JPH08327430A - 水位計 - Google Patents
水位計Info
- Publication number
- JPH08327430A JPH08327430A JP7137614A JP13761495A JPH08327430A JP H08327430 A JPH08327430 A JP H08327430A JP 7137614 A JP7137614 A JP 7137614A JP 13761495 A JP13761495 A JP 13761495A JP H08327430 A JPH08327430 A JP H08327430A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- difference
- peak
- moving average
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Complex Calculations (AREA)
- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 水位計において、水位の変動状況に応じて正
確な移動平均水位を算出する。 【構成】 水位変動処理部2で入力水位データ1のピー
クと、このピークに対する水位データとの差分を求め、
この差分が基準差分値以上のときのみ水位データを移動
平均演算部4へ送出して移動平均対象の水位データとす
る。移動平均演算部4では、ピークとピークとの間に送
出されてきた水位データについて移動平均を演算して求
める。
確な移動平均水位を算出する。 【構成】 水位変動処理部2で入力水位データ1のピー
クと、このピークに対する水位データとの差分を求め、
この差分が基準差分値以上のときのみ水位データを移動
平均演算部4へ送出して移動平均対象の水位データとす
る。移動平均演算部4では、ピークとピークとの間に送
出されてきた水位データについて移動平均を演算して求
める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水位計に関し、特に水位
の移動平均値を算出する機能を有する水位計に関するも
のである。
の移動平均値を算出する機能を有する水位計に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、水位の移動平均値を算出する例と
して、特開平5−118022号公報に開示の技術があ
る。この例では、水位データをもとに移動平均処理手段
において移動平均処理を行い平滑化処理をなす場合に、
水位変動の状況に応じて、移動平均を行う水位データの
個数や水位データのサンプリング周期を調整して実際の
水位変動に即した移動平均を得るようになっている。
して、特開平5−118022号公報に開示の技術があ
る。この例では、水位データをもとに移動平均処理手段
において移動平均処理を行い平滑化処理をなす場合に、
水位変動の状況に応じて、移動平均を行う水位データの
個数や水位データのサンプリング周期を調整して実際の
水位変動に即した移動平均を得るようになっている。
【0003】例えば、水位変動が小さい状況下において
は、水位データの個数を少なくするか、水位データのサ
ンプリング周期を長くして移動平均時間を長くし、逆に
水位変動が大きい状況下においては、水位データの個数
を大きくするか、水位データのサンプリング周期を短く
して移動平均時間を短くするように制御するものであ
る。こうすることで、実際の水位の変動の状況に応じて
最適な平滑化水位を得ることができる様になっている。
は、水位データの個数を少なくするか、水位データのサ
ンプリング周期を長くして移動平均時間を長くし、逆に
水位変動が大きい状況下においては、水位データの個数
を大きくするか、水位データのサンプリング周期を短く
して移動平均時間を短くするように制御するものであ
る。こうすることで、実際の水位の変動の状況に応じて
最適な平滑化水位を得ることができる様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開平5−118022号公報においては、実際の水位の
変動状況をどのようにして判断するかが具体的に開示さ
れておらず、よって水位変動の状況に応じて、移動平均
を算出するための水位データの個数や水位データのサン
プリング周期を具体的に調整することが困難である。
開平5−118022号公報においては、実際の水位の
変動状況をどのようにして判断するかが具体的に開示さ
れておらず、よって水位変動の状況に応じて、移動平均
を算出するための水位データの個数や水位データのサン
プリング周期を具体的に調整することが困難である。
【0005】本発明の目的は、実際の水位の変動状況を
適格に把握してこの状況に応じた水位移動平均値を正確
に算出することが可能な水位計を提供することである。
適格に把握してこの状況に応じた水位移動平均値を正確
に算出することが可能な水位計を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、時々刻
々入力される水位データを監視してその移動平均水位を
算出する水位計であって、前記水位データのピークを判
別するピーク判別手段と、このピークに対する前記水位
データの差分が所定差分値以上のときその水位データを
出力する差分検出手段と、前記ピーク判別手段にて判別
されたピーク間に前記差分検出手段からの出力された水
位データの移動平均値を算出する移動平均演算手段とを
含むことを特徴とする水位計が得られる。
々入力される水位データを監視してその移動平均水位を
算出する水位計であって、前記水位データのピークを判
別するピーク判別手段と、このピークに対する前記水位
データの差分が所定差分値以上のときその水位データを
出力する差分検出手段と、前記ピーク判別手段にて判別
されたピーク間に前記差分検出手段からの出力された水
位データの移動平均値を算出する移動平均演算手段とを
含むことを特徴とする水位計が得られる。
【0007】
【作用】水位変動の状況は、波打つピークとピークとの
間の水位の変動状況を正確に把握してこのピーク間の水
位の平滑化を図ることでとらえることができることか
ら、入力される水位サンプリングデータのピークに対す
る差分が所定差分値以上になったときのみそのときのサ
ンプリングデータを移動平均の対象とする。
間の水位の変動状況を正確に把握してこのピーク間の水
位の平滑化を図ることでとらえることができることか
ら、入力される水位サンプリングデータのピークに対す
る差分が所定差分値以上になったときのみそのときのサ
ンプリングデータを移動平均の対象とする。
【0008】
【実施例】以下に図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0009】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、時々刻々入力される水位データ1は水位変動判別部
2へ供給される。この水位変動判別部2では、サンプリ
ングクロック3により入力水位データ1のサンプリング
が行われ、このサンプリングデータのピークが検出され
てこのピークとサンプリングデータとの差分が所定差分
値と比較される。この比較の結果、当該差分値が所定差
分値以上のときのみそのときのサンプリングデータが次
段の移動平均演算部4へ出力されることになる。
り、時々刻々入力される水位データ1は水位変動判別部
2へ供給される。この水位変動判別部2では、サンプリ
ングクロック3により入力水位データ1のサンプリング
が行われ、このサンプリングデータのピークが検出され
てこのピークとサンプリングデータとの差分が所定差分
値と比較される。この比較の結果、当該差分値が所定差
分値以上のときのみそのときのサンプリングデータが次
段の移動平均演算部4へ出力されることになる。
【0010】この移動平均演算部4では、互いに相隣り
合うピークとピークとの間に入力されてきたサンプリン
グデータの移動平均値を算出して出力5とするものであ
る。
合うピークとピークとの間に入力されてきたサンプリン
グデータの移動平均値を算出して出力5とするものであ
る。
【0011】図2は図1の水位変動判定部2の具体例を
示すブロック図であり、入力水位データ1は水位入力部
21へ供給されてサンプリングクロック3にてサンフリ
ングされる。このサンプリングデータは差分処理部22
及びピーク判定部25へ夫々入力される。差分処理部2
2では、入力サンプリングデータとピーク判定部25で
検出された直前のピークとの差分とが算出され、この差
分と基準となる基準差分値23とが比較される。この比
較の結果、当該差分が基準差分値以上のときのみ入力サ
ンプリングデータがそのまま水位データ24として出力
されるようになっている。
示すブロック図であり、入力水位データ1は水位入力部
21へ供給されてサンプリングクロック3にてサンフリ
ングされる。このサンプリングデータは差分処理部22
及びピーク判定部25へ夫々入力される。差分処理部2
2では、入力サンプリングデータとピーク判定部25で
検出された直前のピークとの差分とが算出され、この差
分と基準となる基準差分値23とが比較される。この比
較の結果、当該差分が基準差分値以上のときのみ入力サ
ンプリングデータがそのまま水位データ24として出力
されるようになっている。
【0012】ピーク判定部25では、入力サンプリング
データのピークの判定を行って差分処理部22及び移動
平均演算部4へこのピーク検出出力26を供給するよう
になっている。
データのピークの判定を行って差分処理部22及び移動
平均演算部4へこのピーク検出出力26を供給するよう
になっている。
【0013】図3はある期間の水位の変動状態の例を示
しており、Tはサンプリングクロック3の周期であって
水位データのサンプリング周期を示すものである。P1
とP2は互いに相隣り合うピークを示しており、ピーク
P1〜P2との間のサンプリングデータはピークP1と
の差分が夫々算出され、これ等各差分と基準差分値23
との比較の結果、当該差分が基準差分値以上のときの
み、移動平均演算用のデータとして次段の移動平均演算
部4へデータが送出される。こうすることで、水位の変
動状況に応じた移動平均が可能となるのである。
しており、Tはサンプリングクロック3の周期であって
水位データのサンプリング周期を示すものである。P1
とP2は互いに相隣り合うピークを示しており、ピーク
P1〜P2との間のサンプリングデータはピークP1と
の差分が夫々算出され、これ等各差分と基準差分値23
との比較の結果、当該差分が基準差分値以上のときの
み、移動平均演算用のデータとして次段の移動平均演算
部4へデータが送出される。こうすることで、水位の変
動状況に応じた移動平均が可能となるのである。
【0014】図4は移動平均演算部4の具体例を示すブ
ロック図であり、ピーク判別部25からの検出ピーク2
6はピーク受信部41へ入力され、この検出ピーク26
の受信毎に水位カウンタ43のカウント内容をリセット
すると共にカウント開始を指示する(42)。
ロック図であり、ピーク判別部25からの検出ピーク2
6はピーク受信部41へ入力され、この検出ピーク26
の受信毎に水位カウンタ43のカウント内容をリセット
すると共にカウント開始を指示する(42)。
【0015】水位カウンタ43はこのリセット指示42
に応答してカウント内容をリセットして水位データ24
の入力数を計数するが、次のピーク26に対応するリセ
ット指示42の入力までカウントを続行する。
に応答してカウント内容をリセットして水位データ24
の入力数を計数するが、次のピーク26に対応するリセ
ット指示42の入力までカウントを続行する。
【0016】演算部45では、ピークから次のピークま
での間の水位データ24の加算が行われ、この加算結果
が水位カウンタのカウント数により除算されて、移動平
均値5が算出されて導出されるのである。
での間の水位データ24の加算が行われ、この加算結果
が水位カウンタのカウント数により除算されて、移動平
均値5が算出されて導出されるのである。
【0017】尚、図2の差分処理部22における基準差
分値23の値を調整可能としておけば、より一層水位変
動状況に応じた移動平均水位が得られるものとなる。
分値23の値を調整可能としておけば、より一層水位変
動状況に応じた移動平均水位が得られるものとなる。
【0018】
【発明の効果】以上述べた様に、本発明によれば、水位
の変動状況に即して正確に移動平均水位を求めることが
できるという効果がある。
の変動状況に即して正確に移動平均水位を求めることが
できるという効果がある。
【図1】本発明の実施例の概略ブロック図である。
【図2】図1のブロックの水位変動判別部2の具体例を
示す図である。
示す図である。
【図3】水位変動の例を示す図である。
【図4】図1のブロックの移動平均演算部4の具体例を
示す図である。
示す図である。
1 水位データ 2 水位変動判別部 3 サンプリングクロック 4 移動平均演算部 5 移動平均水位 21 水位入力部 22 差分処理部 23 基準差分値 25 ピーク判別部 26 ピーク 41 ピーク受信部 43 水位カウンタ 45 演算部
Claims (3)
- 【請求項1】 時々刻々入力される水位データを監視し
てその移動平均水位を算出する水位計であって、前記水
位データのピークを判別するピーク判別手段と、このピ
ークに対する前記水位データの差分が所定差分値以上の
ときその水位データを出力する差分検出手段と、前記ピ
ーク判別手段にて判別されたピーク間に前記差分検出手
段からの出力された水位データの移動平均値を算出する
移動平均演算手段とを含むことを特徴とする水位計。 - 【請求項2】 前記差分検出手段は、所定周期のサンプ
リングクロックにより入力された水位データをサンプリ
ングするサンプリング手段と、このサンプリングデータ
と前記ピークとの差分を検出する差分検出手段と、この
差分と前記所定差分値とを比較して前記差分が前記所定
差分値以上のときにその時の水位データを出力する手段
とを有することを特徴とする請求項1記載の水位計。 - 【請求項3】 前記移動平均演算手段は、前記ピーク間
に送出されたてきた水位データの数をカウントするカウ
ント手段と、前記ピーク間に送出されたてきた水位デー
タの加算を行う加算手段と、前記カウント手段のカウン
ト数により前記加算手段の加算結果を除算して移動平均
値を算出する除算手段とを有することを特徴とする請求
項1または2記載の水位計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137614A JPH08327430A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 水位計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7137614A JPH08327430A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 水位計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08327430A true JPH08327430A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15202800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7137614A Withdrawn JPH08327430A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | 水位計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08327430A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110806243A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-02-18 | 广州市威控机器人有限公司 | 一种液位检测方法、设备和计算机可读存储介质 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137614A patent/JPH08327430A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110806243A (zh) * | 2019-10-10 | 2020-02-18 | 广州市威控机器人有限公司 | 一种液位检测方法、设备和计算机可读存储介质 |
CN110806243B (zh) * | 2019-10-10 | 2021-04-27 | 广州市威控机器人有限公司 | 一种液位检测方法、设备和计算机可读存储介质 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020806 |