JPH08328755A - バックアップ管理制御方式 - Google Patents

バックアップ管理制御方式

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JPH08328755A
JPH08328755A JP7153914A JP15391495A JPH08328755A JP H08328755 A JPH08328755 A JP H08328755A JP 7153914 A JP7153914 A JP 7153914A JP 15391495 A JP15391495 A JP 15391495A JP H08328755 A JPH08328755 A JP H08328755A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピィディスク媒体単位でもファイル単
位でもフロッピィディスク媒体を任意のフォーマット形
式で復元できるようにする。 【構成】 フロッピィディスク媒体読取り処理部10は
フロッピィディスク装置1からボリュームイメージを読
み取り、ボリュームイメージ←→ファイルイメージ変換
処理部11はボリュームイメージをファイルイメージに
変換し、バックアップ装置書込み処理部12および管理
情報書込み処理部18はファイルイメージとボリューム
イメージ中の管理情報とをバックアップ装置3に書き込
む。管理情報読取り処理部21およびバックアップ装置
読取り処理部15はバックアップ装置3から管理情報お
よびファイルイメージを読み取り、変換処理部11はフ
ァイルイメージをボリュームイメージに変換し、フロッ
ピィディスク媒体書込み処理部14はボリュームイメー
ジをフロッピィディスク装置1に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバックアップ管理制御方
式に関し、特にパーソナルコンピュータで利用されるフ
ロッピィディスク媒体のバックアップ管理制御方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のフロッピィディスク媒体
のバックアップ管理方法としては、フロッピィディスク
媒体自身を管理する方法と、大容量記憶媒体にフロッピ
ィディスク媒体単位で格納する方法(特開平4−571
18号公報,特開昭63−234317号公報等参照)
と、大容量記憶媒体にファイル単位で格納する方法とが
あった。
【0003】(1) フロッピィディスク媒体自身を管
理する方法は、フロッピィディスク媒体ラベルに管理用
媒体番号を付けて、管理用媒体番号をキーとして番号ご
とに昇順あるいは降順に並べる方法であり、登録したフ
ロッピィディスク媒体の情報(フロッピィラベル情報
等)を台帳またはデータベースで管理する。検索する場
合は、台帳またはデータベースを検索し、管理用媒体番
号を求め、実際のフロッピィディスク媒体が格納されて
いる場所を探し出す。
【0004】(2) 大容量記憶媒体にフロッピィディ
スク媒体単位で格納する方法は、大容量記憶媒体にフロ
ッピィディスク媒体単位で格納する方法である。
【0005】(3) 大容量記憶媒体にファイル単位で
格納する方法は、大容量記憶媒体にフロッピィディスク
媒体単位でディレクトリを変更し、大容量記憶媒体内に
ファイル単位で格納する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のバック
アップ管理方法では、次の問題点があった。
【0007】(1) フロッピィディスク媒体自身を管
理する方法では、登録/検索等の管理に手間および時間
がかかるとともに、管理するフロッピィディスク媒体以
上の体積の保管場所が必要となる。
【0008】(2) 大容量記憶媒体にフロッピィディ
スク媒体単位で格納する方法では、フォーマット情報が
ないためにバックアップ前と全く同じフロッピィディス
ク媒体にしか復元することができない。
【0009】(3) 大容量記憶媒体にファイル単位で
格納する方法では、フォーマット情報がないためにバッ
クアップ前と全く同じフロッピィディスク媒体を復元す
ることができないとともに、ディレクトリ情報から実際
に登録されているフロッピィディスク媒体の情報を復元
することはできない。
【0010】本発明の目的は、上述の点に鑑み、フロッ
ピィディスク媒体の内容を管理情報とともに大容量記憶
媒体に格納し、フロッピィディスク媒体単位でもファイ
ル単位でもフロッピィディスク媒体を任意のフォーマッ
ト形式で復元できるようにしたバックアップ管理制御方
式を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のバックアップ管
理制御方式は、フロッピィディスク媒体の内容を大容量
記憶媒体にバックアップするバックアップ管理制御方式
において、バックアップ対象となるフロッピィディスク
媒体のボリュームイメージを読み取るフロッピィディス
ク媒体読取り処理手段と、このフロッピィディスク媒体
読取り処理手段により読み取られたボリュームイメージ
をファイルイメージに変換するボリュームイメージ→フ
ァイルイメージ変換処理手段と、このボリュームイメー
ジ→ファイルイメージ変換処理手段により変換されたフ
ァイルイメージを大容量記憶媒体に書き込むバックアッ
プ装置書込み処理手段と、前記フロッピィディスク媒体
読取り処理手段により読み取られたボリュームイメージ
中の管理情報を大容量記憶媒体に書き込む管理情報書込
み処理手段と、大容量記憶媒体から管理情報を読み取る
管理情報読取り処理手段と、大容量記憶媒体からファイ
ルイメージを読み取るバックアップ装置読取り処理手段
と、このバックアップ装置読取り処理手段により読み取
られたファイルイメージをボリュームイメージに変換す
るファイルイメージ→ボリュームイメージ変換処理手段
と、このファイルイメージ→ボリュームイメージ変換処
理手段により変換されたボリュームイメージをフロッピ
ィディスク媒体に書き込むフロッピィディスク媒体書込
み処理手段とを有する。
【0012】
【作用】本発明のバックアップ管理制御方式では、フロ
ッピィディスク媒体読取り処理手段がバックアップ対象
となるフロッピィディスク媒体のボリュームイメージを
読み取り、ボリュームイメージ→ファイルイメージ変換
処理手段がフロッピィディスク媒体読取り処理手段によ
り読み取られたボリュームイメージをファイルイメージ
に変換し、バックアップ装置書込み処理手段がボリュー
ムイメージ→ファイルイメージ変換処理手段により変換
されたファイルイメージを大容量記憶媒体に書き込み、
管理情報書込み処理手段がフロッピィディスク媒体読取
り処理手段により読み取られたボリュームイメージ中の
管理情報を大容量記憶媒体に書き込み、管理情報読取り
処理手段が大容量記憶媒体から管理情報を読み取り、バ
ックアップ装置読取り処理手段が大容量記憶媒体からフ
ァイルイメージを読み取り、ファイルイメージ→ボリュ
ームイメージ変換処理手段がバックアップ装置読取り処
理手段により読み取られたファイルイメージをボリュー
ムイメージに変換し、フロッピィディスク媒体書込み処
理手段がファイルイメージ→ボリュームイメージ変換処
理手段により変換されたボリュームイメージをフロッピ
ィディスク媒体に書き込む。
【0013】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係るバックア
ップ管理制御方式の構成を示すブロック図である。本実
施例のバックアップ管理制御方式は、バックアップの対
象となるフロッピィディスク媒体100(図2参照)を
装填するフロッピィディスク装置1と、各種機能を搭載
したパーソナルコンピュータ2と、バックアップ用の大
容量記憶媒体300(図2参照)を実装するバックアッ
プ装置3と、パーソナルコンピュータ2に指示を与える
入力手段4と、検索結果等を表示する表示手段5とか
ら、その主要部が構成されている。
【0015】フロッピィディスク装置1は、各種フォー
マットのフロッピィディスク媒体100の読取り/書込
みおよびフォーマット処理が可能な機能を有している。
【0016】パーソナルコンピュータ2は、フロッピィ
ディスク媒体100の情報をフロッピィディスク装置1
から読み取るフロッピィディスク媒体読取り処理部10
と、フロッピィディスク媒体100のボリュームイメー
ジをファイルイメージに、あるいはファイルイメージを
ボリュームイメージに変換するボリュームイメージ←→
ファイルイメージ変換処理部11と、バックアップ装置
3に情報を書き込むバックアップ装置書込み処理部12
と、情報を圧縮あるいは拡張する圧縮/拡張処理部13
と、フロッピィディスク媒体100への情報の書込みを
行うフロッピィディスク媒体書込み処理部14と、バッ
クアップ装置3から情報を読み取るバックアップ装置読
取り処理部15と、フロッピィディスク媒体100中の
特定ファイル(図示せず)から管理情報を取得する管理
情報取得部16と、フロッピィディスク媒体100のボ
リュームフォーマットを識別するボリュームフォーマッ
ト検出部17と、管理情報をバックアップ装置3に書き
込む管理情報書込み処理部18と、フロッピィディスク
媒体100の各種フォーマット処理を行うフォーマット
処理部19と、入力手段4からの検索条件をもとに大容
量記憶媒体300に書き込まれた管理情報の検索を行う
検索処理部20と、大容量記憶媒体300の管理情報の
読取りを行う管理情報読取り処理部21とから構成され
ている。
【0017】バックアップ装置3は、大容量磁気ディス
ク装置,取外し可能な光磁気ディスク装置等を用い、バ
ックアップした情報の概要がわかる管理情報を格納する
ディレクトリ部3aと、インデックス情報を格納するイ
ンデックス部3bと、実際のフロッピィディスク媒体1
00ごとの内容を格納するデータ部3cとに分かれる。
【0018】入力手段4は、パーソナルコンピュータ2
のキーボード,マウス,バーコードリーダ,タッチパネ
ル等を利用して、管理情報の入力,検索条件の入力,検
索情報の確定,フォーマット形式の指示等を行う役割を
持つ。
【0019】表示手段5は、パーソナルコンピュータ2
のディスプレイ等を利用して、検索結果の表示,管理情
報の表示,入力情報の表示等を行う役割を持つ。
【0020】フロッピィディスク媒体読取り処理部10
は、フロッピィディスク媒体100の内容(フロッピィ
ラベル情報およびフロッピィディスク記録情報)をボリ
ュームイメージとして読み取り、ボリュームイメージ←
→ファイルイメージ変換処理部11に渡す。また、フロ
ッピィディスク媒体読取り処理部10は、フロッピィデ
ィスク媒体100に記録された特定ファイルから管理情
報を読み取り、管理情報取得部16に渡す。
【0021】ボリュームイメージ←→ファイルイメージ
変換処理部11は、フロッピィディスク媒体読取り処理
部10により読み取られたフロッピィディスク媒体10
0のボリュームイメージをファイルイメージに変換した
り、バックアップ装置読取り処理部15により大容量記
憶媒体300から読み取られたファイルイメージをボリ
ュームイメージに変換したりする。また、ボリュームイ
メージ←→ファイルイメージ変換処理部11は、ファイ
ルイメージからボリュームイメージに一時的に変換し、
ファイル単位で情報を抽出する機能を有する。
【0022】バックアップ装置書込み処理部12は、バ
ックアップ装置3に実装された大容量記憶媒体300に
圧縮されたまたは圧縮されないファイルイメージを書き
込む。
【0023】圧縮/拡張処理部13は、ボリュームイメ
ージ←→ファイルイメージ変換処理部11により変換さ
れたファイルイメージを圧縮してバックアップ装置書込
み処理部12に渡す。また、バックアップ装置読取り処
理部15により読み出された圧縮されたファイルイメー
ジを拡張してボリュームイメージ←→ファイルイメージ
変換処理部11に渡す。なお、圧縮/拡張処理部13
は、圧縮/拡張を、完全に元のデータを復元することが
可能な可逆圧縮(reversible compre
ssion)であるLZ(Lempel−Ziv)方
式,LZW(Lempel−Ziv−Welch)方
式,DCLZ(Data Compression L
empel−Ziv)方式等を利用した圧縮/拡張ツー
ルを用いて行う。
【0024】フロッピィディスク媒体書込み処理部14
は、フロッピィディスク媒体100に情報を書き込む。
【0025】バックアップ装置読取り処理部15は、バ
ックアップ装置3に実装された大容量記憶媒体300か
ら圧縮されたまたは圧縮されないファイルイメージを読
み込む。
【0026】管理情報取得部16は、フロッピィディス
ク媒体読取り処理部10により読み取られたフロッピィ
ディスク媒体100中の特定ファイル内の管理情報を取
得し、管理情報書込み処理部18に渡す。管理情報が取
得できない場合は、入力手段4から管理情報を取得し、
管理情報書込み処理部18に渡す。
【0027】ボリュームフォーマット検出部17は、フ
ロッピィディスク媒体100のフォーマット情報を検出
し、管理情報書込み処理部18に渡す。例えば、ボリュ
ームフォーマット検出部17を、複数種類のフォーマッ
ト形式のフロッピィディスク媒体100の読出し/書込
みおよびフォーマット処理ができるフロッピィディスク
装置1を制御するフロッピィディスクコントローラ(以
下、FDCと略記する)と、ディスクBISO(Bas
ic Input Output System)とで
構成し、あらかじめ登録しておいたフォーマット情報を
用いてフロッピィディスク装置1に装填されたフロッピ
ィディスク媒体100の情報が読み取れるか否かに応じ
てフォーマット情報を決定する。
【0028】管理情報書込み処理部18は、管理情報取
得部16から受け取った管理情報にボリュームフォーマ
ット検出部17から受け取ったフォーマット情報を加え
て、バックアップ装置3に実装された大容量記憶媒体3
00に書き込む。
【0029】フォーマット処理部19は、管理情報読取
り処理部21または入力手段4から受け取ったフォーマ
ット情報を基にフロッピィディスク装置1に装填された
フロッピィディスク媒体100のフォーマット処理を行
う。
【0030】検索処理部20は、入力手段4から受け取
った検索条件をもとに、管理情報読取り処理部21を介
してバックアップ装置3に実装された大容量記憶媒体3
00から管理情報の検索を行い、検索された管理情報を
表示手段5に表示する。
【0031】管理情報読取り処理部21は、バックアッ
プ装置3に実装された大容量記憶媒体300から管理情
報を読み取り、検索処理部20またはフォーマット処理
部19に渡す。
【0032】図2を参照すると、本実施例のバックアッ
プ管理制御方式の格納指示時の処理は、フロッピィディ
スク媒体情報読取りステップS101と、管理情報チェ
ックステップS102と、管理情報入力ステップS10
3と、管理情報格納ステップS104と、フロッピィデ
ィスク媒体フォーマット情報取得ステップS105と、
フォーマット情報格納ステップS106と、イメージ変
換ステップS107と、圧縮指示判定ステップS108
と、圧縮ステップS109と、大容量媒体書込みステッ
プS110とからなる。
【0033】同じく、図2を参照すると、本実施例のバ
ックアップ管理制御方式の検索指示時の処理は、検索条
件入力ステップS201と、管理情報検索ステップS2
02と、大容量記憶媒体読取りステップS203と、検
索結果通知ステップS204とからなる。
【0034】同じく、図2を参照すると、本実施例のバ
ックアップ管理制御方式の復元指示時の処理は、復元情
報決定ステップS301と、媒体情報復元ステップS3
02と、フォーマット変更判断ステップS303と、フ
ォーマット決定ステップS304と、フォーマット処理
ステップS305と、圧縮済み判定ステップS306
と、拡張ステップS307と、フロッピィディスク媒体
書込みステップS308とからなる。
【0035】図3は、バックアップ用の大容量記録媒体
300のディレクトリ部3aの一例を示す図である。格
納するフロッピィディスク媒体100を、大分類,中分
類および小分類で区分けし、小分類には実際に格納して
いる格納情報およびファイル名を格納しておく。
【0036】図4は、大容量記録媒体300にフロッピ
ィディスク媒体100毎に作成格納されるファイル構造
の一例を示す図である。管理情報とは、フロッピィディ
スク媒体100を管理するために利用する情報であり、
タイトル情報,格納日付情報,圧縮指示情報およびフォ
ーマット情報からなる。
【0037】図5は、フロッピィディスク媒体100の
物理フォーマットの例を示す図である。トラックは、プ
リアンブル,複数のセクタおよびポストアンブルで構成
されている。プリアンブルは、インデックスアドレスマ
ーク(IAM)を含んでいる。各セクタは、IDとDA
TAとで構成される。IDは、IDアドレスマーク(I
DAM),シリンダ番号(C),ヘッダ番号(H),セ
クタ番号(R)およびセクタ長(N)を含んでいる。
【0038】図6(a)および(b)は、フロッピィデ
ィスク媒体100の論理フォーマットの一例を示す図で
ある。ボリュームイメージをファイルイメージに変換す
る方法について説明すると、ディスクBISOを利用し
て、フロッピィディスク媒体100のトラック0,サー
フェス0,先頭セクタからセクタ単位にデータの読取り
を行う。これらの情報をフロッピィディスク媒体100
単位に1つのファイルとして大容量記憶媒体300に格
納する。また、フロッピィディスク媒体100を復元す
る場合には、バックアップ装置3に実装された大容量記
憶媒体300に格納された管理情報中から元のフロッピ
ィディスク媒体100のフォーマット情報を取得し、デ
ィスクBISOを利用してFDCを経由してフロッピィ
ディスク装置1の動作モードを決定し、フロッピィディ
スク媒体100のトラック単位にフォーマットを行いな
がら実データの復帰を行う。
【0039】図7は、大容量記憶媒体300に圧縮して
格納したフロッピィディスク媒体100をファイル単位
に取り出すときの概念図である。まず、バックアップ装
置読取り処理部15により大容量記憶媒体300から圧
縮されたファイルイメージを取り出し、圧縮/拡張処理
部13によりLZ方式,LZW方式,DCLZ方式等に
よる拡張処理を行う。これにより、ファイルイメージ
(仮想FD)が得られるので、ボリュームイメージ←→
ファイルイメージ変換処理部11によりファイルイメー
ジ(仮想FD)中のファイル情報をファイル単位に抽出
する。
【0040】図8(a),(b)および(c)は、各種
方法によるフロッピィディスク媒体100の格納/復元
の概念図である。図8(a)は、フロッピィラベル情報
およびフロッピィディスク記録情報を物理的に読み取
り、そのまま大容量記憶媒体300に書き込む方式の場
合であり、格納したフロッピィディスク媒体100をそ
のまま復元する。図8(b)は、大容量記憶媒体300
にファイル単位で格納する方式であり、格納前と全く同
じ記録状態を復元することはできないが、ファイル単位
での抽出は可能である。図8(c)は、本発明の方式で
あり、格納したフロッピィディスク媒体100をそのま
ま復元する機能とファイル単位に抽出する機能とを持
つ。
【0041】次に、このように構成された本実施例のバ
ックアップ管理制御方式の動作について説明する。
【0042】(1) まず、格納時の動作を説明する。
【0043】格納指示があると、フロッピィディスク媒
体読取り処理部10は、フロッピィディスク装置1に装
填されたフロッピィディスク媒体100からフロッピィ
ラベル情報およびフロッピィディスク記録情報をボリュ
ームイメージとして読み取る(ステップS101)。
【0044】次に、管理情報取得部16は、フロッピィ
ディスク媒体読取り処理部10により読み取られたフロ
ッピィディスク記録情報中に管理情報を格納する特定フ
ァイルがあるかないかをチェックし(ステップS10
2)、特定ファイルがない場合や特定ファイルがあって
もフォーマット情報以外の管理情報が不足している場合
には、入力手段4によって不足する管理情報を入力する
(ステップS103)。また、フォーマット情報以外の
管理情報が不足していない場合には、管理情報取得部1
6は、ステップS103をスキップする。管理情報取得
部16は、管理情報書込み処理部18にフォーマット情
報以外の管理情報を設定する(ステップS104)。
【0045】また、ボリュームフォーマット検出部17
は、フロッピィディスク媒体100のフォーマット情報
を取得し(ステップS105)、管理情報書込み処理部
18にフォーマット情報を設定する(ステップS10
6)。
【0046】一方、ボリュームイメージ←→ファイルイ
メージ変換処理部11は、フロッピィディスク媒体読取
り処理部10により読み取られたボリュームイメージを
ファイルイメージに変換する(ステップS107)。次
に、ボリュームイメージ←→ファイルイメージ変換処理
部11は、管理情報中の圧縮指示情報がオンであれば
(ステップS108であり)、圧縮/拡張処理部13に
よってファイルイメージの圧縮を行う(ステップS10
9)。圧縮指示情報がオンでなければ(ステップS10
8でなし)、ボリュームイメージ←→ファイルイメージ
変換処理部11は、ステップS109をスキップする。
【0047】最後に、バックアップ装置書込み処理部1
2は、ファイルイメージを大容量記憶媒体300に書き
込み、管理情報書込み処理部18は、管理情報を大容量
記憶媒体300に書き込む(S110)。
【0048】(2) 次に、検索時の動作を説明する。
【0049】検索指示があると、検索処理部20は、入
力手段4から検索条件を取得し(ステップS201)、
検索条件を基に管理情報読取り処理部21を通じて大容
量記憶媒体300から管理情報の検索を行う(ステップ
S202)。次に、検索処理部20は、管理情報読取り
処理部21によって大容量記憶媒体300から必要な管
理情報を読み取り(ステップS203)、読み取った結
果を表示手段5に通知して表示させる(ステップS20
4)。
【0050】(3) 次に、復元時の動作を説明する。
【0051】復元指示があると、入力手段4によって復
元するフロッピィディスク媒体100を決定し(ステッ
プS301)、バックアップ装置読取り処理部15によ
り大容量記録媒体300から復元すべきフロッピィディ
スク媒体100のファイルイメージを読み取るととも
に、管理情報読取り処理部21により管理情報を読み取
る(ステップS302)。
【0052】格納時以外のフォーマットに変更する場合
は(ステップS303でイエス)、フォーマット処理部
19は、入力手段4からフォーマット情報を取得してフ
ォーマットを決定し(ステップS304)、フォーマッ
ト処理部19によってフロッピィディスク媒体100の
フォーマット処理を行う(ステップS305)。一方、
フォーマットの変更の必要がない場合は(ステップS3
03でノー)、フォーマット処理部19は、格納時のフ
ォーマットでフロッピィディスク媒体100のフォーマ
ット処理を行う(ステップS305)。
【0053】次に、ボリュームイメージ←→ファイルイ
メージ変換処理部11は、読み出された管理情報中の圧
縮指示情報が圧縮を指示している場合には(ステップS
306でイエス)、圧縮/拡張処理部13によってファ
イルイメージの拡張を行い(ステップS307)、拡張
されたファイルイメージをフロッピィディスク媒体書込
み処理部10に渡す。読み出された管理情報中の圧縮指
示情報が圧縮を指示していない場合には(ステップS3
06でノー)、ボリュームイメージ←→ファイルイメー
ジ変換処理部11は、読み出されたファイルイメージを
そのままフロッピィディスク媒体書込み処理部10に渡
す。フロッピィディスク媒体書込み処理部10は、ボリ
ュームイメージ←→ファイルイメージ変換処理部11か
ら渡されたボリュームイメージをフロッピィディスク媒
体100に書き込む(ステップS308)。
【0054】なお、ファイルイメージ→ボリュームイメ
ージ変換処理部11が、読み出されたファイルイメージ
からボリュームイメージを一時的に変換し、ファイル単
位でファイル情報を抽出してフロッピィディスク媒体書
込み処理部10に渡すことにより、ファイル情報をファ
イル単位でフロッピィディスク媒体100に復元するこ
ともできる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フロッピ
ィディスク媒体読取り処理手段,ボリュームイメージ→
ファイルイメージ変換処理手段,バックアップ装置書込
み処理手段,管理情報書込み処理手段,管理情報読取り
処理手段,バックアップ装置読取り処理手段,ファイル
イメージ→ボリュームイメージ変換処理手段およびフロ
ッピィディスク媒体書込み処理手段を設け、フロッピィ
ディスク媒体の内容を管理情報とともに大容量記憶媒体
に格納するようにしたことにより、フロッピィディスク
媒体のボリュームイメージをファイルイメージとして大
容量記憶媒体に効率良く格納することができるととも
に、ファイルイメージと管理情報とを同一の大容量記憶
媒体上に格納するので管理が簡単になるという効果があ
る。
【0056】また、ボリュームフォーマット検出手段お
よびフォーマット処理手段を設け、フォーマット情報を
管理情報として大容量記憶媒体に格納するようにしたこ
とにより、格納時のフォーマット形式のフロッピィディ
スク媒体を復元できるとともに、格納時以外のフォーマ
ット形式のフロッピィディスク媒体として復元すること
もできるという効果がある。
【0057】さらに、フロッピィディスク媒体内に管理
情報を特定ファイルとして格納するとともに、管理情報
取得手段を設けたことにより、管理情報を容易に取得す
ることが可能となり、不足している管理情報だけを入力
するだけでよくなるので格納工数を軽減できるという効
果がある。
【0058】さらにまた、圧縮処理手段および拡張処理
手段を設けたことにより、フロッピィディスク媒体のボ
リュームイメージを変換したファイルイメージを圧縮し
て大容量記憶媒体に格納することができ、大量の情報を
極小のスペースで格納できるので保管費用が低減できる
という効果がある。また、管理情報に圧縮指示情報を含
めたことにより、ファイルイメージを選択的に圧縮およ
び拡張することができる効果がある。
【0059】さらに、検索処理手段を設け、必要なフロ
ッピィディスク媒体の管理情報を短時間で検索可能とし
たことにより、管理情報を容易に参照したり取り出した
りすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るバックアップ管理制御
方式の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施例のバックアップ管理制御方式の処理を
示す流れ図である。
【図3】図1中のバックアップ装置内の情報格納例を示
す図である。
【図4】図2中の大容量記憶媒体中にフロッピィディス
ク媒体ごとに作成格納されるファイル構造の一例を示す
図である。
【図5】図2中のフロッピィディスク媒体の物理フォー
マットの一例を示す図である。
【図6】図2中のフロッピィディスク媒体の論理フォー
マットの一例を示す図である。
【図7】図2中の大容量記憶媒体に圧縮して格納したフ
ロッピィディスク媒体をファイル単位に取り出すときの
概念図である。
【図8】各種方法によるフロッピィディスク媒体の格納
/復元の概念図であり、(a)はフロッピィディスク記
録情報を物理的に読み取ってそのまま大容量記憶媒体に
書き込む方式であり、(b)は大容量記憶媒体にファイ
ル単位で格納する方式であり、(c)は本発明のバック
アップ管理制御方式である。
【符号の説明】
1 フロッピィディスク装置 2 パーソナルコンピュータ 3 バックアップ装置 4 入力手段 5 表示手段 10 フロッピィディスク媒体読取り処理部 11 ボリュームイメージ←→ファイルイメージ変換処
理部 12 バックアップ装置書込み処理部 13 圧縮/拡張処理部 14 フロッピィディスク媒体書込み処理部 15 バックアップ装置読取り処理部 16 管理情報取得部 17 ボリュームフォーマット検出部 18 管理情報書込み処理部 19 フォーマット処理部 20 検索処理部 21 管理情報読取り処理部 100 フロッピィディスク媒体 300 大容量記憶媒体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロッピィディスク媒体の内容を大容量
    記憶媒体にバックアップするバックアップ管理制御方式
    において、 バックアップ対象となるフロッピィディスク媒体のボリ
    ュームイメージを読み取るフロッピィディスク媒体読取
    り処理手段と、 このフロッピィディスク媒体読取り処理手段により読み
    取られたボリュームイメージをファイルイメージに変換
    するボリュームイメージ→ファイルイメージ変換処理手
    段と、 このボリュームイメージ→ファイルイメージ変換処理手
    段により変換されたファイルイメージを大容量記憶媒体
    に書き込むバックアップ装置書込み処理手段と、 前記フロッピィディスク媒体読取り処理手段により読み
    取られたボリュームイメージ中の管理情報を大容量記憶
    媒体に書き込む管理情報書込み処理手段と、 大容量記憶媒体から管理情報を読み取る管理情報読取り
    処理手段と、 大容量記憶媒体からファイルイメージを読み取るバック
    アップ装置読取り処理手段と、 このバックアップ装置読取り処理手段により読み取られ
    たファイルイメージをボリュームイメージに変換するフ
    ァイルイメージ→ボリュームイメージ変換処理手段と、 このファイルイメージ→ボリュームイメージ変換処理手
    段により変換されたボリュームイメージをフロッピィデ
    ィスク媒体に書き込むフロッピィディスク媒体書込み処
    理手段とを有することを特徴とするバックアップ管理制
    御方式。
  2. 【請求項2】 前記ファイルイメージ→ボリュームイメ
    ージ変換処理手段が、ファイルイメージからボリューム
    イメージを一時的に変換し、ファイル単位で情報を抽出
    することができる請求項1記載のバックアップ管理制御
    方式。
  3. 【請求項3】 フロッピィディスク媒体のフォーマット
    情報を検出するボリュームフォーマット検出手段と、こ
    のボリュームフォーマット検出手段により検出されたフ
    ォーマット情報を含む管理情報を大容量記憶媒体に書き
    込む前記管理情報書込み処理手段と、前記管理情報読取
    り処理手段により読み取られた管理情報中のフォーマッ
    ト情報に基づいてフロッピィディスク媒体のフォーマッ
    ト処理を行うフォーマット処理手段とを備える請求項1
    記載のバックアップ管理制御方式。
  4. 【請求項4】 前記フォーマット処理手段が、入力手段
    から入力されたフォーマット情報に基づいてフロッピィ
    ディスク媒体のフォーマット処理を行うことができる請
    求項3記載のバックアップ管理制御方式。
  5. 【請求項5】 フロッピィディスク媒体内に設けられ管
    理情報が書き込まれた特定ファイルと、前記フロッピィ
    ディスク媒体読取り処理手段により読み取られたボリュ
    ームイメージ中の前記特定ファイルから管理情報を取得
    し、管理情報が不足する場合には入力手段から不足する
    管理情報を入力する管理情報取得手段と、この管理情報
    取得手段により取得された管理情報を大容量記憶媒体に
    書き込む前記管理情報書込み処理手段とを備える請求項
    1記載のバックアップ管理制御方式。
  6. 【請求項6】 前記ボリュームイメージ→ファイルイメ
    ージ変換処理手段によりボリュームイメージをファイル
    イメージに変換する際にファイルイメージを圧縮する圧
    縮処理手段と、前記ファイルイメージ→ボリュームイメ
    ージ変換処理手段によりファイルイメージをボリューム
    イメージに変換する際にファイルイメージを拡張する拡
    張処理手段とを備える請求項1記載のバックアップ管理
    制御方式。
  7. 【請求項7】 フロッピィディスク媒体内に設けられ圧
    縮指示情報を含む管理情報が書き込まれた特定ファイル
    と、前記フロッピィディスク媒体読取り処理手段により
    読み取られたボリュームイメージ中の前記特定ファイル
    の圧縮指示情報が圧縮を指示していればファイルイメー
    ジを圧縮する前記圧縮処理手段と、前記特定ファイルの
    圧縮指示情報が圧縮を指示していればファイルイメージ
    を拡張する前記拡張処理手段とを備える請求項6記載の
    バックアップ管理制御方式。
  8. 【請求項8】 入力手段からの指示に基づいて前記管理
    情報読取り手段により大容量記憶媒体から管理情報を読
    み取って表示手段に表示する検索処理手段を備える請求
    項1記載のバックアップ管理制御方式。
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JP2002116884A (ja) * 2000-10-04 2002-04-19 Hitachi Ltd 補助記憶装置のバックアップ方法

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