JPH08329931A - ペースト充填装置 - Google Patents
ペースト充填装置Info
- Publication number
- JPH08329931A JPH08329931A JP7129885A JP12988595A JPH08329931A JP H08329931 A JPH08329931 A JP H08329931A JP 7129885 A JP7129885 A JP 7129885A JP 12988595 A JP12988595 A JP 12988595A JP H08329931 A JPH08329931 A JP H08329931A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paste
- grid
- electrode plate
- elastic body
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 格子体の子骨が表面から露出しない極板を作
製できる鉛蓄電池用ペースト充填装置を提供する。 【構成】 本発明は、ベルトコンベア（１）と、該ベル
トコンベア（１）に搬送される格子体（２）に上部より
ペースト（４）を充填するホッパー（３）とからなるペ
ースト充填装置において、前記ベルトコンベア（１）上
面に凸部（１ｃ）を形成し、該凸部（１ｃ）が形成され
ていない部分に該凸部（１ｃ）と同じ高さの弾性体（１
ｄ）が配置されていることを特徴とする。
製できる鉛蓄電池用ペースト充填装置を提供する。 【構成】 本発明は、ベルトコンベア（１）と、該ベル
トコンベア（１）に搬送される格子体（２）に上部より
ペースト（４）を充填するホッパー（３）とからなるペ
ースト充填装置において、前記ベルトコンベア（１）上
面に凸部（１ｃ）を形成し、該凸部（１ｃ）が形成され
ていない部分に該凸部（１ｃ）と同じ高さの弾性体（１
ｄ）が配置されていることを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、鉛蓄電池用ペーストの
充填装置に関するものである。
充填装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉛蓄電池用極板の製造に用いられ
てきたペースト充填装置は、ベルト式が主流であり、ベ
ルトコンベア上に格子体を載せて搬送し、ベルトコンベ
アの途中に設けられたホッパーにより格子体にペースト
を充填する装置であった。この装置でペースト式極板を
作製すると、格子体下面へのペースト供給は上面に比べ
少なくなり、図３のように、極板５のペーストの厚さが
上面５ａと下面５ｂとで異なり、子骨２ａが下面５ｂか
ら露出するという不具合があった。
てきたペースト充填装置は、ベルト式が主流であり、ベ
ルトコンベア上に格子体を載せて搬送し、ベルトコンベ
アの途中に設けられたホッパーにより格子体にペースト
を充填する装置であった。この装置でペースト式極板を
作製すると、格子体下面へのペースト供給は上面に比べ
少なくなり、図３のように、極板５のペーストの厚さが
上面５ａと下面５ｂとで異なり、子骨２ａが下面５ｂか
ら露出するという不具合があった。
【０００３】このような不具合を改善するために、図４
のように、ベルトコンベア１に肉薄部分１ａと肉厚部分
１ｂを設け、格子体下面にペーストが回り込む装置が特
開平５−２６６８８４号公報で提案されている。
のように、ベルトコンベア１に肉薄部分１ａと肉厚部分
１ｂを設け、格子体下面にペーストが回り込む装置が特
開平５−２６６８８４号公報で提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この装置で格
子体にペーストを充填して、肉厚部分１ｂの表面に位置
するピアノ線により該格子体をベルトコンベアから分離
すると、肉薄部分１ａの凹んだ部分に入ったペーストが
剥ぎ取られ、結局、格子体下面のペーストがなくなり、
格子体下面で子骨が露出するという問題点を解決できな
かった。
子体にペーストを充填して、肉厚部分１ｂの表面に位置
するピアノ線により該格子体をベルトコンベアから分離
すると、肉薄部分１ａの凹んだ部分に入ったペーストが
剥ぎ取られ、結局、格子体下面のペーストがなくなり、
格子体下面で子骨が露出するという問題点を解決できな
かった。
【０００５】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、格子体の下面へ
のペーストの回りがよく格子体とベルトコンベアとの分
離の際ペーストを切り落とさない、すなわち下（裏）面
から格子体の子骨が露出しない極板を作製できる鉛蓄電
池用ペーストの充填装置を提供することにある。
のであって、その目的とするところは、格子体の下面へ
のペーストの回りがよく格子体とベルトコンベアとの分
離の際ペーストを切り落とさない、すなわち下（裏）面
から格子体の子骨が露出しない極板を作製できる鉛蓄電
池用ペーストの充填装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ベルトコンベア１と、該ベルトコンベア
１に搬送される格子体２に上部よりペースト４を充填す
るホッパー３とからなるペースト充填装置において、前
記ベルトコンベア１上面に凸部１ｃを形成し、該凸部１
ｃが形成されていない部分に該凸部１ｃと同じ高さの弾
性体１ｄが配置されていることを特徴とする。
に、本発明は、ベルトコンベア１と、該ベルトコンベア
１に搬送される格子体２に上部よりペースト４を充填す
るホッパー３とからなるペースト充填装置において、前
記ベルトコンベア１上面に凸部１ｃを形成し、該凸部１
ｃが形成されていない部分に該凸部１ｃと同じ高さの弾
性体１ｄが配置されていることを特徴とする。
【０００７】
【作用】格子体２をベルトコンベア１とホッパー３の間
に挿入しペースト４を充填すると、ペースト４は格子体
２の上面から子骨２ａの隙間を通って、ベルトコンベア
１の弾性体１ｄを押し付け、格子体２の下面に回り込
む。そして、格子体２がホッパー３下面から外に出る
と、弾性体１ｄにより格子体２が上方に持ち上げられ突
起１ｃと同じ高さとなり、突起１ｃと同じ高さにあるピ
アノ線６により格子体２の下面に回り込んだペースト４
が切り取られることなく、格子体２とベルトコンベア１
を分離できる。
に挿入しペースト４を充填すると、ペースト４は格子体
２の上面から子骨２ａの隙間を通って、ベルトコンベア
１の弾性体１ｄを押し付け、格子体２の下面に回り込
む。そして、格子体２がホッパー３下面から外に出る
と、弾性体１ｄにより格子体２が上方に持ち上げられ突
起１ｃと同じ高さとなり、突起１ｃと同じ高さにあるピ
アノ線６により格子体２の下面に回り込んだペースト４
が切り取られることなく、格子体２とベルトコンベア１
を分離できる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の一実施例を示す製造装置により
ペースト式極板を製造している状態を示す概略図、図２
は図１の要部拡大断面図であり、１はベルトコンベアで
上面に高さ１ｍｍ，幅２ｍｍ，長さ２ｍｍの四角柱の凸
部１ｃが形成され、該凸部１ｃが形成されていない部分
に弾性体１ｄが埋め込まれて上面が平になっている。２
は格子体、２ａは格子体２の子骨、３はホッパー、４は
ペースト、５はホッパー３とベルトコンベア１により作
製された極板、６はピアノ線、７は厚み調整板である。
明する。図１は本発明の一実施例を示す製造装置により
ペースト式極板を製造している状態を示す概略図、図２
は図１の要部拡大断面図であり、１はベルトコンベアで
上面に高さ１ｍｍ，幅２ｍｍ，長さ２ｍｍの四角柱の凸
部１ｃが形成され、該凸部１ｃが形成されていない部分
に弾性体１ｄが埋め込まれて上面が平になっている。２
は格子体、２ａは格子体２の子骨、３はホッパー、４は
ペースト、５はホッパー３とベルトコンベア１により作
製された極板、６はピアノ線、７は厚み調整板である。
【０００９】次に、上記構成の本発明装置により極板を
製造する方法を説明する。先ず、鉛粉１００ｋｇに対し
比重１．１５の希硫酸２０リットルの割合で練り合わせ
た外比４．３ｇ／ｃｍ2 、針入度１３ｍｍのペースト４
を作製して、このペースト４をホッパー３に投入した。
次に、ベルトコンベア１上に、高さ６８ｍｍ，幅４３ｍ
ｍ、厚さ２．２ｍｍ、子骨の断面積１．０ｍｍ2 、骨で
囲まれた部分の空間面積１２０ｍｍ2 の格子体２を載せ
て搬送し、ホッパー３でこの格子体２にペースト４を充
填した。この時のペースト圧力は３ｋｇ／ｃｍ2 、ベル
トコンベア１のスピードは０．５ｍ／ｓｅｃであった。
ホッパー３から出てきた極板５は、図２のようにペース
ト４が格子体２の下側にも十分充填されたものとなる。
すなわち、格子体２がホッパー３内にいる間、ペースト
充填圧力によりベルトコンベア１の弾性体１ｂが凹み、
その凹み部分にペースト４が回り込み、格子体２の下面
にペースト４が塗着される。次に、格子体２がホッパー
３から出てくると、弾性体１ｄが元の状態（上面が突起
１ｃの上面と一致した状態）になる。次に、図２の状態
から左側へ極板５が搬送されると、ピアノ線６により極
板５とベルトコンベア１とが分離され、下面が略水平な
極板が作製される。なお、極板５上面は、ホッパー３に
取り付けられている厚み調整板７により面一に形成され
る。
製造する方法を説明する。先ず、鉛粉１００ｋｇに対し
比重１．１５の希硫酸２０リットルの割合で練り合わせ
た外比４．３ｇ／ｃｍ2 、針入度１３ｍｍのペースト４
を作製して、このペースト４をホッパー３に投入した。
次に、ベルトコンベア１上に、高さ６８ｍｍ，幅４３ｍ
ｍ、厚さ２．２ｍｍ、子骨の断面積１．０ｍｍ2 、骨で
囲まれた部分の空間面積１２０ｍｍ2 の格子体２を載せ
て搬送し、ホッパー３でこの格子体２にペースト４を充
填した。この時のペースト圧力は３ｋｇ／ｃｍ2 、ベル
トコンベア１のスピードは０．５ｍ／ｓｅｃであった。
ホッパー３から出てきた極板５は、図２のようにペース
ト４が格子体２の下側にも十分充填されたものとなる。
すなわち、格子体２がホッパー３内にいる間、ペースト
充填圧力によりベルトコンベア１の弾性体１ｂが凹み、
その凹み部分にペースト４が回り込み、格子体２の下面
にペースト４が塗着される。次に、格子体２がホッパー
３から出てくると、弾性体１ｄが元の状態（上面が突起
１ｃの上面と一致した状態）になる。次に、図２の状態
から左側へ極板５が搬送されると、ピアノ線６により極
板５とベルトコンベア１とが分離され、下面が略水平な
極板が作製される。なお、極板５上面は、ホッパー３に
取り付けられている厚み調整板７により面一に形成され
る。
【００１０】上記装置において弾性体１ｄに硬度３０の
ゴムを用いた装置（実施例１）、弾性体１ｄにスポンジ
を用いた装置（実施例２）のそれぞれを用い、上記方法
で極板１０枚を作製した。そして、極板１枚当りの裏回
り度、および質量と厚さの平均値とばらつきを調査し
た。その結果は表１の通りであった。なお、比較のため
に従来の装置により作製した極板についても調査した。
また、裏回り度とは、極板を下面からみた時の子骨の露
出面積を格子体を下面からみた時の子骨の面積で除した
値を％表示したものである。
ゴムを用いた装置（実施例１）、弾性体１ｄにスポンジ
を用いた装置（実施例２）のそれぞれを用い、上記方法
で極板１０枚を作製した。そして、極板１枚当りの裏回
り度、および質量と厚さの平均値とばらつきを調査し
た。その結果は表１の通りであった。なお、比較のため
に従来の装置により作製した極板についても調査した。
また、裏回り度とは、極板を下面からみた時の子骨の露
出面積を格子体を下面からみた時の子骨の面積で除した
値を％表示したものである。
【００１１】
【表１】
【００１２】表１より実施例１、２は、比較例に比べ裏
回り度が良く、質量、厚さの平均値およびばらつきは共
に殆ど変わりない。
回り度が良く、質量、厚さの平均値およびばらつきは共
に殆ど変わりない。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば次の効果
を奏する。 （１）格子体に対するペーストの裏回りが良い鉛蓄電池
用ペーストの充填装置を提供できる。 （２）下（裏）面のペースト４がベルトコンベア１など
に付着しないため、質量や厚さのばらつきが少ない極板
を作製できる。
を奏する。 （１）格子体に対するペーストの裏回りが良い鉛蓄電池
用ペーストの充填装置を提供できる。 （２）下（裏）面のペースト４がベルトコンベア１など
に付着しないため、質量や厚さのばらつきが少ない極板
を作製できる。
【図１】本発明の一実施例により極板を作製している状
態を示す概略図である。
態を示す概略図である。
【図２】図１の要部拡大断面図である。
【図３】従来の装置により極板を作製している要部拡大
断面図である。
断面図である。
【図４】従来の一実施例を示す斜視図である。
１ ベルトコンベア １ｃ 突起 １ｄ 弾性体 ２ 格子体 ３ ホッパー ４ ペースト
Claims (1)
- 【請求項１】 ベルトコンベア（１）と、該ベルトコン
ベア（１）に搬送される格子体（２）に上部よりペース
ト（４）を充填するホッパー（３）とからなるペースト
充填装置において、前記ベルトコンベア（１）上面に凸
部（１ｃ）を形成し、該凸部（１ｃ）の形成されていな
い面に該凸部と同じ高さの弾性体（１ｄ）を配置したこ
とを特徴とするペースト充填装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129885A JPH08329931A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ペースト充填装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7129885A JPH08329931A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ペースト充填装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08329931A true JPH08329931A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15020754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7129885A Pending JPH08329931A (ja) | 1995-05-29 | 1995-05-29 | ペースト充填装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08329931A (ja) |
-
1995
- 1995-05-29 JP JP7129885A patent/JPH08329931A/ja active Pending
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