JPH08328550A - 鍵駆動装置及び自動鍵盤装置 - Google Patents

鍵駆動装置及び自動鍵盤装置

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JPH08328550A
JPH08328550A JP15700595A JP15700595A JPH08328550A JP H08328550 A JPH08328550 A JP H08328550A JP 15700595 A JP15700595 A JP 15700595A JP 15700595 A JP15700595 A JP 15700595A JP H08328550 A JPH08328550 A JP H08328550A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 短時間の電流供給により動作させることので
きる鍵駆動装置及び自動鍵盤装置を提供する。 【構成】 鍵盤部1に配置されている複数の鍵15は、
一端部において上部水平壁3に固着され、この固着部位
の近傍には、ヒンジ16と貫通孔19とが順次形成され
ている。ヒンジ16は、鍵15を略水平な離鍵位置Rに
弾持する付勢力を備えている。凹部4内には、ラッチソ
レノイド22が配置されており、このラッチソレノイド
22のプランジャ27は貫通孔19に遊嵌状態で嵌挿さ
れ、鍵15の上部にストッパ29が設けられている。ま
た、このストッパ29と鍵15の上面間には、プランジ
ャ27に遊嵌されたコイルスプリング30が介挿されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鍵を駆動する鍵駆動装
置、及び該鍵駆動装置を各鍵毎に有する自動鍵盤装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鍵盤に設けられている鍵を手動操
作によることなく、自動的に駆動する自動鍵盤装置が知
られている。この自動鍵盤装置には、各鍵毎に鍵駆動装
置が配置されており、各鍵駆動装置は、鍵を所定の離鍵
位置に付勢するスプリングと、このスプリングに抗して
鍵を所定の押鍵位置に駆動する電磁アクチュエータとで
構成されている。そして、例えば図13(a)に示すよ
うな、4分音符長であって音高C4,E4,G4からな
る和音の自動演奏情報が入力されると、同図(c)に示
すように、この音高C4,E4,G4に対応する鍵の電
磁アクチュエータに電流供給を開始し、これにより、音
高C4,E4,G4に対応する鍵は、押鍵位置に駆動さ
れる。また、対応する電磁アクチュエータへの電流供給
は、4分音符長に対応する時間をもって継続し、該時間
が経過すると電流供給を停止する。すると、音高C4,
E4,G4に対応する鍵は、4分音符長に対応する時間
が経過した時点で、スプリングの付勢力によって離鍵位
置に復帰し、これにより、自動演奏情報に基づき発生す
る楽音に合わせて、鍵を自動的に動作させることができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来の装置にあっては、自動演奏データが示す音符
長に対応する時間をもって電磁アクチュエータに電流を
供給して、鍵を駆動するように構成されている。したが
って、各電磁アクチュエータへの電流供給時間が長くな
る結果、消費電力も大きくなり、長い音符長を多数含む
曲である場合には、消費電力は多大となってしまう。ま
た、電磁アクチュエータは、電流の供給に伴って発熱動
作することから、電流供給時間が長いと発熱に伴って電
磁アクチュエータの温度が上昇してしまう。したがっ
て、この電磁アクチュエータの温度上昇を防止すべく、
耐熱性や放熱性を確保しなければならず、これにより装
置が大型化したり高コスト化する不利が生じてしまう。
【0004】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、短時間の電流供給により動作させ
ることのできる鍵駆動装置及び自動鍵盤装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明にかかる鍵駆動装置にあっては、所定の離鍵位置
と押鍵位置とに回動自在であって、離鍵位置に付勢され
た鍵と、第1のパルスにより動作して、前記鍵を前記離
鍵位置から前記押鍵位置に駆動するとともに、第2のパ
ルスにより動作して、前記鍵の前記押鍵位置から前記離
鍵位置への復帰を許容する駆動手段とを有している。
【0006】また、本発明にかかる自動鍵盤装置にあっ
ては、キーオン情報とキーオフ情報、及びキー情報を含
む自動演奏情報を順次発生する自動演奏情報発生手段
と、所定の離鍵位置と押鍵位置とに回動自在であって、
離鍵位置に付勢された複数の鍵と、この各鍵毎に設けら
れ、第1のパルスにより動作して、前記鍵を前記離鍵位
置から前記押鍵位置に駆動するとともに、第2のパルス
により動作して、前記鍵の前記押鍵位置から前記離鍵位
置への復帰を許容する駆動手段と、前記キー情報に対応
する鍵の駆動手段に、前記キーオン情報に基づき前記第
1のパルスを入力するとともに、前記キーオフ情報に基
づき前記第2のパルスを入力する制御手段とを有してい
る。
【0007】
【作用】前記構成の鍵駆動装置において、第1のパルス
が入力されると、駆動手段は鍵を離鍵位置から押鍵位置
に駆動し、これにより鍵は押鍵状態となる。また、第2
のパルスが入力されると、駆動手段は鍵の押鍵位置から
離鍵位置への復帰を許容し、離鍵位置に付勢されている
鍵は、該離鍵位置に復帰する。
【0008】また、前記構成の自動鍵盤装置において、
自動演奏情報発生手段から自動演奏情報が発生すると、
制御手段は自動演奏情報に含まれるキー情報に対応する
駆動手段に、キーオン情報に基づき第1のパルスを出力
する。すると、当該駆動手段は、鍵を離鍵位置から押鍵
位置に駆動し、これにより鍵はキーオン情報に応答し
て、押鍵状態となる。また、自動演奏情報にキーオフ情
報が含まれていると、制御手段は対応する駆動手段に、
キーオフ情報に基づき第2のパルスを出力する。する
と、当該駆動手段は、鍵の押鍵位置から離鍵位置への復
帰を許容し、離鍵位置に付勢されている鍵はキーオフ情
報に応答して、離鍵状態に復帰する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図にしたがって説
明する。この実施例は、本発明を電子楽器に適用したも
のであり、図1に示すように、この電子楽器の鍵盤部1
には、シャーシ2が設けられている。シャーシ2には、
上部水平壁3、この上部水平壁3の端部に連なる凹部
4、この凹部4の端部に連なる中央水平壁5、及びこの
中央水平壁の端部に開口部6を介して連なる下部水平壁
7等が一体的に形成されている。また、中央水平壁5の
下面であって開口部6の近傍には、上部パッド8が貼設
され、下部水平壁7の上面であって開口部6の近傍に
は、下部パッド9が貼設されている。
【0010】中央水平壁5の下面側には、プリント基板
10が配設されており、このプリント基板10には、第
1鍵盤スイッチ11と第2鍵盤スイッチ12とが設けら
れている。この両鍵盤スイッチ11,12は、一対の固
定接点13aと、この一対の固定接点13aを覆うゴム
製のドーム状部材14、及びこのドーム状部材14の下
面に装着された可動接点13bを有し、ドーム状部材1
4の上端部は、前記中央水平壁5よりも上方に突設され
ている。
【0011】鍵盤部1に配置されている複数の鍵15
は、一端部において前記上部水平壁3に固着され、この
固着部位の近傍には、ヒンジ16と貫通孔19とが順次
形成されている。ヒンジ16は、同図に示すように、当
該鍵15を略水平な離鍵位置Rに弾持する付勢力と、後
述する押鍵位置Oに回動させ得る可撓性、及びこの押鍵
位置Oから離鍵位置Rに復帰させる復元力を備えてい
る。鍵15の下面には、前記ドーム状部材14,14の
上面に対向する第1突起17と第2突起18とが形成さ
れているとともに、前記開口部6内に遊挿された略L字
状のアーム部20が設けられている。これにより、鍵1
5は、アーム部20が前記上部パッド8に当接した離鍵
位置Rに弾持されているとともに、アーム部20が下部
パッド9に当接する押鍵位置O(図9,10参照)まで
回動可能に構成されている。
【0012】また、このように鍵15が離鍵位置Rから
押鍵位置Oまで回動すると、回動時の速度、つまりは押
鍵時のタッチの強さに応じた時間間隔で、第1突起17
と第2突起18とが順次ドーム状部材14,14に圧接
する。これにより、ドーム状部材14,14が順次収縮
変形して、可動接点13bが一対の固定接点13aと接
触し、第1及び第2鍵盤スイッチ11,12が、タッチ
の強さに応じた時間差を持って順次オンとなる。このオ
ン時間差により押鍵時のベロシティデータを得ることが
でき、また、第1鍵盤スイッチ11のオフからオンへの
変化により押鍵を、第2鍵盤スイッチ12のオンからオ
フへの変化により離鍵を検出することが可能となる。
【0013】他方、前記凹部4内には、駆動手段として
のラッチソレノイド22が配置されている。このラッチ
ソレノイド22は、図2に示すように、円筒形のハウジ
ング23を有している。ハウジング23の内部には、そ
の一端部側に永久磁石24が配置され、他端部側にソレ
ノイド25が配置されているとともに、該ソレノイド2
5と永久磁石25間には空隙部26が設けられている。
ソレノイド25の中心部には、プランジャ27が摺動自
在に挿通されており、該プランジャ27の一端部には、
前記空隙部26に位置する円盤状のヨーク28が設けら
れ、他端部には前記ハウジング23の外部に位置し同様
に円盤状のストッパ29が設けられている。
【0014】そして、このラッチソレノイド22は、図
1に示すように、ハウジング23を下部にした垂直状態
で、凹部4内に固定されているとともに、プランジャ2
7は前記貫通孔19に遊嵌状態で嵌挿され、鍵15の上
部に前記ストッパ29が位置している。また、このスト
ッパ29と鍵15の上面間には、プランジャ27に遊嵌
された弾性部材としてのコイルスプリング30が介挿さ
れている。したがって、コイルスプリング30のバネ力
により、プランジャ27は垂直上方に付勢されて、図2
に実線で示したように、ヨーク28を空隙部26の上端
部に位置させた伸長状態に維持される。なお、図1にお
いては白鍵21A部分の断面構造を示したが、黒鍵21
B部分の断面構造も同様である。
【0015】図3は、本実施例の全体構成を示すブロッ
ク図である。このブロック図において、前記第1鍵盤ス
イッチ11及び第2鍵盤スイッチ12のオン・オフ情報
は、鍵盤部1より制御部31に入力される。スイッチ部
32は、電源スイッチ、音色設定スイッチ、自動駆動モ
ードとマニュアルモードとを選択的に設定するためのモ
ードスイッチ等の、各種機能スイッチを有し、これらス
イッチの操作情報を制御部31に送出する。
【0016】制御部31は、これら入力情報と記憶部3
3に格納されているプログラム及び自動演奏情報等に従
って動作し、この電子楽器において必要な全ての処理を
実行し、電流制御部34及び音源部35を制御する。音
源部35は、制御部31からの指示に従って楽音波形デ
ータを生成し、D/A変換部36はこの楽音波形データ
をアナログ信号に変換する。このアナログ信号に変換さ
れた波形信号はアンプ37により増幅され、この増幅さ
れた波形信号がスピーカ38に与えられることによっ
て、スピーカ38からは、制御部31が指示する音高、
音量、音長等からなる楽音が発生する。
【0017】前記記憶部33に記憶されている自動演奏
情報は、図4に示したオン/オフデータ、キーデータ、
ベロシティデータ、タイムデータを1組とする複数組の
演奏データで構成されている。この1組の演奏データに
おいて、オン/オフデータは発音を指示するキーオン及
び消音を指示するキーオフのいずれかであり、キーデー
タは、鍵盤部1において音高順に配置されている鍵の鍵
番号を示すデータである。また、ベロシティデータは、
自動駆動モードにおいて、鍵15を押下駆動する際の速
度を示すデータである。
【0018】すなわち、電流制御部34は、図5に示す
ベロシティデータ−電流値変換テーブルを有しており、
この変換テーブルにはベロシティデータが示す所定の最
少値から最大値までに対応して、0.75Aから1Aま
でに変化する電流値が記憶されている。したがって、制
御部31が記憶部33から読み出した演奏データに含ま
れているベロシティデータを電流制御部34に送出する
と、この電流制御部34は、ベロシティデータを0.7
5Aから1Aまでの電流値に変換する。また、これと同
時に電流制御部34は、制御部31から与えられたキー
データに従って電流供給経路の切り替えを行う。これに
より、キーデータが示す鍵番号に対応する鍵のラッチソ
レノイド22のソレノイド25に、前記電流値が示す電
流が供給されるように構成されている。
【0019】なお、演奏データにおいてタイムデータ
は、次の1組の演奏データを読み出すまでの時間を示
し、制御部31はこのタイムデータが示す時間間隔で、
記憶部33から次の1組の演奏データを読み出す。
【0020】次に、以上の構成にかかる本実施例の動作
を図6以降に示したフローチャートに従って説明する。
すなわち、制御部31は、電源スイッチのオンの伴って
図6に示すフローに従って処理を開始し、レジスタに初
期値を設定する等の初期処理(SA1)を実行する。次
に、スイッチ処理(SA2)を実行して、スイッチ部3
2を走査し、設定されている音色やモードを取り込む。
引き続き、後述する鍵駆動処理(SA3)を行った後、
鍵処理(SA4)を実行し、電源スイッチがオンである
間、SA2〜SA4のループを繰り返す。
【0021】前記鍵処理(SA4)においては、鍵盤部
1の各鍵毎に設けられている前記両鍵盤スイッチ11,
12を走査し、この両鍵盤スイッチ11,12のオン時
間差により押鍵時のベロシティデータを、第1鍵盤スイ
ッチ11のオフからオンへの変化により押鍵を、第2鍵
盤スイッチ12のオンからオフへの変化により離鍵を検
出するとともに、各スイッチ11,12により対応する
鍵のキーデータを検出する。そして、これら検出したデ
ータに基づき、音源部35に発音指示あるいは消音指示
することにより、演奏操作されあるいは後述する鍵駆動
処理により駆動された鍵に対応する楽音が、順次スピー
カ38から発生する。
【0022】前記鍵駆動処理(SA3)は、図7に示す
フローに従って行われ、先ず自動駆動モードが設定され
ているか否かを判別する(SB1)。この判別の結果、
自動駆動モードではなくマニュアルモードが設定されて
いる場合には、図6に示したメインフローのSA4にリ
ターンする。また、自動駆動モードが設定されているな
らば、現在読み出されている自動演奏データのタイムデ
ータが“0”となったか否かを判別する(SB2)。
【0023】すなわち、この鍵駆動処理の実行時には、
図8に示すインタラプト処理が一定時間間隔で割り込ん
で実行される。そして、現在読み出されている自動演奏
データのタイムデータが“0”となったか否かを判別し
て(SC1)、“0”となるまで、タイムデータをデク
リメントする(SC2)。したがって、読み出された演
奏データ中のタイムデータは一定の時間間隔でデクリメ
ントされ、タイムデータが示す時間が経過して、タイム
データ=0となると、図7のフローにおいて、SB2か
らSB3に進んで、次の新たな1組の演奏データを読み
出す(SB3)。
【0024】引き続き、この読み出した1組の演奏デー
タに含まれているオン/オフデータがキーオンデータで
あるか否かを判別する(SB4)。この判別の結果、キ
ーオンデータである場合には、当該演奏データのキーデ
ータとベロシティデータとを電流制御部34に送出する
とともに(SB5)、電流制御部34に+電流出力を指
示する(SB6)。すると、電流制御部34は、前述の
図5に示すベロシティデータ−電流値変換テーブルを用
いて ベロシティデータが示す値を、0.75Aから1
Aまでのいずれかの電流値に変換する。これにと同時に
電流制御部34は、キーデータに従って電流供給経路の
切り替えを行い、キーデータが示す鍵番号に対応する鍵
のラッチソレノイド22のソレノイド25に、前記電流
値であって“+”の電流を供給する。
【0025】すると、ソレノイド25は励磁状態となっ
て、図2に実線で示したように空隙部26の上端部に位
置していたヨーク28を、該上端部から下面へ引きつけ
る方向の磁力を発生し、これにより、ヨーク28は下方
への移動を開始する。また、このヨーク28と一体的に
プランジャ27及びストッパ29も下動する結果、鍵1
5の上面には、収縮するコイルスプリング30を介して
下方への押圧力が作用し、鍵15はヒンジ16の付勢力
に抗して、離鍵位置Rから押鍵位置O方向に回動する。
【0026】このとき、ソレノイド25に供給される電
流の値は、前記ベロシティデータの値に対応した大きさ
であることから、鍵15はベロシティデータに応じた速
度で離鍵位置Rから押鍵位置O方向へ回動し、よって、
両鍵盤スイッチ11,12は、ベロシティデータに応じ
た時間差で順次オンとなる。したがって、前述の鍵処理
(SA4)で、この両鍵盤スイッチ11,12のオン時
間差や、第1鍵盤スイッチ11に基づく押鍵、オンとな
った各鍵盤スイッチ11,12に対応する鍵のキーデー
タを検出して、音源部35に発音指示あるいは消音指示
することにより、この鍵駆動処理により駆動された鍵に
対応する音高であって、ベロシティデータに応じた特性
の楽音がスピーカ38から発生する。
【0027】そして、次のSB7では、前述のSB6で
行った電流出力指示から0.15秒経過したか否かを判
別し、経過するまで待機する。したがって、その間電流
制御部34は、対応するソレノイド25への電流供給を
継続し、0.15秒が経過した時点で、電流制御部34
に電流出力停止を指示する(SB8)。よって、電流制
御部34は、図13(b)に示すように、パルス幅0.
15secからなるパルス電流を対応するソレノイド2
5に供給することとなる。この間、ヨーク28はソレノ
イド25からの磁力を受けて下動して、空隙部26の下
端部に到達し、これに伴って鍵15は押鍵位置Oに到達
する。
【0028】そして、このように鍵15が押鍵位置Oま
で回動すると、空隙部26の下端部には、永久磁石24
が設けられていることから、パルス電流の供給が停止し
ても、ヨーク28は永久磁石24の磁力により吸引され
て、空隙部26の下端部に位置し続ける。よって、プラ
ンジャ27及びストッパ29もヨーク28と一体的に、
押鍵位置Oに到達した時点の位置を維持し、その結果、
図9に示すように、鍵15は押鍵位置Oに維持される。
【0029】他方、SB4の判別の結果、キーオフデー
タである場合には、当該演奏データのキーデータを電流
制御部34に送出するとともに(SB9)、電流制御部
34に−電流出力を指示する(SB10)。すると、電
流制御部34は、キーデータに従って電流供給経路の切
り替えを行い、キーデータが示す鍵番号に対応する鍵の
ラッチソレノイド22のソレノイド25に、“−”の電
流を供給する。
【0030】すると、ソレノイド25は再度励磁状態と
なって、永久磁石24の磁力により空隙部26の下端部
に拘束されていたヨーク28を、永久磁石24から引き
離す方向の磁力を発生し、ヨーク28は永久磁石24に
抗して上方への移動を開始する。また、このヨーク28
と一体的にプランジャ27及びストッパ29も上動する
結果、コイルスプリング30を介して鍵15の上面に作
用してた押圧力は、該コイルスプリング30の伸長に伴
って、解除される。したがって、鍵15はヒンジ16の
復元力により、離鍵位置Rから押鍵位置O方向に回動す
る。
【0031】そして、次のSB11では、前述のSB1
0で行った電流出力指示から0.15秒経過したか否か
を判別し、経過するまで待機する。したがって、その間
電流制御部34は、対応するソレノイド25への電流供
給を継続し、0.15秒が経過した時点で、電流制御部
34に電流出力停止を指示する(SB12)。よって、
電流制御部34は、図10(b)に示すように、パルス
幅0.15secからなるパルス電流を対応するソレノ
イド25に供給することとなる。この間、ヨーク28は
ソレノイド25からの磁力を受けて上動して、空隙部2
6の上端部に到達し、これに伴って鍵15は離鍵位置R
に到達する。
【0032】そして、このように鍵15が押鍵位置Rま
で回動すると、ヒンジ16は、前述のように、鍵15を
離鍵位置Rに弾持する付勢力を有していることから、パ
ルス電流の供給が停止しても、鍵15は離鍵位置Rの状
態を維持する。また、この離鍵位置Oとなった鍵15上
で、コイルスプリング30が伸長状態に復帰する結果、
ラッチソレノド22は、ヨーク28を空隙部26の上端
部に位置させた初期状態に維持することとなる。
【0033】このように鍵15が離鍵位置R方向へ回動
すると、これに伴って第2鍵盤スイッチ12が先行して
オフになる。すると、前述のSA4の処理において制御
部31は、対応する楽音の消音を音源部35に指示し、
これによりスピーカ38から発生していた当該鍵の音高
は消音される。したがって、前述のように鍵15の押鍵
位置Rへの回動に伴って発音が指示され、また、このよ
うに離鍵位置Rの方向への回動に伴って消音が指示され
ることにより、自動演奏情報を構成する曲が、鍵15の
動きを伴いつつ、自動演奏されることとなる。このと
き、図13(a)に示すように、C4、E4、G4から
なる4分音符長の和音を発生させるデータであったとし
ても、同図(b)に示したように、4分音符長時間の開
始時と終了時とに各々0.15secをもって、最大1
Aの電流が消費されるに過ぎない。よって、同図(c)
に示した4分音符長時間に亙って電流を供給し続ける従
来の装置と比較して、電力消費量を大幅に削減すること
ができる。
【0034】また、制御部31が図6及び図7に示すフ
ローに従って動作することにより、図10(a)に示す
C4、E4、G4からなる4分音符長の和音を発生させ
るデータに対応する処理は、時分割で行われることとな
る。したがって、同図(b)に示すように、各音高C
4,E4,G4の発音時及び消音時に、電流制御部34
が発生するパルス電流も時分割で出力される。よって、
必要最大電流も1Aで済み、同図(c)に示した従来よ
りも、必要最大電流の低減を図ることが可能となる。
【0035】なお、前記自動駆動モードを設定すること
なくマニュアルモードを設定して、図10に示すよう
に、ユーザーが指Fで押鍵を行った場合には、鍵15は
ヒンジ16の付勢力に抗して、離鍵位置Rから押鍵位置
Oに回動する。しかし、コイルスプリング30の付勢力
により、ストッパ29は従前の位置の弾持されることか
ら、このストッパ29が設けられているプランジャ27
も下降することなく、そのままの位置を保持する。した
がって、手動での押鍵時にプランジャ27が下降してヨ
ーク28が永久磁石24に磁着されてしまうことはな
く、離鍵した時点で鍵15はヒンジ16の復元力によ
り、離鍵位置Rに復帰する。よって、ラッチソレノイド
22を用いても、支障なく手動での演奏を行うことがで
きる。また、この手動での演奏時に、押鍵に伴って第1
鍵盤スイッチ11と第2鍵盤スイッチ12とがオンとな
って楽音の発生が指示され、また、離鍵に伴って第2ス
イッチ12がオフになると消音が指示されることは、前
述の自動駆動モード時と同様である。
【0036】図11は、本発明の他の実施例を示すもの
である。すなわち、シャーシ2の上部水平壁3上には凸
部39が形成されているとともに、鍵15の先端下面に
も凸部40が形成されている。そして、この両凸部3
9,40にピン41を挿通することにより、鍵15はシ
ャーシ2に回動自在に支持されている。また、両凸部3
9,40の近傍であって、中央水平壁5と鍵15との間
にはコイルスプリング42が介挿されており、このコイ
ルスプリング42により鍵15は離鍵位置Rに弾持され
ている。
【0037】一方、上部水平壁3の端部には、起立壁4
3が立設されており、該起立壁43の先端には取付片4
4が垂設されている。この取付片44には、接着部材4
5を介して、ラッチソレノイド22のハウジング23が
固着されている。ラッチソレノイド22は、前述した実
施例とは逆に、ハウジング23を上方にしてプランジャ
27を下方にした状態で固定されている。そして、プラ
ンジャ27は貫通孔19に遊挿されているとともに、ス
トッパ29は鍵15の下面に当接している。
【0038】かかる構成において、前記制御部31は前
述の図6〜8に示すフローに従って動作する。したがっ
て、自動駆動モードの状態でキーオンデータが読み出さ
れると、キーデータが示す鍵に対応するラッチソレノイ
ド22のソレノイド25に“+”のパルス電流が供給さ
れる。すると、ソレノイド25は励磁状態となって、空
隙部26の下端部に位置していたヨーク28を、該下端
部から引き離す方向の磁力を発生する。これにより、ヨ
ーク28は上方に移動し、このヨーク28と一体的にプ
ランジャ27及びストッパ29も上動する結果、図12
に示すように、鍵15はコイルスプリング42の付勢力
に抗して、離鍵位置Rから押鍵位置Oに回動する。
【0039】そして、このように鍵15が押鍵位置Oま
で回動すると、パルス電流の供給は終了するが、空隙部
26の上端部には、永久磁石24が設けられていること
から、パルス電流の供給が停止しても、ヨーク28は永
久磁石24の磁力により吸引されて、空隙部26の下端
部に位置し続ける。よって、プランジャ27及びストッ
パ29もヨーク28と一体的に、押鍵位置に到達した時
点の位置を維持し、その結果、鍵15は押鍵位置Oに維
持される。
【0040】また、キーオフデータが読み出されると、
キーデータが示す鍵に対応するラッチソレノイド22の
ソレノイド25に“−”のパルス電流が供給される。す
ると、ソレノイド25は再度励磁状態となって、永久磁
石24の磁力により空隙部26の上端部に位置していた
ヨーク28を、該上端部から引き離す方向の磁力を発生
する。これにより、ヨーク28は下方に移動し、このヨ
ーク28と一体的にプランジャ27及びストッパ29も
下動する。その結果、鍵15はコイルスプリング42の
付勢力を受けて、押鍵位置Oから押鍵位置Rに回動した
後、コイルスプリング42の付勢力により、離鍵位置R
に維持される。
【0041】また、マニュアルモードにおいてユーザー
が指で押鍵を行った場合には、鍵15はコイルスプリン
グ42の付勢力に抗して、離鍵位置Rから押鍵位置Oに
回動する。しかし、プランジャ27は自重により従前の
位置を保持することから、鍵15が押鍵位置Oに回動し
ても、ヨーク28が永久磁石24に磁着されてしまうこ
とはなく、よって、離鍵した時点で鍵15はコイルスプ
リング42の付勢力により、離鍵位置Rに復帰する。し
たがって、この実施例においても、ラッチソレノイド2
2を用いつつ支障なく手動での演奏を行うこと可能とな
る。
【0042】なお、実施例においては、自動演奏情報に
基づき鍵を駆動し、この駆動した鍵の動作に応じてスピ
ーカから楽音を発生するようにしたが、自動演奏情報に
基づいて鍵の駆動処理と楽音の発生処理の双方を行うよ
うにしてもよい。また、本発明は、電子楽器のみではな
く、アコースティックピアノ等に適用されてもよい。
【発明の効果】以上説明したように本発明の鍵駆動装置
は、第1のパルスにより動作して、鍵を離鍵位置から押
鍵位置に駆動し、第2のパルスにより動作して、鍵の押
鍵位置から離鍵位置への復帰を許容する構成としことか
ら、鍵駆動時の消費電力を低減することができる。ま
た、電流供給時間を短くして、装置の温度上昇を抑制す
ることができ、これにより、耐熱性や放熱性の確保を不
要にして、装置の小型化や低コスト化を図ることができ
る。
【0043】また、駆動手段が、プランジャと永久磁石
及びソレノイドで構成されることにより、既存のラッチ
ソレノイドを用いて、低コストで装置を製造することが
可能となる。さらに、駆動手段を鍵の下部に配置して、
プランジャを鍵に遊嵌状態で挿通するとともに、その上
端部にストッパを設けて、該ストッパと鍵の上面間に、
弾性部材が介挿する構成により、鍵の自動駆動のみなら
ず、手動での操作も可能となる。また、駆動手段を鍵の
上部に配置して、プランジャを鍵に遊嵌状態で挿通する
とともに、下端部に、前記鍵の下面に当接するストッパ
を設ける構成により、同様に鍵の自動駆動のみならず、
手動での操作も可能となる。
【0044】また、本発明の自動鍵盤装置は、キーオン
情報に基づき前記第1のパルスを入力するとともに、キ
ーオフ情報に基づき前記第2のパルスを入力することか
ら、長い音符長を多数含む曲の自動演奏情報に基づき鍵
を駆動する場合であっても、消費電力を抑制することが
できる。さらに、複数のキーオン情報と複数のキーオフ
情報とに対応する、複数のパルスを時分割出力すること
により、必要最大電流の低減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電子楽器における
鍵盤部の垂直断面図である。
【図2】ラッチソレノイドの垂直断面斜視図である。
【図3】電子楽器のブロック構成図である。
【図4】自動演奏情報における1組の演奏データの構成
を示す図である。
【図5】ベロシティデータ−電流値変換特性図である。
【図6】本実施例のメインフローを示すフローチャート
である。
【図7】鍵駆動処理の処理内容を示すフローチャートで
ある。
【図8】インタラプト処理の処理内容を示すフローチャ
ートである。
【図9】本実施例の押鍵位置に駆動された状態を示す垂
直断面図である。
【図10】本実施例の押鍵位置に手動操作した状態を示
す垂直断面図である。
【図11】本発明の他の実施例における鍵盤部の垂直断
面図である。
【図12】同実施例の押鍵位置に駆動された状態を示す
垂直断面図である。
【図13】(a)は和音の構成を示す音符図、(b)は
本発明の一実施例における(a)の和音に対応する入力
電流波形図、(c)は従来の装置における(a)の和音
に対応する入力電流波形図である。
【符号の説明】
1 鍵盤部 15 鍵 16 ヒンジ 19 貫通孔 22 ラッチソレノイド 24 永久磁石 25 ソレノイド 26 空隙部 27 プランジャ 28 ヨーク 29 ストッパ 30 コイルスプリング 31 制御部 34 電流制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の離鍵位置と押鍵位置とに回動自在
    であって、離鍵位置に付勢された鍵と、 第1のパルスにより動作して、前記鍵を前記離鍵位置か
    ら前記押鍵位置に駆動するとともに、第2のパルスによ
    り動作して、前記鍵の前記押鍵位置から前記離鍵位置へ
    の復帰を許容する駆動手段と、を有することを特徴とす
    る鍵駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、 前記鍵に連係され、一方向への移動に伴って前記鍵を前
    記離鍵位置から前記押鍵位置に駆動するとともに、他方
    向への移動に伴って前記鍵の前記押鍵位置から前記離鍵
    位置への復帰を許容するプランジャと、 前記一方向へ移動したプランジャを当該位置に保持する
    永久磁石と、 前記第1のパルスにより動作して、前記プランジャを前
    記一方向へ駆動するとともに、前記第2のパルスにより
    動作して、前記プランジャを前記永久磁石に抗して前記
    他方向へ駆動するソレノイドと、を有することを特徴と
    する請求項1記載の鍵駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、前記鍵の下部に配置さ
    れ、 前記プランジャは、下方向への移動に伴って前記鍵を前
    記離鍵位置から前記押鍵位置に駆動するとともに、上方
    向への移動に伴って前記鍵の前記押鍵位置から前記離鍵
    位置への復帰を許容する構成であって、前記鍵を遊嵌状
    態で挿通し、上端部にストッパが設けられる一方、該ス
    トッパと前記鍵の上面との間に、弾性部材が介挿された
    ことを特徴とする請求項2記載の鍵駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動手段は、前記鍵の上部に配置さ
    れ、 前記プランジャは、上方向への移動に伴って前記鍵を前
    記離鍵位置から前記押鍵位置に駆動するとともに、下方
    向への移動に伴って前記鍵の前記押鍵位置から前記離鍵
    位置への復帰を許容する構成であって、前記鍵を遊嵌状
    態で挿通し、下端部に、前記鍵の下面に当接するストッ
    パが設けられたことを特徴とする請求項2記載の鍵駆動
    装置。
  5. 【請求項5】 キーオン情報とキーオフ情報、及びキー
    情報を含む自動演奏情報を順次発生する自動演奏情報発
    生手段と、 所定の離鍵位置と押鍵位置とに回動自在であって、離鍵
    位置に付勢された複数の鍵と、 この各鍵毎に設けられ、第1のパルスにより動作して、
    前記鍵を前記離鍵位置から前記押鍵位置に駆動するとと
    もに、第2のパルスにより動作して、前記鍵の前記押鍵
    位置から前記離鍵位置への復帰を許容する駆動手段と、 前記キー情報に対応する鍵の駆動手段に、前記キーオン
    情報に基づき前記第1のパルスを入力するとともに、前
    記キーオフ情報に基づき前記第2のパルスを入力する制
    御手段と、を有することを特徴とする自動鍵盤装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、複数のキーオン情報と
    複数のキーオフ情報とに対応する、複数のパルスを時分
    割出力することを特徴とする請求項5記載の自動鍵盤装
    置。
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