JPH08329537A - 光学的情報記録媒体用基板の製造方法 - Google Patents

光学的情報記録媒体用基板の製造方法

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JPH08329537A
JPH08329537A JP7136622A JP13662295A JPH08329537A JP H08329537 A JPH08329537 A JP H08329537A JP 7136622 A JP7136622 A JP 7136622A JP 13662295 A JP13662295 A JP 13662295A JP H08329537 A JPH08329537 A JP H08329537A
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JP
Japan
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group
substrate
component
structural unit
carbonate bond
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JP7136622A
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Motonori Ueda
基範 上田
Michio Kawai
道生 川井
Masatoshi Kimura
昌敏 木村
Toshihiro Yamazaki
智弘 山崎
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Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/0001Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor characterised by the choice of material

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複屈折が小さく、基板のそりもない、波長の
短いレーザーを用いた光学的情報記録媒体に適したポリ
カーボネート製基板を提供する。 【構成】 特定の組成の、分子量10000〜2000
0のポリカーボネート樹脂を特定の金型温度、特定の冷
却条件で成形し、アニールするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大容量の光学的情報記録
媒体、特に今後主流となると思われる、700nm未満
の短波長でNA=0.55以上の対物レンズを用い、か
つトラックピッチ1.3μm未満の記録密度で記録・再
生を行う光ディスクに適した樹脂基板の製造方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】記録可能な光ディスクとして穴あけ型媒
体が登場して以来、10年以上の年月が経過した。この
間、記録消去が可能な光磁気媒体、1ビームオーバーラ
イトが可能な相変化媒体なども実用化されている。極く
初期を除き、記録再生用光源としては半導体レーザーが
用いられており、使用レーザー波長は、初期は830n
m前後、最近では780nm前後が主流である。
【0003】収束光ビームのスポット径は、波長が短け
れば小さくすることができるため、短波長化が望まれて
いるが、現在、信頼性のある実用的な半導体レーザーの
波長は780nmまでである。このような光記録媒体
は、コスト、量産性の観点から透明な樹脂基板上に記録
層、保護層等を形成してなり、ポリカーボネート樹脂が
主として用いられている。
【0004】樹脂基板、特にポリカーボネート樹脂基板
では、基板の光学的異方性、すなわち複屈折、と基板の
そり、すなわちチルトが問題となる。特に光磁気媒体で
は、0.5度程度の小さなKerr回転角を検出するた
め、複屈折の影響が大きい。しかしながら、樹脂の分子
量等の最適化、成形技術の改良により、面内複屈折は2
0×10-6未満に抑えられ、実用上問題ないレベルとな
っている。
【0005】一方、垂直複屈折、すなわち基板面に平行
な方向の屈折率と基板面に直角な方向の屈折率の差の絶
対値は、ポリカーボネート樹脂基板で特に大きく、50
0×10-6以上にも達するが、作動光学ヘッドの開発に
より、やはり実用上問題ないレベルまでその影響は低減
されていた。
【0006】
【発明が解決すべき課題】しかしながら、光ディスクの
一層の高密度化が求められるなか、680nm前後の半
導体レーザーが実用化され、近い将来安価で高出力なも
のが提供される見通しが出てきた。また、800〜10
00nm前後の高出力半導体レーザーと非線形素子を組
み合わせて500nm前後の波長を得る技術も進歩し、
レーザーと非線形素子を組み合わせたヘッドも小型化さ
れつつある。
【0007】さらには、波長500nm程度の半導体レ
ーザーも実験室レベルでは開発に成功したという報告が
あいついでいる。このように、短波長化半導体レーザー
を用いた高密度光ディスクは、まず波長680nm前後
を始めとして、近い将来に量産化される状況が整ってき
ている。また、より小さなスポット径を得るため、収束
用の対物レンズの開口数NAを0.55以上にすること
も検討されている。
【0008】以上述べたような高密度化の際、いったん
解決されたと思われた、樹脂基板の光学的異方性及びチ
ルトが再び深刻な問題となることが懸念される。まず、
樹脂基板の光学的異方性(複屈折)に関わる問題点とし
ては、以下の2点があげられる。 1)基板を光ビームが通過する際に生じる位相差。
(W.A.Challener and T.A.Ri
nehart,Appl.Opt.,31(199
2),1853ページに詳しい)光磁気媒体のように光
の偏光とその方位の回転を利用して情報の記録再生を行
う媒体では、特定方向の直線偏光の回転とともに、楕円
化が生じ、これがキャリアレベルの低下、作動ヘッドに
おけるコモンモードノイズの増加をもたらす。
【0009】通常のポリカーボネート樹脂基板では2軸
または1軸の光学的異方性を有し、これは入射光の方向
によって、位相差が異なってくることを意味する。収束
光ビームでは、種々の入射光線の方位があるため、無数
の位相差を有する光線の寄せ集めとなり、位相差板等で
は簡単に補正できない、複雑な波面を形成する。
【0010】位相差は、光線の入射方向によって決まる
基板の複屈折をΔn、基板厚をd、波長をλとすると、 Δn・d/λ で決まるから、記録再生に用いる波長が短くなれば、実
質的に位相差は増加する。従って、短波長化、特に70
0nm未満で使用する光磁気媒体では基板の複屈折によ
る位相差の問題が深刻になる。
【0011】2)複屈折による非点収差の問題。(B.
E/Bernacki and M.Mansurip
ur,Appl.Opt.,32(1993),654
7ページ等に詳しい)収束光ビームで基板に対して垂直
でなく斜めに光線が基板に入射する際、屈折が生じる
が、光学的異方性を有する基板では、入射光線の方位、
入射角度によって屈折率が異なることはよく知られてい
る。このため、本来、基板の記録層側の面で直径1μm
程度の面内に収束すべき、ビームに非点収差が生じる。
【0012】非点収差が生じた場合、焦点面をどこで合
わせるかという光学ヘッドの機差により、記録再生特性
にばらつきが生じる。また、ビームがトラック横断方向
に長軸をもつ楕円ビームとなった場合、隣接トラックか
らのクロストークが問題となる。短波長光源を用いた高
密度光ディスクでは、トラックピッチも狭くなるから、
クロストークの問題はいっそう厳しくなる。
【0013】現在広く使われている2,2−ビス(4−
ヒドロキシフェニル)プロパン[ビスフェノールA]か
らのポリカーボネート樹脂について垂直複屈折を400
×10-6未満とする基板についての出願(特開昭62−
204451)はあるが、その製造方法に関する記述は
不十分で必ずしも光学的、機械的に優れた各種特性のバ
ランスのとれた基板を提供できるとは限らない。
【0014】別の、出願(特開昭62−121767)
では、主軸を基板面に水平にすることを提案している
が、やはり、製造方法として十分な記載があるとは言え
ないし、光学特性以外の機械特性等をも満足できるとは
限らない。これらは、800nm程度の波長での比較的
低記録密度の媒体を念頭に、複屈折に伴う位相差の低減
のみを考慮している。
【0015】また、特開昭63−135211では、射
出工程終了後、樹脂が固化するまでの間で型締め圧力を
開放することを提案しているが、これでは、樹脂が比較
的自由に収縮しやすく、微妙な変形、転写不良を生じ易
い。光学的異方性の少ないポリオレフィン樹脂を用いる
という材料面からの提案もあるが、その上に成膜した薄
膜との密着性が悪いこと、生産量が少なく、工程が複雑
なため、高価であること等の理由により、必ずしも実用
化に適するとはいえない。さらに、通常用いられる基板
の厚みは1.2mmであるが、基板の厚みを1.0mm
未満とすると、複屈折に関わる上記問題は軽減される。
しかし、そのような薄型基板は、単体ではそり易く、機
械的安定性に乏しいため、張り合わせて使用する必要が
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、懸垂する
芳香族基を少なくとも1個有するカーボネート結合単位
が、高分子鎖の分極率を低減、すなわち固有複屈折が小
さく、かつ優れた耐熱性を付与することを見いだし、複
屈折(特に垂直複屈折)が小さく、他の特性とのバラン
スにも優れる基板を得る方法を鋭意検討した結果、本発
明に到達した。
【0017】本発明の要旨は、直径80mm以上150
mm以下、厚さ1mm以上1.5mm以下の光学的情報
記録媒体用基板を製造するに当り、ポリカーボネート樹
脂として、カーボネート結合を構成する単位の中で、懸
垂する芳香族基を少なくとも1個有するカーボネート結
合構成単位(A成分)を全カーボネート結合構成単位に
対して10〜0重量%及び下記一般式(I)
【0018】
【化3】
【0019】(式中、X、Y、Z、Wは水素原子または
炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基である)で示される基
を有するカーボネート結合構成単位(B成分)を全カー
ボネート結合構成単位に対して90〜100重量%含有
する平均分子量が10000〜20000のポリカーボ
ネート樹脂を用い、射出圧縮成形により、金型温度Tm
oを、示差走査熱量計で測定した該樹脂のガラス転移点
(Tg)に対してTg−40℃≦Tmo≦Tg−10
℃、かつ、溶融樹脂を金型内に充填、圧縮してスタンパ
上の微細パターンを転写後、金型内で樹脂を冷却する時
間tc(sec)を−0.1×(Tg−Tmo)+6≦
tc≦−0.33×(Tg−Tmo)+20で成形後、
Tg−50℃≦Ta≦Tg−20℃なる温度Taで少な
くとも30分アニールすることを特徴とする光学的情報
記録媒体用基板の製造法に存する。本発明において基板
を形成する材料としては、ポリカーボネート樹脂を用い
る。カーボネート結合とは、アルコール性水酸基または
フェノール性水酸基と例えばホスゲンとを反応させて得
られる下記式(イ)のような結合を云う。
【0020】
【化4】
【0021】また、カーボネート結合構成単位とは、こ
のようなカーボネート結合間に介在する2価の基を指
す。また、このカーボネート結合構成単位中に他の結合
種、例えばエステル結合、アミド結合、カーバメート結
合、エーテル結合等が含まれていてもさしつかえはな
い。懸垂する芳香族基を少なくとも1個有するカーボネ
ート結合構成単位(A成分)としては、下記一般式(I
I)で示されるものが例示される。
【0022】
【化5】
【0023】ただし、(II)式中、X′及びY′は水素
原子、炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基、アリール基ま
たはアラルキル基より選択され、且つX′、Y′の少な
くとも1つはアリール基またはアラルキル基であり、
Z′およびW′は水素原子または炭素数1〜6の脂肪族
炭化水素基である。
【0024】このような懸垂する芳香族基を少なくとも
1個有するカーボネート結合構成単位を含むポリカーボ
ネートは、懸垂する芳香族基を提供し得る。例えば下記
一般式(II′) で示されるビスフェノール系化合物の一
種以上をホスゲンと反応させ重合させることにより得る
ことができる。
【0025】
【化6】
【0026】ただし、(II′) 式中、X′、Y′、
Z′、W′は前記一般式(II)と同義である。このよう
な一般式(II′) で示されるビスフェノール系化合物の
例としては、ビス(4−ヒドロキシフェニル)フェニル
メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1
−フェニルエタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−1−フェニルプロパン、ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ジフェニルメタン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ジベンジルメタン等が挙げられる。
【0027】前記一般式(I)で示される基を有するカ
ーボネート結合構成単位を(B成分)を含むポリカーボ
ネートは、一般式(I)で示される基を提供し得る。例
えば下記一般式(I′)で示されるビスフェノール化合
物の一種以上をホスゲンと反応させ重合させることによ
り得られる。
【0028】
【化7】
【0029】ただし、(I′)式中、X、Y、Z、Wは
前記一般式(I)と同義である。このような一般式
(I′)で示されるビスフェノール化合物の例として
は、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−エ
チルフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シ−3−イソプロピルフェニル)プロパン、2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシ−3−secブチルフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシ−3−tertブ
チルフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
エタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロ
パン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン即ちビスフェノールA、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)ブタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)ペンタン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)−3−メチルブタン、2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)ヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)−4−メチルペンタン等が挙げられる。
【0030】本発明においては、先ず懸垂する芳香族基
を少なくとも1個有するカーボネート結合構成単位(以
下A成分という)と、前記一般式(I)で示される基を
有するカーボネート結合構成単位(以下B成分という)
を有するポリカーボネート樹脂を用意する。その方法と
しては、懸垂する芳香族基を少なくとも1個有するビス
フェノール系化合物、例えば前記一般式(II′)で示さ
れるビスフェノール系化合物を用いてポリカーボネート
を製造する際、前記一般式(I′)で示されるビスフェ
ノール化合物を本発明の要件を満たす範囲で共重合させ
る方法があげられる。
【0031】また前記一般式(II′)で示されるビスフ
ェノール系化合物および前記一般式(I′)で示される
ビスフェノール化合物をそれぞれホスゲンと反応させて
それぞれのポリカーボネートを得、次いでこれらのポリ
カーボネートを本発明の要件を満たすように混合しても
よい。A成分およびB成分を含むポリカーボネート樹脂
を製造するには、塩化メチレン、1,2−ジクロロメタ
ンなどの不活性溶媒中に一般式(I′)および(II′)
のビスフェノール化合物およびアルカリ水溶液またはピ
リジンなどの酸受容体を入れ、これにホスゲンを導入し
て反応させればよい。
【0032】酸受容体としてアルカリ水溶液を使うとき
は、触媒としてトリメチルアミン、トリエチルアミン等
の第3級アミン、または、テトラブチルアンモニウムク
ロリド、ベンジルトリブチルアンモニウムブロミド等の
第4級アンモニウム化合物を用いると反応速度が増大す
る。また、必要に応じて分子量調節剤としてフェノー
ル、p−ターシヤリーブチルフェノール等の一価のフェ
ノールを共存させる。
【0033】反応温度は0〜100℃程度である。触媒
は最初から入れておいてもよいし、反応の途中で、すな
わちオリゴマーが生成した後に入れて触媒の存在下に高
分子量化反応を行なわせる等、任意の方法で用いること
ができる。
【0034】一般式(I′)および(II′) のビスフェ
ノール化合物の共重合の方法は、 (イ)最初から両者を反応系内に存在させて同時にホス
ゲンと反応させて重合する。 (ロ)一方をまずホスゲンと反応させある程度反応を行
なった後他方を入れて重合する。 (ハ)別々にホスゲンと反応させてオリゴマーをつく
り、次いでそれらを混合しさらに反応させて重合する、 等任意の方法がとれる。
【0035】更に別途重合したものについて混合する方
法としては、それぞれの粉末あるいは粒状物を混合した
後、抽出機、ニーダー、混練ロール等で溶融状態にして
混合する方法、溶液ブレンド法等任意の方法がとれる。
本発明に使用されるポリカーボネート樹脂は、A成分と
B成分から構成され、A成分が10〜0重量%、B成分
が60〜100重量%である。
【0036】また、本発明に使用されるポリカーボネー
ト樹脂の平均分子量は10000〜20000である。
ここで言う平均分子量とはポリマー6.0g/lの塩化
メチレン溶液を用い、20℃で測定されるηspから下
記の式(1)および式(2)より求められる値である。
【0037】
【数1】
【0038】
【数2】
【0039】式中Cはポリマー濃度(g/l)、〔η〕
は極限粘度、K′=0.28、K=1.23×10-5
α=0.83、Mは平均分子量を示す。平均分子量が1
0000に満たないと基板強度が充分でなく、割れやク
ラックを生じ易い。また、20000を越えると分子鎖
の配向による光学的異方性が増加し、特にスキン層の増
加による面内複屈折が増加する。このうち好ましい平均
分子量は12000〜17000である。
【0040】本発明における射出圧縮成形に用いる装置
の概念図を図1に示す。成形装置10は可動金型11と
固定金型12とを含み、可動金型11には基板13表面
にピットやレーザー案内溝を転写形成するためのスタン
パー14が内外周スタンパー押さえ15,16によって
固定されている。他方、固定金型12は固定盤17に載
置されており、中央には湯口筒体即ちスプルー部18が
設けられている。このスプルー部18の中心には樹脂流
入路18aが形成されており、その一端18bは金型1
1,12間に形成されるキャビティ19内に開口し且つ
他端18cは射出ノズル20に接続している。そして、
固定金型12は、その外周部に配置され且つ固定盤17
に取付けられた金型押さえ21によって該固定盤17に
固定されている。
【0041】可動金型11と固定金型12は図1に示さ
れるように温度調整用チャンネル22a〜22d,23
a〜23dを備え、このチャンネルによって各金型1
1,12の径方向内側(以下内周部と称す)の温度と外
側(以下外周部と称す)の温度とを調節する。また、ス
プルー部18には中心の樹脂流入路18aを取り巻くよ
うに冷却媒体通路24が形成されている。
【0042】この成形は通常、少なくとも3段階に分け
られる。第1過程は溶融した樹脂を金型内に充填する過
程で、樹脂温度が低下して流れにくくなる前に終了する
ため、1秒未満の短時間で終了する。第2過程は充填さ
れた樹脂表面にスタンパの微細パターンを転写するため
の過程であり、0.5秒〜2秒程度に選ばれるのが普通
である。
【0043】第3過程は樹脂の冷却過程である。金型温
度が高い場合、基板をいきなり取り出すと、まだ、ガラ
ス転移点Tg近傍にあるため、変形し易い。例えば、基
板中心部を吸着して金型からはずす場合、わずかな引っ
かかり(金型を開いた時の落下防止に必要)により、基
板が反ったりする。
【0044】金型温度Tmoは、樹脂の示差走査熱量計
で測定したガラス転移点Tgに対してTg−40℃≦T
mo≦Tg−10℃の範囲である。Tg−40℃より低
いと、金型表面でのスキン層形成が促進されて面内複屈
折が大きくなり、転写性も悪くなる。Tg−10℃より
高いと、基板が柔らかいまま金型から取り出されること
になり、機械特性の面から好ましくない。
【0045】Tg−35℃≦Tmo≦Tg−15℃がさ
らに好ましい範囲である。金型の表面温度を直接測定す
ることは難かしいので、ここで云う金型温度Tmoとは
冷却水の温度を測定し、これを金型温度としている。第
3過程での冷却時間tc(sec)は、−0.1×(T
g−Tmo)+6≦tc≦−0.33×(Tg−Tm
o)+20の範囲である。−0.1×(Tg−Tmo)
+6より短い場合は、基板が変形し易く、面振れ加速度
等の機械特性が悪化する。−0.33(Tg−Tmo)
+20より長い場合には、樹脂の凍結歪みが増加し、垂
直複屈折及び面内複屈折が増大する。
【0046】−0.075×(Tg−Tmo)+6≦t
c≦−0.36(Tg−Tmo)+20がさらに好まし
い範囲である。基板を金型から取り出してから、アニー
ル処理を行う温度Ta(℃)はTg−50℃≦Ta≦T
g−20℃の範囲である。Tg−50℃より低い場合は
垂直複屈折の低下が不十分である。Tg−20℃より高
い場合には、基板が変形し易く機械特性が悪化する。ま
た、内周部の面内複屈折も増加する。Tg−45℃≦T
a≦Tg−25℃がさらに好ましい範囲である。
【0047】アニール処理は、成形時の冷却による光学
的ひずみを緩和したり、基板が吸収した水分等を除去す
るために行なうためのものであり、成形直後であって
も、また成形後ある程度の日数経過後行なっても良い。
いずれにしても基板に記録層等をスパッタリング等によ
り形成する前に行なうのが良い。溶融樹脂の温度は樹脂
の流動性が十分確保でき、かつ分解等から変質が防げる
温度であり、例えば、分子量15000程度のポリカー
ボネート樹脂では、3百数十℃程度から400℃程度に
選ばれる。
【0048】もちろん、樹脂の流動性、耐熱性を基準と
して決められるので、樹脂の分子特性が変化すれば必ず
しもこの範囲にあるとは限らない。このような方法によ
り、基板面に平行な方向の屈折率と基板面に直角な方向
の屈折率の差の絶対値(垂直複屈折)が450×10-6
以下で、かつ面内複屈折が15×10-6以下である基板
が得られる。なお、ガラス転移点Tgは示差走査熱量計
を用いて、昇温速度16℃/minで1回昇温し、急冷
した後、再び16℃/minで昇温したときの昇温曲線
(吸収熱量/温度)の変曲点をTgとした。
【0049】射出成形するにあたって、亜リン酸エステ
ル類をポリカーボネート樹脂に対し0.01〜2重量%
添加することは、樹脂の分解による着色、透明性の低下
を抑制する上で好ましい。かかる亜リン酸エステルとし
ては、トリブチルホスファイト、トリス(2−エチルヘ
キシル)ホスファイト、トリデシルホスファイト、トリ
ステアリルホスファイト、トリフェニルホスファイト、
トリクレジルホスファイト、2−エチルヘキシルジフェ
ニルホスファイト、デシルジフェニルホスファイト、ト
リシクロヘキシルホスファイト、ジステアリルペンタエ
リスリチルジホスファイト等を挙げることが出来る。
【0050】かかる亜リン酸エステルを含有させる方法
としては、ドライブレンドする方法、押し出し機でペレ
ット化する際に溶融混合する方法、あるいはその際亜リ
ン酸エステル濃度の高いマスターペレットをつくり未添
加ペレットとドライブレンドする方法を挙げることが出
来る。以下、実施例を用いて本発明を更に具体的に説明
するが、本発明はその要旨を越えない限り以下の実施例
に限定されるものではない。
【0051】
【実施例】本発明で使用するポリカーボネート樹脂の具
体的製造方法を製造例として、また、得られたポリカー
ボネート樹脂を用いて射出圧縮成形で製造した基板の特
性を例示する。なお、以下の各成分の量を示す部は全て
重量部である。また、ガラス転移点(Tg)はデュポン
社製示差走査熱量計より求めた値である。
【0052】製造例1 イ)ポリカーボネートのオリゴマーの製造例 水酸化ナトリウム水溶液にビスフェノールAを溶解して調整 したビスフェノールAナトリウム塩の16.6%水溶液 100重量部 P−ターシャリーブチルフェノール 0.23重量部 塩化メチレン 40重量部 ホスゲン 7重量部
【0053】上記組成の混合物を定量的にバイブリアク
ターへ供給し、界面重合を行った。反応混合物を分液
し、ポリカーボネートオリゴマーを含有する塩化メチレ
ン溶液のみを捕集した。得られたオリゴマーの塩化メチ
レン溶液の分析結果は下記の通りであった。 オリゴマー濃度 21.6重量% (注1) 末端クロロホーメート基濃度 0.25規定 (注2) 末端フェノール性水酸基濃度 0.053規定 (注3)
【0054】以上の方法で得られたB成分のオリゴマー
溶液を以下オリゴマー溶液−Bと略称する。 注1)蒸発乾固させて測定。 注2)アニリンと反応させて得られるアニリン塩酸塩を
0.2規定水酸化ナトリウム水溶液で中和滴定。 注3)四塩化チタン、酢酸溶液に溶解させたときの発色
を546nmで比色定量。
【0055】 ロ)ポリカーボネートの製造例 オリゴマー溶液−B 160重量部 P−ターシャリーブチルフェノール 1.1重量部 塩化メチレン 130重量部 上記混合物を攪拌機付き反応器に仕込み550rpmで
攪拌した。
【0056】更に下記組成の水溶液を仕込み1.5時間
界面重合を行った。 ビスフェノールA−ナトリウム塩の16.6重量%水溶液 80重量部 水酸化ナトリウムの25重量%水溶液 8重量部 トリエチルアミンの2重量%水溶液 1重量部 を加え7時間界面重合を行い反応混合物を分液し、ポリ
カーボネートを含む塩化メチレン溶液を、水、塩酸水溶
液、ついで水を用いて洗浄し、最後に塩化メチレンを蒸
発させて樹脂を取り出した。この樹脂の粘度平均分子量
は15,000であった。得られたポリカーボネートの
組成、物性を表1に示す。
【0057】製造例2 イ)ポリカーボネートのオリゴマーの製造 1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン 100重量部 水酸化ナトリウム 40重量部 水 600重量部 塩化メチレン 375重量部
【0058】上記混合物を攪拌機付き反応器に仕込み8
00rpmで攪拌した。これにホスゲン57部を1時間
の間に吹き込み、界面重合を行った。反応終了後ポリカ
ーボネートオリゴマーを含有する塩化メチレン溶液のみ
を捕集した。得られたオリゴマーの塩化メチレン溶液の
分析結果は下記の通りであった。 オリゴマー濃度 21.6重量% (注1) 末端クロロホーメート基濃度 0.25規定 (注2) 末端フェノール性水酸基濃度 0.053規定 (注3) 以上の方法で得られたA成分のオリゴマー溶液を以下オ
リゴマー溶液−Aと略称する。
【0059】 ロ)ポリカーボネートの製造 オリゴマー溶液−A 140重量部 P−ターシャリーブチルフェノール 0.73重量部 塩化メチレン 80重量部 上記混合物を攪拌機付き反応器に仕込み200rpmで
攪拌した。更に下記組成の水溶液即ち、 水酸化ナトリウム4.0重量%水溶液 40重量部 トリエチルアミンの2重量%水溶液 0.27重量部 ハ)と同様の処方により洗浄後、溶媒を乾固して樹脂を
得た。樹脂の粘度平均分子量は13,700であった。
【0060】 ハ)ポリカーボネートの製造 オリゴマー溶液−B 160重量部 P−ターシャリーブチルフェノール 1.3重量部 塩化メチレン 130重量部 ビスフェノールA−ナトリウム塩の16.6重量%水溶液 80重量部 水酸化ナトリウム25重量%水溶液 8重量部 トリエチルアミン2重量%水溶液 1重量部 を用いて比較製造例1と同様な方法で界面重合、洗浄を
行い樹脂を得た。この樹脂の粘度平均分子量は13,7
00であった。
【0061】ニ)ポリカーボネートの製造 ロ)で得られた樹脂8重量部とハ)で得られた樹脂92
重量部を2軸押出機を用いて310℃の温度条件にて混
合させた。この混合物の粘度平均分子量は13,500
であった。また、NMRの分析結果から混合されている
ビスフェノールA由来のカーボネート結合構成単位の量
は全カーボネート結合構成単位に対し90.4重量%で
あった。得られたポリカーボネートの組成、物性を表1
に示す。
【0062】比較製造例2 イ)ポリカーボネートの製造 オリゴマー溶液−B 160重量部 P−ターシャリーブチルフェノール 0.9重量部 塩化メチレン 130重量部 上記混合物を攪拌機付き反応器に仕込み550rpmで
攪拌した。
【0063】更に下記組成の水溶液を仕込み1.5時間
界面重合を行った。 ビスフェノールA−ナトリウム塩の16.6重量%水溶液 80重量部 水酸化ナトリウムの25重量%水溶液 8重量部 トリエチルアミンの2重量%水溶液 1重量部 を加え7時間界面重合を行い反応混合物を分液し、ポリ
カーボネートを含む塩化メチレン溶液を、水、塩酸水溶
液、ついで水を用いて洗浄し、最後に塩化メチレンを蒸
発させて樹脂を取り出した。この樹脂の粘度平均分子量
は21,000であった。得られたポリカーボネートの
組成、物性を表1に示す。
【0064】実施例1〜5、比較例1〜5 射出圧縮成形機は、住友重機械製のディスク5AMIII
(商品名)を使用して、表2に示す成形条件で直径13
0mm、厚さ1.2mmの円盤状の基板を成形した。射
出圧縮成形の圧力制御は、基板の単位面積あたりに印加
する圧力と時間で示すと溶融樹脂を金型内に充填する第
1過程が65kg/cm2 で0.3秒間、圧縮してスタ
ンパ上の微細パターンを転写する第2過程が301kg
/cm2 で1秒間、樹脂の冷却を行なう第3過程が15
1kg/cm2 で実施した。得られた基板をヤマト科学
製オーブンDF62(商品名)を用いて表2に示す時間
及び温度でアニールした。得られた基板の物性を表2に
示す。
【0065】実施例6〜9、比較例6〜10 射出圧縮成形機は、住友重機械製のディスク5AMIII
(商品名)を使用して、表3に示す成形条件で直径86
mm、厚さ1.2mmの円盤状の基板を成形した。射出
圧縮成形の圧力制御は、基板の単位面積あたりに印加す
る圧力と時間で示すと溶融樹脂を金型内に充填する第1
過程から圧縮してスタンパ上の微細パターンを転写する
第2過程までが393kg/cm2 で1.2秒間、樹脂
の冷却を行う第3過程が196kg/cm2 で実施し
た。アニール処理は、ヤマト科学製オーブンDF62
(商品名)を使用して表3に示す条件にて行なった。得
られた基板の物性を表3に示した。
【0066】評価として、直径130mmの基板は半径
30mmから60mmのうち10mm刻みで、直径86
mmの基板は半径25mmから40mmのうち5mm刻
みで4点測定した。面内複屈折及び垂直複屈折の最大値
と最小値を示した。装置は、オーク製作所製自動複屈折
測定装置ADR−130Nを使用した。
【0067】さらに、基板の機械特性を現行光ディスク
の規格(ISO/IEC13549)に従って評価した
結果、十分なマージンをもってクリアするものを○、ぎ
りぎりではあるがクリアするものを△、規格外のものを
×で表した。また、溝及びセクター部のピットの転写性
をやはり、上記規格に従って評価し、十分なマージンを
もってクリアするものを○、ぎりぎりではあるがクリア
するものを△、規格外のものを×で表した。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】
【発明の効果】本発明の方法により得られた基板は、そ
りが少なく、複屈折等の光学的歪が小さいので短波長用
の光学的情報記録媒体用基板として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いる装置の一例の縦断面図
【符号の説明】 10 成形装置 11 可動金型 12 固定金型 13 基板 14 スタンパー 18 スプルー部 19 キャビティー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 69:00 B29L 17:00 (72)発明者 山崎 智弘 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化学 株式会社水島事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直径80mm以上150mm以下、厚さ
    1mm以上1.5mm以下の光学的情報記録媒体用基板
    を製造するに当り、ポリカーボネート樹脂として、カー
    ボネート結合を構成する単位の中で、懸垂する芳香族基
    を少なくとも1個有するカーボネート結合構成単位(A
    成分)を全カーボネート結合構成単位に対して10〜0
    重量%及び下記一般式(I) 【化1】 (式中、X、Y、Z、Wは水素原子または炭素数1〜6
    の脂肪族炭化水素基である)で示される基を有するカー
    ボネート結合構成単位(B成分)を全カーボネート結合
    構成単位に対して90〜100重量%含有する平均分子
    量が10000〜20000のポリカーボネート樹脂を
    用い、射出圧縮成形により、金型温度Tmoを、示差走
    査熱量計で測定した該樹脂のガラス転移点(Tg)に対
    してTg−40℃≦Tmo≦Tg−10℃、かつ、溶融
    樹脂を金型内に充填、圧縮してスタンパ上の微細パター
    ンを転写後、金型内で樹脂を冷却する時間tc(se
    c)を−0.1×(Tg−Tmo)+6≦tc≦−0.
    33×(Tg−Tmo)+20で成形後、Tg−50℃
    ≦Ta≦Tg−20℃なる温度Taで少なくとも30分
    アニールすることを特徴とする光学的情報記録媒体用基
    板の製造法。
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート樹脂が、カーボネート
    結合構成単位として懸垂する芳香族基を少なくとも1個
    有するカーボネート結合構成単位(A成分)と、前記一
    般式(I)で表される基を有するカーボネート結合構成
    単位(B成分)とを有する共重合ポリカーボネートであ
    る特許請求の範囲第1項記載の基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 ポリカーボネート樹脂が、カーボネート
    結合構成単位として懸垂する芳香族基を少なくとも1個
    有するカーボネート結合構成単位(A成分)と、前記一
    般式(I)で表される基を有するカーボネート結合構成
    単位(B成分)からなるポリカーボネートとの混合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の基板の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記A成分が、下記一般式(II) 【化2】 (式中、X′およびY′は水素原子または炭素数1〜6
    の脂肪族炭化水素基、アリール基またはアラルキル基か
    ら選択され、かつX′、Y′の少なくとも1つはアリー
    ル基またはアラルキル基であり、Z′およびW′は水素
    原子または炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基である)で
    示される基を有するカーボネート結合構成単位である特
    許請求の範囲第1〜3項のいずれか1項に記載の基板の
    製造方法。
JP7136622A 1994-11-16 1995-06-02 光学的情報記録媒体用基板の製造方法 Pending JPH08329537A (ja)

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JP7136622A JPH08329537A (ja) 1995-06-02 1995-06-02 光学的情報記録媒体用基板の製造方法
DE19542810A DE19542810A1 (de) 1994-11-16 1995-11-16 Optisches Aufzeichnungsmedium und Verfahren zur Herstellung desselben
US08/861,282 US5831963A (en) 1994-11-16 1997-05-21 Optical recording medium having zones wherein the number of sectors per track is constant and method of injection-molding the same

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031078A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Teijin Chem Ltd 芳香族ポリカーボネート樹脂成形品の処理方法

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