JP3445036B2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JP3445036B2
JP3445036B2 JP22519095A JP22519095A JP3445036B2 JP 3445036 B2 JP3445036 B2 JP 3445036B2 JP 22519095 A JP22519095 A JP 22519095A JP 22519095 A JP22519095 A JP 22519095A JP 3445036 B2 JP3445036 B2 JP 3445036B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像記録装置に関
し、特に、インクジェット方式に従う記録ヘッドを用い
て記録を行なう記録部を有した画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホストコンピュータ(以下、
ホストという)と接続してホストの周辺機器であるプリ
ンタとして動作可能なファクシミリ装置であり、その記
録部にインクジェット方式に従って記録を行なう交換可
能なインクタンクが一体となったカートリッジ型の記録
ヘッド(以下、インクカートリッジという)を搭載した
装置において、カラー記録用のインクカートリッジが装
着されているときに、ファクシミリ画像を受信した場合
は、その装着インクカートリッジを用いて受信画像を記
録するか、或いは、その受信画像を装置に内蔵の画像メ
モリに一時的に格納しモノクロ記録専用のインクカート
リッジに交換された時点でその受信画像を出力するよう
に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上記
従来例において、カラー記録用のインクカートリッジで
受信ファクシミリ画像を記録すると、そのファクシミリ
画像にはモノクロ(白黒)データしか含まれていないに
もかかわらず、カラーインクを無駄に消費してしまうと
いう問題があった。特に、カラー記録用のインクカート
リッジを装着したままにしておくと、モノクロデータし
か記録していないにもかかわらずカラーインクが使用さ
れ、インクタンクにカラーインクが最早残存しないとい
うこともあり得る。
【0004】また、カラー記録用のインクカートリッジ
が装着されている時に、ファクシミリ画像を受信し、こ
れを一時的に画像メモリに格納するよう制御する場合
は、インクカートリッジがモノクロ記録専用のインクカ
ートリッジに交換されるまで受信画像が出力されないた
め、通信の即時性が失われてしまったり、画像メモリに
空き領域がなくなるとそれ以上のファクシミリ受信が出
来なくなってしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、例えば、ファクシミリとプリンタの両方の機能と動
作を考慮し、本来は不必要な記録剤の消耗を防止すると
ともに適切な記録ヘッドを用いて記録が行なわれるよう
制御できる画像記録装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は、以下のような構成からな
る。即ち、黒インクを吐出可能なモノクロ記録専用の第
1記録ヘッドと黒インク及び該黒インク以外のカラーイ
ンクを吐出可能なカラー記録用の第2記録ヘッドとを選
択的に装着して記録媒体に画像記録を行なう画像記録装
置であり、通信回線を介して送られてくるデータを受信
する通信モードを含む複数の動作モードで動作可能な画
像記録装置において、通信回線を介してデータの受信を
行なう通信手段と、装着された記録ヘッドが前記第1記
録ヘッドであるか或いは第2記録ヘッドであるかを判別
する判別手段と、前記通信手段により受信されたデータ
を格納するための記憶手段と、前記記憶手段に前記通信
手段による受信データを一時的に格納する代行受信を実
行するか否かを設定するための設定手段と、前記判別手
段により前記第2記録ヘッドの装着が判別され且つ前記
設定手段により代行受信が設定されている場合、前記第
1記録ヘッドの装着を待って該第1記録ヘッドを用いて
前記受信データに基づきモノクロ記録を行なうよう制御
し、前記判別手段により前記第2記録ヘッドの装着が判
別され且つ前記設定手段により代行受信が設定されてい
ない場合、前記第1記録ヘッドの装着を待たずに前記第
2記録ヘッドを用いて前記受信データに基づきモノクロ
記録を行うように制御する制御手段とを有することを特
徴とする画像記録装置を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】以上の構成により本発明は、モノ
クロ記録専用の第1記録ヘッドとカラー記録用の第2記
録ヘッドとを選択的に装着して記録媒体に画像記録を行
なう記録手段を有した画像記録装置が、例えば、通信手
段によって受信されたデータの記録を行なう第1動作モ
ードとホストより入力された画像データをプリント出力
する第2動作モードといった複数の動作モードで動作可
能であるとき、通信手段によるデータの受信時に、第2
記録ヘッドの装着が判別されると記憶手段にその受信デ
ータを格納して保持し、一方、第1記録ヘッドの装着が
判別されると、その受信データを記録手段によって記録
を行なうよう制御する。
【0008】ここで、第2記録ヘッドが装着されたま
ま、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに
切り替わると、装着記録ヘッドの種類を示す第1メッセ
ージを例えば、LCDなどの表示手段に表示するよう制
御する。さらに、第2記録ヘッドが装着され第1動作モ
ードで動作中に、ファクシミリデータの受信があると、
記録ヘッドを第1記録ヘッドに交換するよう促す第2メ
ッセージを表示手段に表示するよう制御する。なお、第
1及び第2メッセージの表示を抑止したり、或いは、そ
の抑止の解除するようにしても良い。
【0009】また、記憶手段に受信データが格納されて
いるかどうかを監視するようにしても良い。さて、第1
記録ヘッドは黒色インクを吐出してモノクロ記録を行な
う記録ヘッドであり、第2記録ヘッドは黒色インクと複
数のカラーインクを吐出してカラー記録を行なう記録ヘ
ッドである。
【0010】また、第2記録ヘッドが装着され第1動作
モードで動作中に、データの受信があると、第1記録ヘ
ッドの装着を待たずに第2記録ヘッドを用いて黒色イン
ク以外のカラーインクで記録を行うよう、或いは、第2
記録ヘッドを用いて黒色インク以外のカラーインクでデ
ータの受信日時、通信相手先等の情報の記録を行うよう
制御可能である。
【0011】また、或いは、第2記録ヘッドが装着され
第1動作モードで動作中に、データの受信があると、第
1記録ヘッドの装着を待たずに第2記録ヘッドを用いて
黒色で記録を行うよう制御可能である。さらに、第2記
録ヘッドを用いて黒色インク以外のカラーインクでデー
タの受信日時、通信相手先等の情報を、データの記録が
なされた記録媒体に記録するようにしても良い。
【0012】さらに、第2動作モードで動作中に、デー
タの受信があると、その受信データを記憶手段に格納
し、動作モードを第2動作モードから第1動作モードに
切り替えるよう制御するようにしても良いし、加えて、
第1記録ヘッドの装着が判別されると、記憶手段から格
納された受信データを読み出して、記録手段によって画
像記録を行うよう制御しても良い。
【0013】さらにまた、第2動作モードにおいて、所
定時間、ホストより画像データの入力がないと動作モー
ドを自動的に第1動作モードに復帰させるように制御し
ても良い。尚、第1及び第2記録ヘッドは、インクを吐
出して記録を行うインクジェット記録ヘッドも良いし、
或いは、熱エネルギーを利用してインクを吐出する記録
ヘッドであって、インクに与える熱エネルギーを発生す
るための熱エネルギー変換体を備えていても良い。
【0014】以下添付図面を参照して本発明の好適な実
施例を詳細に説明する。図1は本発明の代表的な実施形
態であるインクジェット方式に従った記録ヘッドによっ
て記録を行なう記録部を備えたファクシミリ装置の構成
を示す側断面図である。この記録部には、インクタンク
と一体化したカートリッジ式の白黒記録専用のモノクロ
記録ヘッドか、或いは、カートリッジ式のカラー記録用
のカラー記録ヘッドのいづれかを搭載している。このモ
ノクロ記録ヘッドとカラー記録ヘッドとは交換可能であ
る。また、このファクシミリ装置は装置をファクシミリ
装置として動作させるファクシミリモードと、外部コン
ピュータからのデータを受信してプリント出力するプリ
ンタとして動作させるプリンタモードの2つのモードが
あり、後述する操作パネルからの操作で2つのモードは
切り替え可能である。
【0015】図1を参照して、ファクシミリ装置の概略
構成について説明する。図1において、Aは原稿を光学
的に読み取る読取部、Bはインクジェット方式に従って
記録を行なう記録部、Cは給紙カセットに積載された記
録紙P等の記録媒体を1枚づつ分離して記録部Bに供給
する給紙部である。まず、記録紙Pの流れについて説明
する。記録紙Pの搬送経路は矢印Gで示す通りである。
即ち、給紙部Cの給紙カセット1に積載された記録紙P
は、給紙ローラ2およびリタードローラ3によりピック
アップされ、給紙ローラ2によって記録部Bに送り込ま
れる。記録部Bでは記録ヘッド5により記録紙Pにイン
クを吐出して記録を行いつつ、その記録に合わせて記録
紙Pを搬送する。そして、記録が終了すると、排紙ロー
ラ6によって記録紙Pを排紙スタッカ7に排出積載す
る。
【0016】次に、給紙部Cの具体的な構成について説
明する。図1において、記録紙Pを複数枚積載収納する
給紙カセット1には記録紙Pを積載する中板4を備えて
いる。中板4は給送ローラ2と対向配置されている中板
バネ10により裏面より上方に付勢されている。また、
中板4は給紙待機時においてはカムなどにより下方へ押
圧され記録紙Pが少なくなったり無くなった時には容易
に継ぎ足し可能な構造になっている。
【0017】一方、記録信号を検知し、給紙動作を開始
する時は、カム等による中板4の下方押圧が解除され、
記録紙Pは給紙ローラ2によってピックアップされる。
リタードローラ3は給紙ローラ2と対向する位置にあり
中板4と連動して記録紙Pの位置を変える。給紙動作を
行う時は、中板4によって付勢され、給紙ローラ2でピ
ックアップされた記録紙PをJ部で給紙ローラ2との協
働作用によって最上側の1枚のみを分離給送する。分離
給送された記録紙Pは給送ローラ2に十分巻き付くよう
に挟持しながら記録部Bに搬送される。
【0018】さらに、記録部Bで記録された記録紙Pが
排出機構を説明する。排紙ローラ6で排出された記録紙
Pは、排紙スタッカ7に排紙積載される。排紙スタッカ
7は、ヒンジK部を回転中心とする排紙補助トレイ9が
設けられており、使用する記録紙Pが長尺である場合に
回転させて、排紙スタッカを記録紙排紙方向へ長くさせ
ることが出来る。さらに、排紙スタッカ7は、給紙カセ
ット1のカバーを兼ねる構造になっている。なお、排紙
スタッカ7と排紙補助トレイ9には複数のリブ(不図
示)が設けられており記録がなされた記録紙Pはそれら
の複数のリブ上を摺動し、順次積載される。
【0019】さらに、画像原稿Sの流れについて説明す
る。原稿搬送路は図1に矢印Fで示す通りである。図1
において、画像原稿Sはその画像面を下側にして原稿積
載トレイ41に積載される。原稿積載トレイ41に積載
された画像原稿Sはその幅方向に移動可能なスライダ4
2によって位置決めが行われる。画像原稿Sが原稿積載
トレイ41に積載されると、その原稿は予備搬送押圧片
43によって上方から予備搬送バネ44により押圧さ
れ、分離ローラ46との協働作用により捌いて予備搬送
される。
【0020】次に、予備搬送された画像原稿Sは、分離
片45と上方からADFバネ47によって押圧された分
離ローラ46との協働作用により、下側から1枚ずつ分
離搬送する。さらに、分離ローラ46は分離された画像
原稿Sを読み取り位置に搬送させる役割を兼ねている。
このようにして分離ローラ46で読み取り位置まで分離
搬送された画像原稿Sに描かれた画像は、光電変換セン
サ48に読み取られる。さて、CSローラ49はその上
方よりCS押圧バネ50により、光電変換センサ48の
読み取りラインにそって付勢されており、分離搬送され
た画像原稿Sを読み取りラインに密着させている。さら
に、CSローラ49は画像原稿Sの副走査方向(画像原
稿の搬送方向)の読み取り速度を決めるとともに、読み
取りを終了した画像原稿Sを排出する役割を兼ねてい
る。最後に、排出された画像原稿Sは原稿排紙トレイ5
1に排紙積載される。なお、原稿排紙トレイ51は装置
本体に着脱可能な構造になっている。
【0021】図2は記録部Bの詳細な構成を示す立体斜
視図である。図2に示すように、記録ヘッド5は、イン
クタンクを内蔵し、インクが無くなったときに記録ヘッ
ドごと新品と交換し得るカートリッジ式の記録ヘッドで
ある。また、記録ヘッド5にはモノクロ記録専用の記録
ヘッドを備えたカートリッジとカラー記録用の記録ヘッ
ドを備えたカートリッジの2種類があり、どちらにも適
宜交換可能である。この実施形態において、モノクロ記
録専用の記録ヘッドは、解像度が360DPIであり、
128個のノズルを1列に配したノズル列をもち、ノズ
ル内に設けた電気熱変換素子の発熱によってインク中に
生じた膜沸騰の圧力によってノズル先端の吐出口よりイ
ンクを吐出する。一方、カラー記録用の記録ヘッドは、
黒インク吐出用のノズルとカラーインク吐出用のノズル
とが分かれており、黒インク吐出用として64個のノズ
ルを、また、カラーインク(シアン、マゼンタ、イエ
ロ)吐出用のノズルとして上記3色のインクに対応して
それぞれ24個ずつのノズルを持っている。また、これ
らのノズルは1列に配列された構造となっている。
【0022】インク吐出原理はモノクロ記録専用の記録
ヘッドもカラー記録用の記録ヘッドも同じである。ま
た、カラー記録用の記録ヘッドは、黒インク用とカラー
インク用の2つのインクタンクを持ち、それぞれ独立し
てインクタンクを交換することが可能な構造になってい
る。図2において、キャリッジ15は記録ヘッド5を精
度良く保持しながら、記録紙Pの搬送方向(副走査方
向、矢印G方向)とは直交する方向(主走査方向、矢印
H方向)に往復移動させる。また、キャリッジ15は、
ガイド棒16と突き当て部15aにより摺動自在に保持
されている。キャリッジ15の往復移動は、キャリッジ
モータ30(不図示)によって駆動されるプーリ17お
よびタイミングベルト18によって行われ、この時に記
録ヘッド5に与えられる記録信号や電力は、フレキシブ
ルケーブル19によって装置本体の電気回路より供給さ
れている。記録ヘッド5とフレキシブルケーブル19と
は互いの接点を圧接して接続しており、記録ヘッド5の
特定の接点間の開放/接続を検出することでモノクロ記
録専用のカートリッジが装着されているか或いはカラー
記録用のカートリッジが装着されているかを後述するC
PUが認識可能な構成となっている。
【0023】また、記録部Bのキャリッジ15のホーム
ポジションにはキャップ20が設けられインク受け手段
として機能する。キャップ20は必要に応じて上下し、
上昇時は記録ヘッド5に密着しそのノズル部を覆いイン
クの蒸発やゴミの付着を防止する。さて、この装置で
は、記録ヘッド5とキャップ20とが相対的に対向した
位置となるように位置決めするために、装置本体に設け
られたキャリッジホームセンサ21とキャリッジ15に
設けられた遮光板15bが用いられている。キャリッジ
ホームセンサ21は透過型のフォトインタラプタが用い
られ、キャリッジ15が移動して待機位置まで移動した
時に、キャリッジホームセンサ21の一部から照射され
た光が遮光板15bによってその透過が遮られることを
利用して、記録ヘッド5とキャップ20とが相対的に対
向した位置にあることを検知する。
【0024】記録紙Pは図中下側より上方へ給紙され、
給送ローラ2および紙ガイド22によって水平方向に曲
げられて、矢印G方向(副走査方向)に搬送される。給
送ローラ2および排紙ローラ6は夫々、記録モータ(不
図示)によって駆動され、必要に応じてキャリッジ15
の往復移動と連動して高精度に記録紙Pを副走査方向に
搬送する。また、副走査方向には撥水性の高い材料でつ
くられ、その刃状の円周部のみで記録紙Pに接触する拍
車23が設けられる。拍車23は排紙ローラ6に対向す
る位置で、軸受部材23aにより主走査方向に所定長離
間して複数箇所に配設されており、記録直後の記録紙上
の未定着画像に接触しても画像に影響を与えずに記録紙
Pをガイドし搬送するようになっている。
【0025】フォトセンサ8は、キャップ20と記録紙
Pの紙端との間に記録ヘッド5のノズル列に対向した位
置に配置され、記録ヘッド5のノズルより吐出されるイ
ンク滴を直接光学的に検知する透過型フォトインタラプ
タであり、記録ヘッド5のインク無しの状態をその出力
から判断できる。ここで用いているフォトセンサ8は発
光素子に赤外線LEDを用い、LED発光面にはレンズ
を一体成形し、受光素子に向けておおよそ平行に光を投
射できる。受光素子にはフォトトランジスタが用いら
れ、受光素子の受光面にはモールド部材により0.7m
m×0.7mmの穴が光軸上に形成され、受光素子と発
光素子との間全域において検出範囲を高さ方向には0.
7mm、幅方向は0.7mmに絞り込んでいる。また、
発光素子と受光素子とを結ぶ光軸は記録ヘッド5のノズ
ル列と平行に配置され、受光素子と受光素子に間隔は記
録ヘッド5のノズル列よりも広く、光軸と記録ヘッド5
のノズル列5cの位置が一致すると、記録ヘッド5の各
ノズルから吐出されるインク滴は全て発光素子と受光素
子の間の検出範囲を通過可能な構成となっている。その
検出範囲をインク滴が通過することにより、インク滴が
発光側からの光を遮り、受光側への光量を減少させ、受
光素子であるフォトトランジスタの出力の変化が得られ
る。
【0026】記録ヘッド5のノズル列とフォトセンサ8
とを相対的に対向した位置となるように位置決めするた
めに、キャップ20との位置決め同様に、装置本体に設
けられたキャリッジホームセンサ21を用いる。この実
施形態では、ホームポジション(HP)にある記録ヘッ
ド5のノズル列の位置からフォトセンサ8の光軸へ移動
する距離を、キャリッジ15を駆動するモータのステッ
プ数に換算し、予め記録動作を実行させる制御プログラ
ムに定数として設定されている。このようにして、ホー
ムポジションを検出した後一定量キャリッジを移動する
ことにより、記録ヘッド5のインク列の位置とフォトセ
ンサ8の光軸とが相対的に対向した位置に正確に位置決
めできる。
【0027】図3は図1に示すファクシミリ装置の制御
構成を示すブロック図である。図3において、24は装
置全体を制御するための制御部であり、制御部24はC
PU25と、CPU25が実行する制御プログラムや各
種データを記憶しているROM26と、CPU25が種
々の処理を実行するにあたり作業領域として使用した
り、受信画像データや各種データを一時的に保存するた
めの画像メモリとしての役割も果たすRAM27と、時
間を計測するためのクロック29等を有している。
【0028】図3に示すように、記録ヘッド5はフレキ
シブルケーブル19を介して制御部24に接続し、フレ
キシブルケーブル19には制御部24から記録ヘッド5
に対する制御信号線、画像信号線、記録ヘッド5がモノ
クロ記録専用の記録ヘッドであるか或いはカラー記録用
の記録ヘッドであるかを識別する信号を出力する信号線
が含まれている。また、フォトセンサ8の出力はA/D
変換回路28により数値化し、CPU25にて解析可能
な構成となっている。キャリッジモータ30はモータ駆
動回路32によるパルスステップ数によって回転可能な
モータである。さらに、制御部24は、モータ駆動回路
33を介しキャリッジモータ30を、モータ駆動回路3
2を介し搬送モータ31を、モータ駆動回路53を介し
読取モータ52を制御し、キャリッジホームセンサ21
からの出力を入力している。
【0029】さらにまた、制御部24は、読取センサ4
8、外部コンピュータ56からの記録命令や記録データ
を受信するセントロニクス規格に準拠したプリンタイン
タフェース54、公衆電話回線57からのファクシミリ
画像データを受信したり或いはファクシミリ画像データ
を送信するモデムを内蔵した回線制御回路55を接続し
ており、ファクシミリ送受信およびコピーのみならず、
外部コンピュータのプリンタとして動作可能となってい
る。さらにまた、制御部24は装置利用者が種々の操作
や指示を行なう操作パネル58を接続している。
【0030】図4は操作パネル58の構成レイアウトを
示す図である。操作パネル58は図1に示したファクシ
ミリ装置のパネルカバー上の一部に設けられている。図
4において、61はファクシミリ通信の送信先をダイヤ
ルする10キーと“*”キーと“#”キーとで構成され
るダイヤルキー、62はリダイヤルキー、63はオンフ
ックキー、64はファクシミリモード時にコピーもしく
はファクシミリ送信もしくは受信画像の強制記録出力を
指示するスタートキー、65はファクシミリモード時に
コピーあるいはファクシミリ送信の動作の中断を指示す
るストップキー、66はワンタッチダイヤルや種々の後
で述べる種々の装置動作環境の設定を行うための設定キ
ー、67は次の動作、エラー、注意および現在の動作状
況を表示して使用者に伝えるためのLCDパネル、68
はプリンタモードとファクシミリモードを切り替えるモ
ード切替キー、69はプリンタモードにおいて紙送りを
指示する紙送りキー、70はファクシミリモードにおい
て画像原稿読取時のモード選択(ファインモード(FI
NE)と標準モード(STANDARD))を行う読取
モード選択キー、そして、71は装置に搭載されている
記録ヘッドカートリッジを別のカートリッジに交換する
ため搭載カートリッジを装置から取り外す時に押すカー
トリッジアウトキーである。
【0031】ここで、LCDパネル68には、装置の動
作モードがファクシミリモードであるときにカラー記録
用のインクカートリッジが装置に装着されたままになっ
ているとその旨を示すメッセージ(第1警告メッセー
ジ)や、さらにこの状態でファクシミリ画像データの着
信があるとモノクロ記録専用のインクカートリッジへの
交換を促すメッセージ(第2警告メッセージ)が表示さ
れる。なお、このようなメッセージ表示を行なうかどう
かは装置利用者が、設定キー66を用いて装置動作環境
の設定の中で指示する。
【0032】また、モード切替キー68にはLEDが設
けられておりプリンタモード時にはそれが点灯するよう
になっている。最初、装置に電源を投入した時は、この
装置はファクシミリ画像情報の送信、受信および受信し
た画像情報の記録を行うファクシミリモードに自動設定
される。ファクシミリモードのときはモード切替キー6
8のLEDは点灯しない。
【0033】そして、装置使用者によりモード切替キー
68が押下されるか、或いは、接続された外部コンピュ
ータ56からプリント命令を受信すると、その部分に設
けられたLEDが点灯し装置はプリンタモードに移行す
る。プリントモードに装置が移行すると、その装置は接
続された外部コンピュータの周辺機器として動作可能に
なり、接続された外部コンピュータから送られる画像情
報やテキスト情報を記録出力するプリンタとして機能す
る。さらに、プリンタモードにおいて、モード切り替え
キー68が押下されるか、或いは、所定時間プリント動
作をしなかった場合にはLEDが消灯して自動的に装置
はファクシミリモードに戻る。このときの所定時間は装
置利用者によって任意に設定キー66より設定される。
また、このときのファクシミリモードへの復帰をマニュ
アル操作、即ち、モード切り替えキー68の押下だけに
よって行なうように装置設定をすることもできる。
【0034】なお、プリントモードとしてプリント動作
中にファクシミリ受信があった場合には、プリント動作
を妨げないためにプリント出力終了までファクシミリ受
信画像は、画像メモリに一時的に蓄積され(これをメモ
リ代行受信という)、プリント動作終了後、動作モード
がファクシミリモードに切り替わったときモノクロ記録
専用のカートリッジが装着されていればその受信画像は
自動的に出力される。また、ファクシミリモードとして
動作中、例えば、ファクシミリ画像受信中に外部コンピ
ュータ56からプリント命令を受信しても、装置の動作
モードはすぐにはプリンタモードには切り替わらず、そ
のファクシミリ受信動作が終了後、モード切り替えが行
なわれる。
【0035】さらに、ファクシミリモードであってもカ
ラー記録用のインクカートリッジが装着されたままの状
態でファクシミリデータの着信があると、その受信デー
タを一時的に画像メモリに蓄積(メモリ代行受信)して
おくよう、装置の動作条件を設定しておくことができ
る。このようにしてメモリ代行受信されたファクシミリ
データは、装置に設定される動作条件によって、装着中
のカラー記録用のカートリッジを使用して、黒色以外の
インクで受信画像を記録したり、或いは、受信日時や通
信相手先等の情報を記録した受信レポート(これを代行
受信レポートという)を記録することができる。その
後、モノクロ記録専用のカートリッジに交換されると、
画像メモリに未だ画像データが残っている場合は、自動
的にその画像をプリント出力して、画像メモリに記憶さ
れたデータを消去し、第2警告メッセージの表示を中止
する。また、カートリッジの交換時点で画像データが最
早画像メモリに存在しない場合は、第1警告メッセージ
の表示を中止する。
【0036】次に以上のような構成のファクシミリ装置
において、動作モードの切り替わりと装着されるインク
カートリッジの種別に従う警告処理について、図5〜図
8に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ス
テップS101で現在の動作モードがプリンタモードで
あるか或いはファクシミリモードであるかを調べ、プリ
ンタモードであれば処理はステップS102にファクシ
ミリモードであれば処理はステップS109に進む。
【0037】次に、ステップS102では、ファクシミ
リ画像の着信があったか或いは受信中であるかどうかを
調べ、着信があった場合或いは受信中であれば処理はス
テップS103に進み、その受信ファクシミリ画像を画
像メモリに格納し、さらに続くステップS104ではメ
モリ代行受信したことを示すメッセージをLCDパネル
67に表示し、その後、処理はステップS102に戻
る。これに対して、ファクシミリ画像の着信もなく、受
信中でもなければ処理はステップS105に進み、ファ
クシミリモードへのモード切り替えが、モード切り替え
キー68の押下によるマニュアル操作によるものである
か、或いは、所定時間経過後の自動切り替えによるもの
であるかを調べる。
【0038】ここで、その切り替えがマニュアル操作に
よる場合には、処理はステップS106に進み、モード
切り替えキー68が押下されたかどうかを調べる。ここ
で、キー押下があれば処理はステップS108に進み、
キー押下がなければ処理はステップS102に戻る。こ
れに対して、切り替えが自動きり変えに設定されている
場合には、処理はステップS107に進み、プリンタモ
ードに切り替え後、所定時間が経過したかどうかを調べ
る。ここで、所定時間が経過していない場合には処理は
ステップS106に進み、所定時間が経過したと判定さ
れると処理はステップS108に進む。そして、ステッ
プS108では動作モードはプリントモードからファク
シミリモードに切り替わる。尚、以上の処理から所定時
間経過していなくてもステップS106でモード切り替
えキー68が押下されると動作モードはファクシミリモ
ードに切り替わる。
【0039】さて、動作モードがファクシミリモードで
あったりファクシミリモードに切り替わると、処理はス
テップS109において、現在装着されているインクカ
ートリッジの種別を調べ、それがカラー記録用のインク
カートリッジであれば処理はステップS110に進み、
それかモノクロ記録専用のインクカートリッジであれば
処理はステップS161に進む。
【0040】ステップS110では、さらに装置がファ
クシミリ受信をしているかどうかどうかを調べ、ファク
シミリ受信をしていれば処理はステップS114に進
み、していなければ処理はステップS111に進む。ス
テップS111では、装置利用者が第1警告メッセージ
を表示するように装置設定をしているかどうかを調べ
る。ここで、第1警告メッセージを表示するように装置
設定がなされていれば処理はステップS112に進み、
そのメッセージを表示し、表示しないように装置設定が
なされていれば処理はステップS113に進む。
【0041】ステップS113では、装置設定がファク
シミリモードでカラー記録用のカートリッジが装着され
ている場合にファクシミリ着信があったとき、メモリ代
行受信を行なう設定となっているかどうかを調べ、メモ
リ代行受信を行なう設定であれば処理はステップS12
1に、メモリ代行受信を行なわない設定であれば処理は
ステップS141に進む。
【0042】また、ステップS114では、第2の警告
メッセージをLCDパネル67に表示し、続くステップ
S115において、ステップS113と同様に、装置設
定がファクシミリモードでカラー記録用のカートリッジ
が装着されている場合にファクシミリ着信があったと
き、メモリ代行受信を行なう設定となっているかどうか
を調べ、メモリ代行受信を行なう設定であれば処理はス
テップS127に、メモリ代行受信を行なわない設定で
あれば処理はステップS154に進む。
【0043】次に、処理はステップS121において、
ファクシミリデータの着信があるかどうかを調べる。こ
こで、ファクシミリデータの着信を検知すると、処理は
ステップS122に進み、受信画像データは画像メモリ
に格納する。その後、処理はステップS123で第2警
告メッセージをLCDパネル67に表示する。ステップ
S124では、装置設定がカラーインクで(黒色インク
以外のインク)代行受信レポートを出力するか設定とな
っているか、或いは、画像の記録をする設定(カラー記
録)となっているかを調べる。ここで、カラー記録の設
定がされている場合、処理はステップS125に進んで
カラーで受信画像を記録紙1頁分記録し、一方、カラー
による代行受信レポート出力の設定がされている場合、
処理はステップS126に進んで、カラーインクによる
代行受信レポートの出力を行なう。
【0044】その後、処理はステップS127では画像
メモリに画像データが記憶されているかを調べ、画像が
存在する場合、処理はステップS128に進み、画像が
存在しない場合、処理はステップS139に進む。ステ
ップS128では、カートリッジの交換がなされたかど
うかを調べる。ここで、カートリッジが交換されたと判
定された場合、処理はステップS129に進み、その交
換されたカートリッジがモノクロ記録専用のカートリッ
ジであるかどうかを調べる。ここで、そのカートリッジ
がモノクロ記録専用のカートリッジであると判定される
と、処理はステップS130に進んで受信画像を自動的
に出力する。これに対して、カートリッジが交換されて
いない場合や、交換されたカートリッジがカラー記録用
のカートリッジであった場合、処理はステップS134
に進む。
【0045】また、ステップS139においても、カー
トリッジの交換がなされたかどうかを調べる。ここで、
カートリッジが交換されたと判定された場合、処理はス
テップS140に進み、その交換されたカートリッジが
モノクロ記録専用のカートリッジであるかどうかを調べ
る。ここで、そのカートリッジがモノクロ記録専用のカ
ートリッジであると判定されると、処理はステップS1
33に進む。これに対して、カートリッジが交換されて
いない場合や、交換されたカートリッジがカラー記録用
のカートリッジであった場合、処理はステップS121
に戻る。
【0046】さて、処理はステップS131において、
カートリッジを交換した後の画像記録が成功したかどう
かを調べる。ここでは、インクカートリッジのインクタ
ンクに残存するインク量を調べることによって行なう。
即ち、インクが残存していると記録は成功したとみな
し、インクが残存していないならば記録は成功しなかっ
たとみなすのである。もちろん、これ以外の処理や方法
によって、記録の成功/不成功を判別しても良いことは
言うまでもない。ここで、インクが残存する、即ち、画
像記録が成功したと判定されると、処理はステップS1
32に進み、画像メモリ内の画像データを消去し、さら
に、ステップS133で第2警告メッセージの表示を中
止し、その後処理はステップS101に戻る。これに対
して、インクが残存しない、即ち、画像記録が不成功と
判定されると、処理はステップS121に戻り、再びカ
ートリッジが交換されるのを待つ。
【0047】また、処理はステップS134において、
再び、装置設定がカラー記録用カートリッジで画像記録
を行うようになっているかを調べ、記録を行なわない設
定になっている場合には処理はステップS121に戻
り、一方、記録を行なう設定になっている場合には処理
はステップS135に進み、操作パネル58に設けられ
たスタートキー64の押下があるかどうかを調べる。こ
こで、その押下があると処理はステップS136に進
み、カラー記録用のカートリッジの64個の黒インク吐
出用ノズルのみを使用して黒インクで画像の記録を行
う。これに対して、その押下がなければ処理はステップ
S121に戻る。
【0048】なお、上記の黒インクでの画像記録の動作
をイエロ(Y)インク、マゼンタ(M)インク、シアン
インク(C)の合成で行なうようにしても良い。その記
録後、処理はステップS137において、インクの残量
検出によって画像記録の成功/不成功を調べる。ここ
で、インクが残存すると判定されれば、処理はステップ
S138に進み、画像メモリの画像データを消去し、そ
の後処理はステップS121に戻る。これに対して、イ
ンクが残存しないと判定された場合には画像データは消
去せずに処理はそのままステップS121に戻り、カー
トリッジが交換されるのを待つ。
【0049】さて、ステップS113で装置設定がメモ
リ代行受信をしないようになっていると判別された場
合、処理はステップS141に進み、ファクシミリデー
タ着信の有無を調べる。ここで、その着信があると処理
はステップS142に進み、受信ファクシミリ画像デー
タを画像メモリに格納し、続くステップS143では受
信ファクシミリ画像データをカラー記録用のカートリッ
ジの黒インク吐出用ノズルのみを使用して黒インクで記
録紙1頁分記録し、さらにステップS144では受信日
時などの情報をフッタ情報として記録紙の下端にカラー
インク(黒インク以外の色)で記録する。そして、ステ
ップS145ではインク残量を調べ、インクが残存して
いると認められれば処理はステップS146に進んでそ
の画像データを画像メモリより消去するが、インクが残
存していないと判断された場合には処理はステップS1
41に戻る。これに対して、ファクシミリデータ着信が
なければ処理はステップS147に進む。
【0050】次に、ステップS147では、カートリッ
ジが交換されたかを調べ、交換なされたと判断されれば
処理はステップS148に進むが、交換がなされていな
ければ処理はステップS141に戻る。ステップS14
8では交換されたカートリッジがモノクロ記録専用のカ
ートリッジであるかどうかを調べ、それがモノクロ記録
専用のものであれば処理はステップS149に進むが、
それがモノクロ記録専用のものでなければ処理はステッ
プS154に進む。
【0051】ステップS149では、画像メモリにファ
クシミリ画像データが格納されたままであるかどうかを
調べ、画像データが格納されたままであると処理はステ
ップS150に進み、自動的に画像を出力する。このよ
うにモノクロ記録専用のカートリッジに交換されると自
動的に画像メモリに格納されていた画像データはプリン
ト出力される。次に、ステップS151ではインク残量
を調べ、インクが残存していると認められればその記録
は成功したとみなして処理はステップS152に進み、
その記録がなされた画像データを画像メモリより消去
し、さらに処理はステップS153に進むが、インクが
残存していないと判断された場合には記録が不成功であ
ったとみなして処理はステップS141に戻る。これに
対して、ファクシミリ画像データが画像メモリに格納さ
れていない場合には処理はステップS153に進む。
【0052】ステップS153で第1警告メッセージの
表示を中止し、その後、処理はステップS101に戻
る。一方、ステップS154でも画像メモリに受信ファ
クシミリ画像データが格納されたままであるかどうかを
調べ、そのデータが格納されている場合、処理はステッ
プS143に戻り、一方、画像データがない場合、処理
はステップS141に戻る。
【0053】さて、ステップS109の処理で装着され
ているカートリッジがモノクロ記録専用のカートリッジ
であると判別された場合、処理はステップS161に進
み、画像メモリ内にファクシミリ画像データが格納され
ているかどうかを調べる。ここで、画像データが格納さ
れている場合、処理はステップS162に進み、その画
像データに基づいて自動的に画像をプリント出力する。
次に、ステップS163ではインク残量を調べ、インク
が残存していると認められればその記録は成功したとみ
なして処理はステップS164に進み、その記録がなさ
れた画像データを画像メモリより消去し、さらに処理は
ステップS165においてメモリ代行受信したことを示
すメッセージの表示を中止し、その後、処理はステップ
S101に戻る。
【0054】これに対して、インクが残存していないと
判断された場合には記録が不成功であったとみなして処
理はステップS166に進む。また、ステップS161
で画像データが画像メモリに無いと判断されたときにも
処理はステップS166に進む。ステップS166で
は、ファクシミリ画像データの着信の有無を調べる。こ
こで、その着信を検知すると、処理はステップS167
に進み、画像メモリにデータが残っているかを調べ、画
像データがなければ処理はステップS168に進み、受
信ファクシミリ画像データを画像メモリに格納し、続く
ステップS169でその受信ファクシミリ画像の記録を
行う。次に、ステップS170ではインク残量を調べ、
インクが残存していると認められればその記録は成功し
たとみなして処理はステップS171に進み、その後、
処理はステップS101に戻る。これに対して、インク
が残存していないと判断された場合には記録が不成功で
あったとみなして処理はステップS166に戻る。これ
に対して、ステップS167において、画像メモリに画
像データが残っていると判断された場合には処理はステ
ップS172に進み、画像メモリに受信受信ファクシミ
リ画像データを画像メモリに格納し、その後、処理はス
テップS166に戻る。
【0055】さて、ステップS166でファクシミリ画
像の着信が認められないときは、処理はステップS17
3に進み、画像メモリに画像データが残っているかどう
かを調べ、画像データが残っていないと判断された場合
には処理はステップS101に戻るが、画像データが残
っていると判断された場合には、処理はステップS17
4に進み、カートリッジの交換がなされたかどうかを調
べる。
【0056】ここで、カートリッジの交換がなされたと
判断された場合には処理はステップS175に進むが、
カートリッジの交換がなされていないと判断された場合
には処理はステップS166に戻る。次に、ステップS
175では交換されたカートリッジがモノクロ記録専用
のものであるかどうかを調べる。ここで、そのカートリ
ッジがモノクロ記録専用のものではないと判定された場
合には処理はステップS180に進み、第2警告メッセ
ージを表示し、その後、処理はステップS134に進
む。このようにして、画像メモリに画像データが記憶さ
れているとき、装置利用者が交換用のモノクロ記録専用
のカートリッジを所有しておらず、カラー記録用のカー
トリッジしか所有していない場合にも、装置設定によっ
て画像メモリに格納された画像データをカラー記録用の
カートリッジの黒インク吐出ノズルを使用して黒色イン
クで記録するよう制御される。
【0057】これに対して、交換カートリッジがモノク
ロ記録専用のものであると判定された場合、処理はステ
ップS176に進み、画像メモリ内の画像データを自動
的に画像出力する。次に、ステップS177ではインク
残量を調べ、インクが残存していると認められればその
記録は成功したとみなして処理はステップS178に進
み、その記録がなされた画像データを画像メモリより消
去し、さらに処理はステップS179においてメモリ代
行受信したことを示すメッセージの表示を中止し、その
後、処理はステップS101に戻る。これに対して、イ
ンクが残存していないと判断された場合には記録が不成
功であったとみなして処理はステップS166に戻る。
【0058】従って以上説明した実施形態に従えば、動
作モードがファクシミリモードに切り替わり、かつ、カ
ラー記録用のカートリッジが装着されたままになってい
るとき、装置利用者に対して不適当なカートリッジが装
着されていることを通知して、カートリッジの交換を促
すことができる。さらに、画像メモリに残存データが認
められると、カートリッジの交換を促しながら、現在の
装着されているカートリッジを用いて画像出力を行なっ
て画像メモリの空き領域を確保し、画像メモリが受信デ
ータでいっぱいになってしまって、それ以降の受信が不
可能になってしまうという事態を防ぐことができる。さ
らにまた、装置利用者が交換用カートリッジとして、カ
ラー記録用のカートリッジしか所有していない場合でも
ファクシミリ受信画像を出力させることができる。
【0059】以上の実施形態は、特にインクジェット記
録方式の中でも、インク吐出を行わせるために利用され
るエネルギーとして熱エネルギーを発生する手段(例え
ば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネルギ
ーによりインクの状態変化を生起させる方式を用いるこ
とにより記録の高密度化、高精細化が達成できる。その
代表的な構成や原理については、例えば、米国特許第4
723129号明細書、同第4740796号明細書に
開示されている基本的な原理を用いて行うものが好まし
い。この方式はいわゆるオンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて膜沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも1つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの
駆動信号に1対1で対応した液体(インク)内の気泡を
形成できるので有効である。この気泡の成長、収縮によ
り吐出用開口を介して液体(インク)を吐出させて、少
なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形
状をすると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるの
で、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出が達成で
き、より好ましい。
【0060】このパルス形状の駆動信号としては、米国
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。記録ヘ
ッドの構成としては、上述の各明細書に開示されている
ような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ構成
(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用面が屈
曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許第
4558333号明細書、米国特許第4459600号
明細書を用いた構成も本発明に含まれるものである。加
えて、複数の電気熱変換体に対して、共通するスロット
を電気熱変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭5
9−123670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収
する開口を吐出部に対応させる構成を開示する特開昭5
9−138461号公報に基づいた構成としても良い。
【0061】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよい。加えて、上記の実施形態で説
明した記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドのみならず、装置
本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッドを用いてもよい。
【0062】また、以上説明した記録装置の構成に、記
録ヘッドに対する回復手段、予備的な手段等を付加する
ことは記録動作を一層安定にできるので好ましい。これ
らを具体的に挙げれば、記録ヘッドに対してのキャッピ
ング手段、クリーニング手段、加圧あるいは吸引手段、
電気熱変換体あるいはこれとは別の加熱素子あるいはこ
れらの組み合わせによる予備加熱手段などがある。ま
た、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを備えるこ
とも安定した記録を行うために有効である。
【0063】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
も良いが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも1つを備えた装置とすることもで
きる。以上説明した実施の形態においては、インクが液
体であることを前提として説明しているが、室温やそれ
以下で固化するインクであっても、室温で軟化もしくは
液化するものを用いても良く、あるいはインクジェット
方式ではインク自体を30°C以上70°C以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものであればよい。
【0064】加えて、積極的に熱エネルギーによる昇温
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで積極的に防止するため、
またはインクの蒸発を防止するため、放置状態で固化し
加熱によって液化するインクを用いても良い。いずれに
しても熱エネルギーの記録信号に応じた付与によってイ
ンクが液化し、液状インクが吐出されるものや、記録媒
体に到達する時点では既に固化し始めるもの等のよう
な、熱エネルギーの付与によって初めて液化する性質の
インクを使用する場合も本発明は適用可能である。この
ような場合インクは、特開昭54−56847号公報あ
るいは特開昭60−71260号公報に記載されるよう
な、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物
として保持された状態で、電気熱変換体に対して対向す
るような形態としてもよい。本発明においては、上述し
た各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰
方式を実行するものである。
【0065】さらに加えて、本発明に係る記録装置の形
態としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力
端末として一体または別体に設けられるものの他、リー
ダ等と組み合わせた複写装置、さらには送受信機能を有
するファクシミリ装置の形態を取るものであっても良
い。また、本発明は複数の機器から構成されるシステム
に適用しても良いし、1つの機器からなる装置に適用し
ても良い。また、本発明はシステム或は装置にプログラ
ムを供給することによって実施される場合にも適用でき
ることは言うまでもない。この場合、本発明に係るプロ
グラムを格納した記憶媒体が本発明を構成することにな
る。そして、該記憶媒体からそのプログラムをシステム
或は装置に読み出すことによってそのシステム或は装置
が予め定められた仕方で動作する。
【0066】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
例えば、通信手段によって受信されるモノクロ画像の記
録出力をモノクロ記録専用の黒インクを吐出可能な第1
記録ヘッドを用いて行なうことができ、本来は不必要な
カラー記録用の、例えば、カラーインクなどの記録剤を
浪費することが防止できるという効果がある。
【0067】また、画像記録に不適切な記録ヘッドが装
着されている場合には、メッセージ表示によって適切な
記録ヘッドへの交換を促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の代表的な実施形態であるインクジェッ
ト方式に従った記録ヘッドによって記録を行なう記録部
を備えたファクシミリ装置の構成を示す側断面図であ
る。
【図2】図1に示す装置の記録部Bの詳細な構成を示す
立体斜視図である。
【図3】図1に示すファクシミリ装置の制御構成を示す
ブロック図である。
【図4】操作パネル58の構成レイアウトを示す図であ
る。
【図5】ファクシミリ受信出力制御を示すフローチャー
トである。
【図6】ファクシミリ受信出力制御を示すフローチャー
トである。
【図7】ファクシミリ受信出力制御を示すフローチャー
トである。
【図8】ファクシミリ受信出力制御を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
A 読取部 B 記録部 C 給紙部 1 給紙カセット 5 記録ヘッド 8 フォトセンサ 15 キャリッジ 20 キャップ 21 キャリッジホームセンサ 24 制御部 25 CPU 26 ROM 27 RAM 29 クロック 54 プリンタインタフェース 55 回線制御回路 57 公衆電話回線 58 操作パネル 67 LCDパネル 68 モード切り替えキー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 B41J 2/21 H04N 1/23 101

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 黒インクを吐出可能なモノクロ記録専用
    の第1記録ヘッドと黒インク及び該黒インク以外のカラ
    ーインクを吐出可能なカラー記録用の第2記録ヘッドと
    を選択的に装着して記録媒体に画像記録を行なう画像記
    録装置であり、通信回線を介して送られてくるデータ
    受信する通信モードを含む複数の動作モードで動作可能
    な画像記録装置において、 通信回線を介してデータの受信を行なう通信手段と、 装着された記録ヘッドが前記第1記録ヘッドであるか
    いは第2記録ヘッドであるかを判別する判別手段と、 前記通信手段により受信されたデータを格納するための
    記憶手段と、前記記憶手段に前記通信手段による受信データを一時的
    に格納する代行受信を実行するか否かを設定するための
    設定手段と、 前記判別手段により前記第2記録ヘッドの装着判別
    れ且つ前記設定手段により代行受信が設定されている場
    合、前記第1記録ヘッドの装着を待って該第1記録ヘッ
    ドを用いて前記受信データに基づき記録を行なうよう制
    し、前記判別手段により前記第2記録ヘッドの装着が
    判別され且つ前記設定手段により代行受信が設定されて
    いない場合、前記第1記録ヘッドの装着を待たずに前記
    第2記録ヘッドを用いて前記受信データに基づき記録を
    行うように制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2記録ヘッドが装着されたまま、
    動作モードがプリンタモードから前記通信モードに切り
    替わると、装着記録ヘッドの種類を示す第1メッセージ
    を表示手段に表示するよう制御する表示制御手段をさら
    に有することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記第2記録ヘッ
    ドが装着され前記通信モードで動作中に、前記通信手段
    によるデータの受信があると、記録ヘッドを前記第1記
    録ヘッドに交換するよう促す第2メッセージを前記表示
    手段に表示するよう制御することを特徴とする請求項2
    に記載の画像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記第1及び第2
    メッセージの表示を抑止したり、或いは、前記抑止の解
    除を指示する指示手段を含むことを特徴とする請求項3
    に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記表示手段はLCDを含むことを特徴
    とする請求項2に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記第2記録ヘッドが
    装着され、且つ前記通信モードで動作中に、前記設定手
    段により代行受信が設定されている場合には、前記通信
    手段によるデータの受信があると、前記第1記録ヘッド
    の装着を待たずに前記第2記録ヘッドを用いて前記黒イ
    ンク以外のカラーインクで前記受信データの受信日時、
    通信相手先等の情報の記録を行うよう制御可能であるこ
    とを特徴とする請求項に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、さらに、前記設定手段
    により代行受信が設定されていない場合には、前記第2
    記録ヘッドを用いて前記黒インク以外のカラーインクで
    前記受信データの受信日時、通信相手先等の情報を、前
    記受信データの記録がなされた記録媒体に記録すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、さらに、プリンタモー
    ドで動作中に、前記通信手段によるデータの受信がある
    と、前記受信データを前記記憶手段に格納し、前記動作
    モードを前記プリンタモードから前記通信モードに切り
    替えるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の
    画像記録装置。
  9. 【請求項9】 プリンタモードにおいて、所定時間、ホ
    ストより画像データの入力がないと動作モードを自動的
    前記通信モードに復帰させるよう動作モードを切り替
    えることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2記録ヘッドは、イン
    クを吐出して記録を行うインクジェット記録ヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
  11. 【請求項11】 前記インクジェット記録ヘッドは、熱
    エネルギーを利用してインクを吐出するために、インク
    に与える熱エネルギーを発生するための熱エネルギー変
    換体を備えていることを特徴とする請求項10に記載の
    画像記録装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段に前記受信データが格納
    されているかどうかを監視する監視手段をさらに有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
JP22519095A 1995-09-01 1995-09-01 画像記録装置 Expired - Lifetime JP3445036B2 (ja)

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