JPH0983702A - 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置 - Google Patents

記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置

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JPH0983702A
JPH0983702A JP7238696A JP23869695A JPH0983702A JP H0983702 A JPH0983702 A JP H0983702A JP 7238696 A JP7238696 A JP 7238696A JP 23869695 A JP23869695 A JP 23869695A JP H0983702 A JPH0983702 A JP H0983702A
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Fumihiko Nakamura
中村  文彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インク切れの場合だけでなく、目詰まりによっ
て正常に記録できなかった場合も確実に検出できる記録
装置を提供する。 【解決手段】間引き印字の際、フッタマーク57bを1
dot主走査方向にずらして、往復印字を行い、通常印字
時のフッタマークと同様の黒率のフッタマーク印字を行
えるように制御することで、ホトセンサへの反射光が小
さくなり、通常印字時のフッタマークと変わらなくなる
ので、インク残量の検出精度を向上させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置及びその
記録装置を用いたファクシミリ装置に関し、特に、イン
クジェット方式に従って記録を行なう記録装置及びその
記録装置を用いたファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からインクジェット方式に従って記
録を行なう記録装置に関するインク残量検出方法は種々
提案され、例えば、熱エネルギーを用いてインクに状態
変化を生起させることによりインクを吐出する記録ヘッ
ド(以下、単にヘッドと称する)を用いた記録装置にお
いては、ヘッドに供給されるインクの有無を検出するた
めに次のような検出方法が提案されている。
【0003】即ち、ヘッドの温度を検出する温度検出手
段を設け、この温度検出手段によりヘッドのヒータを加
熱する前と加熱した後の温度差を検出し、この温度差が
所定値より小さければインク有りと判断し、逆に所定値
より大きければインク無しと判断することによりヘッド
に供給されるインクの有無を検出する方法である。この
従来技術は、ヘッドの有する熱容量が、インク有りのと
きは大きく、インク無しのときは小さくなることを利用
したものである。
【0004】また、別の検出方法として、インクを供給
するインク供給経路にインク圧力を検知する圧力センサ
を設け、この圧力センサによる検出値が所定値以上であ
ればインク有り、所定値以下であればインク無しと判断
することによりインクの有無を検出する方法もある。更
に、その他の検出方法として、インクカートリッジの重
量、インクの電気抵抗や電気容量、光センサによる光線
の透過等を利用した様々な方法が提案されている。
【0005】以上説明したような従来のインク残量検出
方法では、ヘッドに搭載されたインクカートリッジにイ
ンクが有ることや、ヘッドにインクが供給されているこ
とは判断できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、以下のような問題点がある。即ち、イ
ンクジェット方式に従う記録装置の本来有する弱点は、
インクが乾燥したり、ノズル内に発生する気泡によるノ
ズルの目詰まりが原因でインクが吐出しなくなることで
ある。この現象は記録開始から発生することもあるし、
また記録途中から発生することもある。
【0007】この弱点を克服するために様々な対策が施
されているが、目詰まりが発生した場合の回復動作につ
いては完璧な対策が考えられてきているものの、目詰ま
りを未然に防ぐ対策は十分に整っていないのが現状であ
る。従って、従来のインク残量検出方法によってインク
有りと判断されても、ノズルに目詰まりが発生した場合
には記録されないという現象が生ずる欠点があった。
【0008】特に、ファクシミリの記録装置としてイン
クジェット方式の記録装置が使用される場合には、イン
ク有りと判断して受信し記録動作をし、送信側に受信が
終了したことの確認を返したとしても、上述のような目
詰まりが生じた場合には記録紙には画像が何も記録され
ていなかったり、頁の途中から画像が記録されていない
という不具合が起きる。このような不具合は、送信側は
正常に通信が終了し所望の原稿が送信できたと思ってい
ても、受信側では正常に記録されていないという致命的
な問題を引き起こすことになる。
【0009】つまり、従来のインク残量検出方法では、
インクの有無に基づくファクシミリによる受信記録が正
常に実行されたかを完全に検出することは不可能であっ
た。このような不具合を解消するため、近年では画像記
録が終了した後の記録紙上の所定の位置に所定のパター
ンを記録し、そのパターンの反射の度合を検出手段によ
り検出することにより、記録紙への記録状態を判断し、
ファクシミリによる受信記録が正常に実行されたかを検
出するようにしている。
【0010】しかし、このような所定のパターンの反射
の度合を検出する方法に於いては、記録モードがインク
節約(間引き)モードの場合、所定のパターンもインク
を節約して印字されてしまうためパターンの反射の度合
が記録媒体(紙)の地色に近い状態となってしまい、検
出精度が低下してしまう欠点がある。また、上記所定の
パターンの反射の度合を検出する検出手段としては、主
に受光部、発光部を有する反射型フォトセンサを使用す
る場合が多いが、これら受光部、発光部は外部から入射
する光の影響を受け易く、所定のパターンの反射の度合
を誤検出してしまうという欠点があった。
【0011】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、インク切れの場
合だけでなく、目詰まりによって正常に記録できなかっ
た場合も確実に検出でき、ユーザによって使い易く、信
頼性をより向上させる記録装置及びその記録装置を用い
たファクシミリ装置を提供することである。また、間引
きモードの場合でもインク残量の検出精度が低下せず、
インクの消費量を低減できる記録装置及びその記録装置
を用いたファクシミリ装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明の記録装置は以下の構成を
備える。即ち、記録ヘッドを移動させながら画像データ
を記録媒体に記録する記録装置において、前記記録媒体
に割り当てられた画像データを記録すると共に、該記録
媒体への記録が終了した後、該記録媒体の所定位置に特
定マークを記録する記録手段と、前記特定マークを検出
する検出手段と、前記検出手段の検出結果に基づいて、
前記記録手段による記録状態を判定する判定手段と、前
記特定マークを少なくとも2度以上繰り返して記録さ
せ、その記録位置が前記所定位置付近であって互いに近
接した位置になるように前記記録手段を制御する制御手
段とを具備する。
【0013】また、第2の発明に係る記録装置は、以下
の構成を備える。即ち、記録ヘッドを移動させながら画
像データを記録媒体に記録する記録装置において、前記
記録媒体に割り当てられた画像データを記録すると共
に、該記録媒体への記録が終了した後、該記録媒体の所
定位置に特定マークを記録する記録手段と、前記特定マ
ークを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に
基づいて、前記記録手段による記録状態を判定する判定
手段と、少なくとも2種類の異なる特定マークを前記所
定位置付近に記録するように前記記録手段を制御する制
御手段とを具備する。
【0014】また、本発明の記録装置を用いたファクシ
ミリ装置は以下の構成を備える。即ち、上記記録装置を
用いたファクシミリ装置であって、通信回線を介して画
像データの送受信を行なう通信手段と、前記画像データ
を一時的に格納する格納手段と、前記画像データに基づ
いて前記記録手段及び制御手段を制御する手段を具備す
る。
【0015】以上のように、この発明の記録装置及びそ
の記録装置を用いたファクシミリ装置は、記録ヘッドを
移動させながら画像データを記録媒体に記録する際に、
記録媒体に割り当てられた画像データを記録した後、記
録媒体の所定位置に記録される特定マークから画像デー
タの記録状態を判定するのであるが、この特定マークを
少なくとも2度以上繰り返して記録させ、その記録位置
が所定位置付近であって互いに近接した位置になるよう
に制御する。
【0016】また、少なくとも2種類の異なる特定マー
クを所定位置付近に記録するように制御する。前記手段
によって、記録装置本体を大型化する事無く、所定パタ
ーンの黒率を高くし、検出手段の反射光の出力を安定さ
せることとなり、インク残量の誤検出を無くすことが出
来る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて添付の図面を参照して詳細に説明する。尚、以下で
は、本発明に係る記録装置をインクジェット方式の記録
装置部としてファクシミリ装置に搭載している実施の形
態を説明する。 [共通の装置構成の説明]まず、後述する第1、第2の
実施形態に共通するファクシミリ装置の全体構成につい
て説明する。
【0018】図1は本発明の代表的な実施の形態である
インクジェット方式に従う記録部を備えたファクシミリ
装置の機械的構成を示す側断面図である。まず、ファク
シミリ装置の記録部の構成について説明する。図1にお
いて、1は装置全体の主構造であるフレーム、2はフレ
ーム1に固着されているASF(Auto Sheet Feeder:
オート・シート・フィーダ)シャーシである。ASFシ
ャーシ2は記録紙を複数枚搭載しておき記録時に一枚ず
つ分離し記録部分に送り込むASF部の構造体である。
また、3は中板、4は中板押圧バネである。中板3は、
ASFシャーシ2に回動自在に取付けられていると共
に、中板押圧バネ4により図中時計回り方向に付勢され
ている。5は駆動系(不図示)により図中時計回りに回
転する記録紙分離ローラ、6は記録紙分離ローラ5のホ
ームポジションを検出する透過型センサ(以下、ローラ
ポジションセンサ)である。
【0019】なお、図1に示す中板3の位置は、駆動系
の中板動作カム部(不図示)により図中反時計回りに回
動させられている所で停止している待機状態の時に対応
している。そのカムが外れている時は時計回りに回動
し、記録紙分離ローラ5の外周に当接する。また、中板
3の動作と記録紙分離ローラ5の切り欠き位置とは互い
に同期している。
【0020】7は駆動系(不図示)により図中反時計回
りに回転する記録紙搬送ローラ、8は記録紙搬送ローラ
7の外周にバネ(不図示)により当接するように設けら
れた記録紙搬送コロである。記録紙搬送ローラ7と記録
紙搬送コロ8とは互いの当接部分で記録紙を侠持し、こ
れを図中左方に搬送する(以下、この搬送方向を副走査
方向という)。9はインクジェット方式に従う記録ヘッ
ドとインクを貯溜するインクタンクとを一体的に内蔵し
た交換可能なタイプ(ディスポーザブルタイプ)のイン
クカートリッジ、10はインクカートリッジ9を着脱可
能に取付けるキャリッジである。
【0021】さて、インクカートリッジ9の記録面は図
中、インクカートリッジ9の下部にあり、図中横方向に
複数のノズルが並んでヘッド記録面を形成している。記
録動作時にはインクカートリッジ9をそのノズルの配列
方向とは直交する方向(図面に垂直方向:以下、この方
向を主走査方向という)に移動させ、それらのノズルか
ら選択的にインクを吐出することにより複数のノズルに
よる記録幅分の領域に記録をすることが出来る。その
後、記録用紙を記録幅分だけ副走査方向に搬送し、記録
動作を繰り返すことにより記録紙上に記録が行なわれる
(このような記録方式はマルチスキャン方式と呼ばれ
る)。
【0022】12、13は各々、キャリッジ10の主走
査方向への往復移動が円滑になされるように補助するガ
イドレールであり、キャリッジ10はこれら2本のレー
ル12、13に主走査方向に移動可能に取り付けられ、
駆動系(不図示)により往復移動する。14は記録ヘッ
ドに対向し記録用紙を記録ヘッドに対向させその記録位
置での記録ヘッドとの距離を保持させるプラテン、15
は排紙ローラ、16は排紙コロである。排紙コロ16は
排紙ローラ15に対し押圧部材(不図示)により付勢さ
れており、排紙ローラ15と排紙コロ16との当接部に
記録用紙を挟持しつつ記録用紙を排出する。17は記録
紙カバーでありインクカートリッジ9を交換する時など
のために下方を支点に開くような構成となっている。
【0023】次に、ファクシミリ装置の読取部の構成に
ついて説明する。20は、駆動系(不図示)により図中
反時計回りに回転して、複数枚セットされた原稿を1枚
ずつ図中左方向へ搬送する読取分離ローラ、21は押圧
部材(不図示)により読取分離ローラ20に対し付勢さ
れ、複数枚セットされた原稿を1枚ずつ分離するゴムの
ような摩擦力の高い材質でできている分離片、22は原
稿に描かれた画像を読み取ってその画像が表現する情報
を電気信号に変換する密着型ラインイメージセンサ(以
下、イメージセンサという)、23はCSバネ、24は
駆動系(不図示)により図中時計回りに回転する白色の
CSローラである。ここで、CSバネ23はイメージセ
ンサ22をCSローラ24に対し押圧するように設けら
れている。また、CSローラ24はイメージセンサ22
の読み取り面全面に原稿を密着させること、原稿を図中
左方向に搬送させること、原稿読取のバックグランドと
なるなどの役割を持つ。
【0024】25は読取部及び操作パネル(後述)を支
持する構造体も兼ねたフレーム1に固着された原稿の下
面をガイドするための原稿ガイド、26は原稿ガイド2
5に固着され原稿の上面をガイドするための原稿ガイ
ド、27は操作用スイッチを備えた操作基板、28は操
作基板27を固着し、それ自身が原稿ガイド25に固着
されている操作パネルである。
【0025】30は電源トランスやコンデンサなどで構
成される電源部、31はフレーム1に取付けられ装置全
体の動作を制御する電気制御基板である。電気制御基板
31には、装置各部に振り分けられている電気素子や部
品(イメージセンサ22、操作基板27、電源部30、
インクカートリッジ9、各駆動モータ(不図示)、ロー
ラポジションセンサ6、各センサ(不図示))からの束
線がすべて結線されている。なお、ここでは説明されて
いない読取部の各種センサや記録用紙有無を検出するセ
ンサなどは、束線を介さず直接、電気制御基板31に実
装されている。また、外部インタフェース(例えば、公
衆電話回線網インタフェース、付属子電話インタフェー
ス、外部子電話インタフェース、セントロニクスなどの
パソコンインタフェース)は全て電気制御基板31に結
線されるよう構成されている。
【0026】<ファクシリミリ装置の構成>図2は、図
1に機械的構成を示したファクシミリ装置の電気的構成
を示すブロック図である。図2において、41は記録紙
に記録するための記録密度が360dpi×360dpiのイ
ンクジェット記録ヘッドを使用した記録装置部であり、
本実施形態では熱エネルギーを用いてインクに状態変化
を生起させることによりインクを吐出する。42は8pe
l×7.7line/mmの解像度(以下、解像度Aと呼ぶ)
および8pel×3.85line/mmの解像度(以下、解像
度Bと呼ぶ)を360dpi×360dpiの解像度(以下、
解像度Cと呼ぶ)に変換する解像度変換回路、43は原
稿を読み取るための解像度が8pel×3.85or7.7l
ine/mmのリーダ部、44はリーダ部43により読み取
った原稿の画情報や受信画情報、および記録装置部41
を制御する制御データを記憶する4Mbitのメモリ部、4
5は45a側に接続すると解像度変換回路2によって解
像度変換され、45b側に接続すると解像度変換をしな
いで記録装置部41にデータを送る、解像度変換する/
しないの選択をする切り替え回路であり、46は本実施
形態のファクシミリ装置全体の制御を行うCPU、47
はCPU46が記録制御部55を制御するための制御信
号線である。この他MODEM,NCU操作部など周知
の構成があるがここには図示しない。
【0027】[第1の実施形態]次に、図3を参照して
第1の実施形態に係る記録装置部41の構成をさらに説
明する。51は副走査方向(矢印A方向)に360dpi
の記録密度で64ドット1列のノズルを有し、主走査方
向(紙面垂直方向、図4の矢印B方向)に360dpiの
記録密度で移動しながら記録する記録密度が360dpi
×360dpiのインクジェット記録ヘッドを有する記録
部、52は記録紙の給紙、排紙および記録部51で記録
するときに副走査方向の位置を定めるための360dpi
ステップの送り精度を有する記録紙搬送部、53は記録
紙が有る場合にはON状態になり、無い場合にはOFF
状態になる記録紙の有無および先端、後端を検出するた
めの記録紙センサ、54は記録紙の記録面の濃度を検出
する反射型フォトセンサである。記録制御部55はCP
U46から送られる画像データを記録部51で記録でき
るようにデータの変換をしたり、CPU46から送られ
る制御データの指示に従い記録部51、記録紙搬送部5
2、記録紙センサ53を制御する。また、56は画像が
記録されるカット紙である。
【0028】次に、解像度変換の原理について説明す
る。読み取りと記録の解像度が異なったり、ファクシミ
リ通信の解像度と異なる記録密度を有するファクシミリ
装置では、受信時やコピー時に原稿と等倍で記録する必
要があるため解像度変換回路が必要になる。例えば8pe
l×7.7line/mmの解像度で読取った画像データを3
60dpi×360dpiヘッドで記録する場合、読取りの1
画素に対し記録の1画素を対応させて記録すると、主走
査方向8pel/360dpi=0.564、副走査方向7.
7line/mm/360dpi=0.543の縮小率で画像が
記録されることになる。そこで走査方向では元のデータ
9bitを16bitに、副走査方向では6bitを11bitに展
開すると、 主走査方向 0.564×(16/9)=1.003 副走査方向 0.543×(11/6)=0.996 となり、ほぼ等倍に記録することができる。
【0029】図5(a)、(b)は、読み取り画像のコ
ピー記録、および受信画像を受信記録するときの解像度
変換の概念を簡単に図で示したものである。図5(a)
において、45aは主走査方向の解像度変換を示してお
り、読み取り画素451aを記録画素2個分の451
a’に、また453aを記録画素1個分の453a’に
置き換えることによって主走査方向の等倍記録が可能に
なる。 図5(b)において、45bは副走査方向の解
像度変換を示しており、読み取り画素1ライン451b
を記録画素2ライン分の451b’に、また453bの
ように記録画素1ライン分の453b’に置き換えるこ
とによって副走査方向の等倍記録が可能になる。この解
像度変換回路は主走査方向については簡単なラッチ回路
を使用し、副走査方向についてはソフト制御で同一ライ
ンの2度書き制御をしている。
【0030】図1に示すメモリ44には、MODEM
(図示せず)で受信した画像データやリーダ部43で読
み取った画像データを記憶し、CPU46によって作成
した任意の画像データおよび記録制御部55に対する制
御データを記憶する。従って、ファクシミリ受信では、
8pel×3.85又は7.7line/mmの解像度で画像デ
ータが送られてくるためMODEM(図示せず)からメ
モリ44に記憶された画像データを切り替え回路45を
45a側に接続することにより解像度変換回路42で解
像度変換を行い送信原稿と等倍記録するようにCPU4
6が制御を行う。
【0031】リーダ部43で読み取った画像データも上
記と同様の処理を行うことにより等倍のコピーを行う。
一方、切り替え回路45を45b側に接続するとメモリ
44の画像データは解像度変換されることなく画像デー
タの1画素を記録の1画素に対応させ記録装置部41で
記録することができる。また、記録制御部45に制御デ
ータを送るときには45b側に接続しておく。
【0032】図4は、記録紙センサ53とホトセンサ5
4の位置関係を示したもので、57は本発明の特徴を最
も良く表した実施形態であるフッタマークおよびその記
録位置である(これらについては、後で詳細に説明す
る)。ここでセンサ53、54およびマーク57は記録
紙の搬送方向(A方向)に一直線に並ぶように配置して
いる。また、これらは記録部51の記録紙56に対する
記録可能範囲の最も左端に配置している。さらに、フッ
タマーク記録位置57は記録紙56の後端に所定の長さ
の記録紙白地が残るような位置にすることができる。
【0033】次に、ファクシミリ受信画像を記録すると
きの制御について説明する。記録紙56の先端が記録紙
センサ53に到達したとき同センサ53はON状態にな
り、そこから所定長さを記録紙搬送部52によって搬送
することにより記録部51の記録位置まで記録紙56を
移動する。そこから記録制御部55が記録部51と記録
紙搬送部52を制御することによって解像度変換回路4
2からの解像度変換後の1頁分の画像データを記録紙5
6に記録する。その後の制御は図6のフローチャートで
説明する。なお、本実施形態では、受信画像データのメ
モリ44への格納と記録とを並行して行うものである。
【0034】図6において、処理が開始されると、ステ
ップS1では、記録紙56に記録を行いながら記録紙セ
ンサ53がOFF状態になることをチェックし、OFF
状態になる(つまり記録紙56の後端を検出する)とス
テップS2にすすみ、フッタマーク記録位置57が記録
部51の記録位置に至るまで記録紙搬送部52で記録紙
56を搬送する。この搬送ステップ数をNステップ(移
動距離を1/360インチで割った数)としている。次
に、ステップS3では記録部51によってフッタマーク
を図7に示す記録紙56のフッタマーク記録位置57に
記録する。このフッタマークはCPU46によって作成
された画像データをメモリ44に記憶し、切り替え回路
45の45a側を経由して記録制御部55に送られた画
像である。
【0035】図8は、本発明の特徴を最も良く表した実
施形態であるフッタマーク57の拡大図であり、通常印
字時のフッタマーク57aを示している。また、図9
は、間引き印字時のフッタマーク17bを示している。
図8、図9に示すように、間引き印字時のフッタマーク
57bの黒率は、フッタマーク57aに対し50%であ
る。その為、図4に示すホトセンサ54への反射光が大
きくなるので、何も印字されていない記録紙40の白地
(無地)のホトセンサ54への反射光との差があまり得
られなくなる。また、ホトセンサ54の特性として外部
からの光(太陽光、照明等)の影響を受け易く、出力ダ
ウンや紙種による白地(地色)の黒率による出力のバラ
ツキが存在する為、フッタマーク57b単体では、フッ
タマークとしての誤検出が考えられる。
【0036】ここで、本発明に係る実施形態では、間引
き印字の際、フッタマーク57bを1dot主走査方向に
ずらして、往復印字を行い、フッタマーク57aと同様
の黒率のフッタマーク印字を行えるように制御してい
る。このようにすれば、前述したホトセンサ54への反
射光が小さくなり、通常印字時のフッタマーク57aと
変わらなくなるので、インク残量の誤検出を無くし、装
置の信頼性の向上に結び付くことになる。
【0037】また、フッタマーク57bを主走査方向で
なく、副走査方向に1dotずらして往復印字を行っても
前述の効果を得ることが出来る。さらに、フッタマーク
57bを主/副走査方向に同時にずらして、ホトセンサ
54の検出位置となるフッタマーク57の一部分のみの
黒率を高くするようにすれば、同様の効果が得られる。
【0038】ここでは、記録部51の有する64ノズル
のうちの16ノズルを使用し、16ドット分の記録幅に
相当する約1mmの幅で、主走査方向4.5mmの長方形の
全黒をフッタマークとしている。また後述するホトセン
サ54の有するレンズを絞ることによって、前述のフッ
タマークの記録幅を0.5mm程度まで補足してもホトセ
ンサ54による検出が可能であることは検証済みであ
る。このようにすることによって、フッタマーク自体を
目立たなくすることができ、記録紙全体の記録品位を損
なうことがない。
【0039】図6のフローチャートの説明を続けると、
ステップS4ではフッタマーク記録位置57がホトセン
サ54の検出位置まで移動するように記録紙搬送部52
で記録紙56を搬送する。この搬送ステップ数をMステ
ップとしている。ステップS5ではホトセンサ54によ
ってフッタマーク記録位置57の濃度を検出する。フッ
タマーク記録位置57に上述のフッタマークが記録され
ていれば反射光が小さいためフッタマークを検出したと
判断し、正常に記録されたと判断する。もし記録部51
にインクが無くなったり、記録部51のノズルが目詰ま
りしたことなどによって正常に記録できていないとする
と記録紙56のフッタマーク記録位置57にはフッタマ
ークが記録されていないため反射光が大きくなりホトセ
ンサ54でフッタマークが記録されていないことが検出
され、CPU46は記録が異常であると判断する。この
場合、CPU46はメモリ44に記憶されていた現在の
ページの受信画像データを消去することなく保持すると
ともに、記録異常であることを例えばファクシミリ装置
内のスピーカ等から所定の断続トーンを発することによ
ってユーザに報知する。そして、回復動作やヘッドの交
換が行われた後に、所定の操作手順によって再度受信記
録を行い確実に記録を完了できるようにしている。尚、
フッタマークが正常に記録されていないことを検出した
場合、代行受信モードに移り、メモリ4に記憶されてい
る現在のページの画像データおよび以後送られてくる画
像データをメモリ4に記憶して保存し、回復動作、ヘッ
ドの交換等の後に所定の操作によって保存した画像デー
タを記録するようにしてもよい。
【0040】また、本実施形態では、上述のフッタマー
ク記録は受信画像記録時のみ行い、コピーや通信管理レ
ポートなどのレポート類の記録時は行わないようにCP
U46で制御している。これはコピーやレポートの記録
はユーザがその場にいて意識的に記録させようとするも
のであるから、もし異常記録した場合にはユーザの判断
に任せることができるためファクシミリ装置が自動的に
判断する必要がないからである。またコピーにはフッタ
マークであってもできる限り読み取り原稿の画像情報以
外は記録しない方が良いという判断によるものである。
【0041】また、カット紙に記録する場合には、受信
した1ページの画像情報が1枚のカット紙に記録しきれ
ない場合もある。この場合には周知の分割記録という方
法があるが、分割記録の場合でも必ずカット紙の1枚1
枚の後端に決められた場所にフッタマークを記録するよ
うに制御している。図10は、図2に示す制御信号線4
7の信号名を示している。これらの制御信号は、パソコ
ンなどの端末として使用されるプリンタのインターフェ
イスとして周知のセントロニクスインターフェイスに準
拠したものである。制御信号線47aは制御コマンドや
画像データを出すデータ線(DATA1〜8)、制御信
号線47bは、信号線47aのストローブ信号(XST
ROBE)やイニシャライズ信号(XINIT)、制御
信号線47cはプリンタの状態を示すステイタス信号
(XACKNLG、BUSY、P.E.、SELEC
T、XERROR)である。信号線47a、47bはプ
リンタに対する入力信号で、信号線47cは出力信号で
ある。このような制御信号を使用することにより、パソ
コンでプリンタを制御するのと同じようにCPU46で
記録装置部51を制御することができる。
【0042】[第2の実施形態]図11は、本発明に係
る第2の実施形態の記録装置部の構成要素の配置図であ
る。図11において、記録紙56が通過するホトセンサ
54の検出位置の直下に、光の反射を抑えるための黒い
部材54aを設け、この部材54aの直上に記録紙56
がない場合にはホトセンサ54への反射光がなくなるよ
うにしてあり、フッタマークの印字制御およびファクシ
ミリ受信画像を記録する時の制御以外、他の構成は第1
の実施形態と同様である。
【0043】図12は、ホトセンサ54の出力を2値化
する回路を示す。図12において、オペアンプ54dの
非反転入力に入力するリファレンス電圧54bを適当に
設定することにより、オペアンプ54dの反転入力に入
力するホトセンサ54の出力、すなわち、検出位置(部
材54aの位置)からの反射光の大きさに応じてオペア
ンプ54dの検出出力54cを定めることができる。こ
の検出出力54cはCPU46に出力される。記録紙5
6の白地を検出した場合のように検出位置が所定の濃度
以下である場合にはホトセンサ54への反射光レベルが
大きくなるため、検出出力54cはハイレベル1(白レ
ベル)となる。記録紙56に記録部51によって記録さ
れた箇所を検出した場合や記録紙56が無い場合のよう
に検出位置が所定の濃度以上である場合にはホトセンサ
54への反射光が小さくなるため、検出出力54cはロ
ーレベル0(黒レベル)となる。
【0044】フッタマーク記録位置57は記録紙56の
後端に必ず所定の長さの記録紙白地が残るような位置に
してある。次に、第2の実施形態のファクシミリ受信画
像を記録するときの制御について説明する。図14は、
第2の実施形態に係るファクシミリ受信画像を記録する
ときのフローチャートである。
【0045】まず、記録紙56の先端が記録紙センサ5
3に到達したとき、同センサ53はON状態になりそこ
から所定長さを記録紙搬送部52によって搬送すること
により記録部51の記録位置まで記録紙56を移動す
る。そこから記録制御部55が記録部51と記録紙搬送
部52を制御することによって解像度変換回路42から
の解像度変換後の画像データを記録紙56に記録する。
【0046】その後、図14において、ステップS11
では、記録紙56に記録を行いながら記録紙センサ53
がOFF状態になることをチェックし、OFF状態にな
る(つまり記録紙56の後端を検出する)とステップS
12にすすみ、フッタマーク記録位置57が記録部51
の記録位置に至るまで記録紙搬送部52で記録紙56を
搬送する。この搬送ステップ数をNステップ(移動距離
を1/360インチで割った数)としている。次に、ス
テップS13では記録部51によってフッタマークを記
録紙56のフッタマーク記録位置57に記録する。この
フッタマークはCPU46によって作成された画像デー
タをメモリ44に記憶し、切り替え回路45の45a側
を経由して記録制御部55に送られた画像である。
【0047】ここでは、本発明の特徴を最も良く表すフ
ッタマーク57を、間引き印字の際、図9に示すフッタ
マーク57bとは異なるパターンのフッタマークを同一
の場所に印字することで、ホトセンサ54への反射光を
小さくしている。具体的には、フッタマーク57bの1
dotずらしたパターンを前述のフッタマーク57bの上
から重ね印字をして、フッタマーク57の黒率を高めて
いる。
【0048】このようにすれば、第1の実施形態と同様
に、インク残量の誤検出を無くし、装置の信頼性の向上
に結び付く。説明を続けると、ステップS14では、ホ
トセンサ54の検出出力54cの状態をメモリ44に記
憶する。ステップS15では記録紙56を所定のステッ
プ数だけフィードする。ステップS16では検出出力5
4cの状態が変化した場合にのみその状態をメモリ44
に記憶する。ステップS17では記録紙56の後端が検
出位置を通過するまで記録紙搬送部52で記録紙56を
搬送したか否かの判断を行い、NOの場合にはステップ
S15に戻り、YESの場合にはステップS18に進
む。ここで、記録紙56にフッタマークを記録してか
ら、それが、検出位置を通過するまでの搬送ステップ数
をMステップ(移動距離を1/360インチで割った
数)としている。ステップS18ではメモリ44に記憶
された検出出力54cの変化のパターンに応じて記録が
正常にされたか否かの判断を行っている。
【0049】図15は、検出出力54cの変化パターン
(P1からP7のパターン)と記録動作の判断との対応
関係を示す。図15において、P1は、ステップS14
で記録紙56の白地を検出し、その後フッタマークの
黒、後端白地、記録紙56の排紙後の部材54aを検出
した場合である。P2は、ステップS14で記録紙56
に記録部11により記録された部分を検出し、その後フ
ッタマークの黒を通過し、後端白地、記録紙56排紙後
の部材54aを検出した場合である。P3は、P1のパ
ターンの最後の記録紙56排紙後の部材54aを検出し
なかった場合である。P4は、P2のパターンの最後の
記録紙56排紙後の部材54aを検出しなかった場合で
ある。P5は、ステップS14で記録紙56の白地を検
出し、後端白地,記録紙56排紙後の部材54aを検出
した場合である。P6は、ステップS14で記録紙56
の白地を検出し、その後も記録紙56の白地を検出し続
けた場合である。P7は、黒レベルを検出し続けた場合
である。
【0050】P1とP2の場合は、記録が正常に終了し
記録紙56も正常に排紙されたと判断する。P3とP4
の場合は、記録は正常に終了したが記録紙56が正常に
排紙されなかったとする。P5の場合は、フッタマーク
を検出できなかったことや記録部51にインクが無くな
ったり、記録部51のノズルが目詰まりしたことなどに
よって正常に記録されておらず、記録紙56が正常に排
紙されたと判断する。P6の場合は、P5と同様に正常
に記録されず、記録紙56が正常に排紙されなかったと
判断する。P7は、記録した黒を検出したまま記録紙搬
送部52の不良により記録紙56の不送りが生じた場合
や、黒などの濃度の濃い紙を記録紙として使用した場合
と判断する。
【0051】P3、P4の場合は記録紙搬送不良である
ことを例えばファクシミリ装置内のスピーカ等から所定
の継続トーンを発することによってユーザに知らしめ記
録紙ジャムを促す。P5、P6、P7の場合はCPU4
6はメモリ44に記憶されていた受信画像データを消去
することなく、記録異常であることを例えばファクシミ
リ装置内のスピーカ等から所定の断続トーンを発するこ
とによってユーザに知らしめ回復動作やヘッドの交換が
行われた後に、所定の操作手順によって再度受信記録を
行い確実に記録を完了できるようにしている。
【0052】第1の実施形態では、記録紙の所定位置に
フッタマークがあることを前提としているために、フッ
タマークを記録した直後にユーザが記録紙を強引に引き
抜くと、検出位置に記録紙が無い状態でフッタマークの
検出を行うため、いかなる場合でも黒レベルと判断し記
録が正常に行われたと判断してしまうが、このようなこ
とは第2の実施形態により解決することができる。
【0053】上述のフッタマーク記録は受信画像記録時
のみ行い、コピーや通信管理レポートなどのレポート類
の記録時は行わないようにCPU46で制御している。
尚、例えば、記録紙56の先端をセンサ53で検出して
から所定ステップ数だけ記録紙搬送部52によって搬送
しても記録紙56の後端をセンサ53で検出できなかっ
た場合は記録紙ジャム等の搬送不良が発生したり、所定
長以上の長さの記録紙がセットされたことと判断できフ
ッタマークを記録する前に異常状態を検出できる。この
場合では、例えばファクシミリ装置内のスピーカ等から
所定の断続トーンを発することによってユーザに報知し
て異常状態を取り除くようにしている。従って、第2の
実施形態では、ファクシミリ受信記録制御がフッタマー
クを記録するステップS13まで進んでいるということ
は、記録紙排紙も正常に行われるとみなしてもまったく
問題はない。そこで、図15のP1とP2のパターンま
で比較する必要はなく正常記録されたか否かの判断はP
3とP4だけで十分である。
【0054】また、使用される記録紙のサイズが限定さ
れている場合(ユーザが選択用スイッチ等でサイズを選
択できる場合を含む)には記録紙一枚に記録できる画像
サイズ(フッタマークを含む)が決まるため、記録紙の
先端を検出してから所定の先頭記録位置まで搬送し、記
録を行う制御ができる。このときもフッタマークの後端
と記録紙の後端の所定長の記録紙白地ができるように画
像サイズを決めている。もし、限定された記録紙サイズ
より短い記録紙がセットされた場合には、記録動作の途
中でセンサ53が記録紙56の後端を検出することによ
り判別できる。このときは、警告音とともに「記録紙サ
イズをチェックして下さい」をLCDに表示してユーザ
に警告する。また、限定された記録紙サイズより長い記
録紙がセットされた場合や記録紙ジャムが発生した場合
には、フッタマーク記録後の記録紙排紙動作でMステッ
プ搬送後もセンサ53が記録紙56の後端を検出しない
ことによりわかる。このときは警告音とともに「記録紙
を点検してください」をLCDに表示してユーザに警告
する。
【0055】上記各実施形態では、記録紙としてカット
紙を使用したが、ロール紙の場合にも同様に応用でき
る。ただしフッタマークを受信画情報の1ページの終わ
りの次の行に記録することによりカット紙では分割記録
で発生する記録紙の無駄を省く利点がある。また、上述
の如き記録部51としてインクジェット記録ヘッドを使
用した記録装置は一般的に高解像度であるため、パソコ
ンなどのプリンタとして使用に耐えられる。そこでプリ
ンタインターフェイスをさらに付加してプリンタ機能付
きのファクシミリ装置とすることも可能である。
【0056】図13は、プリンタ機能付きのファクシミ
リ装置の主要部分のブロック図であり、図2の解像度変
換回路42と切り替え回路45から記録制御部55の経
路に付加するブロック部分を示している。60はパソコ
ンを接続するためのプリンタインターフェイス用コネク
タ(セントロニクスインターフェイスが一般的である)
で、61は制御信号線47の経路をCPU46の制御に
よって切り替える制御切り替え回路である。ユーザは図
1に示す操作パネル28のモード選択ボタン(図示せ
ず)を推すことによりファクシミリあるいはプリンタの
モードを選択できる。ファクシミリとして使用するとき
は、CPU46によって制御切り替え回路61を61a
側に接続することにより前述したファクシミリ動作が可
能になる。プリンタとして使用するときは、CPU46
によって制御切り替え回路61を61b側に接続するこ
とによりコネクタ60に接続されているパソコンの制御
によってプリンタ動作が可能になる。制御信号線47は
前述したようにセントロニクスインターフェイスに準拠
しているためこのような簡単な切り替えが可能になって
いる。
【0057】このような構成にすることによってプリン
タモードの時はフッタマークの記録は行わないようにし
ている。以上説明したように、本実施形態のファクシミ
リ装置では、記録装置部41が画像を記録紙56に記録
する記録部51と、記録紙56の記録面の濃度を検出す
るホトセンサ54とを有し、画像記録が終了してから記
録紙56の所定位置に所定のフッタマークを記録部51
によって記録し、フッタマークの記録位置57の濃度を
ホトセンサ54によって検出するように制御し、ホトセ
ンサ54の出力レベルによってファクシミリ受信記録が
インク切れの場合だけではなく、目詰まりによって正常
に記録できなかった場合も確実に検出できる効果があ
る。
【0058】さらに、ファクシミリ受信画像を記録した
ときのみフッタマークを記録することによってコピーし
た記録紙と一見して区別できる。また、パソコンなどの
端末としてのプリンタ機能を有するファクシミリ装置に
おいてはファクシミリ受信記録紙とパソコンのプリント
アウト紙が混在してスタックされることがあるが、この
フッタマークを記録することにより受信記録紙とプリン
タアウト紙の区別が容易にできる効果がある。
【0059】また、フッタマーク記録では記録解像度や
記録濃度を変えることができる記録ヘッドを設けること
により、フッタマークを受信画像と勘違いすることを防
ぐ効果がある。そもそも一般的に記録ヘッドはファクシ
ミリの解像度(8pel×3.75line/mmor7.71lin
e/mm)よりも高密度の記録能力を持っているのでこれ
は容易に実現できる。
【0060】また、書類を整理するときに使用するファ
イルなどは一般的に左閉じのものが多いため、そもその
送信原稿も左に余白を空けて文章を書いているものが多
いので、フッタマーク記録位置とホトセンサとを記録紙
の搬送方向に対し記録範囲の一番左端に配置することに
より、フッタマークを目立ちにくくする工夫ができる。
【0061】また、カット紙を記録紙として使用する場
合には記録紙後端を検出する記録紙センサ13と、記録
紙を所定量搬送する記録紙搬送部12とを有し、記録紙
の後端から所定の位置にフッタマークを記録することに
より、任意の長さのカット紙がセットされていても常に
記録紙の後端から決まった位置にフッタマークを記録で
きるためフッタマークとファクシミリ受信画像の判別が
容易にできる効果がある。
【0062】また、記録紙センサ13をフッタマーク記
録位置の近傍(一直線上にあるのが理想的)に配置する
ことにより、万が一記録紙が遮光したとしても必ず記録
紙のあるところにフッタマークを記録するのでフッタマ
ーク検出動作が確実にできる安全設計の効果がある。も
し近傍に配置しない場合には記録紙がないところにフッ
タマークを記録する場合があるため確実なフッタマーク
検出ができなくなる可能性があり、この配置による効果
は大きい。
【0063】[インクジェット記録ヘッドの説明]以上
の実施の形態は、特にインクジェット記録方式の中で
も、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギー
として熱エネルギーを発生する手段(例えば電気熱変換
体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギーによりイン
クの状態変化を生起させる方式を用いることにより記録
の高密度化、高精細化が達成できる。
【0064】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて膜沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に1対1で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状をすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
【0065】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0066】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。加えて、上記の実施の形態で
説明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設け
られたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装
置本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続
や装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在の
チップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0067】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましいもので
ある。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対して
のキャッピング手段、クリーニング手段、加圧あるいは
吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子
あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段などが
ある。また、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを
備えることも安定した記録を行うために有効である。
【0068】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。以上説明した実施の形態においては、インクが液
体であることを前提として説明しているが、室温やそれ
以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは
液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット
方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0069】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0070】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。また、本発明は、ホストコンピュータ、インタフェ
ース、プリンタ等の複数の機器から構成されるシステム
に適用しても、複写機等の1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。この場合、本発明を達成
するためのソフトウエアによって表されるプログラムを
格納した記録媒体から該プログラムを該システム或いは
装置に読みだすことによって、そのシステム或いは装置
が、本発明の効果を享受することが可能となる。
【0071】尚、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲
で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能で
ある。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録装置
及びその記録装置を用いたファクシミリ装置によれば、
記録ヘッドを移動させながら画像データを記録媒体に記
録する際に、記録媒体に割り当てられた画像データを記
録した後、記録媒体の所定位置に記録される特定マーク
から画像データの記録状態を判定するのであるが、この
特定マークを少なくとも2度以上繰り返して記録させ、
その記録位置が所定位置付近であって互いに近接した位
置になるように制御するので、インク残量の誤検出でフ
ァクシミリ受信文書等の2度書きによるインクの消費を
無くすことができ、ランニングコストを低減でき、装置
の信頼性及び耐久性が向上する。
【0073】また、2度書き時に限られたメモリ内にフ
ァクシミリ受信文書を蓄積する必要がなくなり、装置の
メモリ容量を有効に利用することができる。また、記録
装置本体を大型化すること無く、特定マークによるイン
ク残量の検出精度を向上させることができる。更に、少
なくとも2種類の異なる特定マークを所定位置付近に記
録するように制御するので、インク残量の誤検出でファ
クシミリ受信文書等の2度書きによるインクの消費を無
くすことができ、ランニングコストを低減でき、装置の
信頼性及び耐久性が向上する。
【0074】また、2度書き時に限られたメモリ内にフ
ァクシミリ受信文書を蓄積する必要がなくなり、装置の
メモリ容量を有効に利用することができる。また、記録
装置本体を大型化すること無く、特定マークによるイン
ク残量の検出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施の形態であるインクジェ
ット方式に従う記録部を備えたファクシミリ装置の機械
的構成を示す側断面図である。
【図2】図1に機械的構成を示したファクシミリ装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図3】図2の記録紙センサ、ホトセンサ、フッタマー
ク記録位置の関係を示した図である。
【図4】図2の記録紙センサ、ホトセンサ、フッタマー
ク記録位置の関係を示した図である。
【図5】読み取り画像のコピー記録、および受信画像を
受信記録するときの解像度変換の概念を示した図であ
る。
【図6】第1の実施形態のファクシミリ受信画像を記録
するときの制御を説明するフローチャートである。
【図7】フッタマーク記録の一例を示す図である。
【図8】通常印字時のフッタマークを示す図である。
【図9】間引き印字時のフッタマークを示す図である。
【図10】図2に示す制御信号線の信号名を示す図であ
る。
【図11】本発明に係る第2の実施形態の記録装置部の
構成要素の配置図である。
【図12】ホトセンサの出力を2値化する回路図であ
る。
【図13】プリンタ機能付きのファクシミリ装置の主要
部分のブロック図である。
【図14】第2の実施形態に係るファクシミリ受信画像
を記録するときのフローチャートである。
【図15】検出出力の変化パターンと記録動作の判断と
の対応関係を示す図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ASFシャーシ 9 インクカートリッジ 10 キャリッジ 28 操作パネル 30 電気制御基板 41 記録装置部 42 解像度変換部 43 リーダ部 44 メモリ 45 切り替え回路 46 CPU 47 制御信号線 51 記録部 52 記録紙搬送部 53 記録紙センサ 54 ホトセンサ 55 記録制御部 56 記録紙 57 フッタマークおよびその記録位置 57a 通常印字時のフッタマーク 57b 間引き印字時のフッタマーク 60 プリンタインターフェイス用コネクタ 61 制御切り替え回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/393 B41J 3/04 101Z

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを移動させながら画像データ
    を記録媒体に記録する記録装置において、 前記記録媒体に割り当てられた画像データを記録すると
    共に、該記録媒体への記録が終了した後、該記録媒体の
    所定位置に特定マークを記録する記録手段と、 前記特定マークを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記記録手段によ
    る記録状態を判定する判定手段と、 前記特定マークを少なくとも2度以上繰り返して記録さ
    せ、その記録位置が前記所定位置付近であって互いに近
    接した位置になるように前記記録手段を制御する制御手
    段とを具備することを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 記録ヘッドを移動させながら画像データ
    を記録媒体に記録する記録装置において、 前記記録媒体に割り当てられた画像データを記録すると
    共に、該記録媒体への記録が終了した後、該記録媒体の
    所定位置に特定マークを記録する記録手段と、 前記特定マークを検出する検出手段と、 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記記録手段によ
    る記録状態を判定する判定手段と、 少なくとも2種類の異なる特定マークを前記所定位置付
    近に記録するように前記記録手段を制御する制御手段と
    を具備することを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録ヘッドは、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録ヘッドは、熱エネルギーを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変換体
    を備えていることを特徴とする請求項3に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記記録ヘッドは、前記熱エネルギー変
    換体によって印加される熱エネルギーによりインクに状
    態変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口よりイ
    ンクを吐出させるものであることを特徴とする請求項4
    に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記記録手段は、第1の記録モードと、
    該第1の記録モードの画像データを間引いて記録する第
    2の記録モードとを有し、該第2の記録モードの場合、
    前記制御手段は、前記特定マークを少なくとも2度以上
    繰り返して記録させ、その記録位置が前記所定位置付近
    であって互いに近接した位置になるように前記記録手段
    を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  7. 【請求項7】 前記記録手段は、第1の記録モードと、
    該第1の記録モードの画像データを間引いて記録する第
    2の記録モードとを有し、該第2の記録モードの場合、
    前記制御手段は、少なくとも2種類の異なる特定マーク
    を前記所定位置付近に記録するように前記記録手段を制
    御することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  8. 【請求項8】 前記検出手段は、発光素子と受光素子と
    を有する反射型センサを含み、前記特定マークからの反
    射光が所定値以上であることを検出することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 前記判定手段は、前記反射光が所定値以
    下の場合に前記記録状態が正常であると判定することを
    特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段により前記記録状態が異
    常と判定された場合、その異常と判定された時点での記
    録媒体に割り当てられた画像データを含むそれ以降に記
    録すべき画像データを保存する記憶手段を更に具備する
    ことを特徴とする請求項9に記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 前記記録状態が異常とは、記録ヘッド
    から吐出されるインクの目詰まり又はインク切れ状態で
    あることを特徴とする請求項10に記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 原稿画像を画像データとして読み取る
    読取手段と,通信回線を介して画像データの送受信を行
    う通信手段とに接続され、前記記録手段は、前記読取手
    段により読み取られた画像データを記録する第3の記録
    モードと、前記通信手段により受信された画像データを
    記録する第4の記録モードとを有し、前記第4の記録モ
    ードにおいて前記特定マークを記録媒体に記録すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の記録装置。
  13. 【請求項13】 前記記録媒体の搬送位置を検出する搬
    送位置検出手段を更に具備し、前記記録手段は、該搬送
    位置検出手段の検出結果に基づいて前記記録媒体に前記
    特定マークを記録することを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の記録装置。
  14. 【請求項14】 前記搬送位置検出手段は、前記特定マ
    ークを記録する所定位置の近傍に配置され、前記記録媒
    体の後端を検出することを特徴とした請求項13に記載
    の記録装置。
  15. 【請求項15】 請求項1又は請求項2に記載の記録装
    置を用いたファクシミリ装置であって、 通信回線を介して画像データの送受信を行なう通信手段
    と、 前記画像データを一時的に格納する格納手段と、 前記画像データに基づいて前記記録手段及び制御手段を
    制御する手段を具備することを特徴とするファクシミリ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記記録手段は、第1の記録モード
    と、該第1の記録モードの画像データを間引いて記録す
    る第2の記録モードとを有し、該第2の記録モードの場
    合、前記制御手段は、前記特定マークを少なくとも2度
    以上繰り返して記録させ、その記録位置が前記所定位置
    付近であって互いに近接した位置になるように前記記録
    手段を制御することを特徴とする請求項15に記載のフ
    ァクシミリ装置。
  17. 【請求項17】 前記記録手段は、第1の記録モード
    と、該第1の記録モードの画像データを間引いて記録す
    る第2の記録モードとを有し、該第2の記録モードの場
    合、前記制御手段は、少なくとも2種類の異なる特定マ
    ークを前記所定位置付近に記録するように前記記録手段
    を制御することを特徴とする請求項15に記載のファク
    シミリ装置。
  18. 【請求項18】 原稿画像を画像データとして読み取る
    読取手段を更に具備し、前記記録手段は、前記読取手段
    により読み取られた画像データを記録する第3の記録モ
    ードと、前記通信手段により受信された画像データを記
    録する第4の記録モードとを有し、前記第4の記録モー
    ドにおいて前記特定マークを記録媒体に記録することを
    特徴とする請求項15に記載のファクシミリ装置。
JP7238696A 1995-09-18 1995-09-18 記録装置及びその記録装置を用いたファクシミリ装置 Withdrawn JPH0983702A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000151984A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Sony Corp 付随情報付加装置および方法、付随情報検出装置および方法、ならびに不正利用防止システム

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JP2000151984A (ja) * 1998-11-18 2000-05-30 Sony Corp 付随情報付加装置および方法、付随情報検出装置および方法、ならびに不正利用防止システム

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