JPH08330749A - 筐体及びその製造方法 - Google Patents
筐体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH08330749A JPH08330749A JP7132442A JP13244295A JPH08330749A JP H08330749 A JPH08330749 A JP H08330749A JP 7132442 A JP7132442 A JP 7132442A JP 13244295 A JP13244295 A JP 13244295A JP H08330749 A JPH08330749 A JP H08330749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- filled
- hollow
- plastic
- molding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 装置内部で発生した熱を広範囲にわたり分散
させ、温度上昇の抑制効果を上げる。 【構成】 中空成形により成型されたプラスチックの筐
体1aの中空部分に熱伝導性の高い物質2を充填する。
基板3aで発生した熱は熱伝導性の高い物質2を介して
筐体1aの全体に分散される。
させ、温度上昇の抑制効果を上げる。 【構成】 中空成形により成型されたプラスチックの筐
体1aの中空部分に熱伝導性の高い物質2を充填する。
基板3aで発生した熱は熱伝導性の高い物質2を介して
筐体1aの全体に分散される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筐体に関し、特にノート
型パーソナルコンピュータの筐体に関する。
型パーソナルコンピュータの筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノート型パーソナルコンピュータ
の筐体はプラスチックのみで製作され、内部で発生する
熱を効率よく外へ逃がすことができなかった。図3及び
図4はそれぞれ従来のノート型パーソナルコンピュータ
の斜視図及びBB断面図で筐体1bはプラスチック製で
あり、筐体内部の基板3bで発生した熱を熱伝導性の高
い銅板等からなる放熱板4の全面に分散させることによ
り局部温度上昇を抑制している。
の筐体はプラスチックのみで製作され、内部で発生する
熱を効率よく外へ逃がすことができなかった。図3及び
図4はそれぞれ従来のノート型パーソナルコンピュータ
の斜視図及びBB断面図で筐体1bはプラスチック製で
あり、筐体内部の基板3bで発生した熱を熱伝導性の高
い銅板等からなる放熱板4の全面に分散させることによ
り局部温度上昇を抑制している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の筐体を
用いたノート型パーソナルコンピュータでは、局部的に
発生した熱を放熱板4で分散させるだけであり、設計上
の制約などから放熱板4を装置全体に覆うようにはでき
ないため局部的に発生した熱を広範囲にわたって分散で
きず、効率よく放熱できないという欠点がある。
用いたノート型パーソナルコンピュータでは、局部的に
発生した熱を放熱板4で分散させるだけであり、設計上
の制約などから放熱板4を装置全体に覆うようにはでき
ないため局部的に発生した熱を広範囲にわたって分散で
きず、効率よく放熱できないという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の筐体は、表面の
部分は中空成形により成形されたプラスチックからな
り、中空成形による中空部分は熱伝導性の高い物質が充
填されていることを特徴とする。
部分は中空成形により成形されたプラスチックからな
り、中空成形による中空部分は熱伝導性の高い物質が充
填されていることを特徴とする。
【0005】本発明の筐体の製造方法は、プラスチック
を中空成形して表面の部分を成形する成形工程と、前記
中空成形による中空部分に熱伝導性の高い物質を充填す
る充填工程とを含むことを特徴とする。
を中空成形して表面の部分を成形する成形工程と、前記
中空成形による中空部分に熱伝導性の高い物質を充填す
る充填工程とを含むことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0007】図1及び図2はそれぞれ本発明の一実施例
の筐体を用いたノート型パーソナルコンピュータの斜視
図及びA−A断面図である。
の筐体を用いたノート型パーソナルコンピュータの斜視
図及びA−A断面図である。
【0008】筐体1aの外側及び内側の表面の部分1c
は中空成形により成形されたABS樹脂等のプラスチッ
クからなり、中空部分の水などの熱伝導性に高い物質2
が充填された構成となっている。筐体1a内部の基板3
aより発生した熱は筐体1a内に充填された熱伝導性の
高い物質2を介して筐体1aの全体に均一に伝わり、広
い面積において外部へ放熱され、筐体1a内部の温度上
昇が抑制される。
は中空成形により成形されたABS樹脂等のプラスチッ
クからなり、中空部分の水などの熱伝導性に高い物質2
が充填された構成となっている。筐体1a内部の基板3
aより発生した熱は筐体1a内に充填された熱伝導性の
高い物質2を介して筐体1aの全体に均一に伝わり、広
い面積において外部へ放熱され、筐体1a内部の温度上
昇が抑制される。
【0009】なお、本発明はノート型パーソナルコンピ
ュータに限らず、電源装置等の他の装置にも適用でき
る。
ュータに限らず、電源装置等の他の装置にも適用でき
る。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明の筐体は、中
空成形されたプラスチックの中空部に熱伝導性の高い物
質を充填することにより、装置全体を熱伝導性の高い物
質で覆うことが可能となるため装置内部で発生した熱を
分散させる面積が従来に比べ広くなり、局部的に発生し
た熱を筐体全体に均一に分散でき、効率よい熱の放散が
できる。
空成形されたプラスチックの中空部に熱伝導性の高い物
質を充填することにより、装置全体を熱伝導性の高い物
質で覆うことが可能となるため装置内部で発生した熱を
分散させる面積が従来に比べ広くなり、局部的に発生し
た熱を筐体全体に均一に分散でき、効率よい熱の放散が
できる。
【0011】また、モールド内部に熱伝導性の高い物質
を充填することにより放熱板のような熱対策用部品の必
要性が従来に比べ下がるため、装置設計(実装)上の制
約も軽減される。
を充填することにより放熱板のような熱対策用部品の必
要性が従来に比べ下がるため、装置設計(実装)上の制
約も軽減される。
【図1】本発明の一実施例の筐体を用いたノート型パー
ソナルコンピュータの斜視図である。
ソナルコンピュータの斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来の筐体を用いたノート型パーソナルコンピ
ュータの斜視図である。
ュータの斜視図である。
【図4】図3のB−B断面図である。
1a 筐体 1b 筐体 2 熱伝導性の高い物質 3a 基板 3b 基板 4 放熱板
Claims (2)
- 【請求項1】 表面の部分は中空成形により成形された
プラスチックからなり、中空成形による中空部分は熱伝
導性の高い物質が充填されていることを特徴とする筐
体。 - 【請求項2】 プラスチックを中空成形して表面の部分
を成形する成形工程と、前記中空成形による中空部分に
熱伝導性の高い物質を充填する充填工程とを含むことを
特徴とする筐体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132442A JPH08330749A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 筐体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7132442A JPH08330749A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 筐体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08330749A true JPH08330749A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15081470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132442A Pending JPH08330749A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 筐体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08330749A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250725A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
CN102695388A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-09-26 | 赖勇 | 一种带感温功能的电子产品保护装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520370B2 (ja) * | 1984-02-28 | 1993-03-19 | Shimizu Construction Co Ltd |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7132442A patent/JPH08330749A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0520370B2 (ja) * | 1984-02-28 | 1993-03-19 | Shimizu Construction Co Ltd |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250725A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Nec Corp | 携帯端末装置 |
CN102695388A (zh) * | 2012-06-14 | 2012-09-26 | 赖勇 | 一种带感温功能的电子产品保护装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981201 |