JPH08331664A - 受信装置 - Google Patents
受信装置Info
- Publication number
- JPH08331664A JPH08331664A JP7156705A JP15670595A JPH08331664A JP H08331664 A JPH08331664 A JP H08331664A JP 7156705 A JP7156705 A JP 7156705A JP 15670595 A JP15670595 A JP 15670595A JP H08331664 A JPH08331664 A JP H08331664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- operational amplifier
- remote control
- amplifier circuit
- control signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Selective Calling Equipment (AREA)
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 何れの使用環境下においても、誤ったリモー
トコントロール信号を生成してしまうといった事を防止
する。 【構成】 受光手段1に直列に、受光出力の直流信号成
分をカットする容量性素子2を接続し、次段に配置され
る演算増幅回路が直流的に飽和するのを防ぎ、受光出力
の交流信号(リモートコントロール信号)成分のみを出
力し、該交流信号成分のみを増幅するようにしている。
トコントロール信号を生成してしまうといった事を防止
する。 【構成】 受光手段1に直列に、受光出力の直流信号成
分をカットする容量性素子2を接続し、次段に配置され
る演算増幅回路が直流的に飽和するのを防ぎ、受光出力
の交流信号(リモートコントロール信号)成分のみを出
力し、該交流信号成分のみを増幅するようにしている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信装置側の投光手段
の点滅によりリモートコントロール信号として送信され
て来る信号光を受信する受信装置の改良に関するもので
ある。
の点滅によりリモートコントロール信号として送信され
て来る信号光を受信する受信装置の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図2に、本願出願人より先願(特開昭6
3−88997号)されている受信装置の回路構成の一
部を示す。
3−88997号)されている受信装置の回路構成の一
部を示す。
【0003】図2において、101はフォトダイオー
ド、102,107は演算増幅回路、103は抵抗、1
05,106は前記演算増幅回路107の増幅度を決め
る為の抵抗、104は容量性素子であるコンデンサであ
る。
ド、102,107は演算増幅回路、103は抵抗、1
05,106は前記演算増幅回路107の増幅度を決め
る為の抵抗、104は容量性素子であるコンデンサであ
る。
【0004】上記構成において、フォトダイオード10
1にリモートコントロール信号である信号光が入射して
電流が発生する。そして、この電流出力は演算増幅回路
102及び抵抗103により電圧変換され、コンデンサ
104により直流成分をカットされ、演算増幅回路10
7により増幅され、不図示の信号判別手段に入力され
る。信号判別手段は入力信号の出力波形より例えば電源
起動を指示するリモートコントロール信号である事を判
別し、該受信装置が搭載された機器の電源投入を行う。
1にリモートコントロール信号である信号光が入射して
電流が発生する。そして、この電流出力は演算増幅回路
102及び抵抗103により電圧変換され、コンデンサ
104により直流成分をカットされ、演算増幅回路10
7により増幅され、不図示の信号判別手段に入力され
る。信号判別手段は入力信号の出力波形より例えば電源
起動を指示するリモートコントロール信号である事を判
別し、該受信装置が搭載された機器の電源投入を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様な従来装置に
おいては、信号光を受光するフォトダイオード101の
出力を直流信号成分を含めて増幅する構成であった為、
屋外や窓際等での使用においては、太陽光と信号光の混
合光下での演算増幅回路のダイナミックレンジが狭くな
り、換言すれば初段の演算増幅回路において直流的に飽
和してしまう事態が生じ、誤ったコートコントロール信
号と判別してしまう恐れがあった。
おいては、信号光を受光するフォトダイオード101の
出力を直流信号成分を含めて増幅する構成であった為、
屋外や窓際等での使用においては、太陽光と信号光の混
合光下での演算増幅回路のダイナミックレンジが狭くな
り、換言すれば初段の演算増幅回路において直流的に飽
和してしまう事態が生じ、誤ったコートコントロール信
号と判別してしまう恐れがあった。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、何れの使
用環境下においても、誤ったリモートコントロール信号
を生成してしまうといった事を防止することのできる受
信装置を提供することである。
用環境下においても、誤ったリモートコントロール信号
を生成してしまうといった事を防止することのできる受
信装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、受光手段に直
列に、受光出力の直流信号成分をカットする容量性素子
を接続し、次段に配置される演算増幅回路が直流的に飽
和するのを防ぎ、受光出力の交流信号(リモートコント
ロール信号)成分のみを出力し、該交流信号成分のみを
増幅するようにしている。
列に、受光出力の直流信号成分をカットする容量性素子
を接続し、次段に配置される演算増幅回路が直流的に飽
和するのを防ぎ、受光出力の交流信号(リモートコント
ロール信号)成分のみを出力し、該交流信号成分のみを
増幅するようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例における受信装置
の構成を示す回路図であり、1はフォトダイオード、2
は前記フォトダイオード1に対して充分な容量を有する
コンデンサである。3,11,16は演算増幅回路であ
り、低雑音が望まれる。6,7,11,12,15,1
8〜23は抵抗、4,5は前記演算増幅回路3の出力を
飽和させない為のダイオード、8,9,13,14,1
7はコンデンサ、25はコンパレータ回路、26は入力
信号の周波数より何れのリモートコントロール信号であ
るかを判別するCPU、24は電圧がVref2の基準電
源、27は電圧がVref1の基準電源である。
の構成を示す回路図であり、1はフォトダイオード、2
は前記フォトダイオード1に対して充分な容量を有する
コンデンサである。3,11,16は演算増幅回路であ
り、低雑音が望まれる。6,7,11,12,15,1
8〜23は抵抗、4,5は前記演算増幅回路3の出力を
飽和させない為のダイオード、8,9,13,14,1
7はコンデンサ、25はコンパレータ回路、26は入力
信号の周波数より何れのリモートコントロール信号であ
るかを判別するCPU、24は電圧がVref2の基準電
源、27は電圧がVref1の基準電源である。
【0010】上記構成において、演算増幅回路3はフォ
トダイオード1の出力電流を抵抗6により電流電圧変換
するものであるが、前記フォトダイオード1の出力電流
中の直流電流出力はコンデンサ2によってカットされる
為、結局交流電流出力のみが電流電圧変換されることに
なる。
トダイオード1の出力電流を抵抗6により電流電圧変換
するものであるが、前記フォトダイオード1の出力電流
中の直流電流出力はコンデンサ2によってカットされる
為、結局交流電流出力のみが電流電圧変換されることに
なる。
【0011】したがって、太陽光とリモートコントロー
ル信号との混合下でも、演算増幅回路3の出力が太陽光
による直流成分によって飽和してしまうといった事が無
くなり、交流のリモートコントロール信号のみを得るこ
とが可能となる。
ル信号との混合下でも、演算増幅回路3の出力が太陽光
による直流成分によって飽和してしまうといった事が無
くなり、交流のリモートコントロール信号のみを得るこ
とが可能となる。
【0012】また、後段の演算増幅回路において、その
信号対雑音比(S/N比)は初段の演算増幅回路のS/
N比に大きく依存する。よって、抵抗6の抵抗値を大き
くして演算増幅回路3の増幅度を増し、S/N比を向上
させる事により、微弱な受信光でも確実に処理すること
が可能となる。
信号対雑音比(S/N比)は初段の演算増幅回路のS/
N比に大きく依存する。よって、抵抗6の抵抗値を大き
くして演算増幅回路3の増幅度を増し、S/N比を向上
させる事により、微弱な受信光でも確実に処理すること
が可能となる。
【0013】演算増幅回路11は、抵抗7,10及びコ
ンデンサ8,9により、送信装置側の光信号の点滅の周
波数を増幅できる様に通過周波数を設定された多重帰還
型バンドパスフィルタ回路を構成している。
ンデンサ8,9により、送信装置側の光信号の点滅の周
波数を増幅できる様に通過周波数を設定された多重帰還
型バンドパスフィルタ回路を構成している。
【0014】ここで、バンドパスフィルタ回路の尖鋭度
QをQとし、通過周波数をfとし、コンデンサ42,4
3の静電容量をCとすると、抵抗7の抵抗値R1は R1=1/(4×π×f×C×Q) となる。
QをQとし、通過周波数をfとし、コンデンサ42,4
3の静電容量をCとすると、抵抗7の抵抗値R1は R1=1/(4×π×f×C×Q) となる。
【0015】また、抵抗10の抵抗値R2は、 R2=Q/(π×f×C×Q) となる。その時の増幅度Aは A=2×Q×Q となる。
【0016】演算増幅回路16は、前記の演算増幅回路
11と同様に、抵抗12,15及びコンデンサ13,1
4とにより、送信装置側の光信号の点滅の周波数を増幅
できる様に通過周波数を設定された多重帰還型バンドパ
スフィルタ回路を構成している。
11と同様に、抵抗12,15及びコンデンサ13,1
4とにより、送信装置側の光信号の点滅の周波数を増幅
できる様に通過周波数を設定された多重帰還型バンドパ
スフィルタ回路を構成している。
【0017】太陽光の様に光量が大きく、送信装置側の
光信号の点滅周波数成分を含む光がフォトダイオード3
に入射した時でも次段のコンパレータ回路25のヒステ
リシスレベル以下となるように、前記演算増幅回路11
及び前記演算増幅回路16での増幅度は設定される。
光信号の点滅周波数成分を含む光がフォトダイオード3
に入射した時でも次段のコンパレータ回路25のヒステ
リシスレベル以下となるように、前記演算増幅回路11
及び前記演算増幅回路16での増幅度は設定される。
【0018】コンパレータ回路25は、抵抗18〜2
3、コンデンサ17及び基準電圧源Vref2により、2値
化回路を構成している。前記コンデンサ17は演算増幅
回路16の直流電圧誤差出力をカットする。
3、コンデンサ17及び基準電圧源Vref2により、2値
化回路を構成している。前記コンデンサ17は演算増幅
回路16の直流電圧誤差出力をカットする。
【0019】ここで、抵抗18〜21の抵抗値をR1
1、抵抗22の抵抗値をR12、抵抗23の抵抗値をR
13とすると、ヒステリシス電圧Vhは Vh=R11×Vref2/(R11+2×R12) となる。但し、R12とR13は「R12≫R13」の
関係にある。
1、抵抗22の抵抗値をR12、抵抗23の抵抗値をR
13とすると、ヒステリシス電圧Vhは Vh=R11×Vref2/(R11+2×R12) となる。但し、R12とR13は「R12≫R13」の
関係にある。
【0020】よって、コンパレータ回路25の反転
(負)入力端子への入力が「Vref2/2+Vh」を越え
ると、該コンパレータ回路25の出力が0Vに変化し、
「Vref2/2−Vh」より下がると、該コンパレータ回
路25の出力がVref2に変化する。
(負)入力端子への入力が「Vref2/2+Vh」を越え
ると、該コンパレータ回路25の出力が0Vに変化し、
「Vref2/2−Vh」より下がると、該コンパレータ回
路25の出力がVref2に変化する。
【0021】前記コンパレータ回路25の出力はCPU
26に入力され、ここで何れのリモートコントロール信
号であるかを判別し、該CPU26はこれに応じて該受
信装置が搭載される機器の制御を行うことになる。
26に入力され、ここで何れのリモートコントロール信
号であるかを判別し、該CPU26はこれに応じて該受
信装置が搭載される機器の制御を行うことになる。
【0022】(発明と実施例の対応)本実施例におい
て、コンデンサ2が本発明の容量性素子に相当し、フォ
トダイオード1が本発明の受光手段に相当し、CPU2
6が信号判別手段に相当する。又、演算増幅回路3から
コンパレータ回路25までが本発明の増幅手段に相当す
る。
て、コンデンサ2が本発明の容量性素子に相当し、フォ
トダイオード1が本発明の受光手段に相当し、CPU2
6が信号判別手段に相当する。又、演算増幅回路3から
コンパレータ回路25までが本発明の増幅手段に相当す
る。
【0023】以上が実施例の各構成と本発明の各構成の
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
対応関係であるが、本発明は、これら実施例の構成に限
定されるものではなく、請求項で示した機能、又は実施
例がもつ機能が達成できる構成であればどのようなもの
であってもよいことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受光手段に直列に、受光出力の直流信号成分をカットす
る容量性素子を接続し、次段に配置される演算増幅回路
が直流的に飽和するのを防ぎ、受光出力の交流信号成分
のみが増幅できるようにして、交流信号のダイナミック
レンジを広げるようにしている。
受光手段に直列に、受光出力の直流信号成分をカットす
る容量性素子を接続し、次段に配置される演算増幅回路
が直流的に飽和するのを防ぎ、受光出力の交流信号成分
のみが増幅できるようにして、交流信号のダイナミック
レンジを広げるようにしている。
【0025】よって、何れの使用環境下においても、誤
ったリモートコントロール信号を生成してしまうといっ
た事を防止することが可能になる。
ったリモートコントロール信号を生成してしまうといっ
た事を防止することが可能になる。
【図1】本発明の一実施例における受信装置の構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】従来の受信装置の要部構成を示す回路図であ
る。
る。
1 フォトダイオード 2 コンデンサ 3 演算増幅回路 6 抵抗 26 CPU
Claims (2)
- 【請求項1】 投光手段よりのリモートコントロール信
号を受光する受光手段と、該受光手段よりの信号からリ
モートコントロール信号の内容を判別する信号判別手段
とを備えた受信装置において、前記受光手段に直列に、
受光出力の直流信号成分をカットする容量性素子を接続
したことを特徴とする受信装置。 - 【請求項2】 前記受光手段及び容量性素子と前記信号
判別手段との間に、前記容量性素子によって直流信号成
分をカット受光出力を増幅する増幅手段を具備したこと
を特徴とする請求項1記載の受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156705A JPH08331664A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7156705A JPH08331664A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331664A true JPH08331664A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15633542
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7156705A Pending JPH08331664A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08331664A (ja) |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP7156705A patent/JPH08331664A/ja active Pending
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