JPH08330876A - 水晶振動子の製造方法 - Google Patents
水晶振動子の製造方法Info
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- JPH08330876A JPH08330876A JP13299295A JP13299295A JPH08330876A JP H08330876 A JPH08330876 A JP H08330876A JP 13299295 A JP13299295 A JP 13299295A JP 13299295 A JP13299295 A JP 13299295A JP H08330876 A JPH08330876 A JP H08330876A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、四隅の欠け、稜線のクラック、平
面のキズなどのない高品質な矩形ベベル状AT板を短時
間で得るための、また、0.1mm以下の薄いAT板のベ
ベルの製造方法を提供するものである。 【構成】 AT板1を端面が揃うようにして接着剤6を
介して水晶のY’軸(厚み)方向に張り合わせ、AT板
ブロック2を作る。次に水晶のX軸方向が垂直になり、
しかも水晶のZ’軸方向が加工台3の運動方向を向くよ
うに加工台3上に接着して設置する。ノズル4の先端は
加工台3上のAT板ブロック2の上方にあって、AT板
1の厚み方向に往復運動する。加工台3に乗せたAT板
ブロック2を往復運動させながら、ノズル4から高圧流
体と共に砥粒5噴射させる。片側のベベル形状が完成し
たらAT板ブロック2を反転させて他側を同様に加工す
る。
面のキズなどのない高品質な矩形ベベル状AT板を短時
間で得るための、また、0.1mm以下の薄いAT板のベ
ベルの製造方法を提供するものである。 【構成】 AT板1を端面が揃うようにして接着剤6を
介して水晶のY’軸(厚み)方向に張り合わせ、AT板
ブロック2を作る。次に水晶のX軸方向が垂直になり、
しかも水晶のZ’軸方向が加工台3の運動方向を向くよ
うに加工台3上に接着して設置する。ノズル4の先端は
加工台3上のAT板ブロック2の上方にあって、AT板
1の厚み方向に往復運動する。加工台3に乗せたAT板
ブロック2を往復運動させながら、ノズル4から高圧流
体と共に砥粒5噴射させる。片側のベベル形状が完成し
たらAT板ブロック2を反転させて他側を同様に加工す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は厚み滑り振動を行う水晶
振動子の水晶片ベベル加工方法に関するものである。
振動子の水晶片ベベル加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】厚み滑り振動を行う水晶振動子の水晶片
には、水晶原石からの切断方位によりAT板、BT板等
がある。以下AT板を中心に説明する。AT板は水晶原
石のZ軸から約35°傾けて切り出される。そして使用
周波数に応じて規定の外形寸法、厚さに加工される。周
波数は厚さに反比例して決まり、例えば0.1mmでは1
6.7MHz、0.05mmでは33.4MHzである。
には、水晶原石からの切断方位によりAT板、BT板等
がある。以下AT板を中心に説明する。AT板は水晶原
石のZ軸から約35°傾けて切り出される。そして使用
周波数に応じて規定の外形寸法、厚さに加工される。周
波数は厚さに反比例して決まり、例えば0.1mmでは1
6.7MHz、0.05mmでは33.4MHzである。
【0003】AT板水晶片からは基本波において約1M
Hzから16MHzの周波数帯が得られる。AT板水晶
片の形状は、通常、振動の振幅を中央部に閉じ込めるた
め主面をエネルギー閉じ込め型にする。これは振動子を
支持部材で支持したとき、クリスタルインピーダンス
(以下CIと記す)の悪化を防ぎ、安定に振動させるた
めである。
Hzから16MHzの周波数帯が得られる。AT板水晶
片の形状は、通常、振動の振幅を中央部に閉じ込めるた
め主面をエネルギー閉じ込め型にする。これは振動子を
支持部材で支持したとき、クリスタルインピーダンス
(以下CIと記す)の悪化を防ぎ、安定に振動させるた
めである。
【0004】エネルギー閉じ込め型のAT板水晶片は、
低い周波数帯ではレンズ形状が、高い周波数帯ではベベ
ル形状が用いられる。ベベル形状の加工方法には、パイ
プ法やバレル法がある。
低い周波数帯ではレンズ形状が、高い周波数帯ではベベ
ル形状が用いられる。ベベル形状の加工方法には、パイ
プ法やバレル法がある。
【0005】以下に従来の外形が矩形状を有する矩形A
T板水晶片のベベル加工方法のうちパイプ法について図
面を用いて説明する。図5はパイプ法の装置を示す斜視
図であり、図6はパイプ法の加工原理を示す正面図であ
り、図7はパイプ法で加工された矩形ベベル状AT板の
斜視図である。
T板水晶片のベベル加工方法のうちパイプ法について図
面を用いて説明する。図5はパイプ法の装置を示す斜視
図であり、図6はパイプ法の加工原理を示す正面図であ
り、図7はパイプ法で加工された矩形ベベル状AT板の
斜視図である。
【0006】まず、図5において、50は金属製の円筒
容器、51、51’はベベル加工のとき円筒容器50を
乗せて回転させる水平平行に支持されたローラーで、図
示しないモーターにより駆動される。52は平板形状の
矩形AT板の水晶片で、53は例えばカーボランダム、
アルミナなどの研磨砥粒である。
容器、51、51’はベベル加工のとき円筒容器50を
乗せて回転させる水平平行に支持されたローラーで、図
示しないモーターにより駆動される。52は平板形状の
矩形AT板の水晶片で、53は例えばカーボランダム、
アルミナなどの研磨砥粒である。
【0007】この装置において、矩形AT板52のベベ
ル加工は次のように行われる。矩形AT板52は、研磨
砥粒53と一緒に円筒容器50に入れられる。その後モ
ーターによりローラー51、51’が回転させられる
と、その上の円筒容器50も回転しベベル加工が開始さ
れる。所要のベベル寸法が得られるまで円筒容器50を
回転させることで、ベベル形状を得る事ができる。
ル加工は次のように行われる。矩形AT板52は、研磨
砥粒53と一緒に円筒容器50に入れられる。その後モ
ーターによりローラー51、51’が回転させられる
と、その上の円筒容器50も回転しベベル加工が開始さ
れる。所要のベベル寸法が得られるまで円筒容器50を
回転させることで、ベベル形状を得る事ができる。
【0008】図6にベベル加工の原理を示した。矩形A
T板52は、円筒容器50の回転により、円筒容器50
内壁を実線矢印のようにすべりあがる。このとき矩形A
T板52は研磨砥粒53と共に運動するため、一定の高
さまでいくと点線矢印のように研磨砥粒53と共にすべ
り下り、その後再び実線矢印のようにすべりあがる。こ
のような運動の間に矩形AT板52の重さと砥粒53の
重さとが重なって両面共に円筒容器50の内壁に接触し
た部分に加わるので接触部分が加工される。この運動の
繰り返しにより円筒容器50の曲率に対応して54の点
線で示したようなベベル形状が形成される。
T板52は、円筒容器50の回転により、円筒容器50
内壁を実線矢印のようにすべりあがる。このとき矩形A
T板52は研磨砥粒53と共に運動するため、一定の高
さまでいくと点線矢印のように研磨砥粒53と共にすべ
り下り、その後再び実線矢印のようにすべりあがる。こ
のような運動の間に矩形AT板52の重さと砥粒53の
重さとが重なって両面共に円筒容器50の内壁に接触し
た部分に加わるので接触部分が加工される。この運動の
繰り返しにより円筒容器50の曲率に対応して54の点
線で示したようなベベル形状が形成される。
【0009】図7は上記パイプ法で加工された矩形ベベ
ル状AT板61で、55、55’は平面部、56、5
6’及び57、57’はベベル部である。
ル状AT板61で、55、55’は平面部、56、5
6’及び57、57’はベベル部である。
【0010】バレル法も加工の原理は上記と同じである
が、使用する容器が球状で、容器が自転、公転をするよ
うな構造を有する装置を用いる。
が、使用する容器が球状で、容器が自転、公転をするよ
うな構造を有する装置を用いる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のパ
イプ法やバレル法によるベベル加工では、規定のベベル
寸法を得るまでに長時間を要する。ここでベベル寸法と
は、図7のwで示す寸法をいう。例えば10MHzで長
さ6mm、巾2mmの矩形平板から、ベベル寸法1mmを得る
には、パイプ法では約1日、バレル法では約0.5日を
要する。
イプ法やバレル法によるベベル加工では、規定のベベル
寸法を得るまでに長時間を要する。ここでベベル寸法と
は、図7のwで示す寸法をいう。例えば10MHzで長
さ6mm、巾2mmの矩形平板から、ベベル寸法1mmを得る
には、パイプ法では約1日、バレル法では約0.5日を
要する。
【0012】また加工された水晶片は、四隅の欠け5
8、58’や稜線のクラック59、59’、平面部55
のキズ60などが発生している。これらは加工中に水晶
が互いに衝突したり、接触したりするのが原因である。
このような欠陥を含んだ品質の矩形AT板水晶片を用い
た場合、完成振動子において、CI値、温度特性、電流
特性に悪影響を与えるので歩留を低下させている。
8、58’や稜線のクラック59、59’、平面部55
のキズ60などが発生している。これらは加工中に水晶
が互いに衝突したり、接触したりするのが原因である。
このような欠陥を含んだ品質の矩形AT板水晶片を用い
た場合、完成振動子において、CI値、温度特性、電流
特性に悪影響を与えるので歩留を低下させている。
【0013】さらに近年エレクトロニクス関連の民生機
器分野において要求の多い、0.1mm以下の厚さで20
MHz以上のAT板に対するベベル加工を行なう場合
は、水晶片が薄くて自重が軽いため、AT板が容器と接
触し難く、特に加工が困難であるなど多くの欠点を有し
ていた。
器分野において要求の多い、0.1mm以下の厚さで20
MHz以上のAT板に対するベベル加工を行なう場合
は、水晶片が薄くて自重が軽いため、AT板が容器と接
触し難く、特に加工が困難であるなど多くの欠点を有し
ていた。
【0014】本発明の目的は上記課題を解決しようとす
るもので、従来のパイプ法やバレル法による水晶片のベ
ベル加工方法に対して全く新しい加工方法を提供するこ
とにある。
るもので、従来のパイプ法やバレル法による水晶片のベ
ベル加工方法に対して全く新しい加工方法を提供するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の要旨は、矩形AT板水晶片のベベル加工にお
いて、所定寸法の平板水晶片を該水晶片の結晶軸を揃え
た上で接着剤層を介して積層接着し、該積層水晶片ブロ
ックに向けて研磨砥粒を高圧流体と共にノズルから噴射
させて行うことを特徴とするものである。
の本発明の要旨は、矩形AT板水晶片のベベル加工にお
いて、所定寸法の平板水晶片を該水晶片の結晶軸を揃え
た上で接着剤層を介して積層接着し、該積層水晶片ブロ
ックに向けて研磨砥粒を高圧流体と共にノズルから噴射
させて行うことを特徴とするものである。
【0016】
【作用】すなわち、砥粒が高圧流体から運動エネルギー
を得て、接着剤が除去されて露出した水晶片に衝突する
ことによりベベル形状が加工される。
を得て、接着剤が除去されて露出した水晶片に衝突する
ことによりベベル形状が加工される。
【0017】
【実施例】以下図面により本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例である噴射加工によるベベルの製
造方法を示す斜視図であり、図2はAT板ブロックを示
す拡大斜視図であり、図3は噴射加工の原理を示す平面
図であり、図4は噴射加工によりベベルを有した矩形A
T板を示す斜視図である。
図1は本発明の実施例である噴射加工によるベベルの製
造方法を示す斜視図であり、図2はAT板ブロックを示
す拡大斜視図であり、図3は噴射加工の原理を示す平面
図であり、図4は噴射加工によりベベルを有した矩形A
T板を示す斜視図である。
【0018】まず図1において、1は所定寸法に加工さ
れた水晶片である矩形平板状AT板であり、2は図2に
示すようにAT板1の結晶軸を揃えた上で、平面部同志
をシェラック等の水晶に比較して硬度の低い接着剤6を
介して貼り合わせ接着したAT板ブロックであり、3は
矢印方向に往復運動する加工台、5は例えばアルミナ、
カーボランダム等の研磨剤の砥粒、4は砥粒5を例えば
空気又は水等の流体とともに高圧で噴射させるノズルで
ある。ここでX、Y’、Z’は水晶の結晶軸である。
れた水晶片である矩形平板状AT板であり、2は図2に
示すようにAT板1の結晶軸を揃えた上で、平面部同志
をシェラック等の水晶に比較して硬度の低い接着剤6を
介して貼り合わせ接着したAT板ブロックであり、3は
矢印方向に往復運動する加工台、5は例えばアルミナ、
カーボランダム等の研磨剤の砥粒、4は砥粒5を例えば
空気又は水等の流体とともに高圧で噴射させるノズルで
ある。ここでX、Y’、Z’は水晶の結晶軸である。
【0019】つぎにベベル加工について説明する。AT
板1を結晶軸及び端面が揃うようにして接着剤6を介し
て水晶の厚み方向(Y’軸方向)に500〜1000枚
積層して接着し、AT板ブロック2を作る。次に水晶の
X軸方向が垂直になり、しかも水晶のZ’軸方向が加工
台3の運動方向を向くように加工台3上に接着して設置
する。ノズル4の先端は加工台3上のAT板ブロック2
の上方にあって、AT板1の厚み方向に往復運動する。
加工台3に乗せたAT板ブロック2を往復運動させなが
ら、ノズル4から下向きに高圧流体と共に砥粒5を噴射
させる。すなわち、砥粒5の噴射方向は水晶の略X軸方
向となるようにする。
板1を結晶軸及び端面が揃うようにして接着剤6を介し
て水晶の厚み方向(Y’軸方向)に500〜1000枚
積層して接着し、AT板ブロック2を作る。次に水晶の
X軸方向が垂直になり、しかも水晶のZ’軸方向が加工
台3の運動方向を向くように加工台3上に接着して設置
する。ノズル4の先端は加工台3上のAT板ブロック2
の上方にあって、AT板1の厚み方向に往復運動する。
加工台3に乗せたAT板ブロック2を往復運動させなが
ら、ノズル4から下向きに高圧流体と共に砥粒5を噴射
させる。すなわち、砥粒5の噴射方向は水晶の略X軸方
向となるようにする。
【0020】図3(A)に示すように、高圧流体により
運動エネルギーを得た砥粒5はAT板ブロック2の上面
のAT板1の水晶面と接着剤6の接着層面に衝突する。
このとき接着剤6は水晶より硬度が低いため、砥粒5に
よって接着層面の方が優先的に削られることになる。
運動エネルギーを得た砥粒5はAT板ブロック2の上面
のAT板1の水晶面と接着剤6の接着層面に衝突する。
このとき接着剤6は水晶より硬度が低いため、砥粒5に
よって接着層面の方が優先的に削られることになる。
【0021】接着層が加工されていくと、AT板1の先
端部が徐々に露出してくる。AT板1間の接着剤が削ら
れた空間に噴射された砥粒5は接着層6の上面や水晶面
に直接、あるいは反射しながら衝突してAT板1の水晶
片を削って行く。従って加工を継続していくと、図3
(B)に示したように水晶片1の稜線部7、7’、8、
8’が加工される。さらに加工を継続していくとやがて
9、9’、10、10’のようなベベル形状が出来上が
る。片側のベベル形状が完成したら、AT板ブロック2
を反転させて加工台3に設置し直して、反対側を同様に
加工することによりベベル形状を有するAT板が得られ
る。
端部が徐々に露出してくる。AT板1間の接着剤が削ら
れた空間に噴射された砥粒5は接着層6の上面や水晶面
に直接、あるいは反射しながら衝突してAT板1の水晶
片を削って行く。従って加工を継続していくと、図3
(B)に示したように水晶片1の稜線部7、7’、8、
8’が加工される。さらに加工を継続していくとやがて
9、9’、10、10’のようなベベル形状が出来上が
る。片側のベベル形状が完成したら、AT板ブロック2
を反転させて加工台3に設置し直して、反対側を同様に
加工することによりベベル形状を有するAT板が得られ
る。
【0022】図4において、13は本発明の方法で加工
した矩形ベベル状AT板である。9、9’、11、1
1’はベベル部、12、12’は平面部である。なお
X、Y’、Z’は水晶の結晶軸であり、この実施例では
矩形の長手方向がX軸方向となっているが、矩形の長手
方向がZ’軸方向になるAT板の場合でも本発明の方法
が同様に適用できることは勿論である。
した矩形ベベル状AT板である。9、9’、11、1
1’はベベル部、12、12’は平面部である。なお
X、Y’、Z’は水晶の結晶軸であり、この実施例では
矩形の長手方向がX軸方向となっているが、矩形の長手
方向がZ’軸方向になるAT板の場合でも本発明の方法
が同様に適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】上記のごとく本発明によれば、以下のよ
うな効果がある。 1)加工時間が大幅に短縮された。例として10MHz
の矩形AT板、長さ6mm、巾2mm、にベベル寸法1mmを
設けるのに、従来0.5乃至1日を要していたのが、片
側30分、両側1時間で加工でき、従来の1/10に短
縮できた。 2)四隅の欠け、稜線のクラック、平面部のキズ、のな
い高品質の水晶片が得られる。従って、CI値、温度特
性、電流特性が改良され、歩留も向上した。 3)0.1mm以下の薄いAT板にもベベル加工を行う事
ができる。
うな効果がある。 1)加工時間が大幅に短縮された。例として10MHz
の矩形AT板、長さ6mm、巾2mm、にベベル寸法1mmを
設けるのに、従来0.5乃至1日を要していたのが、片
側30分、両側1時間で加工でき、従来の1/10に短
縮できた。 2)四隅の欠け、稜線のクラック、平面部のキズ、のな
い高品質の水晶片が得られる。従って、CI値、温度特
性、電流特性が改良され、歩留も向上した。 3)0.1mm以下の薄いAT板にもベベル加工を行う事
ができる。
【図1】本発明の一実施例を示す噴射加工によるベベル
の製造方法の斜視図である。
の製造方法の斜視図である。
【図2】本発明の噴射加工されるAT板ブロックを示す
拡大斜視図である。
拡大斜視図である。
【図3】本発明の噴射加工の原理を示す平面図である。
【図4】本発明の噴射加工による矩形ベベル状AT板を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図5】従来のベベル加工であるパイプ法の装置を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図6】従来のパイプ法の加工原理を示す平面図であ
る。
る。
【図7】従来のパイプ法で加工された矩形ベベル状AT
板を示す斜視図である。
板を示す斜視図である。
1 矩形平板状AT板 2 AT板ブロック 4 ノズル 5、53 砥粒 6 接着剤 9、9’、10、10’、11、11’ ベベル部 12、12’ 平面部 13 矩形ベベル状AT板
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形AT板水晶片のベベル加工におい
て、所定寸法の平板水晶片を該水晶片の結晶軸を揃えた
上で接着剤層を介して積層接着し、該積層水晶片ブロッ
クに向けて研磨砥粒を高圧流体と共にノズルから噴射さ
せて行うことを特徴とする水晶振動子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13299295A JPH08330876A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 水晶振動子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13299295A JPH08330876A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 水晶振動子の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08330876A true JPH08330876A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15094259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13299295A Pending JPH08330876A (ja) | 1995-05-31 | 1995-05-31 | 水晶振動子の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08330876A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110387A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Kinseki Ltd | べべリングによる圧電素板片の表面改質加工容器構造及び加工方法 |
JP2008041703A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Ishii Hyoki Corp | シリコンウエハの加工方法 |
JP2013022684A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Fuji Seisakusho:Kk | 硬質脆性材料基板の側部研磨方法 |
-
1995
- 1995-05-31 JP JP13299295A patent/JPH08330876A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003110387A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Kinseki Ltd | べべリングによる圧電素板片の表面改質加工容器構造及び加工方法 |
JP4673525B2 (ja) * | 2001-09-28 | 2011-04-20 | 京セラキンセキ株式会社 | 圧電素板片の湿式の表面改質加工方法 |
JP2008041703A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Ishii Hyoki Corp | シリコンウエハの加工方法 |
JP2013022684A (ja) * | 2011-07-21 | 2013-02-04 | Fuji Seisakusho:Kk | 硬質脆性材料基板の側部研磨方法 |
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