JPH08331301A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH08331301A
JPH08331301A JP7133923A JP13392395A JPH08331301A JP H08331301 A JPH08331301 A JP H08331301A JP 7133923 A JP7133923 A JP 7133923A JP 13392395 A JP13392395 A JP 13392395A JP H08331301 A JPH08331301 A JP H08331301A
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JP7133923A
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Inventor
Makoto Mikuni
誠 三国
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録装置において記録が適切になされたかを
判断するためのフッタマークを記録することの影響で、
記録すべき画像の記録が正常に行われなくなることを防
止する。 【構成】 記録紙の後端を検知して(ステップS1)所
定量の記録紙のフィードまたはそれに伴う記録が行われ
(ステップS2)、最終行を記録する際に(ステップS
201)、その行の画像データのうちに、その最終行の
所定位置にフッタマークに相当する画像データがあるか
否かを判断し(ステップS202)、無い場合は、上記
最終行の記録とともにその所定位置にフッタマークを記
録する。これにより、その最終行にフッタマークまたは
それに相当する画像を記録でき、フッタマークと画像と
の重なりや記録画像の縮小等を行わずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関し、詳しく
は該記録装置において適切に記録がなされているかを判
断する記録状態を判断する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェット方式の記録装置
において、記録状態が不適切なものとなる主な原因とし
てインクが無くなること、およびノズルの目詰まり等に
よるインクの吐出不良がある。
【0003】記録ヘッドへ供給すべきインクの有無を検
知する構成は、従来より種々知られており、また、その
インク成し検知に応じた適切な処置についても種々提案
されている。しかし、ノズルの目詰まり等によるインク
の吐出不良の検出については有効なものがなく、専らこ
の不具合に対する処置はユーザに委ねられているのがほ
とんどである。
【0004】ところで、ファクシミリで用いられる記録
装置としてインクジェット方式の記録装置が用いられる
場合には、受信情報について無人の状態で記録が行われ
ることが多い。このため、吐出不良が発生すると、ファ
クシミリ手順上は正常通信であるにもかかわらず、記録
が不明瞭であるかまたは記録が全くなされない結果、実
際には情報が伝達されないという不具合を生じることに
なる。
【0005】これに対し、本願人は、例えば特開平6−
126951号公報にあるように、画像記録終了後に記
録紙後端の所定位置に所定のフッタマークを記録し、フ
ッタマークの記録位置における記録紙の濃度をフォトセ
ンサなどで検知して、実際に記録が行われたか否かを判
断する提案を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記提
案の構成では、記録紙として定型カット紙を用いた場合
には、記録状態判断に関して以下のような不具合を生じ
ることもある。
【0007】すなわち、上記提案の構成においてフッタ
マークの記録位置を、記録画像との重なりを考慮して記
録される画像の後の位置とすると、送信原稿の長さが記
録紙と同じ長さである場合には、フッタマークを次の記
録紙に記録することになり、フッタマークのために記録
紙が二枚にわたってしまうことになる。また、これを避
けるために画像を縮小して記録することも考慮される
が、本来等倍で記録されるべき画像がフッタマーク記録
のため縮小されることとなりユーザに不便を強いること
にもなる。
【0008】また、等倍の画像に重ね合わせてフッタマ
ークを記録することも可能であるが、この場合には、例
えばフッタマークの記録位置に黒の記録画像がなされて
いた場合、該当する位置には通常の二倍のインクが付着
することとなり、上述のフォトセンサなどが誤動作して
記録紙の濃度が正常に検知できなくなる虞がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記課題を解消も
しくは緩和した記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、画像データに基づき、記録媒体に記録を行う
記録装置において、記録媒体上に記録される所定画像
を、当該画像の記録された状態に応じて検知できる検知
手段と、前記画像データに基づいて記録媒体の所定領域
を記録するとき、当該画像データに、前記検知手段が所
定範囲の前記記録された状態の前記所定画像として検出
できる画像データが存在するか否かを判断する判断手段
と、該判断手段が前記検出可能な画像データが存在しな
いと判断したときは、前記所定画像の記録を前記所定領
域の記録とともに行い、前記判断手段が前記検出可能な
画像データが存在すると判断したときは前記所定領域の
記録を行う記録制御手段と、該記録制御手段による前記
記録の後、当該記録媒体と前記検出手段とを相対的に移
動させ、該検出手段により、記録された前記所定画像ま
たは前記検出可能な画像データに基づいて記録された画
像の検出を行わせる検出制御手段と、該検出制御手段に
よる前記検知手段の検知に基づき、記録状態を判断する
記録状態判断手段と、を具えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】以上の構成によれば、記録装置の記録状態を判
断するとき、そのための所定画像は、記録すべき画像と
重複しない位置に記録でき、また、記録すべき画像の中
に、上記所定画像と同様に検出手段によって記録状態が
判断できる画像が存在するときは、所定画像を記録せず
に上記同様の画像を検出して記録状態を判断することが
できる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明にかかるファ
クシミリ装置の主要部分の構成を表したブロック図であ
り、1は記録紙等の記録媒体に記録を行うためのヘッド
を使用し360dpi×360dpiの密度で記録可能
な記録装置部であり、本実施例では熱エネルギーを用い
てインクに状態変化を生起させることによりヘッドより
インクを吐出するものである。2は8pel×7.7l
ine/mmの解像度(以下、解像度Aと呼ぶ)および
8pel×3.85line/mmの解像度(以下、解
像度Bと呼ぶ)を360dpi×360dpiの解像度
(以下、解像度Cと呼ぶ)に変換する解像度変換回路、
3は原稿を読み取るための解像度が8pel×3.85
or7.71/mmのリーダ部、4はリーダ部3により
読み取った原稿の画情報や受信画情報、および記録装置
部1を制御する制御データを記憶する4Mbitのメモ
リ部、5は5a側に接続すると解像度変換回路2によっ
て解像度変換され、5b側に接続すると解像度変換をし
ないで記録装置部1にデータを送る、解像度変換する/
しないの選択をする切り替え回路であり、6は本装置の
全体の制御を行うCPU、7はCPU6が記録制御部1
5を制御するための制御信号線である。この他MODE
M,NCU、操作部など周知の構成要素があるがここに
は図示していない。
【0014】次に図2を用いて記録装置部1の構成をさ
らに説明する。11は副走査方向(矢印A方向)に36
0dpiの記録密度で64ドット1列のノズルを有した
ヘッドを備え、そのヘッドを主走査方向(紙面垂直方
向、図3の矢印B方向)に360dpiの記録密度で移
動しながら記録密度が360dpi×360dpiの記
録を行う記録部、12は記録紙の給紙、排紙および記録
部11で記録するときに副走査方向の位置を定めるため
の360dpiステップの送り精度を有する記録紙搬送
部、13は記録紙が有る場合にはON状態になり、無い
場合にはOFF状態になる記録紙の有無および先端、後
端を検知するための記録紙センサ、14は記録紙の記録
面に記録された画像のインクが付着した部分の占める割
合に応じた値を検知するための反射型のホトセンサであ
る。
【0015】再び図1において、記録制御部15はCP
U6から送られる画像データを記録部11で記録できる
ようにデータの変換をしたり、CPU6から送られる制
御データの指示に従い記録部11、記録紙搬送部12、
記録紙センサ13を制御する。また、図2において、1
6は画像が記録されるカット紙である。
【0016】次に、解像度変換の原理について説明す
る。
【0017】読み取りと記録の解像度が異なったり、フ
ァクシミリ通信の解像度と異なる記録密度を有するファ
クシミリ装置では、受信時やコピー時に原稿と等倍で記
録する必要があるため解像度変換回路が必要になる。例
えば8pel×7.7l/mmの解像度で読取った画像
データを360dpi×360dpiヘッドで記録する
場合、読取りの1画素に対し記録の1画素を対応させて
記録すると、主走査方向8pel/360dpi=0.
564、副走査方向7.7l/mm/360dpi=
0.543の縮小率で画像が記録されることになる。そ
こで走査方向では元のデータ9bitを16bitに、
副走査方向では6bitを11bit展開すると、 主走査方向 0.564×(16/9)=1.003 副走査方向 0.543×(11/6)=0.996 となり、ほぼ等倍に記録することができる。
【0018】図5は、読み取り画像のコピー記録、およ
び受信画像を受信記録するときの解像度変換の概念を簡
単に図で示したものである。ここで5aは主走査方向の
解像度変換を示しており、読み取り画素51aを記録画
素2個分の51a′に、また53aを記録画素1個分の
53a′に置き換えることによって主走査方向の等倍記
録が可能になる。5bは副走査方向の解像度変換を示し
ており、読み取り画素1ライン51bを記録画素2ライ
ン分の51b′に、また53bのように記録画素1ライ
ン分の53b′に置き換えることによって副走査方向の
等倍記録が可能になる。この解像度変換回路は主走査方
向については簡単なラッチ回路を使用し、副走査方向に
ついてはソフト制御で同一ラインの2度書き制御をして
いる。
【0019】メモリ4には、MODEM(図示せず)で
受信した画像データやリーダ部3で読み取った画像デー
タを記憶し、CPU6によって作成した任意の画像デー
タおよび記録制御部15に対する制御データを記憶す
る。
【0020】従って、ファクシミリ受信では、8pel
×3.85or7.71/mmの解像度で画像データが
送られてくるためMODEM(図示せず)からメモリ4
に記憶された画像データを切り替え回路5を5a側に接
続することにより解像度変換回路2で解像度変換を行い
送信原稿と等倍記録するようにCPU6が制御を行う。
【0021】リーダ部3で読み取った画像データも上記
と同様の処理を行うことによりコピーを行う。
【0022】一方、切り替え回路5を5b側に接続する
とメモリ4の画像データは解像度変換されることなく画
像データの1画素を記録の1画素に対応させ記録装置部
1で記録することができる。また、記録制御部15に制
御データを送るときには5b側に接続しておく。
【0023】図3は、記録紙16に対する記録紙センサ
13およびホトセンサ14の位置関係およびこれら相互
の位置関係を示す模式図である。
【0024】17は記録紙16の記録面において、後述
のフッタマークまたはそれに相当する画像としてインク
が付着した部分の位置を示し、フォトセンサ14はそれ
に占めるインクの割合に応じた検出を行うものである。
記録紙センサ13、フォトセンサ14および所定位置1
7は記録紙の搬送方向(A方向)に一直線上に配置され
ている。また、これらは記録部11における記録紙16
に対してその記録可能範囲の最も左段に位置している。
さらに、所定位置17は記録紙16の後端に所定の長さ
の記録紙白地が残して位置している。
【0025】図1〜図3に示す構成において、ファクシ
ミリ受信画像を記録するときの制御について以下に説明
する。
【0026】記録紙16の先端が記録紙センサ13に到
達したとき同センサ13はON状態になり、そこから所
定の長さを記録紙搬送部12によって搬送することによ
り記録部11の記録位置まで記録紙16を移動する。そ
こから記録制御部15が記録部11と記録紙搬送部12
を制御することによって解像度変換回路2からの解像度
変換後の1ページ分の画像データを記録紙16に記録す
る。その後の制御は図4のフローチャートで説明する。
なお、本実施例では、受信画像データのメモリ4への格
納と記録を並行して行うものである。
【0027】図4において、記録紙16に記録を行いな
がらステップS1で記録紙センサ13がOFF状態にな
ることを監視し、OFF状態、つまり記録紙16の後端
を検知するとステップS2に進み、所定位置17が記録
部11の記録位置に至るまで記録紙搬送部12で記録紙
16を搬送し、また、この間に記録すべきデータがある
ときは記録を行う。この搬送ステップ数をNステップ
(移動距離を1/360インチで割った数)としてい
る。次に、ステップS201では所定位置17を含む6
4ライン分の画像データをこのページの最終データとし
て記録部11により記録する。この際、その最終行の記
録の前にステップS202では、受信画像のうち所定位
置17に記録すべき画像データが、その位置にインクが
付着したことをホトセンサ14が検知するのに十分な画
像データ(以下、フッタマークに相当する画像データと
いう。)であるか否かを、受信画像データに基づいて判
断し、フッタマークに相当する画像データがある場合に
は、直ちにステップS4ヘ進む。
【0028】所定位置17に対応してフッタマークに相
当する画像データがない場合にはステップS3ヘ進み、
記録部11によって他の受信画像データの記録とともに
所定の画像(以下、フッタマークという。)を記録紙1
6の所定位置17に記録する。このフッタマークはCP
U6によって作成された画像データをメモリ4に記憶
し、切り替え回路5の5a側を経由して記録制御部15
に送られる画像である。ここでは記録部11の64ドッ
ト分の記録幅に相当する約4.5mm使用の正方形の全
黒をフッタマークとしている。
【0029】次に、ステップS4では記録紙上の所定位
置17がホトセンサ14の検知位置まで移動するように
記録紙搬送部12で記録紙16を搬送する。この搬送ス
テップ数をMステップとしている。ステップS5ではホ
トセンサ14を用いて所定位置17の濃度を検知する。
すなわち、所定位置17に、上記に述べたフッタマーク
またはフッタマークに相当する画像データが記録されて
いれば反射光が小さく、その結果、センサ14は所定位
置17のインク付着率が所定値以上であることを示す値
を出力することにより、フッタマークまたはフッタマー
クに相当する画像データを検知し、正常に記録されたと
判断することができる。
【0030】仮に記録部11にインクが無くなったり、
記録部11のノズルが目詰まりしたことなどによって正
常に記録できていないとすると、記録紙16のフッタマ
ーク記録位置17にはフッタマークまたはフッタマーク
に相当する画像データが記録されていないためあるいは
記録されたとしても付着したインク量が少なく、反射光
が大きくなり、フォトセンサ14が、所定位置17のイ
ンク付着率が所定値未満であることを示す値を出力し、
フッタマークまたはフッタマークに相当する画像データ
が記録されていないことを検出でき、CPU6は記録が
異常であると判断する。この場合はCPU6はメモリ4
に記憶されている現頁の受信画像データを消去すること
なく保持するとともに、記録異常であることを例えばフ
ァクシミリ装置内のスピーカ等から所定の断続トーンを
発することによってユーザに知らしめる。そして、回復
動作やヘッドの交換が行われた後に、所定の操作手順に
よって再度受信記録を行い確実に記録を完了できるよう
にしている。
【0031】なお、フッタマークまたはフッタマークに
相当する画像データが正常に記録されていないことを検
知した場合、代行受信モードに移り、メモリ4に記憶さ
れている現頁の画像データおよび以後送られてくる画像
データをメモリ4に記憶して保存し、回復動作,ヘッド
の交換等の後に所定の操作によって保存した画像データ
を記録するようにしてもよい。
【0032】さらに、フッタマークまたはフッタマーク
に相当する画像データが正常に記録されていないことを
検知した場合、例えば、インクカートリッジにインクが
残っていても、インクノズル内に大きな気泡が発生して
インクが吐出されなくなることがあり、このためフッタ
マークまたはフッタマークに相当する画像データが正常
に記録されていないことが検知される場合がある。この
場合は、CPU6はインクノズル内のインクをポンプに
より吸引する回復動作を行うように回復手段を制御する
ことにより、インクノズル内の気泡が除去されて再び印
字できるようになる。このため、フッタマークまたはフ
ッタマークに相当する画像データが正常に記録されてい
ないことを検知した場合、自動的に回復動作を行い、も
う一度前回の画像を記録し、位置17の濃度を検知する
ことができる。
【0033】このような処置を行っても、なお、フッタ
マークまたはフッタマークに相当する画像データが正常
に記録されていないことを検知した場合には、インク無
しと判断し、“カートリッジ交換”の表示を行う。な
お、この場合フッタマークまたはフッタマークに相当す
る画像データが正常に記録されていないことを検知した
時に、それが気泡等による吐出不良でなくインク無しで
あった場合には白紙が1枚余分に出力されることになる
が、出力された白紙を装置にセットすることで、使用で
きるので何の浪費も発生しない。
【0034】また、本実施例では、上記に示した濃度検
知およびフッタマーク記録は受信画像記録時のみ行い、
コピーや通信管理レポートなどのレポート類の記録時は
行わないようにCPU6で制御している。これはコピー
やレポートの記録はユーザがその場にいて意識的に記録
させようとするものであるから、もし異常記録した場合
にはユーザの判断に任せることができるためファクシミ
リ装置が自動的に判断する必要がないからである。また
コピーにはフッタマークであってもできる限り読み取り
原稿の画情報以外は記録しない方が良いという判断によ
るものである。
【0035】またカット紙に記録する場合には、受信し
た1ページの画情報が1枚のカット紙に記録しきれない
場合もある。この場合には周知の分割記録という方法が
あるが、分割記録の場合でも必ずカット紙毎に上記の処
理を行うように制御している。
【0036】図7に、制御信号線7の信号名を示す。こ
の制御信号はパソコンなどの端末として使用されるプリ
ンタのインターフェイスとして周知のセントロニクスイ
ンターフェイスに準拠したものである。7aは制御コマ
ンドや画像データを出すデータ線(DATA1〜8)、
7bは7aのストローブ信号(XSTROBE)やイニ
シャライズ信号(XINIT)、7cはプリンタの状態
を示すステイタス信号(XACKNLG,BUSY,
P.E.,SELECT,XERRO)である。7a、
7bはプリンタに対する入力信号で、7cは出力信号で
ある。このような制御信号を使用することにより、パソ
コンでプリンタを制御するのと同じようにCPU6で記
録装置部1を制御することができる。
【0037】(実施例2)図9は本発明の第2の実施例
の要部を示し、記録紙16が通過するホトセンサ14の
検知位置の直下に、光の反射を抑えるための黒い部材1
4aを設け、この部材14aの直上に記録紙16がない
場合にはホトセンサ14への反射光がなくなるようにし
ている点が特徴である。他の装置構成は第1の実施例と
同様である。
【0038】ホトセンサ14の出力を2値化する回路を
図10に示す。オペアンプ14dの非反転入力であるリ
ファレンス電圧14bを適当に設定することにより、オ
ペアンプ14dの反転入力であるホトセンサ14の出
力、すなわち、検知位置(部材14aの位置)における
反射光の大きさに応じてオペアンプ14dの検知出力1
4cを定めることができる。この検知出力14cはCP
U6に接続されている。
【0039】記録紙16の白地を検知した場合のよう
に、その検知位置の濃度が所定の濃度以下である場合に
はホトセンサ14への反射光レベルが大きくなるため、
検知出力14cはハイレベル1(白レベル)となる。一
方、記録紙16において記録部11によって記録された
箇所のインクを検知した場合や記録紙16が無い場合の
ように検知位置が所定の濃度以上である場合にはホトセ
ンサ14への反射光が小さくなるため、検知出力14c
はローレベル0(黒レベル)となる。
【0040】次に、ファクシミリ受信画像を記録すると
きの制御について、上記実施例1と異なる部分のみを説
明する。
【0041】記録紙16の後端が検知されるまでは実施
例1と同様の処理が行われる。次に、図11に示すよう
に、後端が検知されると、ステップS11〜S13にお
いて、さらに、実施例1と同様の処理がなされる。
【0042】そして、ステップS14で、ホトセンサ1
4の検知出力14cの状態をメモリ4に記憶する。そし
て、ステップS15で記録紙16を所定のステップ数だ
けフィードするとともにステップS16で、再び検知出
力14cの状態をメモリ4に記憶する。この記録紙16
のフィードをフォトセンサ14の検知出力14cの状態
の記録をフィード量がMステップに達するまで行い、M
ステップに達したと判断すると(ステップS17)、ス
テップS18でメモリ4に記憶された検知出力14cの
変化のパターンに応じて記録が正常になされたか否かの
判断を行う。
【0043】図12は、上記検知出力14cの変化パタ
ーン(P1からP7のパターン)と記録動作の判断の対
応を示す図である。
【0044】P1は、図11のステップS14で記録紙
16の白地を検知し、その後フッタマークまたはフッタ
マークに相当する画像データの黒,後端白地,記録紙1
6の排紙後の部材14aを検知した場合である。P2
は、同ステップS14で記録紙16に記録部11により
記録された部分を検知していて、その後フッタマークま
たはフッタマークに相当する画像データの黒を通過し、
後端白地,記録紙16排紙後の部材14aを検知した場
合である。P3は、P1のパターンの最後の記録紙16
排紙後の部材14aを検知しなかった場合である。P4
は、P2のパターンの最後の記録紙16排紙後の部材1
4aを検知しなかった場合である。さらに、P5は、記
録紙16の白地を検知し、後端白地,記録紙16排紙後
の部材14aを検知した場合である。P6は、記録紙1
6の白地を検知し、その後も記録紙16の白地を検出し
続けた場合である。P7は、黒レベルを検知し続けた場
合である。
【0045】パターンがP1とP2の場合は、記録が正
常に終了し記録紙16も正常に排紙されたと判断する。
また、P3とP4の場合は、記録は正常に終了したが記
録紙16が正常に排紙されなかったとする。P5の場合
は、フッタマークまたはフッタマークに相当する画像デ
ータを検知できなかったことや記録部11にインクが無
くなったり、記録部11のノズルが目詰まりしたことな
どによって正常に記録されておらず、記録紙16が正常
に排紙されたと判断する。P6の場合は、P5と同様に
正常に記録されず、記録紙16が正常に排紙されなかっ
たと判断する。P7は、記録した黒を検知したまま記録
紙搬送部12の不良により記録紙16の不送りが生じた
場合や、黒などの濃度の濃い紙を記録紙として使用した
場合と判断する。
【0046】P3,P4の場合は記録紙搬送不良である
ことを例えばファクシミリ装置内のスピーカ等から所定
の断続トーンを発することによってユーザに知らしめ記
録紙ジャムを促す。
【0047】P5,P6,P7の場合はCPU6はメモ
リ4に記憶されていた受信画像データを消去することな
く、記録異常であることを例えばファクシミリ装置内の
スピーカ等から所定の断続トーンを発することによって
ユーザに知らしめ回復動作やヘッドの交換が行われた後
に、所定の操作手順によって再度受信記録を行い確実に
記録を完了できるようにしている。
【0048】上記第1の実施例では、記録紙の所定位置
にフッタマークまたはフッタマークに相当する画像デー
タがあることを前提としているために、フッタマークま
たは1ページの最終ページを記録した直後にユーザが記
録紙を強引に引き抜くと、検知位置に記録紙が無い状態
でフッタマークまたはフッタマークに相当する画像デー
タの検知を行うため、いかなる場合でも黒レベルと判断
し記録が正常に行われたと判断してしまうが、このよう
なことは本実施例により解決することができる。
【0049】上記に示したフッタマーク記録は受信画像
記録時のみ行い、コピーや通信管理レポートなどのレポ
ート類の記録時は行わないようにCPU6で制御してい
る。
【0050】なお、例えば記録紙16の先端をセンサ1
3で検知してから所定ステップ数記録紙搬送部12によ
って搬送しても記録紙16の後端をセンサ13で検知で
きなかった場合は記録紙ジャム等の搬送不良が発生した
り、所定長以上の長さの記録紙がセットされたことと判
断できフッタマークまたは1ページの最終データを記録
する前に異常状態を検知できる。このときは、例えばフ
ァクシミリ装置内のスピーカ等から所定の断続トーンを
発することによってユーザに知らしめ異常状態を取り除
くよう促している。従って制御が1ページの最終データ
またはフッタマークを記録するステップS211または
S13まで進んでいるということは、記録紙排紙も正常
に行われるとみなしてもまったく問題はない。そこで図
12のP1とP2のパターンまで比較する必要はなく正
常記録されたか否かの判断はP3とP4だけ十分であ
る。
【0051】また、使用される記録紙のサイズが限定さ
れている場合(ユーザが選択用スイッチ等でサイズを選
択できる場合を含む)には記録紙一枚に記録できる画像
サイズ(フッタマークを含む)が決まるため、記録紙の
先端を検知してから所定の先頭記録位置まで搬送し、記
録を行う制御ができる。このときも1ページの最終デー
タまたはフッタマークの後端と記録紙の後端に所定長の
記録紙白地ができるように画像サイズを決めている。も
し、限定された記録紙サイズより短い記録紙がセットさ
れた場合には、記録動作の途中でセンサ13が記録紙1
6の後端を検知することによりわかる。このときは警告
音とともに「記録紙サイズをチェックして下さい」をL
CDに表示してユーザに警告する。また、限定された記
録紙サイズより長い記録紙がセットされた場合や記録紙
ジャムが発生した場合には、1ページの最終データまた
はフッタマーク記録後の記録紙排紙動作でMステップ搬
送後もセンサ13が記録紙16の後端を検知しないこと
によりわかる。このときは警告音とともに「記録紙を点
検してください」をLCDに表示してユーザに警告す
る。
【0052】(実施例1,2の応用例)図6に、フッタ
マークの他の例を示す。
【0053】所定位置17にあるのは上述のフッタマー
クであるが位置17と同一の行の位置18に“FAX
RECEPTION”などのようなファクシミリ受信記
録紙であることをユーザに知らしめるメッセージやイラ
ストを追加記録したものである。これによってさらにフ
ァクシミリ受信記録紙であることが積極的にアピールで
きる。ただしこの位置18のメッセージ等がファクシミ
リ画情報19と明確に区別できるようにするために位置
18には360dpiの解像度のフォントで記録すれば
画像19の解像度とはかなり異なるため区別は容易につ
く。位置18に記録するフォントやメッセージの記録は
メモリ4に記憶させることにより可能となる。解像度を
変える他の方法には位置18への記録は1ドットおきに
間引いて見かけ上の濃度をファクシミリ画情報19と変
える方法もある。この間引き記録はプリンタ装置の分野
では「ドラフトモード」、「エコノミーモード」として
周知の技術であり記録制御部15で容易に実現すること
ができる。
【0054】また、位置18に記録するメッセージはC
PU6で作成できるため、位置18に記録するメッセー
ジの中に受信ページ数や受信時刻などファクシミリ受信
では有用なデータを付加することも容易にできる。
【0055】上記実施例では記録紙としてカット紙を使
用したが、ロール紙の場合にも同様に応用できる。ただ
しフッタマークを受信画情報の1ページの終わりの次の
行に記録することによりカット紙では分割記録で発生す
る記録紙の無駄を省く利点がある。
【0056】また、上述の如きヘッドを使用した記録装
置は一般的に高解像度であるため、パーソナルコンピュ
ータなどのプリンタとして使用に耐えられる。そこでプ
リンタインターフェイスをさらに付加してプリンタ機能
付きのファクシミリ装置とすることも可能である。
【0057】図8は、主要部分のブロック図であり、図
1の解像度変換回路2と切り替え回路5から記録制御部
15の経路に付加するブロック部分を示している。30
はパソコンを接続するためのプリンタインターフェイス
用コネクタ(セントロニクスインターフェイスが一般的
である)であり、31は制御信号線7の経路をCPU6
の制御によって切り替える制御切り替え回路である。ユ
ーザは不図示の操作部のモード選択ボタン(図示せず)
を操作することによりファクシミリあるいはプリンタの
モードを選択できる。ファクシミリとして使用するとき
は、CPU6によって制御切り替え回路31を31a側
に接続することにより前述したファクシミリ動作が可能
になる。一方、プリンタとして使用するときは、CPU
6によって制御切り替え回路31を31b側に接続する
ことによりコネクタ30に接続されているパソコンの制
御によってプリンタ動作が可能になる。制御信号線7は
前述したようにセントロニクスインターフェイスに準拠
しているためこのような簡単な切り替えが可能になって
いる。
【0058】このような構成にすることによってプリン
タモードの時はフッタマークの記録は行わないようにし
ている。
【0059】(実施例3)本実施例では、実施例1また
は実施例2で示した構成のファクシミリ装置において、
記録紙16としてカット紙を使用する。また、少なくと
も記録紙1ページに記録できる容量以上の受信画像デー
タをメモリ4へ格納した後に記録を開始するものであ
る。本実施例におけるファクシミリ受信画像を記録する
時の制御について図13のフローチャートを参照して説
明する。
【0060】ステップS301において受信したメモリ
4内の画像データを検索し、記録紙16上の所定位置1
7に記録される画像データがフッタマークに相当する画
像データであるか否かを判断し、フッタマークに相当す
る画像データであるときはステップS306に進み、等
倍で記録を行う。
【0061】一方、所定位置17に記録される画像デー
タがフッタマークに相当する画像データでないと判断し
たときは、ステップS302に進み、フッタマーク記録
フラグをセットする。さらにステップS303において
所定のハードスイッチの状態やユーザーの操作部からの
キー入力により予め登録した情報に基づいて縮小記録の
可否を判断し、可の場合には、ステップS304で、縮
小記録モードを設定し、その縮小率を決定する。この場
合の縮小率は (1ページの記録長−フッタマーク記録長)/(1ペー
ジの記録長) 以下とする。
【0062】また、縮小記録が否の場合には、直接ステ
ップS305で、そのページの記録長を本来の1ページ
の記録長からフッタマークの記録長を引いたものに設定
する。このとき、フッタマーク記録長分の画像データは
該ページには記録されないことになるので、この部分の
画像データは次ページの先頭画像として記録するように
する。
【0063】上記の処理を行った後、ステップS306
へ進み記録紙の搬送および記録を開始する。すなわち、
記録紙16の先端が記録紙センサ13に到達したとき同
センサ13はON状態になり、そこから所定の長さを記
録紙搬送部12によって搬送することにより記録部11
の記録位置まで記録紙16を移動する。そこから記録制
御部15が記録部11と記録紙搬送部12を制御するこ
とによって解像度変換回路2からの解像度変換後の画像
データを記録紙16に記録する。その後の制御は図14
のフローチャートで説明する。なお、以下では図4に示
した実施例1の処理と異なる処理のみについて説明す
る。
【0064】記録が進行し、フッタマークまたはフッタ
マークに相当する画像を記録すべき位置に到達すると、
ステップS313においてフッタマーク記録フラグのチ
ェックを行い、フッタマーク記録フラグがセットされて
いなければステップS314へ進み、所定位置17を含
む64ライン分の画像データをこのページの最終データ
として記録部11により記録する。
【0065】一方、フッタマーク記録フラグがセットさ
れていれば(このとき、上記ステップS305の処理に
より該ページの記録長は本来の1ページの記録長からフ
ッタマークの記録長を引いたものとなっているので画像
データの記録は終了している。)、ステップS315
で、記録部11によって所定のフッタマークを記録紙1
6の所定位置17に記録する。
【0066】次に、ステップS316において、所定位
置17がホトセンサ14の検知位置まで移動するように
記録搬送部12で記録紙16を搬送する。以下の処理は
実施例1で説明した通りである。また、ステップS31
6以降の処理を実施例2のようにしてもよい。
【0067】(実施例4)本実施例も上記実施例3と同
様、少なくとも記録紙1ページに記録できる容量以上の
受信画像データをメモリ4へ格納した後に記録を開始す
るものである。さらに記録紙センサ13およびホトセン
サ14は図示しない機構により記録紙16の搬送方向と
垂直方向(図3に示すB方向)に移動可能である。ま
た、このとき記録紙センサ13およびホトセンサ14を
移動した場合、所定位置17もセンサ13および14と
この所定位置17が記録紙の搬送方向(図3に示すA方
向)に一直線となるように移動させる。以下、本実施例
のファクシミリ受信画像を記録する時の制御について図
15のフローチャートを参照して説明する。なお、以下
では、図13に示す実施例3と異なる処理のみについて
説明する。
【0068】ステップ401において、メモリ4内の画
像データを検索し、記録紙16上の所定位置17を含む
64ラインに記録される画像データ(すなわち、1ペー
ジの最終画像データ)の中にフッタマークに相当する画
像データがあるか否かを判断する。すなわち、上記実施
例では所定位置17に相当するデータがあるか否かを判
断したが、本実施例では、その位置17を含むライン全
体に相当するデータがあるか否かを判断する。相当する
データがあると判断したときは、ステップS402で、
フッタマークに相当する画像データが記録される記録紙
16上の位置を新しい所定位置17として定め、センサ
13および14を移動して、これらセンサとその新たな
位置17が記録紙の搬送方向(図3に示すA方向)に一
直線に配列させる。
【0069】一方、ステップS401でフッタマークに
相当する画像データが内と判断したときは、上記実施例
3と同様の処理を行い、その後、ステップS407で、
記録紙の搬送および記録を開始する。その後の制御は上
記実施例3に係る図14のフローチャートで説明した通
りである。
【0070】(実施例5)本実施例では、上記実施例4
に示した構成のファクシミリ装置を用いるものであり、
その場合においてファクシミリ受信画像を記録する時の
制御を図16のフローチャートに示すようにするもので
ある。
【0071】ステップS501において、メモリ4内の
画像データを検索し、記録紙16上の所定位置17を含
む64ラインに記録される画像データ(すなわち、1ペ
ージの最終画像データ)の中にフッタマークに相当する
画像データがあるか否かを判断し、この相当するデータ
があるときは、ステップS504に進み後述の処理を行
う。
【0072】一方、記録紙16上の所定位置17を含む
64ラインに記録される画像データの中にフッタマーク
に相当する画像データがないと判断したときは、ステッ
プS502に進み、上記64ライン分の画像データを検
索して画像を損なうことなくフッタマークを記録できる
領域の有無を確認し、フッタマークを記録できる領域で
あればステップS503に進み、メモリ4内の上記領域
において画像データをフッタマークとの論理和をとる。
次にS504へ進み、フッタマークまたはフッタマーク
に相当する画像データが記録される記録紙16上の位置
を新しい所定位置17として定め、センサ13および1
4と新たな所定位置17が記録紙の搬送方向に一直線に
並ぶように、図示しない機構により記録紙センサ13お
よびホトセンサ14を記録紙16の搬送方向と垂直方向
に移動させる。
【0073】また、ステップS502において、フッタ
マークを記録できる領域がないと判断したときは、ステ
ップS505へ進み、フッタマーク記録フラグをセット
し、さらにステップS506で縮小記録モードの設定を
行う。
【0074】上記の処理を行った後、ステップS507
へ進み記録紙の搬送を開始する。その後の制御は実施例
3に係る図14のフローチャートで説明した通りであ
る。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
記録装置の記録状態を判断するとき、そのための所定画
像は、記録すべき画像と重複しない位置に記録でき、ま
た、記録すべき画像の中に、上記所定画像と同様に検出
手段によって記録状態が判断できる画像が存在するとき
は、所定画像を記録せずに上記同様の画像を検出して記
録状態を判断することができる。
【0076】この結果、記録状態検知のために、不要な
画像を記録することがないなど通常の記録に与える影響
を最小限にし、ファクシミリ等において例えばインク切
れだけではなく、目詰まりによって正常に記録できなか
った場合についても確実に判断することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置の
主要部分の構成を表したブロック図である。
【図2】上記実施例のファクシミリ装置で用いられる記
録装置の概略構成を示す模式図である。
【図3】上記記録装置における記録センサ、ホトセンサ
および濃度検知のための所定位置の関係を示す模式図で
ある。
【図4】本発明の第1の実施例に係り、記録が正常に行
われたか否かの判断処理のフローチャートである。
【図5】(a)および(b)は主走査方向と副走査方向
の解像度変換の概念を示す図である。
【図6】フッタマーク記録の他の例を示す模式図であ
る。
【図7】上記記録装置を制御するための制御信号を示す
図である。
【図8】プリンタインターフェイスを有するファクシミ
リ装置に追加される部分のブロック図である。
【図9】本発明を適用可能な記録装置の他の例を示す模
式図である。
【図10】本発明の実施例で用いられるホトセンサ14
の出力を2値化する回路の回路図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係わり、記録が正常
に行われたか否かの判断の処理を示すフローチャートで
ある。
【図12】上記第2実施例の判断に関し、センサ検知出
力の変化パターンと記録動作の対応を示す図である。
【図13】本発明の第3の実施例に係わり、記録が正常
に行われたか否かの判断の処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】本発明の第3の実施例に係わり、記録が正常
に行われたか否かの判断の処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の第4の実施例に係わり、記録が正常
に行われたか否かの判断の処理を示すフローチャートで
ある。
【図16】本発明の第5の実施例に係わり、記録が正常
に行われたか否かの判断の処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 記録装置部 2 解像度変換回路 3 リーダ部 4 メモリ 5 切り替え回路 6 CPU 7 制御信号線 11 記録部 12 記録紙搬送部 13 記録紙センサ 14 ホトセンサ 15 記録制御部 17 記録紙濃度の検知位置(所定位置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/32 B41J 3/04 102Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づき、記録媒体に記録を
    行う記録装置において、 記録媒体上に記録される所定画像を、当該画像の記録さ
    れた状態に応じて検知できる検知手段と、 前記画像データに基づいて記録媒体の所定領域を記録す
    るとき、当該画像データに、前記検知手段が所定範囲の
    前記記録された状態の前記所定画像として検出できる画
    像データが存在するか否かを判断する判断手段と、 該判断手段が前記検出可能な画像データが存在しないと
    判断したときは、前記所定画像の記録を前記所定領域の
    記録とともに行い、前記判断手段が前記検出可能な画像
    データが存在すると判断したときは前記所定領域の記録
    を行う記録制御手段と、 該記録制御手段による前記記録の後、当該記録媒体と前
    記検出手段とを相対的に移動させ、該検出手段により、
    記録された前記所定画像または前記検出可能な画像デー
    タに基づいて記録された画像の検出を行わせる検出制御
    手段と、 該検出制御手段による前記検知手段の検知に基づき、記
    録状態を判断する記録状態判断手段と、 を具えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録装置は、画像データを受信する
    通信手段をさらに具え、前記画像データは前記通信手段
    により受信された画像データであることを特徴とする請
    求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録装置はインクを用いて記録を行
    うものであり、前記記録状態判断手段は、前記検知手段
    が、所定のインク付着率以上であることを示す値を検知
    してから前記所定のインク付着率未満であることを示す
    値を検知した場合に前記記録状態が正常であると判断す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の記録装
    置。
  4. 【請求項4】 前記記録装置は、前記通信手段により受
    信された画像データを記憶する記憶手段をさらに具え、
    前記記録状態判断手段により前記記録状態が不可と判断
    された場合、その時点で前記記憶手段に格納されている
    画像データを保存することを特徴とする請求項2または
    3に記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録装置は、原稿画像を読み取る読
    取手段をさらに具え、該読取手段により読み取られたデ
    ータを前記画像データとする第1モード、および前記通
    信手段により受信したデータを前記画像データとする第
    2モードで動作可能であり、前記第1モードにおいて前
    記検知手段または前記記録状態判断手段を動作させない
    ことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の
    記録装置。
  6. 【請求項6】 前記所定画像は前記第2モードにおいて
    記録されることを特徴とする請求項5に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録装置は、記録媒体の後端を検知
    する後端検知手段をさらに具え、該後端検知手段の検知
    結果に基づいて当該記録媒体の後端から一体の長さを隔
    てた位置を前記所定領域が含むことを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれかに記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記記録装置は前記画像データを記憶す
    る記憶手段をさらに具え、前記判断手段は、該記憶手段
    に記憶された画像データに基づいて、前記検出可能な画
    像データが存在するか否かを判断することを特徴とする
    請求項1に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記検出制御手段は前記検知手段を記録
    媒体の搬送方向と垂直方向に移動する手段を有すること
    を特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の記録
    装置。
  10. 【請求項10】 画像データに基づき、記録媒体に記録
    を行う記録手段を有したファクシミリ装置において、 記録媒体上に記録される所定画像を、当該画像の記録さ
    れた状態に応じて検知できる検知手段と、 前記画像データに基づいて記録媒体の所定領域を記録す
    るとき、当該画像データに、前記検知手段が所定範囲の
    前記記録された状態の前記所定画像として検出できる画
    像データが存在するか否かを判断する判断手段と、 該判断手段が前記検出可能な画像データが存在しないと
    判断したときは、前記所定画像の記録を前記所定領域の
    記録とともに行い、前記判断手段が前記検出可能な画像
    データが存在すると判断したときは前記所定領域の記録
    を行う記録制御手段と、 該記録制御手段による前記記録の後、当該記録媒体と前
    記検出手段とを相対的に移動させ、該検出手段により、
    記録された前記所定画像または前記検出可能な画像デー
    タに基づいて記録された画像の検出を行わせる検出制御
    手段と、 該検出制御手段による前記検知手段の検知に基づき、記
    録状態を判断する記録状態判断手段と、 を具えたことを特徴とするファクシミリ装置。
JP7133923A 1995-05-31 1995-05-31 記録装置 Pending JPH08331301A (ja)

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