JPH0514083A - 高周波増幅器 - Google Patents
高周波増幅器Info
- Publication number
- JPH0514083A JPH0514083A JP18522791A JP18522791A JPH0514083A JP H0514083 A JPH0514083 A JP H0514083A JP 18522791 A JP18522791 A JP 18522791A JP 18522791 A JP18522791 A JP 18522791A JP H0514083 A JPH0514083 A JP H0514083A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- distortion
- output
- frequency amplifier
- input
- high frequency
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波増幅器における、最適補正出力レベル
以外の領域でも良好な歪補正特性を得るようにする。 【構成】 出力自動制御用の可変減衰器6と歪補正器7
を入力段に設けた高周波増幅回路5に、歪補正器入力調
整用可変減衰器11を設け、増幅器1の出力自動制御を
行うために出力自動制御端4から入力される外部制御信
号によりこの歪補正器入力調整用可変減衰器の減衰量を
制御するようにし、増幅器の出力自動制御に相関して歪
補正器の入力を調整することで、最適補正出力レベル以
外の領域でも歪補正を改善する。
以外の領域でも良好な歪補正特性を得るようにする。 【構成】 出力自動制御用の可変減衰器6と歪補正器7
を入力段に設けた高周波増幅回路5に、歪補正器入力調
整用可変減衰器11を設け、増幅器1の出力自動制御を
行うために出力自動制御端4から入力される外部制御信
号によりこの歪補正器入力調整用可変減衰器の減衰量を
制御するようにし、増幅器の出力自動制御に相関して歪
補正器の入力を調整することで、最適補正出力レベル以
外の領域でも歪補正を改善する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波増幅器に関し、特
に高調波歪を補正するための補正器を有し、かつその出
力を外部制御により可変するようにした高周波増幅器に
関する。
に高調波歪を補正するための補正器を有し、かつその出
力を外部制御により可変するようにした高周波増幅器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の高周波増幅器は、図2に
示すように、高周波増幅回路5の入力段に増幅器の高調
波歪を相殺するための歪補正器7を設け、かつその後段
に可変減衰器6を挿入している。そして、この可変減衰
器6に高周波出力検出回路8で検出した信号と出力自動
制御端子4に入力される信号とを比較器9で比較した結
果を入力させ、この比較信号により可変減衰器6を制御
することにより高周波増幅器5の出力を自動制御してい
る。2は高周波増幅器1Aの入力端、3は出力端であ
る。
示すように、高周波増幅回路5の入力段に増幅器の高調
波歪を相殺するための歪補正器7を設け、かつその後段
に可変減衰器6を挿入している。そして、この可変減衰
器6に高周波出力検出回路8で検出した信号と出力自動
制御端子4に入力される信号とを比較器9で比較した結
果を入力させ、この比較信号により可変減衰器6を制御
することにより高周波増幅器5の出力を自動制御してい
る。2は高周波増幅器1Aの入力端、3は出力端であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の高周波増幅
器では、出力が変化すれば高周波増幅器自身の高調波歪
が出力レベルにて変化するため、歪補正したある出力レ
ベル(最適補正出力レベル)のみ歪特性が改善され、そ
れ以外の出力レベル、特に高周波増幅器の出力が低い領
域では歪特性が改善されなくなり、著しい場合には増幅
器自身が発生する歪より悪くなってしまうという問題が
ある。本発明の目的は、最適補正出力レベル以外の領域
でも良好な歪補正特性を得るようにした高周波増幅器を
提供することにある。
器では、出力が変化すれば高周波増幅器自身の高調波歪
が出力レベルにて変化するため、歪補正したある出力レ
ベル(最適補正出力レベル)のみ歪特性が改善され、そ
れ以外の出力レベル、特に高周波増幅器の出力が低い領
域では歪特性が改善されなくなり、著しい場合には増幅
器自身が発生する歪より悪くなってしまうという問題が
ある。本発明の目的は、最適補正出力レベル以外の領域
でも良好な歪補正特性を得るようにした高周波増幅器を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波増幅器
は、高周波増幅回路の入力段に設けた歪補正器の前段に
歪補正器入力調整用可変減衰器を設け、増幅器の出力自
動制御を行うための外部制御信号によりこの歪補正器入
力調整用可変減衰器の減衰量を制御するように構成す
る。この場合、外部制御信号を出力変動量換算回路を通
して歪補正器入力調整用可変減衰器に入力させ、減衰量
を制御するようにする。
は、高周波増幅回路の入力段に設けた歪補正器の前段に
歪補正器入力調整用可変減衰器を設け、増幅器の出力自
動制御を行うための外部制御信号によりこの歪補正器入
力調整用可変減衰器の減衰量を制御するように構成す
る。この場合、外部制御信号を出力変動量換算回路を通
して歪補正器入力調整用可変減衰器に入力させ、減衰量
を制御するようにする。
【0005】
【作用】本発明によれば、増幅器の出力自動制御に相関
して歪補正器の入力を調整することで、高周波増幅器の
最適補正出力レベル以外の領域でも歪補正を改善する。
して歪補正器の入力を調整することで、高周波増幅器の
最適補正出力レベル以外の領域でも歪補正を改善する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示す構成図である。高周
波増幅器1は高周波増幅回路5を有し、入力端2に入力
された高周波信号を増幅して出力端3に出力させる。こ
の高周波増幅回路5内には、入力段に歪補正器入力調整
用の可変減衰器11と、歪補正器7と、出力自動制御用
の可変減衰器6を接続している。又、高周波増幅回路5
の出力段には高周波出力検出回路8を接続している。そ
して、この高周波出力検出回路8の出力信号と、出力自
動制御端子4に入力される外部制御信号を比較器9で比
較し、その比較結果により前期出力自動制御用可変減衰
器6の減衰量を制御するように構成する。更に、出力自
動制御端子4に入力される外部制御信号を出力変動量換
算回路10で換算した信号により前期歪補正器入力調整
用可変減衰器11の減衰量を制御するように構成してい
る。
る。図1は本発明の一実施例を示す構成図である。高周
波増幅器1は高周波増幅回路5を有し、入力端2に入力
された高周波信号を増幅して出力端3に出力させる。こ
の高周波増幅回路5内には、入力段に歪補正器入力調整
用の可変減衰器11と、歪補正器7と、出力自動制御用
の可変減衰器6を接続している。又、高周波増幅回路5
の出力段には高周波出力検出回路8を接続している。そ
して、この高周波出力検出回路8の出力信号と、出力自
動制御端子4に入力される外部制御信号を比較器9で比
較し、その比較結果により前期出力自動制御用可変減衰
器6の減衰量を制御するように構成する。更に、出力自
動制御端子4に入力される外部制御信号を出力変動量換
算回路10で換算した信号により前期歪補正器入力調整
用可変減衰器11の減衰量を制御するように構成してい
る。
【0007】この構成によれば、出力自動制御端子4に
入力される外部制御信号により、高周波出力検出回路8
の出力と比較することで出力自動制御用可変減衰器6を
制御し、高周波増幅器1の入力一定でも設定出力に追従
させるようにする。同時に、出力自動制御端子4に入力
された外部制御信号により、増幅器の設定出力の変動分
だけ出力変動換算回路10を通して歪補正器入力調整用
可変減衰器11で歪補正器への入力を制御し、出力変動
により生じる高調波歪量分と同じ歪変動量を歪補正器に
て変化させる。
入力される外部制御信号により、高周波出力検出回路8
の出力と比較することで出力自動制御用可変減衰器6を
制御し、高周波増幅器1の入力一定でも設定出力に追従
させるようにする。同時に、出力自動制御端子4に入力
された外部制御信号により、増幅器の設定出力の変動分
だけ出力変動換算回路10を通して歪補正器入力調整用
可変減衰器11で歪補正器への入力を制御し、出力変動
により生じる高調波歪量分と同じ歪変動量を歪補正器に
て変化させる。
【0008】これにより、図3に示すように、歪補正器
無しの第3次高調波歪特性Aを、従来の歪補正器内蔵出
力自動制御高周波増幅器における歪特性がBであるのに
対し、本発明の高周波増幅器ではCのようになる。Dは
歪最適補正点出力である。したがって、本発明では歪最
適補正点以外の領域でも良好な歪補正特性が得られるこ
とが判るる。
無しの第3次高調波歪特性Aを、従来の歪補正器内蔵出
力自動制御高周波増幅器における歪特性がBであるのに
対し、本発明の高周波増幅器ではCのようになる。Dは
歪最適補正点出力である。したがって、本発明では歪最
適補正点以外の領域でも良好な歪補正特性が得られるこ
とが判るる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、高周波増
幅回路の入力段に設けた歪補正器の前段に歪補正器入力
調整用可変減衰器を設け、増幅器の出力自動制御を行う
ための外部制御信号によりこの歪補正器入力調整用可変
減衰器の減衰量を制御するように構成しているので、高
周波増幅器の高調波歪みが出力レベルに依存している場
合でも、出力レベルに応じた歪補正が実行でき、歪最適
補正出力レベル以外の出力領域でも良好な歪補正特性を
得ることができる効果がある。
幅回路の入力段に設けた歪補正器の前段に歪補正器入力
調整用可変減衰器を設け、増幅器の出力自動制御を行う
ための外部制御信号によりこの歪補正器入力調整用可変
減衰器の減衰量を制御するように構成しているので、高
周波増幅器の高調波歪みが出力レベルに依存している場
合でも、出力レベルに応じた歪補正が実行でき、歪最適
補正出力レベル以外の出力領域でも良好な歪補正特性を
得ることができる効果がある。
【図1】本発明の高周波増幅器の一実施例のブロック構
成図である。
成図である。
【図2】従来の高周波増幅器のブロック構成図である。
【図3】本発明及び従来の歪補正特性を示すグラフであ
る。
る。
1 高周波増幅器
5 高周波増幅回路
6 減衰器
7 歪補正器
8 高周波出力検出回路
9 比較器
10 出力変動量換算回路
11 歪補正器入力調整用可変減衰器
Claims (2)
- 【請求項1】 高周波増幅回路の入力段に増幅器の高調
波歪を相殺するための歪補正器と、外部制御信号に基づ
いて高周波増幅回路の増幅度を調整する出力自動制御用
減衰器とを備える高周波増幅器において、前期歪補正器
の前段に歪補正器入力調整用可変減衰器を設け、外部制
御信号によりこの歪補正器入力調整用可変減衰器の減衰
量を制御するように構成したことを特徴とする高周波増
幅器。 - 【請求項2】 外部制御信号を出力変動量換算回路を通
して歪補正器入力調整用可変減衰器に入力させて減衰量
を制御するようにしてなる請求項1の高周波増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522791A JPH0514083A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 高周波増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18522791A JPH0514083A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 高周波増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0514083A true JPH0514083A (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=16167104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18522791A Pending JPH0514083A (ja) | 1991-06-29 | 1991-06-29 | 高周波増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0514083A (ja) |
-
1991
- 1991-06-29 JP JP18522791A patent/JPH0514083A/ja active Pending
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