JPH08327357A - 測量機 - Google Patents

測量機

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JPH08327357A
JPH08327357A JP13797295A JP13797295A JPH08327357A JP H08327357 A JPH08327357 A JP H08327357A JP 13797295 A JP13797295 A JP 13797295A JP 13797295 A JP13797295 A JP 13797295A JP H08327357 A JPH08327357 A JP H08327357A
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surveying
light
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Masami Shirai
雅実 白井
Atsumi Kaneko
敦美 金子
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Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量機本体を密封状態とすることなく測量機
の外部の雰囲気に晒され、本体から発される熱の影響を
受けることなく外部雰囲気の気象データを検出すること
ができる気象センサを組み込んだ測量機を提供する。 【構成】回転アーム部112は、その一端において回転
軸受部110に対して回転自在に保持されている。ま
た、回転アーム部112の他端は固定部111に着脱自
在に固定される。この回転アーム部112の他端には、
その下端面から中空部112fが穿たれている。この中
空部112fの奥には、外気温を検出する温度センサ1
14が設置されている。従って、回転アーム部112の
他端を固定部111から外し、回転軸受部110回りに
180度回転させることにより、温度センサ114を本
体部2から離すことができる。従って、温度センサ11
4は、外気温を正確に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量結果に対して気象
補償を行うために用いられる気象データを検出する気温
センサ又は気圧センサ等の気象センサを組み込んだ測量
機に関する。
【0002】
【従来の技術】土地の距離等を測量する測量機として、
従来より、光波測距儀のような測距儀が一般に用いられ
ている。この光波測距儀は、測定対象地点に配置した反
射プリズムに対して変調光を照射するとともに、この反
射プリズムによって反射された変調光が戻ってくるまで
にかかる時間差(位相差)を検出し、検出された時間差
に基づいて測定対象地点までの距離を測定するものであ
る。また、最近では、所定の測点に対する測定対象地点
の方向を測角する電子セオドライトに光波測距儀を組み
合わせたトータルステーションが実用化されるに至って
いる。
【0003】このような測量機においては、気温,気
圧,水蒸気分圧等の気象条件が測量結果に誤差を与えて
しまう場合がある。例えば、光波測距儀においては、空
気の屈折率,即ち空気中での光の進行速度が気圧,気
温,及び水蒸気分圧等に依って変化してしまうことか
ら、この光波測距儀によって検出された変調光の発受光
の時間差,即ち測距値もこれら気象条件如何で変化して
しまう。従って、真の測量値(測距値)を得るために
は、測量結果からこれら気象変化による影響分を除去し
なければならない。このように気象変化による影響分を
測量結果から除去する処理は、気象補正と呼ばれてい
る。
【0004】この気象補正用の気象条件を測定するため
に用いられる気象センサ(例えば温度センサ)は、汚れ
によってその測定精度が落ちてしまう。従って、従来の
測量機では、この気象センサをその本体内部の金属部や
本体ケーシング表面上における操作者の手が触れにくい
部位に設置していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、何れの
設置方法においても、発光部,電源部,等の発熱源を内
蔵する本体に直接気象センサが設置されるので、気象セ
ンサがこの発熱源からの熱の影響を受けてしまって、正
確な気象データの検出ができなかった。またこの本体は
熱の蓄積容量が大きいので、一旦発熱してしまうとたと
えその後に作業を一時休止しても冷めにくいという問題
もあった。これが従来における第1の問題点である。
【0006】また、本体内部の金属部に気象センサを装
着する場合には、温度測定対象の外気を導入したり、測
量機内部の気圧を外気圧と同じにするために、本体ケー
シングに外気を通気させるための通風孔を穿たねばなら
なかった。しかし、このようにすると、この通風孔から
本体内に侵入してくる埃や水分から精密機械である測量
機内部機構を保護する対策が必要となる。これが従来に
おける第2の問題点である。
【0007】また、本体ケーシング表面に気象センサ
(特に温度センサ)を設置する場合には、その設置部位
自体が本来手の入りにくい部位であるので、組み付け作
業の手間が掛かる問題がある。また、この場合には、太
陽の放射熱に対する対策が必要となるので、本体の回り
の複数箇所に気象センサを設置して日陰部分になってい
る気象センサからの気象データ(最も低温を示すデー
タ)のみを採用するといった構成が必要となり、測量機
の回路構成を複雑にさせてしまうという問題をも生じさ
せていた。これが従来における第三の問題点である。
【0008】本発明の第1の課題は、上述した従来にお
ける第1及び第2の問題点に鑑み、本体を密封状態とし
たままでも測量機の外部雰囲気に晒され、本体から発さ
れる熱の影響を受けることなく外部雰囲気の気象データ
を検出することができる気象センサを組み込んだ測量機
を提供することである。
【0009】本発明の第2の課題は、更に、上述した従
来における第三の問題点に鑑み、組付けが容易な位置に
設置された一つの気象センサのみで太陽の放射熱による
影響を受けずに気象データを検出することができる気象
センサを組み込んだ測量機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による測量機の第
1の態様は、上記第1の課題を解決するため、測量を行
って測量結果を算出する測量機本体と、前記測量結果に
対して気象補正演算を施すために用いられる前記測量機
本体の外部雰囲気の気象データを検出する気象センサ
と、その一端が前記測量機本体に支持されているととも
にその他端に前記気象センサを保持し、前記気象センサ
を前記測量機本体に近づけた第1の位置と前記気象セン
サを前記測量機本体から遠ざけた第2の位置との間で前
記他端が変位される可動アームとを備えたことを特徴と
する(請求項1に対応)。
【0011】本発明による測量機の第2の態様は、上記
第2の課題をも解決するため、上述した第1の態様の構
成において、前記可動アームの他端には前記測量機の使
用状態において下方に開口した凹部が形成されていると
ともに、この凹部内に前記気象センサが保持されている
ことを特徴とする(請求項7に対応)。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明の実施例を説
明する。各実施例の詳細な説明を行う前に、本発明の各
構成要件の概念を説明する。 (測量機本体)測量機本体は、発光ブロックから出射さ
れた変調光を測定光として測定対象地点に配置された反
射器に投射し、その反射光を受光ブロックによって受光
するとともに、変調光の出射時の位相と受光時の位相と
の位相差に基づいて測定対象地点までの距離を測定する
光波測距儀としても良い(請求項2に対応)。また、こ
の測量機本体は、この光波測距儀と電子セオドライトと
を組み合わせたトータルステーションとしても良い。 (気象センサ)気象センサは、測量機本体の外部雰囲気
の温度を検出する温度センサであってもよいし(請求項
3に対応)、気圧を検出する気圧センサであっても良い
し、水蒸気分圧センサであっても良い。 (可動アーム)可動アームは、測量機の使用状態におけ
る上部位置に使用状態における水平方向面内で回転自在
に配置された取手であっても良いし(請求項4に対
応)、ロッドアンテナのように伸縮自在に形成されたア
ームであっても良いし、可撓管から構成されたアームで
あっても良い。また、取手の機能を兼ねていない回転自
在のブームであっても良い。
【0013】可動アームを取手と兼用する場合には、そ
の一端がこの可動アームを測量機本体の外面に支持する
脚を中心に回転可能に支持されているとともに、可動ア
ームの他端に気象センサを保持するように構成されても
良い(請求項5に対応)。このようにすれば、使用状態
において正確な気象測定ができると同時に、この可動ア
ーム自体を測量の妨げにならない位置に移動できるとい
う効果も得られる。
【0014】また、可動アームの他端を着脱自在に保持
する第2の脚を備えても良い(請求項6に対応)。この
ようにすれば、取手を把持して測量機を運搬する際に測
量機の重量が可動アームの両端に平均してかかるので、
曲げ応力が緩和されて機械強度が向上する。 (凹部)凹部と可動アームの外面とが多数の通気孔によ
って連通されていても良い(請求項8に対応)。このよ
うに構成すると凹部内の通気性が良くなり、その内部に
配置される気象センサの表面温度を外部雰囲気の温度と
同じにすることができる。
【0015】これら複数の通気孔の全てが、測量機の使
用状態において可動アームの外面に向けて水平方向以下
の方向を向いているように形成されていても良い(請求
項9に対応)。このようにすれば、上方から態様光線が
照射された場合でも、通風孔を介して太陽光線が凹部内
に入り込む事が防止される。また、測量機の使用状態に
おいて水平方向を向いている通気孔が気象センサに直接
面していないように構成されても良い(請求項10に対
応)。このようにすれば、太陽光線が側方から照射され
た場合でも、通風孔を介して凹部内に入り込んだ太陽光
線が気象センサに直接照射されることが防止される。
【0016】
【実施例1】以下、図面に基づいて本発明の第1実施例
を説明する。本実施例は、本発明による測量機をトータ
ルステーションとして適用した例を示すものである。 <トータルステーションの機械構成>図1は、このトー
タルステーションの外観を示す正面図であり、図2は、
図1の左側から見た状態を示すトータルステーションの
側面である。これら図1及び図2から明らかなように、
測量機本体としてのトータルステーションは、本体部
2,基台部3,及び整準ブロック4を、図面上上方から
順に積載して構成されている。
【0017】本体部2は、略U字状の形状を有し、その
U字状凹部2a内に視準望遠鏡部1を保持している。ま
た、本体部2の正面及び裏面には、測量結果や操作指示
を表示するための表示器12,12,及び各種データや
操作コマンドを入力するための操作部13が設けられて
いる。
【0018】視準望遠鏡部1は、測角対象地点に配置さ
れたプリズムCを視準するための視準望遠鏡1aを内蔵
している。この視準望遠鏡1aは、図6に示した光波測
距のための変調光dの送光光学系L1,及び受光光学系
L2を兼ねている。その他、図6に示されるように、視
準望遠鏡部1内には、この変調光dを出射する送光ブロ
ック39,プリズムCからの変調光の戻り光iを受光す
る受光ブロック51,送光ブロック39から出射された
内部参照光rをリレーして受光ブロック51に入射させ
る光学系から構成される内部参照光ブロックL3,及び
受光ブロック51に入射される戻り光i及び内部参照光
rの光量を調整する自動光量調整ブロック50が、内蔵
されている。
【0019】この視準望遠鏡部1は、軸6によって本体
部2のU字状凹部2a内に軸支され、図1の紙面の上下
方向に沿って立てた面内(図2の面内)で回転可能とな
っている。視準望遠鏡部1と一体に回転する軸6の端部
には円盤状の透明スケール7aが固着されている。一
方、本体部2内には、この透明スケール7a上に描かれ
たパターンを読み取る検出装置7bが固設されている。
これら透明スケール7a及び検出装置7bは、インクリ
メンタル方式の垂直方向エンコーダ7を構成し、視準望
遠鏡部1と本体部2との間の相対回転方向を示すパルス
を、その相対回転角に対応する個数だけ発生する。な
お、図1に示す垂直方向微調整ネジ2bは、視準望遠鏡
部1の本体部2に対する回転量を微調整するためのネジ
である。
【0020】基台部3は、図2に示すように、軸6の方
向に直交する方向を向いた軸9によって本体部2の底面
に軸支され、図1及び図2の紙面の左右方向に沿って立
てた面内で相対回転可能となっている。基台部3と一体
に回転する軸9の端部には円盤状のスケール10aが設
けられている。一方、本体部2内には、このスケール1
0a上に描かれたパターンを読み取る検出装置10bが
固設されている。これらスケール10a及び検出装置1
0bは、インクリメンタル方式の水平方向エンコーダ1
0を構成し、基台部3と本体部2との間の相対回転方向
を示すパルスを、その相対回転角に対応する個数だけ発
生する。なお、図1に示す水平方向微調整ネジ2cは、
本体部2の基台部3に対する回転量を微調整するための
ネジである。
【0021】以上の機械構成により、視準望遠鏡部1
は、基台部3に対してあらゆる方向を向くことができ
る。そして、この時の視準望遠鏡の方向は、垂直方向エ
ンコーダ7及び水平方向エンコーダ10によって測定さ
れる。
【0022】整準ブロック4は、上部板4a及び下部板
4bから構成されて、下部板4bからの突出量が微調整
可能な3個の整準ネジ8をその周方向における等角度間
隔位置に有している。そして、これら整準ネジ8の突出
量を微調整することにより、上部板4aを下部板4bに
対して任意の向き及び角度に相対傾動させて、軸9を鉛
直方向に向けることができる。
【0023】なお、基台部3と上部板4aとの間は、相
互に水平方向にシフト可能な求心軸受となっており、軸
9を所定の測点上に移動させる求心作業ができるように
なっている。図2に示す求心望遠鏡2dは、軸9と同軸
の対物光軸を有し、上述の求心作業を行うためのガイド
となる。また、上部板4aに設けられた固定ネジ4c
は、基台部3と上部板4aとの間の動きを固定するため
のネジである。
【0024】本体部2の上部には、そのU字状凹部2a
をまたぐように、取手部11が取り付けられている。こ
の取手部11の構成を、以下に詳細に述べる。図3は、
図1の紙面と平行な面に沿った取手部11の断面を示す
一部断面図である。また、図4は、図3の矢印IV方向
から取手部11を見た状態を示す一部断面図である。こ
の取手部11の水平方向に沿って配置された部分は、角
柱状の把持部分であり、また、この取手部11を本体部
に接続している部分は、図2及び図4に示すような略台
形の側面を有している脚部分である。
【0025】この取手部11は、大きく分けて、3つの
構成部品(即ち、回転軸受部110,回転アーム部11
2,及び固定部111)から構成されている。第1の脚
としての回転軸受部110は、図1及び図3における左
側の脚部分の全体を構成している。この回転軸受部11
0は、ネジ113によって本体部2に固定されている。
この回転軸受部110内には、その中心軸に沿った円筒
状の内面を有する軸受孔110aが形成されている。な
お、この軸受孔110aの下端部は、この軸受孔110
aよりも大きな内径を有する大内径孔110bに連通さ
れている。
【0026】可動アームとしての回転アーム部112
は、取手部11の把持部分全体に該当する水平部分11
2a,及び、図1及び図3における右側の脚部分の上半
分に該当する垂直部分112cから構成されている。ま
た、水平部分112aにおける垂直部分112c側とは
反対側に位置する端部には、回転軸受部110の軸受孔
110aに挿通される軸部112bが一体に形成されて
いる。この軸部112bは、軸受孔110aの全長より
も僅かに長く、その端部に抜け止め用のワッシャ112
hが固定されている。従って、回転アーム部112は、
回転軸受部110に対して、水平面(図1及び図3の左
右方向に立てた面)内において回転自在,且つ脱落不能
となっている。
【0027】一方、垂直部分112cには、その下端面
(固定部111に接する面)に開口する中空部112f
が形成されている。この凹部としての中空部112f内
にはバイメタルからなる温度センサ114が装着されて
いる。この気象センサとしての温度センサ114は、コ
ード116を介して本体部2内の電気処理部20に接続
され、測定して得た気象データとしての気温データをこ
の電気処理部20に入力している。なお、このコード1
16は、水平部分112a及び軸部112b内ではそれ
らの中に埋め込まれているが、回転軸受部110内の大
内径部110b内ではその空間中に架設されている。回
転アーム部112が回転する時には、この大内径部11
0b内でこのコード116が捩れるので、この回転が可
能となっている。
【0028】この中空部112fは、また、複数の通気
孔112dによっても外部と連通している。これら通気
孔112dのうち、温度センサ114よりも下方に形成
されているものは水平方向に向けて形成され、温度セン
サ114の側部に形成されているものは、内側から外側
に向かって下方に傾くように形成されている。また、温
度センサ114のよりも上方には、通気孔112dは形
成されていない。従って、太陽光線による熱放射を温度
センサ114に直接照射することなく外気を中空部11
2f内に導入して、この中空部112f内にこもった熱
を排出するとともに温度センサ114を外気に晒すこと
ができる。
【0029】また、図4に示すように、垂直部分112
cの下端面からは、鈎状のフック112gが突出形成し
ている。このフック112gの背面(図4の右側の面)
は、取手部11の裏面の一部をなしている。また、この
フック112gには、図4に示すように、図3の紙面に
直交する方向にその軸を向けた雌ネジ孔112eが形成
されている。
【0030】第2の脚としての固定部111は、図1及
び図3における右側の脚部分の下半分を構成し、回転ア
ーム部112の垂直部分112cを図1及び図3に示す
把持可能位置(第1の位置)に固定する働きを行う。こ
の固定部111は、ネジ113によって本体部2に固定
されている。図4に示すように、この固定部111の上
端には、回転アーム部112のフック112gにはまり
合う形状の鈎部111aが形成されている。この鈎部1
11aには、図4に示す回転アーム部112のフック1
12gに係合した状態においてこのフック112gに形
成された雌ネジ孔112eと同軸に連通する貫通孔11
1bが、形成されている。なお、この貫通孔111bの
内面は、雌ネジ孔112eの内径よりも若干小径であ
り、平滑面となっている。
【0031】この貫通孔111bには、シャフト116
が回転自在に挿通している。このシャフト116の雌ネ
ジ孔112e側端部には、この雌ネジ孔112eに螺合
する雄ネジ部116aが形成され、その反対側端には、
摘み部115が一体に固着されている。従って、シャフ
ト116は、貫通孔111bから脱落不能となってい
る。その雄ねじ部116aが雌ネジ部112eに螺合す
ると、回転アーム部112のフック112gが、固定部
111の鈎部111aに係合した状態で固定される。 <トータルステーションの内部回路>次に、電気処理回
路20を含むトータルステーション内部回路の構成を、
図6のブロック図を用いて説明する。図6において、基
準発振器37は、測距の基準となる基準周波数信号f1
を発生する水晶発振器である。この基準周波数信号f1
は、各周波数信号発生器38及び計数回路部54に入力
される。
【0032】各周波数信号発生器38は、基準周波信号
1を分周して、トータルステーション内部で使用され
る各周波数信号を発生する。即ち、各周波数信号発生器
38は、測距光を強度変調するために送光ブロック39
に入力される変調信号f2,局部発振器40に入力され
る基準信号f3,ゲート回路部53における位相差測定
の際に用いられる比較基準信号f4を、発生する。な
お、これら周波数信号f2〜f4は、その初期位相が同期
するように生成される。また、比較基準信号f4は、変
調信号f2を更に分周して生成される。
【0033】送光ブロック39は、変調信号f2によっ
て強度変調された光を出射する発光ダイオード(発光素
子)である。この送光ブロック39は、送光光学系L1
への送光光dと内部参照光ブロックL3への内部参照光
rとを、交互に出射する。
【0034】受光ブロック51は、自動光量調整ブロッ
ク50にて自動調整された戻り光i及び内部参照光rを
受光するフォトダイオード(受光素子)である。受光ブ
ロック51は、戻り光iを戻り変調信号f5に変換し、
内部参照光rを参照変調信号f6に変換し、これらを混
合器52に入力する。
【0035】局部発振器49は、変調信号f2の周波数
から僅かに異なる周波数の信号f7を発生し、これを混
合器52に入力する。混合器52は、戻り変調信号f5
及び参照変調信号f6に信号f7をミキシングして、この
ミキシングの結果得られた各周波数の信号から周波数
(f7−f2)の信号f5',f6'のみをローパスフィルタ
によって取り出す回路である。この混合器52によって
数kHz程度にビートダウンされた戻り変調信号f5'及
び参照変調信号f6'は、ゲート回路部53に入力され
る。
【0036】ゲート回路部53は、各周波数信号発生器
38から出力される比較基準信号f 4と混合器52から
の戻り変調信号f5'とから、その位相差に応じた信号
(その位相差に応じた時間だけHとなるデジタル信号)
5"を生成する。同様に、各周波数信号発生器38から
出力される比較基準信号f4と混合器52からの参照変
調信号f6'とから、その位相差に応じた信号(その位相
差に応じた時間だけHとなるデジタル信号)f6"を生成
する。なお、比較基準信号f4は、予め、混合器52の
ビートダウンにより生じる信号f5',f6'と同じ周波数
信号として生成されている。
【0037】計数回路部54は、ゲート回路部53から
出力される信号f5",f6"の長さを、基準発振器37か
らの基準周波数信号f1をカウントパルスとして用いて
計数する。即ち、これら信号f5",f6"がHである間に
受信した基準周波数信号f1の波の数を計数する。この
計数値は、戻り変調信号f5又は参照変調信号f6の位相
差に相当する値である。これら計数値は、制御演算部5
5に入力される。
【0038】制御演算部55は、ゲート回路部53,計
数回路部54,自動光量調整ブロック50,及びその他
の回路の全体的な制御を行う。制御演算部55は、その
制御の結果として計数回路部54から入力された計数値
に基づいて、トータルステーションの機械中心(送光ブ
ロック39及び受光ブロック51に対する視準望遠鏡1
aの光軸上における光学的等価位置)から反射プリズム
Cまでの見かけの距離Dsを算出する。この際、制御演
算部55は、戻り変調信号f5に対する計数値から参照
変調信号f6に対する計数値を減算し、変調信号f2の初
期位相誤差分を補正する。更に、制御演算部55は、温
度センサ114から入力された気温データに基づいて、
算出した見かけの距離Dsを下記の気象補正演算式
(1)によって補正し、トータルステーションの機械中
心からコーナーキューブCまでの真の距離Dを算出す
る。
【0039】 D=Ds{1+[279.75207-(106.06631・P)/(273.14941+t)]×10-6} …(1) 但し、Pは気圧(mmHg)であり、tは気温(°C)
である。また、光の波長は0.815(μm)とする。
【0040】制御演算部55は、また、水平方向エンコ
ーダ10からのパルス及び垂直方向エンコーダ7から入
力されるパルスをカウントすることにより、トータルス
テーションの機械中心(軸6と軸9との交点に一致)を
基準とした測定対象の測角値を計算する。
【0041】制御演算部55は、このようにして算出し
た距離値D及び測角値を、各表示器12上に表示する。 <実施例の作用>本実施例のトータルステーションを用
いて測量を行う場合の作業は、以下に示す通りになる。
即ち、測量を行う前に、所定の測点上に立てられた図示
せぬ三脚上にトータルステーションを配置し、整準ブロ
ック4の各整準ネジ8を調整して、基台部3を水平にす
る(軸9を鉛直方向に向ける)。また、固定ネジ4cを
緩め、視準望遠鏡2dを覗きながら基台部3を水平方向
にシフトさせて、トータルステーションの機械中心(軸
9の延長線)を測点上に正確に配置する。このような求
心作業を行った後、固定ネジ4cを締め、基台部3を整
準ブロック4に対して固定する。この時点では、温度セ
ンサ114は、視準望遠鏡部1及び本体部2に最も近づ
けた位置(第1の位置)に位置している。
【0042】次に、摘み115を回転させることによっ
てシャフト116先端の雄ねじ部116aを、回転アー
ム112の雌ネジ孔112eから外す。これにより、回
転アーム部112全体が回転軸受部110の回りに回転
可能となる。そこで、図5に示すように、回転アーム部
112を180度回転させて、温度センサ114を視準
望遠鏡部1及び本体部2から最も離れた位置(第2の位
置)に変位させる。
【0043】以上の後に、図示せぬ電源を投入して、ト
ータルステーションの内部回路を起動する。すると、ト
ータルステーションの外部雰囲気の気象データとしての
外気温が温度センサ114によって検出されて、電気処
理回路20内の制御演算部55に入力される。この時、
温度センサ114は、高熱を発生する視準望遠鏡部1及
び本体部2から離れているので、これらによる熱対流及
び熱放射の影響を受けることがない。また、温度センサ
114は、比較的細長い形状の回転軸受部110及び回
転アーム部112を介して本体部2に接続されているの
で、本体部2で発生した熱の熱伝導による影響を受ける
ことがない。また、温度センサ114は、回転アーム部
112の垂直部112cの下端面に開口した中空部11
2f内に配置されているので、操作者の指等に触れて汚
されることがないとともに、太陽光線による熱放射を直
接受けることもない。従って、温度センサ114を複数
個設置する必要がない。また、この中空部112f内は
多数の通気孔112dによって外部と連通しているの
で、外気が温度センサ114表面に導入される。従っ
て、この温度センサ114の表面を外気温と同じ温度に
することができる。但し、通気孔112dのうち水平方
向を向いているものは温度センサ114に面しておら
ず、また、温度センサ114に面している通気孔112
dは外部に向かって下方に傾いている。従って、太陽光
線がこれら通気孔112dを介して直接温度センサ11
4に照射されることも防止される。また、温度センサ1
14は、本体部2の外部に設置されているため、この本
体部2を密封構造とすることができる。従って、埃や水
分がこの本体部2内に侵入することが防止できる。
【0044】この後、視準望遠鏡1aによって測定対象
地点に配置された反射プリズムCを視準して、送光ブロ
ック39から変調光を出射して光波測距を行えば、この
温度センサ114によって検出された外気温の温度デー
タに従って補正された距離値が制御演算部55によって
算出される。なお、この光波測距を行っている間、常
に、その時点での外気温の温度データが温度センサ11
4から入力されてくるので、制御演算部55は真の距離
値を算出し続けることができる。また、その測定対象地
点の方向は、水平方向エンコーダ10及び垂直方向エン
コーダ7によって発生されたパルスが制御演算部55に
よってカウントされることにより、水平角及び垂直角に
分けて算出される。算出されたこれら距離値,水平角,
及び垂直角は、両表示器12上に表示される。
【0045】なお、視準望遠鏡1aによって測定対象地
点を視準するために視準望遠鏡部1を本体部2のU字状
凹部2a内で回転させる場合、回転アーム部112が視
準望遠鏡1aの視野から外れているので、回転アーム部
112を含む取手部11全体が視準望遠鏡1aによる視
準の邪魔になることがない。
【0046】同じ測点を基準とした測距が終了して、次
の測点にトータルステーションを移動させる場合,及
び、トータルステーションを片づける場合には、回転ア
ーム部112を逆方向に180度回転させて、回転アー
ム部112の垂直部112cに形成されたフック部11
2gを固定部111の鈎部111aに係合させる。この
時、摘み115を上述したのと逆方向に回転させて、シ
ャフト116の先端に形成された雄ネジ部116aをフ
ック部112gの雌ネジ部112eに螺合させ、回転ア
ーム部112を固定部111に対して固定する。
【0047】このように固定した状態で、取手部11の
把持部分を把持してトータルステーションを図示せぬ三
脚から取り外す。この際、トータルステーションの重量
は、回転アーム部112のワッシャ112hとフック部
112gにかかるが、これらを含め取手部11全体(温
度センサ114及びコード116の被覆を除く)は金属
部品で構成されているので、これらが破損することはな
い。
【0048】上記実施例では、気象センサとして温度セ
ンサ114を設置したが、気圧センサや水蒸気圧センサ
を設置しても良い。これらについても、トータルステー
ション本体部2内に内蔵された場合にはケーシング内外
を連通させる通気孔を形成しなければならないので、回
転アーム部112に設けることにより、本体部2を密封
構造にして本体部2内に埃や水分が侵入しないように構
成できるという利点がある。
【0049】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の第1の
態様による測量機では、本体を密封状態としたままでも
気象センサを測量機の外部の雰囲気に晒すことができ、
また、この気象センサを本体から離すことができるの
で、本体から発される熱の影響を受けることなく外部雰
囲気の気象データを検出することができる。
【0050】また、本発明の第2の態様による測量機
は、更に、組付けが容易な位置に設置された一つの気象
センサのみで太陽の放射熱による影響を受けずに気象デ
ータを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例によるトータルステーシ
ョンの正面図
【図2】 図1のトータルステーションの側面図
【図3】 図1のトータルステーションの取手部の一部
断面図
【図4】 図3の矢印IV方向から見た取手部の一部断
面図
【図5】 図3の回転アーム部を180度回転させた状
態を示す一部断面図
【図6】 トータルステーションの内部回路を示すブロ
ック図
【符号の説明】
1 視準望遠鏡部 2 本体部 11 取手部 20 電気処理部 110 回転軸受部 112 回転アーム部 112d 通気孔 112f 中空部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測量を行って測量結果を算出する測量機本
    体と、 前記測量結果に対して気象補正演算を施すために用いら
    れる前記測量機本体の外部雰囲気の気象データを検出す
    る気象センサと、 その一端が前記測量機本体に支持されているとともにそ
    の他端に前記気象センサを保持し、前記気象センサを前
    記測量機本体に近づけた第1の位置と前記気象センサを
    前記測量機本体から遠ざけた第2の位置との間で前記他
    端が変位される可動アームとを備えたことを特徴とする
    測量機
  2. 【請求項2】前記測量機本体は、発光素子から出射され
    た変調光を測定光として測定対象地点に配置された反射
    器に投射し、その反射光を受光素子によって受光すると
    ともに、前記変調光の出射時の位相と受光時の位相との
    位相差に基づいて前記測定対象地点までの距離を測定す
    る光波測距儀であることを特徴とする請求項1記載の測
    量機。
  3. 【請求項3】前記気象センサは、前記測量機本体の外部
    雰囲気の温度を検出する温度センサであることを特徴と
    する請求項1又は2記載の測量機。
  4. 【請求項4】前記可動アームは、前記測量機の使用状態
    における前記測量機本体の上部位置に、前記使用状態に
    おける水平方向面内で回転自在に配置された取手である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の測量機。
  5. 【請求項5】前記測量機本体に設けられた第1の脚を備
    えるとともに、 前記可動アームは、その一端が回転自在に前記第1の脚
    に支持され、その他端で前記気象センサを保持している
    ことを特徴とする請求項4記載の測量機。
  6. 【請求項6】前記可動アームの他端を着脱自在に保持す
    る第2の脚を備えていることを特徴とする請求項5記載
    の測量機。
  7. 【請求項7】前記可動アームの他端には前記測量機の使
    用状態において下方に開口した凹部が形成されていると
    ともに、この凹部内に前記気象センサが保持されている
    ことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の測量
    機。
  8. 【請求項8】前記凹部と前記可動アームの外面とが多数
    の通気孔によって連通されていることを特徴とする請求
    項7記載の測量機。
  9. 【請求項9】前記測量機の使用状態において全ての前記
    複数の通気孔は前記凹部内から前記可動アームの外面に
    向けて水平方向以下の方向を向いていることを特徴とす
    る請求孔8記載の測量機。
  10. 【請求項10】前記測量機の使用状態において水平方向
    を向いている前記通気孔は前記気象センサに直接面して
    いないことを特徴とする請求項9記載の測量機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2830331A1 (fr) * 2001-09-29 2003-04-04 Pescara De Castellucci Pateras Centrale de surveillance et/ou de calcul utilisable notamment en microclimatologie
JP2014055499A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Topcon Corp 建設機械の制御方法及び建設機械の制御システム
CN113406653A (zh) * 2021-06-15 2021-09-17 安徽理工大学 一种矿用本安型激光测距装置

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CN113406653B (zh) * 2021-06-15 2024-01-26 安徽理工大学 一种矿用本安型激光测距装置

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