JP2922524B2 - 電力増幅装置 - Google Patents

電力増幅装置

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JP2922524B2 JP63328390A JP32839088A JP2922524B2 JP 2922524 B2 JP2922524 B2 JP 2922524B2 JP 63328390 A JP63328390 A JP 63328390A JP 32839088 A JP32839088 A JP 32839088A JP 2922524 B2 JP2922524 B2 JP 2922524B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、広帯域性が要求される電力増幅装置に関
し、特に送信機の終段に使用されるものの電力制御に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電力増幅方式として第4図に示すもの
があった。図において、1はピンアッテネータ(以下PI
N ATTと称す)、2は電力増幅回路、3は電力検出回路
であり、これらによりALC(Automatic Level Control)
ループを構成している。また4は入力信号、6は出力信
号である。
次に動作について説明する。入力信号4はPIN ATT1
を通過した後、電力増幅回路2にて電力増幅され、電力
増幅された高周波信号は電力検出回路3において電力検
出され、直流電圧に変換される。この直流電圧によって
PIN ATT1は出力電力が大きい場合、その減衰量を大き
くし、出力電力が小さい場合は、その減衰量を小さくす
るように動作する。こうして電力増幅回路2から出力さ
れる出力信号5の電力を一定に制御するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電力増幅装置は以上のように構成されているの
で、広帯域電力増幅を行う場合、電力増幅回路の利得の
周波数特性のばらつきが大きく、このためALCループの
ループゲインが一定でなくなり、電力制御を行った後の
電力のばらつきが大きくなったり、ループ安定化の時間
のばらつきが大きくなったりする等の欠点があった。
この発明は、上記のような従来のものの問題点を解消
するためになされたもので、電力制御後の電力をより安
定に制御できるとともにALCループ安定化時間のばらつ
きを小さくすることができる電力増幅装置を得ることを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電力増幅装置は、入力信号を減衰する
アッテネータ、このアッテネータの出力を増幅する電力
増幅回路、及びこの電力増幅回路の出力信号を検出し、
上記電力増幅回路の出力電力が所定レベルとなるように
上記アッテネータに制御信号を供給する電力検出回路か
ら構成され、上記電力増幅回路から出力レベルが制御さ
れた上記出力電力を出力させる自動レベル制御ループ
と、上記自動レベル制御ループ外に配置され、周波数毎
の減衰量を記憶して周波数情報に応じた利得制御信号を
供給する変換テーブル、及び上記自動レベル制御ループ
内に配置され、この変換テーブルから供給された上記利
得制御信号より上記周波数情報に応じた減衰量を設定し
て、上記電力増幅回路の周波数特性による利得のばらつ
きを補正する可変利得手段から構成され、上記可変利得
手段の制御信号によって上記周波数特性による利得のば
らつきが補正された上記電力増幅回路により上記入力信
号を電力増幅して上記自動レベル制御ループの周波数に
よる利得偏差が一定になるように制御する周波数特性制
御手段とを具備したことを特徴とするものである。
〔作用〕
この発明においては、ALCループ内に利得可変手段と
変換テーブルとを設け、利得可変手段を細かい周波数ス
テップ毎の利得データを記憶した変換テーブルで制御す
るようにしたので、細かな周波数ステップでALCループ
の周波数による利得のばらつきを補正でき、電力増幅回
路の利得偏差を小さくすることができる。
〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図は本発明の一実施例による電力増幅装置を示し、図
において、6はディジタルATT、7はROM、8は周波数情
報である。他の構成要素は第2図と同じものである。
次に動作について説明する。入力信号4はPIN ATT1
を通過した後、ディジタルATT6に入力される。このディ
ジタルATT6はROM7によって制御されており、ディジタル
ATT6は周波数による電力増幅回路2の利得偏差を一定に
するために、細かな周波数ステップごとに減衰量を可変
させる。一方、ROM7は周波数ステップごとにそれに応じ
た減衰量を記憶しており、周波数情報8の信号に応じた
減衰量をディジタルATT6に出力する。こうしてディジタ
ルATT6,ROM7,電力増幅回路2により細かい周波数ステッ
プで利得偏差の小さい増幅回路を構成することができ
る。
そして電力検出回路3においては電力検出を行なうこ
とによって、出力電力を直流電圧に変換し、この直流電
圧によってRIN ATT1を制御し、ディジタルATT6に入力
される電力を制御する。こうして電力増幅回路2から出
力される高周波電力をより安定に制御することができ
る。
なお、上記実施例ではPIN ATT1と電力増幅回路2と
の間にディジタルATT6を設けたものを示したが、第2図
に示すように、電力増幅回路2と電力検出回路3との間
にディジタルATT6を設けるようにしてもよく、上記実施
例と同様の効果を奏する。
また、第3図に示すように、電力検出回路3とPIN A
TT1との間にディジタルDCアンプ9を設けるようにして
もよく、電力検出回路の検波電圧をディジタルDCアンプ
によって増幅することにより出力信号の電力を一定に制
御でき、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る電力増幅装置は、入力
信号を減衰するアッテネータ、このアッテネータの出力
を増幅する電力増幅回路、及びこの電力増幅回路の出力
信号を検出し、上記電力増幅回路の出力電力が所定レベ
ルとなるように上記アッテネータに制御信号を供給する
電力検出回路から構成され、上記電力増幅回路から出力
レベルが制御された上記出力電力を出力させる自動レベ
ル制御ループと、上記自動レベル制御ループ外に配置さ
れ、周波数毎の減衰量を記憶して周波数情報に応じた利
得制御信号を供給する変換テーブル、及び上記自動レベ
ル制御ループ内に配置され、この変換テーブルから供給
された上記利得制御信号より上記周波数情報に応じた減
衰量を設定して、上記電力増幅回路の周波数特性による
利得のばらつきを補正する可変利得手段から構成され、
上記可変利得手段の制御信号によって上記周波数特性に
よる利得のばらつきが補正された上記電力増幅回路によ
り上記入力信号を電力増幅して上記自動レベル制御ルー
プの周波数による利得偏差が一定になるように制御する
周波数特性制御手段とを具備したことを特徴とするもの
である。したがって、この発明に係る電力増幅装置によ
れば、ディジタル信号で制御可能な利得可変手段とこれ
を制御するための変換テーブルとを設けたので、細かな
周波数ステップで電力増幅回路の利得偏差を小さくで
き、より安定した電力制御を行える効果がある。また、
自動レベル制御ループとは別な手段で電力増幅回路の周
波数特性が補正されるので、広帯域の入力信号を電力増
幅した場合におけるループ安定化の時間のばらつきが小
さい自動レベル制御ループを構成でき、これによって広
帯域の電力増幅を行う場合にもループ特性が安定し、常
に所定レベルの出力電圧を出力することができる電力増
幅装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の電力増幅装置を示すブロ
ック図、第2図はディジタルATTを電力検出回路の前段
に設けた本発明の第2の実施例を示す図、第3図はディ
ジタルDCアンプを電力検出回路の検波出力に設けた本発
明の第3の実施例を示す図、第4図は従来の電力増幅方
式を示すブロック図である。 図において、1はPIN ATT、2は電力増幅回路、3は電
力検出回路、6,9はディジタルATT,ディジタルDCアンプ
(利得可変手段)、7はROM(変換テーブル)、20はALC
ループ(自動レベル制御ループ)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H03G 3/20 H04B 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を減衰するアッテネータ、このア
    ッテネータの出力を増幅する電力増幅回路、及びこの電
    力増幅回路の出力信号を検出し、上記電力増幅回路の出
    力電力が所定レベルとなるように上記アッテネータに制
    御信号を供給する電力検出回路から構成され、上記電力
    増幅回路から出力レベルが制御された上記出力電力を出
    力させる自動レベル制御ループと、 上記自動レベル制御ループ外に配置され、周波数毎の減
    衰量を記憶して周波数情報に応じた利得制御信号を供給
    する変換テーブル、及び上記自動レベル制御ループ内に
    配置され、この変換テーブルから供給された上記利得制
    御信号より上記周波数情報に応じた減衰量を設定して、
    上記電力増幅回路の周波数特性による利得のばらつきを
    補正する可変利得手段から構成され、上記可変利得手段
    の制御信号によって上記周波数特性による利得のばらつ
    きが補正された上記電力増幅回路により上記入力信号を
    電力増幅して上記自動レベル制御ループの周波数による
    利得偏差が一定になるように制御する周波数特性制御手
    段とを具備したことを特徴とする電力増幅装置。
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