の
メモリが使用されており、このメモリ7には、AGCポ
イント7a、D/A制御データ7b、基準値7c、切り
換えフラグ7dが格納されている。
【0019】AGCポイント7aは、本発明のマイクロ
ホン感度自動調整装置9の通常モード時の後述するAG
C回路の一定の出力レベルを表わすものであり、マイク
ロホン感度自動調整装置9の通常モード時にメモリ7か
らマイコン5に出力されるようになっている。また、D
/A制御データ7bは、マイクロホン感度自動調整装置
9の通常モード時にマイコン5に出力してD/A変換器
6を制御するためのデータである。さらに、基準値7c
は、マイクロホン感度自動調整装置のモード時にメモリ
7から出力してマイコン5にマイク1の感度レベルの基
準値としてマイコン5に加えられるものである。切り換
えフラグ7dは、マイクロホン感度自動調整装置9を通
常モード時と調整モード時とを切り換える場合に、メモ
リ7からマイコン5にビット「1」の信号が出力される
ようになっている。
【0020】なお、このマイクロホン感度自動調整装置
9を通常モード時と調整モード時とを切り換える場合
に、後述するように、メモリ7らのフラグを立てる場合
とは限らず、スイッチの切り換えにより、マイコン5に
高レベルまたは低レベルを入力することにより、切り換
えることもできるようになっている。さらに、この切り
換えは、これも後に詳述するように、LANC(ローカ
ル・エリア・ネットワーク制御)コマンダからマイコン
5内のRAM(図1では、図示せず)にアドレス・フラ
グを立てることにより、前記通常モード時と調整モード
時とを切り換えることもできるようになっている。
【0021】さて、上記マイコン5の出力は、D/A変
換器6に出力すると、D/A変換器6は、マイコン5の
出力データをアナログ信号に変換した後にVCA3のコ
ントロール電圧を変化させ、これによってVCA3はゲ
インを可変させて、マイク1の感度のばらつきを調整可
能になっている。かくして、VCA3、A/D変換器
4、マイコン5、D/A変換器6とによりAGC回路8
を構成しており、このAGC回路8と、メモリ7と、マ
イク1と、ゲイン固定アンプ2とにより、マイクロホン
感度自動調整装置9が構成されている。このマイクロホ
ン感度自動調整装置9がカム・コーダなどに搭載される
ものである。
【0022】図2は、このマイクロホン感度自動調整装
置9の調整モード時の動作を説明するための構成説明図
である。この図2における符号1〜8で示す部分は、図
1で示したマイクロホン感度自動調整装置9であり、構
成の説明に際して、図1と同一部分には同一符号を付し
て、その構成の重複説明を避ける。
【0023】図2の10は、調整用基準音源であり、こ
の調整用基準音源10には、信号発生回路11が設けら
れている。信号発生回路11の出力信号は、アンプ12
で増幅された後にスピーカ13に印加するようになって
いる。スピーカ11の前面に前記マイクロホン感度自動
調整装置9のマイク1を対向させて配置するようにして
いる。このようにすることにより、調整用基準音源10
の信号発生回路11からの出力信号は、アンプ12で増
幅された後に、スピーカ13を駆動する。これにより、
スピーカ13から一定音圧レベルの音波を発生し、この
音声はマイクロホン感度自動調整装置9のマイク1で受
波されるようにしている。
【0024】次に、本発明のマイクロホン感度自動調整
装置の動作について説明する。まず、マイクロホン感度
自動調整装置9による調整モード時の動作から説明す
る。調整モード時には、図2に示すように、調整用基準
音源10のスピーカ13をマイクロホン感度自動調整装
置9のマイク1と対向させ、調整用基準音源10の信号
発生回路11の出力信号をアンプ12で増幅した後にス
ピーカ13を駆動し、スピーカ13から一定音圧の音波
が発生する。この音波はマイクロホン感度自動調整装置
9のマイク1で受波され、電気信号に変換され、ゲイン
固定アンプ2で一旦増幅した後にVCA3に入力され
る。VCA3の出力信号はA/D変換器4でデジタル信
号に変換される。
【0025】この状態で図3のフローチャートに示す調
整モード時の処理が実行される。図3のフローチャート
において、調整モード時の処理がスタートし、ステップ
S1でマイコン5はメモリ7から基準値7cを読み出
す。この基準値7cは、マイク1、ゲイン固定アンプ
2、VCA3などに誤差や、ばらつきがないと仮定した
場合、ある一定音レベルをマイクロホン感度自動調節装
置9に加えたときのA/D変換器4の理論的出力値であ
る。
【0026】マイコン5は、メモリ7から読み出した基
準値7cとA/D変換器4の出力値とをステップS2で
比較する。この比較の結果、 (a).基準値7c>A/D変換器4の出力値、 (b).基準値7c<A/D変換器4の出力値、 (c).基準値7c=A/D変換器4の出力値、 の3通りの場合が想定される。この比較の結果、(a)
の基準値7c>A/D変換器4の出力値の場合には、ス
テップS2からステップS3に処理が移行し、マイコン
5からVCA3のゲインが上がるような出力をD/A変
換器6に供給する。D/A変換器6は、このマイコン5
からの出力信号を入力して、そのデジタル信号をアナロ
グ信号に変換し、このアナログ信号をコントロール電圧
としてVCA3に印加することにより、VCA3のゲイ
ンを上昇するように制御する。
【0027】これにより、調整用基準音源10のスピー
カ13からの一定音圧の音波を受波することで得られた
マイク1からの出力信号は、ゲイン固定アンプ2を経て
VCA3でゲインが上昇するようにコントロールされた
後、VCA3の出力端から出力されて、A/D変換器4
に入力される。このA/D変換器4の出力信号は前記ス
テップS1でメモリ7からの基準値7cと比較したのと
同様にして、ステップS1で再度A/D変換器4の出力
信号と基準値7cとをマイコン5で比較する。この比較
の結果から、前記(b)の基準値7c<A/D変換器4
の出力値であるとマイコン5が判断すると、ステップS
2からステップS4に処理を移し、このステップS4に
おいて、マイコン5は、VCA3のゲインが下がるよう
な出力をD/A変換器6に出力する。
【0028】D/A変換器6は、このマイコン5からの
出力信号を入力して、そのデジタル信号からアナログ信
号に変換し、このアナログ信号をコントロール電圧とし
てVCA3に印加することにより、VCA3のゲインを
前記ステップS3での処理とは逆にVCA3のゲインが
下降するように制御する。これにより、調整用基準音源
10のスピーカ13からの一定音圧の音波を受波するこ
とにより得られたマイク1からの出力信号は、ゲイン固
定アンプ2を経てVCA3でゲインが下降するようにコ
ントロールされた後、VCA3の出力端から出力され
て、A/D変換器4に入力される。
【0029】このA/D変換器4の出力信号は前記ステ
ップS2でメモリ7からの基準値7cと比較したのと同
様にして、ステップS1で再度A/D変換器4の出力信
号と基準値7cとをマイコン5で比較する。この比較の
結果、前記(c)の基準値7c=A/D変換器4の出力
値であるとマイコン5が判断すると、ステップS2から
ステップS5に処理を移行させ、このステップS5でマ
イコン5はこの時のA/D変換器4の出力信号をメモリ
7に記憶する。
【0030】このメモリ7に記憶するA/D変換器4の
出力信号のデータは、カム・コーダに搭載されるマクロ
ホン感度時度調整装置9を通常の使用状態モーの場合に
おけるマイク1の感度の基準値7cとなるものであり、
A/D変換器4の出力信号があらかじめ設定してある一
定値になるようにVCA3をコントロールしたときのコ
ントロール・データである。すなわち、VCA3のゲイ
ンを決めるためのアナログ電圧をD/A変換器6が発生
するが、その電圧に対応するタデジタル・データであ
る。上記のようにして、マイコン5がメモリ7にA/D
変換器4のデジタル出力信号を記憶すると、一連の調整
モードの処理工程が終了する。
【0031】次に、マイクロホン感度自動調整装置9の
通常の使用状態モード時の動作について図4のフローチ
ャートに沿って説明する。このマイクロホン感度自動調
整装置9の通常の使用状態モード時は、マイクロホン感
度自動調整装置9がカム・コーダなどに搭載された状態
でマイク1の感度差がある場合に、この感度差を自動的
に補正する場合などに該当するものである。この図4の
フローチャートにおいて、まず電源がオンとなり、ステ
ップS6でマイコン5が前記調整モード時にメモリ7に
記憶したA/D変換器4の出力信号、つまりマイク1の
感度の基準値7cをメモリ7から読み出す。
【0032】マイコン5 によりメモリ7から読み出した
マイク1の基準値7cは、マイコン5からステップS7
でD/A変換器6に転送され、D/A変換器6でデジタ
ル信号をアナログ信号に変換される。このアナログ信号
は、VCA3の基準ゲインを設定するためのコントロー
ル電圧であり、このアナログ信号をVCAに印加するこ
とにより、VCA3のゲインが設定される。VCA3の
ゲインが設定された状態で、マイク1で音波を受波する
と、その受波した音波の強度に応じたマイク1の出力信
号がゲイン固定アンプ2を経てVCA3に入力され、V
CA3で増幅されて、図示しない変調回路などを経てデ
ジタル信号記録回路に記録されると同時に、A/D変換
器4に入力される。
【0033】A/D変換器4に入力されたVCA3の出
力信号は、そこでデジタル信号に変換され、このデジタ
ル信号は、図示しないデジタル信号記録回路などに記録
されると同時に、マイコン5に入力され、マイコン5に
おいてステップS8で監視され、ステップS9でA/D
変換器4の出力信号をマイコン5によりメモリ7に記憶
されているAGCポイント7aのデータと比較する。A
GCポイント7aのデータは、AGC動作を開始する信
号レベルを表わすものであり、A/D変換器4の出力信
号のレベルがAGCポイント7aのデータのレベル以下
の場合(A/D変換器4の出力信号のレベル<AGCポ
イント7aのデータのレベル)には、ステップS9から
ステップS8に戻り、A/D変換器4の出力信号のレベ
ルとAGCポイント7aのデータのレベルとが等しくな
るまで、ステップS8とステップS9との処理を繰り返
し実行する。
【0034】また、ステップS9でのマイコン5による
判定の結果がA/D変換器4の出力信号のレベルがAG
Cポイント7aのデータのレベル以上の場合(A/D変
換器4の出力信号のレベル>AGCポイント7aのデー
タのレベル)には、ステップS9からステップS10の
AGCルーチン(AGCルーチンの処理手順について
は、図5で後に詳細に述べる)に移行してステップS1
0からステップS8に戻り、再びステップS8からステ
ップS10の処理をA/D変換器4の出力信号のレベル
とAGCポイント7aのデータのレベルとが等しくなる
まで、繰り返し実行する。
【0035】つまり、ステップS8からS9の処理は、
AGCポイント7aの以上のA/D変換器4の出力信号
のレベルの場合には、マイコン5によりVCA3のゲイ
ンを減少させてAGC動作させ、また、ステップS8か
らステップS10の処理では、A/D変換器4の出力信
号のレベルに応じて、マイコン5からD/A変換器6へ
出力されるデータを変えてAGC動作させる。ただし、
この場合には、メモリ7に記憶されているデータは変え
ないものとする。
【0036】次に、図5のフローチャートを参照して前
記AGCルーチンの処理手順について詳述する。まず電
源がオンされて、図5の処理ルーチンの実行が開始さ
れ、ステップS11において、マイコン5がメモリ7に
記憶されているD/A制御データ7bを読み出し、ステ
ップS12で係数K=1とする。係数Kは、「1」より
大きく、「0」より小さい値であり、「0」から「1」
の間で変化する数である。すなわち、0≦K≦1であ
る。この制御データ7bは、前記図3の調整モード時の
フローチャートのステップS5でメモリ7の記憶された
データと同じデータである。この図5の電源オンからス
テップS12までの処理は、初期化処理であり、VCA
3のゲインを初期値に設定する。
【0037】次に、ステップS13に移行し、マイコン
5は、前記係数KによりVCA3のゲインを可変させる
が、このVCA3のゲインが現状のK倍になるようにメ
モリ7から読み出したD/A制御データ7bの値を変更
してD/A変換器6に出力する。D/A変換器6は、マ
イコン5からのこの出力データを入力して。アナログ信
号に変換し、このアナログ信号によりVCA3のゲイン
(GdB)をKGdB,すなわち、0〜GdBまで変化
する。
【0038】この状態で、ステップS14で電源スイッ
チがオフになっていれば、ステップS15に進み、電源
がオフされて一連の処理が終了する。また、ステップS
14において、電源スイッチがオフされていなければ、
ステップS16に進み、このステップS16において、
マイコン5は調整モードに切り換えるか否かの判断を行
い、調整モードに切り換える場合には、ステップS17
に進み、前記図3で述べた一連の調整モードの処理を実
行する。
【0039】また、ステップS16において、調整モー
ドに切り換えない場合には、ステップS16からステッ
プS18に移行して、マイコン5は前記係数KがK=1
か否かの判定を行い、その判定の結果、K=1であれ
ば、VCA3のゲインはGdBである。この係数K=1
の場合には、ステップS19に進み、係数Kが1である
場合のVCA3のゲイン制御を行ったときに対応するA
/D変換器4の出力がAGCポイントより大きいか否か
の判定を行う。
【0040】この判定の結果、A/D変換器4の出力値
がAGCポイントよりも小さい場合には、マイク1の感
度が低い場合であり、図6に示す領域100でのVCA
3のゲインの制御を行う場合に該当する。図6は、横軸
にVCA3の入力を取り、縦軸にVCA3の出力を取っ
て示す特性図であり、前記領域100では、VCA3の
ゲインをGdBとしてA/D変換器4の出力レベルが上
がるようにするためにステップS19からステップS1
3に戻り、再びステップ13からステップS19までの
処理を実行する。これとは逆に、ステップ19におい
て、A/D変換器5の出力値がAGCポイントよりも大
きいとマイコン5が判断した場合には、マイク1の感度
が高い場合であり、ステップS19からステップS20
に処理を進める。ステップS20では、マイコン5は、
前記係数Kの値を1/A倍(A≧1)にしてD/A変換
器6に出力し、D/A変換器6はマイコン5の出力信号
をアナログ信号に変換して、VCA3にゲインを低下す
るコントロール電圧を印加し、VCA3のゲインを低下
させる。
【0041】一方、前記ステップS18において、マイ
コン5が係数K=1でないと判断した場合には、ステッ
プS18からステップS21に処理を進め、ステップS
21において、マイコン5は、A/D変換器4の出力信
号がAGCポイントよりも大きいか否かの判断を行う。
この判断の結果、AGCポイントよりも大きいと判断し
た場合には、前記ステップS19に進み、前記ステップ
S19で述べたのと同様の処理を行って、ステップS1
3の処理に戻る。また、ステップS21において、マイ
コン5は、A/D変換器4の出力信号がAGCポイント
よりも小さいと判断した場合には、マイク1の感度が低
い場合であり、前記図6における領域200の場合に該
当し、係数KがK<1でVCVA3のゲインはGdBよ
り小さく、ステップS22に処理を移行させる。
【0042】このステップS22では、マイコン5は、
前記係数Kの値を1/B倍(B≧1)にしてD/A変換
器6に出力し、D/A変換器6はマイコン5の出力信号
をアナログ信号に変換して、VCA3にゲインを上げる
コントロール電圧を印加し、VCA3のゲインを上昇さ
せる。ただし、この場合、K>1となるときには、K=
1とする。ステップS22の処理が終了すると、ステッ
プS22からステップS13に戻り、再びステップS1
3以降の処理を繰り返すことになる。
【0043】このように、マイク1の感度が異なって
も、VCA3のゲインの制御により、A/D変換器4の
出力信号が一定になるように制御される。図7は、この
状態を説明するために示したであり、実線aと破線bで
示すように、マイク感度の異なる二つのマイク1を個別
に用いた場合のVCA3によるゲイン制御を行った場合
の特性を示すものであり、縦軸にゲイン固定アンプ2の
出力レベルを取って示している。ゲイン固定アンプ2の
ゲインを仮にAdBとすると、ゲイン固定アンプ2を通
過したマイク1の実線aと破線bのいずれの場合の出力
信号もAdB倍に増幅されて、VCA3に送出される。
【0044】VCA3に入力されたゲイン固定アンプ2
の出力は、そこで増幅されるが、マイク1が実線aと破
線bのいずれの感度特性の場合でも、VCA3の出力、
ひいては、A/D変換器4の出力信号が一定値となるよ
うにマイコン5によりD/A変換器6を介してVCA3
のゲインを制御することにより、図7に示すごとく、破
線bの感度特性を有するマイク1の感度が、実線aの感
度特性を有するマイク1の感度よりもBdB高かった場
合には、VCA3のゲインは破線bの感度特性の方が実
線aの感度特性よりもBdB低くなるように、全体とし
てAGC回路8の出力レベルは一定となる。
【0045】次に、前記の図3で述べた調整モード時と
図4で述べた通常の使用状態モード時とを切り換える場
合の手順について図8のフローチャートに沿って説明す
る。調整モード時と通常の使用状態モード時との相違点
は、マイコン5のソフトウエアだけで対応できる。した
がって、例えば、調整モード時のプログラムをサブルー
チン化しておいて、所定の条件を満たしたときだけ、そ
のサブルーチンを実行するようにしておく。この場合、
例えば、図1の実施例のように、メモリ7内に格納して
おいた「切り換えフラグ7d」を立てる。図8の説明で
は、切り換えフラグ7dを立てる場合で説明を進めるこ
とにする。
【0046】図8のフローチャートにおいて、まず電源
がオンされ、ステップS23でマイコン5がメモリ7に
記憶されているD/A変換器6へのデータ、すなわち、
D/A制御データ7bを読み取り、その読み取ったデー
タをステップS24でD/A変換器6に出力し、D/A
変換器6はこのD/A制御データ7bをアナログ信号に
変換して、VCA3の制御電圧とし、VCA3に印加す
ることにより、VCA3のゲインを設定する。
【0047】VCA3のゲインを設定することにより、
マイク1の出力信号がゲイン固定アンプ2を経てVCA
3でその設定されたゲインに応じて増幅され、A/D変
換器4でデジタル信号に変換される。このデジタル信号
は、ステップS25でマイコン5により監視される状態
となっている。この監視状態において、マイコン5は監
視の結果から、調整モード時に切り換えるか否かの判断
を行う(ステップS26)。この判断は、メモリ7に記
憶されている切り換えフラグ7dが立っているか、すな
わち、ビット「1」がマイコン5にに入力されるか、否
かによりマイコン5が判断する。この判断の結果、調整
モードに切り変える場合には、ステップS27の調整モ
ード時のサブルーチンの処理に移行する。この調整モー
ド時のサブルーチンの処理は、すでに図3で述べた処理
手順を踏むことになる。
【0048】また、ステップS26において、調整モー
ドを選択しない場合には、ステップS26からステップ
S28に処理を進め、ステップS28において、マイコ
ン5はA/D変換器4の出力信号とメモリ7に記憶され
ているAGCポイント7aのデータとを比較する。この
比較の結果、A/D変換器4の出力信号がAGCポイン
ト7aのデータより小さい場合には、ステップS28か
らステップS25の処理に戻り、再度ステップS25か
らステップS28までの処理を実行する。
【0049】ステップS28での判断の結果がA/D変
換器4の出力信号がAGCポイント7aのデータより大
きい場合には、ステップS28からステップS29に移
行してAGCルーチンを実行する。AGCルーチンの処
理については、すでに図5のフローチャートにより説明
した通りであり、AGCルーチンの処理が実行される
と、ステップS29から再度ステップS25に処理を戻
す。
【0050】なお、図8のステップS26での調整モー
ドへの移行時の判断は、マイコン5がメモリ7の切り換
えフラグ7dが立っているか否かにより判断する場合に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、例えば、図9に示すように、マイコン5の所定の
入力ポートが「H」レベルになるか、「L」レベルにな
るかにより、調整モードにするか、あるいは通常の使用
状態モードに切り換えるかを判断するようにしてもよ
い。この場合には、図9に示すように、抵抗R1とスイ
ッチS1とを電源とアース間に直列に接続し、抵抗R1
とスイッチS1との接続点にマイコン5の所定の入力端
子を接続して、スイッチS1がオンのときにマイコン5
の所定の入力端子を「L」レベルにして、通常の使用状
態モードに切り換えるようにする。逆に、スイッチS1
がオフのときには、マイコン5の所定の入力端が「H」
レベルになり、調整モード時を選択するようにしてもよ
い。
【0051】さらに、図10に示すように、マイコン5
にLANCコマンダ14を接続し、このLANCコマン
ダ14からマイコン5内のRAM5a内の特定のアドレ
スにフラグを立てることにより、調整モードに切り換わ
るようにしてもよい。
【0052】また、前記図1の実施例では、レベル調整
手段として、VCA3を使用する場合について例示した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、VCA3
に代えてアッテネータ15を使用するようにしてもよ
い。アッテネータ15を使用した場合には、、マイコン
5がA/D変換器4の出力信号とメモリ7に記憶されて
いる基準値とを比較して、その偏差値に応じてマイコン
5はD/A制御データをアッテネータ15に出力してア
ッテネータ15の減衰量を制御し、ゲイン固定アンプ2
で増幅されたマイク1の出力信号のレベル制御を行うよ
うにしいる。
【0053】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、通常の使用状態モード時におけるマイクロホンの出
力信号のレベルを可変できるレベル調整手段と、前記レ
ベル調整手段のアナログ出力信号をデジタル信号に変換
するアナログ−デジタル変換手段と、前記レベル調整手
段と前記アナログ−デジタル変換手段とともに自動利得
制御回路を構成し、前記アナログーデジタル変換手段の
出力信号と基準信号との偏差に応じて前記レベル調整手
段に対し前記マイクロホンの出力信号レベルの調整制御
を行うマイクロコンピュータとを備えてなるようにした
ので、製造ライン上で自動的にマイクの感度のばらつき
を容易かつ正確に補正可能であり、かつ自動利得制御回
路のループの中の初期値を各マイクごとに合わすことが
でき、デジタル記録装置の自動利得制御回路のループと
組み合わせ易くなる。
【0054】また、本発明は、一定レベルの音波を発生
する調整用基準音源と、感度特性のばらつきの調整時に
前記調整用基準音源の前記一定レベルの音波を受波する
マイクロホンの出力信号のレベルを可変できるレベル調
整手段と、前記レベル調整手段のアナログ出力信号をデ
ジタル信号に変換するアナログ−デジタル変換手段と、
前記レベル調整手段と前記アナログ−デジタル変換手段
とともに自動利得制御回路を構成し、前記アナログーデ
ジタル変換手段の出力信号と基準信号との偏差に応じて
前記レベル調整手段に対し前記マイクロホンの出力信号
レベルの調整制御を行うマイクロコンピュータとを備え
てなるようにしたので、感度特性に差のあるマイクロホ
ンを通常の使用状態モード時での使用に先立ち、個々の
マイクロホンの感度差を事前に調整することができ、感
度特性に差のあるマイクロホンでも同一感度特性のマイ
クロホンとして扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロホン感度自動調整装置の一実
施例の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のマイクロホン感度自動調整装置をマイ
クロホンの調整モード時に適用する場合のブロック図で
ある。
【図3】図2のマイクロホン感度自動調整装置をマイク
ロホンの調整モード時に適用する場合の調整モード時の
処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のマイクロホン感度自動調整装置の通常
の使用状態時の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明のマイクロホン感度自動調整装置のAG
Cルーチンの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明のマイクロホン感度自動調整装置のAG
Cルーチンの処理時におけるVCAを動作説明図であ
る。
【図7】本発明のマイクロホン感度自動調整装置におけ
るマイクの感度差を吸収する状態の説明図である。
【図8】本発明のマイクロホン感度自動調整装置を調整
時モードと通常の使用時モードとを切り換える場合の処
理手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明のマイクロホン感度自動調整装置を調整
時モードと通常の使用時モードとを切り換える場合に適
用する切り換え手段の実施例の回路図である。
【図10】本発明のマイクロホン感度自動調整装置を調
整時モードと通常の使用時モードとを切り換える場合に
適用する切り換え手段の他の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】本発明のマイクロホン感度自動調整装置の他
の実施例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 マイク 2 ゲイン固定アンプ 3 VCA 4 A/D変換器 5 マイコン 6 D/A変換器 7 メモリ 7a AGCポイント 7b D/A制御データ 7c 基準値 7d 切り換えフラグ 8 AGC回路 9 マイクロホン感度自動調整装置 10 調整用基準音源 11 信号発生回路 12 アンプ 13 スピーカ 14 LANCコマンダ 15 アッテネータ R1 抵抗 S1 スイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の使用状態モード時におけるマイク
    ロホンの出力信号のレベルを可変できるレベル調整手段
    と、 前記レベル調整手段のアナログ出力信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 前記レベル調整手段と前記アナログ−デジタル変換手段
    とともに自動利得制御回路を構成し、前記アナログーデ
    ジタル変換手段の出力信号と基準信号との偏差に応じて
    前記レベル調整手段に対し前記マイクロホンの出力信号
    レベルの調整制御を行うマイクロコンピュータと、 を備えてなるマイクロホン感度自動調整装置。
  2. 【請求項2】 一定レベルの音波を発生する調整用基準
    音源と、 感度特性のばらつきの調整時に前記調整用基準音源の前
    記一定レベルの音波を受波するマイクロホンの出力信号
    のレベルを可変できるレベル調整手段と、 前記レベル調整手段のアナログ出力信号をデジタル信号
    に変換するアナログ−デジタル変換手段と、 前記レベル調整手段と前記アナログ−デジタル変換手段
    とともに自動利得制御回路を構成し、前記アナログーデ
    ジタル変換手段の出力信号と基準信号との偏差に応じて
    前記レベル調整手段に対し前記マイクロホンの出力信号
    レベルの調整制御を行うマイクロコンピュータと、 を備えてなるマイクロホン感度自動調整装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル調整手段は、前記マイクロコ
    ンピュータからの制御電圧をデジタル−アナログ変換手
    段で変換されたアナログ信号により利得を可変して前記
    マイクロホンの出力信号のレベルを可変する電圧制御増
    幅器であることを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載のマイクロホン感度自動調整装置。
  4. 【請求項4】 前記レベル調整手段は、前記マイクロコ
    ンピュータからの制御信号により減衰量を可変して前記
    マイクロホンの出力信号のレベルを可変するアッテネー
    タであることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のマイクロホン感度自動調整装置。
  5. 【請求項5】 前記基準信号および前記アナログーデジ
    タル変換手段の出力信号は、メモリに記憶されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイク
    ロホン感度自動調整装置。
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